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ジョジョの奇妙な冒険 ダイヤモンドは砕けない, JoJo no Kimyou na Bouken Part 4: Diamond wa Kudakenai Episode 39

JoJo no Kimyou na Bouken Part 4: Diamond wa Kudakenai Episode 39

( 川尻 早人 ( かわ じ り は や と ) ) 今 ここ に ある 正義 の 心 に 比べ れ ば ちっぽけ な 力 な ん だ

確実 に ここ に ある ―

今 確かに ここ に ある ―

心 に 比べ れ ば な !

( 吉 良吉 影 ( きら よし かげ ) ) う っ う う …

ゆ … 夢 だ

( 吉 影 ) これ は 夢 だ

この 私 が 追い詰め られ て しまう なんて

きっと これ は 夢 な ん だ

( 虹 村 億 泰 ( に じむ ら おく やす ) ) もう お前 に は どこ に も よ ぉ

( 東方 仗助 ( ひがし かた じ ょ うす け ) ) 逃げ道 は ない よう だ な

もう おしまい だ

( 広瀬 康一 ( ひろ せ こう いち ) ) じ ょ … 仗助 君 の あの 負傷 …

( 岸辺 露 伴 ( き し べ ろ は ん ) ) 僕ら が 待って いる 間 すでに 戦い は 始まって い た

と いう こと は …

( 空 条 承 太郎 ( く う じょうじょ うた ろう ) ) こいつ が 吉 良吉 影

( 吉 影 ) くっ ぐ っ …

( 女性 隊員 ) あそこ に ケガ 人 が い ます 救急 車 を ここ に

担架 を 運 ん で ください

大丈夫 です か ?

聞こえ ます か ? 今 救急 車 が 来 ます

もう 大丈夫 です から ね

( 早人 ) ハッ ( 承 太郎 ) う っ

その 人 を 吉良 に 近づけ ちゃ ダメ だ !

すぐに 病院 で 手当て し て もらい ます から ね

( 女性 隊員 ) しっかり し て ください

うん ?

大丈夫 しっかり

( 仗助 と 億 泰 ) あ あっ

た … 大変 だ !

あの 女 の 人 が 爆弾 に 変え られ て しまった ぞ !

( 億 泰 ) きっ ! ( 仗助 ) う っ …

( 康一 たち ) お …

( 女性 隊員 ) この 指 見え ます か ? ( 吉 影 ) ハア … ハア …

承 太郎 さん あなた の スター プラチナ だ

分かって る だ が もっと 近づか ない と ムダ だ

( 承 太郎 ) 時 を 止め て も 距離 が 遠 すぎ て ―

奴 に は 何 も 手出し でき ない

( 承 太郎 ) 最低 でも ―

5 メートル まで は 近づか なけ れ ば

爆弾 に 変え て 人質 だ と ?

やる なら やって みろ

また 俺 が 瞬間 に その 女 を 治し て やる ぜ !

違う ん だ

人質 なんて 生 っち ょろ い もん じゃ ない

あいつ に は 隠さ れ た 能力 が ある ん だ

( 早人 ) バイツァ ・ ダスト って いう ―

時間 を ぶ っ 飛ばす 能力 な ん だ

( 一同 ) ハッ !

( 早人 ) きっと 僕 や あの 女 の 人 の よう な ―

幽 波紋 ( スタンド ) 能力 の ない ―

無力 な 人間 に だけ 発揮 し て ―

吉良 が どう しよう も なく ―

追い詰め られ た 時 だけ ―

偶然 的 に 生み出す こと の できる 能力 な ん だ

つまり 今 の よう に ―

あいつ が とことん 絶望 し た 状況 に 発動 できる ―

時間 を 1 時間 ほど だけ 戻す 爆弾 な ん だ

何 だ よ そりゃ あ よ

ハア ハア ハア …

あなた の 手 とても 滑らか な 関節 と 皮膚 を し て い ます ね

白く て かわいい 指 だ

( 女性 隊員 ) あ …

頬ずり し て も いい です か ?

えっ …

頬ずり する と とても 落ち着く ん です

ああ ふう …

ああ ああ …

私 は 子供 の 頃

レオナルド ・ ダ ・ ヴィンチ の モナリザ って あり ます よ ね

あの 絵 画集 で 見 た 時 です ね

あれ 初めて 見 た 時 ―

何て 言う か その 下品 な ん です が フフ フフッ

勃起 し ちゃ い まし て ね

あ …

( 吉 影 ) 手 の とこ だけ 切り抜 い て しばらく 部屋 に 飾って まし た

あなた の も 切り抜き たい

ん っ …

ヒッ 何 を する ん です か !

あっ

私 の 名前 は 吉 良吉 影

今 まで 48 人 の 手 の きれい な 女性 を 殺し まし た

( 吉 影 ) あなた だけ だ

私 の 正体 を 知る 者 は あなた だけ に なる

た … 大変 だ バイツァ ・ ダスト が 始まる ぞ !

あっ …

今 奴 を やっつけ ない と あの 女 の 人 以外 ―

ここ に いる 全員 が 吹っ飛 ん で しまう ん だ !

( 一同 ) ハッ !

( 康一 ) 承 太郎 さん !

う っ !

来る か 承 太郎

バイツァ ・ ダスト は お前 に 出会い たく ない 一 心 で ―

発現 し た 能力 だ

近づ い て こい 時 を 止め て みろ

( 吉 影 ) 何 秒 止め られる ? この 私 を もっと 追い詰める が いい

その 限界 の ギリギリ さ が 再び きっと ―

バイツァ ・ ダスト を 発現 さ せる の だ

承 太郎 さん 時 を 止めろ

キラー クイーン の スイッチ を 押さ せる な !

( 女性 隊員 ) あっ な … 何 ?

いい や 限界 だ 押す ね

( スイッチ の 音 ) ( 吉 影 ) 今 だ

( 爆音 )

や … やった ぞ 発動 し た ぞ !

( 鳥 の さえずり )

( 鳥 の さえずり )

お っ ?

( 鳥 の さえずり )

( 吉 影 ) フッ … フッ

フッハハハハッ 戻れ た ぞ

作動 でき た ん だ

バイツァ ・ ダスト を 再び 作動 でき た ん だ !

( 吉 影 の 笑い声 )

奴 ら に 勝った ぞ これ で 私 は 自由 に なれ る

ハハハ … お っ ?

お っ …

何 だ 今 の は

小鳥 が 背後 から 来 て どう なった ん だ

そう いえ ば この 道 いつも の 通勤 路 じゃ ない が

バイツァ ・ ダスト で 時 が 1 時間 ほど 戻った の なら ―

私 は 今 通勤 途中 の はず だ が

今 何 時 だ ?

あっ …

そう だった 腕 時計 を 胸 ポケット に 入れ て い た ん だった

うん ?

これ は …

なぜ 壊れ て いる ? 8 時 29 分 だ

バイツァ ・ ダスト は 作動 し た の だ

早人 の 奴 が スト レイ ・ キャット で 壊し た この 時計 だって ―

元どおり に なって いる はず だ ぞ

( 杉本 鈴 美 ( すぎ もと れい み ) ) 気づ い て ない の ?

( 吉 影 ) な … あっ …

露 伴 ちゃん が 撮った 写真 に 写って い た 川尻 浩 作 ( こう さく ) が ―

( 鈴 美 ) 吉 良吉 影 だった の ね

そして とうとう 終わった の ね

みんな が ついに 吉 良吉 影 あんた を 追い詰め た の ね

誰 だ お前 は

私 の こと 覚え て ない の ?

そう ね 無理 も ない わ 15 年 も 前 の こと だ もの ね

うん ?

ずいぶん すさまじい こと が 起こった みたい ね

自分 に 何 が 起こった の か ―

気 が つか ない ほど すさまじい こと が

貴 様 新手 の 幽 波紋 使い か ?

気づか せ て あげる わ

すでに 自分 が 死 ん で しまって いる と いう こと を

( 吉 影 ) 何 だ と ?

あっ ああ あっ ああ …

( 吉 影 の 叫び声 )

これ は 幽 波紋 能力 なんか じゃ ない の よ

ここ に いる の は 死 ん だ 殺人 鬼 の ―

どす黒い ただ の 魂 だけ って いう 証明 な の よ

( 吉 影 の 叫び声 )

( 鈴 美 ) ねえ 思い出し た かしら どう やって 自分 が 死 ん だ の か を

( 承 太郎 ) ここ で 時 を 止め て も 奴 まで は 遠 すぎる

( 仗助 ) スイッチ を 押さ せる な !

いい や 限界 だ 押す ね

今 だ

( スイッチ の 音 )

あっ …

( エコーズ ACT 3 ( アクト スリー ) ) NACT 3 3 ( スリー ) フリーズ !

射程 距離 5 メートル に 到達 し まし た

( エコーズ ) S ・ H ・ I ・ T ! ( 吉 影 ) な っ !

( 吉 影 ) う っ くっ くっ …

う ぐう っ

ぬ っ が あっ ぐ っ …

ぬ お お っ !

この クソ カス ども が !

スター プラチナ ・ ザ ・ ワールド

康一 君 君 は 本当 に 頼もしい 奴 だ

この 町 に 来 て 君 と 知り合え て 本当 に よかった と 思って いる よ

そして …

やれやれ

間に合った ぜ

( スター プラチナ ・ ザ ・ ワールド ) オラアッ

( ため息 )

オーッ !

オラオラ オラオラ …

時 は 動き出す

( 爆音 ) ウギャアッ !

あが っ

( 仗助 と 億 泰 ) お っ

や … やった

間に合った ぞ !

押し て やる 押し て やる

今 だ バイツァ ・ ダスト は 作動 する ん だ

( 女性 隊員 ) ど … どうして ? いきなり 吹っ飛 ん だ わ

押す ん だ …

押す ん だ …

今 スイッチ を 入れ て … やる

敵 ながら そら恐ろしい 奴 だ な

( 仗助 と 億 泰 ) あ …

( 救急 車 の 走行 音 )

( 救急 隊員 ) おい ストップ

( 救急 車 の 走行 音 )

( 救急 車 の 走行 音 )

( 救急 隊員 ) ストーップ そこ に 誰 か 倒れ て いる ぞ !

( 救急 隊員 ) ストーップ そこ に 誰 か 倒れ て いる ぞ !

( 急 ブレーキ ) ( タイヤ の スリップ 音 )

( 救急 隊員 ) ストーップ そこ に 誰 か 倒れ て いる ぞ !

( 急 ブレーキ ) ( タイヤ の スリップ 音 )

( 女性 隊員 の 悲鳴 )

( 急 ブレーキ ) ( タイヤ の スリップ 音 )

( 衝突 音 )

何 !

( 康一 ) う っ あっ あ あっ

( 早人 ) あっ あ ああ …

( 救急 隊員 たち の 悲鳴 )

( 救急 隊員 ) た … 大変 だ 男 が 救急 車 の 下敷き に なった ぞ

いる の に 気づか なかった

戻し て 車 を 戻し て !

あんた たち 囲い の テープ から 外 に 出 て

( 警察 官 ) 下がって 早く 下がって

( 救急 隊員 ) あんた も ケガ 人 か ?

( 救急 隊員 ) ダメ です 死亡 し て ます 即死 です

( 女性 隊員 の ため 息 )

ハッ

( 露 伴 ) な … N ( 承 太郎 ) ん っ …

死 ん だ ?

まるで 自分 から 飛び込 ん で くる よう に ―

倒れ て い た ん です

( 女性 隊員 ) 私 の 責任 です

言い訳 する つもり は あり ませ ん が 押さえつける 暇 も あり ませ ん で し た

なんて こった

( 救急 隊員 ) ちょうど 地面 と タイヤ に 挟ま れ て 顔 の 皮膚 が 剥ぎ 取ら れ て いる

( 警察 官 ) 失礼 遺体 の 身元 は 分かる かな

吉 良吉 影 と 自分 で 名乗って い まし た

( 一同 ) お …

( 警察 官 ) 吉良 …

勾当 台 ( こう とう だい ) に 吉良 さん と いう 古い 家 が ある

たしか 1 人 暮らし だった と いう から 家族 は い ない かも

事故 死 か 奴 の 最期 は 事故 死

でも これ で いい ん だ

あいつ は 法律 で は 決して 裁く こと は でき ない

これ が 一 番 いい ん だ

( 早人 ) 僕 は 僕 の パパ と 別に 仲良し じゃ なかった けど ―

僕 の パパ は あいつ に 殺さ れ た 僕 は 裁 い て ほしかった

あいつ を 誰 か に 裁 い て ほしかった

( 吉 影 の 叫び声 )

ああ あっ う っ …

思い出し た よう ね 吉 良吉 影

どう やって 自分 が 死 ん だ の か ―

あっ …

どう やって 自分 が 死 ん だ の か ―

思い出し た よう ね

何者 だ 貴 様 誰 な ん だ お前 は !

15 年 前 あんた は 幽 波紋 能力 を 持って なかった ので ―

死体 を 消せ なかった

だから 私 が 死 ん だ こと 新聞 に も 載った わ よ

( 吉 影 ) う っ …

この 背中 の 傷 に 見覚え は ない ?

それとも 初めて の 殺し だった んで ―

手 を 持っていき 損ね ちゃ った から 私 の こと 印象 薄い の かしら !

お前 か

たしか 杉本 鈴 美

貴 様 15 年 も ここ で 何 を し て いる

う っ

待て よ

何の ため に お前 は わざわざ 背中 の 傷 まで 見せ て ―

自分 の 正体 を 明かす ?

ひょっとして この 場所 ―

振り向 い て は いけない と か いう 場所 じゃ ない だ ろ う な

( 鈴 美 ) あっ …

( 吉 影 ) 私 の 親父 が 言って い た

この 町 に は 死者 の 魂 の 通り道 が あって ―

そこ に は 決して 振り向 い て は いけない 場所 が ある と

振り返って しまう と どう しよう も ない パワー で ―

どこ か に 引きずり込ま れ て いく らしい

ひょっとして お前 ―

わざと 背中 の 傷 を 見せ て 私 を 自分 より 前 に 出し ―

振り向か せよ う と して いた ん で は ある まい な

う っ ハア … ハア …

( 吉 影 ) 私 を ハメ よう と して い た の で は ある まい な

お前 が 振り向 い て みろ うん ? どう なる か 見 て み たい

さあ 振り向けよ お前 が 振り向く の だ

あんた が 私 に 対 し ―

こういう ふう に する だ ろ う と いう こと を

うん ?

予想 し なかった と 思う ?

私 たち は 15 年 ―

あんた が ここ に 来る の を 待って た の よ

( 吉 影 ) “ たち ” ?

( うなり 声 )

アーノルド !

うが っ !

あっ

何 ぃ ! ?

( 鈴 美 ) 裁 い て もらう が いい わ 吉 良吉 影

何 だ こいつ ら は 何 な ん だ キラー クイーン !

( 吉 影 ) こいつ ら を 爆破 しろ !

あっ あ ああ … わ … 私 は ―

ど … どこ に … 私 は どこ に 連れ て いか れる ん だ

あっ ああ …

さあ

でも ―

( 鈴 美 ) 安心 なんて ない 所 よ 少なくとも

ウワアアアーッ !

( 鈴 美 ) これ で やっと …

やっと 行ける わ ね 私 たち

( 康一 ) 鈴 美 さん ! 行っちゃ う って 本当 です か ?

まだ しばらく い て も いい ん じゃ ない です か

この 町 の 守り神 が い なく なる って 感じ だ し

あなた が い なく なる なんて 僕 不安 です

ありがとう

でも 私 たち が この 町 で す べき こと は もう 何も ない わ

この 町 を 去る 時 が 来 た の 行か なきゃ いけない の

それとも 露 伴 ちゃん

私 が い なく なったら 寂しい って 泣く かしら

フン バカ 言え よ

なぜ 僕 が 寂し がる ん だ

君 は 15 年 も 前 に すでに 死 ん で いる ん だ ぜ

前 に も 言った が ―

この世 の 未練 と か 何とか 言って ない で ―

さっさと あの世 へ 行く って の が ―

正しい 幽霊 の あり 方 だって の は 変わら ない 意見 な ん だ ぜ

( 康一 ) ん っ ! ( 露 伴 ) あ …

( 露 伴 ) フン ( 康一 ) クッ !

ああ 分かった よ 最後 だ から 本心 を 言って やる

寂しい よ 僕 だって 行って ほしく ない さ

フッ …

( アーノルド の 甘える 鳴き声 )

( 仗助 ) よう

( 康一 ) 仗助 君 ! みんな !

( 山岸 由花 子 ( やま ぎ し ゆか こ ) ) 終わった の ね 鈴 美 さん

( 康一 ) 由花 子 さん 間 田 ( はざま だ ) さん たち まで

( 支倉 未 起 隆 ( はぜ くらみ き た か ) ) お 見送り に 来 まし た

ハア … みんな

死 ん だ 人 に 言う の も 何 だ けど よ ぉ 元気 で な

( 億 泰 ) 俺 も 寂しい よ ( 虹 村 父 ( に じむ ら ち ち ) ) あー ぎ い

( ジョセフ ・ ジョースター ) あんた は 立派 な 女性 じゃ

鈴 美 さん ありがとう ござい まし た

あなた の おかげ で 町 は 救わ れ まし た

( 鈴 美 ) ありがとう 康一 君

でも きっと みんな で 杜王 町 ( もり おう ちょう ) を 救った の よ

あんた の こと は ―

ここ に いる 誰 も が 忘れ は し ない じゃ ろ

ありがとう みんな

さようなら みんな

( 康一 ) さようなら 鈴 美 さん

( 康一 ) さよなら

( 川尻 ( かわ じ り ) しのぶ ) あの 人 今晩 遅い わ ねえ 残業 かしら

電話 ぐらい し て くれ て も いい のに

( 早人 ) う ぅ っ … N ( しのぶ ) あっ 早人

冷め ちゃ う から 先 食べ ちゃ って

私 は パパ が 帰って から 食べる から

( 早人 ) う っ う う う …

早人 ?

僕 も 待って る よ

僕 も パパ が 帰って から ―

一緒 に 食べる よ

そう

ところで あんた ―

最近 背 伸び た ?

( 康一 ) 僕たち の 町 杜王 町 は とても 深く 傷 つい た

町 が 生 ん だ 吉 良吉 影 と いう 怪物 に よって ―

町 自身 は 傷つけ られ た

早人 君 の ママ は ご 主人 の 帰り を ずっと 待つ の だ ろ う

重 ( しげ ) ち ー 君 の 家族 は 息子 が 帰る の を ずっと 待つ の だ ろ う

吉 良吉 影 に 殺さ れ た 娘 や 兄弟 の 帰り を ―

家族 たち は これ から も ずっと 待つ の だ ろ う

傷 の 痛み が 深く 現れ て くる の は これ から な の だ ろ う

一体 この 痛み は どう やって 癒 やせ ば いい の だ ろ う

町 の 未来 に とって 命取り に なる の か

さもなくば いずれ 消え去る の だ ろ う か

僕 に は 分から ない

( ジョセフ ) 心配 か ? 承 太郎

この 町 を 去って しまって いい もの か と

ああ 少し な

わし は この 杜王 町 の 今回 の 事件 に 関わる 仗助 たち を 見て い て ―

1 つ だけ 言え る こと を 見つけ た よ

この 町 の 若者 は ―

黄金 の 精神 を 持って いる と いう こと を のう

かつて わし ら も エジプト に 向かう 時 に 見 た ―

正義 の 輝き の 中 に ある と いう 黄金 の 精神

わし は 仗助 たち の 中 に 見 た よ

それ が ある 限り 大丈夫 じゃ

この 町 は もう 心配 ない よ

( 仗助 ) お ー い ジジイ !

聞こえ ねえ の か よ ジジイ

どれ いま 一 度 我 が 誇り 高き 息子 に ―

別れ を 言 お う か の う

さっき 渡し た 俺 の おふくろ の 写真 よ ぉ

ちゃんと 持った ?

ああ お前 の 言う とおり ちゃん と 財布 に 入れ た よ

お前 の 母さん に は 会わ ず に 行く が 幸せ を 祈って おる よ

そう 入れ た の ね お 財布 に

これ 写真 の 切れ っ 端 ね

クレイジー ・ ダイヤモンド !

( ジョセフ ) あっ

♪~

もら っと く ぜ

♪~

♪~

父親 なら よ ぉ 息子 に お 小遣い くれ て くもん よ ねえ

父親 なら よ ぉ 息子 に お 小遣い くれ て くもん よ ねえ

( 仗助 ) それ に おふくろ の 写真 家 に 持って 帰ったら ―

( 仗助 ) また ばあちゃん と もめ ちゃ う ぜ

( ジョセフ ) クッ この ガキ

( 仗助 ) また ばあちゃん と もめ ちゃ う ぜ

( 承 太郎 ) 黄金 精神 を 持って る って セリフ 撤回 する かい ? ジジイ

元気 で な !

ふん …

ハッ

( 透明 の 赤ちゃん の 甘える 声 )

( 康一 ) 透明 の 赤ちゃん は 母親 が 依然 行方 不明 の まま で ―

結局 ジョセフ ・ ジョースター さん の 養子 と なった

空 条 承 太郎 さん は 杜王 町 の 滞在 中 に 執筆 し た ―

海岸 で 見 た ヒトデ に 関 する 論文 で 博士 号 を 取った

( 東方 朋子 ( ひがし かた ともこ ) ) あ あっ 仗助 の 奴

また 私 の とっておき の おやつ を 食べ てる

ん も う っ !

あいつ の ジュース 飲 ん で やる

( 由花 子 ) 康一 君

あっ

( 由花 子 ) ごめんなさい

お 弁当 作って たら 遅く なっちゃ っ て

えっ 作って き て くれ た ん だ ありがとう

お 昼 楽しみ だ なあ アハッ

( 億 泰 ) うん ま ー い プハーッ

くう っ

お っ おお 来 た 来 た !

すごい すごい その 勢い !

親父 も しか して ―

元 に 戻れ る か も し ん ねえ ぜ

ばっ は ー ん

( 億 泰 ) ああ ああ …

まっ いっか ハハハハ ハッ

( アケミ ) お 肌 つる つる

( ヨシエ ) お 目 々 ぱっ ちり

( レイコ ) ここ の 料理 すごかった あ

( 噴 上 裕也 ( ふん が み ゆう や ) ) だ ろ ?

俺 の 美し さ も 磨き が か か っち まっ て よ ぉ

困った もん だ ぜ

( レイコ ) 裕 ちゃん 輝 い てる

( アケミ ) ピッカ ピッカ だ よ

そう か ?

俺 様 輝 い ち まっ てる か

( 笑い声 )

( 笑い声 )

( トニオ ・ トラ サル ディー ) グラッツェ

( 笑い声 )

( トニオ ) また の お 越し を お 待ち し て おり ます

( 広瀬 綾 那 ) さっき 康 ちゃん が す っ ごい 美人 と 手 を つ ない で 歩 い て た の よ

( 康一 の 母 ) えっ ? 何 それ

お 母さん 何にも 聞い て な いわ よ

( 女性 同僚 1 ) 知って る ? 行方 不明 だった 吉良 さん

( 女性 同僚 2 ) 知って る あれ でしょ

顔 なし 死体 で 見つかった って やつ

( 女性 同僚 1 ) 怖い よ ね

( 間 田 敏和 ( はざま だ と しか ず ) ) どうして くれ ん の さ ! ( 小林 玉美 ( こば やし たま み ) ) は あ ?

あんた が 蹴った 空き缶 から ジュース が こぼれ て ―

僕 の マンガ に かかった って 言って ん だ よ !

知る か ん な こと !

1 2 3 4 5 6 7 8 9 10

よし 準備 運動 終わり

お おお おお …

( 鋼 田 一豊 大 ( かね だいち と よ ひろ ) ) そんなに しょっちゅう 町 眺め て 面白い です ?

代わり映え し ない のに

( 未 起 隆 ) 面白い です よ

とても 面白い です この 町 は

( 康一 ) こうして 1999 年 の 夏 は ―

ほとんど の 人々 に とって ―

いつも の 夏 と 同じ ように 当たり前 に 過ぎ て いった

( 億 泰 ) おい 知って る か ? ( 仗助 ) うん ?

( 億 泰 ) 露 伴 が よ ぉ ���

亀 友 ( かめ ゆう ) で 万引き し て 捕まった らしい ん だ よ

( 康一 ) え えっ !

( 仗助 ) マジ だったら ヤベ え な

( 億 泰 ) そう な ん だ よ よく 知ら ねえ ん だ けど な

( 康一 ) よく 知ら ない ん じゃ ん ( 仗助 ) ハア …

った く

ん じゃ 行く か !

~♪

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