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百物語 - Yōkai​ Stories, カッパ の かんざし – Text to read

百物語 - Yōkai​ Stories, カッパ の かんざし

Beginner 2 Japans lesson to practice reading

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カッパ の かんざし

カッパ の かんざし

むかし むかし 、紀伊 の 国 (きい の くに →和歌山 県 )に 住む カッパ は 、他の カッパ と 違って 頭 に きれいな かんざし を さして いました 。 その カッパ が 住んで いる 温 川 (ぬる み が わ )の 近く の 村 に 、『しげの 』と 言う 可愛い 娘 が 住んで いた の です 。 しげの は 、とても おしゃれ が 好き な 娘 です 。 村人 たち から カッパ の かんざし の 話 を 聞いた しげの は 、「一度 で いい から 、その カンザシ を 見て みたいな 」と 、親 が 寝 しずまる の を 待って 家 を 抜け出す と 、カッパ が いる 川 へ と 出かけた のです 。

「カッパ 、いない な ・・・」その 日 は カッパ の 姿 が ありません でした が 、しげの は それ から 何日も 何日も 夜 になると 川 へ 出かけて 、ついに カッパ を 見つけた のです 。 「・・・きれい 」カッパ の かんざし は 月 の 光 に キラキラ と 輝いて 、夢 の 様 な 美しさ です 。 「ああ 、一度 で いい から 、あの カンザシ を さして みたいな 」しげの は すっかり 、カッパ の かんざし に 心 を 奪われて しまい ました 。 そして それ から も 毎晩 の 様に カッパ を 見に 行った しげの に 、ある 晩 カッパ が 、しげの に 向かって おいでおいで と 手招き を した のです 。 しげの は カッパ に 招かれる まま に 川 の 中 に 入って 行き 、そして 二度と 帰って は 来ませんでした 。

この 事 が あって から 、村人 たち は しげの が 消えた 場所 を 《シゲノ 淵 》と 呼ぶ よう に なった そう です 。

おしまい

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