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今日 、異動 の 打診 が あった 。
10月 に 、研究部門 から 、事業部門 へ 異動 の 計画 が ある という 。
勤務 先 で は 、当人 が 嫌がる 異動 は し ない こと に なっている 。
私 が 意向 を 示す の は 、半月 後 の 予定 。
事業 部門 は 最終 製品 の 開発 ・製造 ・サポート を 行う ところ 。
だいたい 事業 部 の 人 と 会う と 、研究 は いい なあ 、と 羨ましがられる 。
研究 から 移った人 は みな 、 それ を 知って て 、「 はい 喜んで 」 と 異動 を 受け入れた人 な ん だ けど 、「 やめ といた 方 が いい よ 」 と いう 。
そう いって いる 人 も また 、それ を 無視 した 一人 なんだ けど 。
何で そう なる の か 。
私 は ずっと 不思議 に 思って いた 。
とくに 同期 入社 の 一人 で 、「定年 まで 絶対に 研究 に いたい 」と いってた 人 が 、あっさり と 異動 の 話 を 受け入れた のに は 驚いた 。 でも 、今 なら わかる 、気 が する 。
研究 部門 で 、この先 、何 を やりたい とか いう の が 、ない んだ よね 。 生きる 手段 と して の 仕事 、 宝くじ でも 当たったら 、「 社会 に 必要 と されてる 感 」 は アルバイト や ボランティア 活動 の 類 で 十分だ わ 、 と いう人間 だ から 、 私 は 。 いま 事業 部 の 方 で 、** の 仕事 を して ほしい 、徳保 くん が ほしい 、と いって きている 。
ゴネ て 残って 、自分 、どう する んだろう 、と 思う 。
事業 部 は きつい って 、散々 脅されて も 、それでも うち の 会社 である 以上 は 、労働 組合 が 管理職 を 常に 監視している 。 滅 茶 苦 茶 は あり え ない 。
だったら ……と 。
それ に 何より 、事業部 の 方 に は 、一部 だけど 、大卒 の 正社員 複数 人 が 同じ 仕事 を している 職場 が あるんです よ 。
最初の 行き先 が そう じゃ ない こと は わかって いる けど 、だんだん そっち へ 近付いて いって 、また 自尊心 を 回復 できる かも しれない 、という 期待 。
暗闇 に 光明 が 射 した 感じ 。