Bakuman . Season 2 Episode 14
( 見 吉 香 耶 ( みよし かや ) の すすり泣く 声 )
( 見 吉 の 声 ) 高木 ( た かぎ ) と 岩瀬 ( いわ せ ) が … どう しよ う
あの 小説
秋 名 愛子 ( あきな あいこ ) って 絶対 岩瀬 の ペンネーム
や っぱ 才能 ある 人 が いい ん だ
私 は ただ の 掃除 係
相談 できる 相手 なんて …
♪ ~
~ ♪
( 亜豆 美保 ( あずき みほ ) ) 手紙 ? 高木 君 が 岩瀬 さん と ?
( 見 吉 ) うん
美保 と 真 城 ( ま しろ ) み たい に 励ましあって た みたい
4 年 も …
( 亜豆 ) どう いう こと か 高木 君 に ちゃんと 聞い て み た ?
( 見 吉 ) まだ
聞く の 怖い よ 最近 毎晩 長 電話 し て たし
動物 園 で デート し て た の も 間違い ない もん
真 城 君 も 2 人 の こと 知って た の か な …
だ と し たら 私 真 城 君 の こと 許 せ ない
( 見 吉 ) えっ 真 城 は 関係ない よ
( 亜豆 ) ある よ !
香 耶 に 隠れ て そんな こと し てる なら ―
2 人 と も 最低
( 見 吉 ) で … でも
今 は 「 NEXT ( ネクスト ) ! 」 に 載せる ため 一生懸命 だ から ―
問い詰め た り する の は 描き 終わって から に しよ
ねっ
( 亜豆 ) そんなに 先 に 延ばし て 大丈夫 な の ?
うん … 何とか 生き て い ける と は 思う
香 耶 …
( 港 浦 吾郎 ( み うら ご ろう ) ) とにかく
ギャグ マンガ に 必要 な の は ギャグ の センス と 量
1 ページ で 3 回 笑わ せ れ ば 間 違いない !
( 高木 秋 人 ( あき と ) ) 1 ページ で 3 回 って 無理 です よ
( 港 浦 ) いい や い ける よ
主人公 タント
発明 家 の お じいちゃん チョット
ヒロイン パレット
ネーミング も 面白い し タイトル も ストレート で いい !
とにかく 思いつく ギャグ を どんどん 入れ て い こ う !
な っ !
( 真 城 最高 ( もり たか ) ) あの …
ギャグ マンガ って ストーリー より アンケート 取り に くい です よ ね
( 港 浦 ) ああ 確か に そう だ が
ストーリー に 比べ 多少 アンケート の 票 が 少なく て も ―
連載 は 続き やすい
( 最高 ) 僕 たち 連載 経験 者 です から ―
ダントツ の 1 位 で 連載 に 持っていき たい ん です
( 港 浦 ) あ あっ そう だ な !
ダントツ 1 位 取って やろ う ぜ !
( 最高 ) 原稿 の 締め切り 7 月 上旬 で し た よ ね ?
( 港 浦 ) そう 10 日 ぐらい
絵 を もっと 見やすく シンプル に し たい し
キャラ の デザイン で 時間 かかる と 思う ん です
( 港 浦 ) そう か
でも ギャグ マンガ で 重要 な の は 内容
それ と 笑い だ
真 城 君 の 絵 なら 今 でも よ すぎる くらい な ん だ けど
( 最高 ) できる かぎり 子供 に 受け入れ られる 絵
ひと目 で 覚え られる
特徴 の ある キャラクター に し たい ん です
主人公 が まだ ほか の 子 と 差別 化 でき て ない
( 港 浦 ) そう だ な 確か に
例えば 「 ど根性 ( こんじょう ) ガエル 」 の ひろし
すごい と 思う ん です
顔 は 普通 な の に ―
頭 の 上 に サングラス を 載せ てる だけ で 特徴 に なって る
おお そう だ な
マサル さん の 肩 に つい て いる あれ と か
確か に 大事 な ところ だ
よく 考え て 満足 できる キャラ に し て い こ う
はい !
( 港 浦 ) で も
この ペット ニャン ワン チュウ ピヨピヨ
ニワ チピ は これ で いい と 思う
( 最高 ) え えっ
キモ かわいく て いい よ
俺 も 好き
な っ
( 秋 人 ) こび て ない ところ が かわいい
あ … じゃあ それ は いい と し て
ほか に も しっかり デザイン し なきゃ ダメ な の は ―
いっぱい あり ます
お じいちゃん と か ヒロイン と か
よし 分かった 真 城 君 は 絵 に 集中
次 の 打ち合わせ から は 高木 君 と 僕 の 2 人 で やる
はい
( 港 浦 ) じゃあ ネーム の 打ち合わせ に 入る か
はい
( 港 浦 ) この どんな に 教科 書 入れ て も 重く なら ない ―
無 重力 ランドセル み たい な 失敗 発明
もう 1 つ くらい 入れ られ ない か ?
もう 1 つ です か
うーん …
あ …
寝 て て も 履く だけ で 学校 へ 連れ てって くれる ―
「 ナビ シューズ 」
履 い たら 最後 止まら ない みたい な ?
( 港 浦 ) アッハハハ ! いい な
むしろ 全部 失敗 作 に し て も いい かも な
( 秋 人 ) そう です ね …
( 最高 の 声 ) いい 感じ だ な 秋 人 ( シュー ジン ) に 笑い は 合わ ない なんて
僕 の 決めつけ かも
( 山 久 雅和 ( やま ひ さ まさか ず ) ) どう です ? 蒼樹 紅 ( あおき こう ) の ネーム
( 吉田 幸司 ( よし だ こうじ ) ) これ は 上 の 層 を 取る だ ろ う な
しかし よく 彼女 が パンツ 描く とこ まで 砕け た な
そこ だけ は まだ 抵抗 ある みたい な ん です けど
もしかしたら これ
人物 は 蒼樹 紅
背景 や 下着 は ―
また 中井 ( なか い ) 君 で やった ほう が いい ん じゃ ない か ?
僕 も 考え まし た けど
あくまで ―
美人 女性 作家 が 描 い た って とこ に こだわり たい ん です
作家 の 顔 が 見 れる わけ じゃ ない だ ろ
ネーム を 見る かぎり で は ―
男の子 の 喜ぶ 見せ 方 に は なって ない ん だ よ な
( 山 久 ) です よ ねえ …
蒼樹 さん は 1 人 で 描く って 言って ます けど
そう いう の が 得意 な アシ い ませ ん か ね ?
あ …
ああ 1 人 ちょうど いい の が いる が 紹介 し て やろ う か
本当 です か ? ありがとう ござい ます !
うん
( 着信 音 )
( 蒼樹 紅 ) あ … 高木 さん ?
はい
( 山 久 ) 山 久 です
ああ … お 疲れ さま です
ネーム は バッチリ な ん です けど ちょっと ご 相談 が …
( 蒼樹 ) 相談 ?
女性 の 下着 など を うまく 描く アシスタント を 発掘 し て き まし た
な っ …
まだ 描く のに ―
抵抗 が ある の なら
そこ だけ 任せ て み て は いかが です ?
男性 です か ? 女性 です か ?
( 山 久 ) 男性 です が
( 蒼樹 ) お 断り し ます
えっ
( 蒼樹 ) 男性 は 信用 でき ませ ん
特に そんな 絵 が 得意 な 男性 なんて
( 通話 が 切れる 音 ) ( 山 久 ) えー っ
( 秋 人 の 声 ) 2 本 目 の ネーム あと ちょっと な ん だ けど なあ
この ノア 先生 が …
( 着信 音 )
( 蒼樹 ) 高木 さん
こんばん は
( 秋 人 ) 夜分 遅く すみません
どう し て も 蒼樹 さん の 意見 が 聞き たく なって
はい
( 秋 人 ) 将来 教師 に なる こと も 考え て い た と 伺った ん です が
その こと で 聞い て も いい です か ?
協力 し あう 約束 じゃ ない です か
何でも 聞い て ください
( 秋 人 ) ありがとう ござい ます !
ええ と …
蒼樹 さん が 小学校 の 先生 に なった と し て ―
5 年 生 の 男の子 に スカート を めくら れ たら ―
どう し ます ?
スカート です か ?
もちろん 怒り ます よ
もしかしたら 両親 を 呼び出す かも しれ ませ ん
そ … そこ まで
( 蒼樹 ) そんな 子 許 せ ない でしょ
もし 大人 に なって ―
痴漢 に でも なったら どう する ん です か
( 秋 人 ) そ … そう です よ ね
あ … すごく 参考 に なり まし た ありがとう ござい まし た
え … それ だけ です か ?
( 秋 人 ) はい じゃあ 失礼 し ます
( 通話 が 切れる 音 )
ああ …
もう 少し 話し て い たかった な …
ハッ …
( 蒼樹 の 声 ) 私 さっき は 男性 を 信用 でき ない って 言って おき ながら
なんで 高木 さん と は …
いえ 高木 さん は 信用 できる
私 高木 さん の こと …
違う ! マンガ 家 と し て 協力 し あって る だけ
それ に 高木 さん に は 彼女 が …
そう いえ ば ―
岩瀬 さん も 高木 さん の こと
( 港 浦 の 声 ) ギャグ が もう 1 本 か …
( 山 久 ) どう です ? 港 浦 さん
お ?
この リスト を 見る かぎり じゃ 今度 の 「 NEXT ! 」
蒼樹 さん と 亜城 木 ( あ しろ ぎ ) 君 の 一騎打ち って とこ です か ね
大した 自信 だ な
蒼樹 君 の 絵 じゃ 亜 城木 夢 叶 ( む と ) に は 勝 て ない ぞ
ギャグ 描か せ てる ん です よ ね ?
ああ
( 山 久 ) 彼ら に ギャグ は 合わ ない と 思い ます けど ね
な … やって み なきゃ 分から ない だ ろ
分かり ます よ
「 TEN ( テン ) 」 だって あんな に 時間 かけ て 10 位 だった じゃ ない です か
( 港 浦 ) 今度 の は 99,9 % トップ を 取る !
( 山 久 ) 100 % じゃ ない わけ です よ ね ?
じゃ 勝負 し ま しょ う
亜 城木 夢 叶 と 蒼樹 紅 どっち が トップ 取れる か
望む ところ だ !
そう いえ ば 「 Business Boy ( ビジネス ボーイ ) ケンイチ 」
今回 の 速報 よく なかった です ね
ひと言 多い ん だ よ !
それ が 先輩 に 対する 口 の きき 方 か !
( 服部 哲 ( はっと り あき ら ) ) 2 人 と も いいかげん に しろ !
( 山 久 ・ 港 浦 ) ええ … すみません
あ …
( 港 浦 の 声 ) クッソ
あいつ だけ に は 絶対 負け たく ない !
( 最高 ) そう いや ―
最近 見 吉 来 ない けど 風邪 か 何 か ?
知ら ね
“ 知ら ね ” って … 連絡 取って ない の か よ
忙しい と 思って 気 使って ん の か な …
マジ で 病気 と か …
( 呼び出し 音 )
( 見 吉 の 声 ) 高木 …
おお 最近 仕事場 来 ない けど どう し た ?
( 見 吉 ) “ どう し た ” って …
お ?
( 見 吉 ) い …
岩瀬 と 会って た でしょ
ぐ っ … あ … 会った けど
やっぱり 会った ん だ
( 秋 人 ) あっ いや 確か に 会った けど …
何 が “ けど ” よ 言い訳 なんて 聞き たく ない !
( 秋 人 ) あ … ( 最高 ) どう し た ?
岩瀬 と 会った の バレ てる
う えっ …
( 秋 人 ) なんで バレ たん だ ?
( 最高 ) あ あっ
岩瀬 の 小説 置き っぱなし に し て た ろ
( 秋 人 ) そう いえ ば !
これ だ
でも これ 岩瀬 の ペンネーム じゃ …
仮に 岩瀬 が 書 い た と 分かって も 会った こと まで は …
ちゃんと 説明 し た ほう が いい ん じゃ …
いや いい よ
言い訳 なんか 聞き たく ない って 言って たし
もう すぐ 港 浦 さん も 来る し
今 は マンガ に 集中
( 港 浦 ) ナッハッハハハ !
タント と お じいちゃん が 入れ替わる の は 面白い な
( 秋 人 ) ベタ すぎ ませ ん ?
ベタ が いい ん だ って
子供 は 好き だ って
ナッハハハハ ウハハッ
イヒヒ … さて と
今日 は これ で
( 秋 人 ) お 疲れ さま で し た
これ 一応 渡し て おく
「 NEXT ! 」 に 載る 作家 の リスト
じゃ …
一 番 の ライバル に なる の は 蒼樹 紅 だ ろ う な
俺 たち 以外 に ギャグ が もう 1 本
こっち も 気 に なる な …
( 港 浦 ) 高木 君 真 城 君
( 秋 人 ・ 最高 ) おお ?
( 港 浦 ) 1 位 取 ろ う な 絶対
取って くれ
そして 連載 !
( ドア の 開閉 音 )
なんか 真 に 迫る 感じ だった な
本気 で やって くれ てる って 証拠 だ ろ
俺 たち も 頑張ら ない と !
( 子供 の 声 ) ( 最高 ) ああ ?
( 女の子 ) えい ! ( 男の子 ) わ あ ! やめろ っ
あっ
( 秋 人 ) 主人公 らしい キャラ に なった な
( 最高 ) ああ !
… に し て も 締め切り 間に合う の か ?
見 吉 い ねえ の 痛 ( い て ) え な
今 それ 言う な よ !
原稿 確か に 預かった
けど … 2 人 と も 大丈夫 か ?
( 秋 人 ・ 最高 ) は ー い …
( 港 浦 ) 体 に は 気 を つけろ よ
じゃあ 入 稿 し て くる
( 最高 ・ 秋 人 ) お 願い し ま ー す …
( 秋 人 ) 思い出す な 「 金 ( か ね ) と 知恵 ( ちえ ) 」 が 載った 時 の こと
でも あの 時 と は また 違う ドキドキ 感 だ な
あ …
あ …
( 最高 の 声 ) 大丈夫 だ
もう 1 本 の ギャグ に は 確実 に 勝って る
ああ ?
( 秋 人 ) あっ … あっ
( 最高 ) 秋 人 ( シュー ジン ) ?
あっ … ああ …
蒼樹 さん の 読 ん で みろ よ
うん
( ナレーション ) 麻 芽 翔 一郎 ( まめ しょうい ちろう ) 15 歳
今日 から この 私立 青葉 学園 の 1 年 生
( 翔 一郎 ) ん 春一 番
( 女の子 ) キャー
( 最高 ) ハイ ドア と 違って 少年 誌 の 軽い ノリ に なって る な
いい から もっと 先
( 女の子 ) 夢 が 叶 ( かな ) うま で 会わ ない
( 翔 一郎 ) うん
( 女の子 ) 夢 が 叶う まで メール だけ で 励ましあう の
まるっきり 俺 と 亜豆 の こと じゃ ん
( 秋 人 ) ああ
まさか 話し た こ と まん ま マンガ に する と は 思わ なかった
… つう か 話し すぎ !
これ 読 ん だ ら ―
俺 と 蒼樹 さん が つながって る って 見 吉 に 分かる かな …
どう かな
… つ か あれ から 連絡 は ?
こっち から 連絡 する なんて しゃく だ ろ ?
あっ ち から 謝って くる の 待ち
う う っ !
( 翔 一郎 ) その 夢 が 叶ったら 結婚 し て ください
( 最高 ) や … やっぱり マズ い だ ろ これ
2 週間 後 に 発売 だ ぞ
それ まで に 誤解 解 い て おい た ほう が
( 秋 人 ) どう やって ? 無理 だ って !
岩瀬 で あん だけ キレ て ん のに
ああ …
まだ 何 か ?
( 体育 教師 ) 好き だ ー ( 女の子 ) イヤー !
( 体育 教師 ) 好き な ん だ ー っ
この 体育 教師 中井 さん だ よ な …
自分 の こと も ネタ に し て
でも なあ …
何 か 俺 たち の こと も まん ま 使わ れ てる し
( 秋 人 ) まあ こっち も いろいろ アイデア もらって る から
( 最高 ) とにかく 見 吉 の こと 何とか しろ よ な
( 福田 真 太 ( ふく だ しん た ) ) なんで 亜城 木 ギャグ 描 い てん だ ?
( 安岡 ( やす おか ) ひろみ ) で も これ 面白い っす よ
お前 ベタ な ギャグ 好き だ から な
へい ! だ から 「 KIYOSHI ( キヨシ ) 」 の アシ やって る ん す から
1 位 取れる と 思う か ?
( 安岡 ) ああ どう っす かね
蒼樹 紅 は ?
恋愛 マンガ 分か ん ね っす
うん …
ああ !
( 中井 巧 朗 ( た くろう ) ) だ から 人間 見た目 より 中身 で ね
加藤 ( かとう ) さん は 見た目 も いい から いい けど
( 加藤 奈津 実 ( なつみ ) ) また あ 中井 さん ったら
( 着信 音 ) ( 中井 ) お っ
( 中井 ) 福田 君 久しぶり
中井 さん 「 NEXT ! 」 読 ん だ ?
( 中井 ) ああ つい さっき
蒼樹 さん が 女の子 の パンツ の 絵 描く なんて ビックリ し た よ
描 い た の が 蒼樹 さん だけ に ちょっと 興奮 し た
( 中井 ) アハ ハハ … ( 加藤 ) う っ
それ だけ ?
( 中井 ) ええ ああ 亜城 木 君 は 連載 持ってい ける ん じゃ ない か な
そう じゃ なく て
蒼樹 嬢 の 「 青葉 ( あおば ) の 頃 ( ころ ) 」 読 ん だ 感想
うーん 特に は …
今 は 仕事 中 な ん で また
( 福田 ) 中井 さん
いつ まで アシ やって る 気 っす か
うわさ じゃ ヘルプ で 入った のに ―
ほか の アシ 見つかって も 居座って る って
( 中井 ) いい 原作 見つから ない みたい だ し
自分 で ネーム 描く と か
原作 探す 努力 し てん す か
一生 そう やって アシ し てる 気 っす か
僕 に は 僕 の やり 方 が ある ん だ
アシスタント だって 楽しい よ
( 福田 ) や っぱ 中井 さん に は 蒼樹 嬢 は もったい ねえ な !
あ あっ そう …
僕 と 蒼樹 さん と じゃ 釣り合わ ない
あ …
だから 僕 は 新しい 恋 を …
( 加藤 ) え えっ
( 福田 の 声 ) 何 だった ん だ よ あれ は …
ん ん …
ダメ だ ー ど いつ も こいつ も !
亜城 木 も 担当 の 言いなり で ギャグ なんか 描き や が って !
先生 何か知ら ない っす けど ―
人 の こと より 「 KIYOSHI 」 何とか し ま しょ うよ
て め え が 異種 格闘技 編 に し たら ―
面白い ん じゃ ねえ か と か 言う から だ ろ う が !
せ … 先生 だって 乗った じゃ ない っす か !
( 服部 雄二郎 ( はっと り ゆう う じ ろう ) ) じゃあ 原稿 確か に お 預かり し まし た
( 新妻 ( に い づま ) エイジ ) お 疲れ さま です
あ … 「 NEXT ! 」 どう だった ?
( エイジ ) 亜 城木 先生 は すごい です
ギャグ マンガ の 手本 みたい だった です
絵 も 話 に 合わせ て まし た し
高木 先生 も 真 城 先生 も 器用 です
でも 僕 は ストーリー の ほう が 合って る と 思い ます
亜 城木 先生
器用 貧乏 に なら なけ れ ば いい です けど
( 平丸 一也 ( ひら まる かず や ) ) ああ … ゴホッ ゴホッ
( 吉田 ) ところ で 平丸 君 ( 平丸 ) うん …
( 吉田 ) 「 NEXT ! 」 は 読 ん だ か ?
興味 ない で す し
自分 の こと だけ で 精いっぱい です
まじめ に 1 回 休ま せ て もら え ませ ん か
今度 こそ 本当 の 本当 の 限界 です !
そんな こと だ ろ う と 思って 持って き た よ
( 平丸 ) う っ
( 吉田 ) 年下 22 歳 の 美人 だ
( 平丸 ) 吉 田 氏 !
あなた を 信じ て やって き て よかった
今 心から そう 思って いま …
( 吉田 ) まだ お預け だ
えっ そんな な … なんで です か
( 吉田 ) この 写真 を 見る の は 今 描 い て いる 原稿 を 上げ て から
は あっ
そりゃ そう です よ ねえ
( 吉田 ) そして この 年下 美人 と 会う に は …
そう だ なあ あと 3 本 原稿 を 上げ たら
な … 何 だって !
ひ … ひどい
吉 田 氏 !
( 吉田 ) そう じゃ ない 平丸 君 !
よく 聞け
この 写真 を 見 たら 平丸 君 は 絶対 気 に 入る
( 吉田 ) 蒼樹 紅 以上 だ ( 平丸 ) 本当 です か
( 吉田 ) ああ
しかし マンガ 家 は 恋 に 落ち て も ―
恋 に 溺れ て は なら ん の だ
実際 大 恋愛 を し ボロボロ に なり ―
描 け ず に 休 載 し た マンガ 家 を 僕 は 知って いる
恋し て 休 載 … 僕 に は 夢 の よう な 話 です が
( 吉田 ) バカ を 言え !
よ ー く 考えろ
ラッコ が 打ち切り に なって ローン だけ 残ったら ―
この 年下 美人 は 去って いく
現実 と は そう いう もの だ
恋 を する に も ―
ちゃんと 原稿 を 仕上げ 着々 と 富 を 築か なけ れ ば
なるほど
僕 に 任せ て くれ ない か
仕事 と 恋 の スケジュール
( アシスタント ) ブッ … ( 吉田 ) そこ の アシ 君 笑わ ない
( アシスタント ) すみません …
分かり まし た !
これ 上げ たら 写真 あと 3 本 上げ たら お 食事
それ が 僕 の 恋 の スケジュール !
( 吉田 ) そう だ ー 平丸 頑張れ
君 の 未来 は 明るい ぞ
( 港 浦 ) ハア …
タント 1 位 取れ ます か ね ?
( 相田 聡 一 ( あいだ そう いち ) ) 結果 なんて 1 か月 くらい 先 だ ぞ
絶対 1 位 取り たい ん です
( 相田 ) 1 位 に こだわり すぎ だ
ギャグ な ん だ から 票 数 さえ 取れ ば 連載 に 持って い ける
( ドア の 開閉 音 ) ( 雄二郎 ) ん …
服部
お …
ちょっと コーヒー でも 飲ま ない か
おお …
( 雄二郎 ) どう 思う ? 亜 城木 君 の ギャグ
( 服部 ) どう って
新妻 君 は “ 器用 貧乏 に なら なけ れ ば いい が ” と 言って い た
器用 貧乏 か うまい こと 言い ます ね
やっぱり ストーリー だって 思って ん だ ろ ?
僕 は 亜城 木 君 が 持ち込み し て き た 時 から 見 て ます
個人 的 に は ストーリー
しかも 邪道 の ほう だ と 思って ます けど …
今回 の タント だって よく でき て い ます
それにしても
なんで 雄二郎 さん が 亜 城木 君 の こと を ―
そんなに 気 に する ん です
新妻 君 が 一 番 ライバル 視 し てる し な
新妻 君 TRAP ( トラップ ) が 終わって から テンション 下がって る ん だ
いつか 抜か れる ん じゃ ない か と 焦った 時 も あった
なのに なんで 今 こんなに 差 が でき て しまった の か と 思って
運 かな …
( 服部 ) 実力 です よ
ここ まで 来 たら 実力 です
でも 亜 城木 夢 叶 は まだ 18 歳 です
どんな 形 で あれ ―
実力 を つけ て 必ず 上がって き ます
連載 に なった 時 の ため に ギャグ 考え て おか ない と
参考 に なる マンガ 読 ん ど か なく ちゃ
( 着信 音 ) ( 秋 人 ・ 最高 ) おお っ
( 秋 人 ) えっ 亜豆 ?
ええ ?
見 吉 の こと かな …
( 秋 人 ) もしも し こんにちは
高木 君 ? こんにちは
今 香 耶 うち に 来 て ます
( 秋 人 ) え …
見 吉 亜豆 の 家 に いる って
ああ …
香 耶 …
高木 君 と 岩瀬 さん が 会って る って 悩 ん でる ん だ けど
( 秋 人 ) それ は 誤解 で
だったら 早く 説明 し て あげ て
もう マンガ 描き 終わって る でしょ ?
( 秋 人 ) ああ … 何て 言う か
こっち から は 言い訳 し たく ない って いう か
僕 を 信じ て くれる なら ―
必要 ない って 言う か …
もう いい です
真 城 君 に 電話 し ます
( 秋 人 ) えっ 真 城 なら ここ に
じゃあ 代わって ください
( 秋 人 ) 代わって くれ って
もしもし
( 亜豆 ) 真 城 君 ? お 久しぶり です
お 久しぶり です
どう なって る の ? ちゃん と 話し て
( 最高 ) ええ と 高木 と 岩瀬 は 偶然 会った の で あって
じゃあ なんで 手紙 が ある の ?
手紙 ?
( 亜豆 ) 本 に 挟 ん で あった って
本 に ?
( 秋 人 ・ 最高 ) あ あっ
うん ?
( 最高 ) 少々 お 待ち ください
蒼樹 さん の こと 話し て いい ?
いや ダメ だ ろ !
じゃあ 説明 つか ない じゃ ん !
( 最高 ) すみません
高木 の 意向 で 詳しい こと は 話せ ませ ん が
岩瀬 と 約束 し て 会って た わけ じゃ …
偶然 と いう か ―
岩瀬 の 手紙 が 入って た こと も 知ら なく て
( 亜豆 ) 真 城 君
なんで 隠し事 する の ?
あっ いや …
( 亜豆 ) 叔父さん の こと も そう
え ?
( 亜豆 ) お 母 さん も 「 ジャック 」 好き だ と か
文通 だけ で 終わって しまった 人 が いたって 聞い て たし
小さい 時 ―
なぜ か 「 超 ( ちょう ) ヒーロー 伝説 ( でんせつ ) 」 の アニメ だけ は ―
お 母 さん も 一緒に 見 て た
真 城 君 は お 母 さん と 叔父さん の こと ―
知って て お 母 さん に 口止め し た でしょ ?
ああ …
( 亜豆 ) なんで 隠す の ?
特別 言う こと じゃ ない かも と
それ に その こと は 高木 たち の こと と 関係ない し
( 亜豆 ) そう ?
お 母 さん と 叔父さん の こと は ―
私 たち に とって 意味 の ある 大切 な こと だ と 思う
それ に 離れ てる から こそ ―
隠し事 って 絶対 に ダメ だ って 私 は 思って る
( 最高 ) だ から 隠し て た と か じゃ なく て
じゃあ 高木 君 の こと 全部 話し て
い … いや それ は …
ああ …
真 城 君 信用 でき ない
え …
( 最高 ) ええ ! ( 秋 人 ) どう し た ?
あ … 亜豆 に フラ れ た か も
( 秋 人 ) え えー っ !
♪ ~
~ ♪
( 最高 ) 俺 追い詰め られ てる よ 崖っぷち
( 中井 ) 俺 なんて 別 の 意味 で 崖っぷち だ よ
( 最高 ) お互い 大変 っす ね
( 中井 ) 次回 バクマン 「 猿 と 結婚 」
まあ 夢 だ と 思う けど
俺 も モテモテ に なり たい よ