Bakuman . Season 2 Episode 6
( 小河 ( おがわ ) 直人 の 声 ) 「 疑 探偵 TRAP ( ぎ たん てい トラップ ) 」
正直 「 ジャック 」 で は 厳しい と 思って いた ん だ が ―
すっかり アンケート 上 位 に 落ち 着 い た な
( エレベーター の 到着 音 )
( 小河 の 声 ) やっぱり 僕 は
アシスタント が 性 に 合って る みたい だ
( 高浜 昇 陽 ( たか は ましょう よう ) ) 真 城 ( ま しろ ) さん
( 高浜 ) しっかり し て ください ( 小河 ) おはよう ございます
( 高浜 ) 真 城 さん !
( 港 浦 吾郎 ( み うら ご ろう ) ) えっ そ … それ で ?
うん … うん
わ … 分かった 今 から 行く
( 服部 哲 ( はっと り あき ら ) ) 港 浦 ! ( 港 浦 ) う っ
( 服部 ) どう し た ?
ま … 真 城 君 が ―
倒れ た そう です
あ あっ
♪ ~
~ ♪
( 港 浦 ) いろいろ 重なって は い た ん です
コミックス に 巻頭 カラー
真 城 君 の 負担 が 大きく なって い た はず な の に …
一緒に なって 浮かれ て しまって 気づ い て あげ られ なかった
高校 生 だけ に こう いう の 一 番 マズ い です よ ね
( 服部 ) 今 悔や ん で も しかたない
( 港 浦 ) うん ?
意識 は 戻って 病院 に も 運ば れ た と いう から ―
とりあえず は 大丈夫 な はず だ
とにかく まず は 真 城 君 の 容体 を 確認 する こと
先 の 話 は それ から だ
( 港 浦 ) はい …
( 加藤 奈津 実 ( かとうな つみ ) ) あ … あっ 港 浦 さん
( 高木 秋 人 ( た かぎ あき と ) ) あっ 服部 さん
大丈夫 か ?
( 秋 人 ) まだ 検査 中 で 分から ない ん です
( 服部 ) いや 君 が だ
や … やっぱり 服部 さん の 言って た とおり ―
学校 行き ながら って の に 無理 が …
クソッ
( 真 城 加代子 ( か よこ ) ) お 世話 に なって おり ます
真 城 最高 ( もり たか ) の 母 です
( 服部 ・ 港 浦 ) あっ !
( 服部 ) 申し訳 あり ませ ん ( 港 浦 ) も … 申し訳 あり ませ ん
( 服部 ) この たび は こんな こと に なって しまい ―
何と おわび し たら よい か …
い … いいえ
まだ どう いう 状態 な の かも …
それ に 息子 が 選 ん だ 道 です ので
( ドア が 開く 音 )
( 医師 ) 保護 者 の 方 は ? ( 加代子 ) 私 です
お 入りく ださ い
( 秋 人 ) 先生 ! 最高 ( サイコー ) … 真 城 は 大丈夫 な ん です か ?
高木 君 落ち着く ん だ
すいません
彼 と 真 城 君 は 2 人 組 の マンガ 家 で 我々 は 出版 社 の 者 です
でき れ ば 我々 に も 状況 を …
分かり まし た
では 皆さん で どうぞ
( 服部 ) ありがとう ござい ます ( 港 浦 ) 加藤 君
君 は 戻る ん だ
でも …
あと は 任せ て
はい
( 服部 ) つまり ―
肝臓 の 一部 を 摘出 する 手術 が 必要 って こと です ね ?
( 医師 ) 簡単 に 言え ば そう です
手術 …
そんな …
( 真 城 最高 ) 秋 人 ( シュー ジン )
( 秋 人 ) 最高 ( サイコー )
原稿 持って き て くれ
あっ
病院 で 描く しか ない
次 の 巻頭 カラー
俺 たち が もらった 最大 の チャンス
病院 で 描く
( 秋 人 ) 分かった 持って くる
( 服部 ) 待て
先生 安静 です よ ね
( 医師 ) もちろん です
栄養 失調 気味 で も ある
今 は 十分 な 休息 が 必要 です
手術 後 も 3 か月 は 入院 し て いただか ない と
3 か月 …
( 一同 ) あ あっ
( 秋 人 ) 最高 ( サイコー ) ! ( 医師 ) き … 君 ! 何 を !
( 最高 ) 帰って 仕事 し ます
人間 そんな 簡単 に 死ぬ わけない
( 医師 ) 今 死な なく て も 無理 を し 続け れ ば 病状 は 悪化 する
自然 に 治る 病気 で は ない
このまま 入院 し て 治療 を
( 最高 ) なら 病院 で 描か せ て ください
週刊 誌 に 連載 し てる ん です
しばらく は 休息 を …
週刊 連載 は 休 ん じゃ ダメ な ん だ !
( 医師 ) あっ ああ …
最高 ( サイコー ) …
休 載 し たく ない
やっと 人気 が 出 て き た ここ で …
ここ で 休 ん じゃ ダメ な ん だ よ
真 城 君 その 気持ち だけ で 十 分 だ
しかし 今 は 病気 を 治す こと が 先決 だ ろ う
服部 さん なら 分かる でしょ
何 年 も 続 い た 人気 マンガ を 休 載 する の と は 違う
( 港 浦 ) 真 城 君
今 描 い て いる 19 話 の ペン 入れ
あと 2 ページ ちょっと って ホント か ?
( 服部 ) 港 浦 ( 最高 ) 多分 それ くらい です
( 服部 ) あっ ( 港 浦 ) とりあえず ―
19 話 は 全部 アシスタント に やって もらう
その あと の こと は 改めて 考える
それ じゃ ダメ か ?
キャラ は 自分 で ペン 入れ し たい です
( 港 浦 ) 何 時間 で できる ?
( 最高 ) 3 … 4 時間
でも 一緒に 入れる 次 の 巻頭 カラー は ―
1 日 かけ たい
どう でしょ う ? 先生
( 加代子 ) やめ て ください !
息子 は マンガ を 描く ロボット じゃ あり ませ ん !
ああ … す … すみません
真 城 君 を 言い聞かせる つもり が つい …
大丈夫 です よ お 母 さん
病院 に いる 間 は 私 が 責任 を 持って 安静 に さ せ ます
( 加代子 ) よろしく お 願い し ます
( 最高 ) クッ う う っ …
( 着信 音 )
( 3 人 ) あっ !
( 小河 ) 手術 … です か
( 港 浦 ) ああ 今後 の こと は 上 と 相談 し て から に なる
明日 また 連絡 を 入れる よ
( 小河 ) 分かり まし た
はい それ じゃ
真 城 さん しばらく 入院 に なる そう だ
あと は 明日 連絡 が 入る
休 載 です か ね ?
( 加藤 ) そんな ( 小河 ) だ ろ う な
( 高浜 ・ 加藤 ) あっ
だからといって ―
僕 たち まで 落ち込 ん で て も しかたない
今 す べき こと は ―
19 話 の ペン 入れ 済み の 16 ページ を 仕上げる こと
今 まで で 一 番 いい 原稿 に しよ う
( 高浜 ・ 加藤 ) はい
( 秋 人 の 声 ) クソッ なんで 最高 ( サイコー ) が
( 着信 音 )
( 最高 ) 秋 人 ( シュー ジン ) 俺 ( 秋 人 ) 最高 ( サイコー ) !
電話 なんか し て 大丈夫 な の か ?
( 最高 ) トイレ ぐらい 行か せ て くれる って
それ より 原稿
病院 に 持って き て くれ
( 秋 人 ) え ?
病院 で 描く
絶対 原稿 は 落とさ ない
プロ だ から な
最高 ( サイコー ) …
( 最高 ) 俺 の 病室 ほか に お じいちゃん 1 人 だ し ―
医者 に 見つから ない よう に や れる と 思う
公園 で やって た 中井 さん より 快適 だ よ
( 秋 人 ) 最高 ( サイコー ) 俺 待って る よ
最高 ( サイコー ) が ちゃんと 治る まで 待って る
( 秋 人 ) だ から … ( 最高 ) 何 言って ん だ よ !
今 落とし たら 絶対 ダメ だ
3 か月 も 休 ん だ ら ―
せっかく つい た 読者 が 離れる
分かる だ ろ う
( 秋 人 ) で … でも …
( 最高 ) 手術 は 受ける
描 け ない の は その 日 くらい だ って
巻頭 カラー だ ぞ エイジ を 超す チャンス だ ろ
服部 さん へ の 恩返し は ? NTRAP は こっか ら だ
( 秋 人 ) 最高 ( サイコー ) ! ( 最高 ) あ …
( 秋 人 ) 分かった 明日 持って く
( 最高 ) お … おお
面会 は 3 時 から だ から 3 時 な
( 秋 人 ) ああ
( 佐々木 ( さ さき ) ) 真 城 君 は ―
キャラ の ペン 入れ は 自分 で やり たい
そう 言って る ん だ な
はい
( 瓶子 ( へいし ) ) しかし 現実 的 に は 厳しい それどころか ―
高校 生 の 連載 と いう の も 考え 直さ なく て は
( 佐々木 ) 仕上がる 16 ページ を 掲載
2 ページ 企画 もの を 作って ―
1 ページ に 来週 から の 休 載 告知 を 載せる
はい
それ と 話 を 聞い て いる と 真 城 君 病院 でも ペン を 取り かね ない
できる かぎり 病院 に 足 を 運び 様子 を 見る
当たり前 の こと だ が 作家 の 体 が 第 一 だ
作家 の 意思 で は なく 医者 の 指示 に 従え
( 港 浦 ) 分かり まし た
( 見 吉 香 耶 ( みよし かや ) ) 絶対 に 大丈夫 な 手術 な の ね ?
( 秋 人 ) ああ
絶対 の 絶対 の 絶対 ね !
( 秋 人 ) 簡単 な 手術 だ から 心配 は ない って
ハア
( 秋 人 ) ただ ―
手術 は 10 日 から 2 週間 後
退院 は 早く て も 3 か月 後
その 間 は 休 載 に なる かも
しかたない じゃ ん
分かって る
分かって る けど ―
最高 ( サイコー ) は 病院 に 原稿 持って き て くれ って
( 見 吉 ) えっ そ っ
そんな の ダメ に 決まって る でしょ
( 秋 人 ) 持っていく って 言った
最高 ( サイコー ) の 気持ち 考え たら ―
そう しか 答え られ なかった
( 見 吉 ) 高木
( 秋 人 ) ブフゥー !
( 見 吉 ) バッカ じゃ ない の ?
本当 の 友達 なら 止める べき じゃ ん !
何 言って の よ 情けない !
( 秋 人 ) ああ 情け ねえ な
でも … 俺 も 休 載 し たく ねえ ん だ
順位 も 上がって き て 巻頭 カラー も 決まって
俺 が 最高 ( サイコー ) の 立場 だったら 死 ん で も 描く って 言う
だ … だ から って
死 ん じゃ ったら マンガ 描 け ない じゃ ん
死な なく て も 体 悪い まま じゃ 連載 だって …
人気 マンガ 家 と し て 長く 連載 し て 1 位 を 取って いき たい です
何 年 かかって も
( 秋 人 ) ハッ
( 着信 音 )
( 亜豆 美保 ( あずき みほ ) ) こんばんは
( 秋 人 ) 亜豆 さん
落ち着 い て 聞い て ください
あっ
( 加藤 ) アシスタント が 先生 の お 世話 を する の は 当たり前 です
いや … 世話 する こと も ない し
きっと もう すぐ 親 も …
お 母 様 に は 昨日 お 会い し て ます
( 最高 ) ああ … そう じゃ なく て
( 最高 の 声 ) 秋 人 ( シュー ジン ) 何 やって ん だ 3 時 に 原稿 持って くる はず じゃ …
( ノック の 音 ) ( 最高 ・ 加藤 ) あっ
( 亜豆 ) 真 城 君 ( 最高 ) ああ !
真 城 君 亜豆 です
( 加藤 の 声 ) 彼女 さん ? ( 最高 の 声 ) 亜豆 ! なんで ?
じゃ … じゃあ 私 は これ で
ああ はい 仕事 ! よろしく お 願い し ます
( 加藤 の 声 ) そんなに 仕事 強調 し なく て も
あっ お 人形 みたい 絶対 勝 て ない
先 に おじぎ さ れ ちゃ った 余裕 ある わ この 子 は
( 亜豆 ) 真 城 君 私 中 に 入って も いい と 思う ?
( 最高 ) あ … 会う の は 夢 が 叶 ( かな ) って から って …
( 亜豆 ) 自分 だって この 前 ―
私 の 家 まで 会い に 来 よ う と し て た のに ?
( 最高 ) あれ は 緊急 事態 だった から …
い … 今 夢 の 実現 に 向かって 順調 に 進 ん で て ―
本当 に もう 少し
このまま 休ま ず 連載 を 続け て いけ ば きっと …
分かった
じゃあ ちょっと 恥ずかしい けど ここ で 話す
話 くらい なら いい でしょ ?
え … まあ
( 亜豆 ) 真 城 君 ( 最高 ) はい
マンガ を 描く の は 治って から だ よ ね ?
( 最高 の 声 ) 原稿 は 落と せ ない
秋 人 ( シュー ジン ) 早く 原稿 持ってこい
あっ まさか !
( 亜豆 ) 治る まで ―
退院 する まで 描か ない って 言って くれ ない と ―
真 城 君 の こと 嫌い に なる
( 最高 ) それ ぐらい で 嫌い に なる なら 嫌い に なれ ば いい
( 亜豆 ) 描か ない って 言って くれる まで 帰ら ない
どうぞ
( 亜豆 ) 本当 に 嫌い に なる から
( 最高 ) どうぞ
ハア ずるい
真 城 君 嫌い に なれ ない って 分かって て 言って る
( 最高 ) な れ ない のに そんな こと 言う ほう が ずるい
( 亜豆 ) うん ごめん
ずっと 8 年 も 好き な の に 嫌い に な れる はず ない
( 最高 ) あ あっ
( 最高 の 声 ) 亜豆 の 口 から 初めて 好き って 言わ れ た
えっ 8 年 ?
( 亜豆 ) うん 小 4 の 時 から …
( 亜豆 美奈 ( みな ) ) ねえ リンゴ あめ 買って
( 亜豆 美雪 ( みゆき ) ) ダメ よ また 虫歯 に なり たく ない でしょ う ?
美保 行く わ よ
( 亜豆 ) お 母 さん
私 この 絵 すごく 好き
( 美雪 ) うん ?
う わ あ
( 美雪 ) 上手 ね お 母 さん も この 絵 好き よ
あっ
( 亜豆 ) 最高 ( さいこう ) って 書 い て ―
( 美奈 ) リンゴ あめ ー !
( 子供 ) 最高 ( サイコー ) の 絵 また 張り出さ れ て や ん の
( 最高 ) うめ え から し かた ねえ だ ろ
( 子供 ) 将来 マンガ 家 だ っけ ? 何 か 絵 違 くね え
フン バーカ 基本 は 大事 な ん だ よ
それ より 段ボール 船 大会 行 こ う ぜ
( 亜豆 ) あの 絵 を 見 た 時 から
あの 時 から 真 城 君 の こと すごく 気 に なって た
学校 が 近かった から 登 下校 の 時 捜し た り
小 5 の 時
( 最高 ) 叔父さん が 使って る コンパス
これ インク つけ て 描 けん だ
プロ の マンガ 家 が 使って ん だ ぜ
算数 で 使う コンパス 買い に 来 た ん だ ろ ?
大体 4,500 円 って
( 最高 ) す っ げ え 欲しい ヤマ ちゃん いくら 持って る ?
俺 500 円
( 子供 ) 最高 ( サイコー ) 俺 の 話 …
香 耶 いくら 持って る ?
え ? 150 円 くらい ?
私 1,000 円 ダメ ね
( 亜豆 ) コンパス を 見る 真 城 君 の 目 が 輝 い て て
ステキ だ な って 思った
水泳 大会 の 時 は ―
気持ち が 伝わる よう に ずっと 見つめ て た
( 最高 の 声 ) 僕 が 意識 し 出し た の は その 時 から
( 亜豆 ) 同じ 中学 に なって 中 3 で 同じ クラス に なって ―
その 真 城 君 が …
だから その 夢 が 叶ったら 結婚 し て ください !
こんな こと って 信じ られる ?
幸せ すぎ て 死ぬ か と 思った
でも … 死 ん じゃ ったら 夢 は 叶わ ない
ずっと 好き で 今 は かけがえのない 人
私 の ため に 退院 する まで 描か ない で ほしい
ま … 真 城 君 は 私 より マンガ の ほう が 大切 ?
( 最高 ) そんな の 比べ られ ない
両方 大切 に 決まって る けど
亜豆 さん が そう いう 聞き 方 を する なら ―
マンガ の ほう が 大切
ま … 真 城 君
会っちゃ っ た じゃ ない
( 最高 ) マンガ は 描く
大丈夫 心配 し ない で
( 着信 音 )
( 最高 ) 秋 人 ( シュー ジン ) ( 秋 人 ) お … おう
( 最高 ) マンガ って いい な
( 秋 人 ) え ?
( 最高 ) なんか 俺 ―
ジョー が 最後 の リング に 向かった 時 の 気分 かも
( 秋 人 の 声 ) 亜豆 でも 止め られ なかった って こと か
俺 今 めちゃくちゃ 燃え てる
早く 原稿 持って き て くれ
クッ
分かった 20 分 いや 15 分 で 持って く
亜豆 に 言っちゃ っ て ごめん
( 新妻 ( に い づま ) エイジ ) 亜城 木 ( あ しろ ぎ ) 先生 休 載 です か
残念 です
( 服部 雄二郎 ( ゆうじ ろう ) ) ああ 今 編集 部 は てんやわんや だ
TRAP の 巻頭 カラー に 負け ない 面白い 話 を 考え て い た です
勝負 し たかった です
( 雄二郎 ) 病気 じゃ しかたない
お 見舞い 行き たい で す 病院 どこ です ?
( 雄二郎 ) ええ と ああ たしか 谷 草 ( やく さ ) 市立 病院 …
谷 草 市立 です ね 行って き ます う
( エイジ ) キーン ( 雄二郎 ) ちょ ちょっと 新妻 君 !
( 足音 )
ああ …
もう 顔 会わ せ ちゃ った ん だ し 中 に …
うん
( 加代子 ) 最高 ? ( 最高 ・ 亜豆 ) うん ?
( 最高 ) ゲッ ( 亜豆 ) うん ?
( 秋 人 ) おっと と !
( 加代子 の 声 ) あの 子 に 彼女 ねえ それ も あんな かわいい 子
マンガ が 恋人 じゃ なかった の ね
( 秋 人 ) 下 で おばさん と 鉢合わせ し そう に なって 焦った よ
これ G ペン
一応 丸 ぺ ん と カブラ ペン も 持って き た
サンキュー
( 秋 人 ) あっ ( 最高 ) うん ?
インク 忘れ た
アッハハハハ いい よ
カラー ペン ある し 20 話 の カラー から やる よ
19 話 は 明日 終わら せ て ―
すぐ 仕事場 持って け ば 間に合う だ ろ
悪 ( わり ) い
( 秋 人 の 声 ) 亜豆
大人っぽく なった って いう か きれい に なった な
( 亜豆 ) 高木 君 ( 秋 人 ) ウエッ ああ … はい
どう し て 原稿 持って き た の ?
真 城 君 を 止め て ほしい って 言った の ―
高木 君 な の に
男 だ から … かな ?
亜豆 さん だって ―
最高 ( サイコー ) が 頑張って る の 見 たら 感じる もの ある だ ろ ?
( 亜豆 の 声 ) そう いえ ば 真 城 君 が マンガ 描 い てる 姿 見る の 初めて
( エイジ ) レッツ ! ホスピタル !
( 雄二郎 ) 新妻 君 病院 な ん だ 静か に な
ああ 領収 書く ださ い
亜 城木 先生 来 まし た
あ ?
新妻 さん !
( エイジ ) カラー の 原稿 描 い てる ん です ね
はい
新妻 君 院 内 を 走っちゃ ダメ だ ろ
( エイジ ) 雄二郎 さん 帰り ます ( 雄二郎 ) え ?
仕事 の 邪魔 は よく ない です
でも 来 て よかった です ギュイーン !
( 雄二郎 ) 高木 君 これ
( 秋 人 ) あっ どう も ( 雄二郎 ) じゃ
新妻 君 待って ! 走っちゃ ダメ だ って
( 雄二郎 ) え ? あの かわいい 子 真 城 君 の 彼女 ?
いや 僕 は 高木 君 の ほう だ と
雄二郎 さん バカ です か ?
TRAP の ヒロイン
アミ ちゃん に そっくり だった じゃ ない です か
あっ そ っか 俺 バカ だ な
はい 「 ジャック 」 の 編集 と は 思え ませ ん
まあ アミ ちゃん より かわいかった です けど
そんな こと より …
( 着信 音 )
はい
( 雄二郎 ) 港 浦 お前 何 やって ん だ
ええ ? 何 って NTRAP の 代 原 の 手配 を
( 雄二郎 ) 真 城 君 病院 で 原稿 描 い てる ぞ
え えー !
( 秋 人 ) そろそろ 帰る か な
俺 お邪魔 だ し
いろ よ 2 人 きり は キツ い って
キツ い って ひどい
ああ … 亜豆 さん は 大丈夫 な ん だ
僕 は 恥ずかしく て 顔 見 れ ない けど …
そ っ … 高木 君 私 が 帰る まで い て
( 秋 人 ) フン
( 秋 人 ) や っぱ 帰る ( 最高 ) 秋 人 ( シュー ジン ) !
あ !
( 秋 人 ) 最高 ( サイコー ) 原稿 隠せ ( 最高 ) あ ?
( 秋 人 ) 港 浦 さん だ
いや むしろ 見せる べき だ
今 まで どおり 締め切り 守 れる って
( 秋 人 ) そ … そう か … だ な
( ノック の 音 ) ( 最高 ) どうぞ
お !
お 疲れ さま です
20 話 の カラー いい 調子 です
19 話 の ペン 入れ も 明日 に は 終わら せ て ―
すぐ 仕上げ て もらい ます
病院 でも 十 分 描 け ます
これ から も 絶対 に 原稿 は 落とし ませ ん
( 港 浦 の 声 ) 真 城 君
いや 真 城 君 を 止める の が 俺 の 仕事
( 最高 ) う っ う う … ( 港 浦 ) あ !
( 秋 人 ) 最高 ( サイコー ) ! ( 港 浦 ) ナースコール を
大丈夫 です
このまま 描か せ て ください …
やっぱり 無理 だ ! 最高 ( サイコー ) !
高木 君 早く ナースコール を !
( 最高 ) 大丈夫 …
( 亜豆 ) あ ああ …
やめ て
真 城 君 大丈夫 って 言って る
高木 君 は どんな こと に なって も ―
描か せる 覚悟 で 原稿 持って き た ん でしょ ?
この くらい で 止めよ う と する なら 持って こ ない で
亜豆 …
( 亜豆 ) 真 城 君 頑張 ろ う
真 城 君 なら 休ま ず 描 ける
私 は 真 城 君 を 信じる
2 人 の 夢 を 叶え て
うん
( 港 浦 の 声 ) か … 描く の やめろ なんて 言 え ねえ
♪ ~
~ ♪
( 平丸 一也 ( ひら まる かず や ) ) 真 城 君 が 倒れ た ?
( 吉田 幸司 ( よし だ こうじ ) ) 高校 生 の 連載 厳しかった か
( 平丸 ) 僕 も 何だか 体調 が … ( 吉田 ) 平丸 !
( 平丸 ) 次回 バクマン 「 生死 と 制止 」
僕 は 夢 より も 健康 第 一 です 吉 田 氏 !