Uchuu Kyoudai ( Space Brothers ) Episode 70
< 不運 に 縁 が ある 兄 ・ 六 太 >
< 栄光 の 日 生まれ の 弟 ・ 日々 人 は →
< 月面 望遠 鏡 建設 を 望む →
恩師 ・ シャロン と の 約束 を 果たす ため →
日本 人 初 の ムーン ウォーカー と なった >
兄 ・ 六 太 は 宇宙 飛行 士 を 目指す >
< 選抜 試験 を 辛うじて 突破 する が →
訓練 中 も トラブル の 連続 筆記 試験 で は 最低 点 >
< 暴走 教官 が 飛行 訓練 の 担当 に なる 始末 >
< だが 困難 に 揉ま れ た おかげ で →
宇宙 飛行 士 の 大事 な 資質 を →
猛 スピード で 身 に 付け て いる こと に →
兄 ・ 六 太 は まだ 気づ い て い ない >
( デニール ) カモ ~ ン 。
( 南波 六 太 ) < デニール ・ ヤング と の 日々 が →
心 の ノート に メモ ら れ た のち …>
( 紫 ) 今回 正式 に アスキャン から →
アストロ ノート へ と 認定 さ れる →
JAXA の 新 宇宙 飛行 士 の みなさん 。
月 から おめでとう を 言わ せ て いただき ます 。
[ モニタ ] ( 紫 ) 真壁 ケンジ 君 新田 零 次 君 →
伊東 せり かさん 北村 絵 名 さん →
南波 六 太 君 。
< 私 達 は 今日 から 「 宇宙 飛行 士 」 と →
名乗る こと を 許さ れ た >
< 宇宙 飛行 士 「 南波 六 太 」 ! >
失礼 し ます 。
( バトラー ) テスト で 落第 点 を とったり 訓練 中 に →
コンディション を 大きく くずし た り と →
正直 私 に は 君 の この 不安定 さ が 他の 者 と →
比べ て どうして も 劣って 見え て しまう が ね 。
は はい 。
だが なぜ か 君 を 推す 者 は →
たくさん いる ん だ よ ね 。
1 年 半 後 の ミッション で →
バックアップ クルー の 席 に まだ 少し 空き が ある 。
バックアップ クルー の 重要 性 は わかって る ね 。
プライム クルー の 誰 か が →
直前 に 体調 ひと つ くずせ ば →
代わり に 宇宙 へ 行く べき 人物 だ 。
どう する ? →
最終 決定 権 は 君 に ある 。
《 マ マジ か よ ! ? 》
《 俺 が いきなり バックアップ クルー ! ? 》
《 す すごい ぞ これ は … 》
《 バックアップ クルー と して →
一通り 訓練 を 遂行 すれ ば →
その 次 は もう … 》
《 やった こんなに 早く ! ! 》
( ( シャロン ! ) )
( ( 3 年 先 か 4 年 先 か →
わかん ね ~ けど 俺 の 中 じゃ →
俺 が 誰 より 先 に 選ば れ て →
月 で 望遠 鏡 を 建てる 予定 だ よ ) )
《 これ なら シャロン と の 約束 に も →
間に合う ! 》
あ の っ 月 環境 を 想定 し た →
船 外 活動 訓練 と か も →
やらせ て もらえ る ん です か ?
いや …→
無 重力 を 想定 し た 訓練 なら メニュー に ある が →
今回 月 は 関係ない から な 。 →
私 が 言って いる の は 国際 宇宙 ステーション →
ISS で の ミッション だ よ 。
《 ISS … ! ? 》
♪♪~
♪♪~
♪♪~
♪♪~
♪♪~
♪♪~
< ISS が 見 られる この 1 ~ 2 分間 に →
私 は 何度 も 救わ れ て き た >
♪♪~
< もう ボロ い 船 な のに まだ 現役 で 働 い て いる >
< それぞれ の 覚悟 を 乗せ た まま >
( せり か ) ( ( 私 は ISS に 搭乗 し たい ん です ) )
< 13 年 前 の 2012 年 に 宇宙 ステーション ISS は 完成 し た >
< しかし NASA の 関心 は 月面 基地 と →
火星 探査 に 移って い た >
< やがて 世間 から も 忘れ られ 老朽 化 も 進んで いる ISS は →
特殊 医療 研究 の 場所 と して なんとか 存続 し て いる 状態 だ >
( 青竹 ) ( ( せり かちゃ ん お 父さん の 仕事 を 引き継ぐ ん だ って 。 →
それ で 可能 性 が ある の は 無 重力 下 で の 新薬 の 発見 で →
今 唯一 それ が できる の は …→
ISS の 「 きぼう 」 モジュール な ん だ って ) )
《 月 じゃ なく て NISS で の ミッション ! ? 》
今 ISS に は 君 の 先輩 ミヤタアツシ が いる 。 →
彼 は 飛行 士 に なって から 5 年 半 待って 念願 の 初 フライト だ 。 →
その ミヤタ と 共に 同じ 訓練 を 受け バックアップ を 担った の が →
キサ キサ ナエ だ 。 彼女 は 来年 ISS に 乗りこむ 。 つまり …→
君 に 提案 し て いる の は キサキ の バックアップ だ 。
なかなか ない よ ~ 。 新人 が こんなに テンポ よく 控え に 就ける 話 は 。
あれ … 何 ? ピンと 来 ない ?
す … すみません バトラー 室長 。
少し 考え させ て ください 。
( ピッピッピッ … )
( ケンジ ) 僕 と 新田 君 は 月 ミッション の 方向 に 決まり そう だ よ 。
とりあえず 今 まで の 訓練 も 続け ながら →
控え に 任命 さ れ の を 待つ って 感じ だ ね 。
( ピッピッピッ … )
シェイン と ベン の 話 きい た ? ああ 。
あの 2 人 は もう 月 の バックアップ クルー 決定 だ ろ 。
さっき ジェニファー が ペラペラ と 言い まわって た よ 。
ムッ 君 は ?
俺 は … 今 悩 ん でる とこ 。
え … ?
( ケンジ ・ 六 太 ) ハァ ハァ ハァ … 。
もし ISS の 方向 に 進 ん だ ら →
最短 で 今 から 3 ~ 4 年 後 に は 宇宙 に 行ける かも しれ ない 。
それ は それ で 最高 な ん だ けど … 。
やっぱり 俺 は 月 に 行き たい ん だ 。
誘い に のったら 宇宙 へ は 近道 だ けど 月 へ は 遠回り に なる 。
たしかに ISS と 月 と じゃ 訓練 が まるで 違う もん ね 。
ISS の 後 いち から 月 の 訓練 を やる と なる と … 。
また バックアップ から 始め て … 。
早く て 8 年 後 まあ 10 年 後 だ な 月 は 。
♪♪~
《 結局 の ところ 私 は 悩 ん で など い なかった 》
《 私 の 一 番 の 金 ピカ は もう 何 年 も … ずっと … 》
《 こっち を 見 てる 》
月 の こと で 頭 いっぱい の 僕 より →
優先 す べき ふさわしい 人 が いる と 思う ん です 。
ほう 例えば ?
伊東 せり かさん です 。 席 を 譲れ る なら ぜひとも 彼女 に !
なぜ イトウ さん に ? もし かして 好き な の ?
いや … っ そういう ワケ じゃ 。 《 そりゃ 好き だ けど … 》
ウホンッ 。 室長 に まで は 伝わって ない の かも しれ ませ ん が … 。
彼女 の 志 は 他の メンバー と は 異なり ます 。
( ( 私 が ISS 搭乗 を 希望 する の は →
難病 に 効く 新薬 開発 に 貢献 する ため です 。 →
特に 私 の 父 を 苦しめ た ALS を →
この世 から なくし て しまい たい ん です ) )
せり かさん の ISS に かける 思い の 強 さ を 知って る 者 なら →
たぶん 僕 じゃ なく て も 譲る と 思い ます 。
なるほど 。 検討 し て おこ う 。
君 の 今後 に つい て も ね 。
失礼 し ます !
《 これ で 良かった ん だ 》
《 そう ! これ で 良かった 》
《 良かった か ! ? 》
《 なんか 最後 気まずい 空気 だった ぞ 。 →
室長 を 怒ら せ た ん じゃ … ! ? 》
《 いやいや … 決定 権 は 俺 に あった ん だ 。 →
大丈夫 に 決まって る ! 》
《 こんな 時 どう す べき か は わかって た 》
( シャロン ) ( ( 迷った 時 は ね →
「 どっち が 正しい か 」 なんて 考え ちゃ ダメ よ ) )
( ( ん ? ) ) ( シャロン ) ( ( ほら ムッタ 下げ て 下げ て ) )
( ( 「 どっち が 楽しい か 」 で 決め なさい ) )
《 どっち を 選択 する か 迷ったら どう やって 決める か 。 →
ちゃんと 教わった 通り だ 》
♪♪~
( 携帯 の バイブ 音 )
( ノック ) ( バトラー ) どうぞ ~ 。
♪♪~
♪♪~
( 北村 ) ハッハッハッ … 。
ねえ 南波 君 ! 来 て 来 て !
ど し た の ? ( 北村 ) せ りか ちゃん が やった よ 。 →
ISS の バックアップ クルー に 選ば れ た ん だ って !
( スタッフ ) おめでとう ! ( スタッフ ) よかった ね !
( 北村 ) 木崎 さん の 控え !
本当 に ! ! やった ね !
《 よし ! 良かった ! ! 》
( 携帯 の バイブ 音 )
ん … っ ? 《 ビンス さん から ! ? 》
《 9 N 棟 へ 来い … か 》
ここ って 何 だった っけ … 。
( ビンス ) ミスター ナンバ ! こっち です 早く 。
( ビンス ) なぜ 断った ん です か 宇宙 へ の 一 番 の 近道 を 。
申し訳ない です 。
いや どうして も 月 へ 行って … 。 私 で さえ … 。
私 で さえ まだ 月 へ は 行け て ない ん です よ 。
月面 滞在 に 向け た 訓練 に も 定員 数 が あり →
組織 と して の 許容 能力 も まだ 低い 。 →
希望 者 が すぐに 訓練 を 受け られる よう な 態勢 に は なって ませ ん 。
君 は ただ 「 YES 」 と 答える べき でし た 。
バトラー 室長 が 考え た これ から の 君 の 研修 先 は ここ です 。
♪♪~
こ … ここ は ! ?
( ビンス ) ここ は バギー や ローバー →
その他 月面 基地 局 の 開発 部 署 です 。
彼ら は ここ の 技術 者 たち 。
( ピーター ) なん だ ぁ ? ま ぁ ~ た 男 な の ?
( ハロルド ) 新人 の よう だ ね 。
いい です か ミスター ナンバ 。 →
今日 から 君 は ここ で 彼ら と ともに バギー の 開発 ・ 改良 業務 に →
加わって もらい ます 。 →
バトラー 室長 の 話 で は 彼ら は クルー オフィス から 出さ れ た →
注文 に 応え られ ず この 1 年 半 ずっと 頭 を 抱え た 状態 です 。 →
君 が 加わった こと で どう なる もの で も ない でしょ う が →
新人 の 宇宙 飛行 士 は 皆 こういう 研修 を 積み重ね て →
いく もの です 。 期限 は あり ませ ん 。 →
良い 働き を 見せ 数 ヶ月 で 終え た 飛行 士 も いれ ば 4 年 5 年 と →
ダラダラ 続け た 者 も かつて い まし た 。 →
とにかく 君 は 日々 の 基本 訓練 と ここ で の 業務 を 続け ながら →
次 の 指示 を 待って 下さい 。
はい … 。 《 次 の 指示 … 》
《 まずい な これ は …→
何 年 も 待た さ れる パターン な 気 が する ぞ 》
《 いや 実際 そう かも … 》
( ビンス ) ミスター ナンバ 。
♪♪~
ふん 。 はじめ まして ど ~ も 。
僕 女の子 が 良かった なぁ ~ ねえ 。
( ダン ) よろしく 僕 は ダン ! →
無人 探査 機 ギブソン は 僕 の 設計 だ よ 。
なんで うち に は 女の子 が 1 人 も 来 ない ん だ ?
私 は ハロルド 。 で こっち は ピーター だ 。
なあ なんで うち に は 女の子 が 来 ない ん だ ?
さあ … 。
基本 的 に 製造 は みんな で やる ん だ けど →
もの に よって リーダー が かわる 。 →
無人 機 に 関 する 業務 は ほぼ ダン が 指揮 を とる 。 →
ダン は ギブソン 以外 に も ブライアン な ん かも 手がけ た 。 →
ピーター は 有人 専門 。 スパイダー と か バギー と か ね 。
じゃあ ハロルド は ? ロボット 系 ?
私 かい ? フフ … 私 は 主に イス だ 。
イス ! ? ( ハロルド ) そう イス ! これ を 見 て 。
わかる かい ? あ ~ あ ~ イス だ ね 。
そう イス ! これ は スペースシャトル に →
つい て た イス だ 。 私 の 父 が 作った 。 ヘェ ~ !
そして オリオン を はじめ スパイダー や ビートル の →
イス と いう イス は ほぼ 私 が 手がけ た 。
イス の 話 は もう いい から さ ぁ →
さっさと 本題 に 入り ま しょ ハロルド 君 。 だ ね 。
知って る わ ね ? 月面 バギー ちゃん よ 。
君 の 弟 が 谷 に 落 っこ ち た の も この タイプ 。
なるほど これ で し た か 。
( ピーター ) あの 事故 の あと 落ち た バギー を →
谷 から 引き上げ たら あちこち 故障 が 確認 さ れ た って →
話 で ね 。 そし たら 上 は こう 言って き た の 。 →
落ち て も 壊れ ない バギー に し て くれ 。 あるいは →
落ち ない バギー に し て くれ って ね 。
と いう わけ な ん だ けど な ん か い い 案 ある ?
えっ … ん … そ そうだ なぁ 。
《 急に 言わ れ て も … 》
う ~ ん … 。
やっぱり 女の子 が いい と 思う ん だ 。 どうせ 誰 か 来る なら 。 →
女の子 が 来 て くれ たら 多分 仕事 も うまく いく と 思う ん だ 。
♪♪~
( ハロルド ) 月 の 砂 ・ レゴ リス は 非常に 細かい 。 →
地面 は 新雪 の 降り積もった 雪山 に 似 てる ん だ 。 →
で バギー の 操縦 性 を よく する に は タイヤ と ブレーキ の 改良 。
我々 は まず そこ を 重点 的 に 考え 直し てる 。
《 自動車 開発 会社 を クビ に なり 業界 から も 締め出さ れ た 私 が →
なんだか んだ と 怒涛 の 2 年 で →
よく やく 宇宙 飛行 士 に まで なれ た と いう のに … 》
最初 の 仕事 が また 自動車 開発 と は 。
ふ っ … 皮肉 な もん だ ぜ 。
えっ じゃあ バギー を 作る のに →
今 まで 車 の 専門 家 を 雇わ なかった って こと ?
そういう こと だ ね 。 予算 的 な 面 でも →
大手 車 メーカー の プロ を 雇う なんて の は 無理 な こと だ 。
その プロ から 見 て も ギャラ の 安い うち で 仕事 する →
利点 は ない わ 。 よって 全て NASA 独自 の 技術 。
独自 で こんな の 作れ る なんて … すげ ぇ な !
ハッ ハーン ! それ が NASA と いう もの よ 。
でも まあ 今回 に 限って は みんな ちょっと 諦め ムード な ん だ けど 。
《 諦め … 》
( ( とにかく 君 は 日々 の 基本 訓練 と →
ここ で の 業務 を 続け ながら 次 の 指示 を 待って 下さい ) )
( ( はい … ) )
《 これ は 何 年 も 待た さ れる パターン に 違いない と →
諦め の よう な 覚悟 を 決め かけ た あの 時 … 》
( ( ミスター ナンバ ) )
《 それ を 遮る よう に ビンス さん の 声 》
( ( とにかく 君 は ここ で 何らか の 成果 を あげて 下さい 。 →
それ が でき れ ば 君 に も … ) )
( ( 月 ミッション の バックアップ クルー へ の 道 が 開け ます ) )
♪♪~
《 ふと ビンス さん の 背 を 目 で 追った 。 その 視線 の 上方 に は →
NASA の 熱意 を 描 い た か の よう な ムダ に で かい 垂幕 。 →
私 は その 風景 に 運命 の お告げ 的 な 意味合い を 勝手 に 感じ取り →
諦め の よう な 覚悟 を 鼻 で 笑った 》
( ピーター ) 正直 タイヤ も ブレーキ も →
今 以上 の もの を 求め られ て も 頭 が ねじれる ばっかり だ わ 。
だって ほぼ 完璧 だ もん 。
でも このまま じゃ 僕ら の →
NASA の 技術 者 と して の プライド が さ … 。
《 落ち ない バギー … か 》
♪♪~
♪♪~
♪♪~
♪♪~
♪♪~
♪♪~
♪♪~
( ヒビット ) う ぉ ~~ ! !
イェーイ ! や ぁ みんな 僕 ヒビット !
月 へ UFO を 探し に 行く 仲間 を 探し てる ん だ !
ニンジン 食べる ?
イェーイ ! バトラー 室長 !
( バトラー イーグル ) ミスターヒビット … 。
仲間 見つけ た よ ! もう 月 に 行って いい ! ?
( バディ ゴリラ ) ウホー ウッホッホ … 。
ダメ だ 。
え ! ? この 胸 鎖 乳 突 筋 が ?
大 腿 四 頭 筋 が ?
何 それ ?
ゴホン 。 そう じゃ なく て まだ 仲間 が 足り ん 。
ニンジン 食べる ?
ワシ は … いや 私 は 肉 しか 食わ ん 。
それ に 月 に 行く に は 訓練 も 必要 だ 。
OK ! よ ~ し !
そ っか ! 行って くる ! イェーイ !
♪♪~
僕 と 一緒 に 月 を 目指 そ う ! イェーイ !
どんな 訓練 か まだ 言って ない けど ?
( ヒビット ・ バディ ゴリラ ) ま ~ た こ ~ ん ~ ど ~ !
( コナン ) < ベル ツリー 急行 の 埋め合わせ と いう 名目 で →
園子 に 誘わ れ 伊豆 高原 に やって き た 俺 たち >
さらに テニス の N スペ シャルコーチ と して →
なぜ か 安 室 透 も 来 て い た >
う わ ! ( 毛利 蘭 ) コナン 君 !
< ひょんな こと から 知り合った テニス サークル の 面々 の →
別荘 で 休む こと に なった が →