JoJo no Kimyou na Bouken (TV ) (JoJo 's Bizarre Adventure ) Episode 4
ジョースター さん は 戦い に 勝った
しかし 何もかも 失った
三日 前 この 病院 に 担ぎ込んだ が
今 あの 人 は まったく の ごとく
ほんの ちょっぴり でも あたえ て やり て ぇ 生きる 希望 よ
空 こぼれ落ちた 二つ の 星 が
光 と 闇 の 水面 吸い込まれて ゆく
引き合う ように 重なる 波紋
誇り の 道 を 往く 者 に 太陽 の 導き を
野望 の 果て を 目指す 者 に 生贄 を
震える ほど 心
燃え尽きる ほど 熱く
その 手 から 放て 鼓動
体 漲る 勇気 で
迷い なき 覚悟 に 喝采 を
その 血 の 運命 ジョジョ
心 だ
あの人 には 今 心 が 必要 なんだ
真夜中 だ という のに ジョースター さん の 病室 から 明かり が
こ … これ は
あ … あの女 は
こんな 遅くまで 付きっきり の 看護
あの 手 ふやけて 血 が 滲んで いる
何 百 回 何 千 回 と 冷水 で 火傷 を 冷やし て いる ん だ
よかった
意識 を
峠 は 越しました もう 大丈夫
君 が ずっと 看病 を …
君 は 君 が ここ に いる なんて
面影 が ある
いや まさか そんな はず は ない
すごく 似て いる けど
似てる って 誰 に ?
エリナ ・ ペン ドルトン に ?
お久しぶりです ジョナサン ・ ジョースター ジョジョ
エリナ 大きく なった ね
まあ それ は あなた の ほう です わ
でも 本当 に しばらく です
ああ
どうやら 俺 じゃ 役者不足 だった ようだ ぜ
出直す と すっか
スピード ワゴン は クール に 去る ぜ
つ … つい 気 が 緩んで 意識 を
まあ なんて こと 骨折 している 腕 に 私 を
いつ だって 支える さ
人 の 出会い って のは 運命 で 決められてる の かもしれねえ な
こんな 夜遅くまで 遊んで いる 堕落 した 女 が ー
大抵 の 人間 は 心 に 善 の タガ が ある
素晴らしい 悪 への 恐れ が ある のだ
だが ごくまれに 善 なる タガ の ない 人間 が いる
悪 の エリート
気 に 入った ぞ 闇 の ジャック この ディオ に 服従 する のだ
素晴らしい 力 を 与え てやる
今 以上 の 快楽 を 手 に できる ぞ
悩み は もう なにもない
あの 日 の 惨事 を 知る のは 僕 と スピード ワゴン の 二人 だけ
警察 も 事故 と 納得 し て くれ た が
気になる のは 石 仮面
瓦礫 を 掘って も 出てこない 粉微塵 になった と 信じたい
そう 思おう そして 早く 忘れよう
ジョジョ
エリナ
誰 だ さっき から ずっと いる
どうかした の
いや なんでも な …
ジョナサン ・ ジョースター くん
そして その レディー は ミス エリナ ・ ペン ドル トン
な … 何者
よく 生き残れ た もの だ あの 石 仮面 の 力 から
ジョジョ
そうそう 肺 の 中 の 空気 を 1 cc 残らず 絞り出せ
ジョジョ
ケガ している 人 に なんて こと を
しばらく 呼吸 は できん が 心配 は いらん
な … なん だ
な … なんだ 僕 の 体 が う … 腕 が
私 は ツェペリ 男爵 だ 勇気 だけで は 石 仮面 には 勝てん よ
複雑 骨折 した 腕 が …
ほとんど 痛み も ない
こんな 重い 石 も 持てる
信じられない わ
い … いったい なに を し た
君 は 何者 だ
質問 は 一つ ずつ に して くれ ん かね ジョジョ
私 が した の ではない 君 の 呼吸 が 痛み を 消した のだ よ
なぜ 僕 に こんな こと を
どうして 僕 の 名 を
い … い ない
質問 は 一つ ずつ だってば さ ジョジョ
答え を 見せ て あげる よ つい て おいで
そして それ を 見て 私 を 知ったら
君 の 運命 は また 変わる
私 は 君 の 横隔膜 を 指 で 突き そして 特別 な 呼吸法 に した のだ
特別 な 呼吸法 ?
呼吸 が おこす エネルギー を 見せ てあげよう
な … なに を する 気 だろう
あれ は 一体 な … なん だ あの 波紋 は
あんな 形 不自然 だ
今から 見せる のは 君 の 痛み を 消した エネルギー と 同じ もの
やめろ
か … 蛙 は なんとも ない
これ が 仙道 だ
せ … 仙道 ?
波紋 エネルギー こそ 仙道 パワー
私 の 波紋 エネルギー は 蛙 の 肉体 を 波紋 となって 伝わり
岩 を 砕いた のだ
ジョジョ 私 は 知って いる
あの 石 仮面 は 壊れて いない
石 仮面 の 男 ディオ が 持って いる
なんだって 今 ディオ と言った のか
そうだ そして 私 は 何十年 も あの 石 仮面 を 探して いる
石 仮面 を 破壊 する ために
石 仮面 を 被った 者 を 倒す ために
君 は すでに 石 仮面 と 戦う 運命 に ある
仙道 を 学ばなければならん
さもないと 死ぬ 君 も この 全 人類 も
ま … まさか
ジョジョ なん の こと あの 人 は 一体 …
エリナ こ … この 件 に エリナ を 巻き込んではいけない
彼女 だけは 決して
こ … これ は は … 花 が しん … 信じられん
腕 の 骨折 を 治した 波紋 エネルギー が まだ 残って おり
枯れかけた 花 が 再生 された んだ
この ジョジョ と いう 青年 は
とてつもない 才能 と 力 を 眠らせて いる の かもしれん
この 青年 なら 世界 を 救える かもしれん ぞ
次第 次第に 力 が 蘇って きた
食物連鎖 という のが あった な
草 は 豚 に 食われ 豚 は 人間 に 食われる
我々 は その 人間 を 糧 としてる わけだ
人間 を 食料 として こそ 「 真 の 帝王 」
ジャック 食って いい ぞ
まず 扱いやすい 邪悪 な 人間 だけ を しもべ と し
一気に 世界 を この世 を 手中 に 収めて やる
全て の 人間 の 頂点 に 立って やる
僕 は ツェペリ という 底知れぬ 人物 に 波紋 エネルギー という もの を 習い
ともに ディオ と 戦う 決意 を した
その わけ は
ジョジョ 私 が 仮面 を 追って いる わけ を 話そう
この ツェペリ ウィル ・ A ・ ツェペリ は 若かった
私 は 未知 の 探求 に限りない 興味 を 持つ 若者 だった
学者 であった 父 の 遺跡 発掘隊 に 参加 した 私 は
世界中 を 旅 して 回った
そして アステカ 遺跡 へ 発掘 に 行った とき の こと
まさか
そう こともあろうか あの 石 仮面 は 私 が 偶然 発掘 した ものなのだ よ
その 帰国 途中 で 隊 の 中 の 一人 が なにか の きっかけで 仮面 を かぶり
発現 させた
血 に 飢えた そいつ は 友人 の 首 を ばっくり 断ち切り
腕 を 足 を 体 を 引きちぎり まくった
船員 五十八 名 皆殺し だった
私 は 海 に 飛び込んだ が そいつ は 追って きた
その時 夜 が 明けた
朝日 の 光 で 初めて 見えた そいつ の 顔 は
発掘隊 の 隊長 私 の 父 だった
石 仮面 を 積んだまま の 船 は どこか へ 流されて いった
私 は 恐れた
いつか どこか で 石 仮面 の 力 が 再び 発現 する だろうと
その ため の 対抗 手段 を 考えて おかねば なるまい と
そして 波紋法 に 辿りついた のだ
波紋 エネルギー は 自分 の 血液 の 流れ から 生み出す もの
対し て 石 仮面 は 他人 の 血液 から エネルギー を 吸い取る
形 は 表 と 裏 同じ エネルギー だった のだ
そうか 波紋 を 消す には もう一つ の 波紋 を
そうだ
もう一つ の 大きな 波紋 エネルギー を ぶつければ
やつら は 砕け散る
そして 波紋 法 の 作る エネルギー の 波 は
太陽 の 光 の 波 と 同じ 形 な の だ
ツェペリ さん 教え て ください 波紋 の 使い方 を
どんな 試練 も 克服 します
いや だ と言って も むりやり 教える わ
世界 の 帝王 になる ために ディオ は まず ジョジョ 君 を 狙う はずだ
いい か ジョジョ
呼吸 には 血液 が 関わって いる
血液 は 酸素 を 肺 から 運ぶ から だ
そして 血液 中 の 酸素 は 体細胞 に関わって いる
体細胞 イコール 肉体
つまり 水 に 波紋 を 起こす ように
呼吸法 によって 肉体 に 波紋 を 起こす
エネルギー を 作り出す
手元 で 急に ぐーっと 伸びた
どうなって いる のだ
名づけて ズーム パンチ
関節 を 外し 腕 を 伸ばす
その際 の 激痛 は 波紋 エネルギー で 和らげる の だ
ジョジョ 呼吸法 の リズム を 狂わす な よ
波紋 エネルギー は 精神 の 乱れ に すごく 敏感 な の だ よ
はい
おい ジョースター さん
スピード ワゴン
山間 の 町 ウィンド ナイツ ・ ロット ?
ええ ディオ らしい やつ を その 町 で 見た って 情報 を 確認 しました
そこじゃ 最近 行方 不明 者 が 増えてる ようです
時間 が ない ジョジョ 波紋 呼吸 法 の 仕上げ は 実戦 で やる ぞ
はい 戦い の 覚悟 は できて い ます
俺 も だ ぜ
ウィンド ナイツ ・ ロット へ の 入口 だ
うん 予定どおり 太陽 の ある うちに 行動 が 取れる
エリナ に なんの 挨拶 も なしに 出てきて しまった な
でも 必ず 帰る
どう し た ん だ
御者 なぜ 止めた
気 を つけろ ここ は 太陽 が 届 い て い ない
おい 御者
ディオ か でも どこ に いる
二人 とも 馬 から 離れて い なさい
なんだ こいつ は 馬 の 体 に 潜り込んで いる
ジョースター さん こいつ は こいつ は やばい
残虐性 異常性 において ディオ 以上 だ
ディオ は すでに このような 仲間 を 増やして いる
二人 とも 下がって い なさい 私 が 戦う
ゾンビ だ な
人間 を 食って 永遠 の 生命 と 力 を 与えられ
しかし ディオ の 思い の まま に 操ら れる
いわば 肉 人形
最高 の 恐怖 を 与えて 青ざめた 面 にして から
お前 ら の 鮮血 の 暖かさ を 味わって やる ぜ
絶望 に 身 を 捩れ 虫けら ども
さて やつ は どう 出る
わし が やつ なら
ジョジョ これ は 大事 な もの の 考え 方 じゃ ぞ
その 一 もし 自分 が 敵 なら と 相手 の 立場 に 身 を 置く 思考
わし が やつ なら まず 太陽 まで の 逃げ道 トンネル の 入口 を 塞ぐ
馬車 を ぶん投げて トンネル を 崩す 気 か
飛べ スピード ワゴン
来る ぞ
ぜ … 全身 から メス が
あれ か 一瞬 の うちに 御者 を 串刺し に した のは
波紋 カッター
波紋 カッター の ほうが あんさん の メス より よう 切れる わい
ジョジョ 戦い の 思考 その 二 じゃ
蚤 って いる よ な
ちっぽけ な 虫けら の 蚤 じゃ よ
あの 虫 は 我々 巨大 な 人間 に 所構わず 戦い を 挑んで くる な
これ を 勇気 と呼べる だろう かね
蚤 ども のが 勇気 とは 呼べん な
では 勇気 と は 一体 なに か
勇気 とは 怖さ を 知る こと 恐怖 を 我が物 とする ことじゃ
呼吸 を 乱す のは 恐怖
だが 恐怖 を 支配 した 時 呼吸 は 規則正しく 乱れない
波紋法 の 呼吸 は 勇気 の 産物
人間 賛歌 は 勇気 の 賛歌
人間 の 素晴らしさ は 勇気 の 素晴らしさ
いくら 強くて も こいつら ゾンビ は 勇気 を 知らん
蚤 と 同類 よ 仙道 ウエーブ キック
波紋 エネルギー が 怪物 の 組織 を ズタズタ に 破壊 した のだ
すげぇ ワイン を 零して も いねえ
ジョジョ あとは お前 が 仕上げ しろ
やつ の 脳 全体 を 熔かす のだ
吸血鬼 を 倒す には それ しかない
よくも てめぇら 必ず ぶっ殺す
細切り に して 食らって やる ぜ
まさか やつ を 追って いく んじゃねえでしょう ね
行かにゃなるまい
しかし 行く の は ジョジョ 一 人
ジョジョ その ワイン を グラス から 一滴 も 零さずに やつ を 倒してこい
ジョジョ 戦い の 思考 その 三 じゃ
北国 ノルウェー に こんな 諺 が ある
「 北風 が 勇者 バイキング を 作った 」
その ワイン を 一滴 たりとも 零して みろ
その 時 は たとえ やつ を 倒し た と して も
わし は お前 を もう 見捨てる
おい おっさん よ 正気 か てめぇ
あんた は 黙っとれ
分かりました 「 北風 が バイキング を 作った 」 ですね
まるで 迷路 だ 明かり で 照らし て も
必ず 闇 の 部分 が できる 構造 に 作られて いる
ま … まずい この 火 は
明かり を 消さ なければ 狙われる だけだ
しかし もう やつ が どこ から 来る か こっち にも 分からない
匂う ぜ あった けえ 血 の 匂い だ
戦い の 思考 その一 敵 の 立場 で 考えよう
やつ は 近い はず
そして 思考 その二 恐怖 を 我が物 と しろ
その 時 呼吸 は 乱れ ない
来い 頚動脈 に 噛み付 い て びん と 噛 ん だ まま 血管 を 引っ張って やる
北極海 の 厳しい 北風 は 気骨 ある したたか な バイキング を 生んだ
すなわち 厳しい 条件 は 知恵 しだい で チャンス に も なり うる と いう こと だ
あの ワイン は バイキング を 作る かな
で なけ れ ば 所詮 ディオ に は 勝て ん
こ … これ は 波紋
そうか 北風 は この ワイン だ
ワイン の 波紋 を 感じる
グラス を 伝わり 腕 を 伝わり 体 を 伝わり 地面 を 伝わり
やつ の 生命 の 振動 を 感じる
この ワイン は 波紋 探知機 だ
震える ぞ ハート 燃え尽きる ほど ヒート
そこ だ 吸血 ゾンビ
壁 を 伝われ 波紋 仙道 波紋 オーバー ドライブ
来い ベロベロ して やる ぜ
ワイン の 意味 を 理解 した らしい な ジョジョ
よ ー し 北風 は バイキング を 作った ぞ
とうとう 会え た な
呪い 抜 い て やる
勝て る の か この 凄ま じい 妄執 に
これ は 勇者 と して の 決闘 だ
ディオ 君 の 野望 僕 が 打ち砕く