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Drama- Innocent Love, Drama- Innocent Love Ep2

Drama - Innocent Love Ep2

佳 音 ) お 母さん ! お 母さん !

( 耀司 ) 佳 音 ! 行っちゃ 駄目だ !

( 新庄 ) 両親 を 殺して る んだ 。

あの 子 の 兄ちゃん 。

( 池田 ) お 兄さん 事件 前 まで ずっと 引きこもり だった んだ よ ね ?

( 佳 音 ) 兄 が 2 人 を …。 父 と 母 を 殺した なんて あり 得 ませ ん 。

( 殉也 ) 写真 撮ろう 。

えっ ?

笑って 。 せ ー の 。

お 兄ちゃん 。

わたし 好きな 人 が できた 。

( 耀司 ) うわ あー っ !

( 看守 ) 何 やって んだ ! お前 は !

( 義 道 ) 大丈夫 か ?

( 美 月 ) 大丈夫です 。

いつか きっと わたし に 振り向き ます から 。

( 昴 ) ごめん ね 。

俺 好きな 人 いる んだ 。

ねえ ? 聖 花 。

どう すれば 笑って くれ ん の か な ?

( 美 月 ) 家 の 前 に オルゴール が 置いて あった ?

うん 。

プレゼント みたいに さ 。

うん …。

誰 か 子供 の いたずらな んじゃ ない ?

ほら 。 ルリ 子 ちゃん と か 。

ルリ ちゃん ね ぇ 。

だって 殉 ちゃん の こと 好きでしょ ? あの 子 。

でも 昨日 ルリ ちゃん から プレゼント もらった よ 。

そ っ か 。

って こと は 

ほか に も 殉 ちゃん の こと が 好きな 子 いる んじゃ ない ?

うーん 。

あっ 。

緑 ちゃん 。

いや 待てよ 。 春子 ちゃん かな …。

もて もて だ ね 殉 ちゃん 。

そんな ちっちゃ い 子 ばっ か もてて も しょうがない じゃ ん 。

お 願い し ます 。

( 男性 ) 山田 加奈子 さん 19 歳 。 清掃 員 の 経験 は ある んだ ね ?

はい 。

あり ます 。

( 男性 ) 今日 から できる の ?

はい 。

よろしく お 願い し ます 。

( 藤 堂 ) 秋山 。 食事 だ 。

( 藤 堂 ) 昨日 は どうした ?

暴れたり して 。

( 藤 堂 ) もったいない よ な 。 お前 仮 釈放 の 上申 した ところ な のに 。 これ で どう なる か 分か ん ない ぞ 。

先生 。

( 東野 ) あっ 。

変わり は ない で す よ 特に 。

( 東野 ) 自発 呼吸 も 弱い で すし 不安定な 状態 が 続いて い ます 。

急変 したら すぐ に 連絡 して ください 。

あっ …。 はい 。

( 昴 ) よっ 。

おう 。

聖 花 の 顔 見 に 来た よ 。

うん 。

聖 花 。

昴 が 花 持って きて くれた よ 。

( 昴 ) 聖 花 。

メリー クリスマス 。

昴 。

悪い んだ けど 

来週 聖歌 隊 の 慰問 コンサート で 1 日 留守 に すんだ よ 。

聖 花 の こと 見て て くれる かな ?

ああ もちろん 。

サンキュー 。

うん 。

コーヒー 入れて くる 。

うん 。

( 昴 ) あれ から 3 年 に なる んだ な 。

うん 。

あっという間 だった けど な 。

奇麗な まま だ な 。 聖 花 。

きっと お前 に 愛さ れて る せい だ よ 。

俺 は 聖 花 の こと 愛して ん の か な ?

何 言って んだ よ ?

時々 思う んだ 。

聖 花 の 体 は 確かに ここ に ある 。

けど もし 心 が ここ に ない と したら …。

だ と したら 俺 は 聖 花 の 何 を 愛して ん の か なって 。

はい !

あっ 美 月 。

慰問 コンサート の 譜面 持って きた の 。 はい 。

これ 。

あり が と 。

あっ 。

わたし 帰る から 。

あっ …。 うん 。

( 昴 ) 俺 も 帰る よ 。

じゃあ ね 。

うん 。

( 美 月 ) じゃあ ね 。

うん 。

( 美 月 ) わたし に は 会わ せて くれ ない んです よ ね 。

( 昴 ) えっ ?

( 美 月 ) 聖 花 さん の こと 。

( 昴 ) ああ …。

( 美 月 ) 殉 ちゃん 全然 話して くれ なくて 。

( 昴 ) そう …。

( 美 月 ) 専用 の 部屋 まで つくって 。 何で あんなに 一生懸命 面倒 見 れる の か な ? もう 3 年 でしょ ?

これ から 先 の 殉 ちゃん の こと 思う と 

心配に なっちゃ って 。

( 昴 ) 俺 も それ は ある けど ね 。

( 美 月 ) どんな 人 だった んです ?

聖 花 さん 。

( 昴 ) うん …。 聖 花 は そんなに いい 女 じゃ なかった よ 。 優しく も なかった し 誠実で も なかった 。 いい 奥さん に なる ような タイプ じゃ なかった 。

そんな 人 を あんなに ?

そういう 女 だ から こそ 

好きに なる って いう こと も ある んじゃ ない か な 。

( 義 道 ) 神 の 慈しみ に 信頼 して あなた の 罪 を 告白 して ください 。

( 美 月 ) 今日 わたし は 大きな 罪 を 犯し ました 。

( 美 月 ) ある 人 の …。

ある 人 の 死 を こいねがい ました 。

その 気持ち が どうしても 消え ませ ん 。

( 義 道 ) 神 は どんな 罪 も 許して ください ます 。 悔い改め の 祈り を 唱え なさい 。

( 美 月 ) 神 の 子 主 イエス 。 もう あなた の 子 と 呼ば れる 資格 は あり ませ ん 。 罪人 の わたし を 哀れんで ください 。 アーメン 。

( 智 代 ) お 待た せ し ました 。

( 智 代 ) 秋山 さん 。 日本 の 裁判 で は 一 度 罪状 が 確定 する と 

なかなか 覆ら ない の よ 。 お 兄さん もう すぐ 仮 釈放 な んでしょ ? しっかり 反省 して 更生 する 道 を 選んだ 方 が 賢明です よ 。

兄 は 何も して ない んです 。

( 智 代 ) 正直 今 揃って る 証拠 だ と 裁判 で の 勝ち目 は ないで す よ 。

( 女性 ) 島田 さん 。

( 智 代 ) は い 。 ちょっと 失礼 し ます 。

( 佳 音 )< お 兄ちゃん 。 元気です か ?

わたし は 元気です >

< そして 毎日 が 楽しい です >

< 好きな 人 が いる 。

ただ それ だけ で >

< 好きな 人 が この 街 に いる 。

ただ それ だけ で >

<「 こんにち は 」 って 声 を 掛ければ いい 。 お 兄ちゃん は そう 思い ます か ? < でも あの 人 が わたし の こと を 知って しまったら …>

< 本当に 知って しまったら …>

< ほか の みんな と 同じ ように 

あの 人 も きっと わたし から 離れて いく でしょう >

< だ から これ で いい んです >

< あの 人 を 遠く から こうして 見詰めて い られる >

< ただ それ だけ で >

( 藤 堂 ) 秋山 。 面会 だ 。 池田 次郎 って いう 雑誌 記者 知って る か ?

( 池田 ) 初め まして 。

先日 妹 さん に も お 会い して きた んだ けど 。

率直に 言って 君 を 助け たい と 思って る 。

刑 務 官 の 人 に も 言わ れて る んだ ろ ?

事件 の こと を 振り返って 

深く 反省 して いる と いう こと を 伝えれば 仮 釈放 も 早く なる って 。

その 相手 僕 に して みたら どう だろう ?

( 耀司 ) 悪い こと を した と 言え と いう んです か ?

それ は でき ませ ん 。

( 池田 ) どうして ?

何も して ない から です 。

君 は 逮捕 後 すぐ に 両親 の 殺害 を 自白 。 ところが 裁判 で は 一転 無罪 を 主張 して 

それ を 押し通した 。 僕 は この 事件 に は 複雑な 事情 が ある と みて る んだ よ 。

( 池田 ) ホント は 言い たい のに 

言え ない こと が ある んじゃ ない の か ?

君 は 両親 を 殺害 し その後 証拠 を 消す ため に 

灯油 を まいて 火事 に 見せかけた 。

調書 に は そう ある 。

目 が 覚めた とき 父 と 母 は すでに 殺さ れて い ました 。 灯油 を まいた の は 

2 人 の 無残な 姿 を 妹 に 見せ たく なかった から です 。

じゃあ 誰 が 殺した んだろう ?

分かり ませ ん 。

( 池田 ) お 父さん の 胸 に は ナイフ の 刺し傷 が あった 。 その ナイフ から は 君 の 指紋 しか 検出 さ れて ない んだ よ 。

その ナイフ と 同じ 刺し傷 が お 母さん の 腹部 に も あった 。

状況 証拠 から は 君 が やった と しか 思え ない 。

僕 は …。

やって い ませ ん 。

( 春 江 ) は い 。 ええ 。

父 が また です か 。 ああ 。

でも 今 抜け られ ない んです よ 。 もう しばらく 待って いた だ …。 いや …。 はい 。

分かり ました 。 はい 。

すぐ 伺い ます 。

君 誰 ?

何 して ん の ? ここ で 。

君 は 辞めた んじゃ …。

( 昴 ) 殉也 !

何も とら れて ない か 見て 。

ああ 。

これ 動かした の も 君 ?

何で 勝手に 上がり こんだり なんか …。

( 昴 ) 警察 呼ぼう 。

一 度 写真 撮って あげた んだ よ 。

写真 ?

うん 。

アルバム から 写真 抜き取ろう と して た から 

写真 欲しい ん なら 一緒に 撮ろう って 。

ハァー 。

完全に 女 ストーカー だ な 。

お前 優し 過ぎる から 付け込ま れる んだ よ 。

でも よかった な 。

この ドア 開け られ ず に すんで 。

うん 。

おい 。

殉也 !

うん ?

聖 花 。

笑って る 。

聖 花 。

聖 花 。

聖 花 。

聖 花 。

聖 花 !

聖 花 !

聖 花 !

( 吉田 ) 秋山 は 今日 は 風邪 ひいて 会え ん そうです 。

風邪 ?

( 吉田 ) 今日 は 

お 引き取り ください 。

すいません が 。

( 藤 堂 ) おい 。

( 藤 堂 ) 本当に 会わ なくて いい の か ? 遠く から 会い に 来た のに 。

気の毒じゃ ない か 。

< お 兄ちゃん 。

風邪 を ひいた って 本当です か ? < ねえ ? お 兄ちゃん 。

空 に は こんなに たくさん 星 が ある んだ もの 。 その 1 つ が 急に 消えて なくなって も 

きっと 誰 も 気付か ない よ ね >

はい 。

( 昴 ) 秋山 佳 音 さん ?

はい 。

( 昴 ) この 名前 で いい んだ よ ね ? 山本 和美 さん じゃ なくて 。 よかった 。

前 の 会社 に 登録 した とき と 

携帯 の 番号 変えて なかった んだ 。

あっ 。

長崎 殉也 の 代理 の 者 です 。

( 昴 ) こない だ は ごめんなさい 。

君 の こと 誤解 して た 。

あっ 。

あ … いえ 。

殉也 君 の 家 に 

週 に 一 度 掃除 に 来て もらえ ませ ん か ?

えっ ?

今度 の 週 末 は どう でしょう ?

ほか の 仕事 の 都合 は ある と は 思う んだ けど 。

あっ ああ 。

はい 。

大丈夫です 。

ああ 。

では よろしく お 願い し ます 。

ああ 。

あっ 。

来る の 見えた から 。

あっ 。

どうぞ 。

掃除 機 は ここ ね 。

はい 。

あと もう 一 度 言う けど あの ドア に は 触ら ないで 。

ああ はい 。

うん 。

この 部屋 と 台所 と お 風呂 と トイレ を 掃除 して 。

で 時間 が 余ったら 好きな こと して て い い から 。

好きな こと ?

歌ったり 踊ったり 。

いや あの 。 冗談 な んだ けど 。

ああ ー 。

ねっ ? あっ 。

まあ いい や 。 じゃあ よろしく お 願い し ます 。

はい 。

うん 。

あの !

ああ ー いえ 。

いって らっしゃい 。

うん 。

いって き ます 。

< 何で 雇って くれた の か なんて 聞く の は よ そう 。 幸せ が 向こう から やって 来て くれた んだ もの 。 大事に 扱わ なきゃ また 壊れて しまう >

ただいま 。

( 佳 音 )「 冷蔵 庫 の 中 の もの で 作り ました 。 よかったら 食べて ください 」

( 昴 ) で どう よ ?

彼女 雇って みて 。

うん 。

( 昴 ) 聖 花 に あの 反応 が 出た の は 

やっぱり あの 子 の せい だって 思って る んだ 。

違う かも しれ ない 。

でも そう かも しれ ない 。

( 昴 ) 取りあえず 試す だけ は 試そう と 。

聖 花 笑った の 3 年 ぶり な んだ 。

バカ みたいだ と 思う かも しれ ない けど 。

いや 思わ ない よ 。

でも 案外 お前 の 言う とおり かも しれ ない よ 。

あの 家 に 若い 女の子 入れた の 初めて な んだ ろ ?

うん 。

もしかしたら 聖 花 

嫉妬 した の かも な 。

嫉妬 ? 聖 花 が 俺 に ?

聖 花 らしく ない けど さ 。

お前 に 焼きもち 焼か せる こと は あって も 

自分 が 焼く なんて なかった もん な 。

うん 。

でも 面白い じゃ ん 。

その 聖 花 が 嫉妬 して る と したら さ 。

そう だ よ 。

俺 が 聖 花 なら こう 思う 。

あの 子 は 若い し 健康だ し 殉也 と 話 も できる んだ わ って 。

その 思い が 高じて むっくり 起き上がったり したら 

面白い よ な 。

あの な !

ごめん ごめん 。 冗談 だ よ 。

冗談 でも な ぁ 。

ただいま 。

お かえり なさい 。

いい よ 歌って 。

えっ ?

今 歌って た でしょ 。

歌って 。

いや 。 でも …。

?「 いつくしみ 深き 友 なる イェス は 」

( 佳 音 ・ 殉也 )?「 罪 と が 憂い を 取り 去り 給う 」

?「 心 の 嘆き を 包ま ず 述べて 」

?「 など か は 下ろさ ぬ 負 える 重荷 を 」

?「 いつくしみ 深き …」

お 疲れ さま 。

ありがとう ございました 。

あっ !

サンドイッチ おいしかった 。

ありがとう 。

いえ 。

それ と これ 。

あの オルゴール 君 だ よ ね ?

その お返し 。

あ …。

ありがとう ございます 。

( 池田 ) さあ 何でも どうぞ 。

( 池田 ) おお っ ?

チョコレートパフェ あり ます よ 。 わ っ 。 フルーツパフェ も ある 。

あの 。

もう やめて もらえ ます か ?

迷惑な んです 。

記者 さん に うろうろ さ れる と 。

この 前 お 兄さん に 会って き ました 。

何も して ない の 一点張り で ね 。

まあ 大した こと は 聞け なかった んだ けど 。

でも お 兄さん は 明らかに 何 か を 隠して る 。

冤罪 の 可能 性 も ある と 思う んだ 。

そう 言って くれた 人 は 初めて です 。

兄 を 助けて くださる んです か ?

事実 を 暴く の が 記者 の 仕事 だ から ね 。

それ が 事実 なら そう し ます よ 。

( ウエートレス ) ご 注文 は お決まり でしょう か ?

( 池田 ) ああ 。 パフェ 食べる ?

はい 。

チョコレートパフェ 2 つ 。

( ウエートレス ) は い 。

< お 兄ちゃん 。

風邪 の 具合 は どう です か ? 毎日 とても 寒い から 心配です >

< 今日 池田 さん って 記者 の 人 に 会った の 。 その 人 が お 兄ちゃん を 助けて くれる って 。 冤罪 かも しれ ない って >

< 頑張ろう ね お 兄ちゃん 。 横浜 に 出て きて 本当に よかった 。 希望 が 見えて きた ね >

あっ 。

こんにち は 。

( 昴 ) 殉也 の 家 の 仕事 は どう ?

あ …。

あっ はい 。

( 昴 ) 何でも 言って よ 。

待遇 に 不満 が あったら 

伝えて くれ って 殉也 から 言わ れて る んだ 。

不満だ なんて とんでもない 。

感謝 して ます 。

殉也 さん って いい 人 です よ ね 。

サンドイッチ も 喜んで 食べて くれた し 。

( 昴 ) えっ ?

あっ 。

余計だった でしょう か ?

いや ー いい よ 。

あいつ は 忙しい から 

健康に 気遣って くれる 人 が いた 方 が いい んだ 。

彼女 と か は い ない んです か ?

あっ 。

いえ いい んです 。

すいません 。

い ない よ 。

1 人 忘れ られ ない 恋人 が いた 。

でも …。

もう い ない 。

あいつ は 独りぼっち な んだ 。

殉也 の こと よろしく ね 。

はい 。

うん 。

( 殉也 ) ただいま !

ただいま 。

お かえり 。

聖 花 !

ただいま 。

変わり なかった ?

うん 。

あいつ は 独りぼっち な んだ 。

殉也 の こと よろしく ね

お 疲れ さ まで した 。

( 駅員 ) お 疲れ さま 。

あ …。

気のせい か 。

ごめん ね 聖 花 。

俺 半分 あきらめて た んだ 。

ホント は もう 治ら ない んじゃ ない か って 。

何 やって も 無駄な んじゃ ない か って 。

でも 違う んだ よ な 。

聖 花 は 分かって る 。

俺 の 迷う 気持ち も 全部 感じて る 。

< お 兄ちゃん 。

人 は どうして 嘘 を つく のでしょう か ? 誰 か を 喜ば せ たくて ? それとも 悲しみ に 突き落とし たくて ? あの 人 を 見て る だけ で 幸せ なんて 

わたし は 自分 に 嘘 を ついて た >


Drama - Innocent Love Ep2 drama|innocent|love|ep Drama- Innocent Love Ep2

佳 音 ) お 母さん ! か|おと||かあさん お 母さん ! |かあさん

( 耀司 ) 佳 音 ! ようじ|か|おと (Yoji) Kaon! 行っちゃ   駄目だ ! おこなっちゃ|だめだ Don't go!

( 新庄 ) 両親 を   殺して る んだ 。 しんじょう|りょうしん||ころして|| (Shinjo) I'm killing my parents.

あの 子 の   兄ちゃん 。 |こ||にいちゃん That boy's brother.

( 池田 ) お 兄さん   事件 前 まで   ずっと   引きこもり だった んだ よ ね ? いけだ||にいさん|じけん|ぜん|||ひきこもり|||| (Ikeda) Your brother had been with you forever before the incident, right?

( 佳 音 ) 兄 が  2 人 を …。 か|おと|あに||じん| (Kotone) The older brother has two people .... 父 と 母 を   殺した なんて   あり 得 ませ ん 。 ちち||はは||ころした|||とく|| It is impossible to kill my father and mother.

( 殉也 ) 写真   撮ろう 。 じゅんや|しゃしん|とろう (殉) Let's take a picture.

えっ ?

笑って 。 わらって せ ー の 。 |-|

お 兄ちゃん 。 |にいちゃん brother .

わたし   好きな 人 が できた 。 |すきな|じん|| I have a favorite person.

( 耀司 ) うわ あー っ ! ようじ||| (Eiji) Wow!

( 看守 ) 何   やって んだ ! かんしゅ|なん|| (Guard) What are you doing! お前 は ! おまえ| You are !

( 義 道 ) 大丈夫 か ? ただし|どう|だいじょうぶ|

( 美 月 ) 大丈夫です 。 び|つき|だいじょうぶです

いつか   きっと   わたし に   振り向き ます から 。 ||||ふりむき||

( 昴 ) ごめん ね 。 すばる||

俺   好きな 人   いる んだ 。 おれ|すきな|じん||

ねえ ? 聖 花 。 せい|か

どう すれば   笑って くれ ん の か な ? ||わらって|||||

( 美 月 ) 家 の 前 に   オルゴール が   置いて あった ? び|つき|いえ||ぜん||おるごーる||おいて|

うん 。

プレゼント みたいに さ 。 ぷれぜんと||

うん …。

誰 か   子供 の   いたずらな んじゃ ない ? だれ||こども||||

ほら 。 ルリ 子 ちゃん と か 。 |こ|||

ルリ ちゃん ね ぇ 。

だって   殉 ちゃん の こと   好きでしょ ? |じゅん||||すきでしょ あの 子 。 |こ

でも   昨日   ルリ ちゃん から   プレゼント   もらった よ 。 |きのう||||ぷれぜんと||

そ っ か 。

って こと は 

ほか に も   殉 ちゃん の こと が   好きな 子   いる んじゃ ない ? |||じゅん|||||すきな|こ|||

うーん 。

あっ 。

緑 ちゃん 。 みどり|

いや   待てよ 。 |まてよ 春子 ちゃん かな …。 はるこ||

もて もて だ ね   殉 ちゃん 。 ||||じゅん|

そんな   ちっちゃ い 子 ばっ か   もてて も   しょうがない じゃ ん 。 |||こ|||||||

お 願い し ます 。 |ねがい||

( 男性 ) 山田   加奈子 さん  19 歳 。 だんせい|やまだ|かなこ||さい 清掃 員 の 経験 は   ある んだ ね ? せいそう|いん||けいけん||||

はい 。

あり ます 。

( 男性 ) 今日 から   できる の ? だんせい|きょう|||

はい 。

よろしく   お 願い し ます 。 ||ねがい||

( 藤 堂 ) 秋山 。 ふじ|どう|あきやま 食事 だ 。 しょくじ|

( 藤 堂 ) 昨日 は   どうした ? ふじ|どう|きのう||

暴れたり して 。 あばれたり|

( 藤 堂 ) もったいない よ な 。 ふじ|どう||| お前   仮 釈放 の   上申   した ところ な のに 。 おまえ|かり|しゃくほう||じょうしん|||| これ で   どう なる か   分か ん ない ぞ 。 |||||わか|||

先生 。 せんせい

( 東野 ) あっ 。 あずまの|

変わり は ない で す よ   特に 。 かわり||||||とくに

( 東野 ) 自発 呼吸 も   弱い で すし   不安定な 状態 が   続いて い ます 。 あずまの|じはつ|こきゅう||よわい|||ふあんていな|じょうたい||つづいて||

急変 したら   すぐ に   連絡 して ください 。 きゅうへん||||れんらく||

あっ …。 はい 。

( 昴 ) よっ 。 すばる|

おう 。

聖 花 の 顔   見 に 来た よ 。 せい|か||かお|み||きた|

うん 。

聖 花 。 せい|か

昴 が   花   持って きて くれた よ 。 すばる||か|もって|||

( 昴 ) 聖 花 。 すばる|せい|か

メリー   クリスマス 。 |くりすます

昴 。 すばる

悪い んだ けど  わるい||

来週   聖歌 隊 の 慰問 コンサート で  1 日   留守 に すんだ よ 。 らいしゅう|せいか|たい||いもん|こんさーと||ひ|るす|||

聖 花 の こと   見て て くれる かな ? せい|か|||みて|||

ああ   もちろん 。

サンキュー 。 さんきゅー

うん 。

コーヒー   入れて くる 。 こーひー|いれて|

うん 。

( 昴 ) あれ から  3 年 に なる んだ な 。 すばる|||とし||||

うん 。

あっという間 だった けど な 。 あっというま||| It was a blink of an eye, though.

奇麗な まま だ な 。 きれいな||| 聖 花 。 せい|か

きっと   お前 に   愛さ れて る せい だ よ 。 |おまえ||あいさ|||||

俺 は   聖 花 の こと   愛して ん の か な ? おれ||せい|か|||あいして||||

何   言って んだ よ ? なん|いって||

時々   思う んだ 。 ときどき|おもう|

聖 花 の 体 は   確かに   ここ に ある 。 せい|か||からだ||たしかに|||

けど   もし   心 が   ここ に   ない と したら …。 ||こころ||||||

だ と したら   俺 は   聖 花 の   何 を   愛して ん の か なって 。 |||おれ||せい|か||なん||あいして||||

はい !

あっ   美 月 。 |び|つき

慰問 コンサート の   譜面   持って きた の 。 いもん|こんさーと||ふめん|もって|| はい 。

これ 。

あり が と 。

あっ 。

わたし   帰る から 。 |かえる|

あっ …。 うん 。

( 昴 ) 俺 も   帰る よ 。 すばる|おれ||かえる|

じゃあ ね 。

うん 。

( 美 月 ) じゃあ ね 。 び|つき||

うん 。

( 美 月 ) わたし に は   会わ せて くれ ない んです よ ね 。 び|つき||||あわ||||ん です||

( 昴 ) えっ ? すばる|

( 美 月 ) 聖 花 さん の こと 。 び|つき|せい|か|||

( 昴 ) ああ …。 すばる|

( 美 月 ) 殉 ちゃん   全然   話して くれ なくて 。 び|つき|じゅん||ぜんぜん|はなして||

( 昴 ) そう …。 すばる|

( 美 月 ) 専用 の   部屋 まで   つくって 。 び|つき|せんよう||へや|| 何で   あんなに   一生懸命   面倒   見 れる の か な ? なんで||いっしょうけんめい|めんどう|み|||| もう  3 年 でしょ ? |とし|

これ から 先 の   殉 ちゃん の こと   思う と  ||さき||じゅん||||おもう|

心配に なっちゃ って 。 しんぱいに||

( 昴 ) 俺 も   それ は   ある けど ね 。 すばる|おれ||||||

( 美 月 ) どんな 人 だった んです ? び|つき||じん||ん です

聖 花 さん 。 せい|か|

( 昴 ) うん …。 すばる| 聖 花 は   そんなに   いい 女 じゃ なかった よ 。 せい|か||||おんな||| 優しく も なかった し   誠実で も なかった 。 やさしく||||せいじつで|| いい 奥さん に   なる ような   タイプ じゃ なかった 。 |おくさん||||たいぷ||

そんな 人 を   あんなに ? |じん||

そういう 女 だ から こそ  |おんな|||

好きに   なる って いう こと も   ある んじゃ ない か な 。 すきに||||||||||

( 義 道 ) 神 の 慈しみ に   信頼 して   あなた の 罪 を   告白 して ください 。 ただし|どう|かみ||いつくしみ||しんらい||||ざい||こくはく||

( 美 月 ) 今日   わたし は   大きな 罪 を   犯し ました 。 び|つき|きょう|||おおきな|ざい||おかし|

( 美 月 ) ある 人 の …。 び|つき||じん|

ある 人 の 死 を   こいねがい ました 。 |じん||し|||

その 気持ち が   どうしても   消え ませ ん 。 |きもち|||きえ||

( 義 道 ) 神 は   どんな 罪 も   許して ください ます 。 ただし|どう|かみ|||ざい||ゆるして|| 悔い改め の 祈り を   唱え なさい 。 くいあらため||いのり||となえ|

( 美 月 ) 神 の 子   主   イエス 。 び|つき|かみ||こ|おも|いえす もう   あなた の 子 と   呼ば れる 資格 は   あり ませ ん 。 |||こ||よば||しかく|||| 罪人 の   わたし を   哀れんで ください 。 ざいにん||||あわれんで| アーメン 。

( 智 代 ) お 待た せ し ました 。 さとし|だい||また|||

( 智 代 ) 秋山 さん 。 さとし|だい|あきやま| 日本 の 裁判 で は   一 度   罪状 が   確定 する と  にっぽん||さいばん|||ひと|たび|ざいじょう||かくてい||

なかなか   覆ら ない の よ 。 |くつがえら||| お 兄さん   もう すぐ   仮 釈放 な んでしょ ? |にいさん|||かり|しゃくほう|| しっかり 反省 して   更生 する 道 を   選んだ 方 が   賢明です よ 。 |はんせい||こうせい||どう||えらんだ|かた||けんめいです|

兄 は   何も   して ない んです 。 あに||なにも|||ん です

( 智 代 ) 正直   今   揃って る 証拠 だ と   裁判 で の   勝ち目 は ないで す よ 。 さとし|だい|しょうじき|いま|そろって||しょうこ|||さいばん|||かちめ||||

( 女性 ) 島田 さん 。 じょせい|しまだ|

( 智 代 ) は い 。 さとし|だい|| ちょっと 失礼 し ます 。 |しつれい||

( 佳 音 )< お 兄ちゃん 。 か|おと||にいちゃん 元気です か ? げんきです|

わたし は 元気です > ||げんきです

< そして   毎日 が   楽しい です > |まいにち||たのしい|

< 好きな 人 が いる 。 すきな|じん||

ただ   それ だけ で >

< 好きな 人 が   この 街 に いる 。 すきな|じん|||がい||

ただ   それ だけ で >

<「 こんにち は 」 って   声 を 掛ければ いい 。 |||こえ||かければ| お 兄ちゃん は   そう 思い ます か ? |にいちゃん|||おもい|| < でも   あの 人 が   わたし の こと を   知って しまったら …> ||じん||||||しって|

< 本当に   知って しまったら …> ほんとうに|しって|

< ほか の   みんな と   同じ ように  ||||おなじ|よう に

あの 人 も   きっと   わたし から   離れて いく でしょう > |じん|||||はなれて||

< だ から   これ で   いい んです > |||||ん です

< あの 人 を   遠く から   こうして   見詰めて い られる > |じん||とおく|||みつめて||

< ただ   それ だけ で >

( 藤 堂 ) 秋山 。 ふじ|どう|あきやま 面会 だ 。 めんかい| 池田   次郎 って いう   雑誌 記者   知って る か ? いけだ|じろう|||ざっし|きしゃ|しって||

( 池田 ) 初め まして 。 いけだ|はじめ|

先日   妹 さん に も   お 会い して きた んだ けど 。 せんじつ|いもうと|||||あい||||

率直に 言って   君 を   助け たい と   思って る 。 そっちょくに|いって|きみ||たすけ|||おもって|

刑 務 官 の 人 に も   言わ れて る んだ ろ ? けい|つとむ|かん||じん|||いわ||||

事件 の こと を   振り返って  じけん||||ふりかえって

深く   反省 して いる と いう こと を   伝えれば   仮 釈放 も   早く なる って 。 ふかく|はんせい|||||||つたえれば|かり|しゃくほう||はやく||

その 相手   僕 に して みたら   どう だろう ? |あいて|ぼく|||||

( 耀司 ) 悪い こと を した と   言え と   いう んです か ? ようじ|わるい|||||いえ|||ん です|

それ は   でき ませ ん 。

( 池田 ) どうして ? いけだ|

何も   して ない から です 。 なにも||||

君 は   逮捕 後   すぐ に   両親 の 殺害 を   自白 。 きみ||たいほ|あと|||りょうしん||さつがい||じはく ところが   裁判 で は   一転   無罪 を 主張 して  |さいばん|||いってん|むざい||しゅちょう|

それ を   押し通した 。 ||おしとおした 僕 は   この 事件 に は   複雑な   事情 が ある と   みて る んだ よ 。 ぼく|||じけん|||ふくざつな|じじょう|||||||

( 池田 ) ホント は   言い たい のに  いけだ|ほんと||いい||

言え ない こと が   ある んじゃ ない の か ? いえ||||||||

君 は   両親 を 殺害 し   その後   証拠 を 消す ため に  きみ||りょうしん||さつがい||そのご|しょうこ||けす||

灯油 を まいて   火事 に   見せかけた 。 とうゆ|||かじ||みせかけた

調書 に は   そう   ある 。 ちょうしょ||||

目 が 覚めた とき   父 と 母 は   すでに   殺さ れて い ました 。 め||さめた||ちち||はは|||ころさ||| 灯油 を   まいた の は  とうゆ||||

2 人 の   無残な 姿 を   妹 に   見せ たく なかった から です 。 じん||むざんな|すがた||いもうと||みせ||||

じゃあ   誰 が   殺した んだろう ? |だれ||ころした|

分かり ませ ん 。 わかり||

( 池田 ) お 父さん の 胸 に は   ナイフ の   刺し傷 が あった 。 いけだ||とうさん||むね|||ないふ||さしきず|| その   ナイフ から は   君 の 指紋 しか   検出 さ れて ない んだ よ 。 |ないふ|||きみ||しもん||けんしゅつ|||||

その   ナイフ と   同じ 刺し傷 が   お 母さん の   腹部 に も あった 。 |ないふ||おなじ|さしきず|||かあさん||ふくぶ|||

状況 証拠 から は   君 が   やった と しか   思え ない 。 じょうきょう|しょうこ|||きみ|||||おもえ|

僕 は …。 ぼく|

やって い ませ ん 。

( 春 江 ) は い 。 はる|こう|| ええ 。

父 が   また です か 。 ちち|||| ああ 。

でも   今   抜け られ ない んです よ 。 |いま|ぬけ|||ん です| もう しばらく   待って いた だ …。 ||まって|| いや …。 はい 。

分かり ました 。 わかり| はい 。

すぐ   伺い ます 。 |うかがい|

君   誰 ? きみ|だれ

何 して ん の ? なん||| ここ で 。

君 は   辞めた んじゃ …。 きみ||やめた|

( 昴 ) 殉也 ! すばる|じゅんや

何も   とら れて ない か   見て 。 なにも|||||みて

ああ 。

これ   動かした の も   君 ? |うごかした|||きみ

何で   勝手に   上がり こんだり なんか …。 なんで|かってに|あがり||

( 昴 ) 警察   呼ぼう 。 すばる|けいさつ|よぼう

一 度   写真   撮って あげた んだ よ 。 ひと|たび|しゃしん|とって|||

写真 ? しゃしん

うん 。

アルバム から   写真   抜き取ろう と して た から  あるばむ||しゃしん|ぬきとろう||||

写真   欲しい ん なら   一緒に   撮ろう って 。 しゃしん|ほしい|||いっしょに|とろう|

ハァー 。

完全に   女 ストーカー だ な 。 かんぜんに|おんな|||

お前   優し 過ぎる から   付け込ま れる んだ よ 。 おまえ|やさし|すぎる||つけこま|||

でも   よかった な 。

この ドア   開け られ ず に すんで 。 |どあ|あけ||||

うん 。

おい 。

殉也 ! じゅんや

うん ?

聖 花 。 せい|か

笑って る 。 わらって|

聖 花 。 せい|か

聖 花 。 せい|か

聖 花 。 せい|か

聖 花 。 せい|か

聖 花 ! せい|か

聖 花 ! せい|か

聖 花 ! せい|か

( 吉田 ) 秋山 は   今日 は   風邪   ひいて   会え ん そうです 。 よしだ|あきやま||きょう||かぜ||あえ||そう です

風邪 ? かぜ

( 吉田 ) 今日 は  よしだ|きょう|

お 引き取り ください 。 |ひきとり|

すいません が 。

( 藤 堂 ) おい 。 ふじ|どう|

( 藤 堂 ) 本当に   会わ なくて いい の か ? ふじ|どう|ほんとうに|あわ|||| 遠く から   会い に 来た のに 。 とおく||あい||きた|

気の毒じゃ ない か 。 きのどくじゃ||

< お 兄ちゃん 。 |にいちゃん

風邪 を ひいた って   本当です か ? かぜ||||ほんとうです| < ねえ ? お 兄ちゃん 。 |にいちゃん

空 に は   こんなに   たくさん   星 が   ある んだ もの 。 から|||||ほし|||| その 1 つ が   急に 消えて   なくなって も  |||きゅうに|きえて||

きっと   誰 も 気付か ない よ ね > |だれ||きづか|||

はい 。

( 昴 ) 秋山   佳 音 さん ? すばる|あきやま|か|おと|

はい 。

( 昴 ) この 名前 で   いい んだ よ ね ? すばる||なまえ||||| 山本   和美 さん じゃ なくて 。 やまもと|かずみ||| よかった 。

前 の 会社 に   登録 した とき と  ぜん||かいしゃ||とうろく|||

携帯 の 番号   変えて なかった んだ 。 けいたい||ばんごう|かえて||

あっ 。

長崎   殉也 の   代理 の 者 です 。 ながさき|じゅんや||だいり||もの|

( 昴 ) こない だ は   ごめんなさい 。 すばる||||

君 の こと   誤解 して た 。 きみ|||ごかい||

あっ 。

あ …  いえ 。

殉也 君 の 家 に  じゅんや|きみ||いえ|

週 に   一 度   掃除 に   来て もらえ ませ ん か ? しゅう||ひと|たび|そうじ||きて||||

えっ ?

今度 の 週 末 は   どう でしょう ? こんど||しゅう|すえ|||

ほか の 仕事 の   都合 は   ある と は 思う んだ けど 。 ||しごと||つごう|||||おもう||

あっ   ああ 。

はい 。

大丈夫です 。 だいじょうぶです

ああ 。

では   よろしく   お 願い し ます 。 |||ねがい||

ああ 。

あっ 。

来る の   見えた から 。 くる||みえた|

あっ 。

どうぞ 。

掃除 機 は   ここ ね 。 そうじ|き|||

はい 。

あと   もう 一 度   言う けど   あの ドア に は   触ら ないで 。 ||ひと|たび|いう|||どあ|||さわら|

ああ   はい 。

うん 。

この 部屋 と   台所 と   お 風呂 と   トイレ を 掃除 して 。 |へや||だいどころ|||ふろ||といれ||そうじ|

で   時間 が 余ったら   好きな こと   して て い い から 。 |じかん||あまったら|すきな||||||

好きな こと ? すきな|

歌ったり   踊ったり 。 うたったり|おどったり

いや   あの 。 冗談 な んだ けど 。 じょうだん|||

ああ ー 。 |-

ねっ ? あっ 。

まあ   いい や 。 じゃあ   よろしく   お 願い し ます 。 |||ねがい||

はい 。

うん 。

あの !

ああ ー   いえ 。 |-|

いって らっしゃい 。

うん 。

いって き ます 。

< 何で   雇って くれた の か なんて   聞く の は   よ そう 。 なんで|やとって|||||きく|||| 幸せ が   向こう から   やって 来て くれた んだ もの 。 しあわせ||むこう|||きて||| 大事に 扱わ なきゃ   また   壊れて しまう > だいじに|あつかわ|||こぼれて|

ただいま 。

( 佳 音 )「 冷蔵 庫 の 中 の もの で   作り ました 。 か|おと|れいぞう|こ||なか||||つくり| よかったら   食べて ください 」 |たべて|

( 昴 ) で   どう よ ? すばる|||

彼女   雇って みて 。 かのじょ|やとって|

うん 。

( 昴 ) 聖 花 に   あの 反応 が 出た の は  すばる|せい|か|||はんのう||でた||

やっぱり   あの 子 の せい だって   思って る んだ 。 ||こ||||おもって||

違う かも しれ ない 。 ちがう|||

でも   そう かも しれ ない 。

( 昴 ) 取りあえず   試す だけ は   試そう と 。 すばる|とりあえず|ためす|||ためそう|

聖 花   笑った の  3 年 ぶり な んだ 。 せい|か|わらった||とし|||

バカ みたいだ と   思う かも しれ ない けど 。 ばか|||おもう||||

いや   思わ ない よ 。 |おもわ||

でも   案外   お前 の   言う とおり かも しれ ない よ 。 |あんがい|おまえ||いう|||||

あの 家 に   若い 女の子   入れた の   初めて な んだ ろ ? |いえ||わかい|おんなのこ|いれた||はじめて|||

うん 。

もしかしたら   聖 花  |せい|か

嫉妬 した の かも な 。 しっと||||

嫉妬 ? しっと 聖 花 が   俺 に ? せい|か||おれ|

聖 花 らしく ない けど さ 。 せい|か||||

お前 に   焼きもち   焼か せる こと は   あって も  おまえ||やきもち|やか|||||

自分 が 焼く なんて   なかった もん な 。 じぶん||やく||||

うん 。

でも   面白い じゃ ん 。 |おもしろい||

その 聖 花 が   嫉妬 して る と したら さ 。 |せい|か||しっと|||||

そう だ よ 。

俺 が   聖 花 なら   こう 思う 。 おれ||せい|か|||おもう

あの 子 は   若い し   健康だ し   殉也 と   話 も   できる んだ わ って 。 |こ||わかい||けんこうだ||じゅんや||はなし|||||

その 思い が 高じて   むっくり   起き上がったり したら  |おもい||こうじて||おきあがったり|

面白い よ な 。 おもしろい||

あの な !

ごめん   ごめん 。 冗談 だ よ 。 じょうだん||

冗談 でも な ぁ 。 じょうだん|||

ただいま 。

お かえり なさい 。

いい よ   歌って 。 ||うたって

えっ ?

今   歌って た でしょ 。 いま|うたって||

歌って 。 うたって

いや 。 でも …。

?「 いつくしみ 深き   友 なる   イェス は 」 |ふかき|とも|||

( 佳 音 ・ 殉也 )?「 罪   と が   憂い を   取り 去り 給う 」 か|おと|じゅんや|ざい|||うれい||とり|さり|たまう

?「 心 の 嘆き を   包ま ず   述べて 」 こころ||なげき||つつま||のべて

?「 など か は   下ろさ ぬ   負 える   重荷 を 」 |||おろさ||ふ||おもに|

?「 いつくしみ 深き …」 |ふかき

お 疲れ さま 。 |つかれ|

ありがとう ございました 。

あっ !

サンドイッチ   おいしかった 。 さんどいっち|

ありがとう 。

いえ 。

それ と   これ 。

あの オルゴール   君 だ よ ね ? |おるごーる|きみ|||

その   お返し 。 |おかえし

あ …。

ありがとう ございます 。

( 池田 ) さあ   何でも   どうぞ 。 いけだ||なんでも|

( 池田 ) おお っ ? いけだ||

チョコレートパフェ   あり ます よ 。 わ っ 。 フルーツパフェ も ある 。

あの 。

もう   やめて もらえ ます か ?

迷惑な んです 。 めいわくな|ん です

記者 さん に   うろうろ さ れる と 。 きしゃ||||||

この 前   お 兄さん に   会って き ました 。 |ぜん||にいさん||あって||

何も して ない の   一点張り で ね 。 なにも||||いってんばり||

まあ   大した こと は   聞け なかった んだ けど 。 |たいした|||きけ|||

でも   お 兄さん は   明らかに   何 か を 隠して る 。 ||にいさん||あきらかに|なん|||かくして|

冤罪 の 可能 性 も   ある と 思う んだ 。 えんざい||かのう|せい||||おもう|

そう 言って くれた 人 は   初めて です 。 |いって||じん||はじめて|

兄 を   助けて くださる んです か ? あに||たすけて||ん です|

事実 を 暴く の が   記者 の   仕事 だ から ね 。 じじつ||あばく|||きしゃ||しごと|||

それ が   事実 なら   そう し ます よ 。 ||じじつ|||||

( ウエートレス ) ご 注文 は   お決まり でしょう か ? うえーとれす||ちゅうもん||おきまり||

( 池田 ) ああ 。 いけだ| パフェ   食べる ? |たべる

はい 。

チョコレートパフェ  2 つ 。

( ウエートレス ) は い 。 うえーとれす||

< お 兄ちゃん 。 |にいちゃん

風邪 の 具合 は   どう です か ? かぜ||ぐあい|||| 毎日   とても   寒い から   心配です > まいにち||さむい||しんぱいです

< 今日   池田 さん って   記者 の 人 に   会った の 。 きょう|いけだ|||きしゃ||じん||あった| その 人 が   お 兄ちゃん を   助けて くれる って 。 |じん|||にいちゃん||たすけて|| 冤罪 かも しれ ない って > えんざい||||

< 頑張ろう ね   お 兄ちゃん 。 がんばろう|||にいちゃん 横浜 に 出て きて   本当に   よかった 。 よこはま||でて||ほんとうに| 希望 が 見えて きた ね > きぼう||みえて||

あっ 。

こんにち は 。

( 昴 ) 殉也 の 家 の 仕事 は   どう ? すばる|じゅんや||いえ||しごと||

あ …。

あっ   はい 。

( 昴 ) 何でも   言って よ 。 すばる|なんでも|いって|

待遇 に   不満 が あったら  たいぐう||ふまん||

伝えて くれ って   殉也 から   言わ れて る んだ 。 つたえて|||じゅんや||いわ|||

不満だ なんて   とんでもない 。 ふまんだ||

感謝 して ます 。 かんしゃ||

殉也 さん って   いい 人 です よ ね 。 じゅんや||||じん|||

サンドイッチ も   喜んで   食べて くれた し 。 さんどいっち||よろこんで|たべて||

( 昴 ) えっ ? すばる|

あっ 。

余計だった でしょう か ? よけいだった||

いや ー   いい よ 。 |-||

あいつ は   忙しい から  ||いそがしい|

健康に   気遣って くれる 人 が   いた 方 が いい んだ 。 けんこうに|きづかって||じん|||かた|||

彼女 と か は   い ない んです か ? かのじょ||||||ん です|

あっ 。

いえ   いい んです 。 ||ん です

すいません 。

い ない よ 。

1 人   忘れ られ ない   恋人 が いた 。 じん|わすれ|||こいびと||

でも …。

もう   い ない 。

あいつ は   独りぼっち な んだ 。 ||ひとりぼっち||

殉也 の こと   よろしく ね 。 じゅんや||||

はい 。

うん 。

( 殉也 ) ただいま ! じゅんや|

ただいま 。

お かえり 。

聖 花 ! せい|か

ただいま 。

変わり   なかった ? かわり|

うん 。

あいつ は   独りぼっち な んだ 。 ||ひとりぼっち||

殉也 の こと   よろしく ね じゅんや||||

お 疲れ さ まで した 。 |つかれ|||

( 駅員 ) お 疲れ さま 。 えきいん||つかれ|

あ …。

気のせい か 。 きのせい|

ごめん ね   聖 花 。 ||せい|か

俺   半分   あきらめて た んだ 。 おれ|はんぶん|||

ホント は   もう   治ら ない んじゃ ない か って 。 ほんと|||なおら|||||

何 やって も   無駄な んじゃ ない か って 。 なん|||むだな||||

でも   違う んだ よ な 。 |ちがう|||

聖 花 は   分かって る 。 せい|か||わかって|

俺 の   迷う 気持ち も   全部   感じて る 。 おれ||まよう|きもち||ぜんぶ|かんじて|

< お 兄ちゃん 。 |にいちゃん

人 は   どうして   嘘 を つく のでしょう か ? じん|||うそ|||| 誰 か を   喜ば せ たくて ? だれ|||よろこば|| それとも   悲しみ に   突き落とし たくて ? |かなしみ||つきおとし| あの 人 を   見て る だけ で   幸せ なんて  |じん||みて||||しあわせ|

わたし は   自分 に   嘘 を ついて た > ||じぶん||うそ|||