Shigatsu wa Kimi no Uso (YourLieinApril)Episode14
♪♪(ピアノ の 演奏 )
♪♪ ~
( 公 生 ) 《 音楽 準備 室 に 来 れ ば 会 える と 思った ん だ けど 》
《 連絡 の 取り よう が ない よ 》
《 電話 番号 も メアド も 知らない 》
《 僕 は 君 の こと 何も 知らない ん だ な 》
(椿 )公生 !う っ !
か を ちゃん が 倒れ て 入院 し たって 。
♪♪ ~
(かをり )よっ 。どう だった ?
昨日 連絡 しよ う と 思った ん だ けど ちょっと 無理っぽく て →
辞退 して もらえたら いい かな って 。
行け なくて ごめん ね 。
♪♪ ~
(椿 )ねえ 何 買った ?(渡 )ヨシトモ の ケーキ 。→
女の子 は 好き だろ 。彼女 ん ち ケーキ 屋 だよ 。
( 渡 ) こういう の は 気持ち だ よ 。
来 た ー !
いらっしゃい 。
お土産 持って きた 。ありがとう 。
どう ?体調 。ピンピン だ よ 。
単なる 検査 入院 だ もん 。
(渡 )俺 に 会え なくて さみしかった ?
フフフ 。 さみしかった よ ー 。
《 短 期間 に 2 回 も 》
(公生 )検査 入院 は この 前 も し た よ ね ?
この 前 まあ いっか って やって ない 検査 。
一応 頭 だし 。
今回 は 静養 も 兼ねて 時間 を かけて ね 。
今 いやらしい 目 で 視姦 し た でしょ ?
所 構わず 欲情 して !病人 よ !
病人 だ から か !?して ない !欲情 して ない !
俺 は 欲情 し た !
(渡 )でも びっくり し た よ 。→
来 ない と 思ったら 入院 し てる ん だ もん 。
私 だって びっくり し た よ 。
ふらつ い て 頭 ぶつけ たら … 。 《 う わっ》
血 が ドバー っと 出る ん だ もん 。
ドバー っと よ ドバー っと 。私 どん 引き !
お 父さん たち が 取り乱し ちゃって 病院 直行 。
で 現在 に 至る 。あっ 私 イチジク タルト 。
もともと 疲れ やすい ん だ けど →
最近 は エネルギー 使う こと が 多かった から →
頑張り 過ぎ ちゃった 。
ん ま ぁ ~い !
《 食べ ながら エネルギー 使ってる 》
(渡 )本 も 持ってきた !入院 生活 暇 でしょ ?
(椿 )おおっ 。これ 図書館 の 本 ?無断 で 持ってきた の ?
(渡 )音楽 関係 の やつ も ある よ 。
こんなに たくさん あって も しょうがない じゃない 。
何 で よ ?
だって か を ちゃ ん 2 学期 に は 学校 に 来 れる ん だ よ ね ?
うん もちろん だ よ 。
( 渡 ) へ え そう な ん だ よかった ね 。 《 気のせい だ 》
《 今 の 返答 あらかじめ 用意 し て た みたい だ なんて 》
ハハハ … 。 ( 渡 ) じゃ あね かをり ちゃん 。 →
夢 の 中 で 会 お う ね … 。 ( 椿 ) うるさい 。 バイ バーイ 。
バイ バーイ 。
こんなに 読む 時間 ない よ 。
あっ… 。
(戸 の 開く 音 )
(看護 師 )かをり ちゃん 。はい 。
お 友達 帰った ?はい 。
(看護 師 )じゃあ いい ?はい 。
点滴 の 続き お 願い し ます 。
[TEL](メール の 着信音 )(椿 )お っ 。
( 柏木 )「 おっ」 て 何 よ 。( 椿 ) 先輩 から メール 。→
今日 お祭り 行こう って 。
(柏木 )先輩 って 斉藤 先輩 ?まだ 別れ て なかった の ?
(椿 )当ったり 前 じゃん !(柏木 )何で ?
何 で って …。
嫌い に なった わけ じゃない し 。
( 柏木 ) じゃあ 好き ?( 椿 ) そりゃ 憧れて た 先輩 だ し 。
(柏木 )じゃあ 有馬 君 は ?
《 椿 》
《 椿 》 ( 椿 ) なっ… 。
何で 今 公生 の 名前 が 出て くん の よ 。
ハハッ ! バ バ … バカ じゃない の ?
公 生 は …。
(椿 )ちっちゃい ころ から 何 する に も 一緒 で →
異性 って いう より 弟 って 感じ だ よ 。
(柏木 )また 弟 ?→
あんた は 弟 弟 って 呪文 を 唱え て 暗示 を かけてる の 。→
そう し ない と 怖い ん だ 。→
今 の 居心地 の いい 関係 が 壊れ て しまう から 。
(椿 )ふん っ !(柏木 )ほ あっ !
渾身 の だし 巻き 卵 が ー !
そんな ん じゃ ない って 言って ん じゃん 。
( 柏 木 ) 《 攻め 方 間違え た 》
何 よ 。
( 柏 木 ) 《 有馬 君 は 怖く て も 踏みだし た わ よ 》
(柏木 )いつか 取り返し が つか なく なる ん だ から な 。
♪♪ ~
(斉藤 )おお 浴衣 。(椿 )あっ …。
(斉藤 )よく 似合って る 。
すごい カワイイ よ 。
アハハ 。いい です よ 気 を 使わ なく たって 。
馬子 に も 衣装 って ね 。
( 椿 ) 《 ほら み ろ 柏 木 》 →
《 公 生 は こんな こ と 言って くれない 》 →
《 私 の こと なんて →
口うるさい 姉ちゃん ぐらい に しか 思ってない ん だ から 》 →
《 きっと 。 どうせ … 》
今日 お祭り なん だ ね 。うん 。
立って ない で 座ったら ?
あっ うん 。
あっ いや やっぱり 立って る 。
落ち着か ない の ね 。挙動 不審 。
病院 が 苦手 な ん だ 。
《 大丈夫 だ よ ね ? 》
《 検査 は 嘘 じゃ な いよ ね ? 》
《 もう 学校 に 来ない なんて 言わない よ ね ? 》
《 また いつも みたい に 悪態 つく よ ね ? 》
《 音楽 準備 室 で 話せる よ ね ? 》
君 は …。さっき まで 渡 君 が 来 て た の 。
これ お土産 。
《 渡 》 知ら なかった 。
君 ガラコン 一 人 で 弾い たんだ って ?
渡 君 から 聞い た よ 。あっ うん 。
伴奏者 が ソロ で なんて あり得ない よ ね 。
どん だけ 出たがり な ん だ よ 。
バイオリン の ガラコン な のに 意味 分かんない 。
笑 かさない で よ 。 バカ な の ? おなか 痛 ー い 。
《 誰 の せい だ よ ! 》
どうして ?辞退 し て も みんな 当然 だって 思う よ 。
初め は 君 が バカ に さ れ た から 。
でも ね 途中 から 音 が 消え て →
母さん の 言葉 や しぐさ や におい 。
母さん と の 思い出 が 音 に なって 空 に 舞い上がって た 。
そう 。
君 は どう し た って 表現者 な ん だ ね 。
有馬 公生 君 。
《 ああ やっぱり 》
《 あの 選曲 は 僕 の ため の 選曲 だった ん だ 》
《 『 愛 の 悲しみ 』 この 曲 は 母さん を 思い出さ せる 》
《 柔軟 剤 の におい 》
《 寝ぼけ 眼 に 聞こえる ピアノ 》
《 控えめ な 子守歌 》
《 消毒 液 の におい 》
《 響く 足音 》
《 白く 濁った リノリウム の 床 》
《 君 と 重なる 》
( 早 希 ) 《 いらっしゃい 》
聴き たかった な 君 の ピアノ 。
《 平気 だ よ ね ? 》
また 一緒 に 弾き たかった な 。
《 大丈夫 だ よ ね ? 》
《 検査 は 嘘 じゃ な いよ ね ? 》
《 もう 学校 に 来ない なんて 言わない よ ね ? 》
《 また 会え る よ ね 》
2 回目 だ 。えっ ?
君 が 僕 の 名前 を 呼んだ の 。
《 君 は … 》
《 君 は 母さん みたい に い なく ならない よ ね 》
( 椿 ) 《 これ より 墨 谷 野球 スポーツ 少年 団 →
強打者 養成 特訓 を 開始 する ! 》
《 え ~ ! 》 《 海 入りたい ! 》
《 ゲーム したい ! 》 ( 椿 ) 《 うる さ ー い ! 》
《 砂浜 ダッシュ 10 本 10 セット ! 始め ! 》
( 椿 ) 《 ふん ! 》 ( 子供 たち ) 《 う うっ… 》
( 公 生 ) 《 僕 野球 し てない よ 。 何で ? 》
( 椿 ) 《 ピアノ 弾く人 も 足腰 大事 ! たぶん ! 》
《 ええ ! ? たぶんって 言った ! 》
( 椿 ) 《 あっちっちゃ い 足跡 》
《 違う よ ! 椿 の 足 が で かい だけ だ 》
《 何 だ と ! 乙女 に 向かって ! 》 《 わ あー ! 》
( 椿 ) 《 待て ー ! こら ー ! 》 ( 子供 たち ) 《 わ あー ! 》
( 椿 ) 《 公 生 王 二 公園 行 こ う よ 》
( 公 生 ) 《 行きたい けど 僕 ピアノ の レッスン が ある から 》
( 椿 ) 《 ち ぇっせっかく 虹 色 に 輝く 泥 団子 →
見せ て やろう と 思った のに 》
《 われながら いい 出来 だ わ 。 傑作 だ わ 》
( 椿 ) 《 そうだ 公 生 に も 作って やろ 》
《 公 生 キャッチ ボール やろ う 。 シンカー 覚え た ん だ 》
《 公 生 君 は ピアニスト に なる ん だ から 忙しい の よ 》
《 お て て ケガ し たら どう する の 》
( 椿 ) 《 ご しご し 》 《 ごめん 》
( 椿 ) 《 ご しご し ご しご し ご しご し 》
( 女の子 ) 《 有馬 君 大会 近い から →
学校 お 休み し て ピアノ の 練習 な ん だって 》
( 男の子 ) 《 ず り ぃ ~ 》
《 さん は い 》 ( 子供 たち ) 《 ♪♪ 「 おお ブレ ネリ 」 》
( 子供 たち ) 《 ♪♪ 「 あなた の お家 は どこ 」 》 →
《 ♪♪ 「 私 の お家 は スイッツランド よ 」 》 →
《 ♪♪ 「 きれい な 湖水 の ほとり な の よ 」 》 →
《 ♪♪ 「 ヤッホ ホトゥラララ 」 》 ( 椿 ) 《 音楽 なんて 大嫌い 》
ちゃんと 練習 し てん の ?
見 て ない から って サボって ん でしょ !
言わ れ なく て も やって る よ !
毎日 毎日 ハノン も チェルニー も !
全然 少ない !ショパン も やれ !
いつ 寝れ ば いい ん だ よ 。リスト も やれ !
よく 分かん ない けど 落ち着いて !
いっそ もう 寝る ん じゃ ねえ !分かんない 話しないで よね 。
嫌 だ ー ! 手 動かせ ー !
(柏木 )何 だ か な 。
ほっとけ よ 。
ほっとけ ない から 相談 し て ん でしょ 。
俺 は 俺 に ほれ ない 女 に 興味 は ない 。
(柏木 )いっそ すがすがしい わ 。
人 から 違う でしょ って 言わ れ る と ふてくされて 意固地 に なって →
ややこしく なる に 決まって る ん だ から 。
公生 の こと に 関して は 特に ね 。
( 柏 木 ) 《 同感 。 嫌 だ けど 》 →
《 でも 私 は 椿 に は 笑って て ほしい 》
(渡 )ぼろぼろ に なろう と 何 だろう と →
椿 が 自分 で 気付く しか ねえ よ 。→
そば に いる 男 は 弟 なんか じゃ ない って こと を 。
(部員 )渡 先輩 ミニ ゲーム 始め ます よ ー 。
おう !
ジュース サンキュー 。
サンキュー 。
( 柏 木 ) 《 でも それって さ … 》
たいてい 手遅れ に なって から 気付く もん だ よね 。
( 教師 ) おい 有馬 。 あっはい 。
そろそろ 決め た か ?
うち の クラス で お前 だけ だ ぞ 。まだ な の 。
うん ?志望 校 だ よ 。進路 。
進路 。
《 思った ん です 。 変 な ピアニスト に なりたい なって 》
(教師 )考える の も いい が 早め に な 。
はい 。
《 進路 将来 … 》
《 僕 は 何者 に なりたい ん だ ろ う ? 》
(椿 )砂浜 に 落とし ちゃって 泣きやまない から →
私 の アイス バー あげた ん です 。( 斉藤 ) ハハッ 。
そし たら ミルク 味 が よかった って 。
あっあの …。 すみません 。 また 私 。
いい よ 。 楽しい よ 。 有馬 君 の 話 。 《 やっちった ! 》
家 が お隣さん だ から 思い出 が 一緒 だ もん な 。
弟 みたい な もん だ な 。
違い ます !私 は 公生 の お守り じゃ あり ません !
( 椿 ) 《 じゃあ 何 ? 》 →
《 家 が 隣 同士 》 →
《 私 より ちっちゃ く て 早く に お 母さん を 亡くし て →
ほっとけない 元気 に なって ほしかった 男の子 》
[TEL](柏木 )バカ じゃ ない の 。
[TEL](柏木 )そういう 問題 は 心 を 使う もん よ 。
もう 何 よ !こない だ から 訳 分かんない こと ばっか 。
[TEL]あんた は この 前 →
斉藤 先輩 の こと 嫌い じゃ ない って 言ってた けど さ 。→
好き と 嫌い じゃ ない の 間 に は 何 億 光年 も の 距離 が ある の よ 。
好き ?嫌い じゃ ない ?意味 分かんない 。
[TEL]あんた が 素直 に なって 自覚 し ない と →
その うち 傷つく 人 が 出る よ 。
《 俺 の こと 嫌い か ? 》
(椿 )そんな こと 。憧れ て た 先輩 だ し 。
( 柏 木 ) 《 じゃあ 好き ? 》
( 椿 ) 《 私 は 誰 が 好き ? 》
(椿 )好き 。嫌い じゃ ない 。好き 。嫌い じゃ ない 。→
好き 。嫌い じゃ ない 。好き 。嫌い じゃ ない 。→
好き 。
公 生 。
う うー !大丈夫 か !?ケガ か ?病気 か ?
食あたり か ?拾い 食い する から !
柏木 さん から 電話 が あって 椿 が 大変 だって !
あ あっ !?
は あ ~だまさ れ た 。
柏木 さん が いたずら する なんて あの 人 も 人 の 子 だった ん だ 。
アハハ ハッ 柏木 が 言う と 変 な 迫力 が ある よ ね 。
笑い事 じゃ ない よ 。信じて 走り回った ん だ から 。
は ぁ ー すごい 汗 か いちゃった 。
アイス バー 食べ たい 。
(店員 )ありがとう ございました 。
また ミルク 味 ?
これ が 好き な の 。
月 が 奇麗 だ 。
♪♪(『月 の 光 』の 鼻歌 )
♪♪ ~
♪♪(『月 の 光 』の 鼻歌 )
隣 の 家 から 嫌って ほど 聞こえ て くる から ね 。
そんなに 弾いて ない よ 。
( 椿 ) 《 いつも の 会話 》 ( 椿 ) 下手 な の 聞こえ て き た よ 。
( 椿 ) 《 じゃれ 合う よう な 冗談 》
♪♪(『月 の 光 』の 鼻歌 )
♪♪ ~
(椿 )あっ …。
( 椿 ) 《 私 より 大きい 。 男の子 の 足跡 だ 》
♪♪(『月 の 光 』の 鼻歌 )
♪♪ ~
公生 何 か 変わった 。
えっ ?そう ?
( 椿 ) 《 変 だ な 。 不意 に 目 が 合う と 心臓 が びっくり する 》 →
《 きっと 夏 が 終わる せい だ 》 変わった よ 。 公 生 の こと な ん か →
すぐ 分かる 。
目 が 輝く ように なった 。ピカーって 車 の ライト みたい に 。
(椿 )特に ピアノ を 弾い て いる とき →
優しさ や 届けたい って 思い が あふれ出てた 。→
自分 は ここ に いる ん だ って 叫んでる みたい 。→
そういった もの を 届け られる ピアニスト な ん だ ね 。公生 は 。
《 君 は どう し たって 表現者 な ん だ ね 》
椿 。 ( 椿 ) うん ?
僕 音楽 科 の ある 高校 に 進む よ 。
(椿 )音楽 科 ?この 辺 に あった っけ ?
だから 家 を 出る よ 。
紘子 さん も 週 2 ぐらい 通え ば いい って →
言って た し 。(椿 )あれ …?
もちろん 受かる か 微妙 だ けど 。
(椿 )あれ …?ブランク ある から 。
(椿 )あれ ?あっ …。
あれ ? あれ ?
( 椿 の 泣き叫ぶ 声 ) ( 椿 ) 《 また 。 また だ 》 →
《 音楽 が 公 生 を 遠く に 連れ て いく 》
( 椿 ) 《 バカ 。 バカ 公 生 》 →
《 どこ に でも 行っちゃ え 。 バカ 公 生 》 →
《 家 が 隣 同士 》 →
《 私 より ちっちゃ く て →
早く に お母さん を 亡くし て →
ほっとけない 元気 に なって ほしい 男の子 》 →
《 このまま ずっと →
当たり前 に そば に いる と 思って た 男の子 》 →
《 ずっと そば に い て ほしい 男の子 》
(椿 の 泣き声 )
《 椿 》 あっ… 。
♪♪ ~
(椿 )私 バカ だ な 。
《 ご しご し ご しご し 》
《 ウフフ びっくり する かな 公 生 。 ウフフ 》
♪♪ ~