Gamers ! Episode 4 (1)
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~♪
( 鳥 の さえずり )
( 目覚まし時計 の アラーム 音 )
( 天道 花 憐 ( てん どう かれん ) ) 音 吹 ( お とぶ き ) 高校 2 年 A 組 ―
天道 花 憐 の 朝 は とても 早い
( 花 憐 ) ふ あぁ …
( 鳥 の さえずり )
( 花 憐 ) は ぁ ~ N ウフッ 今日 も 気持ち の いい 朝 ね
( 花 憐 ) 朝 目覚める と すぐに ジョギング の ため に 家 を 出る
天道 花 憐 に とって 朝 は 自己 研さん に 費やす 時間 な の だ
( おばあ さん ) おはよう
おはよう ございます !
( お じいさん ) 今日 も べ っぴ ん や ねえ
ありがとう ござい ます
( 花 憐 ) そんな 爽 やか な 朝 を 迎える ところ から ―
( 花 憐 ) よ ー し よし よし
( 花 憐 ) そんな 爽 やか な 朝 を 迎える ところ から ―
私 天道 花 憐 の 華麗 なる 1 日 が 始まる
朝 の 運動 を 終える と ―
早朝 学習 に 移る
朝 の 静 ひつ さ は ―
忙しい 日中 を 過ごす 学生 に とって 最高 の 学習 環境 だ
朝食 を とり ―
登校 へ の 身支度 を 手早く こなす
周囲 に は 知ら れ て い ない が ―
私 は あまり 外見 に 頓着 する タイプ で は ない
本当 に 大事 な こと は 内面 から にじみ出る もの だ と 私 は 思う から だ
よ しっ !
( 花 憐 ) 登校 し て 第 一 に する こと は 学友 と の 交流 で ある
( 女子 生徒 1 ) あ 花 憐 おはよう
( 女子 生徒 2 ) おはよう
おはよう
( 花 憐 ) その とき そこ で しか でき ない こと に ―
全力 を 傾ける と いう の が 私 の 信条 だ
休み 時間 は 学友 たち と の 交流 に 加え …
先生 私 運び ます よ
( 花 憐 ) 率先 し て 先生 の 手伝い に 出る
( 男性 教師 ) いつも 悪い ねえ 天道 君
( 花 憐 ) 点数 稼ぎ の ため で は なく ―
そこ で 得 られる 特殊 経験 こそ を 重視 し た 結果 だ
そんな 私 に とって 最も 憂鬱 な 時間 ―
それ は …
( 男子 生徒 ) 俺 と つきあって ください !
( 花 憐 ) こういう 場合 相手 の 気持ち に 向き合い ―
しっかり と 断る こと こそ を 自分 なり の 誠意 と し て いる
ごめんなさい ( 男子 生徒 ) あ あっ …
( 花 憐 ) それ でも 人 の 好意 を むげに する の は 心 が ちく り と 痛む
放課後 に 私 が 向かう の は ―
人知れず 所属 し て いる ゲーム 部 の 部室
そこ は 真剣 に ゲーム の 腕 を 磨く 者 どうし が 切磋琢磨 ( せっさたくま ) する 場所
常に 真剣 勝負 だ から こ その ヒリ つく よう な 空気 感 を ―
私 は たまらなく 愛し て いる
帰宅 する と 予習 復習 に ―
息抜き も 兼ね た ゲーム と その 情報 収集 を こ なし ―
早め に 就寝 する こと で 翌朝 に 備える
お やすみ なさい
( 花 憐 ) 一切 の よどみ も なく ―
天道 花 憐 の 1 日 は 今日 も 華麗 に 過ぎ て いく
( 目覚まし時計 の アラーム 音 )
( 花 憐 ) 音 吹 高校 2 年 A 組 ―
( 目覚まし時計 の アラーム 音 )
天道 花 憐 の 朝 は 早い
( 花 憐 ) ハッ … !
ど ど ど どうして この 私 が 雨 野 ( あま の ) 君 の 夢 なんか 見 てる の よ
しかも あ あんな 破廉恥 な …
う う う ぅ ~ う う っ う は はっ フッ フッ …
グゥ …
ハッ ! まだ 宿題 やって ない !
( 花 憐 ) 朝 の 静 ひつ さ は ―
忙しい 日中 を 過ごす 学生 に とって 最高 の 学習 環境 だ
( 花 憐 ) も う っ 何 やって ん の 私 !
( 花 憐 ) 朝食 を とり
ごちそうさま
( 花 憐 ) 登校 へ の 身支度 を 手早く こなす
周囲 に は 知ら れ て い ない が ―
私 は あまり 外見 に 頓着 する タイプ で は ない
本当 に 大事 な こと は 内面 から にじみ出る もの だ と …
( 花 憐 ) おかしい わ ね
本当 に 大事 な こと は 内面 から にじみ出る もの だ と …
本当 に 大事 な こと は 内面 から にじみ出る もの だ と …
前髪 が 全然 決まら ない !
本当 に 大事 な こと は 内面 から にじみ出る もの だ と …
( 花 憐 ) あ あっ ! もう こんな 時間 だ !
( 花 憐 の 母 ) 花 憐 そのまま 学校 へ 行く 気 ?
( 花 憐 ) えっ ! ? き ゃ あ あっ !
( 花 憐 ) えっ ! ? き ゃ あ あっ !
( 階段 から 転げ 落ちる 音 )
( 花 憐 ) 登校 し て 第 一 に する こと は 学友 たち と の 交流 で ある
( 女子 生徒 1・2 ) う わ っ !
( 女子 生徒 1 ) か … 花 憐 ?
お おはよう
( 花 憐 ) その とき そこ で しか …
あっ しまった … !
( 女子 生徒 2 ) 花 憐 大丈夫 ?
( 花 憐 ) あ は は … 平気 平気
ハッ …
( 女子 生徒 1 ) あっ … えっ ! ?
( 花 憐 ) そこ で しか でき ない こと に ―
( 花 憐 ) そこ で しか でき ない こと に ―
( 花 憐 ) は ぁ … N は あぁ は あ あぁ …
( 花 憐 ) は ぁ … N は あぁ は あ あぁ …
全力 を 傾ける と いう の が 私 の 信条 だ
( 花 憐 ) は ぁ … N は あぁ は あ あぁ …
休み 時間 は 学友 たち と の 交流 に 加え ―
( 女子 生徒 1 ) あれ ? 花 憐 は ?
休み 時間 は 学友 たち と の 交流 に 加え ―
休み 時間 は 学友 たち と の 交流 に 加え ―
休み 時間 は 学友 たち と の 交流 に 加え ―
( 女子 生徒 2 ) さあ … ?
率先 し て 先生 の 手伝い に 出る
率先 し て 先生 の 手伝い に 出る
( 男性 教師 ) 天道 君 ?
手伝って くれる の は うれしい の だ けれど
運ぶ の は 化学 室 の ほう だ から ね
分かって ます お 任せ ください !
( 男性 教師 ) いや … N そっち は 完全 に 逆 方向 だ よ ねえ ?
ちゃんと 運び ます から ご 安心 を ! NF 組 経由 で !
( 男性 教師 ) え ? 何で F 組 ?
( 花 憐 ) 点数 稼ぎ の ため で は なく ―
そこ で 得 られる 特殊 経験 こそ を 重視 し た 結果 だ
そこ で 得 られる 特殊 経験 こそ を 重視 し た 結果 だ
( 生徒 たち の ざわめき )
( 生徒 たち の ざわめき )
( 生徒 たち ) ん ?
( 花 憐 ) い ない の かしら …
この 時間 なら 1 人 で ゲーム し てる はず な のに …
( 雨 野 景太 ( けい た ) ) あれ 天道 さん ?
( 花 憐 ) ハッ !
( 景太 ) どう し た ん です か ? こんな ところ で …
( 花 憐 ) あ あ あ ああ …
う う わ あぁ ん !
( 花 憐 ) そんな 私 に とって 最も 憂鬱 な 時間 それ は …
( 花 憐 ) そんな 私 に とって 最も 憂鬱 な 時間 それ は …
( 男子 生徒 ) どうして ダメ な ん です か !
( 花 憐 ) そんな 私 に とって 最も 憂鬱 な 時間 それ は …
( 花 憐 ) そんな 私 に とって 最も 憂鬱 な 時間 それ は …
俺 なんか じゃ 釣り合わ ない から です か !
いえ … そういう こと じゃ ない の よ
私 は 君 の こと を よく 知ら ない し それ に ね …
( 男子 生徒 ) 好き な 人 が いる ん です か ! ?
へ っ ?
え あ … い いや
( 男子 生徒 ) えっ ?
あ … そんな 好き な 人 だ なんて
バ … バカ ね いる わけ ない じゃ ない !
そもそも 私 は 誰 と も つきあう 気 が …
つきあう 気 が …
ハッ !
ち っ 違う の よ
誰 か さん と の おつきあい を 想像 し て いる わけ で は … !
( 男子 生徒 ) あ あの 俺 の 告白 に 関して は …
あー それ は 全く ない で す ゼロ です
( 男子 生徒 ) ひど い っ ! ( 花 憐 ) あ ち が っ ごめんなさい …
あ あ ~ もう どうして こう なる の ぉ ?
( 花 憐 ) 放課後 に 私 が 向かう の は ―
人知れず 所属 し て いる ゲーム 部 の 部室
そこ は 真剣 に ゲーム の 腕 を 磨く 者 どうし が ―
切磋琢磨 する 場所
( 大磯 新 那 ( お お いそ に いな ) ) 天道 …
( 大磯 新 那 ( お お いそ に いな ) ) 天道 …
常に 真剣 勝負 だ から こ その …
常に 真剣 勝負 だ から こ その …
( 新 那 ) おい 天道 ( 花 憐 ) へ っ ! ?
わ っ ああ すみません っ
( 新 那 ) なんか 最近 ボーッ と し てる みたい だ けど ど し た の ?
あー … 何 な ん でしょ う 考え 事 と いう か
脈絡 の ない こと ばかり 思い出し て しまって …
ふ ー ん どんな ?
そう です ね …
ゲーム ショップ で 私 が 雨 野 君 に 初めて 声 を かけ た とき の こと と か
あと 雨 野 君 に 一緒 に ゲーム 部 に 来 て もらった こと と か ―
断ら れ た こと と か ―
今日 も F 組 で 雨 野 君 1 人 だった なあ と か ―
あと なんといっても
ゲーム 部 の こと を すごく 評価 し て くれ た こと が ―
こう 何度 も 繰り返し 頭 に 浮か ん で です ね …
え へ っ え へ へ ウフッ イヒッ イヒヒ イヒッ …
( 加瀬 岳人 ( かせ がく と ) ) 天道 お前 最近 たる ん でる ん じゃ ない の か
えっ ! ?
( 加瀬 ) 明らか に ゲーム の 腕 が 落ち てる ぞ
そ っ そんな !
まあ 部長 な ん だ し ゲーム は 頑張 ろ う よ
( 花 憐 ) そう だった … N 私 は ゲーム 部 の 部長 天道 花 憐 よ
余計 な こと を 考え ない で ゲーム に 集中 し なきゃ !
あした こそ 雨 野 君 ゲーム 部 に 来 ない かしら …
って 何で 私 雨 野 君 の こと を ! ?
べ っ 別に 彼 が ゲーム 部 に 来 なく て も
戦力 的 に は 何一つ 問題 ない し ―
私 が 来 て ほしい わけ で も ない ん だ けど !
で … でも まあ
彼 から 来る ん だったら 迎え入れ て あげ なく も ない わ ね
うん そう したら
彼 に は 私 が しっかり ゲーム の イロハ を たたき込 ん で あげて …
き ゃは は っ ぐ ふ っ フフッ イヒヒッ
( 花 憐 ) こうして 今日 も 私 の 1 日 は ―
( 花 憐 ) あっ あ … N ひ ゃ は はっ う う ~
以前 と は また 違った 意味 で ―
う う う ~ ぐ ふ ふ っ
ある 意味 華麗 に 過ぎ て いく の で し た
あ は はっ イーヒヒッ ヒッ …
( 足音 )
( ゲーム の 電子 音 )
( ゲーム の 電子 音 )
( ゲーム の 音声 ) ほ い っ そ ー れ っ !
( 花 憐 ) よ しっ ! 返し た わ よ
( 三角 瑛一 ( みす みえ い いち ) ) やり ます ねえ
ところで あれ から 聞け まし た ?
何 の こと ?
( 三角 ) 星 ノ 守 ( ほし の もり ) さん と 雨 野 君 と の 関係 です よ
( ゲーム の 音声 ) ほ い っ そ ー れ っ !
あれ ? どう し た ん です か 天道 さ …
( ゲーム の 音声 ) せい や ー っ !
あれ ? どう し た ん です か 天道 さ …
( 花 憐 ) あ あ …
天道 さん ! ?
( 花 憐 ) あ あ …
天道 さん ! ?
( ゲーム の 音声 ) 突破 ! やった ! ほっ ほっ ほっ
( 花 憐 ) 本当 に 私 ゲーム 弱く なって る ん だ …
さえ ない 顔 …
フフ …
う …
不調 の 原因 は 明らか よ ね
ハァ …
( 花 憐 ) そう 理由 は 分かって る の
あの 日 以来 彼 の ゲーム スタイル ―
楽しむ こと が 最 優先 と いう 考え 方 が ―
ストイック だった はず の 私 の プレー スタイル に ―
ストイック だった はず の 私 の プレー スタイル に ―
( 自転車 の ベル )
ストイック だった はず の 私 の プレー スタイル に ―
迷い を 生じ させ て いる
ほんと に 雨 野 君 に は 責任 を とって もらい たい わ
う っ …
って … 責任 って そういう あれ じゃ な いわ よ !
そういう ん じゃ ない です から !
( 景太 ) 天道 さん ? ( 花 憐 ) ハッ …
あっ ああ 雨 野 君 ! ?
あ はい え え ー と あの …
ど どうも
( 花 憐 ) コホン ( 景太 ) ん ?
あら 偶然 ね 雨 野 君 お 買い物 かしら ?
( 花 憐 ) 決まった ! これ で こそ 天道 花 憐 !
えー っと … 家 で 朝 から ゲーム し て たら 親 に 怒ら れ て
しかたなく こうして 外 に …
( 花 憐 ) す すごい しょっぱい 理由 ね …
そういう こと なら 一緒 に 散歩 し ない ?
あ はい ぜひ
って ええ えっ ! ? あ いやいや いや
僕 な ん か そんな 休日 に 天道 さん と なんて
あー 恐れ多い って いう か
( 景太 ) あの その あの えっ と …
( 景太 ) あの その あの えっ と …
お … 恐れ多い ?