Hinamatsuri (Hina Festival) Episode 10
( 三嶋 ( み しま ) 瞳 ( ひとみ ) ) よし … みんな 寝 てる ね
( 瞳 ) ハッ …
( 瞳 ) う っ …
( 瞳 の 母 ) ちょっと 来 なさい
( 瞳 ) ひ ゃ ー …
( 瞳 の 母 ) 正直 に 言い なさい あなた 最近 何 やって る の ?
だから 個人 的 に 勉強 を 教え て もらって る の と
友達 の 家 に 泊まったり と か …
正直 に 言い なさい って 言った でしょ !
夜 遊び を … いろんな 夜 遊び を し てる ん でしょ !
( 瞳 ) 正直 に 言 お う …
詩子 ( うた こ ) さん に ウソ つい とけ って 言わ れ た の が いけない ん だ
( 瞳 ) ごめん お 母さん 夜 遊び なんか し て ない よ
働 い て て … N バー で バーテンダー し て た の
は ?
いいかげん に し なさい !
そんな 訳 分か ん ない ウソ つい て どう す ん の !
いや ほんと …
まさか …
あなた ふ ふ ふ … ふしだら な …
ふしだら な こと し てる ん じゃ ない でしょ う ね ! ?
お 母さん …
♪~
~♪
( 瞳 ) う う っ … N もう 家 に い たく ない です
家出 し たい
全然 信じ て くれ なく て …
働 い てる 証拠 に 通帳 見せ たら 体 売って る の か と か ―
訳 分か ん ない こと 言わ れ て !
( 詩子 ・ 新田 ( に った ) 義史 ( よし ふみ ) ) そりゃ そう だ …
( 詩子 ) 出 ちゃ い な よ ( 瞳 ) え ?
( 詩子 ) いい じゃ ない 家出 私 も しょっちゅう 家出 し た もん よ
( 新田 ) おいおい …
でも 私 と 違う の は
あなた は 働 い て お 金 を 得 てる 一人前 の 女 な の よ
自由 に 生き なさい
そして あの 頃 結局 家 に 戻る しか なかった
悔しい 思い を し た 私 の 分 まで も
ち ょ … 詩子 さん
何 むちゃくちゃ な あおり してん だ よ
( 詩子 ) 戻れ ない の よ ( 新田 ) は ?
もう 瞳 が い なかった 頃 の 売り上げ に は 戻れ ない の よ !
( 新田 ) 俺 は 一体 この 人 の どこ に ほれ て た ん だ っけ …
( 席 を 立つ 音 )
( 新田 ) 俺 は 一体 この 人 の どこ に ほれ て た ん だ っけ …
( 席 を 立つ 音 )
( 2 人 ) あ …
( 席 を 立つ 音 )
( 2 人 ) あ …
私 家出 し ます !
よく 言った わ 瞳 !
な っ … ああ …
だけど 家出 った って どう す ん だ よ
( 詩子 ) フッ …
もちろん 考え て ある わ よ
全部 私 に 任せ なさい !
( 瞳 ) わ っ …
う わ あ …
う わ …
( 詩子 ) ここ が これ から の 瞳 の 住まい よ
ここ なら 家具 付き で すぐ 住め る わ
( 瞳 ) でも ここ 一体 いくら する ん です か ?
ほんと は 30 万 な ん だ が 半額 で いい ぞ
敷金 礼金 な ん かも 要ら ん
それ でも 15 万 さすが に そんな 所 に は …
そりゃ なあ
ただ 俺 が やって る 不動産 で ここ より 安い の は ない から なあ
( 瞳 ) ハッ …
こんな 所 に 15 万 !
しかも 家具 付き で 住め る チャンス なんて 普通 ない の よ !
それ に 今日 から 急に 住め る 所 だって ない の よ !
この 契約 書 に サイン する だけ で もう 住め る の よ !
( 詩子 ) さあ ! ( 瞳 ) う う っ …
分かって もらえ なかった 親 から 卒業 する とき が 来 た の よ !
ん っ !
( 瞳 ) う う っ …
( 新田 ) 親しい 人 追い込む と か ―
ヤクザ より え げつ ない わ この 人 …
( 客 ) へえ ~ N 1 人 暮らし 始め た ん だ
確か 大学 の 学費 も 稼 い でる ん だ よ ね ?
は あ …
( 客 ) 1 人 じゃ いろいろ 大変 じゃ ない ?
そう な ん です よ ね 今 の まま だ と ちょっと …
( 客 ) だったら うち で バイト する ?
瞳 ちゃん なら しっかり やって くれ そうだ
えっ … いい ん です か ?
ハハッ … まあ ちょ い 肉体 労働 だ けど 大丈夫 だ よ
その分 お 金 も いい し ね
( 清掃 員 ) よ ー し それ じゃ やろ う か
( 瞳 ) う う …
怖い … 早く 終わら せ ない と 気絶 し ちゃ う よ
早く !
早く 早く !
早く 早く 早く 早く …
( 清掃 員 ) おお っ …
( 客 ) 部下 が 言って た けど ―
瞳 ちゃん すごい 働き ぶり らしく て ねえ
( 客 ) へえ ~ それ なら 瞳 ちゃん うち でも 働か ない ?
( 瞳 ) えっ ?
( 客 ) おいおい 俺 も 俺 も ( 客 ) うち も どう だい ?
( 瞳 ) そ … そんな いっぺんに …
( 客 ) 頼む よ 瞳 ちゃん
最近 の 若い 連中 は 使え ない やつ が 多く て さ
え ー と …
( 客 ) うち も ( 客 ) うち も 頼む よ
( 客 ) 給料 弾 ん じゃ う から ねっ ねっ
( ドア が 開く 音 ) ん ?
( アツシ ) お っ 君 が 今日 から 怪人 役 ?
あ … はい
あっ …
あれ ?
( アツシ ) エンジェル !
もし かして セントラル パーク の …
( アツシ ) エンジェル !
もし かして セントラル パーク の …
( アツシ ) お っ !
( ギタリスト ) 俺 たち の こと 知って ん の ?
はい ! ファン な ん です !
ライブ は 行った こと ない です けど NCD 持って ます !
( アツシ ) ありがとう
あ … でも 何で こんな 所 で ?
( アツシ ) ああ 今 俺 たち 活動 休止 し て て さ
え ? 何で です か ?
( アツシ ) イリュージョン の 勉強 を し に アメリカ に 行く ため さ
え ? 何で です か …
( ブザー ) ( ギタリスト ・ アツシ ) お っ …
そろそろ 時間 か
( ギタリスト ) じゃ よろしく ね
よろしく お 願い し ます !
( アツシ ) 必殺 ! 危険 オイラー MAZO ( マゾ ) キック !
( 瞳 ) ほ げ ー !
ああ … ほ げ …
( アツシ ) キャオラッ !
( 歓声 )
( アツシ ) キャオラッ !
( 歓声 )
( 歓声 )
( 瞳 ) あ いった …
( OL ) じゃあ 今 言った 感じ で やって ね
( 瞳 ) はい !
それ と ここ な ん です けど …
( OL ) ああ そこ は ね …
( 瞳 ) あ … はい
( 朝霧 ( あさぎり ) 志保 ( し ほ ) ) 見 た ? 今日 来 た 三嶋 って 子
( OL ) わざわざ メモ し て やる 気 アピール し て さ
( OL ) お つぼ ね 様 に 気 に 入ら れよ う と 必死 すぎ
( OL ) しょせん 派遣 な のに ね
( 志保 ) それ に 何 あれ ? 童顔 すぎ でしょ
( OL ) それ 生かし て 遊び まくって ん じゃ ない ?
( OL ) ロリコン の 変態 相手 に ね ~
( OL たち ) キャハハハッ …
( 瞳 ) う う う …
( 瞳 ) うーん …
( 松谷 ( まつ た に ) ) で ある から し て …
( 瞳 ) うーん …
( 松谷 ( まつ た に ) ) で ある から し て …
スケジュール ぱん ぱん だ なあ …
( 松谷 ( まつ た に ) ) で ある から し て …
スケジュール ぱん ぱん だ なあ …
あ … ダメ だ
家 で 勉強 でき ない から ここ で 覚え て おか …
ない … と …
( ケンゴ ) あ ?
( 貴志 ( たかし ) ) なあ あれ … N ( ケンゴ ) ん ?
( 貴志 ) 珍しい よ な 三嶋 が 寝 てる なんて
( 相沢 ( あ いざ わ ) さ よ ) どう し た ?
ゲーム やり すぎ た ん じゃ ね ?
そりゃ お前 だ ろ
( 瞳 ) 気楽 に 生き て て いい なあ
こっち は 仕事 で 疲れ てる のに …
( 新庄 ( しんじょう ) マミ ) 昨日 の ドラマ 見 た ? スカッ と し た よ ね ~ !
私 も 会社 入って イヤ な 上司 い たら 戦っちゃ う な !
( 瞳 ) 甘い なあ …
そんな ん じゃ ない ん だ よ 会社 って の は
社会 って いう の は さ …
( 志保 ) 三嶋 さ ー ん
これ コピー し とい て って 言った でしょ ?
あ … はい すみません
( OL ) ククッ … N そんな こと 言って ない し
( OL ) かわい そ ~
( 瞳 ) コピー です あと これ どうぞ
ん ? これ …
最近 有名 に なった NOKASHI ( オカシ ) の お 菓子 じゃ ない
この 前 たまたま お 店 の 前 通った ので
皆さん 休憩 中 に でも 食べ て ください
あ …
へえ ~ 志保 この 前 食べ たかった って 言って た じゃ ない
よかった ね
たまたま な の かしら ね …
( 志保 ) ちょっと 誰 か あの 資料 …
( 瞳 ) それ なら まとめ て おき まし た
それ で これ に 関し て 質問 が ある ん です けど …
( 志保 ) ちょっと 休憩 し ない ? そこ で 聞く わ
はい ?
フー …
あんた いろいろ 働き まくって る らしい じゃ ない ?
あ … はい …
( 志保 ) 借金 でも 抱え て ん の ?
え えっ と …
言い たく ない なら い いわ よ あんた ヒモ とか い そう だ し
( 瞳 ) いや … 何 だ ろ う これ
大概 の 子 は さ ちょっと いじめる と すぐ い なく なる か
我慢 する だけ だ けど …
フッ …
上 に 行く の は こういう やつ な の かも ね
あんた は 頑張 ん なさい よ
じゃ
( 瞳 ) 朝霧 さん …
質問 に 答え て くれ て ない ん です けど …
( 瞳 ) ウフフフ …
逆 に 半額 じゃ ない 総菜 見 て み たい なあ
何 ? お 母さん
( 瞳 の 母 ) 瞳 ! 一体 どこ に いる の ! ?
1 人 暮らし し てる から 大丈夫 だ よ
( 瞳 の 母 ) は あ ! ?
今 仕事 帰り で 疲れ てる から じゃ あね
( 瞳 の 母 ) ちょっと 瞳 !
( 瞳 ) もう 少し … N もう 少し だ よ 私
ハァ … ハァ … ハァ …
ハァ … ハァ … ハァ …
( ドア が 閉まる 音 )
あ …
( 倒れる 音 )
( 瞳 ) ん … あっ
あれっ も しか して 寝 て た ?
あ あっ 冷蔵 庫 に 入れ て ない !
スーツ に シワ も … って …
次 の 仕事 行か ない と !
あれ ?
何で ―
涙 が 止まら ない ん だ ろ う …
( 瞳 ) もう 限界 だ …
何で 私 は ちゃんと 断れ ない ん だ ろ う
ダメ な やつ な ん だ
( 詩子 ) 瞳 話 聞い て た ? ( 瞳 ) えっ ?
( 瞳 ) あ … 何 です か ?
あんた の 家 で 引っ越し パーティー やろ う って 話 よ
引っ越し し て そろそろ 落ち着 い て きたろう し
( 瞳 ) 全然 落ち着 い て ない よ !
それ じゃ パーティー の 準備 も し なきゃ だし …
俺 たち も いろいろ 世話 に なって る し
ぜひ お 祝い さ せ て よ
部屋 広い から みんな 来 れる でしょ !
( 瞳 ) ダイキリ です …
( 瞳 ) もう ダメ だ
普通 の 女の子 に 戻り たい !
お 母さん ごめんなさい
もう 分かって もらえ なく て いい です
助け て …
あ …
( 瞳 ) そうだ …
引っ越し パーティー に お 母さん を 呼べ ば いい ん だ
そ したら きっと 場 を めちゃくちゃ に し て くれる よ !
( 瞳 ) ダア アー !
そ したら きっと 場 を めちゃくちゃ に し て くれる よ !
( 瞳 ) ダア アー !
( 瞳 ) ダア アー !
解放 ! これ で 私 は 解放 さ れる ん だ !
ああ …
あっ
あ ?
これ は 一体 どういう こと ?
まさか 瞳 が 母親 を 呼ぶ なんて …
( 詩子 ) う う っ … N ( 新田 ) あ …
( 詩子 ) 終わった … 私 の お 店 …
やり すぎ た の さ 訴え られ て も おかしく ない
( 瞳 ) お 母さん ( 客 たち ) ん ?
( 客 たち ) お っ ?
ああ …
えっ ?
( 客 ) これ は 瞳 さん の お 母さん ( 瞳 の 母 ) えっ ?
( 客 ) 私 こういう 者 で … N ( 瞳 の 母 ) え ー と …
( 瞳 の 母 ) え ー と …
( 瞳 の 母 ) な っ …
何 この 人脈 ! ?
これ なんて 一部 上場 企業 の …
( 重役 ) いや ほんと 瞳 さん は すばらしい 働き ぶり で ―
関心 し て い ます よ
( 重役 ) 私 は 人事 部 の 責任 者 な の で
ぜひ 我が 社 に 入って もらい たい くらい です
( 瞳 の 母 ) え ?
瞳 さん だったら 就職 活動 なんて し ない で
すぐに 来 て もらい たい です ねえ
それ こそ 未来 の 幹部 候補 です よ
えっ ?
( 瞳 ) 今 だ よ お 母さん !
娘 は まだ 中学生 だって ビシッと 言って やって !
さあ !
さあ !
さ あー !
( 瞳 の 母 ) 娘 を よろしく お 願い し ます
( 瞳 ) は あ ~ ! ?
( 瞳 ) ちょっと お 母さん !
あ …
( 瞳 ) 何 で 本当の こと 言わ ない の ! ?
こんな 有名 企業 に 入れる コネ なんて そう ない じゃ ない
え えっ ! ?
( 瞳 の 母 ) それ に 全部 あなた の 考え た こと でしょ う ?
え …
( 瞳 の 母 ) バー で 働 い て いろんな 業界 と の 人脈 を 築き ―
自分 を 一 番 高く 買って くれる 所 を 選 ん で い た の ね
( 瞳 ) え ?
母さん は 我が 子 ながら 少し 恐ろしく なった わ
え …
あー …
この 行動 力 …
こんな の 見せ られ たら 母さん に は 止め られ そう に な いわ ね
まったく あなた は … N 好き に 生き なさい
( 瞳 ) もう … 訳 分から ない よ …
( 詩子 ) っし ゃ ! ( 新田 ) う …
( 詩子 ) ほら ほら 主役 の あなた が 乾杯 し ない と
パーティー が 始ま ん ない わ よ
瞳 … ほら
乾杯
( 客 たち ) 乾杯 !
( 客 たち の 笑い声 )
結局 私 は …
何 が し たかった ん だ ろ う
( 林 ( はやし ) ) はい これ
( アンズ ) え ?
( 林 ) 今 まで 働 い て くれ た 分 の お 小遣い だ よ
でも 家 に 住まわ せ て もらって ごはん も 食べ てる のに …
( 林 の 妻 ) いい の よ
( 林 の 妻 ) 気 に せ ず 欲しい 物 や 遊び に 使い なさい
うん
ふ っ … ふわ っ …
な … 何て 大金 !
ヘヘッ …
ヘハハハッ ハハハッ …
フフーン 瞳 に は 見せ ちゃ お っか な ~
( 瞳 ) どう し た の ?
す っ ごい びっくり する と 思う けど
瞳 だ から 見せ て あげる ん だ から ね !
へえ ~ 何 か な ?
じゃ ー ん ! ほら びっくり でしょ !
ん ? 何 が ?
え …
5,000 円 なんて 大金 だ から びっくり …
あっ … あ あっ !
すごい ね アンズ ちゃん !
びっくり し すぎ て リアクション 取れ なかった よ ~ !
そう でしょ ! まったく 瞳 ったら
何で 私 が びっくり し なきゃ なら ない の よ もう !
アハハ ハハ …
それ で ね おじさん たち に
遊 ん だ り 欲しい 物 買い なさい って 言わ れ て …
でも 何 し て いい か 分から なく て …
あ …
( 瞳 ) それ を 転がし て ―
ピン を 多く 倒し た ほう が 勝ち な ん だ よ
でも …
これ なら 公園 で 木 の 棒 並べ て ボール で 倒せ ば よく ない ?
え …
じゃあ …
( アンズ ) 風呂 場 で 歌え ば よく ない ?
公園 で 水 飲め ば よく ない ?
( 瞳 ) 気 に なる 物 あった ?
うーん …
特に …
え ~
( 瞳 ) もう 使わ なく て いい ん じゃ ない の ?
( アンズ ) あれ ? ( 瞳 ) ん ?
( アンズ ) デパート って 買った 物 を あんな ふう に 入れる ん だ
( 瞳 ) あれ は プレゼント だ よ
( アンズ ) プレゼント ?
大事 な 人 に 贈り物 を する こと だ よ
“ ありがとう ” って 気持ち を 込め て ね
へえ …
あっ …
私 決め た わ !
( アンズ ) うーん …
これ だ と お 金 足りない なあ …
何 か 別 の に すれ ば ?
おじさん たち いっ つ も 肩こり が 大変 って 言って る から
これ を プレゼント し たい
いつも おじさん たち に よく し て もらって る から
私 も “ ありがとう ” って 気持ち 伝え たい の
( 瞳 ) う う っ …
いい 子 だ … N ヤバ い 私 何も し て ない なあ
( 瞳 ) だったら 私 が 足り ない 分 を …
( サブ ) 聞か せ て もらった ぜ
( 瞳 ) あれ ? サブ さん 何 で ここ に ?
( サブ ) オヤジ の 差し入れ を 買い に 来 た ん だ よ
足 つぼ グッズ
それ で カネ が 足り ない ん だ ろ ?
うん …
な の で 私 が 立て替えよ う と …
人 の カネ で プレゼント 買った って ハート が こもって ない っ しょ !
えっ … でも どう し たら …
フッ …
( サブ ) つい てき な ( 瞳 ・ アンズ ) ん ?
お 金 が 足り ない なら 増やせ ば いい じゃ ない
( 瞳 ) あ …
え えっ …
( アンズ ) ここ は 何 な の ? ( サブ ) フッ …
( サブ ) 馬 の レース に お 金 を 賭け て 当たったら お 金 を もらえ る …
ドリーム プレース 競馬 場 !
( 瞳 ) ちょっと ちょっと ちょ ー っと !
アンズ ちゃん に 何 やら せよ う と し てる ん です か !
大丈夫 大丈夫 !
馬券 は 俺 が 代わり に 買う から
( 瞳 ) そこ じゃ ない です よ !
( 瞳 ) ああ もう ! サブ さん 大人 だ から ―
アンズ ちゃん の 力 に なる か な って 思った のに …
そう だ よ … 大人 で 信じ られる 人 なんて い た っけ ?
い なかった じゃ ない !
アンズ ちゃん ! 賭け 事 で もうけ た お 金 を
プレゼント に 使っちゃ ダメ だ よ !
( 瞳 ) 分かって る ? ねっ …
瞳 ちゃん お 金 に 貴 賤 ( き せ ん ) は ねえ ぜ
瞳 ちゃん お 金 に 貴 賤 ( き せ ん ) は ねえ ぜ
それ に アンズ ちゃん
気持ち が 本気 なら きっと 競馬 の 神様 は 応え て くれる
( アンズ ) ハッ …
どう する ?
( 瞳 ) ええ … N ( アンズ ) う っ …
私 やる わ !
う う っ …
ちょっと 私 胃 薬 飲 ん で き ます …
( サブ ) とりあえず アンズ ちゃん は 初めて だ から ―
単 勝 っ つ っ て 1 着 の 馬 当てる の を 買って みる か
( アンズ ) じゃあ この ハイ ケイ カタログ に 500 円 で
( サブ ) 一 番 不 人気 じゃ ん
でも 勝ったら 一 番 もうかる ん でしょ ?
へえ … アンズ ちゃん マジ ギャンブラー だ なあ
まあ 当たら ない と 思う けど
( 実況 ) あー っと ! 先頭 を 走る 一 番 人気 の スクリーン トーン が ―
まさか の 落馬 !
ここ で 後方 に い た ハイ ケイ カタログ が まさか の 1 着
これ は 大 番狂わせ だ ー !
う おお っ ! マジ か よ !
ビギナーズ ラック って レベル じゃ ねえ ぞ !
単勝 オッズ が 90 倍 だ から …
4 万 5,000 円 に ! ?
あ ああ …
これ で プレゼント 買え る ね じゃあ 行 こ う か
( サブ ) ちょっと ちょっと ! レース は これ から じゃ ん !
今日 の アンズ ちゃん マジ 持って る って !
ハッ … 私 持って る ?
( サブ ・ 瞳 ) え ?
お 金 いっぱい あったら ほか に も 何 か 買って あげ られる よ ね
( サブ ) ピュウ ( 瞳 ) う う っ …
( 男性 ) しかし さっき の 落馬 すごかった です ねえ
( 男性 ) 脚 折れ てる だ ろ 馬 刺し コース か …
ん …
あの 馬 どう なる の ?
折れ てる と もう 走れ ない から 安楽 死 か なあ
あ …
( サブ ) まあ 気 に せ ず 次 の レース やろ う
そう ね …
( アンズ ) う わ っ ( サブ ) う ー っ !
( 瞳 ) わ っ 当たった ! ( アンズ ) あ あっ
( 瞳 ) よし ! ( サブ ) た は ー っ
( サブ ) どう する ?
次 が 最後 だ けど …
残り 500 円 最低 でも 20 倍 に は し ない と …
ならば 6 番 人気 の トレース ダイ !
( サブ ) お … おう …
アンズ ちゃん 1 点 買い は まずい よ
( アンズ ) 私 が 間違って た の よ
( サブ ・ 瞳 ) あ …
最初 に 当て た あと
もっと お 金 を 増やし たい って よこしま な 気持ち が 出 て た の
それ を きっと 競馬 の 神様 は 見抜 い て た
フッ …
だから もう 私 は 間違え ない !
トレース ダイ に 思い を 全て 乗せる わ !
( サブ ・ 瞳 ) あ …
( 実況 ) 6 番 人気 の トレース ダイ
ん ~ この 位置 だ と 抜ける の は 難し そう だ ー !
( アンズ ) まずい わ しょせん 6 番 人気 このまま じゃ …
ああ … 肩 こっち まった なあ
この 年 に なる と きつい わ ねえ
( 林 ) あー い た た た た …
( アンズ ) 最初 みたい に ―
落馬 すれ ば …
力 を 使え ば …
脚 折れ てる だ ろ 馬 刺し コース か …
肩 こっち まった
( アンズ ) おじさん …
( 男性 ) 馬 刺し コース か …
( アンズ ) 私 は …
肩 …
( アンズ ) おばさん …
馬 刺し …
馬 刺し …
( 実況 ) 1 着 は セレクト ポーズ だ ー !
( 歓声 )
( アンズ ) 馬 刺し に は でき ない !
( 歓声 )
( アンズ ) う っ … う う っ …
( アンズ の すすり泣き )
せっかく プレゼント 買 お う と 思って た のに …
どう すれ ば いい の ?
( アンズ の すすり泣き )
アンズ ちゃん
う …
プレゼント で 一 番 大切 な こと って 何 だ と 思う ?
え …
ん ?
( アンズ ) おじさん と おばさん に 渡し たい 物 が ある の
ん ? 何 だい ?
これ …
うん …
( 林 夫妻 ) ん ?
( 林 ) こりゃ あ …
( 瞳 ) 別に お 金 を かける 必要 は ない の
一 番 大事 な の は その 人 へ の 感謝 の 気持ち な ん だ から
俺 も そう 思う
いつも お 世話 に なって る から お返し が し たく て …
こんな プレゼント で いい の か な
( 林 夫妻 ) フフ フッ
とても うれしい わ アンズ ちゃん
早速 使って み て も いい かい ?
わ あ …
うん !
どう ? 気持ち いい ?
( 林 ) ああ
肩たたき なんて さ れる の いつ 以来 だ ろ う
次 は おばさん だ よ
( 林 の 妻 ) フフフ … 全部 使っちゃ う の もったいない わ ねえ
( アンズ ) そう なったら また 発行 さ れ ま ー す !
♪~
~♪
( ヒナ ) 次回 …