Darling in the FranXX Episode 17
( イクノ ) 何 に だって 終わり は 来る
違う の は 早い か 遅い か だけ
この 揺り籠 の よう な 場所 で 今日 も まど ろん で いる
♪~
~♪
( ヤスリ の 音 )
( イクノ ) 痛く ない の ? ( ゼロ ツー ) 全然
( ゼロ ツー ) フフッ … ミク 準備 でき た ?
( ミク ) ジャ ~ ン !
( ゼロ ツー ) どう ? ( ミク ) バッチリ !
( ミク ) ヒロ も 絶対 喜ぶ よ ( ゼロ ツー ) フフ フッ …
( ゾロメ ) おい ! 大変 だ !
( 9 ' α ( ナイン アルファ ) ) や あ
( イチゴ ) あなた たち … なんで …
( 9 ' α ) 様子 を 見 に 来 た ん だ パパ に 言わ れ て ね
( ゴロー ) パパ に ? 俺 たち 見捨て られ た わけ じゃ なかった の か
( 9 ' α ) アハハッ … まさか
気 に かけ て い た ぐらい だ よ
( ミク ) よ … 良かった ぁ
… ん だ よ そういう こと は もっと 早く 言え よ
( ゾロメ ) ハァ … 良かった ( 9 ' α ) フッ …
( 9 ' β ( ナイン ベータ ) ) それにしても これ は …
( 9 ' γ ( ナイン ガンマ ) ) コドモ が 暮らす 環境 じゃ ない な
( 9 ' α ) フフッ …
ねえ 僕ら が 泊まれ る 場所 用意 し て もらえ る か な ?
( イチゴ ) 泊まって いく つもり ?
言った だ ろ う “ 君 たち に 興味 が ある ” って
1 か所 に 集め られ てる の ?
( 9 ' β ) ああ 収容 施設 に ね
全て の フラン クス も そこ で 調整 を 受け てる よ
そう な ん だ …
どうして 私 たち だけ そこ に 連れ て いか れ なかった ん だ ろ う
( 9 ' γ ) パパ の 意思 じゃ ない の は 確か だ ね
ナナ や ハチ なら 知って る はず な ん だ けど な
どうして 君 たち に 説明 し ない ん だ ろ う ね
( 9 ' δ ( ナイン デルタ ) ) ねえ どうして 泣 い てる の ?
いろいろ 安心 し ちゃ って … N ずっと 不安 だった ん だ
ここ に 取り残さ れ た まま 終わる の か なって
案外 お前 ら いい ヤツ だ な !
ほら 食えよ ! いい 知らせ を 持って き て くれ た お 礼 だ
遠慮 す ん なって 結構 うまい ん だ ぜ
てっきり あなた たち は ゼロ ツー を 連れ戻し に 来 た の か と 思った
( 9 ' ε ( ナイン イプシロン ) ) アハハ ハッ … N 僕ら は 彼女 の お守り じゃ ない
同じ 仲間 だ よ
あまり 歓迎 し て くれ て い ない み たい だ けど ね
いつまで 人間 ごっこ を 続ける ん だい ?
彼ら と 同じ に は なれ ない のに
彼ら は ユニーク だ けど どう しよう も なく 不完全 だ
僕ら や 君 と は 決定 的 に 違う ん だ よ イオタ
( ゼロ ツー ) “ ゼロ ツー ” ( 9 ' α ) うん ? なに ?
( ゼロ ツー ) ボク の 名前 “ ゼロ ツー ” だ から
( 9 ' α ) パパ から もらった 親衛隊 の コード ネーム を 捨てる の かい ?
ダーリン が 付け て くれ た 大切 な 名前 な ん だ
フッ … アハハ ハッ …
せいぜい 頑張り な よ イオタ
( ヒロ ) ゼロ ツー
( ヒロ ) それ って さ … N ( ゼロ ツー ) ああ うん ミク に
( ヒロ ) へえ … N ( ゼロ ツー ) あん ま 見 ない で よ
( ヒロ ) フフッ … 似合って る ( ゼロ ツー ) あっ …
やっぱり もっと 見て い いよ
フフッ …
あっ …
( ゼロ ツー ) 前 より 大きく なって る ( ヒロ ) やっぱり ツノ かな ?
ボク と 乗った せい だ よ ね ?
ボク の 血 を 取り込 ん だ から ?
ボク が ダーリン の 運命 を ゆがめ ちゃ った ん だ よ ね
ダーリン
( 2 人 ) フフッ …
( ヒロ ) 俺 は うれしい ん だ 君 と 同じ に なれ た み たい で
( ゼロ ツー ) うん
( ゼロ ツー ) ねえ ダーリン
あの 絵本 は ね ボク の 中 に ある ん だ よ
( ヒロ ) うん
( ゼロ ツー ) 食べ ちゃ った ん だ 記憶 を 消さ れ そう に なった とき に
忘れ て しまい たく なかった から
人間 に なり たい って 思う よう に なった
その とき 教え て もらった ん だ 叫 竜 ( き ょ り ゅ う ) を 殺せ ば 人間 に なれる って
そんな わけ なかった のに ね
( ヒロ ) パパ たち が そう 言った の ?
ンッ …
( ゼロ ツー ) ねえ それ 見せ て ( ヒロ ) えっ ?
それ ! ダーリン も 描 い た ん でしょ う ?
えっ … あっ いや これ は …
( ゼロ ツー ) 見せ て って ( ヒロ ) ダメ !
フフッ …
( ゼロ ツー ) 見せろ ! ( ヒロ ) ウワッ !
プッ … ハハハハッ …
これ ! ハハハハッ …
( ヒロ ) だ から 見せ たく なかった ん だ
じゃ これ は 採用
えっ ? 本気 ?
ボク は この 絵 好き だ から
( ココロ ) あっ …
( 抱き 止める 音 ) ( 9 ' δ ) 大丈夫 ?
( ココロ ) あっ はい すみません
どうか し た ん です か ?
ちょっと 探検 みんな に は ナイショ だ よ
フフッ … 分かり まし た
お やすみ なさい
パパ が 教え て い ない こと ばかり だ
その うち 迎え が 来る って いう こと だ よ ね ?
そ したら この 生活 も 終わっちゃ う の か な
( ミツル ) 当然 そう なる でしょ う ね
ンッ …
少し 名残惜しい です
えっ ?
その … あなた と こうして 話せる よう に なった の は
ここ に 来 て から です から
ミツル 君 …
ココロ さん ?
女子 より ずっと たくましい ね 不思議 …
あっ …
男女 で こんなに 体つき が 違う …
やっぱり この 違い に は 意味 が ある ん だ ?
何 の 話 です ?
生みだす こと が できる って 書 い て あって …
えっ … あの …
( ツバ を 飲む 音 )
それ って 私 たち に とって 希望 に なる と 思う の
アア …
( 払いのける 音 ) ( ココロ ) ハッ …
( ミツル ) ココロ さん 一体 何 を …
私 は …
おいおい おいおい ! お前 ら 今 くっつ こ う と して なかった か ?
何 だ よ ? ヒロ と ゼロ ツー の マネ か ?
な … 何 か 用 です か ?
( ゾロメ ) えっ ? ああ 今日 の 水くみ 係 は お前 だ ろ う
そ … そんな こと より 2 人 で 何 を …
( ミツル ) 水くみ なら これ から 行き ます から !
( ゾロメ ) な … なん だ よ … たく さっさと しろ よ な
( ミツル ) どうして 急に あんな こと を …
急 じゃ ない よ ずっと 考え て い た こと だ から
アア …
( 足音 )
( ヒロ ) あれ ? ( ミツル ) ヒロ …
( ミツル ) ココロ さん が 何 を 考え て いる の か よく 分から ない ん です
そ っか …
ミツル 少し 変わった よ な
うん ?
周り の 誰 から も 距離 を 取って た じゃ ない か
あっ …
俺 の せい な ん だ よ な
俺 が 約束 を 破った から
そんな ミツル が 他人 に 対 し て 興味 を 持った ん だ
“ ココロ の こと 分かり たい 何 を 考え てる の か 知り たい ” って
“ 知り たい ” ? 僕 が ココロ さん を …
そう 多分 それ が “ 好き ” って こと だ よ
アア …
俺 が ゼロ ツー に 対 し て そう だ から
そう か … 僕 は ココロ さん の こと が 好き な ん だ
違って たら ごめん
俺 に は 自分 の こと で しか 話し て あげ られ ない から
いえ あなた らしい と 思い ます よ
フフッ … 久しぶり に あなた と 話せ て 良かった
フフッ …
( ミク ) あっ 来 た 来 た ! ( ヒロ ・ ミツル ) あっ …
ゾロメ から 聞い た よ ミツル ココロ の こと
( イクノ ) なんとなく そんな 気 は し て た けど
男 と 女 で くっつく の が はやって る みたい って 話 を だ な …
( ミク ) は いはい ガキンチョ は 黙って て !
( フトシ ) な … なあ キ … キス は ?
キス は し た の か ? ええ ?
( ミツル ) そ … それ は …
そ … そんな ! 俺 の ココロ ちゃん が !
( イクノ ) 落ち着き なって
( フトシ ) で … でも 2 人 が 幸せ なら 俺 は … 俺 は …
ねえ 君 たち さ …
( 9 ' α ) これ に 見覚え ある ? ( ココロ ) ハッ …
ある みたい だ ねえ
どういう こと か 教え て くれる かな ?
コード 556
( 9 ' α ) これ 君 の 落とし物 だ よ ね ?
君 が 持って いる はず の 物 で も ない ん だ
これ は どういう こと だい ?
( ミク ) えっ あれ なに ?
( ゾロメ ) 何 の 本 だ ? そりゃ ( ミツル ) それ は …
( ココロ ) 黙って い て ごめんなさい
私 赤ちゃん を つくり たい の
( ミク ) 赤ちゃん ? ( イチゴ ) … て 動物 と か の ?
( フトシ ) つくる って どう やって ?
へえ でも さ それ は パパ が 禁じ て いる こと だ よ
えっ ? そう な の か ? や べ え じゃ ん
( ゴロー ) 何 か 聞い てる か ?
( ココロ ) あ … あの ね
でも それ って よく ない こと な の か な ?
人間 は そう やって 生まれて き た の
えっ ? 俺 たち って パパ に 作って もらった ん じゃ …
( ココロ ) う うん 私 たち も ほか の 動物 たち と 同じ
ずっと 昔 から そうして き た ん だ よ
そう やって 命 を つ ない で き た はず で …
だから その …
多分 その ため に 男の子 と 女の子 は 分かれ て て …
自分 が い なく なる 前 に 何 か を 残し たい の
( 9 ' α ) “ 残す ” だって ?
そう 思って 生き て き た
でも ね そう じゃ ない かも しれ ない ん だ よ
あっ …
( ココロ ) 新しい 命 を 宿し て 未来 に 残し て いける かも って …
それ が 分かった とき 私 すごく うれしく て …
( ココロ ) だ から … N ( 9 ' α ) 気持ち 悪い
えっ ?
君 気持ち 悪い よ
ハッ …
( 9 ' α ) まったく くだらない
生殖 機能 なんて もの は 人間 が 進化 の 過程 で 捨て て き た もの だ よ
みんな 男 と 女 どちら か の 性別 に また 縛りつけ られ ちゃ う じゃ ない か
( ココロ ) そ … そんな …
君 たち だって ふだん 考える だ ろ う ?
フラン クス を 動かす ため だけ に 必要 な 面倒くさい 仕組み
それ だけ の こと さ
それ は …
えっ ?
( 殴る 音 )
( 口笛 ) ( イチゴ ) イクノ !
( イクノ ) “ 面倒くさい ” って 何 よ ( イチゴ ) あっ …
面倒くさい から 何 だって いう の よ !
人間 は 捨て て き た ん だ
生きる うえ で とことん 要ら ない 部分 だ から ね
なのに 君 たち と 来 たら …
( イクノ ) この ! ( ゴロー ) おい やめろ !
( ゴロー ) 落ち着け イクノ ( イクノ ) 離し て !
( ナナ ) そこ まで よ ( ヒロ ・ ミツル ) あっ …
( ゴロー ) ナナ さん ハチ さん …
( ナナ ) だ から 9 ' s を 入れる の は 反対 だった の よ
面倒 な こと に なる の は 目 に 見え て た ん だ から
ンッ …
( ハチ ) 彼ら が やって 来 た の は パパ の 意思 だ
追い返す こと は でき なかった
こんな テスト は 終わり に す べき だ わ
どういう こと です か ?
博士 の 指示 だ
それ が 13 部隊 の 最後 の テスト らしい
もちろん ずっと 監視 は させ て もらって い た が
( ナナ ) こっち は 知って る の よ ( ココロ ) あっ …
“ 子供 を つくり たい ” だ なんて …
そんな の 口 に する だけ でも 許さ れる こと じゃ ない わ
どうして その 機能 が 今 も 私 たち に 残って る ん です か ?
フラン クス に 乗る ため に 必要 な もの だ から よ
アア …
だから コドモ に しか ない それ だけ の 話
自分 たち が 特別 だ なんて 思わ ない で
じゃ この 感情 は ?
私 たち の この 気持ち は 何の ため に ある ん です か ?
( ノイズ )
ウウッ !
( 払いのける 音 ) ( ナナ ) 黙って !
( ココロ ) ナナ さん ? ( ナナ ) 黙り なさい よ !
( ハチ ) 寄宿舎 に 戻れ 今後 の こと は 追って 伝える
( ナナ ) ウッ … N ( ドア の 開く 音 )
( ナナ ) ハァ ハァ … N ( ハチ ) いつ から だ ?
( ナナ ) 1 週間 ぐらい 前 から
あの 子 たち の 生活 を 見て い たら イライラ し て …
フゥ …
( 9 ' α ) あれ あれ ? も しか して 思春期 を 再発 し ちゃ った ?
ち … 違う 私 は 思春期 なんて …
パラサイト だった ころ に 1 度 情操 教育 を 受け てる ん だ よ ね ?
2 度 目 と なる と かなり マズイ よ 新しい ナナ と 交換 し て もらい な よ
えっ ?
今後 は ちゃんと 本来 の 仕事 を し て よ ね
博士 と コソコソ なんて し て ない で … さ
この こと は パパ たち に 報告 さ せ て もらう よ
ンンッ …
( フラン クス 博士 ) そう か ナナ は もう 使え ん か
今後 テスト の 継続 は 難しい か と
( フラン クス 博士 ) だ ろ う な
だが 面白い データ は 取れ た
人間 本来 の 生殖 本能 の 開花 …
想定 以上 だ よ
( 賢人 B ) 人類 の 歩 ん で き た 文明 と は 異なる 技術 力
叫 竜 側 に まだ こんな 物 が 残って い た と は …
( 賢人 B ) お初 に お目にかかる 叫 竜 の 姫 よ
我ら 人間 と 叫 竜 は 100 年 近く に 及び 争って き た
君 たち 叫 竜 の 不屈 の 闘志 を ここ に たたえよ う
しかし その 長い 争い の 歴史 も ようやく 終わり を 告げる 時 が 来 た
もはや 君 たち に 勝機 は ない 潔く 降伏 し 抵抗 を やめよ
( 高 周波 音 ) ( 賢人 たち ) アアッ …
( 高 周波 音 )
( 賢人 B ) これ は … 言葉 ? 脳 に 直接 …
( 賢人 D ) ハッ … N ( 賢人 B ) なに ? 何 を 言って …
そんな バカ な !
チッ …
叫 竜 の 姫 ! 覚悟 !
バ … バカ な ! よせ !
( 刺す 音 )
( 賢人 B ) ま … 待て ! ( 咆哮 ( ほうこう ) )
ち … 違う ! こんな つもり で は …
我ら は あくまで 降伏 勧告 を …
( 食いちぎる 音 )
( 兵士 たち ) アア …
( 兵士 たち の 悲鳴 )
( 叫 竜 の 姫 ) 人間 に 成り済ます 者 め
( フトシ ) ココロ ちゃん 帰って こ ない ね
( イチゴ ) うん …
( ミク ) ハァ … ココロ が あんな こと 考え て た なんて
相談 し て くれ て も よかった のに
誰 だって 言え ない こと の 1 つ や 2 つ ある わ
あっ …
( ミク ) ミク たち に も つくれ る って 本当 か な ?
知る わけ ねえ じゃ ん 教わら なかった ん だ から よ
パパ に 作ら れ た ん じゃ ない なら どう やって 生まれて き た ん だ ろ う な
だから 知ら ねえ って !
( ゴロー ) ヒロ は どう 思う ?
可能 性 が ある の かも
( ゴロー ) ココロ の 言って た やつ か ( イチゴ ) 未来 に 残す …
( ミク ) 未来 ? ( フトシ ) 未来 か …
羨ま し い な
( ヒロ たち ) えっ ? ( ミク ) 羨ま し い って 何 が ?
“ 残す ” って やつ ボク に は その 機能 が ない から ね
( ヒロ ) ゼロ ツー … N ( ゼロ ツー ) ステキ だ よ
( ゼロ ツー ) 君 たち は ステキ だ
君 たち は 自分 の 心 で 未来 を 選ぶ こと が できる かも しれ ない ん だ
( ココロ の 泣き声 )
( 泣き声 )
( ミツル ) ココロ さん …
( ココロ の 泣き声 )
( ココロ ) 何もかも 私 が 間違って た の
ンッ …
( ココロ ) ごめん ね ムリ に つきあわ せよ う と して
( ココロ ) ごめんなさい ( ミツル ) 謝ら ない で ください
僕 は ムリ に つきあって いる つもり なんて …
ウソ !
クッ …
( ココロ ) 優しく し なく て いい から
もう 放ってお い て
イヤ です !
1 人 で 決め ない で ください 僕 を もっと 頼って ください
僕 は あなた を 幸せ に し たい ん だ !
ねえ ミツル 君 命 を つくる って 悪い こと ?
私 たち 未来 の こと を 考え ちゃ いけない の ?
ンッ …
( イクノ ) 何 に だって 終わり は 来る
違う の は 早い か 遅い か だけ
私 たち に は 何も 分から ない
何も
( 主席 ) 叫 竜 の 姫 は 滅び の 道 を 選択 し た か
( 副 主席 ) 愚か です な
味わう こと に な ろ う と は
( 9 ' α ) ただいま パパ
報告 し たい こと が ある ん だ
♪~
~♪