Sword Art Online Episode 13
(キリト )は あ …
(ニシダ )釣れます か ?
(キリト )あっ …ああ !
はは は !驚か せて すみません な
私 は ニシダ と いい ます
ここ で は 釣り 師
日本 で は 東 都 高速 線 と いう 会社 の 保安 部長 を し とり まし た
( キリト ) キリト です
東 都 高速 線 と いう と …
(ニシダ )ええ この ゲーム の ネットワーク セキュリティー の 担当 で し た
あ …あっ
(ニシダ )ほっ (キリト )う お !
で かい !
(ニシダ )よっ !
ちょ ろい ちょ ろい ほい !
(キリト )わ あ …
(キリト )お 見事
(ニシダ )ふむ …
ただ 釣れる の は いい ん だ が 料理 が ねえ
醤油 なし じゃ どう に も ねえ …
焼き魚 を おろし 醤油 で って の も いい し ブリ 大根 と か も …
(キリト )あの 心当たり が なく も ない ん です が …
何 です と お ー っ !
♪ ~
~ ♪
(ニシダ )いや あ 堪能 し まし た !
まさか この 世界 に 醤油 が あった と は
(アスナ )ああ 自家製 なんです よ よかったら あとで お持ちください
(ニシダ )本当 です か ?いや あ ありがたい です なあ ハハハ …
それにしても 釣り スキル お 高い ん です ね
キリト くん なんて ろくに 釣って き た ためし が ない ん です よ
(ニシダ )ハッハッハッ …
(キリト )この 辺 の 湖 は 難易度 が 高すぎる ん だ よ
(ニシダ )いや あ そう で も あり ませ ん よ
キリト さん が 釣って おられた あの 大きい 湖 だけ です
(キリト )ブホッ !
(キリト )何で そんな 設定 に …(アスナ )フフフ …
( ニシダ ) そう それ です ! ( キリト ・ アスナ ) へっ?
ヌシ が おる ん です わ
( キリト ・ アスナ ) ヌシ ?
ええ 私 も 何度 か ヒット させ た こと が ある んです が ね
ものすごい 力 で 竿 ( さお ) ごと 取ら れ て しまい まし た
ふん ふん
そこ で もの は 相談 な の です が …
(キリト )は あ …
ヌシ 釣り は いい けど 釣り竿 の スイッチ なんて できる の か な ?
キリト くん なら 大丈夫 だ よ
ふう ん
(アスナ )釣ったら どう する ?飼う ?
(キリト )飼える の か な …
ふう …
(キリト )愉快 な おじさん だった な
ふ ふ っ 突然 連れ て きた から ビックリ し ちゃった よ
そんな 人 たち に 対し て 責任 が ある ん だ よ ね
自分 が 生き残る ため って の が 第一 だった から
今 は キリト くん に 期待 し てる 人 いっぱい いる と 思う よ
私 も 含めて ね
(キリト )ああ
みんな を 助ける って そう 約束 し た もん な
でも せめて もう 少し だけ …
ああ
(観客 の 話し声 )
(キリト )おいおい …
みんな ヌシ の こと 知って た ん だ ね
(キリト )は あ …
いよいよ 本日 の メインイベント を 決行 し ます !
(観客 A)よっ 待って まし た !
(ニシダ )キリト さん お 願い し ます よ
(キリト )ああ …
(トカゲ の 鳴き声 )
(アスナ )ひ えっ !
どれ だけ 大物 な ん だ
いき ます よ ~
は あっ !
(トカゲ の 鳴き声 )
(観客 たち )おお !
ん ?
あの …きたん じゃ …
まだ です
(キリト )ニ …ニシダ さん ?
(ニシダ )なんの まだまだ
今 だ !
かかり まし た !
(キリト )おお !
(ニシダ )はい !
ス … スイッチ … !
う ぐ ぐ ぐ っ …!
しゃ ああ …この やろ ー !
(アスナ )あっ 見えた わ !
(観客 たち )おお !
(観客 の ざわめき )
(観客 たち )へ っ !
(キリト )へ へっ よし いける !
(観客 の どよめき )(キリト )えっ ?あ …
な …何 だ よ ?おい !
(釣り 糸 が 切れる 音 )(キリト )あっ !いって …
あ …えっ ?
ああ あ !
( ニシダ ) おお … ( アスナ ) キリト く ー ん !
(キリト )う う …(アスナ )危ない よ ー っ !
(キリト )何 が ?
(ニシダ )おお …
あ …う …
(ヌシ の 叫び声 )
( キリト ) わ あ ああ … !
ず ず ず ず …ずるい ぞ !自分 だけ 逃げる な よ
キリト さん !
(ヌシ の 叫び声 )
(キリト )陸 を 走って る
肺 魚 な の か な ?
キリト さん !
のんき な こと を 言っとる 場合 じゃない です よ
早く 逃げ ん と !
(キリト )ああ …そう です ね
(アスナ )は あ …仕方ない か
(ニシダ )奥さん 逃げ て !
(キリト )大丈夫 です よ
(ヌシ の 叫び声 )
キリト さん 奥さん が !あ あっ !
奥 さ ー ん !
(アスナ )ふっ !
(一同 )おお …
ふう …
(ニシダ )お …(観客 B)す…
(観客 の 歓声 )(観客 B)すっげえ!
(観客 C)アスナ さん です よ ね ?
(観客 D)何で ここ に ?
(観客 E)ファン なんです
( 観客 F ) 僕 と も 握手 を ( アスナ ) あ は は …
(ニシダ )おお …
お 疲れ !
(着信 音 )
お っ …
(キリト )ヒース クリフ …
(ドア が 開く 音 )
ほら いつ まで も クヨクヨ し て ない
(キリト )だって まだ 2週間なんだぜ
休暇 中 の 私 たち を 前線 に 招集 する なんて よほど の こと だ よ
(キリト )そりゃ そう だ けど …
(アスナ )話 だけ でも 聞い て おこ う よ
さあ もう 時間 だ よ
は あ …
ふん っ !
(アスナ )さっさと 片付けて 戻って こよう
(キリト )そう だ な
(ドア が 閉まる 音 )
(キリト )お 見送り ありがとう ございます
短い 間 です が 楽しかった です
(ニシダ )いやはや 貴重 な 体験 で し た
別 世界 の ように 考え て おり まし て
この 世界 に 放り出さ れ て 2年
今さら 帰った ところ で 会社 に 戻れる か 分からない
諦め て い た の かも しれません なあ
それ なら いっそ ここ で 竿 を 振って た ほうが マシ だ と …
情けない 話 です
(キリト )そんな …
そんな こと …
私 も
あっ…
毎晩 独り で 泣い て まし た
私 の 現実 が どんどん 壊れ て いっちゃう 気 が し たんです
おお …
( アスナ ) ひとしきり 泣 い た あ と は 戦い に 明け暮れ まし た
勝って 前 に 進んで とにかく 強く なる こと だけ 考え て
(アスナ )そんな 時 広場 の 芝生 で 昼寝 し てる 人 を 見かけた んです
時間 を ムダ に する な って 怒った ん です
“さらに 最高 の 気象 設定 だ から ”
“こんな 日 に 迷宮 に 潜っちゃ もったいない ”って 言い返さ れて
(アスナ )試しに 私 も 横 に なって みたら ぐっすり 眠れました
起き たら 夕方 で あきれ た 顔 さ れた ん ですけど
一緒に パーティー を 組む うちに 気づい たん です
(アスナ )彼 は こんな 世界 でも ちゃんと 生き てる
現実 世界 で 1 日 なくす ん じゃ なく て ここ で 1 日 積み重ね てる
この キリト くん です
彼 の こと を 思い ながら 寝る と イヤ な 夢 を 見 なく なった
彼 に 会える の が 楽しみ に なった
初めて ここ に 来て よかった って 思えた
生き た 証し です
あの 日 《 ナーヴギア 》 を かぶった ん です
ニシダ さん に も きっと 大切 な もの が ある はず です
そう です なあ 本当 に そう だ
人生 捨て た もん じゃ ない
捨て た もん じゃ ない です なあ
私 に できる こと は 何 も ありませ ん が 頑張って ください
また 一緒に 釣り を し ましょう
行って きます
( キリト ・ アスナ ) 転移 グラン ザム
(キリト )偵察 隊 が 全滅 ?
5 ギルド 合同 の パーティー 20 名 を 送り込んだ
入り口 の 扉 が 閉じ て しまった の だ
クリスタル 無効 化 エリア か …
そして 5 分 ほど 経過 し ようやく 扉 が 開い た 時 …
(扉 が 開く 音 )
(ヒース クリフ )部屋 の 中 に は 何も なかった そう だ
10 人 の 姿 も ボス も 消え て い た
バカ な …
だからといって 攻略 を 諦める こと は でき ない
可能 な 限り 大 部隊 を もって 当たる しか ない
俺 に とって は アスナ の 安全 が 最優先 です
パーティー 全体 より も 彼女 を 守り ます
何 か を 守ろう と する 人間 は 強い もの だ
勇 戦 を 期待 する よ
(アスナ )あと 3 時間 か …どう しよっ か ?
どう し た の よ ?
怒ら ない で 聞い て くれ
参加 し ない で ここ で 待って い て くれ ない か ?
(アスナ )どう し て そんな こと 言う の ?
(キリト )転移 結晶 が 使え ない 場所 で は 何 が 起こる か 分から ない
怖い ん だ
君 の 身 に もしも …
私 に は 安全 な 場所 で 待って ろ って 言う の ?
自殺 する よ !
もう 生きてる 意味 ない し ただ 待ってた 自分 が 許せない もの
(キリト )ごめん 俺 弱気 に なって る
本心 で は 2 人 で 逃げ たい と 思ってる ん だ
あの 森 の 家 で いつ まで も 一緒に 暮らし たい
うん そう でき たら いい ね
毎日 一緒 に いつ まで も …
キリト くん 考え た こ と ある ?
私 たち の 本当 の 体 が どう なってる か
(キリト )えっ ?
ほとんど の プレイヤー が 何 時間 か 回線 切断 し た 事件 が あった でしょ
全 プレイヤー が あちこち の 病院 に 移さ れた んだ と 思う
どう に か 生かさ れ てる って 状況 な ん だ と したら …
(アスナ )そんな の 何 年 も 無事 に 続く と は 思え ない
タイムリミット は 存在 する って こと か
私 一生 キリト くん の 隣 に い たい
一緒に 年 を 取って いき たい
だから …だ から …
(キリト )今 は …戦わ なきゃ いけ ない ん だ な
( プレイヤー A ) おっ…
(クライン )おう !
へ へ ー
(キリト )何 だ お前 ら も 参加 する の か
(エギル )何 だって こと は ねえ だろう
こっち は 商売 を 投げ出し て 加勢 に 来 た ん だ ぞ
この 無私 無欲 の 精神 を 理解 でき ない た あ …
じゃあ お前 は 戦利品 の 分配 から は 除外 する から な
(エギル )いや それ は だ なあ …
( アスナ ・ クライン ) は は は …
(ワープ 音 )
(クライン )うん ?
(一同 の ざわめき )
(ヒース クリフ )コリドー オープン
さあ 行こ う か
何 か ヤ な 感じ だ ね
ああ
(ヒース クリフ )準備 は いい かな ?
その 間 に 可能 な 限り 攻撃 パターン を 見切り 柔軟 に 反撃 し て ほしい
厳しい 戦い に なる だろう が 諸君 の 力 なら 切り抜け られる と 信じている
解放 の 日 の ため に !
( 一同 ) おお ーっ!
(キリト )あっ …(アスナ )大丈夫 だ よ
キリト くん は 私 が 守る
だから キリト くん は 私 を 守って ね
ああ 必ず
死ぬ な よ
(クライン )へ っ !お前 こそ
( エギル ) 今日 の 戦 利 品 で ひと もうけ する まで くたばる 気 は ねえ ぜ
戦闘 開始 !
( 一同 ) おお お ー !
(扉 が 閉まる 音 )
(プレイヤー B)うう…何も起きないぞ
(カチカチ と いう 物音 )(アスナ )う っ …
はっ!
上 よ !
(リーパー の 鳴き声 )
う う う …
スカル …
リーパー
固まる な 距離 を 取れ !
( プレイヤー C ・ D ) う わ あ … ( キリト ) こっち だ !
走れ !
(プレイヤー C )ああ …
( プレイヤー C ・ D ) う う …
( プレイヤー C ・ D ) う わ あ あ !
( プレイヤー C ・ D ) う わっ…
(アスナ )あっ …
(クライン )い …一撃 で …
(エギル )ムチャクチャ な …
(プレイヤー E )ああ …
(プレイヤー E )あ あっ !
(エギル )まとも に 近づく こと も でき ねえ ぞ
(キリト )くっ !
(プレイヤー F )う わ あ !(キリト )下がれ !
(キリト )ぐ うっ !
ぐ っ !う う っ …
(キリト )重すぎる !
(ヒース クリフ )ふっ !
(アスナ )う う っ !
(リーパー の 鳴き声 )
2 人 同時に 受け れ ば いける !
私 たち なら できる よ
よし
(キリト )カマ は 俺 たち が 食い止める !
みんな は 側面 から 攻撃 し て くれ !
(エギル )いく ぞ !
ようし !
(プレイヤー G )ふん っ !う わああ …
(リーパー の 叫び声 )
暴れ ん じゃ ねえ !
(プレイヤー たち )う わ ああ …(エギル )う う …
ち っくしょー !
(リーパー の 鳴き声 )
キリト くん !
ああ …ふん っ !
( エギル ・ クライン ) う お おおっ!
(クライン )ふん っ !
(エギル )う おおっ !
( アスナ ・ キリト ) う お おおっ!
う お おお おっ !
♪~
~ ♪
(キリト )次回 「世界 の 終焉 (えん )」