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コードギアス 反逆のルルーシュ, コードギアス 反逆のルルーシュ (11)

コードギアス 反逆 の ルルーシュ (11)

日本 解放 戦線

エリア 11 に おける 最大 の 武装 勢力 を 潰す 為

コーネリア 総督 は ナリタ 連山 に 包囲 作戦 を 展開 した

圧倒 的な 制圧 力 を 誇る ブリタニア 軍 に 大勢 が 決した か と 思わ れた その 時

黒 の 騎士 団 が 動き出した

紅 蓮 弐 式 の 輻射 波動 を 使い 山頂 から 水脈 を 一気に 爆発 さ せた のだ

山 は 崩れた

日本 解放 戦線 も ブリタニア の 主力 部隊 も 土砂 と 水流 に 巻き込ま れて いく

主戦 力 を 失い 孤立 する コーネリア の 部隊

形勢 逆転 を 狙う ゼロ は

黒 の 騎士 団 を 率いて コーネリア を 目指す のだ が …

人 は 誰しも が 己 の 勝利 を 存在 を 信じた がる もの だ

されど 時 と 運命 の 前 に

信じる と いう 行為 は あまりに 虚 しく そして 儚い

自分 を 世界 さえ も 変えて しまえ そうな

瞬間 は 何時も 直ぐ 傍 に …

隠せ ぬ 苛立ち と

立ち尽くす 自分 を 見つめ

迷い ながら 悩み ながら

悔やみ ながら 決めれば いい さ

君 が くれた 言葉 ひと つ

戸惑い は 消え去り

からっぽだった 僕 の 部屋 に 光 が 射 した

見上げた 大空 が 青く 澄み切って 行く

閉ざした 窓 を 開く 事 を 決めた

自分 を 世界 さえ も 変えて しまえ そうな

瞬間 を 感じる 今 ここ に …

我が 軍 の 被害 は ?

信号 の 返り は 20% を 切って い ます

20%…

これ で は 指揮 系統 が 成り立た ん

こちら マルソー 隊 アレックス 将軍 と 連絡 が 取れ ませ ん

第 2 師団 は 壊滅 した と 見る しか …

ロイド さん これ は ?

うん とって も 不自然

不自然 って

未 確認 だ けど 黒 の 騎士 団 が 現れた って 情報 も ある

ゼロ …

おめでとう 出番 ある かも よ

ロイド さん !

不謹慎です !

え ? どうして ?

教えて 差し上げ ましょう か ?

いえ 遠慮 し ます

まあ ともかく さ 参謀 府 が 情報 を 集め 次第

こっち も 対応 決める しか ない よ ねえ

総督 は 無事な の か ?

流れ の 外 です から 問題 は あり ませ ん

しかし 後ろ 備え が 動いた 為 孤立 に 近い 形 に …

何 を やって る んだ ? 純血 派 は !

えい っ !

だ あっ あっ

お おい ! 動け !

イレヴン に 負けて しまう 誇り ある ブリタニア の !

キューエル 卿 !

よし ! 紅 蓮 は 予定 位置 へ

ここ は 残った 者 で 突破 し コーネリア を 狙う

はい

分かった

いける ぞ 俺 達

ここ は 死守 する ぞ !

うわ っ !

杉山 ! 生きて る か ?

ああ

う ー わ っ !

だ ー !

う っ う …

くそ ! や っち まえ !

そう だ 動け

この 戦い に 生き残れば お前達 は 戦士 に なれる

その先 に こそ …

純血 派 が くい止めて いる ?

はい ヴィレッタ 卿 の 指揮 で

なら 今 の うち だ

総督 に は 後ろ に 下がって 頂け ! 空軍 の 援護 を

待って ! 総督 の 後ろ に 何 か が 近づいて い ます

各 機 準備 は 整った か ?

はい !

よし 無 頼 改 出撃

出撃 し ます !

いい か この 山崩れ が 人為 的な もの で あれば

我ら は コーネリア の 背後 を つける はず

コーネリア を 捕 縛 せよ 今 こそ 7 年 前 の 借り を 返す ぞ !

はい ! 我ら 四 聖 剣 の 誇り に かけて !

何 !

殿下 を お守り しろ !

囲め !

日本 解放 戦線 か ?

斬 撃 包囲 陣

承知 !

ただ の 無 頼 と 思う な よ

7 年 前 を 思い出し ます ね

あの 時 と は 違う こっち に も ナイトメア が ある んだ から な

殿下 ! ここ は 私 達 に 任せ 一旦 お 引き ください !

よし ならば 逆手 に とって やる ギルフォード

はっ

刃 を 交えた のち ポイント 9 まで 来い

9?

分かり ました

コーネリア !

ぜい弱 者 が !

ふ っ

よし ! このまま ゼロ を 釘付け に しろ !

なあ カレン に 戻って きて もらった 方 が …

駄目だ ! 今 配置 を 変える と 作戦 が 崩れる

とはいえ まずい な

このまま で は 親衛隊 まで 相手 に する 事 に

ゼロ コーネリア が 下 から 奇襲 を 受けた って

何 どの 班 が 動いた ?

うち じゃ なく って 解放 戦線 らしい

な っ こっち の 狙い を 読んだ 奴 が いた か 優秀だ な

なら 親衛隊 の 足止め は やって くれる はず

少将 閣下 遅く なり ました

藤 堂 待って いた ぞ !

閣下 ここ で 兵力 を 全て 投入 して 下さい

勝てる か ? 奴 ら に

ブリタニア の 本隊 を 足止め すれば 勝て ます

今 こそ が 戦局 逆転 の 好機 !

エリア 11 が 将軍 と 騎士 の 器 を 持つ 者 が いる と 聞いた

まさか こいつ が その 藤 堂 ?

だが 私 とて !

えー い こんな 時 に !

どう 致し ます か ?

転進 だ !

何がなんでも コーネリア 総督 と 合流 する ぞ

しかし 敵 の 本拠 は 目の前 です !

それ に 背後 から 攻撃 を 受ける と 甚大な 被害 が …

バカ 者 ! 姫 様 を 失ったら この 戦い そのもの が 終わって しまう わ !

はっ はい !

うわ っ ! うわ あっ !

ユーフェミア 副 総督 この G -1 を 突入 さ せ ましょう

総督 を !

なり ませ ん

しかし … ギルフォード 隊長 が 動け ない と いう 事 は

コーネリア 総督 の お 命 が

なり ませ ん !

ここ に は 野戦 病院 も 設置 さ れて い ます

非難 して きた 周辺 の 住民 も い ます

それ に この G -1 ベース は 本陣 の 象徴

何 が あろう と 動く な と の 総督 の 厳命 です から … だ から …

え ?

どうも どうも 特別 派遣 嚮導 技術 部 で ございます

無礼 者 !

従軍 して いる だけ の イレギュラー は おとなしく して おれ !

あ … いや 確かに そう な んです けど …

おかげ で 困って る んです よ 暇で

あっ

ユーフェミア 副 総督

お 願い し ます ! 特派 に 命令 を 与えて 下さい

しらじらしい 総督 救出 の 功績 が 欲しい のだろう

たった 1 機 で 状況 を 変え られる なら 誰 も 苦労 は せ ん

それ に ナンバーズ など

いやいや だ から やって みて も いい じゃ ないで す か

失敗 した って そちら の 損失 なんか じゃ ない んでしょ ?

あ …

ねえ 聞いて ます ?

ユフィ …

分かり ました 頼み ます

やった あ !

ありがとう ございます

はい 必ずや

こいつ やる な

散れ !

中佐 コーネリア は どう し ます か ?

ゼロ が 見込み 通り の 奴 なら 手 を 打って いる はずだ

ここ は 奴 を 信じる しか ない !

何 ? ゼロ が 転進 した ?

はい

我々 は このまま そちら の 援護 に 回り ます

それ より ゼロ だ ! 位置 情報 を 送れ !

あ はい これ が ゼロ 達 の 予測 進路 です

まずい

藤 堂 達 を 誘い込む はずの 場所 に 黒 の 騎士 団 が …

コーネリア 殿下 !

聞こえて いる よ ギルフォード

嚮導 兵器 Z -01 ランスロット は サンドボード を 使用 し

最 大戦 速 にて 液状 斜面 を 上昇 総督 を 救援 せよ

イエス マイ ・ ロード

スザク 君 1 つ 聞き たかった んだ けど

なんで しょうか ?

君 は 人 が 死ぬ の を 極端に 嫌う ねえ な のに 軍隊 に いる なぜ だい ?

死な せ たく ない から 軍隊 に いる んです

その 矛盾 が さ いつか 君 を 殺す よ

ああ あっ ごめんなさい ごめん …

ランスロット 発進 し ます

コーネリア !

下 衆 の 分 際 で !

えっ !

なんだ ?

ただ の カスタム 機 で は な さ そうだ が ん …

聞こえて いる かい ? コーネリア よ 既に チェックメイト だ

ゼロ か ?

ああ

再会 を 祝う べき か な ?

しかし

その 前 に 我々 に 投降 して 頂き たい あなた に は 聞き たい 事 も ある しな

ちなみに 援軍 は 間に合わ ない 私 の 勝ち な んだ よ コーネリア

愚か なり ゼロ

こいつ さえ こいつ さえ 倒せば 活路 は 開く !

器用な 奴 だ な !

えい っ !

ああ っ

えい !

卑怯 者 ! 後ろ から 撃つ と は !

ほう なら お前達 の 作戦 は 卑怯 で は ない と ?

く ぅっ 体制 を 整える 前 に 挟 撃 と は

これ で は 姫 様 の 元 へ は … くっ

うわ あっ !

中佐 敵 の 援軍 を 叩き ました

よし ! 旋回 活 殺 自在 陣 に 切り替えよ !

承知 !

えー い このまま で は コーネリア 殿下 が

ギルフォード

う !

我が 騎士 ギルフォード よ

ダールトン と 共に ユフィ を 補佐 して 欲しい

殿下 !

私 は 投降 は せ ぬ

皇女 と して 最後 まで 戦う のみ !

コ … コーネリア 様 ー !

ふん つまら ん 選択 を

えっ

え えっ

うわ …

相変わらず 無 茶 する なあ

ヴァリス で 間 の 障害 を 突き破る なんて

総督 ご 無事です か ? 救援 に 参り ました

特派 だ と ? 誰 の 許し で ?

しかし 助かった あの ランスロット ならば …

おい まさか あの ナイトメア

ああ シンジュク や 河口湖 に いた 奴 だ

また か … また あいつ が !

紅 蓮 弐 式 は 白 兜 を 破壊 しろ ! こいつ の 突破 力 は 邪魔だ !

はい

えっ

そちら は 任せた ! 私 は ゼロ を 叩く ! えっ

シンジュク の 借り を ここ で !

まさか … ランスロット 並 の 速 さ ?

こいつ さえ 倒せば !

そんな 武器 なんか !

くう っ

止めた !

うわ あっ !

おい 大丈夫 か ?

あ … ああ

扇 紅 蓮 は ?

右手 が 駄目だ 修理 し ない と !

う っ う … 引く ぞ !

え ?

全軍 脱出 地点 に 移動 さ せろ !

これ 以上 は 消耗 戦 に なる 撤退 だ !

総督

お前 は ゼロ を 追え

しかし …

エナジーフィラー が 尽きた だけ だ 行け !

は はい

なあ 本当に 引いちゃ って いい の か よ ?

勝った の は 事実 だ し これ 以上 は …

日本 解放 戦線 を おとり に して 逃げる しか ない って か ?

そんな 言い 方 嫌いな んだ けど

ああ

人間 は ゲーム の 駒 なんか じゃ ない んだ

ゼロ だって そんな 事 は 考えて い ない はず さ

そう じゃ なきゃ 俺 達 まで 駒 と して 使わ れて いる って 事 に なって しまう よ

でも あり え ない 彼 の ブリタニア に 対する 怒り は 本物 だ

怒り を 知る 人間 は 悲しみ も 知っている はずだ から

う …

特派 ヘッドトレーラー へ ゼロ を 発見 これ より 確保 し ます

ゼロ 君 に は 恩 が ある

君 の 行動 の おかげ で 救わ れた 人 が いて

多く の イレヴン が 陰 から 協力 して いる 事 も 知っている

でも … 君 の やり 方 は …

間違って いる

う っ う …

あっ !

あっ あ … あれ は ?

まさか … シンジュク の ?

カプセル の ?

やめろ ! この 男 に は 手 を 出す な !

C . C .

彼女 は … ゼロ の 仲間 ?

おい ! 何 を する 気 だ ! 相手 は ナイトメア だ ぞ !

お前 に 死な れて は 困る

間接 接触 だ が 試す 価値 は ある

あっ …

あ … あ ?

あ …

父さん … 嘘 だ 死んだ はずな のに …

違う ! そんな つもり じゃ …

僕 は … 俺 は …

おい ! まさか パイロット に ギアス を !

ショック イメージ を 見せて いる だけ だ 何 を 見て いる の か は 知ら ない が な

それ より 逃げろ 今 の うち だ

お前 は どう する ?

今 は 動け ない 先 に 行け

冗談 じゃ ない お前 に 借り を 作った まま で …

あっ !

はっ やめろ 今 は !

う っ !

な っ あ …

なんだ ? 前 と 違う …

あっ これ は !

や … やめろ …

私 に … 入って くる な !

やめろ …

どうして …

う …

私 が …

開か れる …

俺 は ああ する しか なかった んだ !

う っ

わ ー !

わ ー !

わ ー !

うわ あー !

うわ あー !

はっ !

う っ

な っ な んな んだ 今 の は !

バカ ! 今 の うち に 逃げろ !

う っ あ …

C . C .

早く … 逃げろ !

うわ あっ !

おのれ !

追う な !

ゼロ の 動き が 不鮮明だ

我ら は このまま 少将 に 合流 し 脱出 の 手助け を する

殿下 ! 今 参り ます !

ギルフォード 全軍 に 伝えよ 撤退 準備 だ と

えっ ?

これ 以上 我が 将兵 の 命 を かける 理由 は ない

戦闘 状態 を 維持 し つつ

緩やかに 後退 せよ

認め なくて は なら ん 今回 は 我々 の 負け だ

うわ あー !

わ ー

ほ ー

ほら な

ブリタニア は

解放 戦線 の 相手 を する だけ で いっぱい いっぱい

ああ

確かに 俺 達 が 逃げる 隙間 は できた が

ねえ ゼロ は ?

無 頼 と も 繋がら ない し

まさか 捕まった んじゃ …

この 女 やはり 人間 じゃ ない の か ?

傷 の 再生 スピード が 普通じゃ ない

シンジュク でも 確かに 額 を 撃た れて いた し

クロヴィス が 個人 で 研究 して いた のだ から

ブリタニア と は 関係ない はずだ が

バイタル は 人間 と 同じ

血液 サンプル は 後 で 調べる と して 傷口 も 撮影 して おく か

あっ

あ …

あ …

な …

なんだ ?

あっ

やっと 呼んで くれた ね 私 の 名前 …

結局 ゼロ は 捕まら ない まま か

日本 解放 戦線 が 防衛 ライン を 押し上げて いる ので

その 中 に 紛れた か と

好か ん な 常に 何 か を 盾 に して 身 を 守る

で 枢木 は どう なった ?

回収 済み です

エナジーフィラー が 尽きて 停止 する の を 待った 為

時間 が かかり ました が

待った と は ?

機体 の 不 具合 か ?

かも しれ ませ ん 暴走 状態 に なって いた ようです から

兄 上 の 部隊 らしから ぬ 失態 だ な

あ …

破片 を 摘出 して 傷口 を 洗って おいた

必要な い

そう らしい な

だから 助ける 意味 なんて なかった んだ

お前 は いつも つまら ん ところ で プライド に こだわる

う …

おかげ で いい 事 を 知った よ

ふん

あっ

お前 の 名前 だ ろ ?

趣味 が 悪い な 盗み聞き なんて

いい 名前 じゃ ない か C . C . より ずっと 人間 らしい

バカバカしい あたし に 人間 らし さ など

どうせ 私 は …

私 に は …

ん ?

忘れた んだ … 全部

何もかも …

今さら 名前 なんて …

名前 … なんか …

いい 機会 だ から 言って おく

そう さっき は 助かった

今 まで も …

それ から ギアス の 事 も

だから …

一 度 しか 言わ ない ぞ

ありがとう

感謝 さ れた の は … 初めて だ よ

では … お 礼 を 返して もらおう か

ん ?

もう 一 度 呼べ 先ほど の ように

う っ

ああ あの 名前 か ?

一 度 だけ だ

大切に 優しく 心 を 込めて な

仕方ない な

これ で いい の か ?

駄目だ な 全然 駄目だ

優し さ が 足りない

素直 さ と いたわり の 心 も

発音 も 怪しい し 何より 温かみ に 欠ける

わがままな 女 だ

そう と も 私 は C . C . だ から な

チッ また 軍人 か

それ だけ 部隊 が 崩れた って 事 だ ろ

オレンジ じゃ ない んです …

ゼロー !

あっ あ …

お迎え が 来た ようだ な

ゼロ 大丈夫です か ? 他の メンバー は 先 に …

あっ

誰 ?

ああ 心配 し なくて いい

彼女 は 私 の 大事な 仲間 だ

は …

え ?

C . C . 私 は どうして 雪 が 白い の か は 知ら ない

しかし …

白い 雪 は きれいだ と 思う 私 は 嫌いで は ない

そう か

ん …

行 けども けもの みち 獅子 よ 虎 よ と 吠え

茜 射 す 空 の 彼方 に ま ほろば

幽囚 の 孤獨 に 彷徨う 青春 は

弱 さ と 怒り が 姿 無き 敵 です か

父 よ 未 だ 我 は

己 を 知り がたし

先立つ 兄 ら の

見え ない 背中 を 追えば

迷い の 一夜 に 明星 は 誘う

死 して 終わら ぬ

夢 を 焦がれ ども

確かな 君 こそ 我が 命

烈風 の 荒野 で 蝶 よ 花 よ と 生き

とこしえ の 春 に 咲き 添う まぼろし

混獨 の 純潔 この 身 は 汚れて も

心 の 錦 を 信じて いて ください

母 よ けして 我 は

涙 を 見せ ね ども

足下 の 草 に 露 は 消え も せ で

まだ 足りない !

コーネリア を 追い詰める 何 か が

それ を 埋める 為 に は 恐らく 俺 自身 が

何 か を 乗り越え なければ なら ない のだろう

そして 黒 の 騎士 団

あるべき 次に 向かわ なければ なら ない

そう その 為 に 必要ならば 俺 は …


コードギアス 反逆 の ルルーシュ (11) |はんぎゃく|| Code Geass Lelouch of the Rebellion (11) 코드 기어스: 반역의 를르슈 (11) Code Geass Lelouch van de opstand (11) Code Geass 反叛的魯路修 (11)

日本 解放 戦線 にっぽん|かいほう|せんせん

エリア 11 に おける 最大 の 武装 勢力 を 潰す 為 えりあ|||さいだい||ぶそう|せいりょく||つぶす|ため Уничтожить крупнейшую вооруженную силу в зоне 11.

コーネリア 総督 は ナリタ 連山 に 包囲 作戦 を 展開 した |そうとく|||れんざん||ほうい|さくせん||てんかい|

圧倒 的な 制圧 力 を 誇る ブリタニア 軍 に 大勢 が 決した か と 思わ れた その 時 あっとう|てきな|せいあつ|ちから||ほこる||ぐん||おおぜい||けっした|||おもわ|||じ

黒 の 騎士 団 が 動き出した くろ||きし|だん||うごきだした

紅 蓮 弐 式 の 輻射 波動 を 使い 山頂 から 水脈 を 一気に 爆発 さ せた のだ くれない|はす|に|しき||ふくしゃ|はどう||つかい|さんちょう||すいみゃく||いっきに|ばくはつ|||

山 は 崩れた やま||くずれた

日本 解放 戦線 も ブリタニア の 主力 部隊 も 土砂 と 水流 に 巻き込ま れて いく にっぽん|かいほう|せんせん||||しゅりょく|ぶたい||どしゃ||すいりゅう||まきこま||

主戦 力 を 失い 孤立 する コーネリア の 部隊 しゅせん|ちから||うしない|こりつ||||ぶたい

形勢 逆転 を 狙う ゼロ は けいせい|ぎゃくてん||ねらう||

黒 の 騎士 団 を 率いて コーネリア を 目指す のだ が … くろ||きし|だん||ひきいて|||めざす||

人 は 誰しも が 己 の 勝利 を 存在 を 信じた がる もの だ じん||だれしも||おのれ||しょうり||そんざい||しんじた|||

されど 時 と 運命 の 前 に |じ||うんめい||ぜん|

信じる と いう 行為 は あまりに 虚 しく そして 儚い しんじる|||こうい|||きょ|||はかない

自分 を 世界 さえ も 変えて しまえ そうな じぶん||せかい|||かえて||そう な

瞬間 は 何時も 直ぐ 傍 に … しゅんかん||いつも|すぐ|そば|

隠せ ぬ 苛立ち と かくせ||いらだち|

立ち尽くす 自分 を 見つめ たちつくす|じぶん||みつめ

迷い ながら 悩み ながら まよい||なやみ|

悔やみ ながら 決めれば いい さ くやみ||きめれば||

君 が くれた 言葉 ひと つ きみ|||ことば||

戸惑い は 消え去り とまどい||きえさり

からっぽだった 僕 の 部屋 に 光 が 射 した |ぼく||へや||ひかり||い|

見上げた 大空 が 青く 澄み切って 行く みあげた|おおぞら||あおく|すみきって|いく

閉ざした 窓 を 開く 事 を 決めた とざした|まど||あく|こと||きめた

自分 を 世界 さえ も 変えて しまえ そうな じぶん||せかい|||かえて||そう な

瞬間 を 感じる 今 ここ に … しゅんかん||かんじる|いま||

我が 軍 の 被害 は ? わが|ぐん||ひがい|

信号 の 返り は 20% を 切って い ます しんごう||かえり|||きって||

20%…

これ で は 指揮 系統 が 成り立た ん |||しき|けいとう||なりたた|

こちら マルソー 隊 アレックス 将軍 と 連絡 が 取れ ませ ん ||たい||しょうぐん||れんらく||とれ||

第 2 師団 は 壊滅 した と 見る しか … だい|しだん||かいめつ|||みる|

ロイド さん   これ は ?

うん とって も 不自然 |||ふしぜん

不自然 って ふしぜん|

未 確認 だ けど 黒 の 騎士 団 が 現れた って 情報 も ある み|かくにん|||くろ||きし|だん||あらわれた||じょうほう||

ゼロ …

おめでとう   出番 ある かも よ |でばん|||

ロイド さん !

不謹慎です ! ふきんしん です

え ?  どうして ?

教えて 差し上げ ましょう か ? おしえて|さしあげ||

いえ 遠慮 し ます |えんりょ||

まあ ともかく さ 参謀 府 が 情報 を 集め 次第 |||さんぼう|ふ||じょうほう||あつめ|しだい

こっち も 対応 決める しか ない よ ねえ ||たいおう|きめる||||

総督 は 無事な の か ? そうとく||ぶじな||

流れ の 外 です から 問題 は あり ませ ん ながれ||がい|||もんだい||||

しかし 後ろ 備え が 動いた 為 孤立 に 近い 形 に … |うしろ|そなえ||うごいた|ため|こりつ||ちかい|かた|

何 を やって る んだ ?  純血 派 は ! なん|||||じゅんけつ|は|

えい っ !

だ あっ あっ

お おい !  動け ! ||うごけ

イレヴン に 負けて しまう 誇り ある ブリタニア の ! ||まけて||ほこり|||

キューエル 卿 ! |きょう

よし !  紅 蓮 は 予定 位置 へ |くれない|はす||よてい|いち|

ここ は 残った 者 で 突破 し コーネリア を 狙う ||のこった|もの||とっぱ||||ねらう

はい

分かった わかった

いける ぞ   俺 達 ||おれ|さとる

ここ は 死守 する ぞ ! ||ししゅ||

うわ っ !

杉山 !  生きて る か ? すきやま|いきて||

ああ

う ー わ っ ! |-||

だ ー ! |-

う っ う …

くそ !  や っち まえ !

そう だ   動け ||うごけ

この 戦い に 生き残れば お前達 は 戦士 に なれる |たたかい||いきのこれば|おまえたち||せんし||

その先 に こそ … そのさき||

純血 派 が くい止めて いる ? じゅんけつ|は||くいとめて| Побеждают ли пуристы?

はい ヴィレッタ 卿 の 指揮 で ||きょう||しき|

なら 今 の うち だ |いま|||

総督 に は 後ろ に 下がって 頂け ! 空軍 の 援護 を そうとく|||うしろ||さがって|いただけ|くうぐん||えんご|

待って ! 総督 の 後ろ に 何 か が 近づいて い ます まって|そうとく||うしろ||なん|||ちかづいて||

各 機 準備 は 整った か ? かく|き|じゅんび||ととのった|

はい !

よし   無 頼 改 出撃 |む|たの|かい|しゅつげき

出撃 し ます ! しゅつげき||

いい か この 山崩れ が 人為 的な もの で あれば |||やまくずれ||じんい|てきな|||

我ら は コーネリア の 背後 を つける はず われら||||はいご|||

コーネリア を 捕 縛 せよ 今 こそ 7 年 前 の 借り を 返す ぞ ! ||ほ|しば||いま||とし|ぜん||かり||かえす|

はい !  我ら 四 聖 剣 の 誇り に かけて ! |われら|よっ|せい|けん||ほこり||

何 ! なん

殿下 を お守り しろ ! でんか||おもり|

囲め ! かこめ

日本 解放 戦線 か ? にっぽん|かいほう|せんせん|

斬 撃 包囲 陣 き|う|ほうい|じん

承知 ! しょうち

ただ の 無 頼 と 思う な よ ||む|たの||おもう||

7 年 前 を 思い出し ます ね とし|ぜん||おもいだし||

あの 時 と は 違う こっち に も ナイトメア が ある んだ から な |じ|||ちがう|||||||||

殿下 !  ここ は 私 達 に 任せ 一旦 お 引き ください ! でんか|||わたくし|さとる||まかせ|いったん||ひき|

よし ならば 逆手 に とって やる ギルフォード ||さかて||||

はっ

刃 を 交えた のち ポイント 9 まで 来い は||まじえた||ぽいんと||こい

9?

分かり ました わかり|

コーネリア !

ぜい弱 者 が ! ぜいじゃく|もの|

ふ っ

よし !  このまま ゼロ を 釘付け に しろ ! ||||くぎづけ||

なあ カレン に 戻って きて もらった 方 が … |||もどって|||かた|

駄目だ ! 今 配置 を 変える と 作戦 が 崩れる だめだ|いま|はいち||かえる||さくせん||くずれる

とはいえ まずい な

このまま で は 親衛隊 まで 相手 に する 事 に |||しんえいたい||あいて|||こと|

ゼロ コーネリア が 下 から 奇襲 を 受けた って |||した||きしゅう||うけた|

何 どの 班 が 動いた ? なん||はん||うごいた

うち じゃ なく って 解放 戦線 らしい ||||かいほう|せんせん|

な っ こっち の 狙い を 読んだ 奴 が いた か 優秀だ な ||||ねらい||よんだ|やつ||||ゆうしゅうだ|

なら 親衛隊 の 足止め は やって くれる はず |しんえいたい||あしどめ||||

少将 閣下 遅く なり ました しょうしょう|かっか|おそく||

藤 堂 待って いた ぞ ! ふじ|どう|まって||

閣下 ここ で 兵力 を 全て 投入 して 下さい かっか|||へいりょく||すべて|とうにゅう||ください

勝てる か ?  奴 ら に かてる||やつ||

ブリタニア の 本隊 を 足止め すれば 勝て ます ||ほんたい||あしどめ||かて|

今 こそ が 戦局 逆転 の 好機 ! いま|||せんきょく|ぎゃくてん||こうき

エリア 11 が 将軍 と 騎士 の 器 を 持つ 者 が いる と 聞いた えりあ||しょうぐん||きし||うつわ||もつ|もの||||きいた

まさか こいつ が その 藤 堂 ? ||||ふじ|どう

だが 私 とて ! |わたくし|

えー い こんな 時 に ! |||じ|

どう 致し ます か ? |いたし||

転進 だ ! てんしん|

何がなんでも コーネリア 総督 と 合流 する ぞ なにがなんでも||そうとく||ごうりゅう||

しかし 敵 の 本拠 は 目の前 です ! |てき||ほんきょ||めのまえ|

それ に 背後 から 攻撃 を 受ける と 甚大な 被害 が … ||はいご||こうげき||うける||じんだいな|ひがい|

バカ 者 !  姫 様 を 失ったら この 戦い そのもの が 終わって しまう わ ! ばか|もの|ひめ|さま||うしなったら||たたかい|その もの||おわって||

はっ はい !

うわ っ !  うわ あっ !

ユーフェミア 副 総督 この G -1 を 突入 さ せ ましょう |ふく|そうとく||g||とつにゅう|||

総督 を ! そうとく|

なり ませ ん

しかし … ギルフォード 隊長 が 動け ない と いう 事 は ||たいちょう||うごけ||||こと|

コーネリア 総督 の お 命 が |そうとく|||いのち|

なり ませ ん !

ここ に は 野戦 病院 も 設置 さ れて い ます |||やせん|びょういん||せっち||||

非難 して きた 周辺 の 住民 も い ます ひなん|||しゅうへん||じゅうみん|||

それ に この G -1 ベース は 本陣 の 象徴 |||g|べーす||ほんじん||しょうちょう

何 が あろう と 動く な と の 総督 の 厳命 です から … だ から … なん||||うごく||||そうとく||げんめい||||

え ?

どうも どうも 特別 派遣 嚮導 技術 部 で ございます ||とくべつ|はけん|きょうどう|ぎじゅつ|ぶ||

無礼 者 ! ぶれい|もの

従軍 して いる だけ の イレギュラー は おとなしく して おれ ! じゅうぐん|||||||||

あ … いや 確かに そう な んです けど … ||たしかに|||ん です|

おかげ で 困って る んです よ   暇で ||こまって||ん です||ひまで

あっ

ユーフェミア 副 総督 |ふく|そうとく

お 願い し ます ! 特派 に 命令 を 与えて 下さい |ねがい|||とくは||めいれい||あたえて|ください Пожалуйста! Отдайте приказ спецназу.

しらじらしい 総督 救出 の 功績 が 欲しい のだろう |そうとく|きゅうしゅつ||こうせき||ほしい|

たった 1 機 で 状況 を 変え られる なら 誰 も 苦労 は せ ん |き||じょうきょう||かえ|||だれ||くろう|||

それ に ナンバーズ など

いやいや だ から やって みて も いい じゃ ないで す か

失敗 した って そちら の 損失 なんか じゃ ない んでしょ ? しっぱい|||||そんしつ||||

あ …

ねえ 聞いて ます ? |きいて|

ユフィ …

分かり ました   頼み ます わかり||たのみ|

やった あ !

ありがとう ございます

はい   必ずや |かならずや

こいつ   やる な

散れ ! ちれ

中佐 コーネリア は どう し ます か ? ちゅうさ||||||

ゼロ が 見込み 通り の 奴 なら 手 を 打って いる はずだ ||みこみ|とおり||やつ||て||うって||

ここ は 奴 を 信じる しか ない ! ||やつ||しんじる||

何 ?  ゼロ が 転進 した ? なん|||てんしん|

はい

我々 は このまま そちら の 援護 に 回り ます われわれ|||||えんご||まわり|

それ より ゼロ だ !  位置 情報 を 送れ ! ||||いち|じょうほう||おくれ

あ はい これ が ゼロ 達 の 予測 進路 です |||||さとる||よそく|しんろ|

まずい

藤 堂 達 を 誘い込む はずの 場所 に 黒 の 騎士 団 が … ふじ|どう|さとる||さそいこむ||ばしょ||くろ||きし|だん|

コーネリア 殿下 ! |でんか

聞こえて いる よ   ギルフォード きこえて|||

嚮導 兵器 Z -01 ランスロット は サンドボード を 使用 し きょうどう|へいき|z|||||しよう|

最 大戦 速 にて 液状 斜面 を 上昇 総督 を 救援 せよ さい|たいせん|はや||えきじょう|しゃめん||じょうしょう|そうとく||きゅうえん|

イエス マイ ・ ロード いえす|まい|

スザク 君 1 つ 聞き たかった んだ けど |きみ||きき|||

なんで しょうか ?

君 は 人 が 死ぬ の を 極端に 嫌う ねえ な のに 軍隊 に いる   なぜ だい ? きみ||じん||しぬ|||きょくたんに|きらう||||ぐんたい||||

死な せ たく ない から 軍隊 に いる んです しな|||||ぐんたい|||ん です

その 矛盾 が さ   いつか 君 を 殺す よ |むじゅん||||きみ||ころす|

ああ あっ ごめんなさい   ごめん …

ランスロット 発進 し ます |はっしん||

コーネリア !

下 衆 の 分 際 で ! した|しゅう||ぶん|さい|

えっ !

なんだ ?

ただ の カスタム 機 で は な さ そうだ が ん … |||き|||||そう だ||

聞こえて いる かい ?  コーネリア よ 既に チェックメイト だ きこえて|||||すでに||

ゼロ か ?

ああ

再会 を 祝う べき か な ? さいかい||いわう|||

しかし

その 前 に 我々 に 投降 して 頂き たい あなた に は 聞き たい 事 も ある しな |ぜん||われわれ||とうこう||いただき|||||きき||こと|||

ちなみに 援軍 は 間に合わ ない 私 の 勝ち な んだ よ   コーネリア |えんぐん||まにあわ||わたくし||かち||||

愚か なり   ゼロ おろか||

こいつ さえ こいつ さえ 倒せば 活路 は 開く ! ||||たおせば|かつろ||あく

器用な 奴 だ な ! きような|やつ||

えい っ !

ああ っ

えい !

卑怯 者 !  後ろ から 撃つ と は ! ひきょう|もの|うしろ||うつ||

ほう なら お前達 の 作戦 は 卑怯 で は ない と ? ||おまえたち||さくせん||ひきょう||||

く ぅっ 体制 を 整える 前 に 挟 撃 と は ||たいせい||ととのえる|ぜん||はさ|う||

これ で は 姫 様 の 元 へ は … くっ |||ひめ|さま||もと|||

うわ あっ !

中佐 敵 の 援軍 を 叩き ました ちゅうさ|てき||えんぐん||たたき|

よし ! 旋回 活 殺 自在 陣 に 切り替えよ ! |せんかい|かつ|ころ|じざい|じん||きりかえよ

承知 ! しょうち

えー い このまま で は コーネリア 殿下 が ||||||でんか|

ギルフォード

う !

我が 騎士 ギルフォード よ わが|きし||

ダールトン と 共に ユフィ を 補佐 して 欲しい ||ともに|||ほさ||ほしい

殿下 ! でんか

私 は 投降 は せ ぬ わたくし||とうこう|||

皇女 と して 最後 まで 戦う のみ ! おうじょ|||さいご||たたかう|

コ … コーネリア 様 ー ! ||さま|-

ふん つまら ん 選択 を |||せんたく|

えっ

え えっ

うわ …

相変わらず 無 茶 する なあ あいかわらず|む|ちゃ||

ヴァリス で 間 の 障害 を 突き破る なんて ||あいだ||しょうがい||つきやぶる|

総督 ご 無事です か ? 救援 に 参り ました そうとく||ぶじです||きゅうえん||まいり|

特派 だ と ?  誰 の 許し で ? とくは|||だれ||ゆるし|

しかし 助かった あの ランスロット ならば … |たすかった|||

おい まさか あの ナイトメア

ああ シンジュク や 河口湖 に いた 奴 だ |||かわぐちこ|||やつ|

また か … また あいつ が !

紅 蓮 弐 式 は 白 兜 を 破壊 しろ ! こいつ の 突破 力 は 邪魔だ ! くれない|はす|に|しき||しろ|かぶと||はかい||||とっぱ|ちから||じゃまだ

はい

えっ

そちら は 任せた !  私 は ゼロ を 叩く ! えっ ||まかせた|わたくし||||たたく|

シンジュク の 借り を ここ で ! ||かり|||

まさか … ランスロット 並 の 速 さ ? ||なみ||はや|

こいつ さえ 倒せば ! ||たおせば

そんな 武器 なんか ! |ぶき|

くう っ

止めた ! とどめた

うわ あっ !

おい 大丈夫 か ? |だいじょうぶ|

あ … ああ

扇 紅 蓮 は ? おうぎ|くれない|はす|

右手 が 駄目だ   修理 し ない と ! みぎて||だめだ|しゅうり|||

う っ う … 引く ぞ ! |||ひく|

え ?

全軍 脱出 地点 に 移動 さ せろ ! ぜんぐん|だっしゅつ|ちてん||いどう||

これ 以上 は 消耗 戦 に なる   撤退 だ ! |いじょう||しょうもう|いくさ|||てったい|

総督 そうとく

お前 は ゼロ を 追え おまえ||||おえ

しかし …

エナジーフィラー が 尽きた だけ だ 行け ! ||つきた|||いけ

は はい

なあ 本当に 引いちゃ って いい の か よ ? |ほんとうに|ひいちゃ|||||

勝った の は 事実 だ し これ 以上 は … かった|||じじつ||||いじょう|

日本 解放 戦線 を おとり に して 逃げる しか ない って か ? にっぽん|かいほう|せんせん|||||にげる||||

そんな 言い 方 嫌いな んだ けど |いい|かた|きらいな||

ああ

人間 は ゲーム の 駒 なんか じゃ ない んだ にんげん||げーむ||こま||||

ゼロ だって そんな 事 は 考えて い ない はず さ |||こと||かんがえて||||

そう じゃ なきゃ 俺 達 まで 駒 と して 使わ れて いる って 事 に なって しまう よ |||おれ|さとる||こま|||つかわ||||こと||||

でも あり え ない 彼 の ブリタニア に 対する 怒り は 本物 だ ||||かれ||||たいする|いかり||ほんもの|

怒り を 知る 人間 は 悲しみ も 知っている はずだ から いかり||しる|にんげん||かなしみ||しっている||

う …

特派 ヘッドトレーラー へ ゼロ を 発見 これ より 確保 し ます とくは|||||はっけん|||かくほ||

ゼロ 君 に は 恩 が ある |きみ|||おん||

君 の 行動 の おかげ で 救わ れた 人 が いて きみ||こうどう||||すくわ||じん||

多く の イレヴン が 陰 から 協力 して いる 事 も 知っている おおく||||かげ||きょうりょく|||こと||しっている

でも … 君 の やり 方 は … |きみ|||かた|

間違って いる まちがって|

う っ う …

あっ !

あっ あ … あれ は ?

まさか … シンジュク の ?

カプセル の ? かぷせる|

やめろ !  この 男 に は 手 を 出す な ! ||おとこ|||て||だす|

C . C . c|c

彼女 は … ゼロ の 仲間 ? かのじょ||||なかま

おい !  何 を する 気 だ ! 相手 は ナイトメア だ ぞ ! |なん|||き||あいて||||

お前 に 死な れて は 困る おまえ||しな|||こまる

間接 接触 だ が 試す 価値 は ある かんせつ|せっしょく|||ためす|かち||

あっ …

あ … あ ?

あ …

父さん … 嘘 だ 死んだ はずな のに … とうさん|うそ||しんだ||

違う !  そんな つもり じゃ … ちがう|||

僕 は … 俺 は … ぼく||おれ|

おい !  まさか パイロット に ギアス を ! ||ぱいろっと|||

ショック イメージ を 見せて いる だけ だ 何 を 見て いる の か は 知ら ない が な しょっく|いめーじ||みせて||||なん||みて|||||しら|||

それ より 逃げろ   今 の うち だ ||にげろ|いま|||

お前 は どう する ? おまえ|||

今 は 動け ない 先 に 行け いま||うごけ||さき||いけ

冗談 じゃ ない お前 に 借り を 作った まま で … じょうだん|||おまえ||かり||つくった||

あっ !

はっ やめろ   今 は ! ||いま|

う っ !

な っ あ …

なんだ ?  前 と 違う … |ぜん||ちがう

あっ これ は !

や … やめろ …

私 に … 入って くる な ! わたくし||はいって||

やめろ …

どうして …

う …

私 が … わたくし|

開か れる … あか|

俺 は ああ する しか なかった んだ ! おれ||||||

う っ

わ ー ! |-

わ ー ! |-

わ ー ! |-

うわ あー !

うわ あー !

はっ !

う っ

な っ な んな んだ   今 の は ! |||||いま||

バカ !  今 の うち に 逃げろ ! ばか|いま||||にげろ

う っ あ …

C . C . c|c

早く … 逃げろ ! はやく|にげろ

うわ あっ !

おのれ !

追う な ! おう|

ゼロ の 動き が 不鮮明だ ||うごき||ふせんめいだ

我ら は このまま 少将 に 合流 し 脱出 の 手助け を する われら|||しょうしょう||ごうりゅう||だっしゅつ||てだすけ||

殿下 !  今 参り ます ! でんか|いま|まいり|

ギルフォード 全軍 に 伝えよ 撤退 準備 だ と |ぜんぐん||つたえよ|てったい|じゅんび||

えっ ?

これ 以上 我が 将兵 の 命 を かける 理由 は ない |いじょう|わが|しょうへい||いのち|||りゆう||

戦闘 状態 を 維持 し つつ せんとう|じょうたい||いじ||

緩やかに 後退 せよ ゆるやかに|こうたい|

認め なくて は なら ん 今回 は 我々 の 負け だ みとめ|||||こんかい||われわれ||まけ|

うわ あー !

わ ー |-

ほ ー |-

ほら な

ブリタニア は

解放 戦線 の 相手 を する だけ で いっぱい いっぱい かいほう|せんせん||あいて||||||

ああ

確かに 俺 達 が 逃げる 隙間 は できた が たしかに|おれ|さとる||にげる|すきま|||

ねえ ゼロ は ?

無 頼 と も 繋がら ない し む|たの|||つながら||

まさか 捕まった んじゃ … |つかまった|

この 女 やはり 人間 じゃ ない の か ? |おんな||にんげん||||

傷 の 再生 スピード が 普通じゃ ない きず||さいせい|すぴーど||ふつうじゃ|

シンジュク でも 確かに 額 を 撃た れて いた し ||たしかに|がく||うた|||

クロヴィス が 個人 で 研究 して いた のだ から ||こじん||けんきゅう||||

ブリタニア と は 関係ない はずだ が |||かんけいない||

バイタル は 人間 と 同じ ||にんげん||おなじ

血液 サンプル は 後 で 調べる と して 傷口 も 撮影 して おく か けつえき|さんぷる||あと||しらべる|||きずぐち||さつえい|||

あっ

あ …

あ …

な …

なんだ ?

あっ

やっと 呼んで くれた ね   私 の 名前 … |よんで|||わたくし||なまえ

結局 ゼロ は 捕まら ない まま か けっきょく|||つかまら|||

日本 解放 戦線 が 防衛 ライン を 押し上げて いる ので にっぽん|かいほう|せんせん||ぼうえい|らいん||おしあげて||

その 中 に 紛れた か と |なか||まぎれた||

好か ん な 常に 何 か を 盾 に して 身 を 守る すか|||とわに|なん|||たて|||み||まもる

で 枢木 は どう なった ? |すうき|||

回収 済み です かいしゅう|すみ|

エナジーフィラー が 尽きて 停止 する の を 待った 為 ||つきて|ていし||||まった|ため

時間 が かかり ました が じかん||||

待った と は ? まった||

機体 の 不 具合 か ? きたい||ふ|ぐあい|

かも しれ ませ ん 暴走 状態 に なって いた ようです から ||||ぼうそう|じょうたい|||||

兄 上 の 部隊 らしから ぬ 失態 だ な あに|うえ||ぶたい|||しったい||

あ …

破片 を 摘出 して 傷口 を 洗って おいた はへん||てきしゅつ||きずぐち||あらって|

必要な い ひつような|

そう らしい な

だから 助ける 意味 なんて なかった んだ |たすける|いみ|||

お前 は いつも つまら ん ところ で プライド に こだわる おまえ|||||||ぷらいど||

う …

おかげ で いい 事 を 知った よ |||こと||しった|

ふん

あっ

お前 の 名前 だ ろ ? おまえ||なまえ||

趣味 が 悪い な   盗み聞き なんて しゅみ||わるい||ぬすみぎき|

いい 名前 じゃ ない か C . C . より ずっと 人間 らしい |なまえ||||c|c|||にんげん|

バカバカしい   あたし に 人間 らし さ など ばかばかしい|||にんげん|||

どうせ 私 は … |わたくし|

私 に は … わたくし||

ん ?

忘れた んだ … 全部 わすれた||ぜんぶ

何もかも … なにもかも

今さら 名前 なんて … いまさら|なまえ|

名前 … なんか … なまえ|

いい 機会 だ から 言って おく |きかい|||いって|

そう   さっき は 助かった |||たすかった

今 まで も … いま||

それ から ギアス の 事 も ||||こと|

だから …

一 度 しか 言わ ない ぞ ひと|たび||いわ||

ありがとう

感謝 さ れた の は … 初めて だ よ かんしゃ|||||はじめて||

では … お 礼 を 返して もらおう か ||れい||かえして||

ん ?

もう 一 度 呼べ   先ほど の ように |ひと|たび|よべ|さきほど||よう に

う っ

ああ   あの 名前 か ? ||なまえ|

一 度 だけ だ ひと|たび||

大切に 優しく 心 を 込めて な たいせつに|やさしく|こころ||こめて|

仕方ない な しかたない|

これ で いい の か ?

駄目だ な   全然 駄目だ だめだ||ぜんぜん|だめだ

優し さ が 足りない やさし|||たりない

素直 さ と いたわり の 心 も すなお|||||こころ|

発音 も 怪しい し 何より 温かみ に 欠ける はつおん||あやしい||なにより|あたたかみ||かける

わがままな 女 だ |おんな|

そう と も   私 は C . C . だ から な |||わたくし||c|c|||

チッ また 軍人 か ||ぐんじん|

それ だけ 部隊 が 崩れた って 事 だ ろ ||ぶたい||くずれた||こと||

オレンジ じゃ ない んです … おれんじ|||ん です

ゼロー !

あっ あ …

お迎え が 来た ようだ な おむかえ||きた||

ゼロ   大丈夫です か ? 他の メンバー は 先 に … |だいじょうぶです||たの|めんばー||さき|

あっ

誰 ? だれ

ああ 心配 し なくて いい |しんぱい|||

彼女 は 私 の 大事な 仲間 だ かのじょ||わたくし||だいじな|なかま|

は …

え ?

C . C . 私 は どうして 雪 が 白い の か は 知ら ない c|c|わたくし|||ゆき||しろい||||しら|

しかし …

白い 雪 は きれいだ と 思う 私 は 嫌いで は ない しろい|ゆき||||おもう|わたくし||きらいで||

そう か

ん …

行 けども けもの みち 獅子 よ 虎 よ と 吠え ぎょう||||しし||とら|||ほえ

茜 射 す 空 の 彼方 に ま ほろば あかね|い||から||かなた|||

幽囚 の 孤獨 に 彷徨う 青春 は ゆうしゅう||こどく||さまよう|せいしゅん|

弱 さ と 怒り が 姿 無き 敵 です か じゃく|||いかり||すがた|なき|てき||

父 よ 未 だ 我 は ちち||み||われ|

己 を 知り がたし おのれ||しり|

先立つ 兄 ら の さきだつ|あに||

見え ない 背中 を 追えば みえ||せなか||おえば

迷い の 一夜 に 明星 は 誘う まよい||いちや||みょうじょう||さそう

死 して 終わら ぬ し||おわら|

夢 を 焦がれ ども ゆめ||こがれ|

確かな 君 こそ 我が 命 たしかな|きみ||わが|いのち

烈風 の 荒野 で 蝶 よ 花 よ と 生き れっぷう||こうや||ちょう||か|||いき

とこしえ の 春 に 咲き 添う まぼろし ||はる||さき|そう|

混獨 の 純潔 この 身 は 汚れて も こんどく||じゅんけつ||み||けがれて|

心 の 錦 を 信じて いて ください こころ||にしき||しんじて||

母 よ けして 我 は はは|||われ|

涙 を 見せ ね ども なみだ||みせ||

足下 の 草 に 露 は 消え も せ で あしもと||くさ||ろ||きえ|||

まだ 足りない ! |たりない

コーネリア を 追い詰める 何 か が ||おいつめる|なん||

それ を 埋める 為 に は 恐らく 俺 自身 が ||うずめる|ため|||おそらく|おれ|じしん|

何 か を 乗り越え なければ なら ない のだろう なん|||のりこえ||||

そして 黒 の 騎士 団 |くろ||きし|だん

あるべき 次に 向かわ なければ なら ない |つぎに|むかわ|||

そう   その 為 に 必要ならば 俺 は … ||ため||ひつようならば|おれ|