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ロクでなし魔術講師と禁忌教典, ロクでなし魔術講師と禁忌教典 (08)

ロク で なし 魔術 講師 と 禁 忌 教 典 (08)

( 生徒 たち の 荒い 息遣い )

( 生徒 たち の 荒い 息遣い )

( セシル ) う わ っ !

( シス ティーナ ) 研究 所 まだ か なあ …

大丈夫 ? ルミア

( ルミア ) ちょっと キツ い かも …

リィエル は …

( ルミア ) 大丈夫 そう ( シス ティーナ ) うん

それにしても 朝 起き たら 部屋 に い ない から 大騒ぎ し た の よ

あんまり 勝手 な 事 し ちゃ ダメ な ん だ から ね

大体 そんな 事 ばっかり し てる と あの 人 み たい に なっちゃ う わ よ

グレン 先生 み たい に ( リィエル ) あっ …

あっ ! ( シス ティーナ ・ ルミア ) あっ …

リィエル !

( ルミア ) 大丈夫 ! ?

あ …

触ら ない で

ちょっと リィエル ! ルミア は 心配 し てる のに

( リィエル ) うるさい … N ( シス ティーナ ) あ …

うるさい うるさい うるさい うるさい うるさい !

( 生徒 たち の どよめき )

もう 私 に かまわ ない で !

リィエル …

( リィエル ) 私 は … あなた たち な ん か 大嫌い !

( シス ティーナ ) あ …

あ …

どうして …

やっぱり … 私 たち と 一緒 に いる の が イヤ だった の か な

ん …

( グレン ) そんな 事 ねえ よ ( シス ティーナ ) あっ …

( シス ティーナ ) 先生 …

あいつ 今 ちょっと 不安定 な ん だ

俺 が きのう 余計 な 事 言って 怒ら せ ち まった せい で な

すま ん …

♪~

~♪

( 生徒 たち ) う わ あ …

( バークス ) よう こそ アルザーノ 帝国 魔術 学院 の 皆様

私 が この 白金 魔 導 研究 所 の 所長 バークス = ブラウ モン です

どうも うち の 遠征 学習 へ の 協力 感謝 し ます

( 男子 生徒 たち ) あ ~ …

( 女子 生徒 たち の 歓声 )

( シス ティーナ ) あ …

( ルミア ) 今 は そっと して おい て あげよ う

( シス ティーナ ) うん …

( バークス ) 白金 術 ―

白 魔術 と 錬金術 の 複合 術

この 分野 が 主に 扱う の は 生命 そのもの

故に 新鮮 な マナ に 満たさ れ た ―

この よう な 空間 が 常に 必要 と さ れる の です

あっ … ?

( シス ティーナ ) う わ あ … N ( ルミア ) あ …

ルミア どう し た の ?

え ? う うん 何でもない

( バークス ) ここ で は 複数 の 動植物 を 掛け合わせ ―

キメラ を 生み出す 研究 を し て い ます

( カッシュ ) すげ え なあ ( セシル ) うん !

( テレサ ) わ あ … N ( ウェンディ ) 圧巻 で すわ ね !

( シス ティーナ ) 将来 魔 導 考古 学 を 専攻 する つもり だった けど ―

ちょっと 心 が 揺ら い じゃ う わ ね

ルミア は どう ?

私 は 魔 導 官僚 志望 だ から

それ に ここ を 見て いる と なんか ちょっと …

ん ?

その … 人 が こんな 風 に 命 を 好き勝手 に いじ くって 本当 に いい の か な って

あ …

ん …

確かに これ に のめり込み 過ぎる と 外 道 魔術 師 へ と 堕 ( お ) ち て いき そう ね

ん …

でも やっぱり あの 研究 は さすが に ここ でも やって な さ そう ね

え … ?

当然 と 言え ば 当然 な ん だ けど

死者 の 蘇生 復活 に 関 する 研究 よ

かつて 帝国 が 大々的 に 立ち上げ た “ プロジェクト ・ リヴァ イブラ イフ ” …

( バークス ) よく 勉強 し て いらっしゃる ( シス ティーナ ・ ルミア ) あ …

( バークス ) 学生 さん から その 言葉 を 聞け る と は

い いえ そんな

でも 授業 で は 死 ん だ 人間 の 蘇生 復活 は ―

理論 的 に 不可能 だ と 聞き まし た が

その とおり 今 の ところ その 理論 を 覆す 魔術 は ござい ませ ん

それゆえ に この “ プロジェクト ・ N リヴァ イブラ イフ ” 通称 …

( グレン ) “ プロジェクト ・ N リヴァ イブラ イフ ” って の は

( グレン ) “ プロジェクト ・ N リヴァ イブラ イフ ” って の は

( 3 人 ) あ … ?

( 3 人 ) あ … ?

復活 さ せ たい 人間 の 遺伝 情報

“ ジーン ・ コード ” を 基 に 錬成 し た 肉体 と ―

記憶 情報 を 変換 し た “ アストラル ・ コード ”

そして 他者 の 霊魂 に 初期 化 処理 を 施し た “ アルター ・ エーテル ”

この 3 要素 を 合成 し 復活 さ せる

ま そんな 術 式 だ ( シス ティーナ ) って 先生 !

説明 は ありがたい ん です けど 横 から 割り込み なんて

おっと 失礼 興味深い 話 を し てっ から つい

要 は コピー と コピー を 掛け合わせ て コピー 人間 を 作る と いう 事 です

でも それ って 復活 って 言え る ん でしょ う か

確かに 復活 と は 言え ませ ん なあ

寸分 たがわ ぬ 姿形 を し た もの を 作る に 過ぎ ない

( ルミア ) う …

( グレン ) 安心 しろ ( ルミア ) あ …

この 研究 は と っく の 昔 に 断念 さ れ て いる

1 人 復活 さ せよ う と すれ ば 別 の 誰 か が 何 人 も 死ぬ 事 に なる ん だ から な

そんな 事 … N 許さ れる はず が ねえ

( シス ティーナ ) ん …

( バークス ) ご もっとも です 神 なら ぬ 人間 に ―

生きる べき もの の 取捨 選択 を する 権利 など ない

“ プロジェクト ・ リヴァ イブラ イフ ” は 封印 さ れる べき 研究 な の です

ですが あの “ 天 の 智 慧 ( ちえ ) 研究 会 ” が この 研究 を 盗み出し

成功 に こぎ着け た と いう うわさ が あり まし た ねえ …

あくまで 都市 伝説 レベル の うわさ だ

あの これ は 単なる 興味 本位 な ん です けど

仮に 先ほど の 3 要素 を そろえ られ た と して

“ プロジェクト ・ リヴァ イブラ イフ ” を 成功 さ せる ため に は

ほか に 何 が 必要 な ん でしょ う か

考え られる と すれ ば 固有 魔術 です

“ プロジェクト ・ N リヴァ イブラ イフ ” に 必要 な ―

固有 魔術 を 持つ 人物 が いれ ば あるいは …

( グレン ) う …

で でも そんな 人物 が 現れる の って 天文 学 的 確率 です よ ね ?

( バークス ) はっ はっ はっ ご もっとも

いずれ に しろ この 研究 を 成功 さ せる に は ―

不可能 を 可能 に し て しまう 何 か が 必要 な の です よ

( ルミア ) ああ …

( 生徒 たち の 話し声 )

ル ~ ミア ! カッシュ たち が ごはん 食べ に 行 こ う って

この 島 の 郷土 料理 の お 店 な ん だ けど …

ルミア ? あ …

( ルミア ) は ぁ …

( シス ティーナ ) ん …

( ルミア ) あ …

( シス ティーナ ) ねえ リィエル みんな で 街 に ごはん 食べ に 行く ん だ けど

一緒 に 行か ない ? ( リィエル ) や だ

( シス ティーナ ) あぁ …

う う …

( グレン ) おい いいかげん に しろ よ リィエル

いつ まで 1 人 です ね てん だ よ ( リィエル ) うるさい !

う う っ !

( 飛び降りる 音 )

( 男子 生徒 ) おお っ !

( リィエル の 荒い 息遣い )

( グレン ) ああ …

( グレン ) あの バカ …

( リィエル ) あいつ ら が 悪い ん だ …

あいつ ら の せい で … N あいつ ら が グレン を …

大嫌い !

( リィエル の 荒い 息遣い )

( リィエル の 荒い 息遣い )

ハア ハア ハア ハア …

う っ … う う っ …

なん … で …

どう し … て …

( リィエル の すすり泣き )

( グレン ) リィエル は なあ 子ども な ん だ よ

見た目 は お前 たち と 同じ くらい の なり し ちゃ いる が ―

心 は まだ ほんの 小さな 子ども な ん だ

そう なら ざる を 得 なかった 生い立ち で な

とにかく あいつ に 愛想 を 尽かさ ない で ほしい ん だ

その … 難しい か も し れ ん が

私 たち は 大丈夫 です

こんな 事 で リィエル を 嫌い に なったり し ませ ん

うん

( グレン ) お …

( シス ティーナ ) 私 やっぱり リィエル を 捜し に 行き ます !

フッ いや お前 ら は あいつ の 帰り を 待って やって くれ

え えっ でも …

( グレン ) よっ と ! ( ルミア ・ シス ティーナ ) あ あっ ! ?

( グレン ) リィエル は 俺 が 捜し て くる

これ でも 一応 あいつ の 教師 なんで な

( リィエル の すすり泣き )

( ライネル ) 泣 い て いる の かい ? リィエル

( リィエル ) 誰 ?

( ライネル ) ひどい な 兄 の 事 を 忘れる なんて

兄さん …

どうして … ?

ずっと 君 に 会い たかった

あ あ … は あ …

( アルベルト ) チッ そう き た か

ふん っ 人 払い の 結 界 か さすが に 手 が 早い

いや 俺 が 甘かった と 言う べき か

( エレノア ) う っ ふ ふ こよ い は お 一 人 様 な の でしょ う か

アルベルト さん

貴 様 が 出 て くる と は な エレノア = シャーレット

もし よろし けれ ば この 私 の お 相手 を 務め て いただけ ませ ん ?

熱く 燃える よう な 一 夜 の 夢

背 徳 的 で 退廃 的 な 法 悦 の いっと き を ご 提供 いたし ます わ

( アルベルト ) あいにく 俺 は 貴 様 の よう な 安い 女 に 興味 は ない

う せろ !

( エレノア ) ふ ふ っ つれない お方 で すわ ね

また あの 王女 がらみ で ろく で も ない 事 を 画策 し て いる の だ ろ う が

ここ まで だ 貴 様 に は 即 退場 し て もらう

あら あら せっかち な お方

( エレノア ) そう 急が ず と も …

“ 吠 ( ほ ) えよ 炎 獅子 ( えんじ し ) ”

( エレノア ) “ 出 ( い ) でよ 赤き 獣 の 王 ”

( エレノア ) “ おい で ませ ”

“ 嗚呼 ( ああ ) ・ おい で ませ ・ おいで ませ ”

“ 夜 霊 ( や れい ) の 呼び声 に ・ 応じ ませ ・ N 応じ ませ ・ 応え ませ ”

“ 彼 ( か ) の 血 が 肉 が ・ 汝 等 ( なんじ ら ) 慰み た もう ・ N 潤し た もう ”

“ いざ ・ いざ ・ 召さ れ ” ! アハハ ハハ …

チッ ネクロマンサー が

“ 金色 ( こん じき ) の 雷 獣 よ ・ 地 を 疾 ( と ) く 駆けよ ・ N 天 に 舞って 踊れ ”

う ふ っ

( アルベルト ) 所詮 相手 は 狙撃 屋

ごく 近距離 の 魔術 戦 に 持ち込め ば 容易 に 下せる と でも 思った か

( エレノア ) お 戯れ を

ただ アルベルト 様 が 私 の 想像 を 超え て はるか に お 強く て

激しく て … N 私 もう 壊れ ちゃ い そう

その 超 回復 能力 条件 起動 し た ヒーラー ・ スペル や

自己 治癒 能力 を 高める ドラッグ の たぐい で は ない な

もっと おぞましい 別 の 何 か だ

( エレノア ) ヒヒッ …

( アルベルト ) この 女 は 今 まで 始末 し て き た 外 道 魔術 師 と は 格 が 違う

こいつ を 捕まえる 事 が でき れ ば 帝国 は 組織 に 対 し て 有利 に 立ち 回れ る

( エレノア ) お もてなし を 続け ま しょ う か

( アルベルト ) だ が この 女 は 危険 だ ここ で 確実 に 始末 する

( ルミア ) どう し ちゃ った ん だ ろ う ね リィエル …

( シス ティーナ ) 理由 は 分から ない

けど 一緒 に 海 を 見 た 時 …

( リィエル ) 友達 … N よく 分から ない けど 嫌い じゃ ない

あの 時 の リィエル の 言葉 は ウソ じゃ ない って 思う の

そう だ ね

( シス ティーナ ) よし ! ( ルミア ) ん ?

私 何 か 買って くる わ

2 人 と も お なか ペコペコ に すかせ て 帰って くる だ ろ う し

ふ ふ っ じゃあ お 願い ね

うん !

( リィエル ) ウソ …

兄さん は … 死 ん で …

どうして ?

( ライネル ) 確かに 僕 は あの 日 組織 の 者 の 手 に かかった

でも その 時 の 君 は 動転 し て 気付か なかった ん だ ろ う ね

僕 に まだ 息 が あった って 事 を

リィエル 僕 を 助け て くれ

は …

2 年 前 君 は 亡命 に 成功 し 自由 を 手 に する 事 が でき た

だけど 僕 は 今 でも 組織 の 奴隷 だ

で でも 助ける って どう すれ ば いい の ?

ルミア = ティン ジェル だ ( リィエル ) は っ … !

( ライネル ) 今 組織 が 動かし て いる 計画 に は 彼女 が 必要 な ん だ

その ため に は グレン と いう 魔術 講師 が 邪魔 だ

組織 は 僕 に チャンス を くれ た ん だ この 計画 を 成功 さ せ れ ば ―

僕 は 自由 に なれる ん だ リィエル …

( リィエル ) あ …

( リィエル ) は っ は あ … う う …

私 … は …

リィエル 君 は 僕 を 守って くれる ん じゃ なかった の かい

( リィエル ) わ 私 は …

( ライネル ) それとも また 僕 を 見捨てる つもり な の か

( リィエル ) は あっ …

( グレン ) リィエル ! ( リィエル ) あっ !

その 男 から 離れろ っ !

ふう っ ! ( ライネル ) う わ あ …

グレン = レーダス … ?

ほう よく 知って ん な

さすが “ 天 の 智 慧 研究 会 ” だ

な っ いや 僕 は …

リ … リィエル …

リィエル に 何 を 吹き込 ん で た の か 知ら ん が

俺 に 駆けつける 時間 を 与え た の は 失敗 だった ぜ !

この 外 道 魔術 師 ! ( ライネル ) ふ ふ っ …

お前 が どんな 秘術 を 持って よ う が もう ダメ だ

リィエル こいつ を と っ 捕まえる ぞ !

え えっ ! ?

リィ … エル ?

今 まで ありがとう

さよなら

私 は … 兄さん の ため に 生きる

( アルベルト ) クッ …

ぶざま な !

ざ ー ん ね ー ん !

潮時 です わ

“ 爆 ”

( アルベルト ) う っ ! クッ …

まんまと して やられ た と いう わけ か

( アルベルト ) しか た ある まい

ちょっと 買い 過ぎ た かな … N でも 先生 たくさん 食べる し

( ガラス が 割れる 音 ) あっ …

ルミア ?

え …

は … は …

リィ … エル …

( シス ティーナ ) あなた … 何 し てる の ! ?

ルミア ! ( リィエル ) 大丈夫

ルミア は 殺し て ない 気絶 さ せ た だけ

“ ルミア は ” … ? はっ せ 先生 は ?

グレン 先生 は あなた を 追って …

グレン … ? 私 が 殺し た

( シス ティーナ ) あ … あ …

は あ あっ … !

( シス ティーナ ) ウソ … ウソ … そんな !

何 … なん な の …

なんで こんな 事 ! ( リィエル ) 実は 私 …

天 の 智 慧 … け … なん だ っけ ( シス ティーナ ) は っ … !

とにかく あなた たち の 敵

とにかく あなた たち の 敵

( シス ティーナ ) えっ … はっ …

( シス ティーナ ) えっ … はっ …

( シス ティーナ ) えっ … はっ …

ルミア は 連れ て く から

クッ …

( シス ティーナ ) ま … 待ち なさい !

ルミア から … 離れ て !

動 い たら … 撃つ わ

動か ない で !

( リィエル ) やる の ? ( シス ティーナ ) えっ …

本当 に やる の ?

は あっ … う っ …

( リィエル ) 撃て ば いい ( シス ティーナ ) は …

私 は 何も し ない から

( シス ティーナ ) は …

( リィエル ) 撃って ( シス ティーナ ) は …

( ジン ) ズドン !

( ジン ) 強 がって 見せ ちゃ いる が

自分 の 弱 さ に 仮面 つけ て 隠し て …

自分 の 弱 さ に 仮面 つけ て 隠し て …

( リィエル ) 撃って

( リィエル ) 撃って

( ジン ) やめ て くれ え ~ !

( レイク ) う が っ …

( リィエル ) 撃って

( グレン ) う お あっ !

( ルミア ) ありがとう ( シス ティーナ ) は っ !

( ルミア ) 魔術 を 真 の 意味 で 人 の 力 に し たい ん です

( リィエル ) 撃って

( グレン ) 本当 に ルミア を 守り たい ん なら 力 は 必要 だ

軍用 魔術 を 怖い と 感じ られる お前 なら ―

正しく 力 を 振る える と 信じ てる

( シス ティーナ の 荒い 息遣い )

時間切れ

( シス ティーナ ) は っ …

だって …

しかたない じゃ ない

ここ で 撃ったら ルミア を 巻き込 ん じゃ う かも しれ ない し

もしかしたら リィエル だって …

死 ん じゃ う … かも

ウソつき … 怖く て 何も でき なかった だけ じゃ ない !

( シス ティーナ の すすり泣き )

先生 … !

( シス ティーナ ) ひ あ あっ ( アルベルト ) 邪魔 する ぞ フィー ベル

( シス ティーナ ) アルベルト … さん ?

き ゃ あ あっ ! グレン 先生 !

( アルベルト ) うろたえる な まだ 息 は ある

( シス ティーナ ) 早く 治癒 魔術 を ! ( アルベルト ) ムダ だ

すでに 死に 神 の 鎌 に 捕まった 状態 だ

そんな !

先生 ! 先生 !

とにかく 力 を 貸せ

私 に 何 が できる って 言う ん です か

治癒 魔術 が 効か ない ん じゃ どう しよ う も …

イヤッ ! イヤイヤ ! なんで こんな 事 ばっかり !

( シス ティーナ の 泣き声 )

落ち着け フィー ベル 泣 い て わめく 事 が 今

お前 が なす べき 事 な の か ?

( シス ティーナ ) は っ !

( アルベルト ) この 男 を 殺し たい の なら いくら でも 泣き叫べ

あと は 葬儀 屋 の 仕事 だ ( シス ティーナ ) う っ …

待って ください

私 は 何 を すれ ば いい ん です か

( シス ティーナ ) 白 魔 儀 の “ リヴァイヴァー ” を ! ?

( シス ティーナ ) 白 魔 儀 の “ リヴァイヴァー ” を ! ?

( グレン ) あ … う …

でも 確か 大量 の 魔力 が 必要 じゃ …

その とおり だ フィー ベル お前 の 魔力 も 使わ せろ

分かり まし た

うむ 細かい 術 式 設定 は 俺 が やる

お前 は 略式 の 仮 サーヴァント 契約 で … あっ !

( アルベルト ) チッ … N 呼吸 が 完全 に 止まった 惰弱 な

( シス ティーナ ) せ 先生 !

( アルベルト ) 落ち着け たかが 呼吸 が 止まった だけ だ

弱い が 脈 は ある

フィー ベル 儀式 開始 まで 人工 呼吸 で もた せろ

はっ ! 人工 呼吸 ! ?

( アルベルト ) 学院 の 生徒 なら できる はず だ やれ

で でも 私 実際 に やった 事 …

急げ フィー ベル ! 恐れ て いる 暇 は ない !

あ …

あ … は …

う …

( ルミア ) う … あ … !

( ライネル ) 目 を 覚まし た よう だ ね

( ルミア ) は っ … !

( ライネル ) 手荒 な ま ね を し て すまない

でも 君 は どうして も 必要 な ん だ

僕たち 兄妹 ( きょう だい ) の ため に ねっ

リィエル …

どうして こんな 事 を ?

先生 は ! ?

彼 は もう 来 ない よ

リィエル が 殺し た から ね

は あっ …

ウソ … だ よ ね

リィエル が …―

そんな 事 する わけ ない よ … ね ?

( リィエル ) ごめん

先生 …

( リィエル ) ふ は は は ルミア は いた だい て いく ~

( リィエル ) ふ は は は ルミア は いた だい て いく ~

( ルミア ) あ ~ れ ~

( ルミア ) あ ~ れ ~

( ルミア ) あ ~ れ ~

ルミア ~ ! ああ …

ルミア ~ ! ああ …

ルミア は リィエル に 連れ 去ら れ て グレン 先生 の 意識 も 戻ら ない

頼み の アルベルト さん は 猫 と 戯れ てる ~

頼み の アルベルト さん は 猫 と 戯れ てる ~

( アルベルト ) よ ー し よし よし よし …

すまない 自分 で なんとか し て くれ

こんな 時 アルフォネア 教授 が い て くれ たら !

( セリカ ) 呼 ん だ ? ( シス ティーナ ) アルフォネア 教授 !

いっ お め え 来週 出番 ねえ だ ろ ?

( セリカ ) そうだ っけ ? ( シス ティーナ ) 先生 !

よかった ! 先生 が 死 ん じゃ ったら 私 どう しよ う か と …

あ ! ヤベ …

えっ ? ちょっと 先生 ! ?

私 出番 ない の ?


ロク で なし 魔術 講師 と 禁 忌 教 典 (08) |||まじゅつ|こうし||きん|い|きょう|てん Roku de nai Magiedozent zu shinbaku kyojiten (08) Roku de nai Majutsu Tutor to Shoin Kyoukai Kyoukai (08)

( 生徒 たち の 荒い 息遣い ) せいと|||あらい|いきづかい

( 生徒 たち の 荒い 息遣い ) せいと|||あらい|いきづかい

( セシル ) う わ っ !

( シス ティーナ ) 研究 所 まだ か なあ … ||けんきゅう|しょ|||

大丈夫 ? ルミア だいじょうぶ|

( ルミア ) ちょっと キツ い かも … ||きつ||

リィエル は …

( ルミア ) 大丈夫 そう ( シス ティーナ ) うん |だいじょうぶ||||

それにしても 朝 起き たら 部屋 に い ない から 大騒ぎ し た の よ |あさ|おき||へや|||||おおさわぎ||||

あんまり 勝手 な 事 し ちゃ ダメ な ん だ から ね |かって||こと|||だめ|||||

大体 そんな 事 ばっかり し てる と あの 人 み たい に なっちゃ う わ よ だいたい||こと||||||じん|||||||

グレン 先生 み たい に ( リィエル ) あっ … |せんせい|||||

あっ ! ( シス ティーナ ・ ルミア ) あっ …

リィエル !

( ルミア ) 大丈夫 ! ? |だいじょうぶ

あ …

触ら ない で さわら||

ちょっと リィエル ! ルミア は 心配 し てる のに ||||しんぱい|||

( リィエル ) うるさい …\ N ( シス ティーナ ) あ … ||n|||

うるさい うるさい うるさい うるさい うるさい !

( 生徒 たち の どよめき ) せいと|||

もう 私 に かまわ ない で ! |わたくし||||

リィエル …

( リィエル ) 私 は … あなた たち な ん か 大嫌い ! |わたくし|||||||だいきらい

( シス ティーナ ) あ …

あ …

どうして …

やっぱり … 私 たち と 一緒 に いる の が イヤ だった の か な |わたくし|||いっしょ|||||いや||||

ん …

( グレン ) そんな 事 ねえ よ ( シス ティーナ ) あっ … ||こと|||||

( シス ティーナ ) 先生 … ||せんせい

あいつ 今 ちょっと 不安定 な ん だ |いま||ふあんてい|||

俺 が きのう 余計 な 事 言って 怒ら せ ち まった せい で な おれ|||よけい||こと|いって|いから||||||

すま ん …

♪~

~♪

( 生徒 たち ) う わ あ … せいと||||

( バークス ) よう こそ アルザーノ 帝国 魔術 学院 の 皆様 ||||ていこく|まじゅつ|がくいん||みなさま

私 が この 白金 魔 導 研究 所 の 所長 バークス = ブラウ モン です わたくし|||しろがね|ま|みちび|けんきゅう|しょ||しょちょう|||もん|

どうも うち の 遠征 学習 へ の 協力 感謝 し ます |||えんせい|がくしゅう|||きょうりょく|かんしゃ||

( 男子 生徒 たち ) あ ~ … だんし|せいと||

( 女子 生徒 たち の 歓声 ) じょし|せいと|||かんせい

( シス ティーナ ) あ …

( ルミア ) 今 は そっと して おい て あげよ う |いま|||||||

( シス ティーナ ) うん …

( バークス ) 白金 術 ― |しろがね|じゅつ

白 魔術 と 錬金術 の 複合 術 しろ|まじゅつ||れんきんじゅつ||ふくごう|じゅつ

この 分野 が 主に 扱う の は 生命 そのもの |ぶんや||おもに|あつかう|||せいめい|その もの

故に 新鮮 な マナ に 満たさ れ た ― ゆえに|しんせん||||みたさ||

この よう な 空間 が 常に 必要 と さ れる の です |||くうかん||とわに|ひつよう|||||

あっ … ?

( シス ティーナ ) う わ あ …\ N ( ルミア ) あ … |||||n||

ルミア どう し た の ?

え ? う うん 何でもない |||なんでもない

( バークス ) ここ で は 複数 の 動植物 を 掛け合わせ ― ||||ふくすう||どうしょくぶつ||かけあわせ

キメラ を 生み出す 研究 を し て い ます ||うみだす|けんきゅう|||||

( カッシュ ) すげ え なあ ( セシル ) うん !

( テレサ ) わ あ …\ N ( ウェンディ ) 圧巻 で すわ ね ! |||n||あっかん|||

( シス ティーナ ) 将来 魔 導 考古 学 を 専攻 する つもり だった けど ― ||しょうらい|ま|みちび|こうこ|まな||せんこう||||

ちょっと 心 が 揺ら い じゃ う わ ね |こころ||ゆら|||||

ルミア は どう ?

私 は 魔 導 官僚 志望 だ から わたくし||ま|みちび|かんりょう|しぼう||

それ に ここ を 見て いる と なんか ちょっと … ||||みて||||

ん ?

その … 人 が こんな 風 に 命 を 好き勝手 に いじ くって 本当 に いい の か な って |じん|||かぜ||いのち||すきかって||||ほんとう||||||

あ …

ん …

確かに これ に のめり込み 過ぎる と 外 道 魔術 師 へ と 堕 ( お ) ち て いき そう ね たしかに|||のめりこみ|すぎる||がい|どう|まじゅつ|し|||だ||||||

ん …

でも やっぱり あの 研究 は さすが に ここ でも やって な さ そう ね |||けんきゅう||||||||||

え … ?

当然 と 言え ば 当然 な ん だ けど とうぜん||いえ||とうぜん||||

死者 の 蘇生 復活 に 関 する 研究 よ ししゃ||そせい|ふっかつ||かん||けんきゅう|

かつて 帝国 が 大々的 に 立ち上げ た “ プロジェクト ・ リヴァ イブラ イフ ” … |ていこく||だいだいてき||たちあげ||ぷろじぇくと|||

( バークス ) よく 勉強 し て いらっしゃる ( シス ティーナ ・ ルミア ) あ … ||べんきょう|||||||

( バークス ) 学生 さん から その 言葉 を 聞け る と は |がくせい||||ことば||きけ|||

い いえ そんな

でも 授業 で は 死 ん だ 人間 の 蘇生 復活 は ― |じゅぎょう|||し|||にんげん||そせい|ふっかつ|

理論 的 に 不可能 だ と 聞き まし た が りろん|てき||ふかのう|||きき|||

その とおり 今 の ところ その 理論 を 覆す 魔術 は ござい ませ ん ||いま||||りろん||くつがえす|まじゅつ||||

それゆえ に この “ プロジェクト ・\ N リヴァ イブラ イフ ” 通称 … |||ぷろじぇくと|n||||つうしょう

( グレン ) “ プロジェクト ・\ N リヴァ イブラ イフ ” って の は |ぷろじぇくと|n||||||

( グレン ) “ プロジェクト ・\ N リヴァ イブラ イフ ” って の は |ぷろじぇくと|n||||||

( 3 人 ) あ … ? じん|

( 3 人 ) あ … ? じん|

復活 さ せ たい 人間 の 遺伝 情報 ふっかつ||||にんげん||いでん|じょうほう

“ ジーン ・ コード ” を 基 に 錬成 し た 肉体 と ― |こーど||もと||れんせい|||にくたい|

記憶 情報 を 変換 し た “ アストラル ・ コード ” きおく|じょうほう||へんかん||||こーど

そして 他者 の 霊魂 に 初期 化 処理 を 施し た “ アルター ・ エーテル ” |たしゃ||れいこん||しょき|か|しょり||ほどこし|||

この 3 要素 を 合成 し 復活 さ せる |ようそ||ごうせい||ふっかつ||

ま そんな 術 式 だ ( シス ティーナ ) って 先生 ! ||じゅつ|しき|||||せんせい

説明 は ありがたい ん です けど 横 から 割り込み なんて せつめい||||||よこ||わりこみ|

おっと 失礼 興味深い 話 を し てっ から つい |しつれい|きょうみぶかい|はなし|||||

要 は コピー と コピー を 掛け合わせ て コピー 人間 を 作る と いう 事 です かなめ||こぴー||こぴー||かけあわせ||こぴー|にんげん||つくる|||こと|

でも それ って 復活 って 言え る ん でしょ う か |||ふっかつ||いえ|||||

確かに 復活 と は 言え ませ ん なあ たしかに|ふっかつ|||いえ|||

寸分 たがわ ぬ 姿形 を し た もの を 作る に 過ぎ ない すんぶん|||すがたかたち||||||つくる||すぎ|

( ルミア ) う …

( グレン ) 安心 しろ ( ルミア ) あ … |あんしん|||

この 研究 は と っく の 昔 に 断念 さ れ て いる |けんきゅう|||||むかし||だんねん||||

1 人 復活 さ せよ う と すれ ば 別 の 誰 か が 何 人 も 死ぬ 事 に なる ん だ から な じん|ふっかつ|||||||べつ||だれ|||なん|じん||しぬ|こと||||||

そんな 事 …\ N 許さ れる はず が ねえ |こと|n|ゆるさ||||

( シス ティーナ ) ん …

( バークス ) ご もっとも です 神 なら ぬ 人間 に ― ||||かみ|||にんげん|

生きる べき もの の 取捨 選択 を する 権利 など ない いきる||||しゅしゃ|せんたく|||けんり||

“ プロジェクト ・ リヴァ イブラ イフ ” は 封印 さ れる べき 研究 な の です ぷろじぇくと|||||ふういん||||けんきゅう|||

ですが あの “ 天 の 智 慧 ( ちえ ) 研究 会 ” が この 研究 を 盗み出し ||てん||さとし|さとし||けんきゅう|かい|||けんきゅう||ぬすみだし

成功 に こぎ着け た と いう うわさ が あり まし た ねえ … せいこう||こぎつけ|||||||||

あくまで 都市 伝説 レベル の うわさ だ |とし|でんせつ|れべる|||

あの これ は 単なる 興味 本位 な ん です けど |||たんなる|きょうみ|ほんい||||

仮に 先ほど の 3 要素 を そろえ られ た と して かりに|さきほど||ようそ||||||

“ プロジェクト ・ リヴァ イブラ イフ ” を 成功 さ せる ため に は ぷろじぇくと|||||せいこう|||||

ほか に 何 が 必要 な ん でしょ う か ||なん||ひつよう|||||

考え られる と すれ ば 固有 魔術 です かんがえ|||||こゆう|まじゅつ|

“ プロジェクト ・\ N リヴァ イブラ イフ ” に 必要 な ― ぷろじぇくと|n|||||ひつよう|

固有 魔術 を 持つ 人物 が いれ ば あるいは … こゆう|まじゅつ||もつ|じんぶつ||||

( グレン ) う …

で でも そんな 人物 が 現れる の って 天文 学 的 確率 です よ ね ? |||じんぶつ||あらわれる|||てんもん|まな|てき|かくりつ|||

( バークス ) はっ はっ はっ ご もっとも

いずれ に しろ この 研究 を 成功 さ せる に は ― ||||けんきゅう||せいこう||||

不可能 を 可能 に し て しまう 何 か が 必要 な の です よ ふかのう||かのう|||||なん|||ひつよう||||

( ルミア ) ああ …

( 生徒 たち の 話し声 ) せいと|||はなしごえ

ル ~ ミア ! カッシュ たち が ごはん 食べ に 行 こ う って ||||||たべ||ぎょう|||

この 島 の 郷土 料理 の お 店 な ん だ けど … |しま||きょうど|りょうり|||てん||||

ルミア ? あ …

( ルミア ) は ぁ …

( シス ティーナ ) ん …

( ルミア ) あ …

( シス ティーナ ) ねえ リィエル みんな で 街 に ごはん 食べ に 行く ん だ けど ||||||がい|||たべ||いく|||

一緒 に 行か ない ? ( リィエル ) や だ いっしょ||いか||||

( シス ティーナ ) あぁ …

う う …

( グレン ) おい いいかげん に しろ よ リィエル

いつ まで 1 人 です ね てん だ よ ( リィエル ) うるさい ! ||じん|||||||

う う っ !

( 飛び降りる 音 ) とびおりる|おと

( 男子 生徒 ) おお っ ! だんし|せいと||

( リィエル の 荒い 息遣い ) ||あらい|いきづかい

( グレン ) ああ …

( グレン ) あの バカ … ||ばか

( リィエル ) あいつ ら が 悪い ん だ … ||||わるい||

あいつ ら の せい で …\ N あいつ ら が グレン を … |||||n|||||

大嫌い ! だいきらい

( リィエル の 荒い 息遣い ) ||あらい|いきづかい

( リィエル の 荒い 息遣い ) ||あらい|いきづかい

ハア ハア ハア ハア …

う っ … う う っ …

なん … で …

どう し … て …

( リィエル の すすり泣き ) ||すすりなき

( グレン ) リィエル は なあ 子ども な ん だ よ ||||こども||||

見た目 は お前 たち と 同じ くらい の なり し ちゃ いる が ― みため||おまえ|||おなじ|||||||

心 は まだ ほんの 小さな 子ども な ん だ こころ||||ちいさな|こども|||

そう なら ざる を 得 なかった 生い立ち で な ||||とく||おいたち||

とにかく あいつ に 愛想 を 尽かさ ない で ほしい ん だ |||あいそ||つかさ|||||

その … 難しい か も し れ ん が |むずかしい||||||

私 たち は 大丈夫 です わたくし|||だいじょうぶ|

こんな 事 で リィエル を 嫌い に なったり し ませ ん |こと||||きらい|||||

うん

( グレン ) お …

( シス ティーナ ) 私 やっぱり リィエル を 捜し に 行き ます ! ||わたくし||||さがし||いき|

フッ いや お前 ら は あいつ の 帰り を 待って やって くれ ||おまえ|||||かえり||まって||

え えっ でも …

( グレン ) よっ と ! ( ルミア ・ シス ティーナ ) あ あっ ! ?

( グレン ) リィエル は 俺 が 捜し て くる |||おれ||さがし||

これ でも 一応 あいつ の 教師 なんで な ||いちおう|||きょうし||

( リィエル の すすり泣き ) ||すすりなき

( ライネル ) 泣 い て いる の かい ? リィエル |なき||||||

( リィエル ) 誰 ? |だれ

( ライネル ) ひどい な 兄 の 事 を 忘れる なんて |||あに||こと||わすれる|

兄さん … にいさん

どうして … ?

ずっと 君 に 会い たかった |きみ||あい|

あ あ … は あ …

( アルベルト ) チッ そう き た か

ふん っ 人 払い の 結 界 か さすが に 手 が 早い ||じん|はらい||けつ|かい||||て||はやい

いや 俺 が 甘かった と 言う べき か |おれ||あまかった||いう||

( エレノア ) う っ ふ ふ こよ い は お 一 人 様 な の でしょ う か |||||||||ひと|じん|さま|||||

アルベルト さん

貴 様 が 出 て くる と は な エレノア = シャーレット とうと|さま||だ|||||||

もし よろし けれ ば この 私 の お 相手 を 務め て いただけ ませ ん ? |||||わたくし|||あいて||つとめ||||

熱く 燃える よう な 一 夜 の 夢 あつく|もえる|||ひと|よ||ゆめ

背 徳 的 で 退廃 的 な 法 悦 の いっと き を ご 提供 いたし ます わ せ|とく|てき||たいはい|てき||ほう|えつ||||||ていきょう|||

( アルベルト ) あいにく 俺 は 貴 様 の よう な 安い 女 に 興味 は ない ||おれ||とうと|さま||||やすい|おんな||きょうみ||

う せろ !

( エレノア ) ふ ふ っ つれない お方 で すわ ね |||||おかた|||

また あの 王女 がらみ で ろく で も ない 事 を 画策 し て いる の だ ろ う が ||おうじょ|||||||こと||かくさく||||||||

ここ まで だ 貴 様 に は 即 退場 し て もらう |||とうと|さま|||そく|たいじょう|||

あら あら せっかち な お方 ||||おかた

( エレノア ) そう 急が ず と も … ||いそが|||

“ 吠 ( ほ ) えよ 炎 獅子 ( えんじ し ) ” ばい|||えん|しし||

( エレノア ) “ 出 ( い ) でよ 赤き 獣 の 王 ” |だ|||あかき|けだもの||おう

( エレノア ) “ おい で ませ ”

“ 嗚呼 ( ああ ) ・ おい で ませ ・ おいで ませ ” ああ||||||

“ 夜 霊 ( や れい ) の 呼び声 に ・ 応じ ませ ・\ N 応じ ませ ・ 応え ませ ” よ|れい||||よびごえ||おうじ||n|おうじ||こたえ|

“ 彼 ( か ) の 血 が 肉 が ・ 汝 等 ( なんじ ら ) 慰み た もう ・\ N 潤し た もう ” かれ|||ち||にく||なんじ|とう|||なぐさみ|||n|うるおし||

“ いざ ・ いざ ・ 召さ れ ” ! アハハ ハハ … ||めさ|||

チッ ネクロマンサー が

“ 金色 ( こん じき ) の 雷 獣 よ ・ 地 を 疾 ( と ) く 駆けよ ・\ N 天 に 舞って 踊れ ” きんいろ||||かみなり|けだもの||ち||しつ|||かけよ|n|てん||まって|おどれ

う ふ っ

( アルベルト ) 所詮 相手 は 狙撃 屋 |しょせん|あいて||そげき|や

ごく 近距離 の 魔術 戦 に 持ち込め ば 容易 に 下せる と でも 思った か |きんきょり||まじゅつ|いくさ||もちこめ||ようい||くだせる|||おもった|

( エレノア ) お 戯れ を ||たわむれ|

ただ アルベルト 様 が 私 の 想像 を 超え て はるか に お 強く て ||さま||わたくし||そうぞう||こえ|||||つよく|

激しく て …\ N 私 もう 壊れ ちゃ い そう はげしく||n|わたくし||こぼれ|||

その 超 回復 能力 条件 起動 し た ヒーラー ・ スペル や |ちょう|かいふく|のうりょく|じょうけん|きどう|||||

自己 治癒 能力 を 高める ドラッグ の たぐい で は ない な じこ|ちゆ|のうりょく||たかめる|||||||

もっと おぞましい 別 の 何 か だ ||べつ||なん||

( エレノア ) ヒヒッ …

( アルベルト ) この 女 は 今 まで 始末 し て き た 外 道 魔術 師 と は 格 が 違う ||おんな||いま||しまつ|||||がい|どう|まじゅつ|し|||かく||ちがう

こいつ を 捕まえる 事 が でき れ ば 帝国 は 組織 に 対 し て 有利 に 立ち 回れ る ||つかまえる|こと|||||ていこく||そしき||たい|||ゆうり||たち|まわれ|

( エレノア ) お もてなし を 続け ま しょ う か ||||つづけ||||

( アルベルト ) だ が この 女 は 危険 だ ここ で 確実 に 始末 する ||||おんな||きけん||||かくじつ||しまつ|

( ルミア ) どう し ちゃ った ん だ ろ う ね リィエル …

( シス ティーナ ) 理由 は 分から ない ||りゆう||わから|

けど 一緒 に 海 を 見 た 時 … |いっしょ||うみ||み||じ

( リィエル ) 友達 …\ N よく 分から ない けど 嫌い じゃ ない |ともだち|n||わから|||きらい||

あの 時 の リィエル の 言葉 は ウソ じゃ ない って 思う の |じ||||ことば||うそ||||おもう|

そう だ ね

( シス ティーナ ) よし ! ( ルミア ) ん ?

私 何 か 買って くる わ わたくし|なん||かって||

2 人 と も お なか ペコペコ に すかせ て 帰って くる だ ろ う し じん|||||||||かえって|||||

ふ ふ っ じゃあ お 願い ね |||||ねがい|

うん !

( リィエル ) ウソ … |うそ

兄さん は … 死 ん で … にいさん||し||

どうして ?

( ライネル ) 確かに 僕 は あの 日 組織 の 者 の 手 に かかった |たしかに|ぼく|||ひ|そしき||もの||て||

でも その 時 の 君 は 動転 し て 気付か なかった ん だ ろ う ね ||じ||きみ||どうてん|||きづか||||||

僕 に まだ 息 が あった って 事 を ぼく|||いき||||こと|

リィエル 僕 を 助け て くれ |ぼく||たすけ||

は …

2 年 前 君 は 亡命 に 成功 し 自由 を 手 に する 事 が でき た とし|ぜん|きみ||ぼうめい||せいこう||じゆう||て|||こと|||

だけど 僕 は 今 でも 組織 の 奴隷 だ |ぼく||いま||そしき||どれい|

で でも 助ける って どう すれ ば いい の ? ||たすける||||||

ルミア = ティン ジェル だ ( リィエル ) は っ … !

( ライネル ) 今 組織 が 動かし て いる 計画 に は 彼女 が 必要 な ん だ |いま|そしき||うごかし|||けいかく|||かのじょ||ひつよう|||

その ため に は グレン と いう 魔術 講師 が 邪魔 だ |||||||まじゅつ|こうし||じゃま|

組織 は 僕 に チャンス を くれ た ん だ この 計画 を 成功 さ せ れ ば ― そしき||ぼく||ちゃんす|||||||けいかく||せいこう||||

僕 は 自由 に なれる ん だ リィエル … ぼく||じゆう|||||

( リィエル ) あ …

( リィエル ) は っ は あ … う う …

私 … は … わたくし|

リィエル 君 は 僕 を 守って くれる ん じゃ なかった の かい |きみ||ぼく||まもって||||||

( リィエル ) わ 私 は … ||わたくし|

( ライネル ) それとも また 僕 を 見捨てる つもり な の か |||ぼく||みすてる||||

( リィエル ) は あっ …

( グレン ) リィエル ! ( リィエル ) あっ !

その 男 から 離れろ っ ! |おとこ||はなれろ|

ふう っ ! ( ライネル ) う わ あ …

グレン = レーダス … ?

ほう よく 知って ん な ||しって||

さすが “ 天 の 智 慧 研究 会 ” だ |てん||さとし|さとし|けんきゅう|かい|

な っ いや 僕 は … |||ぼく|

リ … リィエル …

リィエル に 何 を 吹き込 ん で た の か 知ら ん が ||なん||ふきこ||||||しら||

俺 に 駆けつける 時間 を 与え た の は 失敗 だった ぜ ! おれ||かけつける|じかん||あたえ||||しっぱい||

この 外 道 魔術 師 ! ( ライネル ) ふ ふ っ … |がい|どう|まじゅつ|し||||

お前 が どんな 秘術 を 持って よ う が もう ダメ だ おまえ|||ひじゅつ||もって|||||だめ|

リィエル こいつ を と っ 捕まえる ぞ ! |||||つかまえる|

え えっ ! ?

リィ … エル ?

今 まで ありがとう いま||

さよなら

私 は … 兄さん の ため に 生きる わたくし||にいさん||||いきる

( アルベルト ) クッ …

ぶざま な !

ざ ー ん ね ー ん ! |-|||-|

潮時 です わ しおどき||

“ 爆 ” ばく

( アルベルト ) う っ ! クッ …

まんまと して やられ た と いう わけ か

( アルベルト ) しか た ある まい

ちょっと 買い 過ぎ た かな …\ N でも 先生 たくさん 食べる し |かい|すぎ|||n||せんせい||たべる|

( ガラス が 割れる 音 ) あっ … がらす||われる|おと|

ルミア ?

え …

は … は …

リィ … エル …

( シス ティーナ ) あなた … 何 し てる の ! ? |||なん|||

ルミア ! ( リィエル ) 大丈夫 ||だいじょうぶ

ルミア は 殺し て ない 気絶 さ せ た だけ ||ころし|||きぜつ||||

“ ルミア は ” … ? はっ せ 先生 は ? ||||せんせい|

グレン 先生 は あなた を 追って … |せんせい||||おって

グレン … ? 私 が 殺し た |わたくし||ころし|

( シス ティーナ ) あ … あ …

は あ あっ … !

( シス ティーナ ) ウソ … ウソ … そんな ! ||うそ|うそ|

何 … なん な の … なん|||

なんで こんな 事 ! ( リィエル ) 実は 私 … ||こと||じつは|わたくし

天 の 智 慧 … け … なん だ っけ ( シス ティーナ ) は っ … ! てん||さとし|さとし||||||||

とにかく あなた たち の 敵 ||||てき

とにかく あなた たち の 敵 ||||てき

( シス ティーナ ) えっ … はっ …

( シス ティーナ ) えっ … はっ …

( シス ティーナ ) えっ … はっ …

ルミア は 連れ て く から ||つれ|||

クッ …

( シス ティーナ ) ま … 待ち なさい ! |||まち|

ルミア から … 離れ て ! ||はなれ|

動 い たら … 撃つ わ どう|||うつ|

動か ない で ! うごか||

( リィエル ) やる の ? ( シス ティーナ ) えっ …

本当 に やる の ? ほんとう|||

は あっ … う っ …

( リィエル ) 撃て ば いい ( シス ティーナ ) は … |うて|||||

私 は 何も し ない から わたくし||なにも|||

( シス ティーナ ) は …

( リィエル ) 撃って ( シス ティーナ ) は … |うって|||

( ジン ) ズドン !

( ジン ) 強 がって 見せ ちゃ いる が |つよ||みせ|||

自分 の 弱 さ に 仮面 つけ て 隠し て … じぶん||じゃく|||かめん|||かくし|

自分 の 弱 さ に 仮面 つけ て 隠し て … じぶん||じゃく|||かめん|||かくし|

( リィエル ) 撃って |うって

( リィエル ) 撃って |うって

( ジン ) やめ て くれ え ~ !

( レイク ) う が っ … れいく|||

( リィエル ) 撃って |うって

( グレン ) う お あっ !

( ルミア ) ありがとう ( シス ティーナ ) は っ !

( ルミア ) 魔術 を 真 の 意味 で 人 の 力 に し たい ん です |まじゅつ||まこと||いみ||じん||ちから|||||

( リィエル ) 撃って |うって

( グレン ) 本当 に ルミア を 守り たい ん なら 力 は 必要 だ |ほんとう||||まもり||||ちから||ひつよう|

軍用 魔術 を 怖い と 感じ られる お前 なら ― ぐんよう|まじゅつ||こわい||かんじ||おまえ|

正しく 力 を 振る える と 信じ てる まさしく|ちから||ふる|||しんじ|

( シス ティーナ の 荒い 息遣い ) |||あらい|いきづかい

時間切れ じかんぎれ

( シス ティーナ ) は っ …

だって …

しかたない じゃ ない

ここ で 撃ったら ルミア を 巻き込 ん じゃ う かも しれ ない し ||うったら|||まきこ|||||||

もしかしたら リィエル だって …

死 ん じゃ う … かも し||||

ウソつき … 怖く て 何も でき なかった だけ じゃ ない ! うそつき|こわく||なにも|||||

( シス ティーナ の すすり泣き ) |||すすりなき

先生 … ! せんせい

( シス ティーナ ) ひ あ あっ ( アルベルト ) 邪魔 する ぞ フィー ベル ||||||じゃま||||べる

( シス ティーナ ) アルベルト … さん ?

き ゃ あ あっ ! グレン 先生 ! |||||せんせい

( アルベルト ) うろたえる な まだ 息 は ある ||||いき||

( シス ティーナ ) 早く 治癒 魔術 を ! ( アルベルト ) ムダ だ ||はやく|ちゆ|まじゅつ|||むだ|

すでに 死に 神 の 鎌 に 捕まった 状態 だ |しに|かみ||かま||つかまった|じょうたい|

そんな !

先生 ! 先生 ! せんせい|せんせい

とにかく 力 を 貸せ |ちから||かせ

私 に 何 が できる って 言う ん です か わたくし||なん||||いう|||

治癒 魔術 が 効か ない ん じゃ どう しよ う も … ちゆ|まじゅつ||きか|||||||

イヤッ ! イヤイヤ ! なんで こんな 事 ばっかり ! ||||こと|

( シス ティーナ の 泣き声 ) |||なきごえ

落ち着け フィー ベル 泣 い て わめく 事 が 今 おちつけ||べる|なき||||こと||いま

お前 が なす べき 事 な の か ? おまえ||||こと|||

( シス ティーナ ) は っ !

( アルベルト ) この 男 を 殺し たい の なら いくら でも 泣き叫べ ||おとこ||ころし||||||なきさけべ

あと は 葬儀 屋 の 仕事 だ ( シス ティーナ ) う っ … ||そうぎ|や||しごと|||||

待って ください まって|

私 は 何 を すれ ば いい ん です か わたくし||なん|||||||

( シス ティーナ ) 白 魔 儀 の “ リヴァイヴァー ” を ! ? ||しろ|ま|ぎ|||

( シス ティーナ ) 白 魔 儀 の “ リヴァイヴァー ” を ! ? ||しろ|ま|ぎ|||

( グレン ) あ … う …

でも 確か 大量 の 魔力 が 必要 じゃ … |たしか|たいりょう||まりょく||ひつよう|

その とおり だ フィー ベル お前 の 魔力 も 使わ せろ ||||べる|おまえ||まりょく||つかわ|

分かり まし た わかり||

うむ 細かい 術 式 設定 は 俺 が やる |こまかい|じゅつ|しき|せってい||おれ||

お前 は 略式 の 仮 サーヴァント 契約 で … あっ ! おまえ||りゃくしき||かり||けいやく||

( アルベルト ) チッ …\ N 呼吸 が 完全 に 止まった 惰弱 な ||n|こきゅう||かんぜん||とまった|だじゃく|

( シス ティーナ ) せ 先生 ! |||せんせい

( アルベルト ) 落ち着け たかが 呼吸 が 止まった だけ だ |おちつけ||こきゅう||とまった||

弱い が 脈 は ある よわい||みゃく||

フィー ベル 儀式 開始 まで 人工 呼吸 で もた せろ |べる|ぎしき|かいし||じんこう|こきゅう|||

はっ ! 人工 呼吸 ! ? |じんこう|こきゅう

( アルベルト ) 学院 の 生徒 なら できる はず だ やれ |がくいん||せいと|||||

で でも 私 実際 に やった 事 … ||わたくし|じっさい|||こと

急げ フィー ベル ! 恐れ て いる 暇 は ない ! いそげ||べる|おそれ|||いとま||

あ …

あ … は …

う …

( ルミア ) う … あ … !

( ライネル ) 目 を 覚まし た よう だ ね |め||さまし||||

( ルミア ) は っ … !

( ライネル ) 手荒 な ま ね を し て すまない |てあら|||||||

でも 君 は どうして も 必要 な ん だ |きみ||||ひつよう|||

僕たち 兄妹 ( きょう だい ) の ため に ねっ ぼくたち|きょうだい||||||

リィエル …

どうして こんな 事 を ? ||こと|

先生 は ! ? せんせい|

彼 は もう 来 ない よ かれ|||らい||

リィエル が 殺し た から ね ||ころし|||

は あっ …

ウソ … だ よ ね うそ|||

リィエル が …―

そんな 事 する わけ ない よ … ね ? |こと|||||

( リィエル ) ごめん

先生 … せんせい

( リィエル ) ふ は は は ルミア は いた だい て いく ~

( リィエル ) ふ は は は ルミア は いた だい て いく ~

( ルミア ) あ ~ れ ~

( ルミア ) あ ~ れ ~

( ルミア ) あ ~ れ ~

ルミア ~ ! ああ …

ルミア ~ ! ああ …

ルミア は リィエル に 連れ 去ら れ て グレン 先生 の 意識 も 戻ら ない ||||つれ|さら||||せんせい||いしき||もどら|

頼み の アルベルト さん は 猫 と 戯れ てる ~ たのみ|||||ねこ||たわむれ|

頼み の アルベルト さん は 猫 と 戯れ てる ~ たのみ|||||ねこ||たわむれ|

( アルベルト ) よ ー し よし よし よし … ||-||||

すまない 自分 で なんとか し て くれ |じぶん|||||

こんな 時 アルフォネア 教授 が い て くれ たら ! |じ||きょうじゅ|||||

( セリカ ) 呼 ん だ ? ( シス ティーナ ) アルフォネア 教授 ! |よ||||||きょうじゅ

いっ お め え 来週 出番 ねえ だ ろ ? ||||らいしゅう|でばん|||

( セリカ ) そうだ っけ ? ( シス ティーナ ) 先生 ! |そう だ||||せんせい

よかった ! 先生 が 死 ん じゃ ったら 私 どう しよ う か と … |せんせい||し||||わたくし|||||

あ ! ヤベ …

えっ ? ちょっと 先生 ! ? ||せんせい

私 出番 ない の ? わたくし|でばん||