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1 - Harry Potter, 4.鍵 の 番人 (2) – Text to read

1 - Harry Potter, 4.鍵 の 番人 (2)

중급 1 일본어의 lesson to practice reading

지금 본 레슨 학습 시작

4 .鍵 の 番人 (2)

ハグリッド は ダーズリー 親子 を ジロッ と 見た 。

「さあ 、俺 が 知ってる こと を おまえさん に 話す のが 一番 いい じゃろう ……ただし 、すべて を 話す こと は できん 。 まだ 謎 に 包まれた まま の ところ が ある んで な ……」

ハグリッド は 腰 を 下ろし 、しばらく は じーっ と 火 を 見つめて いた が 、やがて 語り 出した 。 「事 の 起こり は 、ある 人 から だ と 言える 。 名前 は ……こりゃ いかん 。 おまえ は その 名 を 知ら ん 。 我々 の 世界 じゃ みんな 知っとる のに ……」「誰 な の ? 」「さて ……できれば 名前 を 口 に したくない もん だ 。 誰 も が そう な んじゃ が 」

「どうして な の ? 」「どうも こうも 、ハリー や 。 みんな 、今 だに 恐れ とる んだ よ 。 いやはや 、こりゃ 困った 。 いい かな 、ある 魔法使い が おって な 、悪 の 道 に 走って しまった わけだ ……悪 も 悪 、とことん 悪 、悪 より も 悪 と な 。 その 名 は …… 」ハグリッド は 一瞬 息 を 詰めた 、が 、言葉 に なら なかった 。

「名前 を 書いて みたら ? 」ハリー が 促した 。

「うん にゃ 、名前 の 綴り が わからん 。 言う ぞ 、それっ ! ヴォルデモート 」

ハグリッド は 身震い した 。

「二度と 口 に させん で くれ 。 そういう こった 。

もう 二十 年 も 前 に なる が 、この 魔法使い は 仲間 を 集め はじめた 。 何 人 か は 仲間 に 入った ……恐れて 入った 者 も いたし 、そいつ が どんどん 力 を つけて いた ので 、おこぼれ に あずかろう と した 者 も いた 。 暗黒 の 日々 じゃ よ 、ハリー 。 誰 を 信じて いい か わからん 。 知らない 連中 と は とても 友達 に なろう なんて 考えられん ……恐ろしい こと が いろいろ 起こった 。 我々 の 世界 を そいつ が 支配 する ように なった 。 もちろん 、立ち向かう 者 も いた ……だが 、みんな 殺された 。 恐ろし や ……残さ れた 数 少ない 安全な 場所 が ホグワーツ だった 。 ダンブルドア だけ は 、『例の あの 人 』も 一目 置いて いた 。 学校 に だけ は さすが に 手出し が できん かった 。 その 時 は な 。 そういう こった 。

おまえ の 父さん 、母さん は な 、俺 の 知っとる 中 で 一番 すぐれた 魔法使い と 魔女 だった よ 。 在学 中 は 、二人 とも ホグワーツ の 首席 だった ! 『あの 人 』が 、何で もっと 前 に 二人 を 味方 に 引き入れよう と しなかった の か 、謎 じゃて ……だが 二人 は ダンブルドア と 親しい し 、闇 の 世界 とは 関わる はず が ない と 知っとった んだろう な 。 あやつは 二人を 説得できる と 思ったか ……それとも 邪魔者として かたづけようと 思ったのか もしれん 。 ただ わかっているのは 、十年前の ハロウィーンに 、おまえさんたち 三人が 住んでいた 村に あやつが 現れた って ことだけだ 。 おまえさんは 一歳に なったばかりだった よ 。 やつが おまえさんたちの 家に やってきた 。 そして …… そして ……」

ハグリッド は 突然 水玉模様 の 汚い ハンカチ を 取り出し 、ボアーッ と 霧笛 の ような 音 を 響かせて 鼻 を かんだ 。

「すま ん 。 だが 、ほんとに 悲しかった ……おまえ の 父さん 母さん の ような いい 人 は どこ を 探したって いやしない ……そういう こった 。 『あの 人 』は 二 人 を 殺した 。 そして だ 、そして これ が まったく の 謎 なんだが ……やつ は おまえ さん も 殺そう と した 。 きれいさっぱり やって しまおう と いう つもり だった んだろう な 。 もしかしたら 、殺す こと 自体 が 楽しみに なって いた の かも しれん 。 ところが でき ん かった 。 おまえ の 額 の 傷跡 が どうして できた か 不思議に 思った こと は ありゃ せんか ? 並み の 切り傷 じゃ ない 。 強力な 悪 の 呪い に かけられた 時 に できる 傷 だ 。 おまえ の 父さん 母さん を 殺し 、家 まで メチャメチャに した 呪い が 、おまえ に だけ は 効かん かった 。 ハリー や 、だから おまえ さん は 有名 な んだ よ 。 あやつ が 目 を つけた 者 で 生き残った の は 一人 も いない ……おまえ さん 以外 は な 。 当時 最も 力 の あった 魔法使い や 魔女 が 何人 も 殺さ れた ……マッキノン 家 、ボーン 家 、プルウェット 家 ……な のに 、まだ ほんの 赤ん坊 の おまえさん だけ が 生き残った 」

ハリー の 心 に 言い知れぬ 痛み が 走った 。 ハグリッド が 語り 終わった 時 、ハリー は あの 目も眩むような 緑 の 閃光 を 見た 。 これまでに 思い出した 時 より ずっと 鮮烈に ……そして 、これまで 一度も 思い出さなかった こと まで 、初めて 思い出した 。 冷たい 、残忍な 高笑いを 。

ハグリッド は 沈んだ 目 で ハリー を 見ながら 話を 続けた 。

「ダンブルドア の 言いつけ で 、この 俺が 、おまえさんを 壊れた 家から 連れ出した 。 この 連中の ところへ おまえさんを 連れてきた ……」

「バカバカしい 」

バーノン おじさん の 声 が した 。 ハリー は 飛び上がった 。 ダーズリー 親子 が いる こと を すっかり 忘れて いた 。 おじさん は どうやら 勇気 を 取り戻した らしい 。 拳 を 握りしめ 、ハグリッド を はたと にらみつけた 。

「いい か 、よく 聞け 、小僧 」おじさん が うなった 。

「確かに おまえ は 少々 おかしい 。 だが 、恐らく 、みっちり 叩きなおせば 治る だろう ……おまえ の 両親 の 話 だ が 、間違い なく 、妙 ちくりん な 変人 だ 。 連中 の ような の は いない ほうが 、世の中 が 少し は ましに なった と わし は 思う 。 ──あいつ ら は 身 から 出た 錆 、魔法使い なんて 変な 仲間 と 交わる から だ ……思った とおり 、常々 ろくな 死に方 は せん と 思って おった わ ……」

その 時 、ハグリッド が ソファ から ガバッ と 立ち上がり 、コート から 使い古した ピンク の 傘 を 取り出した 。 傘 を 刀 の ように バーノン おじさん に 突きつけ ながら 言った 。

「それ 以上 一言 でも 言って みろ 、ダーズリー 。 ただ じゃ すま ん ぞ 」

ひげ モジャ の 大 男 に 傘 で 串刺し に さ れる 危険 を 感じ 、バーノン おじさん の 勇気 は またもや くじけ 、壁 に 張りついて 黙って しまった 。

「それ で いい んだ 」

ハグリッド は 息 を 荒げて そう 言う と 、ソファ に 座り直した 。 ソファ は ついに 床 まで 沈み込んで しまった 。

ハリー は まだまだ 聞きたい ことが 山 の ように あった 。 「でも ヴォル ……あ 、ごめんなさい ……『あの 人 』は どう なった の ? 」「それ が わからん のだ 。 ハリー 。 消えた んだ 。 消滅 だ 。 おまえ さん を 殺そう と した その 夜 に な 。 だ から おまえ は いっそう 有名な んだ よ 。 最大 の 謎 だ 。 なあ ……あやつ は ますます 強く なって いた ……なのに 、なんで 消え なきゃ ならん ?

あやつ が 死んだ という 者 も いる 。 俺 に 言わ せりゃ 、くそ くらえ だ 。 やつ に 人間 らしさ の かけら でも 残って いれば 死ぬ こと も あろう さ 。 まだ どこか に いて 、時 の 来る の を 待っている と いう 者 も いる な 。 俺 は そう は 思わん 。 やつ に 従って いた 連中 は 我々 の 方 に 戻って きた 。 夢 から 覚めた ように 戻って きた 者 も いる 。 やつ が 戻って くる なら 、そんな こと は でき まい 。

やつ は まだ どこかに いる が 、力を 失って しまった 、そう 考えている 者が 大多数だ 。 もう 何も できない ぐらい 弱って いる と な 。 ハリー や 、おまえさんの 何かが 、あやつを 降参させた からだ よ 。 あの 晩 、あやつが 考えても みなかった 何かが 起きたんだ ……俺には 何かは わからん が 。 誰にも わからん が ……しかし 、おまえさんの 何かが やつに 参った と 言わせた のだけは 確かだ 」

ハグリッドは 優しさと 敬意に 輝く 眼差しで ハリーを 見た 。 ハリーは 喜ぶ 気にも 、誇る 気にも なれなかった 。 むしろ 、とんでもない 間違いだと いう 思いの 方が 強かった 。 魔法使い だって ? この 僕 が ? そんな こと が ありえる だろうか 。 ダドリー に 殴られ 、バーノン おじさん と ペチュニア おばさん に いじめられて きた んだ もの 。 もし 本当に 魔法使い なら 、物置 に 閉じ込められ そうに なる たび 、どうして 連中 を いぼいぼ ヒキガエル に 変えられ なかった んだろう ? 昔 、世界 一 強い 魔法使い を やっつけた なら 、どうして ダドリー なんか が 、おもしろがって 僕 を サッカー ボール の ように 蹴って いじめる こと が できる んだろう ?

「ハグリッド 」ハリー は 静かに 言った 。

「きっと 間違い だ よ 。 僕 が 魔法使い だ なんて ありえない よ 」

驚いた ことに 、ハグリッド は クスクス 笑った 。

「魔法使い じゃ ない って ? えっ ? おまえ が 怖かった 時 、怒った 時 、何も 起こらなかった か ? 」ハリー は 暖炉 の 火 を 見つめた 。 そう 言えば ……おじさん や おばさん を カンカンに 怒らせた おかしな 出来事 は 、ハリー が 困った 時 、腹を立てた 時 に 起こった ……ダドリー 軍団 に 追いかけられた 時 、どう やったのか わからない が 、連中 の 手 の 届かない ところ に 逃げられた し ……ちんちくりんな 髪 に 刈り上げられて 学校 に 行く のが とても いやだった 時 、髪 は 、あっという間に 元通りに 伸びた し ……最後に ダドリー に 殴られた 時 、自分 でも そうとは 気づかず 、仕返しを したんじゃないか ? 大 ニシキヘビ に ダドリー を 襲わせた じゃないか 。

ハリー は ハグリッド に 向かって ほほえんだ 。 ハグリッド も 、そう だろう と いう 顔 で ニッコリ した 。

「なあ ? ハリー ・ポッター が 魔法使い じゃ ない なんて 、そんな こと は ない ぞ ……見て おれ 。 おまえ さん は ホグワーツ で すごく 有名 に なる ぞ 」

だが 、おじさん は おとなしく 引き下がり は し なかった 。

「 行かせん 、と 言った はずだ ぞ 」 食いしばった 歯 の 間 から 声 が もれた 。

「 こいつ は ストーンウォール 校 に 行く んだ 。 やがて は それ を 感謝 する だろう 。 わし は 手紙 を 読んだ ぞ 。 準備 する の は バカバカしい もの ばかり だ ……呪文 の 本 だの 魔法 の 杖 だの 、それに ……」

「この 子 が 行きたい と 言う なら 、おまえ の ような コチコチ の マグル に 止められる もの か 」ハグリッド が うなった 。 「リリー と ジェームズ の 息子 、ハリー ・ポッター が ホグワーツ に 行く の を 止める だ と 。 た わけ が 。 ハリー の 名前 は 生まれた 時 から 入学 名簿 に 載って おる 。 世界 一 の 魔法使い と 魔女 の 名門 校 に 入る んだ 。 七 年 たてば 、見違える ように なろう 。 これ まで と 違って 、同じ 仲間 の 子供たち と 共に 過ごす んだ 。 しかも 、ホグワーツ の 歴代 の 校長 の 中 で 最も 偉大な アルバス ・ダンブルドア 校長 の 下 で な 」

「 まぬけ の きち が い じ じい が 小僧 に 魔法 を 教える のに 、 わし は 金 なんか 払わ ん ぞ ! 」と バーノン おじさん が 叫んだ 。

ついに 言葉 が 過ぎた ようだ 。 ハグリッド は 傘 を つかんで 、頭 の 上 で グルグル 回した 。

「 絶対 に 」

雷 の ような 声 だった 。

「おれ の ……前 で ……アルバス ……ダンブルドア を ……侮辱 する な ! 」ハグリッド は ヒューッ と 傘 を 振り下ろし 、ダドリー に その 先端 を 向けた 。 一瞬 、紫色 の 光 が 走り 、爆竹 の ような 音 が した かと 思う と 、鋭い 悲鳴 が して 、次の 瞬間 、ダドリー は 太った お尻 を 両手 で 押さえ 、痛み で 喚き ながら 床 の 上 を 飛び跳ねて いた 。 ダドリー が 後ろ向き に なった 時 、ハリー は 見た 。 ズボン の 穴 から 突き出している の は 、クルリ と 丸まった 豚 の しっぽ だった 。

バーノン おじさん は 叫び声 を あげ 、ペチュニア おばさん と ダドリー を 隣 の 部屋 に 引っばって いった 。 最後に もう 一度 こわごわ ハグリッド を 見る と 、おじさん は ドア を バタン と 閉めた 。

ハグリッド は 傘 を 見下ろし 、ひげ を なでた 。

「癇癪 を 起こす んじゃ なかった 」

ハグリッド は 悔やんで いた 。

「 じゃ が 、いずれ に しても うまく いかんかった 。 豚 に して やろう と 思った んだ が 、もともと あんまりに も 豚 に そっくりな んで 、変える ところ が なかった 」

ボサボサ 眉毛 の 下 から ハリー を 横目 で 見 ながら 、ハグリッド が 言った 。

「ホグワーツ で は 今 の こと を 誰 に も 言わんで くれる と ありがたい んだ が 。 俺 は ……その ……

厳密に 言えば 、魔法を 使っちゃ ならん ことに なっとる んで 。 おまえさん を 追いかけて 、手紙 を 渡したり いろいろ する のに 、少し は 使っても いい と お許し が 出た ……この 役目 を すすんで 引き受けた のも 、一つには それ が あった からだ が ……」

「どうして 魔法を 使っちゃ いけないの ? 」と ハリーが 聞いた 。

「ふむ 、まあ ── 俺 も ホグワーツ 出身 で 、ただ 、 俺 は ……その ……実は 退学処分に なったんだ 。 三年生の 時に な 、杖を 真っ二つに 折られた 。 だが 、ダンブルドアが 、俺を 森の 番人として ホグワーツに いられるように してくださった 。 偉大な お方じゃ 。 ダンブルドア は 」

「どうして 退学 に なった の ? 」「もう 夜 も 遅い 。 明日 は 忙しい ぞ 」ハグリッド は 大きな 声 で 言った 。

「町へ 行って 、教科書 やら 何やら 買わんと な 」

ハグリッドは 分厚い コートを 脱いで 、ハリーに 放って よこした 。

「それを 掛けて 寝ると いい 。 ちいと ばかり モゴモゴ 動いて も 気にする なよ 。 どっか の ポケット に ヤマネ が 二 、三 匹 入って いる はずだ 」

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