Shigatsu wa Kimi no Uso (YourLieinApril)Episode17
(かをり )あたし と 心中 し ない ?
嘘 。言って み た だけ 。
私 ね …。
♪♪ ~
《 君 は 忘れる の ? 》
(椿 )公生 具合 でも 悪い の ?
(公生 )平気 。
(椿 )平気 そう じゃ ない から 言って ん の 。
か を ちゃ ん の お 見舞い で も 行こっか 。
ここ ん ところ みんな で 行け て ない じゃ ない 。
久しぶり に 行こう よ 。(渡 )お ~いい ね !
僕 行か ない 。
(椿 )か を ちゃんと ケンカ でも し た の か な ?
(柏木 )いい の ?あんな こと 言って 。
(椿 )あんな こと ?
敵 に 塩 を 送る みたい な こ と して 。
(椿 )敵 って …。→
音楽 の こと で 悩んでる ん だったら 私 に は 分かんない し 。
たぶん 公生 か を ちゃ ん に 会え ば 元気 に なる から 。
もっと 本気 出し て も いい と 思う ん だけど な 。
し たく も ない 勉強 を し てる の は 誰 の ため ?
志望 校 の ランク を 上げ た の は ?
奥津 音 大 附属 近く の 高校 を 志望 し た の は 誰 の ため ?
(椿 )ほら っ !公生 は 一人 だ と 駄目 駄目 だ から 。
(柏木 )素直 に そう 言え ば いい のに 。本人 に さ 。
(椿 )ホント は ね 行か ない で ほしい な って 思う の 。
不安 だ し イライラ する 。
嫌 み とか 言い たく なる し 。
( 椿 ) 《 「 行か ない 」って 言った とき ほっと し た 自分 が いる 》 →
《 罪悪 感 で いっぱい 》
そんな 私 を 見せ たく ない から 精いっぱい カッコ つけてる の 。
私 って こんな 嫌 な 女 だった か な 。
( 椿 ) 《 幾 つ も の 知らない 自分 を 発見 し て →
幾 つ も の 知らない 自分 と 向き合う 》 →
《 それ も たぶん 恋 を するって こと な の か な 》
(殴る 音 )
(紘子 )心 ここに あら ず ね 。今日 は もう いい 帰ん な 。
( 公 生 ) すみません 。
(凪 )あっ あの …瀬戸 先生 私 急用 が …。
ごめん !よろしく お 願い ね 。
≪(凪 )あれ ?有馬 先生 。
ごくごく 普通 に 歩い て たら 追い付い ちゃった 。
歩く の 遅い です !姿勢 悪い !
もっと しゃ きっと し なきゃ !だらしない !
(凪 )その 木元 が ね →
「くる 学 祭 で は 凪 君 の ため に オーボエ を 奏でる よ 」→
なんて 言って くる ん です 。とんだ 勘違い 野郎 です 。
でも そういう の が 感激 する ん じゃない の ?
(凪 )相手 に よる な 。
フフッ 。現実 的 だ ね 。
やっと 笑った 。
ありがとう 。ごめん ね 心配 かけて 。
べ …別に 心配 なんて …Nバカ じゃ ない の !?
《 敵 が 貧弱 だ と つま んない だけ よ 》
( 武士 ) 《 あいつ すげ え ん だ ぜ ! 》 →
《 楽譜 を 完 コピ し て みんな ビビって ん の に →
眉 一 つ 動かさ ねえ ん だ ぜ 》 →
《 西部 の ガンマン かって ぇ の 》 →
《 鋼鉄 の 心臓 で 超 合金 みたい だ ろ ! 》 →
《 ヒーロ みたい だ ろ ! 》
( 武士 ) 《 くそっ! 》
( 凪 ) 《 私 は 何て 言ったら いい ? 頑張って 負けない で なんて →
無責任 な 言葉 だ 》 →
《 だから ありがとう なんて 言わない で 》 →
《 何も でき なかった 私 の 身勝手 な 代償 行為 》 →
《 単なる 自己 満足 。 醜い ファントム 》
木元 君 は いい 演奏家 に なる ね 。
(凪 )えっ ?そう です か ?
誰 か の ため に 演奏 する の は 思った より 大切 な こと だ よ 。
《 君 は 何の ため に ピアノ を 弾く の ? 》
《 誰 か の ため ? 》
君 が ピアノ を 始めた の も 誰 か の ため だ よ ね 。
そういう とき は いい 演奏 が でき た 。
たくさん の 人 と 音 を 共有 でき た とき 。
たくさん の 人 に 音 が 届いた とき 。
心 を 重ねた とき 。
音楽 は 言葉 を 越える の かも しれ ない 。
そんな の 陳腐 です 。女 は 現実的 な ん です 。
言葉 しか 信用 し ませ ん 。
♪♪『亡き 王女 の ため の パヴァーヌ 』
《 ラヴェル … 》
《 いらっしゃい ! 》
《 聞き たくない 聞き たくない ! ラヴェル なんて 聞き たくない ! 》
《 あたし と 心中 しない ? 》
( 早 希 ) 《 いらっしゃい 》
《 聞き たくない ! 何も 考え たくない ! 》
《 何も 聞こえ なく なれ ば いい のに 》
≪(渡 )よっ 。→
今 から 俺 の かをり ちゃん の お 見舞い に 行く ん だ 。→
一緒 に 行こう ぜ 。
僕 は いい よ 。
俺 たち に 遠慮 する こと ねえ ぞ 。
行 こ う ぜ 。行かない って ば !
どう し たん だ よ ?
お前 よ それ って 薄情 じゃ ねえ ?→
かをり ちゃん は お前 に あんなに よく し て くれた のに →
何 逃げ て ん の ?
(渡 )こっち 向けよ !
( 渡 ) お … おい 公 生 。
渡 … 。
僕 は どう し たら いい 。
《 私 ね あんまり よくない みたい 》
《 嘘 だ 嘘 だ 》
《 ごめん ね 》
《 思い出し たくない こと 思い出 さ せ ちゃって 》
《 こんな なら 会わ なきゃ よかった ね 》
僕 は 何も 言え なかった 。
どんな 言葉 を 掛け たら いい ?
どんな 顔 で 会ったら いい ?
なあ 公生 。俺 思う ん だ けど さ 。→
やっぱ お前 は かをり ちゃん に 会い に 行く べき だ と 思う ん だ 。
そりゃ あ 俺 なんか で よけりゃ あさ →
何 だって する よ 。好き な 子 の ため なら →
泥水 だって すする ぞ 。ズズズッ と な 。→
でも よ 。かをり ちゃん は たぶん 俺 じゃ 駄目 な ん だ よ 。
わがまま 言う の も 頼ら れる の も →
彼女 が 何 か し て ほしい って いう の は →
決まって お前 だ よ 公生 。
《 コンクール に 出 て … 》
《 伴奏 しろ ー ! 》
《 カヌレ 食べたい 》
《 くじけ そう に なる 私 を 支え て ください 》
でも 何 を 話し て いい か 分から ない よ 。
ん な もん 行って みりゃ 分かる って 。
男 は 行動 ある のみ だ 。
僕 に は 無理 だ 。
無理 か どう か は 女の子 が 教え て くれる さ 。
もう 来 ない か と 思った わ 。
カヌレ 約束 し て た から 。
ピアノ の 練習 し てる ?うん 。
学校 は ?いつも どおり 。
みんな 元気 ?まあまあ 。
何 よ その 返し !お 見舞い する 気 ない でしょ !
ある よ !ある けど …。
何 を 言え ば いい か 分からない だけ だ 。
昔 に 戻る だけ だ よ 。
忘れ ちゃ え ば いい ん だ よ 。
リセット ボタン 押す みたい に ポチッと 。
ポチ ポ チッ と 。
《 何で … 》
《 忘れない 》
そし たら 心 が 軽く なる 。覚え てた って 意味 ない もん 。
弓 を 持て ない バイオリニスト なんて 意味 ない もの 。
《 何で … N 何で そういう こと 言う の ? 》
《 散々 わめい て 殴り 倒し て →
無理やり 僕 を 舞台 に 引きずり 上げ た くせ に 》
《 散々 忘れ たくない 風景 を 刻み つけ た くせ に 》
私 の カヌレ !
≪いじけ た やつ に 食わす か !カヌレ が かわいそう だ !
≪私 が 頼んだ のに !≪僕 が 買った んだ !
≪何 よ !≪何 さ !
(看護 師 )また …。
君 は 無責任 だ 。そんな やつ もう 知らん !
待って !
クッ…ハハハ…。
あなた って ホント に 変 な 人 。
《 悔しい 悔しい 》
《 それ に ただ 悲しい 》
《 君 は 僕 に たくさん の もの を くれ た のに →
僕 は 君 に 何も し て あげられない の ? 》
( 渡 ) 《 好き な 子 の ため なら 泥水 だって すする ぞ 》
( 凪 ) 《 気付 い て ほしい 私 が いるって 。 私 の ピアノ で 》
( 小 春 ) 《 小 春 が 描 い た の 》
(凪 )えー !?くる 学祭 に 出 たい !?
( 凪 ) 《 青天 の へ きれ き 意味 分 かんない 》 →
《 何 考え て ん の ? 》
また 無 茶 な 。お 願い し ます 。
(凪 )いい です よ 。(紘子 )嘘 !?あんた の 晴れ 舞台 よ 。
どう しよ う …ホント に いい の ?駄目 もと だった のに 。
( 凪 ) 《 もっと 乞 え 有馬 公 生 》
ちょっと 分か ん ない けど →
演目 決め あぐね て い たし 面白 そう な ん で 。
ありがとう 。
有馬 先生 は どうして 学 祭 に 出 たい ん です か ?
( チャイム )
フンッ !トォッ !ターッ !
や あ マイ プリンセス 。
僕 と 『薔薇 の 騎士 』に つい て 語ら ない か 。
君 の ため に ファミレス を 予約 し た よ 。
(さつき )凪 。クレープ 食べ て 帰ろう 。
(凪 )無理 ~!
(小麦 )デート ?
( 凪 ) ♪♪ 「 タン タン タンタ … 」
もっと 跳ねる ように 手首 を 使って 柔らかく 。
もう 一 呼吸 待った 方 が いい か な 。
序盤 は もっと 速め で メリハリ を 。
(凪 )♪♪「タン タン 」
《 嘘 … 何 回 さらった の よ 》
《 昨日 より 精度 が 上がってる 》
(武士 )お っ 。食わねえ の か ?
(凪 )うん 。ちょっと 食欲 ない 。
(凪 )練習 し て くる 。
≪(ドア の 開閉 音 )
(武士 の 母 )あの 子 根 詰め 過ぎ じゃ ない ?
♪♪(ピアノ の 演奏 )
(凪 )あっ 間違え ちゃった !ごめんなさい 。
ミス タッチ は 気 に しない で 通して いこう 。
( 凪 ) ごめんなさい ごめんなさい ごめんなさい 。
( 凪 の 友達 ) 《 頑張って ね 。 絶対 見 に 行く から ね 》
( 教師 ) 《 あなた は ことし の 目玉 よ 》
( 教師 ) 《 井 端 先生 が 聴き に いらっしゃる 》 →
《 だから 完璧 な もの を ね 。 認められ れ ば 一生 安泰 だ 》
( 女子 生徒 ) 《 ライター さん が 来る ん だって さ 》 →
《 次 世代 美 少女 ピアニスト 特集 だって 》
♪♪ ~
(紘子 )あと 4 日 。望む ところ だ わ 。
( 凪 ) 《 あと 4 日 》 →
《 この 曲 を もの に する の に あと 4 日 しか ない 》
( 音楽 教師 ) 《 期待 し てる わ よ 》 ( 男性 ) 《 容姿 で 得 し てる よ な 》
( 女子 生徒 ) 《 雑誌 ライター は 凪 狙い で 来る ん だって 》
( 男子 生徒 ) 《 余裕 で トップ でしょ 》 ( 女子 生徒 ) 《 ロリコン 狙い ? 》
( 音楽 教師 ) 《 親 御 さん も 鼻 が 高い ぞ 》
( 友人 ) 《 頑張って ! 》 ( 女子 生徒 ) 《 結局 顔 だけ でしょ 》
( 凪 ) 《 あと 4 日 も この 苦しみ に 耐え なきゃ いけない の ? 》
(紘子 )ちょ …凪 !≪(ドア の 開閉 音 )
《 助け て よ お 母さん 僕 の 耳 が 》
( 紘子 ) 《 つくづく 指導者 失格 ね 》 →
《 また 同じ こと を 繰り返 そ う と して いる 》
凪 … 。
(凪 )私 怖い ん です 。→
学祭 の 余興 な のに 大切 な コンクール なんか じゃ ない のに 。
(紘子 )誰 だって 怖い よ 。私 だって 公生 だって 。→
きっと 相 座 武士 君 だって 。
たった 数 分 の 舞台 に 自分 の 全て が 集約 さ れる 。→
怖い し 理不尽 だ よ ね 。
(凪 )じゃあ どうして 瀬戸 先生 は ピアニスト を 続け てる ん ですか ?
その 先 に ね チャラ に なる 瞬間 が ある 。
悩んで わめいて 苦しんで もがき 続けた 数 カ月 。→
何もかも 報われる 瞬間 が ある 。
《 たくさん の人 に 音 が 届 い た とき 》
《 心 を 重ね た とき 》
《 音楽 は 言葉 を 越える の かも しれない 》
私 たち は その 瞬間 に 取りつかれた →
どう しよう も ない 生き物 な の かも しれない ね 。
( 紘子 ) 《 少し 恋 と 似 て いる 》
(凪 )私 たち …。
(紘子 )捕まえた !(凪 )ギャー !
(紘子 )トイレ を 占領 する ん じゃない !→
小春 !せめて 左 足 に しなさい 。
(紘子 )あんた の 居場所 は トイレ じゃ ない わ 。→
舞台 に 立つ の が 怖い の は →
あんた が 一生懸命 練習 し た から 。→
身 も 心 も ピアノ に 傾け たから 。→
だから さらけ出す の が 怖い の よ 。→
あんた の こと を 「覚悟 の ない 臆病者 」なんて 言う やつ が いたら →
私 が ぶっ殺して やる わ 。ない 胸 張り なさい 。→
あんた は 有馬 公生 の 弟子 だ よ 。
(凪 )違い ます !あいつ は 敵 です !
(紘子 )その 意気 じゃ ない 。決着 つけよ う よ 舞台 の 上 で 。
♪♪ ~
渡 … 。 ( 渡 ) うん ?
お 願い が ある ん だ 。
いい よ 。まだ 何も 言って ない よ 。
お前 の お 願い なら いい よ 。
ヘヘッ 。
(渡 )ハハハ …!
清純 派 音楽 女子 の 匂い だ !→
カワイイ 子 臭 充満 だ !キャッ ホホ ~イ !
あんた の 存在 海綿 体 ね 。
お っこっち だ な 。→
もう 始まって る みたい だ 。
♪♪(木琴 の 演奏 )
(武士 )せっかく 着ぐるみ 着てる のに ちまちま と 。
(泉 )それ が カワイイ の よ 。
(泉 )もう すぐ 凪 ちゃん の 出番 ね 。仕上がり は どう ?
(武士 )さあ …今回 は 俺 に 何も 教え て くれ ねえ ん だよ 。
(泉 )ブラ コン 卒業 かしら 。悲しい わ ね お兄ちゃん は 。
(武士 )清々 する よ 。
( 生徒 ) お 疲れ 小麦 。 ( 小麦 ) ぷ は ーっ。
私 よく でき ました 。あれ ?凪 は ?
《 なまはげ ? 》
[ マイク ] ♪♪ 「 悪 ぃ 子 は い ねえ が … 」 ( 観客 の 笑い声 )
《 大 爆笑 ! ? 》
《 まとも な 僕 ら が 逆 に 浮 い て る 》
《 恐 る べし くる 学 祭 ! 》
≪(凪 )♪♪「タン タン タン タタタタタ タタ …」
大丈夫 ?
は ぁ !?だ …大丈夫 に 決まってる っしょ !
有馬 先生 こそ 落ち着い て ます ね 。
《 もっと うろたえろ 》
あっ け に 取られ て 緊張 する 暇 が ない と いう か 。
《 そうだ 初めて 会った とき 君 も 震え て た な 》
何 すん の よ !エッチ 。セクハラ 野郎 !
こんなに 握り締めて 指 が コチコチ に なっちゃう よ 。
手 を 広げ て 力 抜い て 。
あっ… 。
( 紘子 ) 《 誰 だって 怖い よ 。 私 だって 公 生 だって 》
( 凪 ) 《 あなた も 追い 詰められ て い た の ? 》 →
《 あなた も 怖い の ? 私 と 同じ ? 》
僕 の 友達 が 言って た よ 。
「君 の 人生 で ありったけ の 君 で 真摯 に 弾け ば いい ん だ よ 」って 。
でも 私 たった 13 年 しか 生き て ませ ん 。
たった 13 年 でも 君 や 君 を 見 て きた 人 たち に とって →
掛け替えのない 13 年 だ 。
信じよ う 。音楽 に 傾けた 時間 を 。
8 番 の 方 ステージ に お 願い し ます 。
私 たち だ 。
よ しっ 行こ う 。
はい 。
(観客 の 拍手 )
[TEL](観客 の 拍手 )
♪♪ ~