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イタズラなKiss〜Love in TOKYO, イタズラなKiss〜Love in TOKYO#12 (2)

イタズラ な Kiss 〜 Love in TOKYO #12 (2)

うん じゃあ また あした

( 琴子 ) また ね バイバイ

( 理美 ) また あした バイバイ

じゃあ ね ー

バイバーイ

バイバーイ …

金 ちゃん

これ 食べて みて くれ へん ?

いい けど 何 ? これ

今度 な わし の 料理

あい原 で 出して もらえる かも しれ へん ねん

そんで …

そんで …

金 ちゃん の お 料理 お 店 で 出す の ?

金 ちゃん の お 料理 お 店 で 出す の ?

すごい !

すごい !

えっ えっ ? まだ 一皿 だけ や

えっ えっ ? まだ 一皿 だけ や

しかも 先付け の 更に 前 に 出す ―

ほんま お 通し みたいな 一皿 や ―

それ も 大将 に 試食 して もらって オーケー が 出たら って いう 話 や し

わし みたいな もん が 1 人 で コース 出せる ように なる の に は

まだまだ 何年 も かかる ん や

ううん でも すごい よ

あっ 褒める ん は 味見 して から に して くれ や

フフフ で は 早速 いただき ます

うーん

はぁ …

うーん

いただきまーす

ん …

( 金之助 ) えっ あかん か ?

わし 味付け しくじって しもた か ?

ううん すっごい おいしい よ !

金 ちゃん 高校 の とき から お 料理 得意 だった けど

そん とき と は 全然 違う 何か プロ の 味 って 感じ !

はっ ほんま か ?―

せや けど その 割に は 浮か ん 顔 し とった で

はぁ …

何か …

みんな すごい なって 思って …

前 から 女性誌 の 編集部 で 働き たい って 思って た んだ よ ね ー

いやあ 雑誌 って 生き物 な んだ ねえ

もう その 場 に いる だけ で すっごい わくわく する の !

ほんっと に やりがい が ある 仕事 な んだ !

私 は レコード 会社 か

音楽 の プロダクション 入り たい んだ よ ね ―

どんどん インディーズ の 音楽 に 興味 出て き ちゃって

世界 で 通用 する ような バンド を

発掘 できる ような 仕事 し たい なあ と 思って

金 ちゃん も じんこ も 理美 も 自分 の やり たい こと 見つけて

将来 の 夢 に 向かって 動き出して る のに

自分 だけ まだ 何にも 見つかって ない なって 思って …

人 に は 人 それぞれ ペース が ある ん や

琴子 は 琴子 の ペース を 見つけたら ええ ねん

ねえ 金 ちゃん が 料理 やろう って 決めた とき

どんな 感じ だった ?

どうして 自分 の やり たい こと は これ だって 思った の ?

えっ ? ど やった か なあ ?

うーん …

いや こんなん 頭 で 考える こと と ちゃう な

人 を 好き に なる の と 同じ や

人 を 好き に なる の と 同じ ?

せや

誰か を 好き に なる とき ―

頭 で 考え ん で 自然 に 分かる やろ ?

ああ 自分 は この 人 の こと 好き な ん や なあ って

それ と 同じ や

難しい こと 考え へん で も ドキドキ して 楽しい て

ずーっと 一緒に おり たい って 思う やろ ?

それ と 同じ で 気い付い たら

やり たい こと やっ とった っちゅう 感じ や な

ほお ー そっかあ

でも …

好き な 人 の そば に い られる 仕事 が やり たい って いう の と

やり たい こと と は 違う よ ね ?

えっ ?

例えば ―

私 の 好き な 人 が 社長 さん だったら

私 は 秘書 に なり たい って 思う

ウフフ

私 の 好き な 人 が パイロット だったら

私 は CA に なり たい って 思う し

♪~

フフッ フフ … ウフフ

テニス プレーヤー だったら ―

スケジュール を 管理 する マネジャー さん

ウフフ …

大学 教授 だったら

( 琴子 ) アシスタント と して 研究 を ―

手伝ったり ー

いや いや …

うん

うん そんなふうに

将来 の 職業 を 想像 して 夢見る こと は ある んだ よ

でも この 夢 に は 難点 が ある の

好き な 人 の 仕事 に よって

私 の やり たい こと が ころっころ 変わっ ちゃう

それ って 本当に やり たい こと と は 違う よ ね

とても 将来 の 夢 と は 言え ない よ …

はぁ …

金 ちゃん ?

えっ ああ

ハハッ

せや ったら 好き な 人 が 板前 さん やったら

琴子 は 店 の おかみ さん や な

あっ …

あっ …

ハハ …

ハハ …

誰か の 夢 を 支える ため に 生きる っちゅう の は ええ こっちゃ

男 は な

そういう 女 を 幸せに して やり たい と 思う もん や

琴子 は ええ おかみ さん に なれる と 思う けど な

フフ もう 金 ちゃん から かわ ないで よ もう

あっ これ もらって いい ?

あっ これ もらって いい ?

おう

おう

おう

うん

うん

お ー プルプル

いただきまーす

♪~

( 琴子 ) おっ ここ だ ―

就職 活動 支援 コーナー

ん …

人 を 好き に なる の と 一緒 で 自然 に 分かる かあ …

と は 言わ れて も 焦る よ なあ

ん ~

あっ …

♪~

( 琴子 ) 入江 君 何の 本 読んで た ん だろう

自分 が やり たい こと を 見つける ため に

自分 の 力 だけ で 生活 して みたい って 思った んだ

( 直樹 ) あの まま ずっと 家 に いて

大学 出て おやじ の 会社 継いで

本当に そのまま で いい の か なあ と 思って

それ じゃあ 親 の 敷いた レール どおり に 生きて る だけ じゃん

はぁ …

何か … 私 だけ 置いて かれて る 気分 …

入江 君

入江 君 が 勉強 して る なんて 珍しい

ああ 第二 外国語 授業 の 予習 ?

これ 医学書 じゃない

どうした の ? どういう 風 の 吹き回し ?

( 重樹 ) 直樹 そして 琴子 ちゃん

大学 2 年生 進級 本当に おめでと ー !

乾杯 !

乾杯 !

( 一同 ) 乾杯 !

( 一同 ) 乾杯 !

ありがとう

本当に ありがとう ございます

こんな すてき な 席 も 設けて いただいて

いや いや いや … 裕樹 も いよいよ 5 年生 だ な

中学 受験 の ため の 勉強 も 本格的 に なる から な

頑張り たまえ よ ー !

僕 お 兄ちゃん と 同じ 斗南 に 行く !

それ で もちろん A 組 に なって

お 兄 ちゃん みたい に 1 番 に なる ん だあ

おっ 頼もしい じゃない かあ なあ イリ ちゃん

おお ! ハッハッハッ

さあ お 食事 し ましょ ほら 食べて 食べて !

さあ お 食事 し ましょ ほら 食べて 食べて !

はい はい いただき ましょ ー !

はい はい いただき ましょ ー !

はい はい いただき ましょ ー !

( 琴子 ) いただきまーす !

( 琴子 ) いただきまーす !

( 琴子 ) いただきまーす !

( 裕樹 ) いただきまーす !

( 裕樹 ) いただきまーす !

すごい ぞ これ ママ の 特製 手まり 寿司

( 紀子 ) どうぞ

( 紀子 ) どうぞ

( 重雄 ) この 大根 は かわいく 切って ます ね ー

( 重雄 ) この 大根 は かわいく 切って ます ね ー

( 紀子 ) あら もう ! プロ の 方 に 褒め られた

恥ずかしい わあ

さっ お 兄ちゃん も 裕樹 も いっぱい 食べて ね !

ほらっ これ も これ も はい さあ どうぞ

絶対 これ おいしい よ

( 紀子 ) これ も 食べて これ ごと ―

これ も 食べ なくちゃ

これ も 食べ なくちゃ

そんなに いっぺんに 食べ られ ない よ

そんなに いっぺんに 食べ られ ない よ

だって もう ―

ビタミン と か カルシウム とか ちゃんと とって る の か 心配で

ほら 食べて 食べて

まあ まあ まあ 直樹 も 子供 じゃ ない んだ から

ほら ママ も シャンパン どうぞ

あら パパ ありがと じゃあ 飲ん じゃお っかなあ

飲み なさい よ ー フッフッ

おば 様 入江 君 が いる から 何か うれし そう だ ね

ウフフ …

( 紀子 たち の 笑い声 )

( 紀子 ) ほら 裕樹 食べて ね ―

ウフフ …

( 琴子 ) ん ~ おなか いっぱーい

琴子 そんなに 食う と 太る ぞ

自分 だって 食べて た くせ に

僕 は いい んだ よ これ から 背 が 伸びる んだ から

お前 は これ から 胸 が 大きく なる わけ じゃない だろ

ん ? 何 ? シュッ

えいっ

うっ かわ された ! うっ

やっぱり 家族 みーんな が そろう の って いい わ ね

やっぱり 家族 みーんな が そろう の って いい わ ね

うん

うん

うん

お うち が 一番 よ ー ウフフ

お うち が 一番 よ ー ウフフ

お うち が 一番 よ ー ウフフ

うん

お うち が 一番 よ ー ウフフ

いや 家族 で も ない のに ご 一緒 させて もらって

申し訳ない です な

申し訳ない です な

何 言って る んです か

何 言って る んです か

何 言って る んです か

えっ ? フフ

えっ ? フフ

えっ ? フフ

相原 さん だって 家族 同然 じゃない です か

相原 さん だって 家族 同然 じゃない です か

相原 さん だって 家族 同然 じゃない です か

そうたい そうたい

そうたい そうたい

まっ 琴子 ちゃん と お 兄ちゃん の こと

私 は まだ 諦めて ません から ね ー !

( 紀子 ) ねえ お 兄 ちゃーん

まだ 1 人 暮らし 続ける つもり ?

もう 十分 満喫 した でしょ ?

そろそろ うち に 戻って らっしゃい よ

( 裕樹 ) そうだ よ お 兄 ちゃーん

ねえ ?

それ で 琴子 ちゃん と お 兄ちゃん が 結婚 して

ほんと の 家族 に ね ー ? アハハ

酔っ払って る の か ? おふくろ 飲み過ぎ だ ぞ

酔って なんか ない わ よ ー ねえ ? 琴子 ちゃん

私 に は まだ 結婚 は 早い です よ

( 紀子 ) あら どうして ?―

パパ と 私 が 結婚 した とき は

琴子 ちゃん と 同じ 19 歳 の とき だった んだ から

早 過ぎる なんて こと は ない わ よ

( 重樹 と 紀子 の 笑い声 )

ごちそうさま

じゃあ 俺 そろそろ 帰る から

( 紀子 ) あらあ

( 琴子 ) そうだ よ ね ―

私 の 存在 って ―

やっぱり 入江 君 に とって は 迷惑 な んだ よ ね

直樹 ちょっと 待ち なさい

今日 は 話し たい こと が ある んだ よ

書斎 まで 来て くれ ない かな ―

頼む

あっ ママ も 一緒に 来て くれる かな ?

ママ に も 聞い といて もらい たい 話 なんだ

( 紀子 ) あら ああ …

( 紀子 ) あら ああ …

ごめん ね

ん ~ ごめんなさい ね

ちょっと 外し ます けど

お茶 とか して ゆっくり されて て ―

ウフフ

ごめん ね すいませーん ―

はい はーい

( 直樹 ) 何 ?

直樹 お前 将来 の こと は どう 考えて る ?

今日 は お前 の 本音 を 教えて ほしい んだ よ

まあ もう 分かって る だろう けど

私 は お前 を

正式 に うち の 会社 の 後継者 と して 考えて る ―

大学 を 卒業 したら ―

そのまま うち に 入社 して ほしい と 思って る んだ よ

うん 私 も それ に 賛成 よ

( 重樹 ) お前 は まだ 大学 2 年生 だ けど ―

仕事 を 覚える の は 早い に 越した こと は ない ―

だから …

うーん 例えば ―

夏 休み と か そういう の の 長期 の 休暇 を 利用 して

そろそろ うち の 仕事 を

覚えて もらったら いい ん じゃない か なって 思って る

うち の 経営 に ついて お前 の 意見 も 聞き たい し な

遅い なあ お 兄ちゃん たち 何 話して んだ ろ ?

ああ 琴子

( 琴子 ) ん ?

3 人 に お茶 でも 持って って やり な

3 人 に お茶 でも 持って って やり な

うん 分かった

よいしょっ

( 鼻歌 )

( 重樹 ) どう 思う ? 直樹

おやじ の 会社 を 継ぐ か どう か は 今 すぐ 結論 は 出せ ない

もう 少し 考える 時間 が 欲しい

おおっ

( 紀子 ) 考える 時間 は 十分 に あった はず よ !―

パパ の 会社 の こと も 琴子 ちゃん の こと も

( 重樹 ) ママ ―

今 は 琴子 ちゃん の こと は …

いいえ これ だって 大事 な お 兄ちゃん の 将来 の 話 よ

私 は ね 誰 で も いい と 思って

お 兄ちゃん に 琴子 ちゃん を 薦めて る わけ じゃない の よ ―

お 兄ちゃん が パパ の 会社 を 継ぐ なら

琴子 ちゃん は 理想 の お 嫁 さん だ と 思う の よ ―

ねえ パパ ?

( 重樹 ) 確かに ―

企業 を 経営 する の は 並大抵 の こと じゃない ―

家族 の 支え が 絶対 に 必要 だ

だから 直樹 の こと を 考えて くれて ―

直樹 を 支えて くれて ―

そして 周り の 人 たち に ―

愛される ような 人 が 一番 だ と 思う ―

結婚 って いう の は ほれた はれた だけ で ―

やって いける ような もん じゃない から な ―

そういう 意味 で は 琴子 ちゃん は 確かに ―

理想的 な お 嫁 さん だ と 私 も 思う

フフッ

だけど いちばん 大事 な の は 直樹 の 気持ち だ ―

お前 の 考え を 聞か せて くれ ―

どう 思う ? 直樹

どう 思う も 何も

おやじ も おふくろ も

自分 たち の 思いどおり に なる ように しむけて る じゃない か

俺 に 選択 させる ふり を して

結局 俺 の 進む 道 は 勝手に 決ま っちまって る

最初 から ね

そんな の 汚い よ !

き 汚い だ なんて …

お 兄ちゃん パパ に 向かって 何て こと 言う の !


イタズラ な Kiss 〜 Love in TOKYO #12 (2) いたずら||||| Mischievous Kiss - Love in TOKYO #12 (2) Озорной поцелуй - Любовь в ТОКИО #12 (2)

うん じゃあ また あした

( 琴子 ) また ね バイバイ ことこ|||

( 理美 ) また あした バイバイ り び|||

じゃあ ね ー ||-

バイバーイ

バイバーイ …

金 ちゃん きむ|

これ 食べて みて くれ へん ? |たべて|||

いい けど 何 ? これ ||なん|

今度 な わし の 料理 こんど||||りょうり

あい原 で 出して もらえる かも しれ へん ねん あい はら||だして||||| Maybe you can get it out in Aihara.

そんで …

そんで …

金 ちゃん の お 料理 お 店 で 出す の ? きむ||||りょうり||てん||だす|

金 ちゃん の お 料理 お 店 で 出す の ? きむ||||りょうり||てん||だす|

すごい !

すごい !

えっ えっ ? まだ 一皿 だけ や |||ひと さら||

えっ えっ ? まだ 一皿 だけ や |||ひと さら||

しかも 先付け の 更に 前 に 出す ― |さき つけ||さらに|ぜん||だす Moreover, it will be put out even before the advance-

ほんま お 通し みたいな 一皿 や ― ほん ま||とおし||ひと さら| A plate that looks like a real dish

それ も 大将 に 試食 して もらって オーケー が 出たら って いう 話 や し ||たいしょう||ししょく|||おーけー||でたら|||はなし||

わし みたいな もん が 1 人 で コース 出せる ように なる の に は ||||じん||こーす|だせる|よう に||||

まだまだ 何年 も かかる ん や |なん ねん||||

ううん でも すごい よ う うん|||

あっ 褒める ん は 味見 して から に して くれ や |ほめる|||あじみ||||||

フフフ で は 早速 いただき ます |||さっそく||

うーん

はぁ … は ぁ

うーん

いただきまーす いただき ま - す

ん …

( 金之助 ) えっ あかん か ? きんのすけ||あか ん|

わし 味付け しくじって しもた か ? |あじつけ||し もた|

ううん すっごい おいしい よ ! う うん|すっご い||

金 ちゃん 高校 の とき から お 料理 得意 だった けど きむ||こうこう|||||りょうり|とくい||

そん とき と は 全然 違う 何か プロ の 味 って 感じ ! ||||ぜんぜん|ちがう|なん か|ぷろ||あじ||かんじ

はっ ほんま か ?― |ほん ま|

せや けど その 割に は 浮か ん 顔 し とった で せ や|||わりに||うか||かお|||

はぁ … は ぁ

何か … なん か

みんな すごい なって 思って … |||おもって

前 から 女性誌 の 編集部 で 働き たい って 思って た んだ よ ね ー ぜん||じょせい し||へんしゅう ぶ||はたらき|||おもって|||||-

いやあ 雑誌 って 生き物 な んだ ねえ いや あ|ざっし||いきもの|||

もう その 場 に いる だけ で すっごい わくわく する の ! ||じょう|||||すっご い|||

ほんっと に やりがい が ある 仕事 な んだ ! |||||しごと||

私 は レコード 会社 か わたくし||れこーど|かいしゃ|

音楽 の プロダクション 入り たい んだ よ ね ― おんがく|||はいり||||

どんどん インディーズ の 音楽 に 興味 出て き ちゃって |||おんがく||きょうみ|でて||

世界 で 通用 する ような バンド を せかい||つうよう|||ばんど|

発掘 できる ような 仕事 し たい なあ と 思って はっくつ|||しごと|||||おもって

金 ちゃん も じんこ も 理美 も 自分 の やり たい こと 見つけて きむ|||じん こ||り び||じぶん|||||みつけて

将来 の 夢 に 向かって 動き出して る のに しょうらい||ゆめ||むかって|うごきだして||

自分 だけ まだ 何にも 見つかって ない なって 思って … じぶん|||なんにも|みつかって|||おもって

人 に は 人 それぞれ ペース が ある ん や じん|||じん||ぺーす||||

琴子 は 琴子 の ペース を 見つけたら ええ ねん ことこ||ことこ||ぺーす||みつけたら||

ねえ 金 ちゃん が 料理 やろう って 決めた とき |きむ|||りょうり|||きめた|

どんな 感じ だった ? |かんじ|

どうして 自分 の やり たい こと は これ だって 思った の ? |じぶん||||||||おもった|

えっ ? ど やった か なあ ?

うーん …

いや こんなん 頭 で 考える こと と ちゃう な ||あたま||かんがえる|||ちゃ う|

人 を 好き に なる の と 同じ や じん||すき|||||おなじ|

人 を 好き に なる の と 同じ ? じん||すき|||||おなじ

せや せ や

誰か を 好き に なる とき ― だれ か||すき|||

頭 で 考え ん で 自然 に 分かる やろ ? あたま||かんがえ|||しぜん||わかる|

ああ 自分 は この 人 の こと 好き な ん や なあ って |じぶん|||じん|||すき|||||

それ と 同じ や ||おなじ|

難しい こと 考え へん で も ドキドキ して 楽しい て むずかしい||かんがえ||||どきどき||たのしい|

ずーっと 一緒に おり たい って 思う やろ ? |いっしょに||||おもう|

それ と 同じ で 気い付い たら ||おなじ||き いつ い|

やり たい こと やっ とった っちゅう 感じ や な ||||||かんじ||

ほお ー そっかあ |-|そっか あ

でも …

好き な 人 の そば に い られる 仕事 が やり たい って いう の と すき||じん||||||しごと|||||||

やり たい こと と は 違う よ ね ? |||||ちがう||

えっ ?

例えば ― たとえば

私 の 好き な 人 が 社長 さん だったら わたくし||すき||じん||しゃちょう||

私 は 秘書 に なり たい って 思う わたくし||ひしょ|||||おもう

ウフフ

私 の 好き な 人 が パイロット だったら わたくし||すき||じん||ぱいろっと|

私 は CA に なり たい って 思う し わたくし|||||||おもう|

♪~

フフッ フフ … ウフフ

テニス プレーヤー だったら ― てにす|ぷれーやー|

スケジュール を 管理 する マネジャー さん すけじゅーる||かんり||まねじゃー|

ウフフ …

大学 教授 だったら だいがく|きょうじゅ|

( 琴子 ) アシスタント と して 研究 を ― ことこ||||けんきゅう|

手伝ったり ー てつだったり|-

いや いや …

うん

うん そんなふうに

将来 の 職業 を 想像 して 夢見る こと は ある んだ よ しょうらい||しょくぎょう||そうぞう||ゆめみる|||||

でも この 夢 に は 難点 が ある の ||ゆめ|||なんてん|||

好き な 人 の 仕事 に よって すき||じん||しごと||

私 の やり たい こと が ころっころ 変わっ ちゃう わたくし||||||ころっこ ろ|かわっ|ちゃ う

それ って 本当に やり たい こと と は 違う よ ね ||ほんとうに||||||ちがう||

とても 将来 の 夢 と は 言え ない よ … |しょうらい||ゆめ|||いえ||

はぁ … は ぁ

金 ちゃん ? きむ|

えっ ああ

ハハッ

せや ったら 好き な 人 が 板前 さん やったら せ や||すき||じん||いたまえ||

琴子 は 店 の おかみ さん や な ことこ||てん|||||

あっ …

あっ …

ハハ …

ハハ …

誰か の 夢 を 支える ため に 生きる っちゅう の は ええ こっちゃ だれ か||ゆめ||ささえる|||いきる|||||

男 は な おとこ||

そういう 女 を 幸せに して やり たい と 思う もん や |おんな||しあわせに|||||おもう||

琴子 は ええ おかみ さん に なれる と 思う けど な ことこ||||||||おもう||

フフ もう 金 ちゃん から かわ ないで よ もう ||きむ||||||

あっ これ もらって いい ?

あっ これ もらって いい ?

おう

おう

おう

うん

うん

お ー プルプル |-|

いただきまーす いただき ま - す

♪~

( 琴子 ) おっ ここ だ ― ことこ|||

就職 活動 支援 コーナー しゅうしょく|かつどう|しえん|こーなー

ん …

人 を 好き に なる の と 一緒 で 自然 に 分かる かあ … じん||すき|||||いっしょ||しぜん||わかる|か あ

と は 言わ れて も 焦る よ なあ ||いわ|||あせる||

ん ~

あっ …

♪~

( 琴子 ) 入江 君 何の 本 読んで た ん だろう ことこ|いりえ|きみ|なんの|ほん|よんで|||

自分 が やり たい こと を 見つける ため に じぶん||||||みつける||

自分 の 力 だけ で 生活 して みたい って 思った んだ じぶん||ちから|||せいかつ||||おもった|

( 直樹 ) あの まま ずっと 家 に いて なおき||||いえ||

大学 出て おやじ の 会社 継いで だいがく|でて|||かいしゃ|ついで

本当に そのまま で いい の か なあ と 思って ほんとうに||||||||おもって

それ じゃあ 親 の 敷いた レール どおり に 生きて る だけ じゃん ||おや||しいた|れーる|||いきて|||じゃ ん

はぁ … は ぁ

何か … 私 だけ 置いて かれて る 気分 … なん か|わたくし||おいて|||きぶん

入江 君 いりえ|きみ

入江 君 が 勉強 して る なんて 珍しい いりえ|きみ||べんきょう||||めずらしい

ああ 第二 外国語 授業 の 予習 ? |だい ふた|がいこく ご|じゅぎょう||よしゅう

これ 医学書 じゃない |いがく しょ|じゃ ない

どうした の ? どういう 風 の 吹き回し ? |||かぜ||ふき まわし

( 重樹 ) 直樹 そして 琴子 ちゃん しげき|なおき||ことこ|

大学 2 年生 進級 本当に おめでと ー ! だいがく|ねんせい|しんきゅう|ほんとうに|お めで と|-

乾杯 ! かんぱい

乾杯 ! かんぱい

( 一同 ) 乾杯 ! いちどう|かんぱい

( 一同 ) 乾杯 ! いちどう|かんぱい

ありがとう

本当に ありがとう ございます ほんとうに||

こんな すてき な 席 も 設けて いただいて |||せき||もうけて|

いや いや いや … 裕樹 も いよいよ 5 年生 だ な |||ひろき|||ねんせい||

中学 受験 の ため の 勉強 も 本格的 に なる から な ちゅうがく|じゅけん||||べんきょう||ほんかく てき||||

頑張り たまえ よ ー ! がんばり|||-

僕 お 兄ちゃん と 同じ 斗南 に 行く ! ぼく||にいちゃん||おなじ|と みなみ||いく

それ で もちろん A 組 に なって ||||くみ||

お 兄 ちゃん みたい に 1 番 に なる ん だあ |あに||||ばん||||だ あ

おっ 頼もしい じゃない かあ なあ イリ ちゃん |たのもしい|じゃ ない|か あ|||

おお ! ハッハッハッ

さあ お 食事 し ましょ ほら 食べて 食べて ! ||しょくじ||ま しょ||たべて|たべて

さあ お 食事 し ましょ ほら 食べて 食べて ! ||しょくじ||ま しょ||たべて|たべて

はい はい いただき ましょ ー ! |||ま しょ|-

はい はい いただき ましょ ー ! |||ま しょ|-

はい はい いただき ましょ ー ! |||ま しょ|-

( 琴子 ) いただきまーす ! ことこ|いただき ま - す

( 琴子 ) いただきまーす ! ことこ|いただき ま - す

( 琴子 ) いただきまーす ! ことこ|いただき ま - す

( 裕樹 ) いただきまーす ! ひろき|いただき ま - す

( 裕樹 ) いただきまーす ! ひろき|いただき ま - す

すごい ぞ これ ママ の 特製 手まり 寿司 |||まま||とくせい|て まり|すし

( 紀子 ) どうぞ としこ|

( 紀子 ) どうぞ としこ|

( 重雄 ) この 大根 は かわいく 切って ます ね ー しげお||だいこん|||きって|||-

( 重雄 ) この 大根 は かわいく 切って ます ね ー しげお||だいこん|||きって|||-

( 紀子 ) あら もう ! プロ の 方 に 褒め られた としこ|||ぷろ||かた||ほめ|

恥ずかしい わあ はずかしい|わ あ

さっ お 兄ちゃん も 裕樹 も いっぱい 食べて ね ! ||にいちゃん||ひろき|||たべて|

ほらっ これ も これ も はい さあ どうぞ

絶対 これ おいしい よ ぜったい|||

( 紀子 ) これ も 食べて これ ごと ― としこ|||たべて||

これ も 食べ なくちゃ ||たべ|

これ も 食べ なくちゃ ||たべ|

そんなに いっぺんに 食べ られ ない よ ||たべ|||

そんなに いっぺんに 食べ られ ない よ ||たべ|||

だって もう ―

ビタミン と か カルシウム とか ちゃんと とって る の か 心配で びたみん|||かるしうむ|と か||||||しんぱいで

ほら 食べて 食べて |たべて|たべて

まあ まあ まあ 直樹 も 子供 じゃ ない んだ から |||なおき||こども||||

ほら ママ も シャンパン どうぞ |まま||しゃんぱん|

あら パパ ありがと じゃあ 飲ん じゃお っかなあ |ぱぱ|あり が と||の ん|じゃ お|っか なあ

飲み なさい よ ー フッフッ のみ|||-|

おば 様 入江 君 が いる から 何か うれし そう だ ね |さま|いりえ|きみ||||なん か||||

ウフフ …

( 紀子 たち の 笑い声 ) としこ|||わらいごえ

( 紀子 ) ほら 裕樹 食べて ね ― としこ||ひろき|たべて|

ウフフ …

( 琴子 ) ん ~ おなか いっぱーい ことこ|||いっぱ - い

琴子 そんなに 食う と 太る ぞ ことこ||くう||ふとる|

自分 だって 食べて た くせ に じぶん||たべて|||

僕 は いい んだ よ これ から 背 が 伸びる んだ から ぼく|||||||せ||のびる||

お前 は これ から 胸 が 大きく なる わけ じゃない だろ おまえ||||むね||おおきく|||じゃ ない|だ ろ You're not going to get big breasts from now on

ん ? 何 ? シュッ |なん|

えいっ え いっ

うっ かわ された ! うっ

やっぱり 家族 みーんな が そろう の って いい わ ね |かぞく|み - ん な|||||||

やっぱり 家族 みーんな が そろう の って いい わ ね |かぞく|み - ん な|||||||

うん

うん

うん

お うち が 一番 よ ー ウフフ |||ひと ばん||-|

お うち が 一番 よ ー ウフフ |||ひと ばん||-|

お うち が 一番 よ ー ウフフ |||ひと ばん||-|

うん

お うち が 一番 よ ー ウフフ |||ひと ばん||-|

いや 家族 で も ない のに ご 一緒 させて もらって |かぞく||||||いっしょ|さ せて|

申し訳ない です な もうし わけない||

申し訳ない です な もうし わけない||

何 言って る んです か なん|いって||ん です|

何 言って る んです か なん|いって||ん です|

何 言って る んです か なん|いって||ん です|

えっ ? フフ

えっ ? フフ

えっ ? フフ

相原 さん だって 家族 同然 じゃない です か あいはら|||かぞく|どうぜん|じゃ ない||

相原 さん だって 家族 同然 じゃない です か あいはら|||かぞく|どうぜん|じゃ ない||

相原 さん だって 家族 同然 じゃない です か あいはら|||かぞく|どうぜん|じゃ ない||

そうたい そうたい

そうたい そうたい

まっ 琴子 ちゃん と お 兄ちゃん の こと |ことこ||||にいちゃん||

私 は まだ 諦めて ません から ね ー ! わたくし|||あきらめて|ませ ん|||-

( 紀子 ) ねえ お 兄 ちゃーん としこ|||あに|ちゃ - ん

まだ 1 人 暮らし 続ける つもり ? |じん|くらし|つづける|

もう 十分 満喫 した でしょ ? |じゅうぶん|まんきつ||

そろそろ うち に 戻って らっしゃい よ |||もどって||

( 裕樹 ) そうだ よ お 兄 ちゃーん ひろき|そう だ|||あに|ちゃ - ん

ねえ ?

それ で 琴子 ちゃん と お 兄ちゃん が 結婚 して ||ことこ||||にいちゃん||けっこん|

ほんと の 家族 に ね ー ? アハハ ||かぞく|||-|

酔っ払って る の か ? おふくろ 飲み過ぎ だ ぞ よっぱらって|||||のみすぎ||

酔って なんか ない わ よ ー ねえ ? 琴子 ちゃん よって|||||-||ことこ|

私 に は まだ 結婚 は 早い です よ わたくし||||けっこん||はやい||

( 紀子 ) あら どうして ?― としこ||

パパ と 私 が 結婚 した とき は ぱぱ||わたくし||けっこん|||

琴子 ちゃん と 同じ 19 歳 の とき だった んだ から ことこ|||おなじ|さい|||||

早 過ぎる なんて こと は ない わ よ はや|すぎる||||||

( 重樹 と 紀子 の 笑い声 ) しげき||としこ||わらいごえ

ごちそうさま

じゃあ 俺 そろそろ 帰る から |おれ||かえる|

( 紀子 ) あらあ としこ|あら あ

( 琴子 ) そうだ よ ね ― ことこ|そう だ||

私 の 存在 って ― わたくし||そんざい|

やっぱり 入江 君 に とって は 迷惑 な んだ よ ね |いりえ|きみ||||めいわく||||

直樹 ちょっと 待ち なさい なおき||まち|

今日 は 話し たい こと が ある んだ よ きょう||はなし||||||

書斎 まで 来て くれ ない かな ― しょさい||きて|||

頼む たのむ

あっ ママ も 一緒に 来て くれる かな ? |まま||いっしょに|きて||

ママ に も 聞い といて もらい たい 話 なんだ まま|||ききい||||はなし|

( 紀子 ) あら ああ … としこ||

( 紀子 ) あら ああ … としこ||

ごめん ね

ん ~ ごめんなさい ね

ちょっと 外し ます けど |はずし||

お茶 とか して ゆっくり されて て ― おちゃ|と か||||

ウフフ

ごめん ね すいませーん ― ||すい ませ - ん

はい はーい |は - い

( 直樹 ) 何 ? なおき|なん

直樹 お前 将来 の こと は どう 考えて る ? なおき|おまえ|しょうらい|||||かんがえて|

今日 は お前 の 本音 を 教えて ほしい んだ よ きょう||おまえ||ほんね||おしえて|||

まあ もう 分かって る だろう けど ||わかって|||

私 は お前 を わたくし||おまえ|

正式 に うち の 会社 の 後継者 と して 考えて る ― せいしき||||かいしゃ||こうけい しゃ|||かんがえて|

大学 を 卒業 したら ― だいがく||そつぎょう|

そのまま うち に 入社 して ほしい と 思って る んだ よ |||にゅうしゃ||||おもって|||

うん 私 も それ に 賛成 よ |わたくし||||さんせい|

( 重樹 ) お前 は まだ 大学 2 年生 だ けど ― しげき|おまえ|||だいがく|ねんせい||

仕事 を 覚える の は 早い に 越した こと は ない ― しごと||おぼえる|||はやい||こした||| It's never been faster to learn a job-

だから …

うーん 例えば ― |たとえば

夏 休み と か そういう の の 長期 の 休暇 を 利用 して なつ|やすみ||||||ちょうき||きゅうか||りよう|

そろそろ うち の 仕事 を |||しごと|

覚えて もらったら いい ん じゃない か なって 思って る おぼえて||||じゃ ない|||おもって|

うち の 経営 に ついて お前 の 意見 も 聞き たい し な ||けいえい|||おまえ||いけん||きき|||

遅い なあ お 兄ちゃん たち 何 話して んだ ろ ? おそい|||にいちゃん||なん|はなして||

ああ 琴子 |ことこ

( 琴子 ) ん ? ことこ|

3 人 に お茶 でも 持って って やり な じん||おちゃ||もって|||

3 人 に お茶 でも 持って って やり な じん||おちゃ||もって|||

うん 分かった |わかった

よいしょっ よい し ょっ

( 鼻歌 ) はなうた

( 重樹 ) どう 思う ? 直樹 しげき||おもう|なおき

おやじ の 会社 を 継ぐ か どう か は 今 すぐ 結論 は 出せ ない ||かいしゃ||つぐ|||||いま||けつろん||だせ|

もう 少し 考える 時間 が 欲しい |すこし|かんがえる|じかん||ほしい

おおっ

( 紀子 ) 考える 時間 は 十分 に あった はず よ !― としこ|かんがえる|じかん||じゅうぶん||||

パパ の 会社 の こと も 琴子 ちゃん の こと も ぱぱ||かいしゃ||||ことこ||||

( 重樹 ) ママ ― しげき|まま

今 は 琴子 ちゃん の こと は … いま||ことこ||||

いいえ これ だって 大事 な お 兄ちゃん の 将来 の 話 よ |||だいじ|||にいちゃん||しょうらい||はなし|

私 は ね 誰 で も いい と 思って わたくし|||だれ|||||おもって

お 兄ちゃん に 琴子 ちゃん を 薦めて る わけ じゃない の よ ― |にいちゃん||ことこ|||すすめて|||じゃ ない||

お 兄ちゃん が パパ の 会社 を 継ぐ なら |にいちゃん||ぱぱ||かいしゃ||つぐ|

琴子 ちゃん は 理想 の お 嫁 さん だ と 思う の よ ― ことこ|||りそう|||よめ||||おもう||

ねえ パパ ? |ぱぱ

( 重樹 ) 確かに ― しげき|たしかに

企業 を 経営 する の は 並大抵 の こと じゃない ― きぎょう||けいえい||||なみたいてい|||じゃ ない

家族 の 支え が 絶対 に 必要 だ かぞく||ささえ||ぜったい||ひつよう|

だから 直樹 の こと を 考えて くれて ― |なおき||||かんがえて|

直樹 を 支えて くれて ― なおき||ささえて|

そして 周り の 人 たち に ― |まわり||じん||

愛される ような 人 が 一番 だ と 思う ― あいさ れる||じん||ひと ばん|||おもう

結婚 って いう の は ほれた はれた だけ で ― けっこん||||||||

やって いける ような もん じゃない から な ― ||||じゃ ない||

そういう 意味 で は 琴子 ちゃん は 確かに ― |いみ|||ことこ|||たしかに

理想的 な お 嫁 さん だ と 私 も 思う りそう てき|||よめ||||わたくし||おもう

フフッ

だけど いちばん 大事 な の は 直樹 の 気持ち だ ― ||だいじ||||なおき||きもち|

お前 の 考え を 聞か せて くれ ― おまえ||かんがえ||きか||

どう 思う ? 直樹 |おもう|なおき

どう 思う も 何も |おもう||なにも

おやじ も おふくろ も

自分 たち の 思いどおり に なる ように しむけて る じゃない か じぶん|||おもいどおり|||よう に|||じゃ ない|

俺 に 選択 させる ふり を して おれ||せんたく||||

結局 俺 の 進む 道 は 勝手に 決ま っちまって る けっきょく|おれ||すすむ|どう||かってに|きま|っち まって|

最初 から ね さいしょ||

そんな の 汚い よ ! ||きたない|

き 汚い だ なんて … |きたない||

お 兄ちゃん パパ に 向かって 何て こと 言う の ! |にいちゃん|ぱぱ||むかって|なんて||いう|