Yuu ☆ Yuu ☆ Hakusho ( Yu Yu Hakusho : Ghost Files ) Episode 88
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( ナレーション ) 境界 トンネル が 開か れる の は もはや 時間 の 問題 と なって い た
幽助 ( ゆう すけ ) は 仙水 ( せんすい ) の 持つ 7 つ の 人格 の うち の 1 人
カズヤ の 残虐 非道 な 攻撃 に よって
最大 の 窮地 に 立た さ れ て い た が
駆けつけ た コエンマ に よって 辛く も ピンチ を 脱し た
しかし 幽助 は 仙水 と の 決着 を つける ため
魔 封 環 ( ま ふう か ん ) を 使 お う と し た コエンマ を 制し
再度 戦い を 挑む
そして 幽助 の 激しい 反撃 の 中
ついに 仙水 忍 ( しのぶ ) が その 姿 を 現し た
( 仙水 ) 忍 です よ はじめ まして
( 幽助 ) クッ あ … ああ
面白 ( お も しれ ) え
ハハハ …
クッ
( 仙水 の 笑い声 )
( 御手洗 ( み たらい ) ) こ … こんな 仙水 さん 見 た の は 初めて だ
( 蔵 馬 ( くらま ) ) 確か に 今 まで の 仙水 と は ひと 味 も ふた 味 も 違う
( 樹 ( いつき ) ) 忍 に なった とき の 仙水 に は 危な さ も 冷静 さ も
威圧 感 も 全て そろう
その 純粋 さ ゆえ に 苦しみ 絶望 し て いく 忍 を
俺 は 見守って き た
俺 は 忍 が いちばん 好き な ん だ
( 飛 影 ( ひえ い ) ) チッ
( 桑原 ( くわばら ) ) チェ ! どうのこうの 言った って
所詮 どれ も これ も 同じ 仙水 の 切れ っ 端 じゃ ねえ か
何の こと は ねえ
結局 ヤツ は 最初 から たった 1 人 な の さ
浦 飯 ( うらめし ) ビビ ん な ! 忍 だ ろ う が 何 だ ろ う が
さっき まで と 同じ ヤツ に 変わりゃ し ねえ
( 仙水 の 笑い声 )
な … 何 が おかしい
( 笑い声 )
う わ っ 黄金 の 霊 気 ? いや …
あっ ああ …
あれ は 霊 気 じゃ ない
妖気 で も ない ぞ
( 桑原 ) 霊 気 でも 妖気 でも ねえ だ と ? だったら 一体 何 な ん だ
ああ …
( コエンマ の うめき声 )
( コエンマ ) あ … 痛 ( い て ) え 痛 て て て あっ
ま … まさか これ は …
この 気 は … 聖 光 気 ( せいこう き ) !
聖 光 気 ?
( 桑原 ) 何 だ そりゃ ( 蔵 馬 ) まさか !
幻 海 ( げんかい ) すら 持ち 得 なかった 究極 の 闘 気
お前 は それ を この 10 年 足らず で …
( 仙水 ) 生まれつき どう しよう も ない 才能 の 差 は ある もの だ
例えば 浦 飯 君
君 の 気 が 仮に 俺 の 数 十 倍 の 容量 を 持った と し て も
君 の 気 で は 聖なる 力 を 持て ない
( 幽助 ) 何 ?
質 も 量 も 俺 が 上 だ
( 幽助 ) う っ あ … ( コエンマ ) あ ああ …
弱い 者 いじめ に なって しまう かも しれ ない な
ああ !
ああ …
う う …
( 桑原 ) 浦 飯 !
( 幽助 の うめき声 )
クッ ああ …
幽助 …
うわ ー !
て や あ !
う う っ
て や ー !
だっ
( 仙水 の 笑い声 )
( 幽助 ) が っ … で や あ !
何 ?
もう 休み たまえ
( 骨 が 折れる 音 )
うわ ー !
浦 飯 !
へ … そんな 簡単 に 渡 せ ねえ な
あ あ …
まだ 死に たく ない だ ろ ?
フッ 降参 より マシ だ
( コエンマ ) う っ あ … い … 忍
( コエンマ ) 忍 ( 幽助 ) 黙って ろ
( コエンマ ) 幽助
て め え は … て め え は 黙って ろ
( コエンマ ) う っ
このまま やら せろ やら せ て くれよ 頼む
幽助 …
お前 一体 …
( 幽助 ) もう ちょっと な ん だ よ
さっき から あと ちょっと で 俺 も …
何 か つか め そう な ん だ
あ … 何 ?
( 幽助 ) 忠告 し と く ぜ
怖けりゃ 今 の うち に 迷わ ず 俺 を 殺 せよ
さあ 来い
きっと すげ え こと が 起きる ぜ
そう なる 前 に とどめ を 刺し に 来い よ
( 桑原 ) 浦 飯 の ヤツ 何 か 策 が ある み て え だ
( 飛 影 ) ある と は 思え ん な ( 桑原 ) 何 ?
( 飛 影 ) 1 対 1 で 勝 てる 相手 じゃ ない
何 だ と この ! あ …
飛 影 が 汗 を こんなに …
貴 様 は 人間 だ から 感じ ない らしい
ヤツ の 今 の 気 は 妖怪 で いえ ば S 級 クラス だ
( 桑原 ) 何 ? ( 蔵 馬 ) 仙水 は 今
できる かぎり 最小 限 に 力 を 抑え て いる
幽助 の 腕 を 折った とき も アリ を つまむ くらい 優しく …
( 桑原 ) 蔵 馬 お め え まで … ( 飛 影 ) 甘かった な
仙水 の ヤツ ただ の 身の程 知ら ず だ そう 思って い た
が 本気 で 俺 たち を 皆殺し に できる ほど の 力 を 持って い や がった
笑える ぜ 魔 界 で すら
S 級 クラス の 力 の 持ち主 に は めったに 会え ん
それ が 人間 界 で
しかも 人間 の 中 に あんな ヤツ が いる と は …
( 桑原 ) そ … そんな … ( 御手洗 ) あ あっ
( 蔵 馬 ・ 飛 影 ) あっ
( 桑原 ) 何 だ ? ( 御手洗 ) ハッ
おや ? こんなに 力 を 抑え て いる のに
もう 大地 に 影響 を 与え て しまった
ク …
( 仙水 ) 俺 の 唯一 の 欠点 だ ハハ …
人間 界 で は 俺 の パワー は すご すぎる
五 分 の 力 すら 出 せ ない
ストレス だ よ これ は フフ フフ …
関係 ねえ ん じゃ ねえ の か
人間 界 ぶ っ 潰し たい ん だ ろ ? ぶ っ 壊せ ば いい じゃ ねえ か
ストレス 感じる って いう なら よ 全力 で 暴れ て みろ よ
バカ 者 め が ! それ が 傲慢 だ と いう の だ !
( 幽助 と コエンマ の うめき声 )
( コエンマ ) う わ っ
( 仙水 ) おっと 失礼
( コエンマ ) う … あ … ( 幽助 ) う わ っ
( 仙水 ) 俺 は 花 も 木 も 虫 も 動物 も 好き な ん だ よ
嫌い な の は 人間 だけ だ
俺 は て め え が 嫌い だ
立ち たまえ
とど め を 刺し て やろ う
とど め を 刺し て やろ う
魔 界 の 者 たち も ここ に 出 たい と 叫 ん で いる
( 妖怪 たち の うめき声 )
お前 が いる と 目障り だ
( コエンマ ) 幽助 魔 封 環 を よこせ まだ 間に合う
お しゃぶり か ? ねえ よ
何 … もう ない ?
フン 取ら れ ち まった よ あいつ や っぱ すげ え わ
( コエンマ ) う …
う …
好都合 だ
魔 封 環 ! は あー !
( 一同 ) あっ
う う …
う … あ あっ
( 仙水 ) ぐ わ っ ( コエンマ ) ハアー
ぐう う …
あれ が 魔 封 環 か
ああ 霊 界 に 存在 する 防御 系 呪文 の 中 で
最大 最強 に 位置 さ れる もの だ
長い 年月 を かけ て 自ら の 霊 気 を 聖なる 道具 に 送り込む
聖なる 道具 ?
俺 は てっきり 乳 離れ し て ねえ ん だ と 思って た
そい つ を 敵 ( てき ) に 放ち 強力 な 結 界 を 作る
何 百 年 も の 間 霊 気 を 凝縮 し て おい た 魔 封 環
たとえ S 級 妖怪 でも この 呪文 に かかれ ば
身動き すら でき なく なる はず
この 技 は 過去 に 2 度 しか 使って い ない
そして 人間 に 向け て 使う の は これ が 初めて だ
ぐ お おお …
( 妖怪 たち の 叫び声 )
( 仙水 の うめき声 )
一緒 に 行 こ う 忍
魔 界 へ
( 仙水 ) ど … う … う わ っ う わ あー !
( 地響き )
( ぼたん ) あっ 何 ?
( 海 藤 ( かいとう ) ) あ … じ … 地震 か ? ( 柳沢 ( やなぎ さわ ) ) 一体 何 が 起こって る ん だ
( ぼたん ) 幽助 コエンマ 様 …
地震 が 起き たら それ が 合図 だ
すぐ オヤジ に 知らせろ
コエンマ 様
ハッ
( 柳沢 ) ぼたん さん !
一体 どこ へ 行った ん です ?
( 幻 海 ) 霊 界 だ よ ( 海 藤 ) え ?
エンマ 大王 の 所 へ 知らせ に 行った ん だ ろ う
エ … エンマ 大王 ?
ホント に い た ん です か ? そんな 人 が
( 幻 海 ) いちいち うるさい ね 納得 し な
それ より 幽助 たち が 気がかり だ
一体 中 で 何 が ?
( 幻 海 ) わから ん だ が
とてつもない こと が 起き て いる の は 確か だ
もはや 我々 の 手 に 負え る レベル で は ない かも しれ ん
ハアー
あ あっ
魔 封 環 が 抑え られ てる
( 御手洗 ) 頑張れ コエンマ さん
そ … そんな … そんな バカ な …
う う … ハアー !
くう …
( 地響き ) ( 人々 の ざわめき )
( 男性 A ) なん だ ? 地震 だ !
( 静 流 ( し ずる ) ) あっ !
( 静 流 ) 螢子 ( けいこ ) ちゃん 危ない ! ( 螢子 ) キャー !
( 静 流 ) 螢子 ちゃん 大丈夫 ? ( 螢子 ) はい
それにしても この 地震 長い わ もう 数 分 も 続 い てる
( 地響き ) ( 螢子 ・ 静 流 ) あっ
あっ
( 人々 の ざわめき )
す … すげ え
( 女性 A ) 今 の 何 ? ( 女性 B ) あっ ち の ほう よ
( 男性 B ) UFO ( ユーフォー ) か 何 か か ?
何 な の ? あれ は …
( 男性 C ) おい ここ か よ ( 男性 D ) すごい 光 だった な
( 男性 C ) おお さっき ここ から ものすごい 光 が 出 た ん だ よ
( 男性 D ) 深い よ これ 底 が 見え ねえ ぜ
( 男性 E ) 確か 蟲 寄 ( むし より ) 市 の 下って
水脈 が 走って た ん だ よ な
( 男性 F ) ああ
入 魔 ( い り ま ) 洞窟 と つながって る 自然 の 大 地道 さ
( 男性 G ) 下 から 何 が 飛び出 て き た ん だ ?
( 男性 H ) UFO じゃ ない か ?
( 男性 F ) いや プラズマ じゃ ない か ?
これ って もし かして …
ああ … とてつもない 力 が 動 い てる
あの 子 たち 無事 だ と いい けど …
( 静 流 ) ハッ 螢子 ちゃん ! ( 螢子 ) ちょ … ちょっと …
どう し た の ?
( 静 流 ) 何 か 嫌 な 予感 が する わ ここ に い ない ほう が いい
どこ か 見晴らし の いい 所 へ 行き ま しょ う
幽助 …
( 仙水 ) フフフフフ …
7 人 いる 人格 の 中 で 俺 だけ が 聖 光 気 を 使える
あ …
コエンマ お前 の 魔 封 環 妖怪 か 並 の 人間 なら 効 い た だ ろ う
だが 考え て み た まえ
人間 に とって 究極 の 気 で ある 聖 光 気 は 聖なる 力
霊 界 の 技 に 共鳴 こそ すれ
封じる こと など でき ない
( 妖怪 たち ) う う …
( コエンマ ) あっ ああ …
もう わし で すら お前 を … お前 を 止め られ ん の だ な
何 百 年 か の 苦労 が 水 の 泡 だ な
( コエンマ ) これ まで か …
う っ あ …
諦め ん の は まだ 早い ぜ
( コエンマ ) 幽助
無理 だ よす ん だ !
わし が 長い 間 かけ て 霊 力 を ため た 魔 封 環 でも ダメ だった ん だ ぞ
おっと そう そう とどめ だった ね
( 幽助 ) や れる もん なら やって みろ !
ヘッ 見ろ よ あいつ の 自信 を !
浦 飯 は きっと 考え が ある ん だ タダ で くたばる ヤツ じゃ ねえ
( 蔵 馬 ) ま … まさか … ( 桑原 ) あ ? 何 だ 蔵 馬
桑原 君 君 が 戸 愚 呂 ( とぐろ ) の とき に やった こと
それ を 今度 は 幽助 が …
俺 が 戸 愚 呂 に やった こと ?
幽助 は あの とき と 同じ 気持ち で …
( 桑原 ) あの とき … ん … あっ !
ど りゃ あ ~ !
ぐ あっ う っ …
あと は … 頼 ん だ ぜ
あと は … 頼 ん だ ぜ
まさか …
幽助 は あの とき の 君 と 同じ つもり だ
だ ろ う な
( 桑原 ) そ … そんな … 浦 飯 の ヤツ
( ナレーション ) コエンマ の 魔 封 環 で すら
仙水 の 力 を 抑える こと は でき なかった
全て の 力 を 使い果たし た 浦 飯 幽助 に 残さ れ た 武器 は
自分 の 死 に よって 仲間 の 力 を 引き出す こと な の で あ ろ う か
( 桑原 ) て め え は いつ だって そう だ
1 人 で かっこ つけ て 1 人 で イキ や がって
周り の 俺 たち の こと なんか これ っぽ っち も 考え ちゃ い ねえ
いつも 俺 の 前 に いやがって いつも 俺 は お前 を 追いかけ て …
今さら 勝ち 逃げ か よ え ? 浦 飯 !
次回 「 予感 ! 全て が 止まる 時 」
浦 飯 !
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