MaoyuuMaouYuusha(Maoyu~Archenemy&Hero)Episode11
花びら
小さい 光
そう 彼方 へ
響かせる の 心 は
雷鳴 を 感じる 心 は
この 空 の 扉
何 が 為 だ
離れ て ゆく
ゆっくり と
幻 の
それ は
気配 抱 い て
闇 に とらわれる
霧 の 夜
遠い 光
三 ポイント 上昇
買い 指示 です 強気 で
銅 を 積んだ 船 を 発見
抑え て ください
倍 値 で 構い ません
緊急 です
教会 が バック に つき 聖 王国 が 金貨 の 再 鋳造 を 計画 し て いる と
交換 比率 は
現行 金貨 は 28 枚 に 対 し 新 金貨 10 枚
現行 金貨 は 所持 も 使用 も 禁止
更に 新 金貨 は 交換 比率 を 超えた 枚数 が 鋳造される との 情報 も
どういう こと な の です
ざっくり 言う と
現行 金貨 一万 枚 を 新 金貨 5 千 枚 に 作り 直し て
それ を 現行 金貨 1 万 4 千 枚 分 に 定める
と いう こと です
それでは 国 が 現行 金貨 4 千 枚 分 儲ける こと に なる の で は
ご 名答 なかなか 気 の 利い た 手 で は ある の でしょ う
しかし 現行 金貨 の 2.8 倍 の 価値
彼ら に 守れ る でしょう か ね
我が 領内 の 全 騎士 全 兵士
654 名 が 揃い まし た
灰 青 王 は 近衛 騎士 団 斧 騎士 団 を 率い て 到着
山 の 国 の 重装 騎士 団
梢 の 国 の 弓 騎士団 も まもなく 到着 いたし ます
敵 の 動き は
森林 内 に 未だ 数 百
集結 が 遅れ て いる 模様 です
俺 たち に 恐れ を なし た ん じゃねぇ か
おお どれ だけ 集まった
ブルツ は もの ども 400
報酬 は 弾 ん で もらう ぜ
領主 さま 夕飯 の お 支度 が 整い まし た
付近 の 地主 から たる 酒 の 献上 が ありました
上質 の 氷酒 が 20 樽 も ござい ます
農地 を 荒らさ れ たく ない 農民 ども の 知恵 か
傭兵 たち に も 差し入れ し よう
ご ざる だ ご ざる だ
久しぶり ね 元気 に し て い た
先生 の 教え を 支え に 何とか やって いる で ござる
しかし なぜ ここ に
新しい 教え の 本 を 作る ため よ
紅 の 学士 が 生きている だ と
一定 の 報告 に よれ ば
鉄 の 国 で 異端 の 書 を 大量 に 作ろう と している ようで
ふざける な
異端 審問 に より 悪魔 と 定め られた の だ
背 教 者 だ ぞ
農 奴 ども は 国境 を 越え 鉄 の 国 へ と 流れ て いる
こん まま で は 白夜 我 が 白夜 だけ が
奪え ば よい
奇襲 だ
やつ ら の 神経 は 討伐 軍 に 集中 する
その 隙 に
鉄 の 国 に 対して 奇襲 を かけ 一気呵成 に 落とす
この 片 目 の 闇 を 鉄 の 国 に ぶちまけて くれよ
君 の 邪魔 を し たい ん だ
独りよがり で いい ん だ
木 を 隠す なら 森 だって いう よ
ミス ダイブ から 始め
出会い なおす の も いい さ
時系列 を 敵 に 回そう
強さ だけ が 武器 じゃ ない
その 意味 を 今 教え て くれた ね
君 に 見せ たい ん だ
この 向こう側 に ある もの を
風 が 強い
君 に も 分かる はず
僕 は 飛べ ない さ
分け 合え る なんて 甘え たら
さぁ この 手 を 取れ
貫く なら
さ ぁ
壊し たり 殺し たり する ばっかり で
何にも 作って ない から
では 雪 の 到来 を 待つ べく
守り を 意識 し た 布陣 で
防寒 具 も すぐに 手配 いたし ます
なるべく だれ も 傷つけ ない ように 頼める か
中央 の 征伐 軍 と なる と
恐らく 2 万 は 下らない だろう
こちら は 4500 が いい ところ だ
向こう の 出方 次第 だが 任せろ
なる だけ だれ も 傷つけ ない さ
南 氷海 より 伝令 魔 族 です
数 は
不明 ながら 遠隔 目 視 で は 最低 1500
こんな タイミング で か よ
勇者
まさか 魔王 に 何 か
いや あいつ に 限って
すま ぬ 勇者
我々 に 軍 を 割く 余裕 は
大丈夫 俺 一人 で 何とか する よ
けど 魔族 と も やり合い たく ない って 言ったら
あきれる か
そ それ は
どんな こと を し て でも
二 正面 作戦 は 避ける べき だろ
わか
ありがとう 冬 寂 王
あなた が 財務 長 です か
ええ 任命 さ れた ばかり です が
突然 押しかけて 申し訳 ありませ ん
いえ お 待ち し て い まし た
大陸 と いう 名 の テーブル で ゲーム を さ れて い た の は
あなた です ね
なぜ そう 思う の です
もし 僕 なら 自分 で 出向きます
荷物 に 関税 を かけた の は あなた です ね
はい
気 に 入り まし た
では 早速 交渉 を
案件 は 四 つ あり ます
要点 だけ を
第 一 点 は 三国 領内 の 通行 に 際し て
同盟 に 限って 関税 免除 の 特例 を いただき たい
特例
三 国 内部 に 持ち込んだ 荷物 を 商い せず
単純 に 通過 させ たい 場合 です
通商 圏 内 の 経済 に は 影響 を 与え ませ ん よ ね
それ は そう です が
第 二 に 極光 島 の 租借 交渉 です
荘園 に 準じ た ような 形態 で 土地 の 一部 を 借り受けたい
この 交渉 は 代理 交渉 です
どこ の だれ です あんな 場所
利用 価値 と いえ ば 塩 ぐらい で
第 三
同盟 内部 に は 銀行 組織 が あり ます が ご存知 です か
その 銀行 組織 を 含む 同盟 の 商館 を
三国 の 首都 に 構える 許可 を いただき たい
ありがたい 話 です が なんと 言う か
第 四 に 我々 は 通商 三国 の 備蓄 する
すべて の 馬 鈴 薯 を 引き取る 用意 が あり ます
以上 です
あの 馬 鈴 薯 は 異端 指定 さ れた 食物 です が
中央 は 金貨 を 新しく し て その 価値 を 上げよう と した
だが それ は まやかし だ
小麦 の ような 食料品 の ほうが よほど 価値 が 安定 し て いる
その 小麦 を 今 一 番手 に し て いる の は 同盟
戦争 を 終わらせる の が 軍 だ と すれ ば
終わる 着地 点 を 模索 する の が 王 の 役名 だ
わり ぃ な 俺 は 王 じゃ なくて 勇者 だ から
やっぱり 着地 点 なんか 探せ なかった よ
丘 の 向こう側 に 一緒 に 行って くれれば それ だけ で 満足 だ
そんな の 俺 だって 絶対 見 て ぇ よ
魔 王 と 俺 と 女 騎士 と 爺さん と
王様 と メード 姉妹 に メード 長 に
女 魔法使い に 開門 都市 や 南部 の 国 や 冬 越村 の 皆
中央 の 連中 や 魔族 に だって 見せ て やり たい よ
だって だって 俺
壊し たり 殺し たり する ばっかり で 何にも 作って ない から
蒼 魔 族 か
長距離 移動 用 の 装備
糧食 も ある な
撤退 させる と すれ ば あれ を 狙う か
オーケー
数 に 入って た えらい
やっと 出 られ た
お腹 減った な
疲れ た し まったく ひどい 目 に 遭った よ
どう したん だ メード 長
もう 大丈夫 だ 戻ろう
どこ へ です か
戦場 へ さ
何 を する この 羽 虫 め
私 は 虫 じゃ ない
い ー や お前 は 虫 だ
地 を 舐め て それ を 知れ
私 の 魔王様 は そんな 下卑た 顔 で 笑ったり は しません
これ から は ずっと これ だ
魔王様 は 賢く て 聡明 で 理知的 で
合理 的 で 冷静 で シニカル で
いや って いう ほど 現実的 な のに
はにかんだ 笑顔 は 可愛い マイ マスター です
だらしなく て 着替え も 洗濯 も 嫌がって
掃除 も 料理 も ろくに でき ない けど
私 の 選んだ 私 の 運命 な んです
なかなか やる な
獣 鬼 に 勝る 我が 筋力 を 凌ぐ と は
たかが 魔 族 が
手 ごま に なる と 手加減 して やれば
私 は メード です
死 ねぇ ぇぇ
お お前 どこ に 行った ん だ よ
連絡 回路 形成 し た
何度 やって も ドキドキ する な
行って
魔王 が 待って る
魔王 を 知ってる の か
代理 は する
私 が あいつ ら を 処理 し たら 最大 呪文 で ゲート を 壊して
そんな こと し たら 魔界 へ 行け なく なっちまう だろ
それ で オーケー
壊せ ば いい の か
必要
彼女 に は 勇者 が 必要 な の です
あなた は 小麦 を 物資 だ と は 見て いない
疑似 通貨 と して 見て いる
はい
そして その 小麦 を 南部 三国 に 投資 する お つもり だ
ご 名答 です
そ その 心 は
心 は
この 大陸 は 通貨 が 一 つ だ から 固定 相場 だ
だから インフレ が 起き た 時
いくら 一 つ の 国 で 金貨 を ばら撒い て も 焼け石 に 水 だ
競争 力 を 高めて 地域 間 の 格差 を へらす ために も
通貨 は 一 つ じゃ ない ほうが いい ん だが な
二 大 通貨 体制
はい そうです
確かに 中央 の 経済 成長 が 弱まって いる 今 は その 好期
で あれ ば 次 の 一手 は 当然
成長 が 期待 出来る 新興 市場 に 投資 する 事 か と
あなた は 我が国 の 領海 を 抜けて
魔族 と の 通商 を 開始 する おつもり か
はい
なぜ そんな
私 が 商人 だ から です
誰 も が 異なる 正義 を 持って い ます
正義 で は わかり 合え ない 我ら は
誰しも が 「もう ちょっと 幸せ に なり たい 」と
ささやか な 願い を 抱い ている
ならば その 一点 で 妥協 し 取引 する の は 我ら が 役目 でしょ う
し しかし
妾 から も 伏して お 願い 申し上げる
つ 角
彼女 は 火 竜 公 女
現在 魔 界 にて 唯一 人間 と 魔族 が 共存 する 街
開門 都市 の 自治 政府 の 代表者 です
魔族 総数 2670
距離 測定 開始
照準 固定 圧縮 術 式 解凍 中
解凍 15 %
37 % …… 59 % …… 81 %
指定 範囲 カレント エリア
コンフリクト 解除
勇者 を 勇者 を 助ける ため に
こっち は 連続 圧縮 で 時間 伸張 し て まで 術式 ため込んでる ん だ
わかる か お前 ら
こっち の 年 期 と 覚悟 が
勇者 に 何か が あれ ば 必ず 駆けつけ その 願い を 叶える
あいつ また 過激 に なって やがる
その 魔法使い が 魔法 を 使う あたし が
こん だけ の 数 を 個別 転移 する 気 か よ
あの 日 あの 夕暮れ の 中 で っ 何も 出来なかった あたし の プライド が
どん だけ 軋んだ か わかる か よ
終了 行き なさい
広域 雷 撃 呪
広域 破壊 を 確認
我ながら やり 過ぎ ちまった か
飛行 呪 で 土煙 内部 に 特攻
白夜 め 奇襲 と は あるまじき 蛮行
例え 数 で 負け て いよ う とも
一気に 蹴散らさ ね ば なり ます まい
焦せて は いかん で ござる
敵 は 騎馬 部隊
その 機動 力 に 対抗 する に は 情報 遮断 と
味方 同士 の 有機的 連携 が 重要 で ござる
敵 兵 接近
あと 1 分 前後 で 到着 する と 思われます
おのおの が た 石 弓 の 準備 を
第 一 射撃 の 優先 目標 立ち止まった 兵 馬
および 下馬 し た 兵士
敵 は 速度 重視 の 軽 騎兵 で ござる
石 弓 を 防ぐ 板金 鎧 の 装備 は ない っ
無理 せず マト の 大きい 胴体 を 狙え
なん だ 何 が 起きている
なぜ 止まる の だ
敵 の 妨害 で
速度 を 行か し て 突破 せ ぬ か
全軍 前進
敵 は 少数 だ 押しつぶせ
何 を し て いる の だ
機動 力 を 生かせ
前線 を 押し上げる と 共に 後列 兵力 を 左右 に 回す の だ
連続 射撃
装填 係 の 即席 兵 は 防御 と 装填 に 分けよ
防御 班 は 陣地 に 侵入 し た 敵 兵 の 排除 および 落下 し て き た 馬 など を
邪魔 に ならぬ ように 移動
射撃 兵 と 装填 は 右翼 に 攻撃 を 集中
側面 攻撃 が 効果 を あらわし つつ あり ます
右翼 は 手薄 の 模様
よっ し 全軍 投入 だ
敵 が 左翼 へ 流れ 始め ました
右翼 も どうやら 敵 が 退い た 様子
この 陣地 は 斜線 陣地 で ござる
前線 を 抜け た 騎兵 に 突破 力 は ない が
後ろ から 押さ れる よう に
狭い 密集 地 帯 に 圧縮 誘導 さ れる で ござる
さあ いよいよ 少尉 も 拙者 も 出番 で ござる よ
おのおの がた
今 一 度 石 弓 の 確認 を
総 攻撃 の 時 は 来た
明るく なって き た
なん だ こ の 風 どこ へ 向け た
魔 界
そう です
魔界 って 地下 に あった の か
ええ 別 世界 で は なく
人間 世界 と 繋がって い た の です
あいつ は どう なってる ん だ
魔 の 王 に なり かかて いる
魔 の 王
でも 魔王 は 待って いる
何 なん だ よ それ
ま この くそ 童貞 野郎
とっとと 行け
魔王 は 魔王城 の 中心 の 一番 最下層
ねえ 魔王 様
もう 一回 だけ 頑張り ましょう よ
だって あんなに 黒く て も ふ も ふで
あたたか そう だった じゃ あり ませ ん か
貴 様
時間 稼ぎ など 無駄 だ
判 らん の か
もう 一 度 出てきたら 私 は 死んじゃう でしょう ね
この 身体 は 我 の 物 だ 我が 魔王 なんだ
それ でも わたし
このまま 行く 加速 呪
こんな 魔 素 初めて だ
魔王 こんなに 戦闘 能力 が ある の か
中央 征伐 軍 が 全体 軍 議 を 始め まし た
総数 おおよそ 四万
うち 兵力 は 二万 八千 です
さらに その うち 騎馬 兵力 は 九千
で 今日 の 付け 届け は
氷 酒 30 樽 猪 三 頭 豚 六 頭
よし それ で 今晩 も 宴会 だ
次 は 飼い葉 だ な
飼い葉 です か
あれ だけ の 馬 が いれ ば
大量 の 飼料 を 現地 調達 する こと に なる
今度 は さらに 広範囲 の 農家 に 言いふらせ
軍 が 来ている から
干し草 を 持って いない と 嫌がらせ を さ れる と な
そして 用意 し て きた 干し草 や カラス 麦 を かわ せる
ただ で も いい
どんな 意味 が ある ん です
草 や 麦 に は 腐り 水 を 吸わ せて ある ん だ
馬 が ちょっと ずつ 体調 を 崩す 程度 に な
なるほど そう なれ ば 開戦日 の 指定 は 難しく なり ます ね
馬 に は 申しわけない が
戦争 で たくさん 死なせる より は
まだ 許し て もらえ る だろう
傷病 者 の 手当 は 鉄腕 王 の 裁可 で ござる
分け隔て する こと なく 重傷 者 から 優先 して
判別 用 ハンカチ を 結びつけよ
軽傷 者 は 野外 テント へ 搬送
市民 に 手当 を し て もらう で ござる
中 傷者 は 修道院 内部 へ
止血 および 蒸留 酒 に よる 消毒
あなた は 将軍 です ね
しょ 将軍
この 国 で は 素晴らしい 活躍 を し た 兵士 を そう 讃える の です
拙者 は ただ 夢中 で
今 まで に 教えられた こと を 実践 した だけ で ござる から して
報告 し ます
我が 軍 は 死者 18 名 負傷者 221 名
白夜 国 は 死者 304 名 負傷者 892 名 捕虜 450 名
なお 数 名 の 敵 兵士 が は 市街地 方面 に 逃走
現在 追跡 中 です が
その 中 に 指揮官 と 目される 片目 の 男 も 組まれる 模様
まだ 行動 可能 な 者 に
食事 と 休憩 を
その後 再 編成 し て 巡回 部隊 を 組織 せよ
拙者 は 市街地 を 警戒 する で ござる
どっけ ぇぇ
魔 王
勇者
魔 王
気 を つけて 勇者 様
中身 が 別物 な ん です
先代 魔王 たち の 悪霊 に 汚染 さ れ て い て