NARUTO -ナルト- 疾風伝 - シーズン8 - 173 - ペイン誕生
(( 綱 手 : はっ !
( 半 蔵 ) まだまだ 。 ( 自 来 也 ) こっち だ ))
( 長門 ) 運命 は 俺 たち を 木 ノ 葉 の 三 忍 の もと に 運んだ 。
(( 自 来 也 : なんだ ? お前 ))
( 長門 ) 俺 たち は ついに 見つけた 。 自 来 也 先生 を …。
(( ん ?
クソッ 敵 か 。
今 の うち に 逃げろ 。
長門 行く の よ 。 うわ ぁ !))
( 長門 ) だが 俺 は 木 ノ 葉 の 忍 を 受け入れ られ なかった 。
それ は お前 に も わかる はずだ 。
(( 弥彦 : 俺 たち に 忍術 を 教えて くれ 。
あんた たち 木 ノ 葉 の 忍 だ ろ ?
( 小南 ) ありがとう 。 これ お 礼 。
( 大 蛇 丸 ) 殺す ? この 子 たち 。
ずいぶん 戦争 孤児 を 見て きた けど むごい もの よ 。
いっそのこと ここ で 殺して やる の が ➡
この 子 たち に とって も …。
よせ 大 蛇 丸 ! お前 は 綱 手 と 先 に 帰って ろ 。
わし は しばらく こいつ ら の 面倒 を 見る 。 は ぁ ?
これ が せめても の 償い だ ))
( 長門 ) 両親 を 殺した の は 木 ノ 葉 の 忍 だ 。
(( みんな : いただき ます ))
( 長門 ) ただ 自 来 也 先生 は 少し 違う 感じ が した 。
(( 弥彦 : 先生 俺 釣り の コツ を 覚えた ぜ 。
そう か 。 どんどん 頼もしく なる な ))
それ から 4 人 で の 生活 が 始まり 少し して ある 事件 が 起きた 。
( ナルト ) 事件 ?
(( うわ ぁ ! 弥彦 ))
( 長門 ) 忍 の 残党 が 俺 たち を 襲って きて ➡
弥彦 が 殺さ れ かけた とき ➡
俺 が その 忍 を 返り 討ち に して しまった ))
うわ ぁ !))
( 長門 ) それ も 無意識に …。
(( 大丈夫 か ? 弥彦 ))
( 長門 ) どうやら 俺 に は 特別な 力 が あった ようだ 。
輪廻 眼 の 瞳 術 だ 。
その 件 が あり 忍 の 修業 に 乗り気で なかった 自 来 也 先生 も ➡
俺 たち に 忍術 を 教える ように なった 。
先生 は 己 の 身 を 守る ため の 忍術 だ と 言った が ➡
俺 だけ に 関して 言えば ➡
輪廻 眼 の 力 を コントロ ー ル さ せる ため だった ようだ 。
だが 俺 は 自分 の 力 が 怖かった 。
憎しみ が 己 を 暴走 さ せた 。
間違った こと を した と 思い込み 罪悪 感 に 苛 ま れた のだ 。
しかし 先生 は 俺 を そこ から 助けて くれた 。
(( この 前 の こと か ?
あの とき 弥彦 が 傷つけ られた とき ➡
ものすごく 相手 に 腹 が 立った んだ 。
頭 が 真っ白に なって 無我夢中 で ➡
それ で 気 が ついたら 相手 は 倒れて た 。
その あと すごく 怖く なった んだ 。
憎くて 我 を 忘れて 僕 が 相手 を …。
僕 の した こと は 間違って て ➡
本当 は もっと いい 方法 が …。
長門 !
わし も それ が 正しい の か 間違って いる の か ➡
よく わから ん 。
だが お前 の おかげ で 弥彦 は 死な ず に 済んだ 。
友達 を 守った 。
お前 は 正しい こと を した はずだ 。
誰 も お前 を 責め られ は し ない の ぉ ))
( 長門 ) 気 が つく と 俺 は 先生 を 認めて いた 。
(( 傷つけ られれば 憎しみ を 覚える 。
人 を 傷つければ 恨ま れ 罪悪 感 に も 苛 ま れる ))
だが そういう 痛 み を 知っている から こそ ➡
人 に 優しく できる こと も ある 。
人 は 痛み を 知る から こそ 成長 できる 。
そして 成長 と は ➡
どう する か 自分 で 考える こと だ と …。
痛み を 知り 考え どう 答え を 導き 出す の か 。
自 来 也 先生 も 自分 に 言い聞かせて いる ようだった 。
先生 に も 答え は 見つかって い なかった 。
今 の お前 が そう である ように な 。
その とき の 俺 の 答え は すぐに 見つかった 。
(( 僕 は ただ 2 人 を 守り たい 。
どんなに 痛 み が ともなう こと が あった と して も 。
そう か 。
先生 は … 先生 は いつも 何 を 考えて いる の ?
この世 は 戦い ばかりだ 。
憎しみ ばかり が はびこって いる 。
わし は それ を どうにか し たい と 考え とる 。
平和 と は 何 か … その 答え が 知り たくて の ぉ ))
それ から 3 年 ➡
修業 で 身 も 心 も 強く 成長 した 気 が した 。
だが 先生 の 言葉 が いつも 心 の 奥 で 引っかかり ➡
止まった まま だった 。
先生 は その 答え が 俺 の 輪廻 眼 に ➡
託さ れて いる 気 が する と 言って いた 。
はるか 昔 … 人々 は 常に 争い 戦争 が 絶える こと が なかった 。
今 より も ひどい 時代 だ 。
そんな 時代 に ある 1 人 の 僧侶 が 現れた 。
初めて チャクラ の 真理 を 説き明かし 世界 を 平和に 導こう と した 。
忍 宗 と いう 教え を 説いて 世界 を まわった と 伝え られる 。
時 が 経ち 忍 宗 は 忍術 と 呼ば れる ように なる 。
忍術 は 武力 で は なく 人々 を 平和に 導く ため の 教え だった 。
その 僧 は 六 道 仙人 と 呼ば れ ➡
この世 の 救世 主だ と 言わ れた 存在 だ 。
お前 と 同じ 輪廻 眼 を 持って いた 。
我 安寧 秩序 を 成す 者 それ が 仙人 の 言葉 だ そうだ 。
いつしか 人々 が 本当に 理解 し 合える 時代 が 来る と ➡
信じて いた のだろう 。
もしかすると お前 は 仙人 の 生まれ変わり かも しれ ん の ぉ 。
お前 の 目 に 仙人 の 思い が 託さ れて いる 気 が する わ い 。
俺 に 平和 を 託し ➡
そして 先生 は 俺 たち の 前 から 去って いった 。
俺 たち は 弥彦 を リ ー ダ ー と して 行動 を 始め ➡
組織 は あっという間 に 有名に なった 。
極力 武力 に 頼ら ない 平和 を 構築 しよう と した 考え に ➡
皆 が 賛同 して くれた 。
しかし 世界 は 岩 木 ノ 葉 砂 の 三 大国 間 で 戦争 を して いた 。
雨 隠れ の 長 半 蔵 は ➡
俺 たち 組織 の 噂 を 聞きつけ 近づいて きた 。
俺 たち を 無視 でき なく なって きて いた から だ 。
半 蔵 は 俺 たち を 主軸 に し ➡
三 大国 へ の 平和 交渉 を 行おう と 持ちかけて きた 。
俺 たち の 力 で 平和 の 合意 を 三 国 から 得よう と いう もの だった 。
その 考え に 協力 する こと に した 。
しかし それ が すべて の 災い の 始まり だった 。
俺 たち は 子供 だった 。
災い … 何 が あった んだ って ば よ ?
その せい で … 弥彦 は 死んだ 。
死んだ ?
それ は すべて 半 蔵 の 罠 だった 。
雨 隠れ の 主権 を 我々 に 奪わ れる ので は ない か と いう 疑念 。
それ だけ の ため に 弥彦 は …。
後日 交渉 を 行う ため 落ち合う はずだった 場所 に ➡
木 ノ 葉 の 暗部 たち を 含め 半 蔵 の 部下 が いた 。
半 蔵 は 木 ノ 葉 の ダンゾウ と いう 男 と 組み ➡
俺 たち を 抹殺 しよう と した 。
ダンゾウ は 火影 の 座 を 奪う ため 半 蔵 と 組み ➡
半 蔵 は 己 の 主権 を 守る ため に ダンゾウ と 組んだ 。
(( 俺 に とって お前たち の 組織 は 邪魔だ 。
弥彦 … リ ー ダ ー の お前 に は ここ で 死んで もらう 。
抵抗 すれば この 女 の 命 は ない 。
( 半 蔵 ) そこ の 赤い 髪 の お前 。
それ で 弥彦 を 殺せ 。
そう すれば 女 と お前 は 助けて やる 。
( 小南 ) やめて 長門 ! 私 の こと は いい から ➡
2 人 と も ここ から 逃げて !
( 弥彦 ) 長門 。
俺 を やれ 。
僕 は ただ 2 人 を 守り たい 。
どんなに 痛 み が ともなう こと が あった と して も 。
長門 ! やめて !
早く しろ ! この 女 が 死んで も いい の か ?
♪♪~
小南 …。
弥 …。
小南 と なんと して でも 生きのびろ 。
お前 は この世 の 救世 主だ 。
お前 だったら ➡
本当に …。
弥彦 !
僕 に は で っ かい 夢 が ある んだ !
やれ !
( 弥彦 ) こんな 戦い の 続く 世界 なら ➡
僕 が この 世界 の 神様 に なって やる !
はじいた だ と !? どう やって ?
♪♪~
やった か 。
♪♪~
長門 。
小南 … 弥彦 を 抱いて じっと して いろ !
やる な 小僧 。
わし の 火 遁 を くらい ながら 逃げ切る と は …。
お前 … ただ の ガキ で は ない な その 眼 。
やれ !
口 寄せ ! 外 道 魔 像 !
( みんな ) うわ っ !
これ は …!?
何 だ !? あれ は 。
長門 ! これ は 使っちゃ 駄目 !
う ぉ ~ っ !
♪♪~
うわ ぁ ~ っ !
♪♪~
あれ に 触れたら 死ぬ ぞ ! うわ ぁ ~!
う ぉ ~ っ !
( 悲鳴 )
♪♪~
お前 が 陰 の リ ー ダ ー だった ようだ な 。
輪廻 眼 を 持って いよう と は 驚か さ れた わ 。
長門 …。
う ぉ ~ っ !
瞬 身 の 術 !
♪♪~
ハァ ハァ ハァ …))
( 長門 ) 弥彦 は 死んだ 。
それ から 俺 は 弥彦 に 代わり 組織 の リ ー ダ ー と なった 。
成長 した はずな のに 前 と 何も 変わら なかった 。
両親 が 死んだ とき と 同じだ 。
俺 は 間違って いた 。
俺 の 出した かつて の 答え は クソ 以下 だ と 気づいた 。
命 の 恩人 であり 俺 の 夢 。
命 を かけて 守り たかった かけがえのない 友 … 弥彦 の 死 。
それ が 二 つ め の 痛み だ 。
( マト ー ) 大 魔 闘 演 武 予選 スカイラビリンス 開始 !
( グレイ ) 競争 っ つう なら 急 が ねえ と な 。
( ナツ ) おう ! ( エルザ ) 待て !
何 だ よ ? ゴ ー ル の 規定 が 5 人 揃って だ ぞ 。
ウェンディ が まだ いない 。 ( ル ー シィ ) あっ そう だった !
ウェンディ ! ( グレイ ) じゃあ どう すんだ よ ?
( エルフマン ) ウェンディ が い なくて も 漢 が ここ に いる !