日本 書記 と ミイラ
人魚 と 言えば 、上半身 が 女性 で 下半身 が 魚 と いう 想像上 の 生き物 です 。 日本 は 、海 に 囲まれた 国 です 。 人魚 の 伝説 は ある の でしょう か ? はい 、あります 。 日本 で 一番 古い 人魚 の 記録 は 、日本 書紀 に 出てきます 。 日本 書紀 に よる と 、 西暦 619 年 春 、 近江 の 国 ( 今 の 滋賀 県 ) から 、 「 川 に 人 の ような 魚 の ような もの がいた 」 と いう 報告 が ありました 。 また 、同じ 年 の 7月 、摂津 の 国 (今 の 大阪府 )から 、「漁師 が 網 を しかけた ところ 、人 の 子供 の ような もの が かかった 」と いう 報告 が ありました 。 「人 でも なく 、魚 でも なく 、何 と 呼べば いい か 分からない 生き物 でした 。」 と 、あります 。 滋賀 県 に は 、聖徳太子 が 人魚 の ため に 建てた と いう お寺 が あります 。 今 から 1400 年 前 、聖徳太子 が 近江 の 国 を 旅していた とき 、琵琶湖 で 人魚 と 出会いました 。人魚 は 、「私 は 、前世 で は 漁師 で 、殺生 を していた ので 、今 、この ような 姿 に なりました 。 どうぞ 寺 を 建てて 、私 を 成仏 させて ください 。」 と 、聖徳太子 に 頼んだ と 言われて います 。 その 寺 に は 、人魚 の ミイラ が 保存 されて いました が 、残念 ながら 、1993年に 火災で 焼失しました。 人魚 の ミイラ は 、ほかにも あります 。 和歌山 県 の お寺 に も 人魚 の ミイラ が 保存 されています 。 体長 が 60 センチ ほど で 、 小さい のです が 、 上半身 が 人間 、 下半身 は 魚 です 。 ヨーロッパ に 伝わる 美しい 女性 の 人魚 と は かけ離れた 、みにくい 姿 です 。 さて 、日本 に は 、人魚 の 肉 を 食べて 不老不死 となった 女性 の 話 が 伝わって います 。 次 は 、その 女性 の 伝説 を ご 紹介しましょう 。