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1 - Harry Potter, 6.19 と 3/4 番 線 から の 旅 (1) – 읽을 텍스트

1 - Harry Potter, 6.19 と 3/4 番 線 から の 旅 (1)

중급 1 읽기를 연습하는 일본어의 수업

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6.19 と 3/4 番 線 から の 旅 (1)

6 9 と 3/4 番 線 から の 旅 TheJourneyfromPlatformNineandThreeQuarters

ダーズリー 家 に 戻って 過ごした 出発 まで の 一 ケ月間 は 、ハリー にとって 楽しい もの で は なかった 。 確かに 、ダドリー は ハリー を 恐がって 一緒の 部屋 に いよう と は せず 、ペチュニア おばさん も バーノン おじさん も ハリー を 物置 に 閉じ込めたり 、嫌な こと を 無理強い したり 、怒鳴りつけたり も しなかった ……それ以上に 、ハリー と は 一言 も 口 を きかなかった 。 恐さ 半分 と 怒り 半分 で 、ダーズリー 親子 は ハリー が どの 椅子 に 座って いても 、まるで 誰 も いない かのように 振る舞った 。 たいてい は その方 が 好都合 だった が 、それ も しばらく 続く と 少し 気 が 滅入って きた 。

ハリー は 買って もらった ばかりの ふくろう と 一緒に 部屋 に とじこもって いた 。 ふくろう の 名 は ヘドウィグ に 決めた 。 「魔法 史 」で 見つけた 名 だ 。 教科書 は とても おもしろかった 。 ハリー は ベッド に 横 に なって 、夜 遅く まで 読みふけった 。 ヘドウィグ は 開け放した 窓 から 自由に 出入り した 。 しょっちゅう 死んだ ねずみ を 食わえて きた ので 、ペチュニア おばさん が 掃除機 を かけに 来なく なった のは かえって 幸い だった 。 毎晩 、寝る 前に 、ハリー は 壁に 貼った 暦の 日付を 一日ずつ バツ印で 消し 、九月 一日 まで あと 何日か を 数えた 。

八月 の 最後 の 日 、ハリー は おじさん 、おばさん に 、明日 、キングズ・クロス 駅に 行くと 話さなければならなかった 。 居間 に 行くと 、みんな テレビ の クイズ 番組 を 見ている ところだった 。

自分 が そこ に いる こと を 知らせる のに 、ハリー が 咳払い する と 、ダドリー は 悲鳴 を 上げて 部屋 から 飛び出して いった 。

「あの ──バーノン おじさん 」

おじさん は 返事 の かわり に ウーム と うなった 。

「あの ……あした キングズ ・クロス に 行って ……そこ から 、あの 、ホグワーツ に 出発 なんだ けど 」

おじさん は また ウーム と うなった 。

「車 で 送って いただけますか ? 」またまた ウーム 。 ハリー は イエス の 意味 だ と 思った 。

「ありがとう 」

二階 に 戻ろう と した 時 、やっと おじさん が 口 を きいた 。

「魔法 学校 に 行く に しちゃ 、おかしな やり方 じゃ ない か 。 汽車 なんて 。 空 飛ぶ 絨毯 は みんな パンク かい ? 」ハリー は 黙って いた 。 「いったい 、その 学校 と やら は どこに ある んだい ? 」「僕 、知りません 」 ハリー も 初めて その こと に 気 が ついた 。 ポケット から ハグリッド の くれた 切符 を 引っ張り出して みた 。

「ただ 、汽車 に 乗る ように って 。 九 と 四 分 の 三 番線 から 、十一 時 発 」

ハリー は 切符 を 読み上げた 。

おじさん 、おばさん が 目を 丸くした 。

「何 番線 だって ? 」「九 と 四 分 の 三 」 「バカバカしい 。 九 と 四 分 の 三 番線 なんて ある わけ が ない 」

「僕 の 切符 に そう 書いて ある んだ 」

「あほう 。 連中 は 大 バカ の コンコンチキ だ 。 まあ 、その うち わかる だろう よ 。 よかろう 。 キングズ ・クロス に 連れて いって やろう 。 どうせ 明日 は ロンドン に 出かける ことに なっていた し 。

そうでなけりゃ わざわざ 出かけ ん が な 」

「どうして ロンドン に 行く の ? 」なるべく いい 雰囲気 に しよう と して ハリー が 尋ねた 。 「ダドリーを 病院へ 連れていって 、あの いまいましい しっぽを 、スメルティングズに 入学する 前に 取ってもらわにゃ 」

バーノン おじさんは うなるように 言った 。

次の 朝 、ハリーは 五時に 目が 覚めた 。 興奮と 緊張で 目が さえてしまったので 、起き出して ジーンズを はいた 。 魔法使い の マント を 着て 駅 に 入る 気 には なれない ……汽車 の 中 で 着替えよう 。

必要な もの が 揃って いる かどうか 、ホグワーツ の 「準備 する もの 」リスト を もう 一度 チェック し 、ヘドウィグ が ちゃんと 鳥籠 に 入って いる こと を 確かめ 、ダーズリー 親子 が 起き出す まで 部屋 の 中 を 行ったり来たり して 待っていた 。 二時間 後 、ハリー の 大きな 重い トランク は 車 に 乗せられ 、ペチュニア おばさん に 言い含められた ダドリー は ハリー の 隣 に 座り 、一行 は 出発 した 。 キングズ ・ クロス 駅 に 着いた の は 十 時 半 だった 。 バーノン おじさん は 、ハリー の トランク を カート に 放り込んで 駅 の 中 まで 運んで いった 。 ハリー は なんだか 親切 過ぎる と 思った 。 案の定 、おじさん は プラットホーム の 前 で ピタリと 止まる と 、ニターツ と 意地悪く 笑った 。

「そーれ 、着いた ぞ 、小僧 。 九 番 線 と ……ほれ 、十 番 線 だ 。 おまえ の プラットホーム は その 中間 らしい が 、まだ できて ない ようだ な 、え ? 」まさに その とおり だった 。 「9」と 書いた 大きな 札 が 下がった プラットホーム の 隣に は、「10」と 書いた 大きな 札 が 下がっている。 そして 、その 間 には 、何も ない 。

「新 学期 を せいぜい 楽しめ よ 」

バーノン おじさん は さっき より もっと にんまり した 。 そして さっさと 、物 も 言わ ずに 行って しまった 。 ハリー が 振り向く と 、ダーズリー 親子 が 車 で 走り去る ところだった 。 三 人 とも 大笑い している 。 ハリー は 喉 が カラカラ に なった 。 いったい 自分 は 何 を しよう と している のだろう ? ヘドウィグ を 連れて いる ので 、周り から は ジロジロ 見られる し 。 誰 かに 尋ね なければ …… 。

ハリー は 、ちょうど 通りかかった 駅員 を 呼び止めて 尋ねた が 、さすがに 九 と 四 分 の 三 番線 と は 言え なかった 。 駅員 は ホグワーツ なんて 聞いた こと が ない と 言う し 、どの へんに ある の か ハリー が 説明 できない と わかる と 、わざと いいかげんな こと を 言っている んじゃないか と 、うさん臭 そうな 顔 を した 。 ハリー は いよいよ 困り果てて 、十一 時 に 出る 列車 は ない か と 聞いて みた が 、駅員 は そんな もの は ない と 答えた 。 とうとう 駅員 は 、時間 の ムダ使い だ と ブツクサ 言い ながら 行って しまった 。 ハリー は パニック しない ように グッと こらえた 。 列車 到着 案内 板 の 上 に ある 大きな 時計 が 、ホグワーツ 行き の 列車 が あと 十分 で 出てしまう こと を 告げていた 。 それなのに 、ハリーは どうして いいのか さっぱり わからない 。 駅 の ど真ん中で 、一人で は 持ち上げられない ような トランクと 、ポケットいっぱい の 魔法使い の お金と 、大きな ふくろう を 持って 途方 に暮れる ばかりだった 。 ハグリッドは 何か 言い忘れた に違いない 。 ダイアゴン横丁 に 入るに は 左側 の 三番目 の レンガ を コツコツ と 叩いた ではないか 。 魔法 の 杖 を 取り出して 、九 番 と 十 番 の 間 に ある 改札口 を 叩いて みよう か 。

その 時 、ハリー の 後ろ を 通りすぎた 一団 が あった 。 ハリー の 耳 に こんな 言葉 が 飛び込んで きた 。

「……マグル で 混み合ってる わ ね 。 当然だ けど ……」

ハリー は 急いで 後ろを 振り返った 。 ふっくら した おばさん が 、揃いもそろって 燃える ような 赤毛 の 四人 の 男の子 に 話しかけて いた 。 みんな ハリー と 同じ ような トランク を 押し ながら 歩いて いる ……それに 、「ふくろう 」が 一羽 いる 。

胸を ドキドキ させ 、ハリーは カートを 押して みんなに くつついて 行き 、みんなが 立ち止まった ので 、ハリーも みんなの 話が 聞こえる ぐらいの ところで 止まった 。

「さて 、何番線 だった かしら 」と お母さんが 聞いた 。 「九と 四分の 三よ 」

小さな 女の子が かん高い 声を 出した 。 この 子 も 赤毛 だ 。 お母さん の 手 を 握って 「ママ 、あたしも 行きたい ……」と 言った 。 「ジニー 、あなたは まだ 小さい から ね 。 ちょっと おとなしく して ね 。 はい 、パーシー 、先に 行って ね 」

一番 年上 らしい 男の子 が プラットホーム の 「9」と「10」に向かって進んでいった。 ハリー は 目を 凝らして 見て いた 。 見過ごさない よう 、 瞬き しない よう に 気 を つけた …… ところが 、 男の子 が ちょうど 二 本 の プラットホーム の 分かれ目 に さしかかった 時 、 ハリー の 前 に ワンサカ と 旅行者 の 群れ が あふれて きて 、 その 最後 の リュックサック が 消えた 頃 に は 、 男の子 も 消え去って いた 。

「フレッド 、次は あなた よ 」と ふっくら おばさん が 言った 。

「 僕 フレッド じ やない よ 。 ジョージ だ よ 。 まったく 、この 人 と きたら 、これでも 僕たちの 母親 だって よく 言える な 。 僕 が ジョージ だって わから ない の ? 」「あら 、ごめんなさい 、ジョージ ちゃん 」 「冗談 だ よ 。 僕 フレッド さ 」

と言うと 、男の子は 歩き出した 。 双子の 片方が 後ろから 「急げ 」と 声をかけた 。 一瞬のうちに フレッドの 姿は 消えていた ……でも 、いったい どうやったんだろう ?

今度 は 三 番 目 の 男の子 が 改札口 の 柵 に 向かって キビキビ と 歩き だした ── その あたり に 着いた ── と 思ったら 、 またしても 急に 影 も 形 もない 。

こう なったら 他 に 手 は ない 。

「すみません 」

ハリー は ふっくら おばさん に 話しかけた 。

「あら 、こんにちは 。 坊や 、ホグワーツ へ は 初めて ? ロン も そう な の よ 」

おばさん は 最後 に 残った 男の子 を 指さした 。 背 が 高く 、やせて 、ひょろっと した 子 で 、そばかす だらけ で 、手足 が 大きく 、鼻 が 高かった 。 「はい 。 でも ……あの 、僕 、わからなくて 。 どう やって ……」

「どう やって プラットホーム に 行く かって こと ね ? 」おばさんが やさしく 言った 。 ハリーは うなずいた 。

「心配しなくて いいのよ 。 九番と 十番の 間の 柵に 向かって まっすぐに 歩けば いいの 。 立ち止まったり 、ぶつかる んじゃないかって 怖がったり しない こと 、これ が 大切 よ 。 怖かったら 少し 走る と いい わ 。 さあ 、ロン の 前 に 行って 」

「うーん ……オーケー 」

ハリー は カート を クルリ と 回して 、柵 を にらんだ 。 頑丈 そうだった 。

ハリー は 歩き はじめた 。 九 番 線 と 十 番 線 に 向かう 乗客 が 、ハリー を あっち へ 、こっち へ と 押す ので 、ハリー は ますます 早足 に なった 。 改札口 に 正面 衝突 しそう だ 。 そう なったら 、やっかいな こと に なる ぞ ……カート に しがみつく ように して 、ハリー は 突進した ──柵 が グングン 近づいてくる 。 もう 止められ ない ──カート が いう こと を きか ない ──あと 三十 センチ ──ハリー は 目 を 閉じた 。 ぶつかる ──スーッ ……おや 、まだ 走って いる ……ハリー は 目 を 開けた 。

紅色 の 蒸気機関車 が 、乗客 で ごったがえす プラットホーム に 停車 して いた 。 ホーム の 上 に は 『ホグワーツ 行 特急 11 時 発 』と 書いて ある 。 振り返る と 、改札口 の あった ところ に 9 3/4 と 書いた 鉄 の アーチ が 見えた 。 やった ぞ 。

機関車 の 煙 が おしゃべりな 人ごみ の 上に 漂い 、色とりどりの 猫 が 足元 を 縫う ように 歩いて いる 。 おしゃべりの 声 と 、重い トランク の 擦れ合う 音 を くぐって 、ふくろう が ホーホーと 不機嫌そうに 鳴き交している 。

先頭 の 二、三 両 はもう 生徒 で いっぱいだった。 窓から 身を乗り出して 家族と 話したり 、席の 取り合い で けんか を したり して いた 。 ハリー は 空いた 席 を 探して 、カート を 押し ながら ホーム を 歩いた 。 丸顔 の 男の子 の そば を 通り過ぎる 時 、男の子 の 声 が 聞こえた 。

「ばあちゃん 。 また ヒキガエル が いなく なっちゃった 」 「まあ 、ネビル 」

おばあさん の ため息 が 聞こえた 。

細かい 三つ あみ を 縮らせた 髪型 の 男の子 の 周り に 小さな 人垣 が できていた 。

「リー 、見せて 。 さあ 」

その 子 が 腕 に 抱えた 箱 の ふた を 開ける と 、得体の知れない 長い 毛むくじゃら の 肢 が 中 から 突き出し 、周り の 人 が 悲鳴 を 上げた 。

ハリー は 人ごみ を 掻き分け 、やっと 最後尾 の 車両 近く に 空いている コンパートメント の 席 を 見つけた 。 ヘドウィグ を 先に 入れ 、列車 の 戸口 の 階段 から 重い トランク を 押し上げよう と した が 、トランク の 片側 さえ 持ち上がらず 、二回 も 足 の 上 に 落として 痛い 目 に あった 。

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