Hinamatsuri ( Hina Festival ) Episode 7
( アンズ ) わ あ ~ ( 林 ( はやし ) の 妻 ) フフッ
( 林 の 妻 ) ちょっと ぶか ぶか だ ねえ
( アンズ ) う うん ちょうど いい よ
いつも ぶか ぶか の 着 て た し
くっ …
( 林 ) 用意 でき た みたい だ な
( 林 ) これ から 働く わけ だ が
最初 に 言って おく こと が ある
うち に 来る お 客 さん は 神様 だ
え えー っ ! ?
あ …
いや 神 的 な 人間 と いう か …
ん ?
あー お 客 さん に は 礼儀正しく 敬語 を 使う こと だ
分かった わ
( 林 ) そこ は “ はい 分かり まし た ” だ
ふだん は いい が 仕事 中 は 俺 たち に も 敬語 だ
( アンズ ) はい 分かり まし た
母さん いろいろ 教え て やって くれ
うん まずは お 客 さん の 対応 だ ね
最初 は 私 が 仕事 し てる ところ を 見 て なさい
え … 何も し ない なんて …
( 林 の 妻 ) 見 てる の も 仕事 な の よ
うん あっ …
はい 分かり まし た
フフフ …
♪~
~♪
( 林 の 妻 ) いらっしゃい ませ
( アンズ ) うーん …
うーん …
ありがとう ござい まし た
フフッ … 別に そんな 力 ん だ りし なく て いい の よ
( アンズ ) ハッ …
ん …
( 林 の 妻 ) それ は たるみ すぎ
今 お 客 さん い ない から
メニュー 見 て 料理 の 種類 覚え て おき なさい
はい 分かり まし た
( 林 夫妻 ) フフ …
( アンズ ) えー っ ! ? ( 林 夫妻 ) えっ …
( アンズ ) ホイ … ホイホイ …
ホイコーロー 定食 800 円 ?
これ だけ で カップ ラーメン 8 個 買え る …
( 林 の 妻 ) くう … ティッシュ ティッシュ
ああ … 俺 に も
じゃ お 客 さん が 来 たら 実際 に やって もら お う か
( アンズ ) はい !
( アンズ ) はい !
( 戸 が 開く 音 )
( 戸 が 開く 音 )
あっ いらっしゃい ませ ! あ …
( 戸 が 開く 音 )
あっ いらっしゃい ませ ! あ …
( 新田 ( に った ) 義史 ( よし ふみ ) ) あれ ? アンズ じゃ ん
新田 何で ここ に 来 た の ?
そりゃ 飯 食い に 来 た ん です けど
アンズ ちゃん 敬語
あ …
えっ と … N ご 注文 は お決まり です か ?
( サブ ) 当然 ラーメン 半 チャーハン
( 新田 ) 俺 ホイコーロー ( アンズ ) えっ …
ホイ … ホイホイ …
お 客 様 は とても お 金持ち です ね
( 新田 ) 俺 の こと バカ に して ん の ?
ラーメン 半 チャーハン ホイコーロー です
( 林 ) はい それ と アンズ ちゃん
ん ?
母さん は ああ 言った けど
知って る 人 に は 普通 に し て も かまわ ない よ
じゃあ あいつ は 神様 的 な 感じ じゃ なく て ただ の 人 です か ?
ねえ バカ に して ん の ? ねえ
お 待た せ し まし た
そう いや 何で ここ に いん の ?
ん ? おじさん と おばさん に 引き取ら れ て
え …
へえ … よかった なあ
へ ヘッ …
( 客 ) すい ませ ー ん ( アンズ ) あ …
は ー い
それ で 手伝い って 偉い っす ねえ
ああ … ヒナ と は えらい 違い …
あ …
ダメ だ … 考え ちゃ ダメ だ
うめ え ~
( 新田 ) ごちそう さん です
それ じゃあ レジ やって もら お う か
( アンズ ) はい !
さっき 私 が やった みたい に ね
( アンズ ) はい !
お …
う お っ !
なんと ! 1,500 円 に なり ます !
( 新田 ) うん … N すぐ に 分かる と 思う けど ―
大した こと ない から ね
ん … う わ っ
う う っ … う う う …
( サブ ) この 子 どうし たんす か ね ?
( 新田 ) 大量 の カネ 見 て 固まって や がる
ん …
アンズ ちゃん 洗い 物 の ほう は どう だい ?
ん ?
ああ …
割り箸 は 捨て て い い ん だ よ
え … 洗って また 使う ん じゃ ない の ?
いやいや それ は ない
そ っか …
シゲ さん に 洗え ば また 使える って 言わ れ て たから …
( 林 ) ヤバ い …
アンズ ちゃん の 中 に は 大勢 の 人 が いる ん だ
( 林 ) み たい な こ と 言った けど ―
この先 ほとんど 否定 する こと に なり そう だ …
( 林 ) 今日 は 1 日 お 疲れ さま
仕事 は これ から も やれ そう かい ?
うん ! 頑張る わ !
あ … じゃ なく て 頑張り ます !
ハハハ … もう 仕事 終わった から いつも どおり で いい よ
アンズ ちゃん お 風呂 入れ た から 入っちゃ い なさい
( アンズ ) うん
シャワー の しかた 分かる ?
( アンズ ) うん
えっ ! ?
これ お 水 じゃ ない !
え … でも いつも 公園 の 水 で 洗って た し 平気 だ けど
( 林 の 妻 ) くっ … もう あったかい 水 使って いい の よ
ん ?
私 は 今 自由 に 電気 を つけ てる !
ウフフッ エ へ ヘ …
昨日 は よく 分かって なかった けど
ここ が 私 の 部屋 な ん だ
ちゃんと し た 家 み たい ウフフッ …
( アンズ の 笑い声 ) ( 林 夫妻 ) フフ …
( アンズ ) やっ さん シゲ さん みんな …
これ から も 私 … がん …
( アンズ の いびき )
問題 パン は パン でも
食べ られ ない パン は 何 でしょう ?
フライパン 以外 で ね
( ヒナ ) 一 宿 一 飯
( 新田 ) それ 食べ ちゃ って る けど ね まあ いい けど
鉄板 あと 見せ パン
( 新田 ) 正解 ! ( サブ ) あと パンダ …
( 教師 ) 新田 さん
( 新田 ) 正解 ! ( サブ ) あと パンダ …
( 教師 ) 新田 さん !
( 新田 ) 正解 !
( 教師 ) 新田 さん !
( 教師 ) 新田 さん ! ( ヒナ ) ん ?
( 教師 ) いっ つ も 授業 中 に 寝 て !
今日 と いう 今日 は 許し ませ ん !
あなた は 学校 に 何 し に 来 て いる ん です か !
そんな 態度 だ から テスト も いつも 赤 点 な ん です よ !
ちょっと 新田 さん ちゃん と 聞い て ます ?
何 です か その 顔 は !
ああ もう ! 私 だって 怒り たく て 怒って る わけ じゃ ない ん です から ね
( 三嶋 ( み しま ) 瞳 ( ひとみ ) ) え ?
わ あ あ あっ !
ハッ …
なんか 出来 た !
( ヒナ ) ねえ もっと ちょうだい
( ケンゴ ) いや みんな の 分 も ある し
む う …
( ヒナ ) ケチ くさい な ( ケンゴ ) 態度 わる っ !
学校 つま ん ない
ああ ? お前 が 行き た いっ つ っ た ん だ ぞ
つま ん ねえ なら 少し は 楽しく なる よう 努力 でも する ん だ な
ん …
( チャイム )
( 松谷 ( まつ た に ) ) 生徒 会 役員 に 立候補 する 人 を 決める ので ―
( チャイム )
( チャイム )
( チャイム )
やり たい 人 は 次 の ホームルーム で 言って ください 以上
やり たい 人 は 次 の ホームルーム で 言って ください 以上
( ヒナ の いびき ) ( 瞳 ) ああ … また よだれ
( 相沢 ( あ いざ わ ) さ よ ) 瞳 真面目 だ し やって み れ ば ? 生徒 会
そんな の 無理 だ よ
さよ ちゃん の ほう が いい ん じゃ ない ?
眼鏡 かけ てる し
( さ よ ) それ は ジョーク で 言って ん の ?
( ヒナ ) ん ?
( さ よ ) それ は ジョーク で 言って ん の ?
生徒 会 って 何 ?
( 瞳 ) ん ? えっ と …
何 か いろいろ 予算 決め たり 新しい 校則 と か 作ったり
( さ よ ) 漫画 と か だ と ね
( ケンゴ ) つまり 学校 の ボス 権力 者 だ な
( ヒナ ) ふ ー ん それ が 生徒 会 ?
生徒 会 っつ ー か ボス は 生徒 会長
( 貴志 ( たかし ) ) そんな 適当 な
( ケンゴ ) 別に いい じゃ ん ヒナ だ し
権力 者 …
( ボス ) フハハハ ! 俺 は 権力 を 手 に 入れた !
俺 が ボス だ ルール は 俺 が 決める !
( ヤクザ ) クソッ 権力 の 前 に は 逆らう こと が でき ない !
ウハハハ …
( ボス ) うりゃ ! とりゃ ! ( ヤクザ ) あい たっ あい たっ
( 松谷 ) それ じゃあ ―
生徒 会 に 立候補 し たい 人 は い ます か ?
ん ?
えっ …
え ー と … ほか に は い ない ? い ない の ?
( 生徒 たち の どよめき )
ねえ …
フッ …
新田 さん
正気 です か ! ?
う っ … じゃ … じゃあ 新田 さん が 立候補 と いう こと で
あ あっ …
ちょっと ヒナ ちゃん どう し た の ! ?
私 は 生徒 会長 に なって 権力 を 手 に 入れる
( 瞳 ) 生徒 会長 って …
もう ! ケンゴ 君 が 適当 な こ と 言う から !
俺 ! ?
て か その 前 に 1 年 は 役員 に しか …
( さ よ ) まあ 待て
面白 そう だ から ほっとか ない か ?
( 瞳 ) さよ ちゃん ?
( 松谷 ) それ じゃあ
来週 の 全校 朝礼 で スピーチ ある から …
できる よ ね ?
任せろ
( 松谷 ) こんな 安心 でき ない “ 任せろ ” は 教師 生活 で 初めて だ
( 松谷 ) ハァ …
( 教師 ) 松谷 先生 の クラス は
立候補 する 真面目 な 生徒 が いる ん です ね
( 松谷 ) ん ?
フッ …
( 教師 ) 鼻 で 笑わ れ た …
( 瞳 ) あれ ?
ヒナ ちゃん 何 書 い てる の ?
( ヒナ ) 生徒 会 に 立候補 する 人 は スピーチ する
その 原稿
へえ ~
ん ?
あ あっ …
ひえ ~
ヒナ ちゃん …
それ だ と ただ の 箇条書き だ し
ちゃんと スピーチ 用 の 原稿 書か ない と …
( ヒナ ) ん ?
( 新田 ) 生徒 会長 に 立候補 し た ?
( ヒナ ) うん ( 新田 ) ち ょ …
ちょっと 待って ろ
( 新田 ) いや … N どうやら 寝ぼけ て た みたい だ
で 何 だって ? 言って み
生徒 会長 に 立候補 し た
ああ や っぱ 俺 起き てるよ ね ー
つ ー か 1 年 で 生徒 会長 に なれる の ?
今 の 学校 って そういう もん な の か なあ
スピーチ の 文章 これ じゃ ダメ だって 言わ れ た
どれ どれ ?
すさまじい な …
( ヒナ ) どう し たら いい ?
めん どく せ 自分 で 考えろ よ
( ヒナ ) 分か ん ない
学校 が 楽しく なる よう に 努力 しろ って 新田 が 言った
う …
( 新田 ) つ ー わけ で
めん どくさい ことに なっちゃ い まし て …
まったく
こんな ん どう やった って できる わけ ない です よ ねえ
( 組長 ) は あ ! ? ( 新田 ) えっ …
( 組長 ) ヒナ ちゃん が 頑張 ろ う と して ん のに
何 て め え ヘラヘラ し て ん だ !
( 新田 ) え … N ( 組長 ) ちゃん と !
力 に なって やれ よ バカ 野郎 !
( 新田 ) ええ …
( 若 頭 ( かしら ) ) だったら よ ―
うち の 顧問 弁護 士 に やらせ たら どう だ ?
( 新田 ) え ? ( 組長 ) おお !
そりゃ いい アイデア だ な
( 弁護 士 ) 組員 の 方 が 警察 の やっかい に でも ?
( 組長 ) そんな レベル の 話 じゃ ねえ ん だ よ
あ … はい 一体 どの よう な …
( 若 頭 ) ほんと に 呼 ん だ よ …
( 教頭 ) それでは ―
生徒 会 に 立候補 する 生徒 の スピーチ に 入り ます
1 年 3 組 新田 ヒナ さん
( 貴志 ) ヤベ え …
なんか ドキドキ し て き た
俺 も 一体 どんな スピーチ に なる の か …
( 息 を 吸う 音 )
1 年 3 組 新田 ヒナ です
私 が 生徒 会長 に なったら …
( 教頭 ) ちょ っ … 新田 さん !
( 教頭 ) 1 年生 は 書記 か 会計 の 立候補 に なる ん だ けど …
( 生徒 たち の ざわめき )
私 が 生徒 会長 に なったら
( 生徒 たち ) 貫き通し た !
私 が 生徒 会長 に なったら
まずは 給食 改善 に 取り組み たい と 思い ます
我が 校 の 給食 は 25 年間
浅賀 ( あさ か ) 給食 センター に 委託 し て い ます が
近隣 の 学校 を 含め ―
長年 契約 を 続け て いる ため ―
その 内情 は コスト クオリティー の 両面 から 見 て も ―
あまり よい 状態 と は 言え ませ ん
そこ で 競争 入札 に よって 業者 を 選ぶ こと に より ―
コスト ダウン を 図り ―
同時に 給食 の 質 を 高める と いう の は どう でしょ う ?
同時に 給食 の 質 を 高める と いう の は どう でしょ う ?
( 貴志 ) なんか …
同時に 給食 の 質 を 高める と いう の は どう でしょ う ?
( ケンゴ ) まとも な こ と 言って る
同時に 給食 の 質 を 高める と いう の は どう でしょ う ?
食 の 安全 安心 さらに 生徒 の 栄養 面 でも
効果 を 見込め る か と 思い ます
ん ?
ここ で 一 呼吸 ためる
( 生徒 たち ) えっ …
( さよ ・ 瞳 ) ためる ?
( ヒナ ) しかし 給食 改善 に より よい 食事 を とる と ―
どうして も 眠たく なって しまう もの です
( 松谷 ) その 前 に さっき の 何 ! ?
ここ で 腕 を 振り上げ ながら
( 男子 生徒 ) 上げ て ない じゃ ん …
ここ で 腕 を 振り上げ ながら
( 男子 生徒 ) 上げ て ない じゃ ん …
午後 の 仮眠 ―
( 男子 生徒 ) 上げ て ない じゃ ん …
午後 の 仮眠 ―
午後 の 仮眠 ―
( 女子 生徒 ) 何 か 読 ん でる ?
( 女子 生徒 ) 何 か 読 ん でる ?
( 女子 生徒 ) 何 か 読 ん でる ?
午 睡 の 導入 です
午 睡 の 導入 です
何 ? その 導入 の しかた
ちょいちょい なんか 挟 ん で くる な
( ヒナ ) 午 睡 の 効果 に 関して は ―
次 の 資料 を ご 覧 ください
これ を 見 れ ば 一目瞭然 でしょ う
( 生徒 たち ) いや 資料 どこ ! ?
以上 を もち まし て 私 の スピーチ を 終了 と さ せ て いただき ます
ここ で 頭 を 下げる
( 生徒 たち ) えっ …
( 校長 ) 突っ込み どころ は あり まし た が
( 校長 ) 突っ込み どころ は あり まし た が
( 拍手 )
( 拍手 )
すばらしい スピーチ で し た ね
( 拍手 )
( 拍手 )
( 拍手 )
ええ … ただ 生徒 会 の 役割 を 完全 に 越え て まし た けど ねえ
ええ … ただ 生徒 会 の 役割 を 完全 に 越え て まし た けど ねえ
( さ よ ) まあ 最初 から 決まって た こと だ し な
ああ …
( 瞳 ) あ あっ ヒナ ちゃん
ん ?
どう し た ?
生徒 会長 に なれ なかった
なれ て たまる か
まあ 今日 は 外 に 食い に 行く か
わ あ …
( 新田 ) 食い たい もん ある か ?
( ヒナ ) イクラ 丼
えっ ヒナ ちゃん 一 度 も 生徒 会 に 出 て ない ん です か ?
( 役員 ) そう な の 今日 こそ 連れ て こい って 会長 に 言わ れ て て …
そう だ ! あなた ちょっと 来 て よ
( 瞳 ) えっ ! ?
( 役員 ) もう あなた で いい や ( 瞳 ) え えっ ! ?
( 瞳 ) 会長 終わり まし た
( 会長 ) うむ
ん ? ここ は ?
( 瞳 ) この ほう が 見やすい か と 思い まし て
( 瞳 ) 早く し ない と 開店 に 間に合わ ない し
( 瞳 ) ここ は こうした ほう が いい ん じゃ ない です か ?
( 会長 ) む ? 確かに 効率 が よく なる な
( 瞳 ) 早く 帰り たい
運動 会 の 要望 書 だ が …
( 瞳 ) まとめ て おき まし た ( 会長 ) む むっ
( 瞳 ) 早く 早く
( 会長 ) ずっと 来 ない から どう し た もの か と 思って い た が
やる な 新田 君
( 瞳 ) いえ 三嶋 です けど
じゃあ 私 は これ で
( 会長 ) ちょっと 待って ( 瞳 ) あ …
( 会長 ) 君 これ から も 来 て くれ ない か ?
えっ ?
どうせ 新田 君 来 ない し 書記 代理 で
( 瞳 ) え えっ ! ?
( 会長 ) よう こそ 生徒 会 へ ( 瞳 ) う わ っ …
( 役員 たち ) ウエルカム ( 瞳 ) ええ ー
( 役員 たち ) ウエルカム ウエルカム
( 役員 たち ) ウエルカム
ウエルカム ウエルカム …
( 新田 ) 詩子 ( うた こ ) さん 今度 ごはん 食べ に 行 こ う よ
( 詩子 ) え ー どう しよ う かな ~ N 仕事 忙しい し
最近 大した こと し て ない じゃ ん い なく たって 変わら ない よ
何 言って ん の よ !
私 の 店 な の よ いる って こと が 大事 な の !
( 新田 ) 全身 置物 宣言
( 新田 ) ハァ …
詩子 さん 全然 なびか ねえ な ~
どう し た の ?
お前 に 言って も し かた ねえ よ
誰 か に 言う だけ でも 楽 に なる よ
いや … まあ そう だ けど
えっ ?
何 その お前 が 言い そう に ない セリフ ベスト 10 ( テン )
テレビ で 言って た
何 だ よ … びっくり し て 損 し た
ん …
( 新田 ) いや … まあ 実は …
え ?
( 新田 ) 俺 ヒナ に 相談 する の ? 恋愛 ごと を ?
プライド って 言葉 知って る ?
( 瞳 ) ふ ー ん 新田 さん が ね …
確かに デート に 誘って る もん な ~
( ヒナ ) でも うまく いか ない ん だ って
( 瞳 ) そ っか …
あ … でも もし うまく いったら
ん ?
詩子 さん が お 母さん に なる かも しれ ない ん だ
え ? お 母さん ?
あっ … ごめん
( 瞳 ) そう いえ ば ヒナ ちゃん の お 母さん の こと って …
お 母さん …
う …
( ヒナ ) … は 新田 に も い た
( 瞳 ) そりゃ いる よ !
ねえ 2 人 が うまく いく に は どう し たら いい ?
えっ ? わ … 私 に 聞か れ て も …
恋愛 なんて 私 に は まだ 早い って いう か …
お 母さん って どんな の か なあ ?
( 瞳 ) ヒナ ちゃん そんなに 早く お 母さん を 亡くし て …
( 新田 ) クソッ …
( 瞳 ) クソッ … N ( ヒナ ) どう し た
私 が できる こと なんて 大した こと ない と 思う けど
けど ! 私 も 頑張る よ 応援 する よ !
( ヒナ ) よろしく
( 瞳 ) いい ? ヒナ ちゃん
さり 気 なく 新田 さん の いい ところ を 言って ―
デート できる よう に 持っていく ん だ よ 分かった ?
( ヒナ ) 分かった
あら ヒナ ちゃん も 一緒 ?
ん っ …
新田 は 詩子 と デート し たい ん だ って
( 瞳 ) 私 たち 何も 分かり 合え て い ない !
なるほど …
子供 を 差し向け て くる なんて 新田 さん えぐ い こと する じゃ ない
( 瞳 ) ああ … 誤解 ついでに 新田 さん の 評価 も 下がって る
違う ん です よ ヒナ ちゃん が 2 人 の 空気 を 読 ん だ って いう か …
おい
すみません 読め ませ ん
ヒナ ちゃん ! 新田 さん の いい ところ いい ところ !
あ …
新田 は いい やつ だ よ ごはん 作って くれる し
何でも 買って くれる し
フン …
( 瞳 ) それ 都合 の いい 人 !
あの … とりあえず 一 度 くらい いい ん じゃ ない です か ?
それ に ほら …
仕事 の ほう は 詩子 さん い なく て も 困ら ない し
は あー っ ! ?
お っ … ほお ~
( 詩子 ) いい わ よ ( ヒナ ・ 瞳 ) ん ?
( 詩子 ) 行け ば いい ん でしょ 行け ば !
( 男性 ・ 女性 ) 「 お 義母 ( か あ ) さん も いっしょ 」
( 男性 ) テレビ の 前 の よい 子 の みんな
( 男性 ) テレビ の 前 の よい 子 の みんな
お 母さん …
お 母さん …
お 母さん …
( 男性 ・ 女性 ) こんにちは ~ !
( 男性 ・ 女性 ) こんにちは ~ !
( ヒナ ) 新田 も 美佳 ( みか ) も 髪 が 黒い
ただいま ん ?
何 やって ん だ ?
お 母さん に つい て 学 ん でる
何で ?
詩子 が お 母さん に なる から
( 新田 ) 何 その 超 展開 !
( 新田 ) デート の オーケー を もらえ た ?
うん
( 新田 ) 何 勝手 な こと を …
… と 言い たい ところ だ が 実際 攻め あぐね て い た の も 事実
子供 が いる こと は ―
ハンディ キャップ に しか なら ん と 思って い た が …
もしや 武器 に なって い た の か ?
フッ …
フハハハッ で か した ヒナ !
アハハ ハッ アハ ハハ …
ヘヘヘ …
フハハハ …
( 2 人 の 笑い声 )
( ヒナ ) あい た ー !
( ヒナ ) もう すぐ デート の 時間 だ よ
ああ …
だが お前 を 置 い て いって …
さすが に 今回 は 俺 が 悪かった から な
それ に お前 が 入院 し て ん のに 俺 1 人 で 楽しむ の も …
( ヒナ ) いい ん だ よ ( 新田 ) あ …
( ヒナ ) 私 に も お 母さん が 欲しい から
( 新田 ) ヒナ …
( ヒナ ) だ から 行って
くっ … お め え って やつ は …
待って ろ よ 次 会う とき は お 母さん も 一緒 だ !
( 新田 ) 受け取った よ お前 の 思い
俺 は 涙 を 見せ ち まった が ―
お前 は まだ 見せ ない で くれ
お 母さん に 会え る その とき まで
その 涙 は きっと うれし涙 だ から
そして 約束 する ぜ
こんな ヤクザ もん の 俺 だ けど ―
お前 と 詩子 さん と ―
笑顔 に 満ち た 温か な 家庭 を 築く って な
待って ろ よ ヒナ
男 新田 義史 今 ここ で 勝負 を 決める ぜ !
( 新田 ) う …
あ … ああ …
あ あ ~
( 瞳 ) えっ … 断った ん です か ! ?
( 詩子 ) 実際 ヒナ ちゃん は 新田 さん に べったり だ し ―
今日 の 新田 さん も ヒナ ちゃん の 話 ばっかり だ し …
2 人 の 間 に は 入れ ない か なって 思って ね
だから “ バツイチ 子持ち は ちょっと ” って 言って やった わ
言い 方 !
( 詩子 ) その くらい ハッキリ 言った ほう が いい でしょ
( 瞳 ) ハッキリ って いう か バッサリ って いう か … ええ ~
( ドア が 開く 音 )
( ドア が 開く 音 )
あ …
ん ?
( 新田 ) ヒナ ちゃん お 母さん だ よ ~
ヒナ ちゃ ~ ん お 待た せ ~
笑って ほら 笑って ~
♪~
~♪
( 瞳 ) 次回 …