NARUTO -ナルト - 疾風 伝 - シーズン 6 - 129 - 潜入 ! 雨 隠れ の 里
潜入 成功 だ の 。 意外に 簡単に いった が …。
さて どう か の ぉ …。
( 小南 ) どうした ?
( ペイン ) オレ の 雨 を 遮る ヤツ が いる 。
この チャクラ の 感じ … かなり の 使い 手 だ 。
《 さ ~ て どこ から 探る か の ぉ 》
アチチ … ばあさん ひと つ もらおう か の ぉ 。
毎度 。 アンタ 見かけ ん 顔 だ ね 。
よそ もんか ね ?
や あ なに … わし は 物書き で の 。 旅 を し ながら ➡
その 地方 の 名物 など 雑誌 で 紹介 し とる んじゃ 。
ほう そう かね 。 どう だ ね ? ウチ の 豚 まん は 。
う ~ ん ! おいしい の ぉ 。
ウワサ に は 聞い とった が この 豚 まん は 絶品 じゃ の ぉ !
そう じゃ ろう そうじゃ ろう 。
この 豚 まん ぜひ ウチ の 雑誌 で 紹介 し たい んじゃ が よい か の ぉ ?
雑誌 に … かね ?
ああ 本 に 載る と 客 が 殺到 して ➡
のんびり して おれ ん ように なる が の 。
そ … そう かね ? そりゃ 大変だ わ ね 。
いや ~ ここ ら あたり は 随分 と 平和だ の ぉ 。
んだ この 里 に 戦 が なくなった の は 全部 ペイン 様 の おかげ な んじゃ 。
ああ ありがた や ありがた や 。
ペイン ?
そう じゃ ペイン 様 じゃ 。
山椒 魚 の 半 蔵 は どうした ん じゃ ?
は あ ?
山椒 魚 の …。
あっ … ばあさん ジャマ した の 。
お 待た せ し ました 。
なあ あれ は いったい な んな んだ ?
えっ ?
ああ あれ は 天使 様 です よ 。
知り ませ ん か ? 今 天使 様 の 折り紙 を 店先 に 飾る と ➡
ご利益 が ある って ウワサ な んです 。
天使 … の ぉ …。
《 どういう こと だ ?
この 国 は 二 分 どころ か すでに 統一 さ れ とる 。
しかも 雨 隠れ の 里 に は ➡
山椒 魚 の 半 蔵 と いう 長 が いた はず 。
ここ は 焦ら ず じっくり と 探り を 入れ ん と いかんの ぉ 》
激しい 戦い に なり そうじゃ の ぉ !
( 手綱 ) フフッ … お 客 さん たら 冗談 ばっかり 言い ん しゃ って 。
いや わし は ウソ は つけ ん タチ で の ぉ 。 全部 ホント の こと じゃ 。
そぎゃ ん ね 。 なら よかった い 。
いや ~ 激しい の ぉ ! この 戦 は !!
ねぇ お 客 さん 私 ば 指名 す っと は 見どころ ある ばい 。
いや ~ ちょっと 知り合い の 素顔 に 似て おって の ぉ 。 手綱 ちゃん は 。
アハッ ! 名前 も そっくりな んで つい 指名 して しもう た んじゃ 。
遠く から 足 を 運んで きた 甲斐 が あった の ぉ 。
あら な ん ね 。 お 客 さん こ ん 里 の 人 じゃ なか と ね ?
ああ … まあ … わし の ような 傭兵 に ➡
働き 口 が ある と 聞いて 来た んじゃ が の ぉ 。
いや 確か 山椒 魚 の 半 蔵 が …。
シッ !! ここ で そん 話 は しちゃ いか ん よ 。
ほう … どうして じゃ ?
アンタ も 半 蔵 の 仲間 と 思わ る っと 殺さ る っば い 。
お ~ っ ! そりゃ また 物騒じゃ の ぉ 。
新 しか 長 の ペイン 様 は とって も 厳しい 人 やけん ➡
万一 にらま れたら 手加減 せ ん って 旦那 が 言い よら した 。
なん じゃ … 手綱 ちゃん は 亭主 持ち なんか …。
そぎゃ ん たい 。 旦那 は 里 の 下 忍 しと っと ばっ てん ➡
稼ぎ が 少な かけ ん 私 も こぎゃ ん して 働き よっ と 。
ほう そりゃ 大変じゃ の ぉ 。
( 手綱 ) 旦那 の 話 じゃ こん 里 の 雨 は ➡
今 じゃ ペイン 様 の 術 で 降らせ よる らし か 。
雨 に 打た れ っと 誰 が なん ば しよ っと か ➡
たちどころに わかる げ な よ 。
ほう … そりゃ また 恐ろしい 術 じゃ な 。
だけ ん 変な こつ は 言わ ん ほう が よか よ 。
手綱 ちゃ ~ ん !
ちょっと ごめん ね 。
《 すでに ペイン の 術中 と いう わけ か 》
何 が 「 今 から お土産 持って 帰る 」 よ 。
どうせ 飛 沫橋 の お土産 で ん 買って く っと ばい 。
フン … 所在ない 手紙 じゃ の ぉ 。
フッ …。
( 雷鳴 )
小南 オレ が 雨 を あげたら お前 の 術 で 侵入 者 を 捜せ 。
任せて 。
いく ぞ 。
ああ 。
( リュウスイ ) 雨 が ひどい な 。
( ユウダチ )1 杯 やる ついで に 雨宿り でも する か 。
この あたり は 最 下 地層 で 店 なんか ありゃ し ねえ よ 。
上 に 行く しか ねえ な 。
じゃ 雨宿り し に 上 に 行く か 。 で も いい の か ?
まっすぐ 帰る って 連絡 した んじゃ ない の か ?
ヘッ いい って こと よ 。 緊急 任務 だ 。
飲む の が 任務 なんて 聞いた こと ねえ ぜ 。
( リュウスイ ) ヘヘッ ついて る な オレ たち 。
いらっしゃい ませ 。
2 人 だ 。
酒 と 適当な つまみ を くれ 。
今日 は 日曜 じゃ ない よ な ?
ペイン 様 に 何 か あった って こと だ 。
これ から 他国 へ 出かける の かも しれ ない な 。
でも 他の 曜日 に 降った こと なんて 今 まで なかった ぜ 。
それ だけ 力 を 使う ご 用事 な の かも しれ ん 。
でも こう 降ら れちゃ 。
おい 口 を 慎め 。
ペイン 様 は この 街 の 者 たち の ため に 身 を 削って おら れる 。
少し は 我慢 しろ 。
そりゃ そう だ けど 。
はい お 待た せ し ました 。
おい ! 何も 用意 できて ねえ じゃ ねえ か 。
いえいえ お 客 様 方 も の すごく ついて らっしゃい ますよ 。
本日 は 当店 の 開店 記念 サ ー ビス が あり まして です ね 。
なに ホント か ? どんな サ ー ビス なんだ ?
クラブ フロッグ 特製 拷問 サ ー ビス で ございます 。
お前 いったい 何者 だ ?
質問 する の は こちら だ 。
いろいろ 聞か せて もらう ぞ 。
( リュウスイ ) 今 だ 逃げろ !
なに ? 観念 する んじゃ な 。
(2 人 ) うわ ~ っ !
やれ 小南 。 ああ 。
さて お前たち 下っ端 でも クナイ を 振り回して いた ところ を 見る と ➡
一応 忍 だ な ?
その 抜け 忍 の しるし は ペイン へ の 忠誠 の 証 しか ?
クソッ 。 どこ だ ? ここ は 。
カエル の 腹 の 中 だ 。
まあ 絶対 に ここ は 見つから ん の ぉ 。
よって 助け も こない 。
お前 何者 だ !
質問 する の は わし の ほう だ と 言った はずだ の ぉ 。
違う か ? そ その 羽 で 何 を する 気 だ !
くすぐる 。
笑い 死に し たく なけりゃ わし の 質問 に すべて 答えて もらう 。
お前たち の 長 ペイン に ついて な 。
アハハハッ 。
さあ 吐け 。 ペイン に ついて 知って る こと を すべて 吐く んだ 。
う っ …。
我慢 しろ ! オレ は 何 が あって も ➡
仲間 は …。
意外に 我慢強い な 。
こう なれば 奥の手 だ の ぉ 。
な 何 を する 気 だ ?
どう あって も 吐か ない の なら わし の 術 で ➡
お前たち を カエル に 変える 。
カ カエル に 変える …。
アハハハハッ 。
アンタ いったい どう し たい んだ ! さあ 吐け !
オレ たち は 下っ端 でも ここ の 忍 だ 。
絶対 に 仲間 は 裏切ら ない 。
どんな こと を して も ムダ だ ! オレ たち を 甘く 見る な !
なら 仕方ない の ぉ 。
忍法 カエル 変える の 術 ! やめろ !
キサマ 卑怯 な ! さて 次 は お前 だ !
覚悟 は いい か ?
西 の いちばん 高い 塔 に ペイン 様 は いらっしゃる 。
と 言わ れて いる 。
あれ あれ れ ? ずいぶん と 簡単に 裏切り ました な キミ 。
まあ いい 。
言わ れて る って いう の は どういう こと だ ?
実は ペイン 様 の こと を 詳しく 知る 者 は どこ に も い ない んだ 。
どういう こと だ ?
風 魔 一族 の 血 を 引く と 言わ れて いる が ➡
誰 も 彼 の 顔 を よく 知ら ない し ➡
実際 に は 存在 し ない んじゃ ない か と ➡
噂 する 者 さえ いる 。
少し ばかり この 街 を 歩いた が ➡
誰 も が ペイン の 名 を 口 に し 崇めて いた ぞ 。
ウソ を つく んじゃ ない の ぉ !
この 街 で は ペイン 様 は 神 と 同じだ 。
いるい ない の 問題 じゃ ない 。
オレ たち を いつも 見守って くださって いる 。
祭礼 行事 や 演説 命令 など は ➡
すべて 代理 者 を 使わ れる んだ 。
天使 様 を な 。
天使 様 ?
お前たち の 長 だ ろ 。 なぜ 仲間 に も 姿 を 隠す 必要 が ある 。
こういう とき の ため さ 。
なるほど 。
お前 旧 雨 隠れ の 残党 じゃ ない な 。
いったい 何者 だ ?
わし の こと は どう で も いい 。
それ より 旧 雨 隠れ の 残党 と は どういう こと だ ?
ヘッ ホント に 何も 知ら ねえ みたいだ な 。
よそ者 か 。
ちょっと 前 まで は 残党 の ヤツ ら が ➡
こと ある ごと に 潜入 して きた から な 。
まあ 今 は その 心配 も ない 。
紛れ込む と すれば お前 の ように ➡
外 から 運よく 忍び 込めた 輩 くらい だろう 。
心配 ない ? どういう こと だ ?
この 国 は 内戦 中 だ と 聞いて いる が の ぉ 。
無理 も ない な 。 この 国 は 閉鎖 的だ 。
教えて やろう 。 すでに 内戦 は 収まった 。
我々 の 勝利 だ 。
だから ペイン 様 は 伝説 に なって る 。
雨 隠れ を 潰した 。 たった 1 人 で な 。
信じ られ ん 。
いかに ペイン と やら が 強い と いって も ➡
雨 隠れ の 長 は 山椒 魚 の 半 蔵 と して ➡
忍 の 世界 で 知ら ぬ 者 など いない 男 だ ぞ 。
そう だ 。 半 蔵 は その 実力 も さること ながら ➡
とても 用心深く その 側 に 近づく こと すら 困難 を 極めた 。
24 時間 交代 で 身辺 に 護衛 を つけ ➡
近づく もの に は 子供 であって も 身体 検査 を 行う 徹底 ぶり だった 。
その 半 蔵 を どう やって やった ?
ペイン の 能力 は 何 だ ?
だから 言った ろ 。 オレ たち は 何も 知ら ねえ よ !
(( 半 蔵 : ここ まで 追い詰め られる と は な 。
若い の に たいした もの だ 。
この 戦い おそらく 木 ノ 葉 隠れ の 勝利 だ 。
お前たち は 生かして おいて やろう 。
情け は いら ねえ まだまだ 戦える !
よせ 自 来 也 !
お前たち 3 人 は 強い 。
そして ここ で さえ も 生き残り オレ を 手 こ ずら せた 。
お前たち に は 時間 を やろう 。
もっと 強く なって から かかって こい 。
命 の 代償 に それぞれ 名 を 名のれ 。
くっ … 自 来 也 。
綱 手 。
( 大 蛇 丸 ) 大 蛇 丸 。
お前たち の 名 は とくと この 胸 に 刻んだ 。
自 来 也 綱 手 大 蛇 丸 。
この 半 蔵 これ より お前たち を 木 ノ 葉 の 三 忍 と 呼び 称えよう ))
信じ られ ん 。 あの 半 蔵 を たった 1 人 で 。
ヘヘッ 神 の やる こと だ から な 。
恐ろしい 術 を 使う の さ 。
だが ペイン 様 の 恐ろし さ は その 術 じゃ ない 。
本当に 恐ろしい の は その 容赦 ない 強い 刃 の 心 。
己 の 理想 を 脅かす 不安 分子 は 徹底 的に 潰した 。
倒した の は 半 蔵 だけ じゃ ない 。
その 両親 と 妻子 を 殺 め 離れた 親類 や 友 ➡
その 赤子 に さえ 手 を かけた 。
そして その 住 処 を 焼き払い ➡
つながり の あった 里 の 依頼 主 たち まで すべて 殺し ➡
すべて を 無にした 。
裁き だ 。
まさに 神 の ようじゃ ない か 。
神 か 。
そう だ 。
なら その お前たち の 神 が しよう と して いる こと は 何 だ ?
いくら お前たち が 下っ端 でも 知っている こと は ある だろう ?
神 の なさる こと だ 。
オレ ら に は 見当 も つか ねえ よ 。
そう か … なら 神 で は なく ➡
暁 に ついて なら 少し は 知 っと る こと が ある か の ぉ ?
知ら ねぇ な そんな の 。
お前 の その 腕 と 足 … 動け ぬ よう 拘束 し とる んだ が の ぉ 。
実は それ だけ じゃあ ない 。
脈拍 を 測って いる 。
ウソ を つけば それ で すぐ わかる と いう こと だ 。
知っている こと は 洗いざらい 吐け !
で なけりゃ お前 も 一生 トンボ や ハエ を 食って ➡
暮らす こと に なる ぞ 。 くっ …。
( ペイン ) さて … 侵入 者 を 狩る か 。
( カナ ) 何 よ これ …。
お 墓 が … 光って る 。
雨 が …。