Magi : The Kingdom of Magic Episode 22
( ナレーション ) < モガ メット が 生み出し た 黒い ジン の 禍々 しい 力 が →
練 紅 覇 の 一行 を 襲う >
< 駆けつける アラジン と アリババ >
< そこ に 現れ た の は 煌 帝国 第 一 皇子 →
練 紅 炎 その 人 だった >
♪ ♪ ~
( 楽 禁 ) やれやれ 。 な ん です かな ? あの 黒い の は 。
まず そう です ぞ 。
( 黒 惇 ) 同じ に おい が する →
我が国 に 巣くう 不 浄 な 者 ども と な 。
( 青 秀 ) じゃあ なおさら 紅 炎 様 の お手 を →
汚 ぇ 血 で 汚す わけ に は いか ねぇ 。
俺 たち だけ で や っち まい ま しょ う 。
( 楽 禁 ) うる せ ぇ 青 秀 ! この 蛇 ガキ が 。 →
なんで お め ぇ が 仕切って ん だ よ 。
( 青 秀 ) 痛 ぇ っす 楽 禁 殿 。
♪ ♪ ~
アシュ タロス 。
フェニクス 。
アガレス より 生まれ し 眷属 よ 。
( 2 人 ) あっ 。
♪ ♪ ~
( 青 秀 ・ 黒 惇 ・ 楽 禁 ) ぐ お ぉ ~~ ! !
( 2 人 ) あ あっ !
♪ ♪ ~
♪ ♪ ~
♪ ♪ ~
( 楽 禁 ) う お ぉ ~ ! ドゴン !
( 楽 禁 ) うら ぁ ! ( 黒 惇 ) ぐ わ ぁ ~ !
( 青 秀 ) ふん !
♪ ♪ ~
( アリババ ) な … 何 な ん だ ! ? あいつ ら 一体 。
♪ ♪ ~
( アラジン ) すごい … 。 こんな の 初めて 見 た ぜ 。
いや 初めて じゃ ねぇ な 。
バル バッド の とき の ヤツ も 巨大 化 し て た 。
♪ ♪ ~
けど こいつ ら 四 人 と は 比べ 物 に なん ねぇ 。
バル バッド の とき の 人 たち と は 違う 気 が する 。
ルフ が 引か れ てる 。
♪ ♪ ~
あの 人 の 眷属 ?
( 紅 覇 ) 兄 王様 申し訳 あり ませ ん 。 →
先鋒 を 買って出 ながら 甚大 な 損失 を … 。
( 純 々 ・ 仁 々 ) あっ … 。 ( 純 々 ) 紅 炎 様 ?
( 紅 炎 ) 癒 やせ フェニクス 。
( 純 々 ・ 麗 々 ・ 仁 々 ) 紅 覇 様 !
( 純 々 ) ありがとう ござい ます ! ありがとう ござい ます !
先鋒 隊 ! 残存 兵 は 後退 しろ 。 →
動 ける 者 は 連れ て いけ 。 →
関 鳴 鳳 お前 の 指揮 で →
山岳 の 第 一 駐屯 軍 と 合流 さ せろ 。 ( 鳴 鳳 ) は っ !
負傷 兵 は 1 か所 に 集めろ 。
俺 が 全て 引き受ける 。 ん ?
( 心 の 声 ) ≪ この 人 が 煌 帝国 の 練 紅 炎 ≫
( 白 龍 ・ 回想 ) ( ( バル バッド は 今 練 紅 炎 と いう 男 が 治め て い ます ) )
( ( 好 戦 的 で 大陸 の 支配 を 企 ん でる ) )
( シンドバッド ) ( ( 練 紅 炎 と いう 男 が バル バッド を 拠点 に →
西方 へ 乗り出 そ う と し て いる らしい ん だ ) )
♪ ♪ ~
( 紅 炎 ) 誰 だ ? お前 は 。
バル バッド 王国 の 王子 アリババ ・ サルー ジャ です 。
♪ ♪ ~
( 紅 覇 ) アラジン ? ( 純 々 ) どう いう こと でしょ う ?
確か バル バッド は 大規模 な クーデター の あと →
王族 は 皆 首 を 斬ら れ た はず だ が 。
ああ 。 七海 連合 の 介入 で 三 人 の 王子 たち は →
命からがら シンド リア へ 亡命 し た と 聞く 。
( 楽 禁 ) その シンド リア 子飼い の 金属 器 使い か 。
( 青 秀 ) なら 敵 じゃ ねぇ か 。
♪ ♪ ~
アリババ くん … 。 いい ん だ アラジン 。
俺 は 未来 の ため に この 人 に だけ は →
背 を 向ける わけ に は いか ねぇ ん だ 。
♪ ♪ ~
私 は 煌 帝国 第 三 皇子 →
練 紅 覇 殿 の 御 身 を 守る ため この 戦場 へ 参じ まし た 。
何 ! ?
≪ アリババ くん いつの間に … ≫
( どよめき )
( 純 々 ) そう だった の です ね 。 始め から →
私 たち を 助ける つもり で ここ へ 。
あ … あいつ … 。
( 青 秀 ) ハッタリ だ ろ どう 見 て も 。
( 黒 惇 ) いや この 場合 真偽 は 関係ない 。 →
皆 の 前 で 断言 し て みせ た こと に 意味 が ある 。 →
もし 若 が これ を お 認め に なれ ば →
我々 は もはや あの 者 に 手出し は でき ぬ と いう わけ だ 。
俺 に 見くびら れ たく ない の か … →
すでに なく し た 自国 の ため に 。
礼 を 言う 。 紅 覇 を よく 救って くれ た 。
( 一同 ) お ぉ … 。
紅 覇 様 を 利用 し や が って 。
その うえ 初対面 で 紅 炎 様 に 礼 を 言わ せる なん ざ →
なんて 神経 の 太い ガキ な ん だ 。
( 楽 禁 ) 悔し がる こと は ねぇ 。 →
粋 が って 見透かさ れ て 恥 を かい てる の は あいつ の 方 だ 。
アリババ くん … 。
≪ ドドーン !
( 青 秀 ) また 来 や がった か 。
♪ ♪ ~
( モガ メット ) ≪ 黒い ルフ は 意 の まま だ ≫
≪ もっと この 黒い 渦 と 一 つ に なれ ば →
更 なる 力 を 得 られる はず ≫
≪ 「 非 魔 導 士 」 の 王 を 滅ぼせ ≫
≪ 「 非 魔 導 士 」 の 王 を 滅ぼせ ! ≫
≪ 西 も 東 も … →
全て を だ ! ! ≫
♪ ♪ ~
( シェヘラザード ) やはり こちら に も 差し向け て き た わ ね 。
早く お 逃げ ください シェヘラザード 様 。
( シェヘラザード ) いいえ 。 私 は 最後 の 力 で →
黒い ジン たち を 一体 でも 多く 倒す わ 。
≪ ( ムー ) それ で は 俺 たち も お供 いたし ます 。
♪ ♪ ~
あなた たち … 。 傷 は もう いい の ?
平気 です 。 俺 たち を 誰 だ と 思って る ん です ?
( ミュロン ) 兄さん と ロゥロゥ は まだ むちゃ し ちゃ ダメ な の だ !
( ロゥロゥ ) 平気 だ っ つ ぅ の 。
( ミュロン ) く そ っ … ティ トス は どこ で 何 を やって る の だ ! →
少し でも 多く の 戦力 が 必要 な とき に →
自分 の す べき こと も 選 べ ない なんて !
ティ トス … 。
♪ ♪ ~
( 一同 ) おお ~ !
≫ いい ぞ ! ≪ いい ぞ ~ !
♪ ♪ ~
( ティ トス ) 僕 は … 僕 は … 。
( マルガ ) ティ トス お にいちゃん … 。
♪ ♪ ~
くっ !
♪ ♪ ~
( ムー ) 中 に 入れる な ! 船団 の 撤収 まで 防ぎ きれ !
♪ ♪ ~
( ロゥロゥ ) く そ っ キリ が ねぇ !
♪ ♪ ~
( ミュロン ) ティ トス に は シェヘラザード 様 から 与え られ た →
最後 の 力 が まだ 残って いる はず な の だ 。
そんな 力 が … そんな 力 が →
今 もし 僕 に も あったら … 。
許し て やって ミュロン 。 えっ ?
ティ トス は 一生 が 短 すぎ た 。 →
だから 自分 に とって 本当 は →
何 が いちばん 守り たい もの な の か →
選 べ ない の よ 。 →
ミュロン あなた に とって は きっと 家族 や 同胞 。 →
私 に とって の レーム 帝国 。
そして おそらく マタル ・ モガ メット に とって →
魔 導 士 全て 。 →
だけど ティ トス の 一生 は →
まばたき する ほど に 短 すぎ て →
これ から 時間 を かけ て 大切 に し て いき たい と →
思える 人 たち を やっと 見つけ た ところ だった の よ 。
僅か な 残り の 時間 の 中 で →
何 か 答え を 見つけ られ れ ば いい けど … 。
( マルガ ) ティ トス お にいちゃん どう し た の ?
( ティ トス ) 僕 は なんて 情けない ヤツ な ん だ ろ う って 。
自分 だけ 死ぬ の が 怖い なんて … 。
でも 今 は 死ぬ こと より →
このまま 何 も でき ず に 終わる こと の 方 が 怖い 。
( ティ トス ) 僕 に 優しく し て くれ た 人 たち が →
こんなに いる のに … 。
ティ トス お にいちゃん 一緒 に 行 こ う 。
えっ ? 私 が ついていく よ 。
今度 は 私 が 力 に なり たい の 。 マルガ … 。
ティ トス お にいちゃん は 情けない 人 なんか じゃ ない よ 。 →
だって みんな が 大切 で 選 べ ない ん でしょ ? →
ここ へ 来 て 出会った 人 たち みんな の こと が 大好き な ん でしょ ?
それ って すごく すてき な こと だ と 思う 。
マルガ … 。 私 ね →
ティ トス お にいちゃん と 一緒に いる と →
景色 が キラキラ 輝 い て 見える の 。 →
一緒に 勉強 し たり 遊 ん だ り →
本 を 読 ん で もらったり ご飯 を 食べ たり →
なんでも ない 小さな こと も 全部 … →
夜 眠る こと で さえ も 。
だから 全部 が 大事 って すごく いい こと だ と 思う 。
でも … マルガ →
君 を 死な せ たく ない ん だ 。
私 は 大丈夫 だ よ 。 それ に ね →
やり たい こと を 諦め て 過ごし て い たら … →
景色 が キラキラ し て い なかったら 死 ん で いる の と 同じ こと 。
はっ … 。 ( マルガ ) そう じゃ なかったら →
短く て も すてき な こと 。
だから 行か せ て ! ティ トス お にいちゃん が →
本当 に やり たい こと が できる 場所 へ 。
♪ ♪ ~
( ティ トス ) マルガ は 大人 だ な 。
そんなに 子供 じゃ ない よ 。
( ティ トス ) そう だった 。 僕 は 1 年 そこら しか 生き て い ない 。
( ティ トス ) マルガ の 方 が ずっと 大人 な ん だった 。
♪ ♪ ~
≪ 滅ぼせ … 「 非 魔 導 士 」 を 滅ぼせ ≫
≪ 殺せ ! 全て 殺せ ! ≫
( モガ メット ) 光 魔法 の 膜 で その 娘 を →
魔力 の 消耗 から 守って いる の か 。 →
なぜ 守る ? →
そい つ ら は この世 に い ない 方 が いい ん だ 。
学長 先生 僕 は あなた が 好き だ 。
僕 の こと を レーム を 敵 に 回し て まで →
守る と 言って くれ た 。
お前 は 同胞 。 私 と 同じ 種 族 。
だが 「 非 魔 導 士 」 は 違う 。
「 非 魔 導 士 」 と は 決して 分かり 合 え ない 。
そんな こと は あり ませ ん 。
僕 は あなた と 違う 。 →
マルガ や シェヘラザード 様 と も 。 →
でも みんな 大切 です !
大切 か … 。
かつて 私 も そう 思って い た 。 →
魔法 の 使え ない 人々 を 助け て い た あの 時期 が →
私 の 人生 の 中 で →
最も 幸福 な 時間 だった 。 →
だが 人 の 心 は 変わる 。 →
人 は 自分 と 持ち物 が 違い 過ぎる 相手 と は →
決して 対等 に は 生き られ ない 。 →
どちら か が 相手 を 自分 と 同じ ところ まで →
引きずり 下ろ そ う と し →
世 に も 醜い 心 に 変貌 し て ゆく 。
それ が 今 お前 が →
どんな に 大切 に 思って いる 相手 でも だ 。
学長 先生 そんな 悲し そう な 顔 し ない で ください 。 →
気付 い て ください 学長 先生 。 →
あなた は 「 非 魔 導 士 」 を 恨 ん で など い ませ ん ! →
憎かった の は 自分 の 運命 。 →
愛し い 相手 と 対等 に 寄り添い →
生き抜く こと を 許さ れ ず 生まれ て き て しまった →
あなた 自身 の 運命 です !
黙れ !
♪ ♪ ~
何 を … 。
あなた を そこ から 救い出す 。 →
そう すれ ば 黒い ジン の 練 成 も 止まる し →
アラジン や シェヘラザード 様 たち が →
これ 以上 戦い で 傷つか ず に 済む 。 →
5 等 許可 区 の 20 万 人 の 命 も 守 れる !
ティ トス お にいちゃん !
これ が 僕 が 最期 に できる →
最良 の こと だ ! !
( モガ メット ) やめろ ~~ !
はっ !
ティ トス … 。
くっ … う う っ !
♪ ♪ ~
( ティ トス ) ん ん っ ! う わ ぁ ~~ ! !
なぜ だ ! ? なぜ これほど 莫大 な →
黒 ルフ の 力 を はね返 せる ! ?
♪ ♪ ~
ティ トス の 体 に は 私 が 14 年 間 も 与え 続け た →
膨大 な 量 の 魔力 が 蓄積 さ れ て いる 。 →
それ を 解き放つ こと こそ が 最大 の 超 律 魔法 。 →
でも それ を し た 瞬間 →
ティ トス の 命 は … 。
♪ ♪ ~
助け て … 。
寒い よ 苦しい よ … 。
やめ て ください 。 どう か 殺さ ない で ください … 。
( モガ メット ) あっ 。 あぁ … 。
くっ !
♪ ♪ ~
あぁ … 。
あっ … 。 魔力 の 徴収 が 止まった ?
誰 か が 炉 を 停止 さ せ た ん だ 。
よかった … 。
あっ 。 消え た 。
すま ない ティ トス … 。
炉 は すでに 私 など 意 に 介さ ない 。
私 の 手 を 離れ て い た よう だ 。 ん ?
まだ 魔力 を 欲し て いる の か ?
なんの ため に … 。 →
黒い ジン の 練 成 が 望み で は ない の か ? →
黒い 障 気 の … →
穴 の 奥 に いる お前 は 誰 だ ! ?
♪ ♪ ~
ドドォーーン !
( 一同 ) あぁ … 。
♪ ♪ ~
( 玉 艶 ) ようやく お 目 に 掛か れる の です ね →
我ら が 父 よ 。
♪ ♪ ~
お やおや ? 地下 の 20 万 人 は →
生き て いる よう です な 。
では 一体 誰 の 魔力 を 糧 と し て →
炉 は 我ら が 父 を 降ろす 依り 代 と なり え た の でしょ う か ?
( 玉 艶 ) それ は 地下 の 人々 の 身代わり に なる だけ の →
大量 の 魔力 を マグノ シュ タット が →
隠し持って い た ん でしょ う 。 →
その 炉 は マグノ シュ タット と いう 小さな 国 の 地下 で →
黒い ルフ を 集め 魔力 を 吸い上げ →
膨張 し 続け … 。
すばらしい 。 し て 此度 の 件 →
全て 玉 艶 様 の お 手引き で ?
いいえ 。 これ は この 世界 の 人間 たち が →
勝手 に し て くれ た こと 。
多く の 人間 たち が 自ら の 意思 で →
大いなる 流れ に 背く こと を 望 ん だ 。 →
あ あ ~ 我ら が 父 よ ! お 会い し とう ござい まし た !
( 一同 ) お 会い し とう ござい まし た 。 →
お 会い し とう ござい まし た 。 →
お 会い し とう ござい まし た 。
( 玉 艶 ) 依り 代 に 導か れ →
あなた 様 の 御 手 が 地上 へ 触れ た もう 瞬間 に →
この 世界 に も →
アルマ ・ トラン と 同じ 黒き 太陽 だけ が 輝く →
清浄 なる 光景 が →
もたらさ れる こと でしょ う ! !
♪ ♪ ~
そんな … 。 どう なって ん だ ? アラジン 。
戦争 が 止まって も 黒い ジン を 止め て も →
あれ が 来 たら おしまい だ … 。
♪ ♪ ~
♪ ♪ ~
♪ ♪ ~