Beelzebub Episode 3
( アランドロン ) むかし むかし ある 所 に ―
それはそれは 凶悪 で 残忍 で 傍若無人 で ―
それはそれは 凶悪 で 残忍 で 傍若無人 で ―
( 地響き )
( 地響き )
( 地響き )
人 を 人 と も 思わ ぬ 悪魔 の よう な 男 が おり まし た
人 を 人 と も 思わ ぬ 悪魔 の よう な 男 が おり まし た
( 男 鹿 ( お が ) ) った く お前 は 日増しに 成長 し や が って !
( ベル 坊 ( ぼう ) ) ダ … ( 男 鹿 ) え 何 ? 腹 減った ?
( ベル 坊 ) ダ … ( 男 鹿 ) しょうが ねえ なあ
( 地響き ) ( 店員 ) すいません お 客 さん ―
魔 王 連れ の 方 は ちょっと …
( 男 鹿 ) え マジ で ? ( 店員 ) マジ で
( 地響き ) ( 店主 ) うち も ね 魔 王 だけ は ―
勘弁 し て ほしい ん だ わ
( 男 鹿 ) ここ も か … ( ベル 坊 ) ダ …
( 店長 ) あ ~ ダメダメ 魔 王 なんて ―
他 の お 客 さん 来 なく なっちゃ う よ
( 男 鹿 ) 何 ぃ ?
( おなか の 鳴る 音 ) ( 男 鹿 ) あっ !
何 だ ? この 音 は
( 客 ) な 何 だ ! ? ( 客 ) 地震 ?
( 客 ) 危ない ぞ ~ ! ( 客 ) 逃げろ ~ !
あ いや … これ は こいつ の 腹 の 虫 で
おい ちょっと 待て コラ ! おい !
( 人々 の 悲鳴 )
( ベル 坊 ) ウワー !
( 男 鹿 ) ギャー !
はい 全滅 ~ !
( 鳥 の 鳴き声 )
( 男 鹿 ) 夢 ? いや これ は 未来 へ の 警告 ! ? ―
早め に 何とか し ねえ と …
こいつ を とっとと 凶暴 で 残忍 で 傍若無人 で ―
人 を 人 と も 思わ ない 野郎 に 押しつける ぞ !
( ベル 坊 の 寝息 ) ( ベル 坊 ) アウ
( アランドロン ) これ は ひょんな こと から ―
赤ん坊 を 育てる こと に なった 不良 高校 生 の 物語
ただし その 赤ん坊 は 普通 の 赤ん坊 で は なく ―
魔 王 の 子 だった の です
♪ ~
~ ♪
( ベル 坊 ) ダ ~ ブ ~ !
( ヒルダ ) おい 本当 に 分かった の か ?
ああ 食事 は 1 日 5 回 だ ろ
( ヒルダ ) ここ に 3 回 分 ある 忘れる な よ
( 男 鹿 ) ヘッ て め え の 乳 で も 搾った か
( 殴る 音 ) ( ヒルダ ) 王族 専用 の 粉 ミルク だ
( 男 鹿 ) ヘッ て め え の 乳 を 乾燥 さ せ た か ?
( 殴る 音 )
いい か ミルク の 温度 は 魔 界 の ミドロガ 沼 に 住む ―
ワイバーン の わき の 下 の 温度 に する ん だ ぞ
( 男 鹿 ) 分かる か ん な もん !
ほう ? それ なら 私 も 一緒 に 行って やろ う か ?
バカ 野郎 オレ に 任せろ よ
その 言葉 信じ た ぞ
( 男 鹿 ) ヘッ ! 粉 ミルク くらい 簡単 な もん だ ろ
な ベル 坊 ( ベル 坊 ) ダッ !
う わ っ ! ( ベル 坊 ) ダー
( 男 鹿 ) あ あっ ! ( ベル 坊 ) ダー !
腹 減った なら そう 言 えよ
はい ( ベル 坊 ) ダーブ !
ングング …
どう だ うまい か ? ( ベル 坊 ) ダーブ
( 主婦 ) まあ な ~ に あれ ? ( 主婦 ) こんな 所 で ミルク ?
( 主婦 ) 非常識 よ ねえ
( 主婦 たち の 話し声 )
すみません ねえ ( 主婦 たち ) ひ っ !
( 男 鹿 ) った く とんだ 所 で 時間 食 っち まっ た なあ
さて 行く ぞ ! ( ベル 坊 ) ダーブ
( 男 鹿 ) いい か もう 泣く ん じゃ ねえ ぞ
( ベル 坊 ) マ ! ( 男 鹿 ) ギャー !
( ベル 坊 ) マ ! ( 男 鹿 ) ギャー !
( 爆発 音 )
( 古市 ( ふるい ち ) ) 一応 聞い とく けど お前 それ 大丈夫 か ?
( 男 鹿 ) 大丈夫 … に 見える か ?
( 古市 ) 見え ねえ な
( 男 鹿 ) ヒルダ の ヤツ 1 日 5 回 で いい と か 抜かし て ―
全然 足り ねえ じゃ ねえ か !
何 してん だ ?
飯 だ よ 飯 ! ベル 坊 の
ない ( 古市 ) 何 が ?
だから 王族 専用 の 粉 ミルク だ よ !
アイ … ( 男 鹿 ) 泣く な ~ !
おい ! オレ が ミルク 捜す 間 ベル 坊 を あやし とい て くれ !
あやす った って オレ 赤ん坊 の 世話 なんて し た こと …
( アランドロン ) ほ ~ ら ベロベロ バー で ござい ます ぞ ~
いかが で ござい ます か な ?
( 古市 ) ああ …
何で お前 が ここ に いる ん だ ?
( アランドロン ) アッハハハ …
その 件 な ん だ が な ちょっと 聞い て くれ
( アランドロン ) と いう わけ で ―
今日 から こちら で お 世話 に なり ます ―
バティム ・ ド ・ エムナ ・ アランドロン と 申し ます
ふつつか 者 です が よろしく お 願い いたし ます
( 古市 ) いや ちょっと 待て ! いきなり 現れ て ―
と いう わけ で って の は どう いう わけ な ん だ !
そんな 今 に なって あんな こと まで し て おき ながら …
( 古市 父 ) あんな コト …
( 古市 母 ) こんな コト ?
( ほのか ) そんな コト ! ?
そう いう ん じゃ ない から ! 最悪 の 想像 やめ て !
( アランドロン ) いえ ね ヒルダ 様 の よう に ―
私 も どこ か に 腰 を 落ち着け ね ば と
しかし 主君 と 同じ 家 に 暮らす なんて 畏れ多い
さて どこ の 家 を 借り れ ば よい か と 考え て い た 矢先 …
矢先 …
先日 あなた が 私 の 中 に 入って き た 時 に 感じ た の です
( アランドロン ) オウ !
ブハッ ! ハァ ~ ハァ ハァ …
( アランドロン ) ああ なんと 熱い もの を 持って いる 人 だ ろ う
そう だ !
この 人 なら 私 の 全て を 捧げ て も いい の で は ! ? と …
中 に …
感じ た ?
熱い モノ ! ?
( 古市 ) ち ち … 違 ~ う !
( 古市 母 ) 貴之 ( た かゆき ) どう いう こと な の ! ?
( 古市 父 ) お 父さん は 悲しい …
( 古市 母 ) あなた は 2 階 に 行って なさい !
( ほのか ) や だ ー ! 面白い から もっと 聞く !
( アランドロン ) ハハハハ … 仲 の よい 家族 です な
ハハハハ …
( 古市 ) 笑って る 場合 か ~ !
( 古市 ) と まあ そんな こと が あって な
( 男 鹿 ) あ ~ クソッ ! マジ で ど っか に 落とし ち まった か ! ?
落とし ち まっ てる よ !
( 古市 ) お前 少し は 聞 け よ
( 男 鹿 ) それ より ミルク だ よ ミルク !
( アランドロン ) ふむ これ は いけ ませ ん ね
ここ は 私 アランドロン が 一 肌 脱ぎ ま しょ う !
( 古市 ) あ ?
( アランドロン ) ふん む ~ あ ~ …
出る か ~ !
おお ? 古市 様 も チャレンジ なさい ます か ?
えっ ?
ここ です かな ? ここ です かな ? いかが です かな ?
( 古市 ) あ あ ~ ! 何で こんな 時 に ヒルダ さん は い ない ん だ ~ !
( ヒルダ ) あ あ ~ ん !
やはり 人間 界 は 魔 界 と 勝手 が 違う な
ん … 肩 が こって いか ん
ん ?
( ベル 坊 ) ダッ … ( 男 鹿 ) もう 少し だけ 我慢 しろ !
確か 自販機 に …
隅 っこ の 自販機 に ひっそり と 普通 の 牛乳 が …
ヘッ … あった ! ( 正解 の チャイム )
( 不 正解 の ブザー )
( 男 鹿 ) 何 か 何 か ミルク の 代わり に なる もの を !
コーヒー フルーツ ラムネ …
青 汁 ! 青 汁 … どう だ ? ベル 坊
アイー …
だ あ ~ ! 泣く な 泣く な ~ !
他 に ミルク っぽい もの ミルク っぽい も の もの ~ …
だ ~ !
( 部下 ) ん ? ( 男 鹿 ) あ ?
何 だ コラ
( 男 鹿 ) あ ~ 悪い 緊急 事態 な もん で
ざ けん な て め え ( 部下 ) て め え の 分 は ね え ん だ よ
緊急 事態 って 言って ん だ ろ !
( 部下 たち ) わ ー ! ぐ わ ー !
( ベル 坊 ) ギャッ ビー ! ( 男 鹿 ) 満足 し た か ?
( ベル 坊 ) アイーヤ ! ( 男 鹿 ) えっ もっと か ?
( ベル 坊 ) ダーブ ! ( 男 鹿 ) は ぁ …
いいかげん 何とか し ねえ と ―
体 だけ じゃ なく て 金 も や べ え
( 部下 ) ヘヘヘ … ( 男 鹿 ) あ ?
( 部下 ) て め え とんで も ねえ こと し ち まった な
あの 神崎 ( かんざ き ) さん の ヨーグルッチ を 買い占める と は …
( 部下 ) バカ が ケガ だけ じゃ すま ねえ ぞ
( 部下 ) 神崎 さん の 蹴り を 食らって 今 まで 何 人 の ヤツ が ―
病院 送り に さ れ た こと か
( 部下 ) 顔 の 骨 グチャグチャ に さ れ て ―
退院 する 頃 に は ―
すっかり 別人 に な っち まっ た ヤツ も い た よ な
オレ より 強く て 凶暴 な ヤツ が い たら ベル 坊 は そい つ に 懐き ―
オレ は 解放 さ れる って こと だ から …
( 男 鹿 ) その 神崎 君 って どこ に いる の か 教え て くん ない ?
( 城山 ( しろ やま ) ) で お前 ら その 男 鹿 って のに ―
簡単 に の さ れ ち まった って の か ?
( 阿部 ( あ べ ) ) いや その 簡単 に って いう か ―
あいつ バケ モン っす よ
( 竜一 ( りゅう いち ) ) 時速 50 キロ 以上 で 走る し
( 竜二 ( りゅう じ ) ) 仲間 に 妙 な お っ さん も い て …
( 下川 ( しも かわ ) ) それ に あの 恐ろしい 子 猫 ちゃん まで
( 城山 ) もう いい 分かった
( 阿部 ) それ じゃ 帰って い い ん すね ?
( 城山 ) お前 ら 2 年 が ふがいない ダメ 野郎 って こと が だ !
う っ ! う っ !
うら っ ! うら っ !
( 阿部 ) 強 ( つえ ) え … ( 竜一 ) さすが 3 年生 …
( 竜二 ) こいつ は 男 鹿 以上 …
( 下川 ) グッ … ナイ
フン …
( 神崎 ) ククク …
( 神崎 ) 男 鹿 か …
( 不良 ) あれ … ( 不良 ) あれ を 見ろ よ !
( 不良 ) 何 ? 何で あいつ が ここ に ?
( 不良 ) 1 年 生 だ ろ う が
( 不良 ) ま まさか … ( 不良 ) 2 年 を シメ た 勢い で …
( 不良 ) 3 年 の クラス に 殴り こみ か ?
なあ それ って マジ や ば く ねえ ?
バカ 3 年 が このまま 黙って …
わ っ こっち 来 た よ …
( 不良 ) や ばっ 目 ぇ 合わせ ん な よ
( 男 鹿 ) あ ~ と 悪 ( わり ) い 悪い ( 4 人 ) はい ?
神崎 って ヤツ の クラス どこ ?
( 4 人 ) ひ い ~ ! わ あ ~ !
( 男 鹿 ) あ ? ん ?
ひ っ !
ごめんなさい ごめんなさい ごめん な さ ~ い !
( 男 鹿 ) あ ? ああ …
( 城山 ) しか し い い ん です か ? 神崎 さん
( 神崎 ) 何 が だ ?
( 城山 ) その 男 鹿 って 1 年 坊 ―
最近 じゃ この 学校 で 一 番 強い の は 誰 だ ? って ―
そう 聞い て 回って る って うわさ も あり ます
( 神崎 ) ほう …
( 城山 ) やはり ここ は 早め に 潰し て おい た ほう が ―
いい か と 思い … ん ?
( 城山 ) う … う ぎ ゃ ああ あ !
( 阿部 ) す すげ え あの で かい 城山 さん に …
( 竜一 ) か か と 落とし ! ? ( 竜二 ) 強い 強 すぎる
グッ … ナイ …
なあ 城山
この オレ が 1 年 坊 ごとき に 負ける と 思う の か ?
( 城山 ) う う う …
( 夏目 ( なつ め ) ) そう だ ぜ 城 ちゃん ( 城山 ) 夏目 …
( 夏目 ) 神崎 君 が 負ける わけない でしょ
まず 挑 ん で くる ヤツ が い ない って
( 神崎 ) さて と … ゴミ は きれい に 掃除 し と か ない と な
( 蹴る 音 ) ( 4 人 ) ぐ あっ !
( 阿部 ) ひと 蹴り で … ( 竜一 ) オレ たち を …
( 竜二 ) すげ え … ( 下川 ) グッナイ …
アハハ 神崎 君 また やっちゃ っ た
それ に 神崎 君 を 敵 に 回す って こと は ―
3 年 の 大半 を 敵 に 回す って こと だ から ね
よっぽど の バカ で なきゃ そんな こと し ない よ
( 城山 ) 確か に …
そんな バカ この 学校 に … ( 男 鹿 ) こんち は ~ !
神崎 君 って いる ?
い た … ね
( 不良 ) あれ が うわさ の … ( 不良 ) 男 鹿 か
( 不良 ) 何で ここ に …
ここ 神崎 君 の クラス だ よ ね ?
ん ? 違う の か な ?
( 神崎 ) “ 神崎 さん ” だ 1 年 坊
( 男 鹿 ) お ! あんた が 神崎 君 … さん ?
ああ
( 男 鹿 ) おお ~ きた きた き た ~ !
なんて 悪く て 凶悪 そう な ヤツ ! こいつ なら もし かして …
( 不良 ) こいつ 笑って や がる ( 不良 ) なんて 不気味 な 顔 だ
( 不良 ) よっぽど 自信 ある の か ? ( 部下 ) 神崎 さん !
こいつ 自販機 で 横 入り し て き や が って ―
神崎 さん の ヨーグルッチ を …
全部 買い占め や がった ん です !
( 神崎 ) ほう … ( 不良 ) いい 度胸 してん じゃ ねえ か
嫌がらせ の つもり か ぁ ? おい ! おう ?
アウーッ
アッ … アイアイ … ア …
ブ …
“ 小物 に は 用 は ない う せろ ” って さ
( 不良 ) 何 だ と こる ぁ ~ ! ?
城山 さん … ( 城山 ) お前 が 男 鹿 か
うわさ は 聞い てる で 神崎 さん に 何 の 用 だ ?
うわさ は 聞い てる で 神崎 さん に 何 の 用 だ ?
( 不良 ) 城山 さん あ …
( 男 鹿 ) 何 の 用 ? そりゃ …
( 男 鹿 ) 待て よ … こう いう 場合 ―
何て 言 や いい ん だ ? いきなり …
( 男 鹿 ) この 赤ん坊 を どうぞ !
( 男 鹿 ) って いう の は 無理 ある し … え ~ と …
はい ! ( ベル 坊 ) アイ !
ありがとう ! ( 拍手 )
( 男 鹿 ) … と なる ため に は どう すりゃ い い ん だ ?
え ~ っと …
何 ブツブツ 言って る ?
( 古市 ) す すみ ませ ~ ん ! ( 城山 ) ああ ?
実は オレ たち す っ げ え 強い って 評判 の ―
神崎 さん の 下 に つき たく て 来 た ん です な ?
何 ? ( 古市 ) いや ~ こいつ ―
口下手 な ヤツ でし て ハハハハ …
バカ か お前 見ろ この 凶悪 な 雰囲気
とりあえず ここ は こう でも 言 っと く しか ない だ ろ う
下 に つき たい だ と ? 本当 か ?
あ いや … ああ そう な ん だ よ
敬語 ! ( 男 鹿 ) そう なんで が す よ !
( 不良 ) 神崎 さん の 下 に ? ( 不良 ) 確か に 戦力 に は なる が …
( 不良 ) 信用 でき ん の か よ ?
( 不良 ) つう か “ が す ” って 敬語 か ?
( 神崎 ) クク クク … 面白 ( お も しれ ) え じゃ ねえ か
強い ヤツ は 大 歓迎 だ
お ~ ! それ じゃ …
待って ください ! こんな ヤツ 信用 し て は
大体 2 年 の 話 を 聞い た だけ で 本当 に 強い か どう かも …
だったら お前 の 手 で 証明 し て みせろ よ 城山
証明 ?
( 神崎 ) て め え に 負ける 程度 の ヤツ なら … ―
いら ねえ
ヒュー !
わ 分かり まし た って こと だ !
あんた に 勝て ば オレ の こと 信用 し て くれる ん だ よ な
何 を たく らん で いる ?
( 男 鹿 ) は あ ?
( 城山 ) オレ は な お 前 み たい に 神崎 さん に 近づ い て ―
寝 首 を かこ う って や から を 何 人 も 潰し て き た
どうせ お前 も …
お前 … も … お ま …
( 古市 ) 相変わらず 容赦 ねえ
( 夏目 ) 顎 に 鋭い 一撃
テコ の 原理 で 脳 に 衝撃 が いき 当分 は 起き上が れ ない
( 神崎 ) プッ ! ハッハッハッ … ( 手 を たたく 音 )
これ で 証明 さ れ た わけ だ お前 が 本当 に 強い って な
いい だ ろ う ようこそ 3 - A へ
( 城山 ) 待って ください … ( 男 鹿 ) ああ ?
( 城山 ) まだ やれ ます
( 夏目 ) おお … なかなか いい 根性 し てる ね
( 城山 ) オレ は … まだ 負け て … ない
神崎 さん の … 側近 と し て … オ オレ は …
う う っ
( 不良 たち ) おお っ …
フフン かっこいい なあ おい
だが お前 は もう 用 なし だ 消えろ
( 古市 ) ひで え … 仲間 な ん だ ろ
( 男 鹿 ) お ~ いい ねえ ! 悪 ( あく ) ~ !
( 城山 ) か 神崎 さん ―
その 男 は … 何 か 隠し て ます …
オレ に は 分かる … 危険 な ん です
オレ は いつ だって 神崎 さん の ため に …
( 神崎 ) そう か 立てる か ?
( 城山 ) あっ … も もちろん です !
( 城山 の 力み 声 )
ハァ ハァ …
よ ~ し 立った な
じゃ その 窓 から 飛び降りろ
( 城山 ) う っ !
( 神崎 ) は ~ い 全員 拍手 ~
拍手 ~
( 不良 ) お …
( 拍手 )
( 神崎 ) と いう わけ だ
みんな 期待 し てる よう だ ぜ 側近 気取り の 城山 君
( 古市 ) おいおい いくら 何でも これ は …
( 神崎 ) どう し た ? やっぱり ―
突っ立って る の が やっと で 歩 け ねえ って か ?
オレ は … 神崎 さん … ( 神崎 ) 側近 な ん だ ろ ?
やる ときゃ やら ねえ と
しょうが ねえ なあ おい 男 鹿
お前 の 初 仕事 だ ゴミ 掃除 し て くれ
( ベル 坊 ) アウ … ( 神崎 ) 分 から ねえ の か ?
そい つ を 窓 から 投げ捨てろ って 言って る ん だ よ
( 男 鹿 ) やっぱり ―
あんた じゃ なかった わ ( 古市 ) あ …
( 神崎 ) ああ ?
お前 が 飛 ん で け 男 鹿 … ( ベル 坊 ) バブ !
( 男 鹿 ) 回転 パーンチ !
( 神崎 ) ぐ わ っ
( 不良 たち ) う おお !
お おい 男 鹿 !
あ ? や っち まっ た ? オレ
て め え 何 の マネ だ …
( 古市 ) いや ~ あの ~ その …
こいつ 手 が 滑った みたい で … ハハッ … ハハハハ …
もう 許さ ねえ
( 夏目 ) あの 男 鹿 って 1 年 かわいそう に
さすが に これ は 避け られ ない だ ろ う …
( 神崎 ) う お っ ! ? ( 男 鹿 ) そうそう ―
ゴミ を 掃除 する ん だった な
男 鹿 … ( ベル 坊 ) バブ !
地獄 投げ ~ !
う っ あ あっ …
飛 ん で け ~ !
( 神崎 ) おお っ う わ あっ
あー っ !
( 不良 たち ) う おお …
( ベル 坊 ) ダーブーッ !
( 男 鹿 ) ハハハッ うれしい か ? ( ベル 坊 ) アイ ~ ! ダーッ !
アイ ~ ! ダーブ !
( 男 鹿 ) いや また 押し つけ 損なった …
( 男 鹿 ) あ ~ あ …
せっかく の チャンス を また 潰し ち まった …
( ベル 坊 ) ダーブ !
ま よかった ん じゃ ねえ の ?
だます と は いえ あんな ヤツ の 下 に つか なく て
( ベル 坊 ) ダー ブッ ! ( アランドロン ) ハッハハハ …
この ヨーグルッチ と いう の は 美味 です な
のんき に 飲 ん で ん じゃ ねえ !
( ベル 坊 ) ダーッ ! アイ ~ ッ !
は ぁ ~
( 夏目 ) 男 鹿 君 か … フフ …
神崎 君 より 彼 の ほう が 面白 そう だ
けど このまま 3 年生 が ―
黙って 見 てる と も 思え ない どう する の か な
それにしても さっき から ベル 坊 随分 にぎやか だ な
ああ ? ( ベル 坊 ) マ !
( 男 鹿 ) あ あ あ ~ ! ミルク の 時間 …
ンギャーッ ! ( 男 鹿 ) う わ ~ !
( 爆発 音 )
( 男 鹿 ) クソーッ !
やっぱり 絶対 誰 か に 押しつけ て やる ~ !
♪ ~
~ ♪
( アランドロン ) 人生 に は 3 つ の 坂 が ござい ます
上り坂 下り坂 ―
そして 何 が 起こる か 分から ない ―
ま ・ さ ・ か プッ
( 男 鹿 ) やかましい わ !
ん な こと より ベル 坊 の おね しょ が 止ま ん ねえ
( ベル 坊 ) ダ ~ ブ ~
( アランドロン ) 次回 の 「 べ る ぜ バブ 」
( 男 鹿 ) マカオ に 高飛び する しか ねえ か
( アランドロン ) まさか !
( 男 鹿 ) おいおい …
( ベル 坊 ) ダ ~ ブ