Hikaru no go episode 19 (audio +subtitle)
平安 時代 の 碁 打ち 藤原 佐 為 は
遥かな 時 を 越えて
進藤 ヒカル の 心 に 蘇った
「 神 の 一 手 」 を 極める ため に
強い
進藤 で は … ない
もう 二度と 君 の 前 に は 現れ ない
待って よ 塔 矢 !
お前 俺 の 幻影 なんか 追って る と
本当の 俺 に いつか 足元 すくわ れる ぞ
君 が ?
今 まで ありがとう 三谷 の お 姉さん
ヒカル 君 ?
もう 来 ない よ
夏 休み も 終わる し さ
インターネット も もう 使え ねぇ しな ー
しかた ね ー から 佐 為俺 と 打つ か
ええ ? 本当 ?
ヒカル 今 まで そんな こと 言わ なかった のに
そりゃ お前 と 打ち たく なんか ね ー よ
だって 二 人 分 石 並べる んだ ぜ
面倒 くせ ー
だけど ヒカルヒカル の 部屋 … 碁盤 が ありません よ 碁石 も な お前
強く なった な
あ ? あ ~ やっぱり ? や ~ は は は でしょう ? ね ?
次 は 置 石 減らす ぞ
三谷 投げ なら 負けましたって 言えよ テっメイ 調子 乗り や がって まだまだ 俺 の が 強い んだ から な 関係 ね ー じゃ ん
置 石 あったって 勝ち は 勝ち だろう こんなに ! 皆 碁盤 と 碁石 を セット
タマ子 先生 が 部 費 扱い で 買って きて くれた よ
碁盤 と 碁石 ?
おい !
わ 二 つ 折り
へ ー おもちゃ みたいてい うか おもちゃ だ ね そこ まで 言う … じゃあ ん 新入 部員 よ
ほら おいで
こ … どうも …
女 か
何 よ ! 女 かって
だって さ 男 だったら 筒井 さん が 卒業 して も
大会 に 出られる んじゃ ん か よ ね あかり あたし なんにも 知ら ない よ 本当に 大丈夫 大丈夫 あたし が 全部 教えて あげる
だ ー れ か 何 を 教えるって あたし が 囲碁 を 教える の 囲碁 教室 だって 通って んだ から
ええ ? マジ ?
マジ !
一 人 で ?
そう よ
何で また ?
囲碁 部 いい 感じ だ な
受験 生 な の が 悔しい よ
時々 は うち に 来 れる んでしょう
こいつ 強く なった ぜ 夏 休み の 間 に
よ ー し 一 局 打とう か
互先 で 打って みて よ
本当に ?
あ じゃあ 三谷 君 こっち 教えて よ
教えて くれるって そう いや ね 筒井 さん 碁盤 と 碁石って いくら ぐらい する の ? これ だったら セット 一万 円 し ない と 思う けど
う ひ ゃ ー たけ ー
こりゃ 爺ちゃん に でも 頼む しか ない か
何の こと ?
お 聞いた が
お前 囲碁 やって ん だって ?
知って た の ?
もう 一 年 ぐらい かな
おまけに 学校 じゃ 囲碁 部 に 入った そう じゃ ない か
そう な んだ
そんで ね 今日 は 爺ちゃん に ちょっと お 強 請 り に 来た んだ
お 強 請 り ?
だめだ め
お前 の 母ちゃん から
簡単に ポンポン お 金 あげ ないって きつ ぅ ー く 言わ れ とる から な お 金 じゃ ない よ 碁盤 買って ほしい んだ 碁石 も
碁盤 ? 何 だ 持って ない の か
よ ー し
孫 の 頼み だ 買って やろ
まあ 折りたたみ で いい だ ろ
俺 足 付き が いい な
互先 で 勝ったら 足 付き 買って くれる ?
た … た … たがい … た … た … 互先 で 勝った 何 だ と ?
いったい わし を 何 だ と 思っと る ? どう じゃ
第 三 回 町 内 囲碁 大会 優勝
第 八 回 囲碁 ご 当地 選抜 杯 グランプリ
その他 優勝 数 知れ ず
そりゃ 昔 見せて もらった よ
ね ー いい から 早く やろう やろう
互先 で 勝ったら
この 碁盤 だろう が くれて やる わ い
えー お 古
バカタレ ! いい 品 だ ぞ これ は
そう や さ 爺ちゃん
蔵 に あった あの 碁盤 は ?
お あれ お前 が ぶっ倒れた 時 の ありゃ だめだ 何で ?
烏帽子 を かぶった お化け が 出るって いう 噂 が あって な お化け … ね 噂 だ が な 噂
あの 碁盤 は わし の お 兄さん が 面白がって
骨董 屋 から 買い入れた もん さ
では 兄さん が 死んだ 時 形 見分けて で もらった んだ な
結局 そんな お化け な んじゃ 一 度 も お目にかかっちゃ おら ん わ
私 は 今 こうして ヒカル と 一緒に いる
百 年 ほど 前 に は 虎 次郎 と いた
その 前 は 都 の 宮中 で 打って いた
その 時 から 千 年 に なる
私 は 未 だに 碁盤 の 前 に いる
神様 は いったい いつまで 私 の わがまま を
お 聞き くださる だろう
あ ! あー だめ
あ ~ 石 が 全部 取ら れちゃ う
だから ね 先 ここ に 打つ んじゃ なくて
ほら こっち に 打ったら よかった んだ よ
じゃ こっち に 変えて も いい ?
えー よ えー よ
おじさん ありがとう
阿 古田 さん やさしい で すね
本当 本当 藤崎 さん が 来て から
阿 古田 さん 人格 変わっちゃった もの ~ そ … そんな 別に そんな … ところで 進藤 君 は 元気 ?
はい ヒカル ずいぶん 強く なった みたい
そ ー か 藤崎 さんって 前 に ヒカル 君 と ここ に 来た こと あった の ね は い ね ね 藤崎 さん ヒカル 君 の こと 好きな んでしょう ?
いいえ そんな …
だって
そう で も なきゃ 突然 囲碁 なんか 始めたり し ない でしょう
それ は …
まっまあ 進藤 君 に は 一 度 また ここ へ 遊び におい でって 言っと いて よ はい あたし こんな ところ で 何 やって る んだろう
ええっと ちょっと 足りない かな 何 だ よ 爺ちゃん
「 うん ん 」 うるさい な
お前 もう 一 年 と か 言って たな
たった 一 年 で こんなに …
あい や 本当に 強く なった な
そう ?
これ だ から 子供って やつ は 侮れ ん お前 才能 ある ぞ 本当 ?
じゃ さ これ 俺 が 勝って んだ ?
いやいや 足り ん 足り ん お前 が ヨセ で 間違え なく だって
わし が 残っと る やっぱ だ めじゃ ん だ から わし を 何 だ と 思っと る ! クツワ 町 の 井上 さん に 勝って た の は わし だけ だ ぞ
誰 だ よ それ 誰 も 知ら ね ー よ
足 付き か ええ いい だろう
勝って やる よ 一 番 安い やつ だ が
それ で お前 が もっと やる 気 を 出す ん なら
安い もん だ
本当 ?
タカイ で ー す
あら どうも
わ ヒカル 何 やって ん の 大丈夫 ?
五 … 五万 円 ? これ で ?
サンキュー 爺ちゃん !
お 爺ちゃん に は ちゃんと お礼 言った の ?
言った 言った
しかし まあ あの 子 が こんなに 長く 碁 を 続ける と は 思わ なかった わ
どう しましょう どう しましょう どう しましょう どう しましょう どう しましょうったら どう しましょう どう しましょう ~ 部屋 に 碁盤 が あるって の も 悪く ない な ヒカル ~ 早速 早速 分かった 分かった
あ ~ 格好いい ~ 新品って いい よ な ヒカル 好きな だけ 置 石 置いて いい です よ 好きな だけ 置いて いい ?
何 だ よ そりゃ
要ら ね ー よ 置 石 なんか
ほら ニギ れよ
ニっニギ れって そんな ニギ れって 言われて も … たく もうじゃ お前 が 白 で 俺 が 黒 コミ は 五 目 半 いい な ?
うん はっはい ほら よ の 三
ええっと ヒカル お おそっか 俺 が 打つ の か の 十六 なんか やっぱり すげ ー 疲れる
な … 慣れれば 大丈夫です よ
お前 向こう 行け 向こう !
これ じゃ ちっとも 対局 らしく ねぇ
はい ~
まあ 落ち着く か
いい ぜ 佐 為
の 三
の 三
場所 違います よ の 三って ここ だろう ? だって こっち が …
私 が こっち に 座った もん だ から こっち が こっち で こっち が …
あ ~ もう 口 で 言う の やめろ !
そい つ で 打つ 所 指せ
うん まあ これ なら 何とか
まあ こんな もんか な
バカヤロ ! 投了 だ !
お前 容赦 なし に 打って る な !
この やろう !
初めて 塔 矢 と 打った 時 は 「 指導 碁 」 と か 言って
やさしく 打った くせ に !
ね ね ヒカル まあ もう 一 局 もう 一 局
ヒカル 何 一 人 で 騒いで る の ? 静かに し なさい !
や ~ もう 投了 !
石片 付け とけよ
え ? そんな 片付けろっだって ね ヒカル ~ ヒカルって ば ~ 五十三五十四五十五 五十六 僕 の 二 目 負け だ
やった ! 筒井 さん に 二子 置か せて 勝った !
くそ !
悔しい な 何で 受験 生 なんだ ろ
こんなに 強く なって る 進藤 君 が いて 三谷 が いて
藤崎 さん と 津田 さん が いて
すごい よ 僕 も ここ で ずっと 打って いたい よ こんなふうに 時々 来る んじゃ なくて このまま 力 を つけて いったら
冬 の 大会 が 楽しみだ な
メンバー が もう 一 人 要る けど
ポスター 貼る よ 前 みたいに さ
確かに お前 ここん とこ 無理な 手 は 減って きたな
今度 の 大会 は 前 みたいな 惨めな 思いし なくて す むね
負けました 塔 矢
ありがとう ございました
ありがとう ございました
ありません ありがとう ございました 最後 まで 打つ の か な
負けました ありがとう ございました
今度 こそ 優勝 さ
俺 自分 でも 強く なって きた の 本当に 分かる んだ もん
何 熱く なって んだ か
阿 古田 さん いい 手 です ね
あ そうです かね そうでしょう
それにしても 進藤 君 の 成長 ぶり に は 舌 を 巻く よ
きっと 囲碁 部 で ずいぶん 鍛えられた んだろう ね まあ でも わし に は ちい と 及ば ん な 進藤 君
まあ こんな ところ か な これ から も 時々 遊び におい で よ
聞こえて いない すごい 集中 力 だ ありがとう 先生 阿 古田 さん も ありがとう 楽しかった よ
あ ちょっと ヒカル
さよなら 先生
ね ちょっと 待って よ
気 を つけて ね
先生 逆転 負け は 私 の 油断 です よ
相手 が 進藤 君 と 思って 甘く 見ちゃった し ほら 先生 が いい 手 なんて ほめて くれた から わし 気 を 抜いちゃって もう 阿 古田 さん あなた に ぽか らしい ぽか は ありません でした さっき の 対局 劣勢 から の 逆転 は 彼 の 底力 です 彼 は 碁 を 覚えて 一 年 に も 満たない
顧問 の 先生 が よほど の 腕 な の か
あるいは 進藤 君 が 熱心な の か
どうした の ? ヒカル
自分 が 強く なら ない と 相手 の 強 さって 分か ん ない んだ な 阿 古田 さんって 本当に 強かった んだ それ が 今に なって 分かった んだ でも ヒカル そんな 阿 古田 さん に 勝った じゃ ない
そう だ な 三谷 に だって いつか な
ああ ~ 前 の 大会 の 時 に ヒカル は 今 ぐらい 強かったら な
「 ふざける な ! 」 なんて 塔 矢 君 に 怒鳴ら れ なかった んじゃ ない
あー あいつ は な ー
あいつ は ちょっと や そっと 強く なった くらい じゃ だめな んだ よ
よっし ゃあ ! 三谷 を 互先 で 破った ぜ
追い ー ついた 追いついた 三谷 に 追いついた
何 言って んだ たった 一 回 勝った だけ だ ろ
もう 一 局 だ もう 一 局 !
やった ! 聞こえて ん の か 進藤 !
いつか 追いつく 時 が くる ような 気 が して いた けど
まさか こんなに 早く 三谷 に 追いつく なんて …
もしかしたら 次の 大会 で 進藤 君 が 僕 の … 僕ら の 目標 を …
打倒 海 王 を …
もしかしたら もしかしたら 叶えて くれる かも
ヒカル また 漫画 で うか
違う よ 英語 の 参考 書
英語 ばっかり は さすが の お前 も なぁ
そりゃ そう です よ
ええっと こっち かな お ? 海 王 の 大将 ?
待った
今 時間 ある かな ?