Shigatsu wa Kimi no Uso (YourLieinApril)Episode3
(店員 )お 待たせ し まし た 。→
リンゴ と ナッツ の キャラメル ワッフル で ござい ます 。
(かをり )う わ ~!これ 前 から 食べたかった ん だ !
わ ~すっご~い!
ねえ これ どこ から 食べ れ ば いい と 思う ?
(公生 )えっ ?う ~ん … 。
写真 撮っちゃ おっか なぁ 。フフッ 。あっ 。おっ 。
《 エキストラ の 次 は 代役 か 》
♪♪ ~
[TEL](シャッター 音 )よし 完了 !
お 菓子 作り が 趣味 と か ?
う うん 。私 は 作んない 。
う ~ん ま ~い !
《 あんなに すごい 演奏 家 な のに →
普通 の 女の子 に しか 見えない や 》
≪♪♪(『キラキラ 星 変奏曲 』の 演奏 )
へ ぇ ~オブジェ だ と 思ったら ちゃんと 弾ける ん だ ね 。
あの ピアノ →
幸せ な ピアノ 。ピアノ が にっこり し てる 。
かわいそう な ピアノ だ よ 。
ピアノ に 水気 は 厳禁 な のに 生花 を 飾る なんて 。
♪♪(『キラキラ 星 変奏曲 』の 演奏 )
(メグ )ピアノ 教室 で 習った の 。(女の子 )メグ ちゃん すっご~い !
へ ぇ ~モーツァルト だ ね 。
(メグ )この 前 習った の 。でも まだ 上手 に 弾けない ん だぁ 。
そっか …難しい もん ね 。
お 姉ちゃん は ピアノ 弾ける の ? 《 すぐ 子供 と 仲 良く なる な 》
う うん 。 でも … 。 《 精神 年齢 が 近い の か ? 》
あの お 兄ちゃん が 超 上手 だ から 教えて もらおっか 。
ブー !
そう な の ?(女の子 )弾い て 。
教え て 。あっ いや 僕 は もう ピアノ は …。
いった っ !
子供 に 恥 かかす な よ !
ぬう ~!
う っ …。
じゃあ ちょっと だけ …。(女の子 たち )わーい !
さん は い 。
♪♪(『キラキラ 星 変奏曲 』の 演奏 )
♪♪ ~
♪♪「 Twinkle ,twinkle,Nlittlestar」
♪♪ 「 How I wonder what you are ! 」
♪♪ 「 Up above the world so high 」
♪♪「Likeadiamondinthesky」
♪♪「 Twinkle ,twinkle,Nlittlestar」
♪♪ 「 How I wonder what you are ! 」
♪♪ ~
わ あ !
♪♪~
ほら やっぱり 。
幸せ な ピアノ じゃ ない 。
♪♪ ~
え ~何で やめ ちゃう の ?
やめ ちゃ 駄目 。カッコ 良かった のに 。
ごめん … 。
本当 に …ごめん ね 。
(店員 )ありがとう ございました 。あ ~おなか いっぱい !
余 は 満足 じゃ ~ 。
あっ…あれ?うん?
あっ!
にゃん こ だ !
猫 好き な の ?
こいつ と 同じ 黒 猫 を 飼って た ん だ 。
へ ぇ ~ 。
ピアノ は もう 弾か ない の ?
知って た ん だ 。
森脇 学生 コンクール ピアノ 部門 優勝 。
彩木 コンクール 最 年少 優勝 。
エトセトラ エトセトラ …。
その 演奏 は 正確 かつ 厳格 。
ヒューマン メトロノーム 。
8 歳 で オーケストラ と 協演 し た 神童 。
よく 知って る 。
常識 。同世代 で 君 を 知らない 演奏家 は いない よ 。
君 は 私たち の 憧れ だ もの 。
どうして 辞め ちゃった の ?
( 黒 猫 ) 《 どうして ? 》
ピアノ の 音 が 聞こえ ない ん だ 。
えっ… 。
ありがち な 話 でしょ ?
え …あっ えっ !?
さっき お 店 で ピアノ 弾い て た じゃない 。
初め は ね 聞こえ てる ん だ 。
でも 途中 から …。
<集中 する ほど →
その 演奏 に のめり込む ほど →
奏で た 音 は 春風 に さらわ れ た 花 の よう に →
もつれ ながら 遠ざかって 消え て しまう >
だから さっき も …。
日常 生活 で は 何 の 支障 も ない ん だ 。
聞こえ ない の は 僕 の 演奏 する ピアノ の 音 だけ 。
これ は 罰 。
指 が 鍵盤 を たたく 音 も →
鍵盤 が 沈む 音 も 聞こえる のに →
自分 の 音 だけ が 聞こえ ない 。
きっと これ は 罰 な ん だ 。
甘ったれ ん な ~!わ っ !
暗い !弾け なくて も 弾け !
棒 くわえ て 弾い た の か !?ベートーベン みたい に !
手 が 動かない なら 足 で 弾け !むちゃくちゃ !
指 が 足り ない なら 鼻 も 使え !モーツァルト !?
悲しく て も ぼろぼろ でも どん底 に い て も →
弾か なきゃ 駄目 な の !
そう やって 私 たち は 生きて いく 人種 な の 。
《 私 たち … 》
うん 。君 は そう かもしれない 。
( 渡 ) 《 恋 を し て いる から その 子 は 輝く ん だ 》
《 君 と いる と →
渡 の 言って い た こと が 何となく 分かる 気 が する 》
《 食べ物 に 恋 を し て 》
《 バイオリン に 恋 を し て 》
《 音楽 に 恋 を し て 》
《 だから 君 は 輝 い て いる の か な 》
《 こういう 気持ち を 何て いった か な … 》
《 これ は たぶん こういう 気持ち は →
憧れって いう ん だ きっと 》
よし 決め た 。
私 の 伴奏者 に 任命 し ます 。えっ !?
聴衆 推薦 って いう ので 二次 予選 も 弾ける ん だ って 。
それ の 伴奏 。
だっ…話聞いてた?
僕 は 弾け ない ん だ よ 。音 が 聞こえ なく なる ん だ 。
うるさい なぁ 。
もう 決め た の 。おとなしく 諦めろ 。
<君 は 春 の 中 に いる >
<掛け替えのない 春 の 中 に いる >
友人 A 君 を 私 の 伴奏者 に 任命 し ます 。
(生徒 )椿 おはよう 。(椿 )おはよう 。
≪待て こら ーっ !
だから 無理 だって 言って る だろ !
おとなしく 伴奏 しろ ー !
ギャー !
(椿 )何 じゃ ?
《 朝 から 待ち 伏せって … 》
《 課題 曲 は サン サーンス の →
『 序 奏 と ロンド ・ カプリチオーソ 』 に し て おい た から 》
《 あした 楽譜 持って く ね 》
フゥ … 。
(椿 )公生 に ?
バイオリン の ピアノ 伴奏 ?
この 間 の 伴奏者 に 愛想 尽かさ れ ちゃって …。
あの 人 ピアノ 超 うまい じゃない ?
か を ちゃ ん 知って た ん だ 。
音楽 やってる人 なら 彼 超 有 名人 だ もん 。
だから お 願い しよう か と 思って 。
ふ ~ん 。
駄目 …かな ?
ん ?
大 興奮 !
《 う うっ! 悪寒 が … 》
( チャイム )
( 生徒 ) 遅 え よ お前 ! ( 生徒 ) 押す な !
[ スピ ー カ ] ( ♪♪ 『 序 奏 と ロンド ・ カプリチオーソ 』 )
そんな 食べる か よ 。
( 生徒 ) あれ ? クラシック ? ( 生徒 ) いつも は ポップス な のに 。
《 サン サーンス の 『 序 奏 と ロンド ・ カプリチオーソ 』 ? 》
♪♪ ~
[ スピ ー カ ] ( ♪♪ 『 序 奏 と ロンド ・ カプリチオーソ 』 )
《 しかも リピート 再生って … 》
えっ !?
《 なっ! ? 》
♪♪ ~
(かをり ・椿 )バン ソウ バン ソウ バン ソウ …。
はい 。17 ページ 開い て 。
うっ… ああ … 。
ど わ ー っ !
何 なん だ 今日 は …。
えっ !?
お前 だ ろ 椿 !
えーっ! ?
いつの間に !?待ち受け まで !
( 椿 ) 伴奏 やれ ー !
[ スピ ー カ ] ( ♪♪ 『 序 奏 と ロンド ・ カプリチオーソ 』 )
また クラシック 。(生徒 )もう 1 週間 も 同じ 曲 だ よ 。
♪♪ ~
ハァ … 。
でき ない よ 僕 に は …。
(椿 )いよいよ あした だ ね 。→
晴れる かな ?
あの 様子 じゃ 公生 は ばっくれる に 決まってる 。
力ずく で 連れ て く 。
でも 本当 に よかった の か な ?無理やり 伴奏 なんて …。
いい の いい の 。
公生 に は これ ぐらい 強引 に やら ない と 。
グッ アイデア よ グッ アイデア !
あっ 渡 に も 手伝わ せ よ 。
女の子 …か を ちゃん の ため なら 嫌 とは 言わない よ 。
ニヒヒッ 。絶対 ピアノ 弾か せて やる 。
椿 ちゃん は 有馬 君 が 好き な ん だ ね 。
ん ?
(椿 )ちょっと 違う な 。→
私 に とって 公生 は …。
《 僕 一人っ子 な のに →
世話 の 焼ける 姉 貴 が いる みたい だ 》
ダメダメ な 弟 って 感じ 。
正直 言う と ね →
私 公生 が ピアノ を やろう と やる まい と どう で も いい ん だ 。
えっ ?
(椿 )ただ ね 辞める なら 納得 し て 辞めて ほしい 。
見 て て つらい の 。今 の 公生 中途半端 だ もん 。→
あの 日 から …。→
あの 日 から 公生 は どこ に も 行け ずに いる 。
時間 って 止まる の ね 。
だから ピアノ を 弾い て ほしい 。
きっと 何 か が 変わる はず だ から 。
[ スピ ー カ ] ( アナウンス ) 次 は 都 津 原 大学 病院 前 。 →
都 津 原 大学 病院 前 。
[ スピ ー カ ] ( アナウンス ) 次 止まります 。
[ マイク ] ( アナウンス ) これ より バイオリン 部門 →
二次 予選 の 審査 を 開始 いたし ます 。
♪♪ ~
ハァ ハァ …。
♪♪ ~
ハァ ハァ …。
♪♪ ~
ハァ ハァ …。
ハァ ハァ …。
ハァー …。
な っ …何で 君 が 学校 に いる ん だ !?
今日 って 予選 でしょ !?
何 やっと ん じゃ ー !ギャー !
ふん !
あんた を 迎え に 来た ん でしょ !
こんな 所 に 隠れ て …。捜し たん だ から !
さっさと 行く よ 。伴奏 なんて やら ない って →
ずっと 言って る だ ろ !何 !?
専門 に 勉強 し てる 人 が いる のに 僕 なんか が 伴奏 できない よ 。
それ に 今 から 行って も 満足 の いく 演奏 なんて …。
僕 は ピアノ が 弾け ない ん だ 。
<僕 は また 理由 を 探し て いる >
だから 何 だって いう の ?
君 は 弾けない ん じゃない 弾か ない ん だ 。
ピアノ の 音 が 聞こえ ない 。
それ を 言い訳 に 逃げ込んでる だけ じゃない 。
僕 は …。
僕 は →
怖い ん だ 。
<何も 聞こえ ない 暗い 海 の 底 に いる よう に …>
<誰 も い ない >
< 暗い 暗い >
( 黒 猫 ) 《 ほっと し た だ ろ ? 音 が 聞こえ なく なった とき 》 →
《 君 は 理由 が でき た 》 →
《 もう 舞台 に 立た なく て い い 理由 が 》
( 黒 猫 ) 《 君 は ベートーベン じゃない もの な 》
《 助け て … 音 が 聞こえない よ … 》
( 観客 ) 《 あ ~ あ 》 ( 観客 ) 《 真っ白 に なった か 》
( 観客 ) 《 どうして 弾か ない の ? 》 ( 観客 ) 《 弾き 方 忘れ ちゃった の ? 》
《 誰 か … 》
( 観客 ) 《 有馬 が 自滅 し た 》 ( 観客 ) 《 終わった 》
《 助け て … 》
《 お 母さん 》
<僕 は 暗い 海 の 底 で また 独りぼっち に なる >
私 が いる じゃん !
君 が 音 が 聞こえ ない の も →
ピアノ を 弾い て ない の も 知ってる 。
全部 知って る 。
でも 君 が いい の 。
君 の 言う とおり 満足 の いく 演奏 は でき ない かも しれない 。
でも 弾く の 。弾ける 機会 と 聞い て くれる 人 が いる なら 。
(渡 )公生 !(椿 )公生 !
私 は 全力 で 弾く 。
聞い て くれた 人 が 私 を 忘れ ない ように 。
その 人 の 心 に ずっと 住める ように 。
それ が 私 の ある べき 理由 。
私 は 演奏家 だ もの 。
君 と 同じ 。
あっ… 。
だから お 願いします 。私 の 伴奏 を し て ください 。
えっ !?あっ あの …。
私 を ちょっぴり 支え て ください …。
くじけ そう に なる 私 を 支え て ください 。
( 泣き声 )
《 渡 の 言う とおり だ 》
《 無理 か どう か は … 》
《 女の子 が 教え て くれる さ 》
やる よ 君 の 伴奏 。
どう なって も 知らない から な 。
うん 。
( 渡 ・ 椿 ) うりゃ ー !
(かをり ・公生 )あっ …。(渡 ・椿 )い た ー !
(椿 )何 やってん の よ !捜し たん だ から !
(渡 )俺 の かをり ちゃん に 迷惑 かけ ん じゃ ねえ !→
バカヤロー が !
ダッシュ なら 20 分 で 着く !
20 分 ?まとも に 弾け ない ぞ …。
(渡 )フッ …われ に 策 あり だ 。
い っけ ~っ !
でも 大丈夫 !?練習 は ?合わせた の ?
平気 平気 。何とか なる って !私 たち 最強 だ もん 。
体育 会 系 なめん なよ !合わせる 時間 くらい つくれ る ぜ 。
てい うか お前 ら 学校 は !?この 自転車 誰 の !?
(渡 )つまんねえ 心配 する なって !
<僕 の 住んでいる 町 は →
カラフル に →
色づ い て いる >
♪♪ ~