ロクでなし 魔術 講師 と 禁忌 教典 (01)
(子供 時代 の グレン )“一体 なん だ ?何 が お前 に そこ まで させる ん だ ?”
“私 に は お前 が まったく 理解 でき ない ”
“する と 魔法使い は 言い まし た 簡単 だ よ 魔王 ―”
“僕 に は 守り たい もの 守る べき もの が ある ん だ ”
“それ を 思え ば 自然 と 体 の 底 から 無限 の 力 が 湧い て くる ん だ ”
“何度 だって 立ち 上がれる ん だ ”
“さあ 覚悟 しろ 魔王 僕 は お前 を 倒す ”
“そして みんな を 守る ”
“魔法使い の 聖なる 稲妻 を 受け 断末魔 の 叫び を 上げる 魔王 ”
“長かった 戦い は ようやく 終わった の です ”
は はっ
(グレン )正義 の 魔法使い に …なりたかった
(鳥 の 鳴き声 )
( シス ティーナ ) ここ は アルザーノ 帝国 の 南方 に ある 都市 フェジテ
この 街 は ―
アルザーノ 帝国 魔術 学院 と 共に 生まれ ―
共に 発展 し て きた
(システィーナ の 荒い 息づかい )
(男 )う あっ (ルミア )あ あっ
大丈夫 です か ?
ちょっと いい です か ?
(ルミア )“天使 の 施し あれ ”
(男 )おおっ
(システィーナ )アルザーノ 帝国 が ―
魔導 大国 と して ―
その 名 を 馳せる こと に なった の は ―
創立 400 年 余り の ―
アルザーノ 帝国 魔術 学院 の 存在 が あって こそ だ
お っ おお !
さすが 学院 の 生徒 さん だけ ある
大した もん だ
本当 は 魔術 を 学院 の 外 で 使う の は 禁止 な の で
ないしょ に し て ください ね
(男 )もちろん だ ありがとう
( シス ティーナ ) ルミア ! ( ルミア ) あっ
( システィーナ ) はっはっ… あ はっ…
(ルミア )で は ごきげん よう
魔術 の 勉強 頑張って な (ルミア )は いっ
はっ…
(システィーナ )学院 は ―
栄え ある 歴史 を 誇る だけ で なく ―
常に 最 先端 の 魔術 を 学べ る ―
最高峰 の 学び 舎 と して 誉れ 高く ―
また 高名 な 魔術師 は 皆 この 学院 の 出身 な の で ある
(システィーナ )もう ルミア ったら 先 に 行って て って 言った のに
(ルミア )え ~システィーナ お嬢様 を 置いて 行く なんて
し が ない 居候 に すぎない 私 に そんな こと できません わ
そういう の 冗談 でも やめて よ ね 私たち は 家族 なんだ から
ごめん シス ティ
ほんと よ (ルミア )うん
(ルミア )でも 珍しい ね システィ が 忘れ物 する なんて
ひょっとして あの こと ?
(システィーナ )かも ね …
ヒューイ 先生 なんで 急に 辞め ちゃった の かな ?
(ルミア )うん …
今日 から は 非常勤 だ けど 代わり の 先生 が 来る ん だって
(グレン の 荒い 息づかい )
知って る
あぁ …ヒューイ 先生 みたい な 熱心 な 人 が いい なぁ
( グレン ) う お おお おお お ぉ !
ちょ っ そこ どけ ~ N ガキ ども ~!
( 2人 ) う わ あ ああ !
“ 大いなる 風 よ ”っ!
(グレン )う お う わ !う わああ ~!
う わ あ ~あー っ !
ちょっと やり すぎ じゃ ない ?
そ そう ね …つい …
どう しよ う …
( シス ティーナ ・ ルミア ) う わ あ !
あわ わ わ …
(グレン )ふ っ
大丈夫 だった かい ?お嬢さん たち ?
(カエル の 鳴き声 )
(ラッパ の 音 )
遅い …
ケガ は ない かい ?
いや …Nあなた こそ 大丈夫 …?
ふ っ 急に 飛び出し たら 危ない から 気 を つけ た ほうがいい よ
(システィーナ )急に 飛び出し て きた の は そっち だった ような ?
だめ だ よ システィ だって いきなり 魔術 を 撃った じゃ ない
ほら ちゃんと 謝って
(システィーナ )ごめんなさい
(ルミア )申し訳 あり ません でした 私 から も おわび します
ふっふ ー ん ! もう しかたない な ー
( シス ティーナ ・ ルミア ) え ?
ふっふ ー ん ! もう しかたない な ー
( シス ティーナ ・ ルミア ) え ?
俺 は ちっとも 悪く なく て ―
お前 ら に 一方的 に 非 が ある の は 確定的 に 明らか だ けど
そこ まで 言う なら 超 特別 に 許し て やらん でも …あ ?
(ルミア )あ …あ …?(グレン )ん ん ?
(グレン )ほっ (ルミア )ひ ゃ ああ ああ !
(システィーナ )あ ああ あ ~!
(ルミア )ああ …
いや お前 …どこ か で …N(ルミア )あ …
って 何 やってる ん です か ~ !
(グレン )う わ ~!
って 何 やってる ん です か ~ !
ああ ああ … あ あ ~ !
女の子 に 無遠慮 に 触る なんて 信じ られ な いっ !最っ 低 !
(ハーレイ )最低 です な !赴任 初日 から 遅刻 と は !
だから 反対 だった の です !
どこ の 馬 の 骨 と も 知れぬ 男 に 非常勤 とは いえ ―
この 学院 の 講師 の 職 を 与える など と !
(リック )しかし ハーレイ 君
彼 は あの セリカ =アルフォネア 教授
たって の 推薦 な ん だ よ ?(ハーレイ )ぐっ …
(システィーナ )どういう こと な の ?もう 半分 以上 授業 時間 過ぎてる じゃない
何 か あった の か な ?
(ウェンディ )生徒 は もちろん の こと この 学院 の 講師 が 遅刻 する なんて ―
前代未聞 で は あり ませ ん こと ?
( カッシュ ) まっある 意味 大物 だ な ( セシル ) あ は …
(ギイ ブル )むしろ ロク で なし だ ろ
(システィーナ )これ は もう 生徒 を 代表 し て 一言 文句 を …
(ドア が 開く 音 )
( グレン ) あー 悪 ( わり ) い 悪い 遅れ た わ ~
やっと 来た わ ね !あなた この 学院 の 講師 として の 自覚 は …
う わ あ ああ !( ルミア ) あっ…
違い ます 人違い です
(システィーナ )人違い な わけ ない でしょ !?
(グレン )いえ 人違い です ~
そんな わけ …!
え ー このたび 非 常勤 講師 と なり ―
この クラス を 受け持つ こと に なった グレン =レーダス です
これ から 1 か月間 皆さん の 勉学 の お 手伝い を させて いただき まあす
(システィーナ )あっ ああ …あ …う うっ …
これ から 1 か月間 皆さん の 勉学 の お手伝い を させて いただき まあす
(システィーナ )あっ ああ …あ …う うっ …
えー っと 特技 と 趣味 は …
挨拶 は いい から 早く 授業 を 始めて くれませんか ?
あー ま ぁ そりゃ そう だ な …N仕事 だし な …
(リック )教授 から の 推薦状 が あれ ば 問題 なし だろう
いや だからといって !
魔力 の キャパ も メモリ も 普通 魔術 の 系統 適性 も 全て 平凡
魔術 師 の クラス は 第 三 階 梯 ( かい て い )って とこ かな
は ぁ ?たかが 第 三階 梯 の 三流 魔術師 が 講師 !?
我が 校 は 最低 でも 第 四 階 梯
ひいては 第 五 第 六 まで いる という のに ありえない !
あっ…
彼 は 我が 校 の 優秀 な 生徒 に 教える こと が できる んですか ?
よもや “自習 ”で お茶 を 濁し たり は !
あっ
(チョーク で 書く 音 )
えっ …?
(グレン )えー 本日 の 授業 は 自習 に し ま~す 眠い から
(生徒 たち の ざわめき )
(グレン の いびき )(システィーナ )う っ …う う …
ちょっと 待て ええ ~!(本 を 投げる 音 )
(グレン )あ た ~ !
あ それ から 彼 は 教職 免許 持 っと らん
は ぁ !?
ま これ も 教授 から の 推薦状 が あれ ば で の
あり え な ~い !
優秀 だ ぞ ~なんと 11 歳 で 入学 し て おる
だが 15 歳 の 時 に 学院 を 去った と も ある
で 進路 は ?
その後 の 4 年間 は 分からん のう
それ は 何も せず に ―
ただ ひたすら 無駄 な 時間 を 過ごし て きた って こと で は !?
魔術 師 の 風上 に も 置け ない 愚か 者 で は ないんですか !?
それ は どう か の お ?
リック 学院 長 っ !あなた は あの 魔女 を 信じている の です か !
(セリカ )魔女 …か 言って くれる じゃないか
(ハーレイ )ヒッ グググ …
(リック )おお セリカ 君
(ハーレイ )い いつ の 間 に っ …!
(セリカ )さあ いつ から だろう な ?
それ より …N(ハーレイ )が は !
私 の こと を いくら 悪く 言おう と 構わない が ―
私 の 前 で あいつ を 悪く 言う の は 許さ ん …
取り消せ
ぐ ぅ … N ぐ わ あ ああ !
失礼 します !
(セリカ )ようやく あいつ を 授業 に 行かせる こと が できた よ
(リック )そう か …
(セリカ )本当 に すまない と 思っている …
ああ …なんの 実績 も ない 魔術師 を 強引に 講師職 に ねじ込む
ハーレイ 君 の あの 反応 が 普通 じゃ ろう な
(セリカ )責任 は 取る さ ―
あいつ が この 学院 で やる こと なす こと 全て 私 が 責任 を 取る
そこ まで か …N君 に とって 彼 は なん な の か ―
聞い て いい かな ?
ふ ふっ 別に 浮いた 話 も 特殊な 因縁 も ない よ
ただ あいつ に 生き生き と し て い て ほしく て な …
い て ぇ …
(生徒 たち )あんな 生き生き し て いない 人 を 見る の は 初めて だ …
へえ ー え …
( シス ティーナ ) 字 が 汚く て 読めない … N ( ルミア ) う うん …
システィーナ の 怒り の 鉄拳 を 受けて も ―
まだ 真剣 に 授業 を する 気 に ならない ようです わ ね
む ぅ …
んで たぶん きっと 大体 こんな 感じ で ~
要領 を 得 ない …
そ そう かな …
ああ …
は あ ~
(生徒 たち )目 が 死んでる …
(リン )あの …質問 が …
(グレン )なん だ ~ ?
( リン ) ええ と … 先ほど 紹介 し て くれ た ルーン語 の 呪文 な ん です が …
その 共通 語 へ の 翻訳 が よく 分から なくて …
(グレン )ああ …
ああ … ああ … ああ … N ふっ俺 も 分から ん
え えっ ?
(グレン )すまん な ~N自分 で 調べて くれ
待って ください !
リン の 質問 に 対し て その 対応 講師 と して どう なん ですか ?
は ぁ ~ だ ー から ~ N 俺 に も 分 から んって 言ってる だ ろ
(システィーナ )生徒 の 質問 に 答え られ なければ ―
次回 の 授業 まで に 調べ ―
改めて 答える と いう の が 講師 として の 務め だ と 思い ます !
( グレン ) ふ ぅ … だったら 自分 で 調べ た ほう が 早い ん じゃ ねぇ ー か ?
(システィーナ )そういう 問題 じゃ なくて !
シス ティ …
あ ひょっとして お前 ら って 辞書 の 引き方 まだ 教わって ねー の ?
それ じゃ 調べ …あ ん ふ ふ じゃ 今日 は ここ まで ~
それ じゃ 調べ …あ ん ふ ふ じゃ 今日 は ここ まで ~
(終業 の チャイム )
それ じゃ 調べ …あ ん ふ ふ じゃ 今日 は ここ まで ~
ちょっと 待って ください !
は ぁ ?
本物 の ロク で なし だ …
なん な の あいつ !
やる 気 な さ すぎ よ !
ま … ま ぁ ま ぁ
(システィーナ )次 の 錬金術 の 実験 も あいつ が 監督 する ん でしょ ?
(ルミア )うん …N(システィーナ )ああ …
胃 に 穴 が 開き そう
大丈夫 ?シス ティ
これ は …N癒やし が 必要 だ わ
ええ いっ !
(ルミア )あ あっ !(システィーナ )い ひ ひ …
あー やっぱり ルミア の 体 は 気持ち いい な ~
肌 が 白く て きれい で きめ細かく て
ちょ …システィ だめ だよっ !あ あっ !
シス ティ あ あっ だめ !
む ぅ なんか 順調 に 育って る わ ね …
私 の は なぜ か 栄養 が いかない から なぁ …
あれ ?癒やし どころ か かえって へ こんで きた ~
(グレン )あー 面倒 くせぇ !(システィーナ )あ …
った く なんで 錬金術 って の は 着替える 必要 が …あ ?
(ルミア )あっ …N(システィーナ )あっ !ちょっと !
(グレン )あー 待て !
俺 は 常日頃 こんな お 約束 展開 に つい て も の 申し たい こと が ある
(女子 生徒 たち )あ …
どうして 慌て て 目 を 背け たり ―
(女子 生徒 たち )あ …
どうして 慌て て 目 を 背け たり ―
手 を 引っ込めよ う と し たり する ん だろう って な
たかが 女 の 裸 を ちらっと 一目 見る の と
ボコ られる の が 等 価 交換 だ なんて 割に 合わねー だろ ?
どう 考え て も
だから 俺 は …この 光景 を 目 に 焼きつけ …
(殴る 音 )(グレン )ギャー !
結局 錬金術 実験 も 休講 だ なんて …
ちゃんと 勉強 し たい のに …
(ルミア )勤勉 な システィ の 気持ち も 分かる けど ―
ご飯 は 楽しく 食べよ う よ
そう ね けど …
おじい様 と の 約束 の こと ?
“ メルガリウス の 天空 城 の 謎 を 解く ”って
その ため に ―
私 は まだまだ たくさん の 魔術 の 勉強 を しなきゃ いけない のに …
( グレン ) 失礼 ~ N ( ルミア ・ シス ティーナ ) あっ…
(グレン )い よ っと (システィーナ )あなた !
うめ え ~
(ルミア )は あ …あっ ふ ふっ
あの …先生 すごく たくさん 食べる ん です ね
食べる の 好き な ん です か ?
ああ メシ は 俺 の 数 少ない 娯楽 の 1 つ だ から な
う ふ ふ っ Nあ その 炒め 物 すごく おいし そう
(グレン )お 分かる か ?この 時期 は キルア 豆 の 旬 だ から な
そう な ん です ね 私 も 今度 食べ て みます
(グレン )おお なん なら 今 食って みる か ?
え い いん です か ?(システィーナ )ん …
はむ ん …
おいしい !
(グレン )だ ろ ?ところで そっち の お前
(グレン )だ ろ ?ところで そっち の お前
(システィーナ )ん ?
そんな ん で 足り ん の か ?
食事 に 関し て 先生 に 文句 を 言わ れる 筋合い は あり ませ ん
(グレン )食わ ない と 育た ない ぞ ~
余計 な お世話 です
私 は 午後 の 授業 が 眠く なる から そんなに 食べ ない だけ です
けど この あと の 先生 の 授業 だったら ―
もう 少し 食べて も 支障 は な さそう です が
回りくどい な
言い たい こと が ある なら はっきり 言ったら どう だ
分かり まし た この 際 はっきり 言わ せて いただきます
私 は …!ん ?う うっ !
分 ー かってるって
お前 も 食い たかった ん だろ ?この いやしんぼ め
ん ~
(飲み込む 音 )
違い ます !わ 私 が 言い たかった の は …
代わり に そっち も 寄こせ
(システィーナ )ああ あっ !なに 勝手に ぃ !
いいかげん に し て ください !
(ルミア )シス ティ …
あなた それ でも 講師 です か !?
あー 非常勤 だ けど
(セリカ )ふ ぅ …
(グレン )魔術 学院 の 非常勤 講師 ?
(セリカ )新しい の が 来る まで だが やら ない か ?
(グレン )無理 だ な (セリカ )無理 ?
なぜ だ グレン
分かる だ ろ ?俺 は 誰 か に 教える 資格 なんて ない さ
確かに お前 は 教員 免許 持って ない し な
やめ て よ ね 人 が せっかく 渋く 決め てん のに 現実 突きつけん の
ちなみに お前 に は 拒否権 は ない
ほう ?嫌 だ と言ったら ?
稲妻 に 打たれる か …Nそれとも 炎 で 焼かれる か …
なんなら 氷 漬け も ある ぞ ?
ふ っ …
養って ください !俺 絶対 に 働き たく ない ん です !
う ふ っ
“ 其 ( そ ) は 摂理 の 円 環 へ と 帰還 せよ ― ”
“ 五 素 ( ご そ ) は 五 素 に 象 ( しょ う ) と 理 ( ことわり ) を 紡ぐ 縁 ( え に し ) は 乖離 ( かいり ) せよ ”
“ 五 素 ( ご そ ) は 五 素 に 象 ( しょ う ) と 理 ( ことわり ) を 紡ぐ 縁 ( え に し ) は 乖離 ( かいり ) せよ ”
(グレン )は あ …
は …ヒイ …
(セリカ )次 は 外 さん …
(グレン )ヒエエエエエ ~ !
は ぁ …
( グレン ) じゃあ 午後 の 授業 始める ぞ ー
(カッシュ )また か よ …
(グレン )はい 午後 2 限目 … N (ギイ ブル )文字 すら 適当 …
(グレン )3 …限 …
(生徒 たち の ため 息 )
(システィーナ )あまり 言い たく は ない の です が
(グレン )じゃあ 言わ なく て いい ぞ
私 は この 学院 に それなり の 影響力 を 持つ 魔術 の 名門 ―
フィー ベル 家 の 娘 です !
私 が 父 に 進言 すれ ば ―
あなた の 進退 を 決する こと も できる んです よ !
(グレン )え …マジ で ?
(システィーナ )本当 は こんな 手段 に 訴え たく は ありませ ん !
ですが 講義 に 対 する 態度 を 改め ない と 言う なら …
お 父様 に “期待 し て ます ”と お伝え ください !
な っ …
い や ー よかった よかった ! これ で 辞められる ~
も ぉ ー 脅さ れ て いやいや 引き受け て み た けど やっぱ 無理 で さあ
(ルミア )シス ティ !?
あ ?
いって ぇ
魔術 決闘 の 申し込み です わ
面白く なって きた …
あなた に それ が 受け られます か ?
お前 …マジ か ?
私 は 本気 です
( ざわめき )
シス ティ !だめ !
早く 先生 に 謝って !手袋 を 拾って !
何 が 望み だ ?
(システィーナ )これ まで の 態度 を 改めて 真面目 に 授業 を し て ください
(グレン )忘れ て ない よ な
俺 が 勝ったら こっち の 要求 を のまなきゃ ならない ん だ ぜ ?
承知 の うえ です
(グレン )本当 に いい の か ?
う わ …Nなん だ よ あいつ
(セシル )ひどい こと 考え て そう …
それ でも 私 は …フィー ベル 家 の 次期 当主 として ―
あなた の ような …N魔術 を おとしめる や から を
看過 する こと は できません !
ん っ …
は ぁ … N や ー れ やれ
こんな カビ 臭い 儀礼 を 吹っかけて くる 骨董品 が ―
いまだ に 生き残って る なんて な (システィーナ )あ …
いい ぜ その 決闘 受け て やる よ
ん …
ああ …
(セシル )受け ちゃった ?(カッシュ )ウソ だ ろ ?
(テレサ )生徒 と 講師 の 決闘 なんて (ウェンディ )前代未聞 です わ !
面白 すぎ だ ろ …
(グレン )ただし ―
さすが に お前 みたい な ガキ に ケガ させん の は 気 が 引ける んで ね
使える 魔術 は “ ショック ・ ボルト ” のみ
それ 以外 の 手段 は 禁止 だ いい な ?
決闘 の ルール は 受け手 側 に 決定権 が あり ます 是非 も ありませ ん
どっち が 勝つ と 思う ?
さすが に 先生 かな
ただ システィーナ を 甘く 見てる 気 も する けど
でも “ ショック ・ ボルト ” だけって
ハンデ を つけて くれた の かしら ?
それ は どう かな ?(ウェンディ )ん ?
どういう こと です の ?
“ ショック ・ ボルト ” は 確かに 汎用 魔術 だ
一番 最初 に 習う 初歩 中 の 初歩 …
微弱 な 電気 を 飛ばし マヒ させて 行動 不能 に する 護身用 の 魔術
基本 的 に 呪文 は ―
“ 雷 精 ( ら い せい ) よ ・ 紫 電 の 衝撃 以 ( もっ) て ・ N 撃ち 倒せ ” の 三 節
でも 実戦 に おい て は ―
三 節 を 省略 し た 一節 で の 詠唱 を ―
いかに 相手 より 速く 唱える か で 勝敗 が 決まる
じゃあ 詠唱 の 速さ に かなり の 自信 が …?
恐らく ね
(ウェンディ )仮に も アルフォネア 教授 の お墨付き の 魔術師 です わ よ
(生徒 たち )ん ー む …
ああ …
ん っ …
ん …おいおい なにも 取って 食おう って わけ じゃ ねー んだ
胸 貸し て やっ から 気楽 に かかって き な
(システィーナ )引く わけに は いかない の よ システィーナ
私 が 私 で ある 以上 あんな 男 を 野放し に する わけ に は いかない
たとえ 無 様 に 地 を 舐める こと に なって も 否 ( いな ) を 突きつける
それ が 私 の 魔術師 として の 誇り …
行く わ よ !
“雷 精 の 紫 電 よ ”!
ああ あー !う う う ー !あ あー !
ああ …あう …
(生徒 たち )は ぁ …?
あれ れ ?
えっ …?
ええ え ?私 ルール 間違え た ?
(グレン )な なかなか やる な …
ま ぁ いい 一 本 くらい くれ て やる
これ は 三本 勝負 だ から な
(システィーナ )そう で し たっけ ?
さあ 行く ぞ !二 本 目 だ !
“ 雷 精 よ ・ 紫 電 の 衝撃 を 以 て … ”
(システィーナ )“雷 精 の 紫 電 よ ”!(グレン )ギャアアアア !
ほ ほう ? ま ー さ か まさか これほど と は …
五 本 勝負 だ からって ちょっと 遊び すぎた な 反省 反省
ご …?さっき 三本 勝負 って …
いい わ だったら …
(グレン )待て !おい 見ろ !(システィーナ )え ?
かかった な アホ が !
“雷 精 …”(システィーナ )“雷 精 の 紫 電 よ ”
(グレン )ギャアアアア !
もし かして 先生 …
でき ない ん です か ?
なんの こと だ か !
そもそも 呪文 を 省略 する なんて 邪道 だ から ね !
別に でき ない から ―
そう 言って る わけ じゃない から ね ~ !
(生徒 たち )でき ない ん だ …
とにかく 決闘 は 私 の 勝ち です
だから 私 の 要求 通り 先生 は 明日 から …
あっ れ ー ?何 か 約束 し た っけ ?
(2人 )は あ ?
(グレン )僕 なん の こと だ か 分かん なーい
それ より も なかなか やる な お前 !
今日 の ところ は 超 ぎりぎり 紙一重 で
引き分け という こと で 勘弁 して やる !
は ーっ はっはっはっは …N(システィーナ )あ …あぁ …
えっ と …
だが 次 は ない ぞ !さらば だ !
ぐ は っ !
ぎ ぃ はっはっはっ …
う … う ぅ …
(システィーナ )心底 見損なった わ
聞い た ぞ !グレン
お前 自分 の 生徒 と 決闘 し て ボロ 負け し た そう じゃない か
別に 負け て ねえ し 不意打ち み てえ な もん だ し
コンディション も 悪かった し
ほんと 情けない もう お前 の そんな 姿 を 見る の は コリゴリ な の よ !
(グレン )聞こえ な ~い
せめて 次回 予告 だけ は ちゃんと しよ う ?な ?
お前 の 好き な 焼き芋 作って やる から
ち ぇっしょうがねえ なあ
次回 「ろくでなし 魔術 講師 と 禁忌 教典 (アカシック レコード )」最終 回
「グレン 先生 最後 の 授業 」
(セリカ )よく できた ぞ グレン !
(グレン )ご 視聴 ありがとう ございまし た !
(システィーナ )勝手 に 終わらせないで ください !
え へ っ
次回 「ほんの わずか な やる気 」お楽しみ に !