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1 - Harry Potter, 17.2 二 つ の 顔 を 持つ 男

17.2二つ の 顔 を 持つ 男

ハリー の すぐ 上 で 何か 金色 の 物 が 光って いた 。 スニッチ だ ! 捕まえよう と した が 、腕 が とても 重い 。

瞬き を した 。 スニッチ で は なかった 。 メガネ だった 。 おかしい なあ 。

もう いっぺん 瞬き を した 。 ハリー の 上 に アルバス ・ダンブルドア の にこやかな 顔 が スイーッ と 現れる のが 見えた 。

「ハリー 、こんにちは 」ダンブルドア の 声 だ 。 ハリー は ダンブルドア を 見つめた 。 記憶 が よみがえった 。

「先生 ~『石 』! クィレル だった んです 。 クィレル が 『石 』を 持って います 。 先生 ! 早く ……」

「落ち着いて 、ハリー 。 君 は 少 ー し 時間 が ズレ とる よ 。 クィレル は 『石 』を 持っと らん 」「じゃあ 誰 が ? 先生 、僕 …」

「ハリー 、いい から 落ち着きなさい 。 でないと わし が マダム・ポンフリー に 追い出されて しまう 」ハリー は ゴクッ と 唾 を 飲み込み 、周り を 見回した 。 医務室 に いる らしい 。 白い シーツ の べッド に 横たわり 、脇 の テーブル に は 、まるで 菓子屋 が 半分 そっくり そこ に 引っ越して きた かの ように 、甘い もの が 山 の ように 積み上げられて いた 。 「君 の 友人 や 崇拝者 から の 贈り物 だ よ 」

ダンブルドア が ニッコリ した 。

「地下 で 君 と クィレル 先生 との 間 に 起きた こと は 『秘密 』で な 。 秘密 という こと は つまり 、学校 中 が 知っている という わけじゃ 。 君 の 友達 の ミスター ・フレッド 、ミスター ・ジョージ ・ウィーズリー は 、たしか 君 に トイレ の 便座 を 送った のう 。 君 が おもしろがる と 思った んじゃろう 。 だが 、マダム ・ポンフリー が あんまり 衛生的 で は ない と いって 没収して しまった 」

「僕 は ここ に どの くらい い る んです か ? 」「三日間 じゃ よ 。 ミスター ・ロナルド ・ウィーズリー と ミス ・グレンジャー は 君 が 気 が ついた と 知ったら ホッ と する じゃろう 。 二 人 とも それはそれは 心配 して おった 」

「 でも 先生 、『 石 』 は ……」

「君 の 気持 を そらす こと は でき ない ようだ ね 。 よかろう 。 『石 』だが 、クィレル 先生 は 君 から 石 を 取り上げる こと が できなかった 。 わし が ちょうど 間に合って 、食い止めた 。 しかし 、君 は 一人 で 本当に よく やった 」

「先生 が あそこ に ? ハーマイオニー の ふくろう 便 を 受け取った んです ね ? 」「いや 、空中 で すれ違って しまった らしい 。 ロンドン に 着いた とたん 、わし が おる べき 場所 は 出発 して きた 所 だった と はっきり 気がついた んじゃ 。 それ で クィレル を 君 から 引き離す のに やっと 間に合った ……」

「あの 声 は 、先生 だった んです か 」

「遅 すぎた か と 心配 した が 」

「もう 少し で 手遅れ の ところ でした 。 あれ 以上 長く は 『石 』を 守る こと は できなかった と 思います ……」「いや 、『石 』で はなくて 、ハリー 、大切な の は 君 じゃ よ ……君 が あそこ まで 頑張った こと で 危うく 死ぬ ところ だった 。 一瞬 、もう だめ か と 、わし は 肝 を 冷やした よ 。 『石 』じゃ が の 、あれ は もう 壊して しまった 」

「 壊した ? 」ハリー は 呆然 と した 。

「でも 、先生 の お友達 ……ニコラス ・フラメル は ……」

「おお 、ニコラス を 知っている の かい ? 」ダンブルドア が うれし そうに 言った 。 「君 は ずいぶん きちんと 調べて 、あの こと に 取り組んだ んだ ね 。 わし は ニコラス と おしゃべり して な 、こう する のが 一番 いい と いう こと に なった んじゃ 」

「でも 、それ じゃ ニコラス ご 夫妻 は 死んで しまう んじゃ ありません か ? 」「あの 二 人 は 、身辺 を きちんと 整理 する の に 十分な 命 の 水 を 蓄えて おる 。 それ から 、そう じゃ 、二人 は 死ぬ じゃろう 」

ハリー の 驚いた 顔 を 見て 、ダンブルドア が ほほえんだ 。

「君 の ように 若い 者 に は わからん じゃろう が 、ニコラス と ペレネレ に とって 、死 と は 長い 一日 の 終わり に 眠り に つく ような もの だ 。 結局 、きちんと 整理 さ れた 心 を 持つ 者 に とって は 、死 は 次の 大いなる 冒険 に 過ぎない のじゃ 。 よい か 、『石 』は そんなに すばらしい もの で は ない のじゃ 。 欲しい だけ の お金 と 命 だ なんて ! 大方 の 人間 が 何より も まず この 二 つ を 選んで しまう じゃろう ……困った こと に 、どういう わけ か 人間 は 、自ら に とって 最悪 の もの を 欲しがる くせ が ある ようじ や 」

ハリー は 黙って 横たわって いた 。 ダンブルドア は 鼻歌 を 歌い ながら 天井 の 方 を 向いて ほほえんだ 。

「 先生 、 ずーっと 考えて いた こと な ん です が …… 先生 、『 石 』 が なくなって しまって も 、 ヴォル …… あの 、『 例の あの人 』 が ……」

「ハリー 、ヴォルデモート と 呼び なさい 。 もの に は 必ず 適切な 名前 を 使い なさい 。 名前 を 恐れて いる と 、そのもの 自身 に 対する 恐れ も 大きく なる 」

「はい 、先生 。 ヴォルデモート は 他の 手段 で また 戻って 来る んじゃ ありません か 。 つまり い なく なって しまった わけで は ないで すよね ? 」 「 ハリー 。 い なく なった わけで は ない 。 どこ か に 行って しまった だけ じゃ 。 誰 か 乗り移る 体 を 探している こと じ やろう 。 本当に 生きて いる わけで は ない から 、殺す こと も できん 。 クィレル を 死な せて しまった 。 自分 の 家来 を 、敵 と 同じ ように 情け 容赦 なく 扱う 。 それ は さておき ハリー 、おまえ が やった こと は ヴォルデモート が 再び 権力 を 手に する の を 遅らせた だけ かもしれん 。 そして 次に 誰 か が また 、一見 勝ち目 の ない 戦い を しなくてはならない の かも しれん 。 しかし 、そう やって 彼 の ねらい が 何度 も 何度 も くじかれ 、遅れれば ……そう 、彼 は 二度と 権力 を 取り戻す こと が できなく なる かも しれん 」

ハリー は うなずいた 。 でも 頭 が 痛く なる ので 、すぐに うなずく の を やめた 。

「先生 、僕 、他 に も 、もし 先生 に 教えて いただける なら 、知りたい こと が ある んです けど ……真実 を 知りたい んです ……」「真実 か 」ダンブルドア が ため息 を ついた 。 「それ は とても 美しく も 恐ろしい もの じゃ 。 だ から こそ 注意深く 扱わ なければ なる まい 。 しかし 、答え ない 方が いい と いう はっきり した 理由 が ない かぎり 、答えて あげよう 。 答えられ ない 理由 が ある 時 に は 許して ほしい 。 もちろん 、わし は 嘘 は つかん 」

「ヴォルデモート が 母 を 殺した の は 、僕 を 彼 の 魔手 から 守ろう と した から だ と 言って いました 。 でも 、そもそも なんで 僕 を 殺し たかった んでしょう ? 」ダンブルドア が 今度 は 深い ため息 を ついた 。 「おお 、なんと 、最初の 質問 なのに わし は 答えて やる こと が できん 。 今日 は 答えられ ん 。 今 は だめ じゃ 。 時 が 来れば わかる じゃろう ……ハリー 、今 は 忘れる が よい 。 もう 少し 大きく なれば ……こんな こと は 聞き たく ない じゃろう が ……その 時 が 来たら わかる じゃろう 」

ハリー に は 、ここ で 食い下がって も どうにも ならない と いう こと が わかった 。

「でも 、どうして クィレル は 僕 に 触われなかった んですか 」

「君 の 母上 は 、君 を 守る ため に 死んだ 。 ヴォルデモート に 理解 できない こと が ある とすれば 、それ は 愛 じゃ 。 君 の 母上 の 愛情 が 、その 愛 の 印 を 君 に 残して いく ほど 強い もの だった こと に 、彼 は 気づか なかった 。 傷跡 の こと で は ない 。 目 に 見える 印 で は ない ……それほど までに 深く 愛 を 注いだ と いう こと が 、たとえ 愛した その 人 が いなく なって も 、永久 に 愛さ れた もの を 守る 力 に なる のじゃ 。 それ が 君 の 肌 に 残って おる 。 クィレル の ように 憎しみ 、欲望 、野望 に 満ちた 者 、ヴォルデモート と 魂 を 分け 合う ような 者 は 、それ が ために 君 に 触れる こと が できん のじゃ 。 かくも すばらしい もの に よって 刻印 さ れた 君 の ような 者 に 触れる のは 、苦痛 で しか なかった のじゃ 」

ダンブルドア は その 時 、窓 辺 に 止まった 小鳥 に なぜか とても 興味 を 持って 、ハリー から 目 を そらした ……その すきに ハリー は こっそり シーツ で 涙 を 拭う こと が できた 。 そして やっと 声 が 出る ように なった 時 、ハリー は また 質問 した 。

「あの 『透明 マント 』は ……誰 が 僕 に 送って くれた か 、ご存知 です か ? 」「ああ ……君 の 父上 が 、たまたま 、わし に 預けて いかれた 。 君 の 気 に 入る じゃろう と 思って な 」

ダンブルドア の 目 が キラキラッ と した 。

「便利な もの じゃ 。 君 の 父上 が ホグワーツ に 在学中 は 、もっぱら これ を 使って 台所 に 忍び込み 、食べ物 を 失敬 した もの じゃ 」

「 そのほか に も お 聞き したい こと が ……」 「 どんどん 開く が よい 」 「 クィレル が 言う に は 、 スネイプ が 」 「ハリー 、スネイプ 先生 じゃ ろう 」

「 はい 。 その 人 です ……クィレル が 言った んです が 、彼 が 僕 の こと を 憎む のは 、僕 の 父 を 憎んで いた から だ と 。 それ は 本当 です か ? 」「そう じゃ な 、お互いに 嫌って おった 。 君 と ミスター ・マルフォイ の ような もの だ 。 そして 、君 の 父上 が 行った ある こと を スネイプ は 決して 許せ なかった 」

「なん です か ? 」「スネイプ の 命 を 救った んじゃ よ 」 「なん です って ? 」「さよう ……」ダンブルドア は 夢見る ように 話した 。 「人 の 心 と は おかしな もの よ 。 のう ? スネイプ 先生 は 君 の 父上 に 借り が ある の が 我慢 ならなかった ……この 一年間 、スネイプ は 君 を 守る ために 全力 を 尽くした 。 これ で 父上 と 五分五分 に なる と 考えた のじゃ 。 そう すれば 、心安らかに 再び 君 の 父上 の 思い出 を 憎む こと が できる 、と な …… 」

ハリー は 懸命に 理解 しようと した が 、また 頭 が ズキズキ してきた の で 考える のを やめた 。

「先生 もう 一つ ある んです が ? 」「もう 一つ だけ かい ? 」「僕 は どう やって 鏡 の 中 から 『石 』を 取り出した んでしょう ? 」「おぉ 、これ は 聞いて くれて うれしい のう 。 例の 鏡 を 使う の は わし の アイデア の 中 でも 一段 と すばらしい もの で な 、ここ だけ の 秘密 じゃが 、実は これ が すごい んじゃ 。 つまり 『石 』を 見つけたい 者 だけ が ──よい か 、見つけたい 者 であって 、使いたい 者 で は ない ぞ ──それ を 手 に 入れる こと が できる 。 さもなければ 、 鏡 に 映る の は 、 黄金 を 作ったり 、 命 の 水 を 飲む 姿 だけ じ や 。 わし の 脳みそ は 、時々 自分 でも 驚く こと を 考えつく もの よ ……さあ 、もう 質問 は 終り 。 そろそろ この お 菓子 に 取りかかって は どう かね 。 あっ! パーティー ・ボッツ の 百 味 ビーンズ が ある ! わしゃ 若い 時 、不幸に も ゲロ の 味 に 当たって のう 。 それ 以来 あまり 好まん ように なって し も うた のじゃ ……でも この おいしそうな タフィー なら 大丈夫だ と 思わん か 」

ダンブルドア は ニコッ と して 、こんがり 茶色 の ビーン を 口 に 放り込んだ 。 とたん に むせかえって しまった 。

「なんと 、耳 くそ だ ! 」校医 の マダム ・ポンフリー は いい 人 だった が 、とても 厳しかった 。 「たった の 五 分 で いい から 」と ハリー が 懇願 した 。

「 いいえ 。 絶対 に いけません 」「ダンブルドア 先生 は 入れて くださった のに ……」「そりゃ 、校長 先生 です から 、ほか と は 違います 。 あなた に は 休息 が 必要 な んです 」

「僕 、休息 してます 。 ほら 、横 に なってる し 。 ねえ 、マダム ・ポンフリー お 願い ……」

「仕方ない わ ね 。 でも 、五 分 だけ です よ 」

そして 、ロン と ハーマイオニー は 病室 に 入れて もらえた 。

「 ハリー ! 」ハーマイオニー は 今にも また 両手 で ハリー を 抱きしめ そうだった 。 でも 、思い留まって くれた ので 、頭 が まだ ひどく 痛む ハリー は ホッと した 。

「あぁ 、ハリー 。 私 たち 、あなた が もう ダメ か と ……ダンブルドア 先生 が とても 心配 して らっしゃった の よ ……」

「学校 中 が この 話 で もちきり だ よ 。 本当 は 何 が あった の ? 」と ロン が 聞いた 。

事実 が 、とっぴな 噂 話 より もっと 不思議で ドキドキ する なんて 、めったに ない 。 しかし 、この 事実 こそ まさに それ だった 。 ハリー は 二人 に 一部始終 を 話して 聞かせた 。 クィレル 、鏡 、賢者 の 石 、そして ヴォルデモート 。 ロン と ハーマイオニー は 聞き上手 だった 。 ここ ぞ という 時 に 、ハッと 息 を のみ 、クィレル の ターバン の 下 に 何 が あった か を 話した 時 は 、ハーマイオニー が 大きな 悲鳴 を 上げた 。

「それ じゃ 『石 』は なくなって しまった の ? フラメル は ……死んじゃう の ? 」最後 に ロン が 尋ねた 。 「僕 も そう 言った んだ 。 でも 、ダンブルドア 先生 は ……ええ と 、なんて 言った っけ かな ……『整理 された 心 を 持つ者 に とっては 、死 は 次の 大いなる 冒険 に 過ぎない 』と 」「だから いつも 言ってる だろう 。 ダンブルドア は 狂ってるって 」 と 、 ロン は 自分 の 尊敬 する ヒーロー の 調子っぱ ずれ ぶり に ひどく 感心 した ようだった 。 「それ で 君たち 二人 の 方 は どう し たんだい ? 」ハリー が 聞いた 。

「えぇ 、私 、ちゃんと 戻れた わ 。 私 、ロン の 意識 を 回復 させて ……ちょっと 手間 が かかった けど ……そして ダンブルドア に 連絡 する ため に 、二人 で ふくろう 小屋 に 行ったら 、玄関 ホール で 本人 に 会った の ……。 ダンブルドア は もう 知っていた わ ……『ハリー は もう 追いかけて 行って しまった んだ ね 』と それ だけ 言う と 、矢のように 四階に かけていった わ 」

「ダンブルドア は 君 が こんな こと を する ように 仕向けた んだろう か ? だって 君 の お父さん の マント を 送ったり して 」

と ロン が 言った 。

「 もしも ……」

ハーマイオニー が カッ と なって 言った 。

「もしも 、そんな こと を した んだったら ……言わ せて もらう わ ……ひどい じゃない 。 ハリー は 殺されて た かも しれない の よ 」「ううん 、そう じゃない さ 」ハリー が 考え を まとめ ながら 答えた 。 「ダンブルドア って 、おかしな 人 な んだ 。 たぶん 、 僕 に チャンス を 与えたいって 気持 が あった ん だ と 思う 。 あの 人 は ここ で 何 が 起きて いる か 、ほとんど すべて 知っている んだ と 思う 。 僕たち が やろう と していた こと を 、相当 知っていた んじゃない の か な 。 僕たち を 止め ないで 、むしろ 僕たち の 役 に 立つ よう 必要な こと だけ を 教えて くれた んだ 。 鏡 の 仕組み が わかる ように 仕向けて くれた の も 偶然 じゃ なかった んだ 。 僕 に その つもり が ある の なら 、ヴォルデモート と 対決 する 権利 が あるって 、あの 人 は そう 考えて いた ような 気 が する ……」「あぁ 、ダンブルドア って まったく 変わって いる よな 」ロン が 誇らしげに 言った 。 「明日 は 学年 末 の パーティー が ある から 元気 に なって 起きて こなくちゃ 。 得点 は 全部 計算 が すんで 、もちろん スリザリン が 勝った んだ 。 君 が 最後 の クィディッチ 試合 に 出られなかった から 、レイプンクロー に こてんぱん に やられてしまった よ 。 でも ごちそう は ある よ 」

その 時 マダム ・ポンフリー が 勢い よく 入って きて 、キッパリ と 言った 。

「もう 十五 分 も 経ちました よ 。 さあ 、出 なさい 」

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