Shiki Episode 20
( 武雄 ) こいつ が うち の 娘 を 殺し た ん だ ! →
うち の 娘 を 殺し た ん だ ! !
( 敏夫 ) 俺 は 屍 鬼 を 狩 ろ う と 思う 。
( 村人 たち ) う お ー !
( 富雄 ) おら ぁ !
( 広沢 ) い ない です ね 。 ( 敏夫 ) 連中 の 隠れ家 と して →
使わ れ て た こと は 間違い ない よう だ が 。
( 田代 ) 敏夫 ! これ … 。
( 広沢 ) い た … 。 ( 富雄 ) 開け て いい か ね ?
( 富雄 ) 大塚 製材 の 息子 さん だ 。
朝 の 光 を 手放し た 花
注が れ ない 雨 を 求め
覚め ない 眠り に つく
誰 か を そっと 呼ぶ 声
闇 の 楽園 は
嘘 か 夢 か
失う の は 身体 と
自分 と いう 心
その 対価 を 差し出し
何 を 得 られる の だ ろ う
この 涙 で 奪え る 程 に
命 は 脆く て 儚く て
全て に 訪れる
終わり を
「 恐怖 」 と 嘆く の か
終演 を 歌う 金 盞花
静か に 咲き誇る
憎しみ も
悲しみ も
その 根 で た くり 寄せ て
終焉 を 歌う 金 盞花
寂し さ を 潤す
注が れ ない 雨 を 求め て
覚め ない 眠り に つく
( 康幸 ) う ぅ ぅ ! やめ て ! やめ て もう ! あぁ ぁぁ !
田代 さん 。 くい !
( 広沢 ) どう する ん です ? ( 富雄 ) どう する も こう する も →
片付け ない こと に は 始まら ん だ ろ う が 。 →
とっとと やって か ない と 日 が 暮れ ち まう 。
あぁ … 。 それ は そう です ね 。
( 富雄 ) 怖い ん だったら ど っか その辺 を 捜し て き たら どう かね ?
ほか に も もっと 隠れ て いる かも しれ ない 。
ああ … そうだ ね 。
( 康幸 ) う わ ぁ ぁ ! ぐ ぅぅ ぅぅ !
( 田代 ) 敏夫 。 こいつ ら が やった ん だ な ?
こいつ ら が 息子 を … 。
( 敏夫 ) そうだ 。
( 田代 ) ここ か ? ( 敏夫 ) もう 少し … 。 ここ だ 。
( 康幸 ) う わ ぁ ぁ ! ( 田代 ) 動く ん じゃ ねえ ! !
( 康幸 ) ぐ わ ぁ ぁぁ ぁ !
首 は どう し ます か ? ( 敏夫 ) えっ ?
( 田代 ) 一思いに 落と そ う 。 →
なた を 使え ば いい の か ? ( 敏夫 ) 大丈夫 だ 。 →
間違い なく 急所 に 入って る 。 首 は いい 。
( 広沢 ) い た ぞ こっち に も ! ( 富雄 ) どこ だ ! ?
( 敏夫 ) 《 こんな もの か … 》
( 厚子 ) 先生 ! 若 先生 !
病院 が … 。 大奥 さん が … 。
( 田代 ) 敏夫 。
あんた ら も 家族 に は 注意 さ せ た 方 が いい 。
( 武雄 ) じゃあ … 。
( 敏夫 ) 俺 に 対 する 報復 だ ろ う 。 →
これ 以上 余計 な こと を する な と いう ね 。
( 広沢 ) あ … あの 窓 の 文字 は どういう … 。
( 敏夫 ) 言葉 どおり さ 。
母 は 起き上がら ない 。
襲わ れ た の で は なく 殺さ れ た から だ 。
( 女性 ) えっ ! ( 女性 ) どうして ?
逆らった から 仕返し さ れ た の よ 。 ( 広沢 ) ちょっと … 。
奥さん は ただ 死 ん じゃ った ん だ わ 。 →
殺さ れ たら 起き上がって 生き返る こと も でき ない 。
( 富雄 ) おい ! それ は どういう 意味 だ ?
殺さ れる の に 比べ たら 起き上がって 鬼 に なって →
人殺し を し た 方 が まし だって 意味 か ! ?
そういう わけ じゃ … 。 ( 敏夫 ) 大川 さん 。
とにかく 死体 を 運び出す ん だ 。
それ から 誰 か 落書き を 消し て くれ 。
( 田代 ) 敏夫 。 どう し た ?
( 敏夫 ) 上 に いる 。
あっ !
( 富雄 ) あっ ! →
篤 ぃぃ ぃ ! !
( 篤 ) う ぅ … 。 あっ … 。 ( 富雄 ) この くそ ガキ が !
( 武雄 ) 大川 さん … 。 ( 富雄 ) くい !
篤 君 … 。
この ガキ 大奥 さん を 殺し や がった ん だ 。
ろく でも ねえ ガキ だ と は 思って い た が →
ここ まで 性根 が 腐って る と は 思わ なかった !
( 広沢 ) でも … 。 ( 富雄 ) 同情 なんか し て もらう →
必要 は ねえ !
て め え の 息子 が やら かし た こと 。
て め え で 片 付ける の が 親 の 責任 って もん だ ! ! →
他人 に 仕置 き し て もらう の は それ こそ 筋違い だ ろ う 。 →
ここ で 間違い ない か ね ?
でき たら あんまり 苦しめ たく ない んで ね 。
間違い ない 。 ( 篤 ) 親父 ぃぃ !
勘弁 ! 勘弁 し て くれ よ ー ! 勘弁 ! ! あぁ ! あぁ ぁ … 。
( 富雄 ) 篤 ぃぃ ぃ ! !
ぬ ぉぉ ぉ ! ! ( 篤 ) あぁ ぁぁ ! !
( 男性 ) よし ! ( 男性 ) よい しょ ! よっ !
( 富雄 ) こんなに いやがった の か ! ( 敏夫 ) 《 少ない な … 》
先生 。 この 死体 どう し ます ? ( 敏夫 ) うん ?
( 富雄 ) いっそ 火葬 に でも し ち まった 方 が 早く ない です か ?
( 敏夫 ) いや 人 一 人 荼毘 に する の に は →
相当 な 火力 が 必要 な ん だ 。 →
土葬 の 外 場 村 で そんな 盛大 な たき火 を し たら →
右 から 左 に 消防 車 が 駆け付け て くる 。
それ に こんな もん じゃ ない ん だ 。 ( 富雄 ) えっ ?
最低 でも この 数 倍 。
たかが 20 と いう こと は 絶対 に ない 。 ( 富雄 ) でも … 。
どこ か に まだ 隠れ家 が ある ん だ 。 それ も かなり の 規模 の もの が 。
村中 捜し た ん だ が … 。
どこ か に 見落とし が ある ん だ 。 ( 富雄 ) うーん … 。
あと は 地面 の 下 ぐらい です よ 。
( 敏夫 ) うん ? ( 富雄 ) 見 て ねえ の は 。
それ だ ! ( 富雄 ) は っ ?
地下 だ よ 。 地下 トンネル だ 。 田 茂 さん ! →
あんた 水利 組合 に 顔 出し て た よ な 。
( 田 茂 ) は あ … 。 ( 敏夫 ) この 時 季 地下 トンネル は →
どう なって る ん だ ? ( 田 茂 ) パイプライン です か ? →
今 は 農閑期 な ん で 水 は 入って ませ ん ね 。
人 は 出入り できる ? ( 田 茂 ) ええ できる はず です よ 。
取り入れ口 は 閉まって る けど ポンプ 小屋 から は 出入り でき ます 。
それ だ ! 連中 そこ に 逃げ や がった ん だ !
( 田 茂 ) 案内 し ます 。
( 富雄 ) 先生 ! !
( 敏夫 ) 銃 だ !
えっ ! ? な … ? ( 着 弾 音 )
( どよめき )
( 敏夫 ) あそこ だ !
( 正 志郎 ) なぜ 邪魔 を する ん です か ?
人 狼 に なれ た お 前 が なぜ 邪魔 を する の か 。
失礼 だ が この 桐 敷 正 志郎 →
理解 に 苦しむ 。 ( 銃声 )
( 夏野 ) 俺 は 起き上がり を 許す つもり は ない 。
自分 が 人 狼 に なって も だ 。
フッ 。
屍 鬼 の 存在 は →
世間 一般 の 価値 基準 で 言う なら 悪 な の でしょ う 。 →
人 を 殺し て 生き て いる わけ です から →
文字どおり の 人でなし です 。 →
でも 屍 鬼 が 人 を 狩って なぜ いけない ん です ? →
人 だって 人 を 狩る で は あり ませ ん か 。 →
わたし の 父親 も そういう 人間 で し た 。
自分 の 欲望 を 満たす ため 優越 感 を 満たす ため に →
人 を 狩って そして 引き裂く 。 →
わたし は ずっと わたし を 虐げ た もの に →
復讐 し たい と 思って い まし た 。
わたし は ね 加害 者 に なり たかった ん です よ 。
屍 鬼 に なり たかった の か ?
そう です ね … 。 そうです 。
( 男性 ) い た ぞ ! ( 男性 ) こっち だ !
屍 鬼 に なり たい ん です よ わたし は 。
( 銃声 )
( 沙 子 ) 室井 さん ?
( 物音 )
( 沙 子 ) 室井 さん ! ( 物音 )
( 扉 の 開く 音 )
( 辰巳 ) どうやら ここ は 見つから ず に 済 ん だ よう です ね 。
( 沙 子 ) 村 は ? ( 辰巳 ) ひどい こと に なって る 。 →
3 割 以上 の 連中 が やら れ た だ ろ う 。
( 沙 子 ) 正 志郎 は ? ( 辰巳 ) 戻って き て ない 。 →
もう 駄目 だ 。 逃げ た 方 が いい 。 と 言い たい ところ だ けど →
今 は まだ 動け ない ん だ 。 →
屋敷 の 周辺 に ハンター が たむろ し てる 。 →
何とか 闇 に 乗じ て 忍び込 ん で こ られ た けど … 。 →
沙 子 ?
捜し に 行か なきゃ 。
千鶴 が 死 ん で 正 志郎 は 冷静 な 判断 が でき なく なって る ん だ わ 。
正 志郎 なら 大丈夫 です 。 ( 沙 子 ) でも … !
しっかり し なさい ! →
何とか 退路 を 見つけ て くる から 。 迎え に 来る まで 動か ない よう に 。
室井 さん が いる でしょ う 。
ここ に いる ん だ 。 いい ね ?
食事 を さ せ て ください 。
( 静 信 ) どうぞ 。 →
いや … 。 こちら に し ます か ?
どちら でも 。
不思議 だ ね 。 千鶴 さん の 死 を 聞い た とき →
悲し さ を 隠し 毅然 と 振る舞って い た 沙 子 が →
正 志郎 氏 が 戻ら ない こと で 取り乱し て いる 。
不思議 で は あり ませ ん よ 。
正 志郎 氏 が 父親 の よう な もの だ から ?
屍 鬼 で ある 自分 を 許し て くれ た 人間 だ から です よ 。
( 律子 ) う ぅ ぅぅ … 。 →
う っ … あっ ! う ぅ ぅぅ !
( 徹 ) あぁ ぁぁ !
( 律子 ) ハァ … う っ … ! →
ハァ ハァ … う ぅ ぅ ! う っ !
( 徹 ) 襲い たい ん だ ろ ! ? 腹 が 減って る ん だ ろ ! ? →
だったら 襲って くれよ !
( 律子 ) 嫌 … 。
連中 が 踏み込 ん で き たら あんた だって 殺さ れる ん だ !
そう やって 我慢 し た って 誰 も あんた を 褒め たり し ない ん だ よ !
( やす よ ) あっ !
( 律子 ) 嫌 な の … 。
お 願い 。 わたし か やす よ さ ん か どちら か を 出し て 。
( 徹 ) 駄目 だ … 。
( 律子 ) 襲い たく ない の 。 →
それ を し たら わたし 自分 を 嫌い に なる 。 →
あなた み たい に →
自分 を 憎 ん で しまわ ない と いけなく なる の 。 →
お 願い だ から やす よ さ ん を どこ か に やって 。
( 徹 ) そういう こと を する と 俺 が しから れる ん だ 。
( 律子 ) 分かって る 。
俺 の 家族 が 襲わ れる 。 報復 さ れる ん だ 。
( 律子 ) 分かって る わ … 。
お 願い 。
( 徹 ) 出ろ 。 あんた の 方 が 出る ん だ 。
( 律子 ) やす よ さ ん 逃げ て ! ( 徹 ) くっ !
何 やって ん だ よ ! こいつ を 逃がし たら 終わり だ ろ !
こいつ が 仲間 を 呼 ん で 俺 たち は 殺さ れ て しまう !
う ぅ … 。
わたし だって 死に たく ない … 。 →
でも やす よ さ ん に も あなた に も 死 ん で ほしく ない !
人 が 死ぬ の は 嫌 な の 。 それ を 平気 で い られる ぐらい なら →
看護 師 なんか に なったり し ない わ 。 →
ずっと 人 を 助ける ため に 働 い て き た の 。 →
それ が わたし の 誇り だった 。
でも 並び 立た ない の よ 。 分かる でしょ う ?
自分 が 生きる と いう こと は →
自分 以外 の 誰 か が 死ぬ こと に なる の 。
( 律子 ) 何で 起き上がっちゃ っ た ん だ ろ う ? →
せっかく 一 度 死 ん で い た のに 。
( 徹 ) これ を 持っていって 。
( やす よ ) ありがとう 。 ( 徹 ) 礼 なら 言わ ない で ください 。 →
仲間 を 危険 な 目 に 遭わ せる ん だ から →
これ は 全然 感謝 さ れる よう な こと じゃ ない 。
( やす よ ) そう … そう ね 。 →
でも やっぱり 一 つ だけ お 礼 を 言わ せ て もらう わ 。 →
律 ちゃん に 親切 に し て くれ て ありがとう ね 。
( 富雄 ) 先生 。
すいません 。
今日 は 月曜 な ん です が どう し た もん でしょ う ね ?
えっ ? ( 富雄 ) 郵便 だ 何 だ で →
外 から 人 が 来る と 思う ん です が … 。 ( 敏夫 ) ああ そう か 。
昨日 は どうして たん だ ?
( 富雄 ) 村 道 を 止め とい た 連中 が 大事 な 神事 の 最中 だ と か →
適当 な こと を 言って 追 っ 払った よう だ けど 。
それ で いく しか ない だ ろ う な 。
100 年 に 一 度 の 大 祭 だ と でも 言って やる か 。
変 に 思い ませ ん か ね 。 ( 敏夫 ) 思う だ ろ う さ 。 →
だから って 村 の 中 で こんな こと が 起こって る と は →
想像 も でき ん だ ろ う 。 ( 富雄 ) そりゃ まあ … 。
兼 正 の 連中 は 見つかった か ?
駄目 です ね 。 まだ 出 て き ませ ん や 。
ただ 駐在 の 佐々木 と 江 渕 って 医者 は →
パイプライン の 中 から 見つかり まし た 。
( 笈 太郎 ) あの 言い づらい ん じゃ が … 。
( 富雄 ) うん ? ( 敏夫 ) どう し た ? 笈 太郎 さん 。
( 笈 太郎 ) 実は あちこち の 世話 役 たち に →
襲い掛かって き た 連中 が いたん じゃ が →
それ が … 。 ( 敏夫 ) うん ?
( 笈 太郎 ) み ゃ … 脈 が ある ん じゃ よ 。 息 も し とって … 。
ありゃ 起き上がり じゃ ない 。
( 敏夫 ) 暗示 に かけ られ た ん だ ろ う 。 ( 笈 太郎 ) えっ ?
連中 は 血 を 吸った 人間 を 操る こと が できる ん だ 。
取りあえず 神社 に 引 っ 立て て くる しか ない な 。
襲撃 が 遠のき さえ すれ ば 正気 に 戻る 。
( 富雄 ) いや 。 屍 鬼 に 寝返った →
裏切り者 が いる って こと じゃ ない ん です かい ?
桐 敷 の だんな み たい な 。
( 富雄 ) 協力 者 です よ 。
だ と して も 殺す わけ に は いかん だ ろ 。
そう です か ね 。
( 敏夫 ) そりゃ あ 殺人 だ 。
( 沙 子 ) 山 入 は ? ( 辰巳 ) 時間 の 問題 だ ろ う 。 →
その うち 誰 か が 山 入 の こと を 思い出す 。
( 沙 子 ) そう ね 。 ( 辰巳 ) パイプライン も 見つかった 。 →
ハンター は 中 に い た 連中 を 引きずり出し て くい を 打って る よ 。
( 沙 子 ) 《 痛かった ? 千鶴 》
( 沙 子 ) 室井 さん 。
くい って 一撃 で 胸 を 貫く と 思う ?
沙 子 … 。
( 沙 子 ) わたし の 体 は 子供 だ わ 。 骨 だって 細い し 胸 だって 薄い 。 →
渾身 の 力 で 打ち込 ん だ ら 一撃 で 背中 まで 突き抜ける と 思う の 。
( 沙 子 ) 怖い の … 。
笑う でしょ ? たくさん の 人 を 殺し て き た のに 。
どんな 残忍 な 人殺し だって →
わたし ほど たくさん の 人 を 殺し たり し て ない と 思う わ 。 →
わたし が 殺さ れる の は その 報い な の 。 なのに 怖い … 。
( 柱 時計 の 時報 ) ( 沙 子 ) もう じき 夜 が 明ける 。
外 に は 狩人 が い て →
今 に も 踏み込 ん で くる かも しれ ない のに →
わたし は 眠って しまう 。 →
どうして ?
お 話 の 中 の 主人公 なら きっと 助け が 来る わ 。
奇跡 だって 起こる かも しれ ない 。
でも わたし を 助け て くれる 人 は い ない 。
どんな 神様 も わたし の ため に 奇跡 を 施し て くれ たり し ない 。
なぜなら わたし は 人殺し だ から よ 。
でも 悪い こと なんか し て ない わ 。 食事 を し た だけ 。
食べ ない と 飢え て 死 ん で しまう ん だ もの 。
そう し なかった から いけない の ? →
飢え て 死な なかった から わたし が 悪者 な の ?
答え て よ 室井 さん ! ! ( 静 信 ) それ は … 。
わたし だって 好き で こんな 生き物 に なった わけ じゃ ない 。
でも 命 が あれ ば それ が 惜しい わ 。
それ は わたし の 罪 な の ? 室井 さん ! →
これ が 神様 に 見放さ れる と いう こと よ 。
う っ … う ぅ … 。
( 徹 ) 律 ちゃん 。
( 律子 ) そば に 行っちゃ 駄目 ?
ありがとう 。
( 富雄 ) うん ? 松 。 →
お 前 逃げ出し た ん じゃ なかった の か ? →
うん ? お前 松 だ よ な ?
( 松村 ) は あ … 。
大川 さん 気 を 付けろ ! ( 富雄 ) あん ?
( 敏夫 ) 伏せろ ! !
( 銃声 )
( かず子 ) 厚子 さん ! ! ( 富雄 ) 松 ぅぅ ぅ ! !
( かず子 ) 先生 ! ! ( 男性 ) こいつ 脈 が ある !
( 富雄 ) 押さえ て ろ ! ( 敏夫 ) 大川 さん !
桐 敷 の だんな と 同じ だ よ 。
協力 者 だ 。
闇 に 紛れ て
息 を 殺す
闇 を まとって
ふっと 微笑む
気のせい さ
お前 など 誰 も 知る はず ない
月 だけ が
見つめ て いる
ああ 終わり の 無い 夜 彷徨う
ああ あなた の 夢 ただ 夢見 て
ああ 終わり の 無い 夜 彷徨う
ああ あなた の 夢 ただ 夢見 て