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シドニアの騎士, Sidonia no Kishi (Knights of Sidonia) Episode 10

Sidonia no Kishi ( Knights of Sidonia ) Episode 10

ペコッ ペコッ ペコッ … ( 足音 )

( 科 戸 瀬 イザナ ) 本当 に こんな 場所 に そんな いい 宿 が ある の ?

( 纈 ) 「 シド ニア 百 景 」 に は 載って ない よう な 穴場 な ん です 。

ただ 人 が 近づか ない 場所 って だけ じゃ ない の ?

( 纈 ) あの … N 私 は イザナ 君 を 誘った 覚え は

ない ん です けど 。 N ペコッ ペコッ ペコッ

って いう か うるさい サンダル です ね それ 。

ふん ! 僕 と 長 道 が 出かける 予定 だった の を

いい プラン が ある って 言う から 譲って あげ た ん じゃ ない か !

( 谷 風 長 道 ) まあ まあ 二 人 と も 。 N ( 纈 ・ イザナ ) くっ !

そもそも 長 道 が 二 重 に 約束 し た から

こう なった ん だ よ ! ( 纈 ) そうです よ 谷 風 さん !

しっかり し て ください !

あっ … ごめん 。

確かに こりゃ 「 シド ニア 百 景 」 に 載ら ない ね 。

行か ない の ?

( 纈 ) た … 谷 風 さん お 願い し ます 。 N えっ ! ?

♪~

♪~

( 3 人 ) あっ 。

( 女将 ) 長旅 お 疲れ さま で し た 。

か か … か か か … 艦 ち ょ …。

重力 館 の 女将 田中 で ござい ます 。

( 2 人 ) は ぁ …。 N えっ ?

( 纈 ) 予約 し た 緑川 です 。 N お 世話 に なり ます 。

よろしく お 願い し ます 。 N よろしく お 願い し ます !

お 部屋 へ ご 案内 いたし ます 。

( イザナ ・ 纈 ) う わ ぁ ~ !

は は はっ すご ~ い !

基底 湖 も こうして 見る と きれい だ なぁ 。

( 纈 ) ふ ふ ふ っ 。 N 気 に 入って くれ た みたい です ね 。

や … やっぱり で っ かい 水たまり だ こんな の !

♪~

( ヌミ ) やっぱり 偶然 なんか じゃ ない 。

何 ? この ちっとも 楽しく な さ そう な の 。

( 纈 ) シド ニア に ある 不可思議 な 話 を

紹介 し て いる 本 です 。

いや それ は 分かる けど さ …。

「 あの世 から の 声 天井 に 現れ た 顔

不老 不 死 の 船員 会 の 謎 」 ?

( 纈 ) 139 ページ を 見 て ください 。

「 シド ニア 歴 九〇 四 年 第 四 次 奇 居 子 防衛 戦 末期 。

ある 最上 級 船員 が 臨時 評議 会 に よって 処刑 さ れ た 。

それ こそ が 知る 人 ぞ 知る

異端 の 科学 者 、 落合 で ある 」。

落合 …。 N 谷 風 さん 知って る ん です か ?

あっ なんでもない 。

「 当時 、 科学 者 落合 は 、 N 現在 禁じ られ て いる

胞衣 を 使った 実験 を 行って い た 」。 N あっ 。

「 その 中 で 最も 恐ろしく 、 N 野蛮 な 実験 の 一 つ と して

知ら れ て いる の が 、 N 怪物 と 人間 の 」…。

( 纈 ) あっ もう そのへん で いい です 。

とにかく 私 上位 船員 用 の 情報 端末 で

この 落合 と いう 科学 者 が 残し た 研究 施設 が

基底 湖 の 底 に ある こと を 突き止め まし た 。

えっ ? ちょっと 待って !

急に 話 が 嫌 な 方向 に 転がって る よ 。

そして これ が その 研究 施設 へ 続く 通路 の 鍵 です 。

( ヌミ ) はい 。 N 戦闘 中 も カビザシ を 持つ 衛 人 を

ずっと 追って い まし た 。

[ TEL ] ( ユレ ) カビザシ の 場所 が 分かる …。

( ヌミ ) ほか に 思い当たる 理由 が あり ませ ん 。

[ TEL ] ( ユレ ) ヌミ ちゃん 今 から この こと を

第 一 機密 事項 に 設定 する わ 。

今後 も 扱い に 注意 し て ね 。 N ( ヌミ ) 分かり まし た 。

( エナ 星 白 ) あぁ ~。

ねえ やっぱり 帰 ろ う よ 。

いくら なんでも そんな 鍵 一 つ で 中 に 入れる わけ …。

ピピッ 開 い た !

えっ ? ( 纈 ) 結構 大変 だった ん です から

この 鍵 手 に 入れる の 。

う わ ぁ ~。 N 真っ暗 です ね 。

えっ 入る の ! ?

ち ょ … ちょっと 待って よ !

シューン … バタン ( 扉 の 音 ) う わ ぁ ~ ! 長 道 どこ ! ?

ぐ は っ ! ひ ぃ ~ ! なんか 当たった !

う わ ぁ ~ また 当たった ! イザナ 君 落ち着 い て よ !

えっ …。 あっ 長 道 。 N う う ぅ …。

えっ ! ? う わ ぁ ~ !

出 た ぁ ~~ う う っ …。

まったく … 騒がしい 人 です ね 。

≪ ドンドン ドン ! ( 扉 を たたく 音 ) ≪ 開け て ! 開け て よ ~ !

≪ えっ なんで 開か ない の ! ? ≪ ドンドン ドン ! ドンドン !

≪ ( 纈 ) ちょっと ど い て ください イザナ 君 。

≪ コツ コツ コツ ( 足音 ) う わ っ …。

長 道 どう し た の ! ?

大丈夫 … ちょっと イザナ の 肘 が 当たった だけ 。

え えっ ? ご め ~ ん …。

どうやら 内側 から じゃ 開か ない みたい です 。

えっ ! ( 纈 ) 照明 も 壊れ てる みたい です ね 。

あっ 圏 外 だ 。 助け も 呼べ ない よ 。

( 纈 ) しかたない です ね 。

別 の 出口 か 緊急 電話 を 探し ま しょ う 。

ええ ~…。

♪~

ん ? どう し た の ?

くん くん くん …。 N ん ?

ちょっと 待って て 。 N あっ 長 道 !

( 纈 ) 谷 風 さん ! ? 勝手 に 動き回ら ない で ください !

どう する ? 困り まし た ね 。

≪ お ~ い こっち に 来 て くれ !

( 2 人 ) あっ 。

あっ 待って よ ~ !

( 纈 ) どう し た ん です か ? 谷 風 さん 。

もう ! 置 い て いか ない で よ 。

見 て 二 人 と も 。 N う わ っ 。

( 纈 ) どうして ここ に ある って 分かった ん です か ?

生き てる 配電 盤 の 匂い が し た ん だ 。

えっ ? 匂い って …。

( 纈 ) これ が 動け ば すぐに 地上 に 出 られる かも しれ ませ ん ね 。

でも これ 本当 に 動く の ? よし !

カチッ ( 操作 音 ) ガタン ( 作動 音 )

( 纈 ) 動 い た 。 N 長 道 に こんな 特技 が

あった なんて 。 N じいさん と 暮らし て い た とき

よく 壊れ た もの を 直し て 使って た ん だ 。

そ っか 。 そう いえ ば

長 道 って 地底 人 だった ん だ よ ね 。 N えっ 地底 人 ?

( 纈 ) 止まった 。 N な … なんで ?

あれ ? ちゃん と 直って なか …。 N ポーン ( エレベ ー タ ー の 音 )

( 3 人 ) う わ っ ! ええ ~ ?

これ どこ に 向かって る ん でしょ う か ?

[ スピ ー カ ] ( アナウンス ) 間もなく 無 重力 エリア に 突入 し ます 。

安全 吸着 靴 が 有効 に なって いる か

確認 を し て ください 。 N えっ どう しよ う ?

僕 今日 吸着 靴 じゃ ない よ 。

ポーン

ここ って どこ ? ( 纈 ) さあ …。

( 纈 ) 少なくとも 破棄 さ れ た 研究 所 で は

な さ そう です ね 。

( 纈 ) あっ 「 MSCF 」 ! 纈 知って る の ?

( 纈 ) 最 厳重 警備 隔離 施設 です 。

本来 なら 私 たち は 到底 近づく こと は でき ませ ん 。

え えっ ! ? あっ 。 N ( 長 道 ・ 纈 ) あっ 。

( 纈 ) あの 仮面 … まさか 最 上位 船員 ! ?

プスッ あっ !

う っ …。 N ぐ っ !

纈 ! ? イザナ !

♪~

( 警備 員 ) あの 男 まだ 立って る ぞ ! パシュ パシュ

プスッ プスッ くっ !

何 を … あっ 。

♪~

う ぅ …。

♪~

イ … イザナ ? 纈 は ?

( ユレ ) あの 子 たち は 眠って いる わ 。 N 心配 し ない で 。

私 は 科 戸 瀬 ユレ 。 N イザナ は 私 の 孫 よ 。

ま … 孫 ?

( ユレ ) イザナ は 私 の 正体 を 知ら ない 。

あなた も 黙って い て ね 。

今 から あなた に 見せ たい もの が ある の 。

部屋 の 明かり を つける わ 。 N 驚か ない で ね 。

ガチャン ( 照明 が つく 音 ) あっ !

こ … これ は …

ガ … 奇 居 子 !

( 小林 ) 違う 。 奇 居 子 で は ない 。

あっ 艦長 !

( 小林 ) これ は ある 科学 者 が 産み 落とさ せ た

胞衣 と 人間 の 融合 個体 。

( 岐 神 ) 融合 個体 ?

( 海 蘊 ) 第 四 次 防衛 戦 の さなか 科学 者 落合 が 完成 さ せ た

衛 人 と は 全く 別 の 人 型 兵器 。

( 岐 神 ) カビザシ を 使わ ず に 奇 居 子 本体 を 破壊 する だ と ?

100 年 以上 も 前 に こんな もの が …。

( 海 蘊 ) ただ 操縦 方法 に 未解決 の 問題 が あった よう です ね 。

それ は 落合 本人 も 認め て いる よう です 。 しかし …。

( 岐 神 ) もしも ここ に 書か れ て いる こと が

本当 に 可能 なら ば …。 N は い 。

一般 船員 が 知ら さ れ て い ない

第 四 次 防衛 戦 の 隠さ れ た 真実 。 N ここ に 眠って いる の は

落合 の 補助 脳 だけ で は なかった の か ?

♪~

( 海 蘊 ) 海苔 夫 様 そろそろ 戻り ませ ん と 。

あの 奥 の 扉 に は 何 が ある ん だ ?

私 も そこ まで は 知り ませ ん 。

岐 神 家 の 人間 も あそこ へ 入る こと は

許さ れ て い ない の です 。

( ユレ ) この 融合 個体 は すでに 死 ん で いる の 。

でも カビ と 同様 に ある 種 の 放射 線 を 放出 し

奇 居 子 を この シド ニア に 引き寄せ て いる 。

えっ ! ? ( 小林 ) しかし 同時に 我々 は

この 融合 個体 が 持つ 殻 の ない 本体 を 原料 に し て

人工 の カビ の 製造 に 成功 し た 。

人工 の カビ ?

そう だ 。 我々 は 奇 居 子 を 駆逐 する 力 を 手 に 入れた の だ 。

現在 人工 カビ を 使った 新 兵器 を 東亜 重 工 が 開発 し て いる 。

谷 風 。 N は … はい 。

( 小林 ) お前 に は その 新 兵器 の 運用 試験 を し て もらう 。

ん ん …。 N う ~ ん …。

( 纈 ) 私 たち どう やって 戻って き た ん でし た っけ ?

そう いや 僕 も なんにも 覚え て ない や 。

あっ … うん 。 お っ 俺 も 。

あっ !

( エナ 星 白 ) あっ 。 ん ん …。

♪~

[ テレビ ] ( アナウンサ ー ) ご 覧 ください 。 たった 今

非 武装 主義 船員 団 の 先発 隊 の 船 が

シド ニア を 出発 し まし た 。

彼ら は 降 船 予定 の 非 武装 主義 者 10 万 人 の 中 から 選ば れ た …。

一 つ も 武器 を 持た ず に …。

奇 居 子 が 襲って き たら どう する つもり な ん だ ろ う ?

( ララァ ) 武装 し なけ れ ば 奇 居 子 は 襲って こ ない と 考え て いる の よ 。

[ テレビ ] ( アナウンサ ー ) この 先発 隊 に よる 準備 が 整った あと

順次 一般 船員 も 含め た 移住 が 開始 さ れ ます が …。

♪~

( 心 の 声 ) ≪ 星 へ の 移住 星 で の 生活 ≫

≪ 無限 に 続く か の よう な 海 大地 ≫

≪ もしも 奇 居 子 の 存在 し ない そんな 世界 が あったら

どんなに いい だ ろ う ≫

♪~

♪~

[ スピ ー カ ] ピンポーン ( インタ ー ホン )

≪ ( 丹波 ) なん だ ? あんた ら 。 N ( 2 人 ) あっ 。

( 纈 ) 司令 補佐 官 の 緑川 纈 です 。

佐々木 開発 主任 に 新 兵器 の 説明 を

し て いただける と の こと で 伺った の です が 。

( 丹波 ) ああ 聞い てる よ 。 って こと は

そっち が うわさ の 谷 風 だ な 。

俺 は 丹波 新 輔 だ 。

( 佐々木 ) お っ 待って た わ 。 私 が 佐々木 よ 。

あれ ? ( 纈 ) 確か 衛 人 整備 士 の …。

( 佐々木 ) ええ 。 N そっち も 続け て く から よろしく ね 。

( 2 人 ) よろしく お 願い し ます 。

( 2 人 ) わ あ ~ !

( 纈 ) すごい です ね 。

( 佐々木 ) 衛 人 の 背 部 推進 機関 よ 。

次 世代 機 用 の 試作 品 。 N 小型 化 の めど も 立って る わ 。

そして あなた に 試験 し て もらう 新 兵器 。

( 纈 ・ 長 道 ) あっ 。 N これ 超 高速 弾 体 加速 装置 です か ! ?

( 佐々木 ) えっ ? ( 丹波 ) どうして 分かった ?

地下 に い た 頃 仮 象 訓練 装置 で 使って た ん です 。

( 佐々木 ) えっ ?

あっ !

これ です これ ! 俺 が 地下 で やって た の 。

さっき から 何 言って る の ? 君 。

その 訓練 装置 は まだ 開発 途中 よ 。

変 な でたらめ 言う の は やめ なさい 。

あっ すみません …。 N ( 纈 ) で … で は

試験 は 明日 から と いう こと で 。

[ スピ ー カ ] ウィン ウィン ウィン … ( 警報 ) ( 一同 ) あっ 。

ピピピピッ … ( 呼び出し 音 ) 奇 居 子 !

♪~

( 小林 ) 敵 の 数 と 位置 は ?

( 管制 官 ) 数 は 一体 。 N 針路 は 先発 隊 の 移住 船 です 。

( 纈 ・ 通信 ) 緑川 です 。 状況 を !

( 管制 官 ・ 通信 ) 奇 居 子 と 移住 船 の 距離 80 キロ 単位 。

シド ニア と の 距離 は 5000 キロ 単位 です 。

( 纈 ) 今 から 衛 人 隊 を 招集 し て も 間に合わ ない 。

佐々木 さん 背 部 推進 機関 は 今 すぐ 使え ます か ?

新 兵器 を 使え ば 先発 隊 の 船 を 守れ る かも しれ ませ ん 。

試験 も し ない で 無理 に 決まって る でしょ !

俺 は 地下 で さんざん 訓練 し て ます !

( 佐々木 ) いいかげん に し なさい ! ( 丹波 ) ちょっと 待て 。

( 2 人 ) あっ 。 N ( 丹波 ) この 新 兵器 用 の 訓練 装置

実は 計画 が 始まった 当時 に 作ら れ た もの を

改修 し て 使って る 。

谷 風 の 言って る こと は あながち うそ と は 言い切れ ん ぞ 。

( 佐々木 ) そんな …。 ほんと な の ?

小さい 頃 から じいさん に たたき込ま れ まし た 。

制動 制御 装置 な し の 飛行 中 連続 射撃 も でき ます 。

艦長 ! 出撃 さ せ て ください 。

艦長 ! 早く し ない と 移住 船 の みんな が …。

お 願い し ます !

( 小林 ) 出撃 を 許可 する 。

( 丹波 ) 背 部 推進 機関 と 弾 体 加速 装置 の

同期 も し て ねぇ ん だ が な 。

( 佐々木 ) それ でも 出せ って ん だ から しかたない でしょ 。

[ スピ ー カ ] ( 管制 官 ) シドニア 前方 射 出 レ ー ン 全 隔壁 開放 !

七〇四 谷 風 。 出撃 し ます !

♪~

谷 風 機 の 状態 は ?

詳細 情報 を 全て 表示 し て 。 N ( 管制 官 ) 了解 。

( 小林 ) ≪ 非 武装 主義 者 ども の 愚行 を 世に 知ら しめる に は

放って おい た 方 が 効果 的 だった の だ が …。

谷 風 … N 性格 も ヒロキ に よく 似 て き た 。

やがて 私 に 反発 する とき が 来る の か ≫

う っ … ぐ ぐ ぐ っ !

♪~

( 小林 ) ≪ 過ち を 繰り返さ ぬ ため に

ここ は 私 が やり 方 を 変えよ う ≫

( 勢 威 ) 奇 居 子 本体 貫通 弾 と 超 高速 弾 体 加速 装置 だ と ! ?

「 質量 剤 と 人工 カビ の 複合 弾 」。

( 弦 打 ) 「 着 弾 の 物理 エネルギー で

胞衣 を 吹き飛ばし 、 人工 カビ が

本体 に 穴 を 開ける 」。

ほん と か よ おい !

( 勢 威 ) カビ を 弾 と して 撃ち 出す … N 使い捨てる と いう こと か 。

( サマリ ) ただ この 新型 推進 機関 でも 谷 風 が 間に合う と は …。

( 管制 官 ・ 通信 ) 奇 居 子 先発 隊 まで 10 キロ 単位 を 切り まし た 。

谷 風 機 奇 居 子 まで 230 キロ 単位 。

( 管制 官 ・ 通信 ) このまま で は 間に合い ませ ん !

くっ ! ドォン !

( 一同 ) えっ ! ( 弦 打 ) 撃った !

ズドン !

( 管制 官 ) 貫通 弾 本体 を 外し まし た !

谷 風 さん …。

( 操縦 士 ) さすが に 射程 距離 外 じゃ なぁ …。

[ テレビ ] ( 管制 官 ) 谷 風 機 速度 低下 。 N ( サマリ ) 反動 で 姿勢 が !

( 勢 威 ) 本来 なら バラバラ に なって も おかしく ない 。

補正 装置 な し で 飛 ん で いる だけ でも 奇跡 だ 。

( サマリ ) やはり 間に合わ ない か …。

♪~

( サマリ ) すごい ! あそこ から 立て直し た 。

( 管制 官 ・ 通信 ) 奇 居 子 移住 船 に 接触 し ます 。

くっ ! ドォン !

ズドン !

( 管制 官 ) 貫通 弾 本体 を 直撃 。

奇 居 子 の 泡 状 分解 確認 。

( 操縦 士 ) 何 が 起こった ! ? ( 操縦 士 ) 移住 船 は ! ?

( 管制 官 ) 移住 船 無事 です 。

谷 風 機 奇 居 子 を 除去 し まし た !

( 佐々木 ) あ は はっ ! ( 一同 ) わ あ ~ !

≪ 谷 風 さん …≫

( サマリ ) 2 発 目 で 完璧 に 誤差 を 修正 する と は な 。

( 勢 威 ) 本当 に カビザシ を 使わ ず に 奇 居 子 を …。

これ は とんでもない こと だ ぞ 。

は ぁ は ぁ …。

[ テレビ ] ( アナウンサ ー ) 先日 の 移住 船 襲撃 に つい て

非 武装 主義 者 の 代表 が 標的 は

あくまで シド ニア で あった と …。 N また つながら ない 。

どうせ 外 生 研 だ 。 長 道 の バカ !

ピピピピッ … N あっ 。 ん ?

司令 部 に 招集 ?

[ スピ ー カ ] ( ヌミ ) ずっと あなた に 見せ た がって い た よう な の 。

あっ … え ~ っと

に … 似合って る よ 。

( エナ 星 白 ) ふ ふ っ 。 N ポン ( ペン の 蓋 の 音 )

♪~

あっ 。

♪~

あっ 。 N あっ !

あっ 。 あぁ ~ ああ あ ~ …。

あぁ ~…。 N は はっ 。

う お ぉ ~ ! は は はっ !

ん ん っ !

ピピピピッ … N あっ 。

艦長 から 呼び出し ?

♪~

イザナ ?

僕 今日 正規 操縦 士 に なった よ 。

えっ ? おめでとう 。

めでたく なんか ない よ ! あっ イザナ !

待って !

♪~

どう し た ん だ よ ? あっ …。

僕たち の 時間 は どんどん ゼロ に 近づ い て いる ん だ 。

長 道 たち の 活躍 は あって も

操縦 士 の 生還 率 は まだまだ 低い 。 N 初陣 なら なおさら だ よ 。

僕 は 長 道 と は 違う し ね 。 N イザナ …。

長 道 どうせ また あの 胞衣 の ところ に

行って た ん でしょ ! あっ いや …

俺 は ただ 艦長 に 呼ば れ て …。 N もう いい よ !

あ あっ ! ちょっと 待って !

来 ない で !

あっ あっ … あ あっ !

♪~

俺 たち の 時間 は ゼロ じゃ ない !

( 管制 官 ) 現在 の 距離 約 120 万 キロ 単位 。

なお も 高速 で 接近 中 。

( 管制 官 ) 奇 居 子 の 体積 シド ニア の およそ 8000 倍 です !

えっ …。

なんて 大き さ な の 。

♪~

♪~

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