JoJo no Kimyou na Bouken Part 4: Diamond wa Kudakenai Episode 5
( 東方 仗助 ( ひがし かた じ ょ うす け ) ) 俺 の 作戦 は よ すでに 終了 し た ん だ よ
( 虹 村形 兆 ( にじ むら けい ちょう ) ) な っ !
何 ぃ ! ?
( 爆発 音 )
あ …
( 足音 )
( 仗助 ) ハア …
億 泰 ( おく やす ) の 兄貴 かなり グレート に 危 ねえ 奴 だった ぜ
康一 ( こう いち ) 早 ( はえ ) えと こよ この 家 を 出よ う ぜ
( 広瀬 康一 ( ひろ せ こう いち ) ) えっ 僕 を 射 った 弓 と 矢 は どう する の ?
弓 と 矢 ? 億 泰 の 兄貴 が ど っか に 隠し た よう だ けど よ
( 仗助 ) 捜す の か よ ( 康一 ) う … うん
( 仗助 ) でも よ たしか こい つら 父親 が いる っ つ っ て た ん だ よ
俺 結構 ダメージ 大きい から よ 今 は ほっと こ う ぜ
そ っ それ は ダメ だ よ !
ぼ … 僕 は 仗助 君 に 傷 を 治し て もらった から 生き てる けど
でも さ あの 弓 と 矢 で 誰 か が また 射 られ たら ―
今度 は 死ぬ かも しれ ない ん だ よ この 町 で !
う っ …
こ っ ここ に いて よ ぼ … 僕 1 人 で 捜し て くる から さ
そ … それ に さ 今 父親 は この 家 に は い ない と 思う ん だ よ
い … いる ん なら さ とっくに 出 て き て いる よ
( 階段 が きしむ 音 )
( 仗助 ) 見かけ に よら ず 結構 勇気 の ある 奴 な ん だ よ な
やる 時 は やる っつ ー か 無 謀 っ つ ー か
だが よ 今 は 早 え と こ この 家 出 た ほう が いい ん だ よ な
( 仗助 ) おい ( 康一 ) ハッ !
な … 何 ? 止め ない で よ
止め ねえ よ
早 え とこ 弓 と 矢 を ぶち 折って 一緒 に 外 に 出よ う ぜ 康一
ああ …
( 物音 )
( うなり 声 )
♪~
~♪
( 康一 ) 屋根 裏 部屋 が ある よ 弓 と 矢 は ここ かも
ハッ !
あっ あった ! 弓 と 矢 だ 奥 の 壁 に 掛け て ある よ
( 物音 と うなり 声 )
( 康一 ) ハッ ! ( 仗助 ) お っ
( 物音 と うなり 声 )
( 物音 と うなり 声 )
( 仗助 ) おい やっぱり ヤベ え な 何 か いる ぞ
( 物音 と うなり 声 )
( 物音 と うなり 声 )
( 鎖 が 鳴る 音 ) ( 康一 ) ヒイッ !
( 物音 と うなり 声 )
何 か 鎖 に つなが れ て いる の か ?
( 物音 と うなり 声 )
い … 犬 かな この 音 人間 じゃ ない よ
( 物音 と うなり 声 )
ど … 動物 っぽい 音 だ
( ドア が きしむ 音 )
( うなり 声 ) ( 康一 ) ヒャ !
やっぱり 怖い よ どう しよ う
( 仗助 ) どう し よ うって よ お め え が 行 くっ つ っ た ん だ ぞ
そう だ けど …
やる しか ね え ん だ よ いい か 康一
1 2 の 3 で ドア を 思いっきり 蹴飛ばし て 開ける ん だ
脅かす ん だ ぜ
( 仗助 ) そし たら 俺 が 弓 と 矢 の 所 行 って へし折 っ から よ いい な ?
う … うん
( うなり 声 )
いく ぜ
1 … 2 の … 3 !
( うなり 声 )
( 康一 ) ヒャーッ ! ( 仗助 ) う っ !
( 康一 ) う わ っ う わ あっ ! ( 仗助 ) 何 だ こいつ は !
( 康一 ) あ あっ ! ( 仗助 ) 康一 !
( 康一 ) あ あっ ! ( 仗助 ) 康一 !
( 倒れ た 音 )
ウワアアーッ ! 助け て !
( うなり 声 )
ウワアアーッ ! 助け て !
( うなり 声 )
この 手 は 幽 波紋 ( スタンド ) じゃあ ねえ
( うなり 声 )
モノ ホン だ モノ ホン の 肉体 だ ぜ こいつ は !
( 康一 ) た … 助け て ー っ !
( クレイジー ・ ダイアモンド ) ドラアッ
( うめき声 )
ウエ エーッ
( 仗助 ) 切断 する つもり は …
( うなり 声 )
ヒイ !
( うなり 声 )
ヒエーッ ウエ エーッ
ハッ ハアア …
( 鎖 の 音 ) ( うなり 声 )
( 康一 ) ギィーアー ( 仗助 ) イイ イイ …
( うなり 声 )
( むさぼり 食う 音 )
な … 何 だ この 生き物 は
俺 ん ち の 近所 に こんな の が 住 ん で た なんて
オエエーッ
( 形 兆 ) ついに 見 や がった な 見 て は なら ねえ もの を よ
ハア ハア …
て め え !
( 形 兆 ) ハア ハア …
そこ に い ん の が よ 俺 たち の 親父 だ ぜ
これ は 親父 に 必要 な もの だ
ゆ … 弓 と 矢 が ?
親父 の ため に 幽 波紋 使い を 見つけ て やり たい
だから この 弓 と 矢 は ―
断じて 他の 奴 に 渡し たり 破壊 さ せる わけ に は いか ん
何 か の 病気 な の か よ
病気 ? 違う ね 親父 は 健康 さ 至って ね
食欲 は ある しよ
( うなり 声 )
ただ うなり 声 上げ てる だけ で 俺 が 息子 っつ ー の は 分か ん ねえ が な
( うなり 声 )
親父 さん を 治す 幽 波紋 使い を 探し て たっ つ ー わけ か
治す ? フフ フフッ お め え が 治す って か ?
それ も 違う ね
( 笑い声 )
( 滴る 音 )
逆 だ 親父 を 殺し て くれる 幽 波紋 使い を ―
俺 は 探し て いる ん だ よ
親父 は 絶対 に 死な ねえ ん だ
頭 を 潰 そ う と も 体 を 粉 みじん に しよ う と も ―
削り取 ろ う と も 絶対 だ
( うなり 声 )
( 形 兆 ) 普通 に 死な せ て やり て え ん だ
その ため なら どんな こと でも する って ―
子供 の 時 誓った
その ため に この 弓 と 矢 は 絶対 に 必要 な ん だ
さも なきゃ 親父 は このま ん ま 永遠 に 生きる だ ろ う
なぜなら 親父 は ディオ っ つ ー 男 の 細胞 を ―
頭 に 埋め込ま れ て こう な っち まっ た ん だ から な !
ディオ ! ? ディオ って 言った の か ?
承 太郎 ( じ ょ うた ろう ) さん の 言って た 奴 の こ と か
( うなり 声 )
少し 過去 の こと を しゃべって やろ う
東方 仗助
( 形 兆 ) まんざら お前 に も 関係 の ない 話 で は ない から な
すべて は 11 年 前 1988 年 に 起こった
当時 俺 は 7 歳 億 泰 は 4 歳
俺 たち は 東京 に 住 ん で た
( 形 兆 ) 世の中 は バブル 経済 と か いって 浮かれ て た が ―
当時 の 親父 は まったく ツイ て ない 男 で よ
病気 で おふくろ が 死に ―
経営 し て い た 会社 は 倒産 し て 膨大 な 借金 を 抱え て た
( たたく 音 )
( 形 兆 ) 俺 たち を 理由 なく よく 殴った よ 親父 は 完璧 ( ぺ き ) に 負け 犬 だった の さ
だが ある 時 から 急に ―
親父 の ところ に 札束 が 転がり込 ん で くる よう に なった
時 に は 宝石 や 貴金属 の 時 も あった よ
仕事 も ろくに し て ねえ の に よ
あと から 調べ て 分かった ん だ が その 時 すでに 親父 は ―
ディオ に 心 を 売 っち まっ て た よう だ な
金 の ため に 手下 に なって た の さ
( 康一 ) あ … あぁ …
( うなり 声 )
ディオ って 奴 は 当時 ―
( うなり 声 )
( うなり 声 )
世界中 から 幽 波紋 の 才能 の ある 奴 を 捜し て た らしい
( うなり 声 )
( うなり 声 )
どうにか し て 親父 に その 才能 が ある って の を 見つけ た の さ
どうにか し て 親父 に その 才能 が ある って の を 見つけ た の さ
どんな 幽 波紋 だった の か は 今 と なっちゃ 分から ねえ が な
だが ある 日 の こと だ
10 年 たった 今 でも はっきり 覚え て いる ぜ
( 形 兆 ) 昼 の 2 時 ぐらい に 俺 が 学校 から 帰る と よ
( 形 兆 ) 昼 の 2 時 ぐらい に 俺 が 学校 から 帰る と よ
( ドア が 開く 音 )
( 形 兆 ) 昼 の 2 時 ぐらい に 俺 が 学校 から 帰る と よ
( 泣き声 ) ( 形 兆 ) 億 泰 !
また 親父 に 殴ら れ た の か ? あの クズ !
( 虹 村 億 泰 ( に じむ ら おく やす ) ) ち … 違う ( 形 兆 ) ああ ?
( うめき声 )
ディオ が … ディオ が 死 ん だ ん だ う う っ …
きっと その せい だ う う う …
( うめき声 ) ( 形 兆 ) 親父 ?
( 虹 村 父 ( にじむ らち ち ) ) ウウウアアアアーッ ! ( 億 泰 ) ヒッ !
( 形 兆 ) お … 親父 救急 車 呼 ぼ う
( 虹 村 父 ) ムダ だ 病気 じゃ ない 肉 の 芽 が 暴走 し た ん だ !
( 虹 村 父 ) もう ダメ だ ー っ ! ( 形 兆 ) 親父 !
その 日 から 1 年 ぐらい で ―
俺 たち が 息子 だ っ つ ー こと も 分から ねえ 肉 の 塊 に なった の さ
( うめき声 )
( 形 兆 ) ディオ って 奴 は な
信用 でき ない 奴 の 頭 に 自分 の 細胞 を 埋め込 ん で ―
操り たい 時 に 命令 でき た
( 形 兆 ) 親父 は その 肉 の 芽 を 埋め込ま れ て い た の さ
( 康一 ) ヒイ … N ( 仗助 ) あ …
( 形 兆 ) 俺 は 10 年 かかって すべて を 調べ た よ
幽 波紋 の こと 承 太郎 の こと
そして エンヤ と いう 老婆 を 知って 弓 と 矢 を 手 に 入れた ん だ が な
だが いろんな こと を 知る と 同時に ―
親父 は 決して 治ら ねえ と いう こと を 信じ なくて は なら なかった
ディオ の 不死身 の 細胞 が 一体 化 し ち まった ん だ から な
一 日 中 こう やって る だけ だ 毎日 毎日 …
来る 日 も 来る 日 も 10 年間
ムダ に ガラクタ 箱 の 中 を ひっかき 回し て いる だけ さ
箱 を 取り上げる と 何 日 も 泣き わめく しよ
イラ つく ぜ
こいつ を 見 てる と よ
生き てる って ことに 憎しみ が 湧 い て くる ぜ
( うめき声 )
散らかす なって 何度 も 教え た ろ !
( うめき声 )
しつけりゃ あ 結構 言う こと を 聞く ん だ が よ
しつけりゃ あ 結構 言う こと を 聞く ん だ が よ
( うめき声 )
( うめき声 )
( うめき声 )
この 箱 を ゴソゴソ やる の だけ は やめ や がら ねえ !
( うめき声 )
ウエエッ
( うめき声 )
ウエエッ
おい やめる の は お前 だ よ お前 の 父親 だ ろ う に よ !
( 蹴 ( け ) る 音 ) ( うめき声 )
( ため息 )
ああ そう だ よ 実の 父親 さ 血 の つながり は な
( 形 兆 ) だ が こいつ は 父親 で あって もう 父親 じゃあ ない
ディオ に 魂 を 売った 男 さ 自業自得 の 男 さ
そして また 一方 で ―
父親 だ から こそ やりきれない 気持 ち っ つ ー の が ―
お前 に 分かる かい ?
だからこそ 普通 に 死な せ て やり て え って 気持ち が あん だ よ
こいつ を 殺し た 時 に やっと 俺 の 人生 が 始まる ん だ !
( うめき声 )
ハッ !
チキ ショー ! やめろ っ つ っ て ん だ よ !
イラ つく ん だ よ !
( 踏み潰す 音 ) ( うめき声 )
( 仗助 ) おい そこ まで に し とけ よ !
この 弓 と 矢 は 渡す わけ に は いか ねえ
絶対 に な !
勘違い する な よ その 弓 と 矢 は あと だ
気 に なる の は この 箱 だ よ !
( 形 兆 ) あっ … N ( 康一 ) は … 箱 ?
( 虹 村 父 ) ウギィィ !
あっ …
何 か ちぎれ た 紙切れ の よう な もの を つま ん で いる から ―
( 仗助 ) 何かと 思ったら よ ( 虹 村 父 ) ウゥッ …
( 形 兆 ) なるほど な …
ウウウ ウッ ウッ ウウ …
( 泣き声 )
( 泣き声 )
お っ …
( 泣き声 )
( 康一 ) 家族 の 写真 … N い … 意味 が あった ん だ よ
10 年間 繰り返し て い た この 動作 に は 意味 が あった ん だ よ
当時 の 息子 たち の 写真 を 捜し て いた ん だ
今 の こと は 分から ない の かも しれ ない
でも 彼 の 心 の 底 に は 思い出 が ある ん だ よ
( 形 兆 ) お っ … N ( 康一 ) 昔 の 思い出 が !
( 虹 村 父 の 泣き声 )
( 虹 村 父 の 泣き声 )
( 鎖 が 落ち た 音 )
( 虹 村 父 の 泣き声 )
( 虹 村 億 泰 ( に じむ ら おく やす ) ) グ … ウッ …
( 虹 村 父 の 泣き声 )
( ため息 )
殺す 幽 波紋 使い より よ
治す 幽 波紋 使い を 探 す っ つ ん なら ―
手伝って も いい ぜ
( 形 兆 と 億 泰 ) お っ …
ああ …
けど その 弓 と 矢 は 渡し な よ ぶち 折 っ から よ
逃げる 気 な の か よ
( 億 泰 ) 兄貴 もう やめよ う ぜ
( 形 兆 ) 億 泰
なあ こんな こと は よ ぉ もう やめよ う ぜ なあ
( 仗助 ) い た の か よ ( 康一 ) ヒッ …
( 億 泰 ) 親父 は 治る かも しれ ねえ な
( 足音 )
( 億 泰 ) 肉体 は 治 ん なく と も よ
心 と 記憶 は 昔 の お 父さん に 戻る かも なあ
( 億 泰 ) なあ …
億 泰 何 つ かん で ん だ よ !
あ … 兄貴
どけ ! 億 泰
俺 は 何 が あ ろ う と 後戻り する こと は でき ねえ ん だ よ
この 弓 と 矢 で 町 の 人間 を 何 人 も 殺し ち まって ん だ から な
それ に 俺 は すでに て め え を 弟 と は 思っちゃ い ない
弟 じゃ ねえ から 躊躇 ( ちゅうちょ ) せ ず て め え を 殺せ る ん だ ぜ
( 億 泰 ) あ …
あ … 兄貴 …
ん っ !
お め えら よ
この 親父 の 他 に まだ 身内 が いる の か よ
( 形 兆 ) あっ ( 康一 ) ハッ
身内 ? 俺 たち は 3 人 家族 だ …
( レッド ・ ホット ・ チリ ・ ペッパー ) ゲゲ !
お っ !
( 形 兆 ) こ … こいつ は …
( 仗助 ) コ … コンセント の 中 から !
( 形 兆 ) 億 泰 ボケッ と し てる ん じゃ ねえ ぞ どけ え !
あっ 兄貴 !
( レッド ・ ホット ・ チリ ・ ペッパー ) この 弓 と 矢 は 俺 が 頂く ぜ 虹 村形 兆
あんた に この 矢 で 貫か れ て ―
幽 波紋 の 才能 を 引き出さ れ た この 俺 が な
き … 貴 様 … ごとき が この 弓 と 矢 を …
虹 村形 兆 幽 波紋 は 精神 力 と 言った な
俺 は 成長 し た ん だ よ
それとも 我が 幽 波紋 レッド ・ N ホット ・ チリ ・ ペッパー が ―
こんなに 成長 する と も 思わ ない かい ?
バッド ・ カンパニー …
うる せ え ぜ !
こ … これ は …
電気 だ !
億 泰 の 兄さん が 電気 に なって いく !
アアアアアッ !
億 泰 の 兄さん が 電気 に なって いく !
アアアアアッ !
( 康一 ) 弓 と 矢 まで !
( 億 泰 ) 兄貴 !
俺 に 触る ん じゃ ねえ !
お め え も 引きずり込ま れる ぜ !
兄貴 …
ク … クソーッ 弓 と 矢 が 取ら れ ち まう ぜ ぐう っ …
( 形 兆 ) 億 泰
お め え は よ いつ だって 俺 の 足手まとい だった ぜ
( 形 兆 ) う う っ ぐ っ !
グアアーッ
兄貴 ー っ !
う っ !
( 康一 ) 仗助 君 !
チッ
( 仗助 ) 今 確かに 本体 らしき 奴 が 窓 から の ぞい て た ん だ が よ
( 仗助 ) 今 の 幽 波紋 何 か 分かる か ? 億 泰
い … いや 兄貴 は 俺 の 知ら ねえ ところで ―
何 人 か 幽 波紋 使い を 見つけ て た から よ
お …
仗助 あ … あれ を !
( 仗助 ) ハッ !
あ ああ …
( 康一 ) ハァ … ハァ …
( 仗助 ) 億 泰 … N ( 康一 ) お っ ?
( 億 泰 ) う っ … 兄貴 は よ ぉ ああ な っ て 当然 の 男 だ
まっとう に 生き られる はず が ねえ 宿命 だった
でも よ ぉ
でも 兄貴 は 最後 に …
俺 の 兄貴 は 最後 の 最後 に 俺 を かばって くれ た よ なあ !
仗助 見 て た だ ろ う !
ああ 確かに 見 た よ
お め え の 兄貴 は お め え を かばった よ
( 虹 村 父 ) う ぅ ぅ …
( 虹 村 父 ) バギィィィィ …
( 電話 の 着信 音 )
( 受話器 を 取る 音 )
( 男 ) 空 条 ( くう じ ょ う ) 承 太郎 さん です か ?
( 空 条 承 太郎 ( くじ ょ うじ ょ うた ろう ) ) 聞き 慣れ ない 声 だ な 誰 だ そういう あんた は
( 男 ) 誰 で も いい っす
空 条 承 太郎
あんた この 杜王 町 ( もり おう ちょう ) から よ 出 て って ください よ
何者 か 分から ない 奴 から ―
いきなり 理由 も なく 出 て いけ と 言わ れ て も な
あんた が 俺 だったら 素直 に 出 て いく かい ?
( 男 ) 弓 と 矢 を 持って いる 者 です よ
頂 い た ん です 虹 村形 兆 奴 を 殺し て
あんた の こと も 殺し た って い い ん です が
何でも 承 太郎 さん
あんた 時間 を 1 秒 か 2 秒 ほど 止め られる らしい です ね
ちょいと 手ごわい か な と 思い まし て ―
電話 で とりあえず 警告 する こと に し まし た
( 承 太郎 ) お前 も 幽 波紋 使い か ? 弓 と 矢 で 何 を する つもり だ
( 男 ) 別に あんた に は 迷惑 は かけ ませ ん よ
東方 仗助 だって 邪魔 さえ し なけ れ ば ―
こっち から は 何 もしや し ませ ん
せっかく 幽 波紋 能力 っ つ ー もん を 身 に つけ た ん だ
俺 は ちょいと 面白おかしく 生き たい だけ です
受験 だ 就職 だって 煩わしい 人生 は ―
まっぴら な もん で ね
学生 か ? お前
( 男 ) だ … ん な こ た あ どうでも いい だ ろ !
いい かい あん ま し 俺 の 町 に 長居 する よう だったら よ
あんた も 仗助 も …
他 に 何 人 の 幽 波紋 使い が この 町 …
( 衝撃 音 ) ( 爆発 音 )
( 男 ) アッハッハ …
( 承 太郎 ) フウ …
やれやれ だ ぜ
( ナレーション ) 虹 村形 兆 は 杜王 町 の 西 に ある 国見 峠 ( くに み と う げ ) 霊園 に 埋葬 さ れ た
奪わ れ た 弓 と 矢 は 行方 不明 の まま で ある
虹 村 億 泰 は この 町 に しばらく 父親 と 落ち着く こと に 決め た
そして …
( 仗助 ) ハア …
( 玄関 の チャイム )
( 東方 朋子 ( ひがし かた ともこ ) ) 仗助 出 て !
( ため息 )
( 仗助 ) はい … な っ !
よう 仗助 学校 行 こ う ぜ !
はっ ?
俺 今日 から お前 と 同じ 学校 だ から よ
だから って 迎え に 来る こ た あ ない だ ろ
小学生 じゃ ある まい しよ
いや あ まさか お前 ん ち が 俺 ん ち の こ ー ん な 目 の 前 なんて な
( 仗助 ) そりゃ あ まあ 驚愕 ( きょう が く ) の 事実 って やつ だ けど よ ぉ
ほら 早く 行 こ う ぜ
あら 仗助 の お 友達 ?
は ー い 虹 村 億 泰 で ー す
準備 できる まで 中 で コーヒー でも 飲 ん で て
( 億 泰 ) い い ん す か ? ( 仗助 ) は っ ?
( 臆 泰 ) いただき ま ー す ! エッヘヘ
お め え の 母ちゃん 美人 だ な
ヘヘッ お邪魔 し ま ー す
こいつ ぁ グレート に ヘビー だ ぜ …
♪~
~♪