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ヒナまつり, Hinamatsuri (Hina Festival) Episode 10

Hinamatsuri (Hina Festival) Episode 10

( 三嶋 ( み しま ) 瞳 ( ひとみ ) ) よし … みんな 寝 てる ね

( 瞳 ) ハッ …

( 瞳 ) う っ …

( 瞳 の 母 ) ちょっと 来 なさい

( 瞳 ) ひ ゃ ー …

( 瞳 の 母 ) 正直 に 言い なさい あなた 最近 何 やって る の ?

だから 個人 的 に 勉強 を 教え て もらって る の と

友達 の 家 に 泊まったり と か …

正直 に 言い なさい って 言った でしょ !

夜 遊び を … いろんな 夜 遊び を し てる ん でしょ !

( 瞳 ) 正直 に 言 お う …

詩子 ( うた こ ) さん に ウソ つい とけ って 言わ れ た の が いけない ん だ

( 瞳 ) ごめん お 母さん 夜 遊び なんか し て ない よ

働 い て て … N バー で バーテンダー し て た の

は ?

いいかげん に し なさい !

そんな 訳 分か ん ない ウソ つい て どう す ん の !

いや ほんと …

まさか …

あなた ふ ふ ふ … ふしだら な …

ふしだら な こと し てる ん じゃ ない でしょ う ね ! ?

お 母さん …

♪~

~♪

( 瞳 ) う う っ … N もう 家 に い たく ない です

家出 し たい

全然 信じ て くれ なく て …

働 い てる 証拠 に 通帳 見せ たら 体 売って る の か と か ―

訳 分か ん ない こと 言わ れ て !

( 詩子 ・ 新田 ( に った ) 義史 ( よし ふみ ) ) そりゃ そう だ …

( 詩子 ) 出 ちゃ い な よ ( 瞳 ) え ?

( 詩子 ) いい じゃ ない 家出 私 も しょっちゅう 家出 し た もん よ

( 新田 ) おいおい …

でも 私 と 違う の は

あなた は 働 い て お 金 を 得 てる 一人前 の 女 な の よ

自由 に 生き なさい

そして あの 頃 結局 家 に 戻る しか なかった

悔しい 思い を し た 私 の 分 まで も

ち ょ … 詩子 さん

何 むちゃくちゃ な あおり してん だ よ

( 詩子 ) 戻れ ない の よ ( 新田 ) は ?

もう 瞳 が い なかった 頃 の 売り上げ に は 戻れ ない の よ !

( 新田 ) 俺 は 一体 この 人 の どこ に ほれ て た ん だ っけ …

( 席 を 立つ 音 )

( 新田 ) 俺 は 一体 この 人 の どこ に ほれ て た ん だ っけ …

( 席 を 立つ 音 )

( 2 人 ) あ …

( 席 を 立つ 音 )

( 2 人 ) あ …

私 家出 し ます !

よく 言った わ 瞳 !

な っ … ああ …

だけど 家出 った って どう す ん だ よ

( 詩子 ) フッ …

もちろん 考え て ある わ よ

全部 私 に 任せ なさい !

( 瞳 ) わ っ …

う わ あ …

う わ …

( 詩子 ) ここ が これ から の 瞳 の 住まい よ

ここ なら 家具 付き で すぐ 住め る わ

( 瞳 ) でも ここ 一体 いくら する ん です か ?

ほんと は 30 万 な ん だ が 半額 で いい ぞ

敷金 礼金 な ん かも 要ら ん

それ でも 15 万 さすが に そんな 所 に は …

そりゃ なあ

ただ 俺 が やって る 不動産 で ここ より 安い の は ない から なあ

( 瞳 ) ハッ …

こんな 所 に 15 万 !

しかも 家具 付き で 住め る チャンス なんて 普通 ない の よ !

それ に 今日 から 急に 住め る 所 だって ない の よ !

この 契約 書 に サイン する だけ で もう 住め る の よ !

( 詩子 ) さあ ! ( 瞳 ) う う っ …

分かって もらえ なかった 親 から 卒業 する とき が 来 た の よ !

ん っ !

( 瞳 ) う う っ …

( 新田 ) 親しい 人 追い込む と か ―

ヤクザ より え げつ ない わ この 人 …

( 客 ) へえ ~ N 1 人 暮らし 始め た ん だ

確か 大学 の 学費 も 稼 い でる ん だ よ ね ?

は あ …

( 客 ) 1 人 じゃ いろいろ 大変 じゃ ない ?

そう な ん です よ ね 今 の まま だ と ちょっと …

( 客 ) だったら うち で バイト する ?

瞳 ちゃん なら しっかり やって くれ そうだ

えっ … いい ん です か ?

ハハッ … まあ ちょ い 肉体 労働 だ けど 大丈夫 だ よ

その分 お 金 も いい し ね

( 清掃 員 ) よ ー し それ じゃ やろ う か

( 瞳 ) う う …

怖い … 早く 終わら せ ない と 気絶 し ちゃ う よ

早く !

早く 早く !

早く 早く 早く 早く …

( 清掃 員 ) おお っ …

( 客 ) 部下 が 言って た けど ―

瞳 ちゃん すごい 働き ぶり らしく て ねえ

( 客 ) へえ ~ それ なら 瞳 ちゃん うち でも 働か ない ?

( 瞳 ) えっ ?

( 客 ) おいおい 俺 も 俺 も ( 客 ) うち も どう だい ?

( 瞳 ) そ … そんな いっぺんに …

( 客 ) 頼む よ 瞳 ちゃん

最近 の 若い 連中 は 使え ない やつ が 多く て さ

え ー と …

( 客 ) うち も ( 客 ) うち も 頼む よ

( 客 ) 給料 弾 ん じゃ う から ねっ ねっ

( ドア が 開く 音 ) ん ?

( アツシ ) お っ 君 が 今日 から 怪人 役 ?

あ … はい

あっ …

あれ ?

( アツシ ) エンジェル !

もし かして セントラル パーク の …

( アツシ ) エンジェル !

もし かして セントラル パーク の …

( アツシ ) お っ !

( ギタリスト ) 俺 たち の こと 知って ん の ?

はい ! ファン な ん です !

ライブ は 行った こと ない です けど NCD 持って ます !

( アツシ ) ありがとう

あ … でも 何で こんな 所 で ?

( アツシ ) ああ 今 俺 たち 活動 休止 し て て さ

え ? 何で です か ?

( アツシ ) イリュージョン の 勉強 を し に アメリカ に 行く ため さ

え ? 何で です か …

( ブザー ) ( ギタリスト ・ アツシ ) お っ …

そろそろ 時間 か

( ギタリスト ) じゃ よろしく ね

よろしく お 願い し ます !

( アツシ ) 必殺 ! 危険 オイラー MAZO ( マゾ ) キック !

( 瞳 ) ほ げ ー !

ああ … ほ げ …

( アツシ ) キャオラッ !

( 歓声 )

( アツシ ) キャオラッ !

( 歓声 )

( 歓声 )

( 瞳 ) あ いった …

( OL ) じゃあ 今 言った 感じ で やって ね

( 瞳 ) はい !

それ と ここ な ん です けど …

( OL ) ああ そこ は ね …

( 瞳 ) あ … はい

( 朝霧 ( あさぎり ) 志保 ( し ほ ) ) 見 た ? 今日 来 た 三嶋 って 子

( OL ) わざわざ メモ し て やる 気 アピール し て さ

( OL ) お つぼ ね 様 に 気 に 入ら れよ う と 必死 すぎ

( OL ) しょせん 派遣 な のに ね

( 志保 ) それ に 何 あれ ? 童顔 すぎ でしょ

( OL ) それ 生かし て 遊び まくって ん じゃ ない ?

( OL ) ロリコン の 変態 相手 に ね ~

( OL たち ) キャハハハッ …

( 瞳 ) う う う …

( 瞳 ) うーん …

( 松谷 ( まつ た に ) ) で ある から し て …

( 瞳 ) うーん …

( 松谷 ( まつ た に ) ) で ある から し て …

スケジュール ぱん ぱん だ なあ …

( 松谷 ( まつ た に ) ) で ある から し て …

スケジュール ぱん ぱん だ なあ …

あ … ダメ だ

家 で 勉強 でき ない から ここ で 覚え て おか …

ない … と …

( ケンゴ ) あ ?

( 貴志 ( たかし ) ) なあ あれ … N ( ケンゴ ) ん ?

( 貴志 ) 珍しい よ な 三嶋 が 寝 てる なんて

( 相沢 ( あ いざ わ ) さ よ ) どう し た ?

ゲーム やり すぎ た ん じゃ ね ?

そりゃ お前 だ ろ

( 瞳 ) 気楽 に 生き て て いい なあ

こっち は 仕事 で 疲れ てる のに …

( 新庄 ( しんじょう ) マミ ) 昨日 の ドラマ 見 た ? スカッ と し た よ ね ~ !

私 も 会社 入って イヤ な 上司 い たら 戦っちゃ う な !

( 瞳 ) 甘い なあ …

そんな ん じゃ ない ん だ よ 会社 って の は

社会 って いう の は さ …

( 志保 ) 三嶋 さ ー ん

これ コピー し とい て って 言った でしょ ?

あ … はい すみません

( OL ) ククッ … N そんな こと 言って ない し

( OL ) かわい そ ~

( 瞳 ) コピー です あと これ どうぞ

ん ? これ …

最近 有名 に なった NOKASHI ( オカシ ) の お 菓子 じゃ ない

この 前 たまたま お 店 の 前 通った ので

皆さん 休憩 中 に でも 食べ て ください

あ …

へえ ~ 志保 この 前 食べ たかった って 言って た じゃ ない

よかった ね

たまたま な の かしら ね …

( 志保 ) ちょっと 誰 か あの 資料 …

( 瞳 ) それ なら まとめ て おき まし た

それ で これ に 関し て 質問 が ある ん です けど …

( 志保 ) ちょっと 休憩 し ない ? そこ で 聞く わ

はい ?

フー …

あんた いろいろ 働き まくって る らしい じゃ ない ?

あ … はい …

( 志保 ) 借金 でも 抱え て ん の ?

え えっ と …

言い たく ない なら い いわ よ あんた ヒモ とか い そう だ し

( 瞳 ) いや … 何 だ ろ う これ

大概 の 子 は さ ちょっと いじめる と すぐ い なく なる か

我慢 する だけ だ けど …

フッ …

上 に 行く の は こういう やつ な の かも ね

あんた は 頑張 ん なさい よ

じゃ

( 瞳 ) 朝霧 さん …

質問 に 答え て くれ て ない ん です けど …

( 瞳 ) ウフフフ …

逆 に 半額 じゃ ない 総菜 見 て み たい なあ

何 ? お 母さん

( 瞳 の 母 ) 瞳 ! 一体 どこ に いる の ! ?

1 人 暮らし し てる から 大丈夫 だ よ

( 瞳 の 母 ) は あ ! ?

今 仕事 帰り で 疲れ てる から じゃ あね

( 瞳 の 母 ) ちょっと 瞳 !

( 瞳 ) もう 少し … N もう 少し だ よ 私

ハァ … ハァ … ハァ …

ハァ … ハァ … ハァ …

( ドア が 閉まる 音 )

あ …

( 倒れる 音 )

( 瞳 ) ん … あっ

あれっ も しか して 寝 て た ?

あ あっ 冷蔵 庫 に 入れ て ない !

スーツ に シワ も … って …

次 の 仕事 行か ない と !

あれ ?

何で ―

涙 が 止まら ない ん だ ろ う …

( 瞳 ) もう 限界 だ …

何で 私 は ちゃんと 断れ ない ん だ ろ う

ダメ な やつ な ん だ

( 詩子 ) 瞳 話 聞い て た ? ( 瞳 ) えっ ?

( 瞳 ) あ … 何 です か ?

あんた の 家 で 引っ越し パーティー やろ う って 話 よ

引っ越し し て そろそろ 落ち着 い て きたろう し

( 瞳 ) 全然 落ち着 い て ない よ !

それ じゃ パーティー の 準備 も し なきゃ だし …

俺 たち も いろいろ 世話 に なって る し

ぜひ お 祝い さ せ て よ

部屋 広い から みんな 来 れる でしょ !

( 瞳 ) ダイキリ です …

( 瞳 ) もう ダメ だ

普通 の 女の子 に 戻り たい !

お 母さん ごめんなさい

もう 分かって もらえ なく て いい です

助け て …

あ …

( 瞳 ) そうだ …

引っ越し パーティー に お 母さん を 呼べ ば いい ん だ

そ したら きっと 場 を めちゃくちゃ に し て くれる よ !

( 瞳 ) ダア アー !

そ したら きっと 場 を めちゃくちゃ に し て くれる よ !

( 瞳 ) ダア アー !

( 瞳 ) ダア アー !

解放 ! これ で 私 は 解放 さ れる ん だ !

ああ …

あっ

あ ?

これ は 一体 どういう こと ?

まさか 瞳 が 母親 を 呼ぶ なんて …

( 詩子 ) う う っ … N ( 新田 ) あ …

( 詩子 ) 終わった … 私 の お 店 …

やり すぎ た の さ 訴え られ て も おかしく ない

( 瞳 ) お 母さん ( 客 たち ) ん ?

( 客 たち ) お っ ?

ああ …

えっ ?

( 客 ) これ は 瞳 さん の お 母さん ( 瞳 の 母 ) えっ ?

( 客 ) 私 こういう 者 で … N ( 瞳 の 母 ) え ー と …

( 瞳 の 母 ) え ー と …

( 瞳 の 母 ) な っ …

何 この 人脈 ! ?

これ なんて 一部 上場 企業 の …

( 重役 ) いや ほんと 瞳 さん は すばらしい 働き ぶり で ―

関心 し て い ます よ

( 重役 ) 私 は 人事 部 の 責任 者 な の で

ぜひ 我が 社 に 入って もらい たい くらい です

( 瞳 の 母 ) え ?

瞳 さん だったら 就職 活動 なんて し ない で

すぐに 来 て もらい たい です ねえ

それ こそ 未来 の 幹部 候補 です よ

えっ ?

( 瞳 ) 今 だ よ お 母さん !

娘 は まだ 中学生 だって ビシッと 言って やって !

さあ !

さあ !

さ あー !

( 瞳 の 母 ) 娘 を よろしく お 願い し ます

( 瞳 ) は あ ~ ! ?

( 瞳 ) ちょっと お 母さん !

あ …

( 瞳 ) 何 で 本当の こと 言わ ない の ! ?

こんな 有名 企業 に 入れる コネ なんて そう ない じゃ ない

え えっ ! ?

( 瞳 の 母 ) それ に 全部 あなた の 考え た こと でしょ う ?

え …

( 瞳 の 母 ) バー で 働 い て いろんな 業界 と の 人脈 を 築き ―

自分 を 一 番 高く 買って くれる 所 を 選 ん で い た の ね

( 瞳 ) え ?

母さん は 我が 子 ながら 少し 恐ろしく なった わ

え …

あー …

この 行動 力 …

こんな の 見せ られ たら 母さん に は 止め られ そう に な いわ ね

まったく あなた は … N 好き に 生き なさい

( 瞳 ) もう … 訳 分から ない よ …

( 詩子 ) っし ゃ ! ( 新田 ) う …

( 詩子 ) ほら ほら 主役 の あなた が 乾杯 し ない と

パーティー が 始ま ん ない わ よ

瞳 … ほら

乾杯

( 客 たち ) 乾杯 !

( 客 たち の 笑い声 )

結局 私 は …

何 が し たかった ん だ ろ う

( 林 ( はやし ) ) はい これ

( アンズ ) え ?

( 林 ) 今 まで 働 い て くれ た 分 の お 小遣い だ よ

でも 家 に 住まわ せ て もらって ごはん も 食べ てる のに …

( 林 の 妻 ) いい の よ

( 林 の 妻 ) 気 に せ ず 欲しい 物 や 遊び に 使い なさい

うん

ふ っ … ふわ っ …

な … 何て 大金 !

ヘヘッ …

ヘハハハッ ハハハッ …

フフーン 瞳 に は 見せ ちゃ お っか な ~

( 瞳 ) どう し た の ?

す っ ごい びっくり する と 思う けど

瞳 だ から 見せ て あげる ん だ から ね !

へえ ~ 何 か な ?

じゃ ー ん ! ほら びっくり でしょ !

ん ? 何 が ?

え …

5,000 円 なんて 大金 だ から びっくり …

あっ … あ あっ !

すごい ね アンズ ちゃん !

びっくり し すぎ て リアクション 取れ なかった よ ~ !

そう でしょ ! まったく 瞳 ったら

何で 私 が びっくり し なきゃ なら ない の よ もう !

アハハ ハハ …

それ で ね おじさん たち に

遊 ん だ り 欲しい 物 買い なさい って 言わ れ て …

でも 何 し て いい か 分から なく て …

あ …

( 瞳 ) それ を 転がし て ―

ピン を 多く 倒し た ほう が 勝ち な ん だ よ

でも …

これ なら 公園 で 木 の 棒 並べ て ボール で 倒せ ば よく ない ?

え …

じゃあ …

( アンズ ) 風呂 場 で 歌え ば よく ない ?

公園 で 水 飲め ば よく ない ?

( 瞳 ) 気 に なる 物 あった ?

うーん …

特に …

え ~

( 瞳 ) もう 使わ なく て いい ん じゃ ない の ?

( アンズ ) あれ ? ( 瞳 ) ん ?

( アンズ ) デパート って 買った 物 を あんな ふう に 入れる ん だ

( 瞳 ) あれ は プレゼント だ よ

( アンズ ) プレゼント ?

大事 な 人 に 贈り物 を する こと だ よ

“ ありがとう ” って 気持ち を 込め て ね

へえ …

あっ …

私 決め た わ !

( アンズ ) うーん …

これ だ と お 金 足りない なあ …

何 か 別 の に すれ ば ?

おじさん たち いっ つ も 肩こり が 大変 って 言って る から

これ を プレゼント し たい

いつも おじさん たち に よく し て もらって る から

私 も “ ありがとう ” って 気持ち 伝え たい の

( 瞳 ) う う っ …

いい 子 だ … N ヤバ い 私 何も し て ない なあ

( 瞳 ) だったら 私 が 足り ない 分 を …

( サブ ) 聞か せ て もらった ぜ

( 瞳 ) あれ ? サブ さん 何 で ここ に ?

( サブ ) オヤジ の 差し入れ を 買い に 来 た ん だ よ

足 つぼ グッズ

それ で カネ が 足り ない ん だ ろ ?

うん …

な の で 私 が 立て替えよ う と …

人 の カネ で プレゼント 買った って ハート が こもって ない っ しょ !

えっ … でも どう し たら …

フッ …

( サブ ) つい てき な ( 瞳 ・ アンズ ) ん ?

お 金 が 足り ない なら 増やせ ば いい じゃ ない

( 瞳 ) あ …

え えっ …

( アンズ ) ここ は 何 な の ? ( サブ ) フッ …

( サブ ) 馬 の レース に お 金 を 賭け て 当たったら お 金 を もらえ る …

ドリーム プレース 競馬 場 !

( 瞳 ) ちょっと ちょっと ちょ ー っと !

アンズ ちゃん に 何 やら せよ う と し てる ん です か !

大丈夫 大丈夫 !

馬券 は 俺 が 代わり に 買う から

( 瞳 ) そこ じゃ ない です よ !

( 瞳 ) ああ もう ! サブ さん 大人 だ から ―

アンズ ちゃん の 力 に なる か な って 思った のに …

そう だ よ … 大人 で 信じ られる 人 なんて い た っけ ?

い なかった じゃ ない !

アンズ ちゃん ! 賭け 事 で もうけ た お 金 を

プレゼント に 使っちゃ ダメ だ よ !

( 瞳 ) 分かって る ? ねっ …

瞳 ちゃん お 金 に 貴 賤 ( き せ ん ) は ねえ ぜ

瞳 ちゃん お 金 に 貴 賤 ( き せ ん ) は ねえ ぜ

それ に アンズ ちゃん

気持ち が 本気 なら きっと 競馬 の 神様 は 応え て くれる

( アンズ ) ハッ …

どう する ?

( 瞳 ) ええ … N ( アンズ ) う っ …

私 やる わ !

う う っ …

ちょっと 私 胃 薬 飲 ん で き ます …

( サブ ) とりあえず アンズ ちゃん は 初めて だ から ―

単 勝 っ つ っ て 1 着 の 馬 当てる の を 買って みる か

( アンズ ) じゃあ この ハイ ケイ カタログ に 500 円 で

( サブ ) 一 番 不 人気 じゃ ん

でも 勝ったら 一 番 もうかる ん でしょ ?

へえ … アンズ ちゃん マジ ギャンブラー だ なあ

まあ 当たら ない と 思う けど

( 実況 ) あー っと ! 先頭 を 走る 一 番 人気 の スクリーン トーン が ―

まさか の 落馬 !

ここ で 後方 に い た ハイ ケイ カタログ が まさか の 1 着

これ は 大 番狂わせ だ ー !

う おお っ ! マジ か よ !

ビギナーズ ラック って レベル じゃ ねえ ぞ !

単勝 オッズ が 90 倍 だ から …

4 万 5,000 円 に ! ?

あ ああ …

これ で プレゼント 買え る ね じゃあ 行 こ う か

( サブ ) ちょっと ちょっと ! レース は これ から じゃ ん !

今日 の アンズ ちゃん マジ 持って る って !

ハッ … 私 持って る ?

( サブ ・ 瞳 ) え ?

お 金 いっぱい あったら ほか に も 何 か 買って あげ られる よ ね

( サブ ) ピュウ ( 瞳 ) う う っ …

( 男性 ) しかし さっき の 落馬 すごかった です ねえ

( 男性 ) 脚 折れ てる だ ろ 馬 刺し コース か …

ん …

あの 馬 どう なる の ?

折れ てる と もう 走れ ない から 安楽 死 か なあ

あ …

( サブ ) まあ 気 に せ ず 次 の レース やろ う

そう ね …

( アンズ ) う わ っ ( サブ ) う ー っ !

( 瞳 ) わ っ 当たった ! ( アンズ ) あ あっ

( 瞳 ) よし ! ( サブ ) た は ー っ

( サブ ) どう する ?

次 が 最後 だ けど …

残り 500 円 最低 でも 20 倍 に は し ない と …

ならば 6 番 人気 の トレース ダイ !

( サブ ) お … おう …

アンズ ちゃん 1 点 買い は まずい よ

( アンズ ) 私 が 間違って た の よ

( サブ ・ 瞳 ) あ …

最初 に 当て た あと

もっと お 金 を 増やし たい って よこしま な 気持ち が 出 て た の

それ を きっと 競馬 の 神様 は 見抜 い て た

フッ …

だから もう 私 は 間違え ない !

トレース ダイ に 思い を 全て 乗せる わ !

( サブ ・ 瞳 ) あ …

( 実況 ) 6 番 人気 の トレース ダイ

ん ~ この 位置 だ と 抜ける の は 難し そう だ ー !

( アンズ ) まずい わ しょせん 6 番 人気 このまま じゃ …

ああ … 肩 こっち まった なあ

この 年 に なる と きつい わ ねえ

( 林 ) あー い た た た た …

( アンズ ) 最初 みたい に ―

落馬 すれ ば …

力 を 使え ば …

脚 折れ てる だ ろ 馬 刺し コース か …

肩 こっち まった

( アンズ ) おじさん …

( 男性 ) 馬 刺し コース か …

( アンズ ) 私 は …

肩 …

( アンズ ) おばさん …

馬 刺し …

馬 刺し …

( 実況 ) 1 着 は セレクト ポーズ だ ー !

( 歓声 )

( アンズ ) 馬 刺し に は でき ない !

( 歓声 )

( アンズ ) う っ … う う っ …

( アンズ の すすり泣き )

せっかく プレゼント 買 お う と 思って た のに …

どう すれ ば いい の ?

( アンズ の すすり泣き )

アンズ ちゃん

う …

プレゼント で 一 番 大切 な こと って 何 だ と 思う ?

え …

ん ?

( アンズ ) おじさん と おばさん に 渡し たい 物 が ある の

ん ? 何 だい ?

これ …

うん …

( 林 夫妻 ) ん ?

( 林 ) こりゃ あ …

( 瞳 ) 別に お 金 を かける 必要 は ない の

一 番 大事 な の は その 人 へ の 感謝 の 気持ち な ん だ から

俺 も そう 思う

いつも お 世話 に なって る から お返し が し たく て …

こんな プレゼント で いい の か な

( 林 夫妻 ) フフ フッ

とても うれしい わ アンズ ちゃん

早速 使って み て も いい かい ?

わ あ …

うん !

どう ? 気持ち いい ?

( 林 ) ああ

肩たたき なんて さ れる の いつ 以来 だ ろ う

次 は おばさん だ よ

( 林 の 妻 ) フフフ … 全部 使っちゃ う の もったいない わ ねえ

( アンズ ) そう なったら また 発行 さ れ ま ー す !

♪~

~♪

( ヒナ ) 次回 …

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