Yuu ☆ Yuu ☆ Hakusho ( Yu Yu Hakusho : Ghost Files ) Episode 63
♪ ~
~ ♪
( 戸 愚 呂 ( とぐろ ) 弟 ) う わ あー !
( ナレーション ) 暗黒 武術 会 最終 決戦
ついに 100 パーセント の 姿 と なった 戸 愚 呂 に 対し て
幽助 ( ゆう すけ ) は フル パワー で 霊 丸 ( れい がん ) を 撃った
だが …
( 戸 愚 呂 弟 ) 喝 !
ヤアー ! おう !
( 幽助 ) あっ … うわ ー !
( マイク : 小 兎 ( こと ) ) と … 戸 愚 呂 選手
100 パーセント の 姿 から 繰り出し た 猛烈 な パンチ
浦 飯 ( うらめし ) 選手 3 階 客席 まで 吹っ飛び まし た
( 幽助 ) う う … クッ …
( 戸 愚 呂 弟 ) 勘違い し て ない か ね 浦 飯 君
お前 は まだ 100 パーセント の 俺 と 戦う 資格 を 持った に すぎ ない
今 の お前 を 殺す に は 片手 で 十 分 だ
だが それ で は 俺 が 100 パーセント に なった 意味 が ない
お前 の 最大 の 力 を 見る ため に 俺 は 100 パーセント に なった
だから お前 に は 義務 が ある
今 持てる 力 を 最大 限 に 使い 尽くし
俺 と 戦う 義務 が
まさに 鉄 の ロジック
( 桑原 ( くわばら ) ) 野郎 …
口 に 税金 が かから ない と 思って 言い たい 放題 言い や がって
( コエンマ ) 本能 だ
闘争 本能 だけ で ヤツ は 生き て いる ん だ
本能 ?
違う ね
純 然 たる 俺 の 意志 だ
わかり やすく 言え ば 戦い は 俺 の 生きる 目的 だ よ
本能 など と いう もの は 生きる ため の 手段 に すぎ ぬ
この よう に な
( 妖怪 たち の 悲鳴 )
( 凍 矢 ( とうや ) ) 戸 愚 呂 の 妖気 で 死 ん だ ヤツ ら の 魂 が …
( 鈴 駒 ( りん く ) ) 戸 愚 呂 に 吸い込ま れ て いく
( 酎 ( ちゅう ) ) 食って や がる ん だ
100 パーセント の 俺 は ひどく 腹 が 減る
弱い 者 から どんどん 食う ぞ
この 会場 の 餌 を 食い 尽くす のに 20 分 と かかる まい
ぼんやり し て て いい の か ね ? お 友達 も 応援 に 来 てる ん だ ろ う
フフハハハ …
( コエンマ ) は あ !
( 円 ( えん ) ) 魁 ( かい ) !
( 妖怪 A ) うわ ー !
( 悲鳴 )
( 樹 里 ( じゅり ) ) ああ …
( 妖怪 B ) 冗談 じゃ ねえ つきあって らん ねえ ぜ
( 妖怪 C ) 早く ここ を 出る ん だ !
( 悲鳴 )
戸 愚 呂 選手 の 妖気 を 恐れ て
観客 たち が 一斉に 会場 から 脱出 し 始め まし た
もはや 会場 パニック
( 静 流 ( し ずる ) ) やり たい 放題 だ な
あの 腐れ 筋肉 野郎
( 雪 菜 ( ゆき な ) ) ダメ です 静 流 さん
プー さん の 作って くれ た この 結 界 から 出 て は 危険 です
( 地鳴り )
( 妖怪 D ) 何 だ この 壁 は !
( 左京 ( さ きょう ) ) こんな すばらしい ショー を 見逃す こと は ない
チケット 代 は クズ 同然 の 命 だ 安い もん だ ろ
( 妖怪 E ) こう なったら やら れる 前 に やって やる ぜ
( 妖怪 たち ) うわ ー !
餌 は 黙って 見 て ろ これ は 俺 と 浦 飯 の 戦い だ
て め え と …
て め え と 一緒に す ん じゃ ねえ !
( 戸 愚 呂 弟 ) やはり 憤怒 ( ふん ぬ ) か …
お前 の 力 を 引き出す に は 怒り が 必要 な の か
( 妖怪 F ) このまま じゃ 食わ れ ち まう
う お ー !
( 妖怪 G ) こう なったら ヤツ に 頼る しか ねえ
( 妖怪 H ) 浦 飯 ! 負け ん じゃ ねえ
( 妖怪 I ) 戸 愚 呂 を 倒せ !
( 飛 影 ( ひえ い ) ) 勝手 な ヤツ ら だ
( ジョルジュ 早乙女 ( さおとめ ) ) 嫌い だ な
まだまだ 足り ん な
( 骨 が 鳴る 音 )
( 幽助 ) う っ ! うわ ー !
う っ !
( 螢子 ( けいこ ) ) 幽助 …
( ぼたん ) 螢子 ちゃん
( 螢子 ) あたし … あたし 何 を 見 てる の ?
つい この 間 まで あたし も 幽助 も 毎日 学校 へ 通って バカ やって
あたし は 幽助 の せい で 迷惑 ばかり 被って
それ でも 夜 に なれ ば 夕飯 ちゃん と 食べ た か な と か 心配 し て
朝 に なれ ば また 学校 へ 引っ張って いく
それ は 少し 退屈 な 繰り返し だった けれど
優しい 光 に 満ち た 世界 で 幸せ な 毎日 が 続 い て た
ずっと このまま だ と 信じ て 疑わ なかった
でも 今 幽助 が あんな に 傷つき ながら 戦って る
そう これ は 夢 よ
あっ ち が 現実 な ん だ も の
これ は 夢 よ ね
帰 ろ う … 帰 ろ う よ 幽助
一緒に 帰 ろ う !
幽助 !
螢 … 子 …
幽助 一緒に 帰 ろ う
1 人 で 帰れ よ 俺 に は 男 の つきあい が あん だ よ
( 螢子 ) また ケンカ ね ダメ よ ( 幽助 ) お … おい
( 幽助 ) メロン も スイカ も 同じ じゃ ない か
や ー い ここ まで おいで
お 尻 ペンペン あっ …
( 螢子 ) だ から 早く 帰 ろ う って 言った のに
( 螢子 ) バカ ( 幽助 ) ヘック ション !
幽 ちゃん 帰 ろ う
うん
ハッ !
( 戸 愚 呂 弟 ) もう 帰 れ ない ん だ よ 浦 飯
( 螢子 ) あ !
( 戸 愚 呂 弟 ) フフ フッ … ( 螢子 ) あっ !
あっ !
う ぐ っ !
( 戸 愚 呂 弟 ) どう し た ? 動か ない の か ?
その 格好 で みんな が 食わ れる の を 待つ か ね
( 妖怪 たち の 苦しむ 声 )
( マイク : 小 兎 ) 戸 愚 呂 選手 の あまり に も 強烈 な 妖気 に
会場 内 の 観客 が 次々 と 倒れ て いき ます
どうやら 私 も 最後 まで お 伝え する こと が
でき ない かも しれ ませ ん
ハッ !
( 酎 ) しっかり しろ
そんな こっちゃ 魔 界 一 の 実況 アナ に な れ ん ぞ
は … はい
鈴 駒 大丈夫 か ?
( 鈴 駒 ) ああ
( 螢子 ) 幽助 …
螢子 ちゃん
しっかり おし 螢子 ちゃん
大丈夫 だ よ あんた の 幽助 は 勝つ よ
ここ で 負け たら 幻 海 ( げんかい ) 師範 に 合わせる 顔 が ない じゃ ない か
幽助 は 絶対 負け ない よ !
( 幻 海 の 声 ) やれやれ 世話 が 焼ける
今 の 声 は まさか …
100 パーセント の 俺 は 以前 の 俺 と は 別 の 生き物 だ
お前 の 力 を 引き出す ため なら 何でも する ぞ
あっ
こんな こと も な
( ぼたん たち ) あっ !
( ぼたん たち ) ああ …
次 は 当てる ぞ
て め え !
う お !
おら !
あ あー !
だ あー っ !
( 戸 愚 呂 弟 ) がっかり だ ぞ 浦 飯
やっと まとも に 戦 える 相手 が 見つかった と 思った ん だ よ
俺 を 失望 さ せ た 罪 は 重い ぞ
グフッ … ち っく しょう …
勝 て ねえ …
クソ なんとか な ん ねえ の か
どうやら 賭け は 私 の 勝ち の よう だ な
( コエンマ ) 強 すぎる 覚悟 する 時 が 来 た か
( 妖怪 J ) ダメ だ もう 終わり だ
( 妖怪 K ) 誰 も ヤツ に は かなわ ねえ みんな 食わ れ ち まう ん だ
こったら とこ で 死に たく ねえ
田舎 で リンゴ 作って 暮らし てれ ば よかった だ
( 静 流 ) 二十 歳 と ちょっと か 短い 人生 だった な
静 流 さん 何 弱気 な こ と 言って ん だい は ?
( 幻 海 の 声 ) 雪 菜 ぼたん
( 一同 ) は ?
( 幻 海 の 声 ) 4 人 分 の 結 界 くらい なら 作 れる な
( 静 流 ) あ ! ( ぼたん ) あ !
あ !
その 声 は やっぱり …
( 雪 菜 ) 幻 海 師範 !
でも 一体 どう し て ?
ばあちゃん の 魂 が プー に 乗り移って る ん だ よ
ん ?
( 幻 海 の 声 ) 盛り上がって る とこ 邪魔 する よ
お !
ば … ばあさん が よみがえり や がった
( 幻 海 の 声 ) 戸 愚 呂 幽助 の 本当 の 底力 を 見 たい ん だ ろ う ?
手っとり早い 方法 を 教え て やる よ
こいつ の … 幽助 の 仲間 を 殺す こと だ な
( 桑原 ) 何 …
( 幽助 ) ばあさん いきなり 何 を …
( 幻 海 の 声 ) 今 の こいつ は 自分 だけ で 真 の 力 を 引き出す こと は でき ない
誰 か 1 人 くらい 目 の 前 で 死な なきゃ 目 が 覚め ない の さ
バカ 言って ん じゃ ねえ よ
( 幻 海 の 声 ) どのみち このまま じゃ 全員 死 ん じ まう ん だ よ
1 人 が 犠牲 に なる こと で お前 の 実力 が 引き出さ れる なら
願ったり だ ろ
ふざけ ん じゃ ねえ !
見損なった ぜ クソ ばば あ
ほか の 者 ( もん ) の ため に
誰 か 1 人 見殺し に し て めでたし って かよ
できる か この クソ った れ が !
( 幻 海 の 声 ) 幽助
これ が お前 の 首 を 突っ込 ん だ 世界 な ん だ よ
力 の ない 者 は 何 さ れ て も しかたがない の さ
( 幽助 ) ど わ !
う っ …
それ は 俺 も 考え て い た
最後 の 手段 と し て な
お前 が 自分 自身 の 力 すら コントロール でき ない ほど 未熟 なら
それ しか ある まい な
クッ … やめろ
う ~ ん
お前 が いい な
え !
浦 飯 の 力 を 引き出す ため に
つまり は 俺 の ため に 死 ん で もらう
( 幽助 ) やめろ 戸 愚 呂 !
て め え !
う あー !
( 戸 愚 呂 弟 ) 邪魔 だ
ちくしょう …
ダア !
あっ …
あっ !
( 蔵 馬 ( くらま ) ) ヤツ が 仕掛け たら 3 人 で 攻撃 する しか ない
素手 で か ? お前 ろくに 妖力 も 残って ない だ ろ
それ は 黒 龍 波 ( こく りゅう は ) を 使った あなた も 同じ こと だ それとも 逃げ ます か ?
ふざける な 1 人 でも やって やる さ
( コエンマ ) 幻 海 なぜ あんな こと を …
本当 に 幽助 の 力 を 引き出す ため な の か
う わ ー っ !
う っ !
う っ …
惨め だ な
浦 飯
ク … クッ …
う おお !
う っ …
お前 は 無力 だ
( 幽助 ) う っ う う …
( 蔵 馬 ) 来る ぞ ( 飛 影 ) ふ っ
( 桑原 ) 待て
俺 1 人 で いい
桑原 君 何 を …
みすみす 殺さ れる 気 か
貴 様 考える 力 も なくなった の か
あっ
あっ
コエンマ
あんた 浦 飯 に 命 を 賭け て くれ た よ な
俺 も 賭ける ぜ しけ た 命 だ が な
( コエンマ ) 桑原 !
俺 は よ 根 が とことん 負けず嫌い で な !
蔵 馬 飛 影 手出し は 無用 だ
花 は 桜木 男 は 桑原 ただ じゃ やら れ ねえ
一 太刀 なり と ヤツ に 食らわし て やる ぜ !
よせ 桑原 !
ど りゃ ー !
フフフ …
お !
クッ …
ククッ …
浦 飯 …
て め え は … こんな もん じゃ ねえ … はず だ ろ
俺 を がっかり さ せる な よ
( 蔵 馬 ) 桑原 君 しっかり しろ
桑原 君 ! 桑原 …
クッ …
う っ …
( 雪 菜 ) ああ …
( 戸 愚 呂 弟 ) どう だ ね 少し は やる 気 に なった か ね
1 人 じゃ 足り ない か
なん なら もう 1 人 くらい 死 ん で もらう か ね
( 戸 愚 呂 弟 ) ん ?
お っ !
寒気 ? この 俺 が …
情け ねえ
仲間 1 人 助け られ ねえ よ
( 酎 ) こいつ は …
今 まで の 幽助 の “ 気 ” じゃ ない
とんでもない 霊 気 の 風 だ
( 幽助 ) 許 せ ねえ
誰 より も 俺 自身 を 許 せ ねえ よ
吹っ切れ た な
( ナレーション ) 桑原 の 死 に よって 深い 悲しみ と
絶望 の どん底 に たたき 落とさ れ た 幽助
果たして 立ち上がった 幽助 に
100 パーセント の 戸 愚 呂 と 戦 える 力 は ある の か
( 幽助 ) 強 ( つえ ) え とてつもなく 強 え ぜ
けど よ あんた は やっぱり 強 すぎ た ん だ よ
その 強 さ の 中 に 自分 を 見失 っち まっ た あんた に は
もう 勝者 に なる 資格 なんか ねえ
見せ て やる ぜ
これ が 霊 光 波動 拳 ( れいこう は どうけん ) 究極 奥義 だ !
次回 「 死闘 決着 ! 最後 の フル パワー 」
俺 が ケリ を つける !
♪ ~
~ ♪