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Aozora Bunko Readings (4-5mins), 119. 小人のくつ屋さん - グリム兄弟 (Bruder Grimm)

119. 小人のくつ屋さん - グリム兄弟 (Bruder Grimm)

小人 の くつ 屋 さん -グリム 兄弟 (BruderGrimm)

大久保 ゆう 訳

ある ところ に 、くつ 屋 さん が おりました 。 自分 が わるい こと を した わけで も ない のに とにかく お金 が なくて 、一足 の くつ を 作る だけ の 皮 しか もう 残って いません 。 ある 夜 、あくる 朝 に 仕立てよう と 皮 を 裁ち切って おきました 。 心根 の よい 人 でした から 、ひそやかに ベッド で 横 に なり ながら 、おいのり を となえ つつ 、ねむり に 落ちます 。 朝 に なって 、おい の りした あと で 、さて 仕事 に 取りかかろう と する と 、気づけば 一足 の くつ は とうに 仕上がり 出来上がって いて 、つくえ に ちょこ なんと 立てられて いる のです 。 びっくり たまげた その 人 は 何とも 言えず に 、間近に 見て みよう と 、くつ を 手 に 取りました 。 すばらしい 出来 の くつ で 、ぬい目 も 寸分 まちがい なく 、まるで 、たくみ の 手 に なる もの の よう 。 まもなく 、お客さん が やってきました が 、もう 大 まんぞく でした ので 、よけいに お金 を 支払って くれました 。 つまり 今度 は 二 足 分 の くつ が 作れる ほど の 皮 が 買えた わけです 。 そして 夜 に なって 、あくる 朝 、気持ち も 新たに 仕立てよう と 皮 を 裁ち切って おきました 。 ところが その 手 は かから ず じまい 。 というのも 、起きた とき に は もう 出来上がっていた から で 、お客さん にとっても 申し分なし 、お金 が たんまり ふところに 入って 、次に は 四足分の くつ が 作れる だけの 皮 が あがなえました 。 さらに あくる 朝 早く に は 、仕上がった 四足 の くつ 、こんな 調子 が どんどん 続いて いきます 。 夜 に 裁ち切って おけば 、朝 に は 勝手に 出来上がって いて 。 たちまち 暮らし も 立つ ように なり 、とうとう お金もち に なりました 。 クリスマス も 近い ある 夜 、皮 も 裁ち 終わった くつ 屋さん は 、ベッド に 入る 前 に おくさん に 言いました 。 「今夜 ためしに 寝ずの番 を して 、どなた が 手助け して くれている の か 、たしかめて みる のは どう かね 。」 おくさん も うなずいて 、明かり も つけて おく こと に しました 。 部屋 の すみ に ひそんで 、自分たち の 前 に は 服 を かけて おいて 、そこ から のぞき みる のです 。 すると 夜 が ふけた ころ 、目 に とびこんで きた のは 、ふたり の 小人さん 、服 は 何も 着て おらず 、くつ屋さん の 仕事づくえ の 前 に じん取る と 、したくずみ の 仕事 に 取りかかり 、まずは ぬって 、ちくちく とんとん 、小さな 指 で たくみに すばやく 、くつ屋さん も 目を はなせず 、どぎも を ぬかれて しまいました 。 手 を 止め ない まま 、やがて 出来上がる と 、つくえ の 上 に ちょこ なんと 立てて 、ぴょん と とびおりて 走りさって いきます 。 ・・

あくる 朝 、おくさん が くつ 屋さん に 言う に は 、「あの 小人さんたち が 、わたしたち を お金もち に した のです から 、お礼 を しなくちゃ なりません よ 。 走り回って いる のに 、何も 身 に つける もの が ありません から 、寒 そうで かないません 。 よろしい です か 、ちいさな 下着 に 、上着 に 、それ から チョッキ と ズボン を ぬいます よ 。 それ に 一足 ずつ 、 くつ下 も ぬいます から 、 あなた は それぞれ に 、 くつ を 一足 、 作って あげ なさい な 。」 だんな さん も 、ぜひ に という こと で 、その 夜 、仕事 を やり 終える と 、裁ち切った 皮 の かわり に 、心づくし の おくりもの を 、つくえ に そろえて おいて 、小人たち が どう ふるまう のか 、見とどける こと に しました 。 夜 も ふけて 、とびこんで きた 小人 さん たち が 、さあ 仕事 と 思った ところ 、見つかる の は 皮 の きれ で は なく 、ぴったり 体 に 合った 小ぎれいな おめしもの 。 小人 も びっくり 立ちすくみました が 、たちまち うれしく なって ためして みます 。 そわそわ ど たば た 、すてきな おめしもの を 手 に 取って 着こむ と 、歌 を うたって くれました 。 ・・

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さ ぼくら も おしゃれ さん ! ・・

もう くつ 屋 は にあわない ! ・・

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そして 小人 さん たち は 、足ぶみ し ながら おどり 回り 、いす に つくえ に とび はねて 、とうとう 戸口 から おどり出て いきました 。 その とき 以来 、小人 さん たち は 出て こなく なりました が 、生きて いる あいだ 、くつ屋 さん は 何でも うまく 行きました し 、やる こと も みんな 大せい こう でした 。

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