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盾の勇者成りがり02, 盾の勇者の成り上がり2 Chapter 12

盾 の 勇者 の 成り上がり 2 Chapter 12

十二 話 勇者 達 の 噂 「 ん ? 」次の 村 まで 大 凡 一時間 ほど の 馬車 内 で 作業 を していた 俺 は 、変な 音 に 気が付いた 。 馬車 の 隣 で ゼェゼェ と 息 を 切らした 声 が 聞こえる 。 顔 を 出す と 、なにやら 焦った 表情 で 男 が 手提げ 袋 を 片手 に 走って いた 。

「何 を 急いで いる んだ ? 」こういう 時 に は 好奇心 を 働かせる の が 良い 商談 を 持ち出す 秘訣 だ 。 ガタガタ と 揺れる 馬車 の スピード を 緩めて 男 の 事情 を 聞く 。

「早く 、山 向こう の 村 に 戻ら ない と ……」

「急いで 山 向こう の 村 に 行きたい の か ? 」どうやら 親 が 病 で 倒れて 薬 を 買い に 来て いた 男 が 走っている の を 、フィーロ が 追い抜いた ようだ 。 「 はい 。 一刻 を 争う 状態 でして 」

「フィーロ 、最 高速 で 走ったら すぐに 到着 する か ? 」「うーん と ね 。 馬車 を 引かずに 走ったら もっと 速く 着く よ 」

「 わかった 」

俺 が ラフタリア の 方 に 視線 を 向ける と 、心 を 読み取った の か ラフタリア は 頷いた 。

「銀貨 一 枚 で 運んで やろうか ? 」「え !? 」 男 は 驚き の 表情 を 浮かべる 。

「ですが 私 に は 薬 を 買う だけ で 、もう お金 が ……」

「銀貨 一 枚 相当 の 物 でも 良い 。 薬草 と か を 次 に 来た 時 に 渡して も 良い 。 シラ を 切ったら 許さ ん が 」

「そ 、それ なら ……」

「よし 、話 は 決まった 。 フィーロ ! 」「は ー い ! 」俺 は そのまま フィーロ の 背中 に 乗り 走らせて 、男 を 拾い上げた 。 「うわ ぁ ! 」驚く 男 を フィーロ は 両手 で 担ぎ 、全速力 を 出す 。 ラフタリア が 馬車 で 手 を 振って いる 。

「出発 だ ! 」「お ー ! 」フィーロ の 本気 の 走り は ふざけた 体形 でも 変わらず 、かなり 速い 。 あっという間 に 、山 向こう の 村 に ある 男 の 家 に 辿り着いた 。

「な 、なんて 速さ だ ……」

「それ より も 早く 親 に 薬 を 飲ま す んだろ ? 落とす な よ 」

「は 、はい ! 」男 は 家 に 入る 。 俺 は それ を 追って 中 に 入った 。 まだ 報酬 の 話 を 終えて ない から な 。

至って 普通の 農村 の 民家 だ 。 中 に 入る と 、 コホコホ と 咳 せき込む 声 が 聞こえる 。

「おふくろ 、薬 だ 。 我慢 して 飲んで くれ 」

声 の 方 に 歩いて 行く と 、顔面 蒼白 の 老婆 に 、男 は 薬 を 飲ま せよう と して いる 。

何の 薬 か 、今 の 俺 の 知る 薬 より も 効果 が 高そう で は ある 。

「 おい 。 俺 が 飲ま せて やる から 、お前 は お湯 でも 沸かして 精 の 付く もの で も 作ったら どうだ ? 」「いい の です か ? 」「なに 、成り行き の ついで だ 」 男 から 薬 を 受け取り 、俺 は 老婆 の 体 を 支え ながら 飲ま せる 。

……前 に 習得 した 技能 の 薬効 果 上昇 と いう スキル が 上手く 作動 すれば 良い のだ が 。

「ゴホ ……ゴホ ……」

老婆 は 俺 が 持つ 薬 を どうにか 口 に 含み 、飲み込む 。

俺 の 視界 に 淡い 光 が 生まれて 散る 。 どうやら 効果 が あった らしい 。 老婆 の 容態 が 目に見えて よく なって いる ように 感じた 。 青かった 顔色 に 赤み が 差し 、咳 も 心なしか 少なく なった ように 感じる 。

「ゆっくり と 休む と いい 。 すぐに お前 の 家族 が 食べ物 を 持ってくる 」

老婆 は 震える 表情 で 俺 を 見上げ 、そして 横 に なる 。

「 さて 」

俺 は 老婆 の いる 部屋 を 後 に して 男 の いる 台所 に 向う 。

「あ 、飲んで くれました ? 」「ああ 、容態 も 落ち着いた ようだ 」 俺 の 返答 に 男 は ホッと 一安心 した ように 肩 を 降ろす 。

「後 で 来る から 金 は 払えよ 」

「 はい 」

俺 は 男 の 家 から 出て 、待っていた フィーロ に またがり 、馬車 を 置いた 場所 に 戻った 。

そして 村 に 到着 する と なにやら 男 が 緊迫 した 表情 で 出迎える 。

「 あの ……」

「どうした ん だ ? 」行商 する 品 と 積み荷 を 降ろし ながら 男 に 答える 。 「おふくろ の 様子 が 目に見えて よく なって いた のです が 、アナタ は 一体 …… 」

「知る 必要 は ない 」

知ったら 悪 名 の 方 が 頭 に 浮かぶ だろう 。 そして 変な 疑い の 視線 を 向けて くる に 決まっている 。

「せめて お 名前 だけ でも 」

「答える 義務 は ない 。 薬 が 特別 効いた んだろう 。 それ より 銀貨 一 枚 か それ 相応の 物 を もってこい 」

「は 、はい ! 」男 は 家中 から 物 を ひっくり返して 、食べ物 を 出して きた 。 「まあ 、こんな ところ か 。 じゃあ 、また 会ったら よろしく な 」

「 はい ! 本当に ありがとう ございました ! 」男 の 顔 が 晴れやか だった 。 ちなみに 再度 この 村 を 来訪 した 時 、この 男 の 母親 は かなり 元気な ……元気すぎる ババア に なっていた の は 余計な 話 か 。

そうして 俺 は 馬車 に 隠れて 薬 の 調合 と 中級 レシピ の 解読 を 進めた 。 魔法 書 より も 解読 が し やす そうな 中級 レシピ の 方 が 取り組み やすい 。 しかし 、やっと 解読 が できた の が 治療薬 だった 時 は かなり 脱力 した もの だ 。

思えば 俺 は 今 まで 、 勉強 を 蔑 しろ に して いた 。 ここ 一 ヶ月 色々 あって 忘れて いた が 、もしも 受験 疲れ で 不良に なった 弟 に 生きて 会えたら 何か 言って やる の も 良い かも しれない 。

「ナオフミ 様 、ここ で の 販売 は 終わりました よ 」 村 に 到着 した の が 昼 過ぎ 、現在 の 時刻 は 夕方 に なって いた 。

「次の 村 へ 持っていく 荷物 や 手紙 は ? 」「承って います よ 」 馬車 を 降りて 荷物 を 載せる 。

見知らぬ 行商 に 任せる 荷物 など タカ が 知れて いる 。

盗まれて も 良い 、安い 物 が 多い 。 それ でも 小銭 は 稼げる 。

こんな 感じ で 村 から 村 、町 から 町 へ と 行商 を する 。

治療 薬 を 欲する 奴 に は 俺 が 直接 飲ま せ 、効果 上昇 を 掛けて やった 。

二 週間 くらい 経った 頃 に は 、どうも 珍しい 魔物 を 連れた 何でも屋 として 近隣 では 有名に なり始めた 。

有名 に なる と いう の は 信用 を 得る と いう 事 であり 、馬車 に 乗り込む 客 も 増えて くる 。

な ので 、結果的に 収入 も 少しずつ 上昇 傾向 に なって きて いる 。

行商 の 旅 の 長所 を いくつか 見つけた 。 まずは 移動 中 に 作った 薬 が 売れる 。 次に 、移動中 に 出てくる 魔物 を 倒して 盾 の 種類 が 増える 。 まあ 、大体 が ステータス 上昇 系 な んだ けど 。

旅 を 始めて わかった 事 だが 、地方 に よって 魔物 の 種類 は ガラリ と 変わる 。

弱い 魔物 でも 盾 に 吸わ せる こと で 強く なる 俺 に は 、行商 が 結果的に 正解 だった と 考えて 良い 。

次に 、様々な 情報 が 耳 に 入って くる 。

今 まで 知ら なかった が 俺 以外 の 勇者 、元康 、錬 、樹 が どの 辺り を 拠点 に 活動 して いる の か が 推測 できる ように なった 。

元康 は 城 から 南西 地域 を 重点的に 回っている ようで 、話 に よると 飢饉 で 苦しんでいた 村 を 伝説上 存在する 作物 の 封印 を 解いて 救った とか 聞く 。 大方 、ゲーム とか で 知った 知識 を 使っている のだろう 。 と いう か 、ヌエ と 戦った 時 に 見た 遺跡 に あった 奴 じゃない か ?

錬 は 城 から 南東 地域 を 拠点 に している らしい が 、凶暴な 魔物 が 生息する 地域 なら どこ へ でも 行く 傾向 が ある ようだ 。 東 の 地 で 凶暴 な ドラゴン が 暴れて いた の を 討伐 した とか 、様々な 噂 が 流れて くる 。

樹 は ……何 が したい の か よく わからない けど 、メルロマルク 国 から 来訪 した 冒険者 として 、北方 に ある 小さな 国 の 悪政 を 布しく 支配者 を レジスタンス と 一緒に 倒した 、とか いう 噂 が 流れてくる 。 ただ 、樹 だ と 特定 する 決定的な 材料 が 欠けていて よく わからない 。 なんか 弓 を 持った 冒険者 が 一番 強かった と か ……樹 を 連想 させる ような 、そんな 曖昧な 話 しか 聞かない のだ 。

俺 が 異世界 に 来る 前 に 読んだ 四 聖 武器 書 と 酷似 した 出来事 が 起こっている とも 取れる が …… 。

まあ 、そんな 感じ で 馬車 の 旅 は 続いて いく 。

ここ 二 週間 の 成果 として 俺達 の Lvは、

俺 Lv34 ラフタリア Lv37 フィーロ Lv32 ……魔物 だ から か フィーロ の 上がり 方 が 異常 だ 。

この頃 に なる と フィーロ の 身体的 能力 の 上昇 が 顕著に なり 、初め は 馬車 を 両手 (翼 ? ) で 引いて いた のに 、 片手 で 欠 伸 あくび 交じり に 引く よう に なった 。

もちろん 注意 する のだ が 、本人 曰く 、

「馬車 が 軽 すぎて やる 気 が 落ちる の ー 」

だ そうだ 。

あと 、行商 中 に 出た 盾 は やはり ステータスアップ 系 と 耐性 系 が 多い 。

他の 目立つ 変化 と いう と 、

水晶 鉱石 の 盾

能力 解放 済み ……装備 ボーナス 、細工 技能 1

丁度 、鉱山 で 栄えて いる 町 に 着いた 時 に 、質 が 悪くて 捨てられていた 水晶 鉱石 を 盾 に 吸わせて 出た 盾 だ 。 金 を 稼ぐ の に は 良い スキル な んだろう けど 、今一 踏み込む に は まだ 情報 が 足りない 。

落ちて た 水晶 鉱石 を 適当に 磨いたら 壊れて クズ 石 に なった ので 、やっぱり 何 か レシピ 的な 物 が 必要な んだろう 。 もしくは 俺 の やり方 が 悪かった か 。

そもそも 俺 は 薬屋 から 貰った 中級 レシピ を 読み 解か ねば ならなかった 。

さすが に 二 週間 も 経てば 解読 は 終わる 。 元々 三 週間 近く にらめっこ して いた のだ から わからない はず も ない 。

解毒 剤 、 除草 剤 、 ヒール 軟膏 、 治療 薬 ( 既に 作れた )、 栄養 剤 ( 既に 作れた )、 火薬 、 強 酸 水 、 魔力 水 、 魂 癒 薬 、 殺虫 剤 。

ここ まで 解読 した ところ で 本 は 終わった 。 これ が 中級 の 基礎 で 薬 の 効果 の 上下 は 混ぜる もの で 変わる らしい 。 なんとも あやふやな もの だ が 、あの 薬屋 が オマケ して くれた 部位 で 平均的な レシピ は 理解 している 。

そこ に まで 至った ところ で 、俺 は 徐に 薬 の 中級 レシピ 本 を 盾 に 吸わ せた 。

それ で 出た 盾 が これ だ 。

ブックシールド

能力 解放 済み ……装備 ボーナス 、魔力 上昇 (小 )

下手に 薬 の 中級 レシピ が 自然 と 出る と 思って 吸ったら 危なかった 。

しかも 、防御 力 が 凄く 低い 。

話 は 中級 レシピ の 解読 が 終わった 翌日 の 事 だった 。

トレント という 魔物 が 現れ 、俺達 は 早速 倒して 盾 に 吸わせた 。

トレントシールド の 条件 が 解放 されました 。 ブルートレントシールド の 条件 が 解放 さ れました 。 ブラックトレントシールド の 条件 が 解放 されました 。 トレントシールド

能力 未 解放 ……装備 ボーナス 、植物 鑑定 2

ブルー トレント シールド

能力 未 解放 ……装備 ボーナス 、中級 調合 レシピ 1

ブラック トレント シールド

能力 未 解放 ……装備 ボーナス 、半人前 調合

中級 調合 レシピ だ と !?これ は 何の いじめ だ 。 解読 が 終わって から 出る とか 酷い だろ !

唯一 の 救い は ヒール 軟膏 まで だった ところ か 。 おそらく 前回 が マッシュ だった ので 、植物系 の 魔物 が レシピ の 出る 盾 の 材料 な のだろう 。 やっと の こと で 解読 した レシピ 全て が 早急に 出たら 泣く 。

解毒 剤 に 除草 剤 、ヒール 軟膏 は 知っている 草 から 作れた けれど 、火薬 から 下 は 素材 自体 が どこ に ある の か わからない 。

薬屋 の 補足 に よる と 火薬 は 代用 可能 と の こと 。 だから パチパチ 草 とか いう 燃えやすい 草 を 代用 して 火薬 は 作って みた 。

やはり 粉末 の ような ……燃える 灰 みたいな 物 で 、試しに 小さな 袋 に 纏めて 爆弾 に して みた 。

火 を 点けて 敵 に 投げつけよう と したら 、バチン という 音 が して 、足元 に 落とした とき は 焦った 。 まあ 、爆弾 と 呼ぶ に は お粗末な 程度 の 火 だった けど 。

爆弾 の ような 道具 を 使う 攻撃 すら 許されて いない の は 、呆れ を 通り越して 感心 した 。 強 酸 水 は ガラス 製 の ビン に 詰める 、硫酸 より 酸性 度 が 若干 低い 水 の ようだ 。

これ は 薬草 で は なく 、この 世界 独自 の 鉱石 を 組み合わせて 水 を 加える と 出来る ……らしい 。 まだ 作って いない から 一概に 言え ない けど 、これ を 欲しがる 奴 は どうかしてる ──ので 盾 用 に だけ 作る か 考え中 だ 。 魔力 水 は 飲む と 急速に 魔力 が 回復 する アイテム だ 。 ただ 、材料 が 希少 で 入手 が 難しい 。

売って いる 薬草 で 作る に は 高い 。 これ を 作る くらい なら 売る 方 が 良い かも しれない 。 同様に 魂 癒 水 も 同じで SP を 回復 させる 効果 が ある 。 やはり 材料 が 希少 で 揃える の は 難しい 。 ただ 、 SP という 概念 は ラフタリア 達 に は 無い らしく 、魂 癒 水 は 味 の 良い 水 の ような 扱い だ 。

殺虫剤 は 簡単 だった 。 虫 除け の 草 同士 を 混ぜて 固める か 水 に 溶かす だけ 。

新しく 作れる ように なった アイテム で 売れる のは 解毒 剤 、ヒール 軟膏 、殺虫 剤 といった ところ だ 。

ただ ……除草剤 は 少量 の 材料 で 随分 大量に 作れる ところ を 見る に 、売る 場所 を 考え さえ すれば いい かも しれない 。 これ も 余った の を 少し 盾 に 吸わ せる 。

アンチポイズンシールド の 条件 が 解放 されました 。 グリホサートシールド の 条件 が 解放 さ れました 。 メディシンシールド の 条件 が 解放 されました 。 プラントファイアシールド の 条件 が 解放 さ れました 。 キラーインセクトシールド α の 条件 が 解放 さ れました 。 アンチポイズンシールド

能力 未 解放 ……装備 ボーナス 、防御 力 5

グリホサート シールド

能力 未 解放 ……装備 ボーナス 、植物系 からの 攻撃 5% カット

メディシンシールド

能力 未 解放 ……装備 ボーナス 、薬効 果 範囲 拡大 (小 )

プラント ファイア シールド

能力 未 解放 ……装備 ボーナス 、火 耐性 (小 )

キラー インセクト シールド α

能力 未 解放 ……装備 ボーナス 、昆虫 系 から 攻撃 3% カット

アンチポイズンシールド の 本来 の 習得 技能 は おそらく 毒 耐性 (中 )。 これ は キメラヴァイパーシールド に よって 先 に 習得 して しまった こと に よる 変化 だ と 思う 。

どうも 習得 して いる 技能 で 重複 する 物 は 、置き換わる ような のだ 。

メディシンシールド は なんか 範囲 拡大 と 出て いる が 、これ は 何の 範囲 なの か 不明だ 。

一つ の 薬 の 効く 範囲 が 増える の か 、それとも 周り が 薬 の 効果 を 受ける こと が できる の か 。

後者 は 幾ら なんでも 便利 すぎる ような 気 が する 。

グリホサート って 何 だ ? 除草 剤 に 使わ れ る 薬品 名っぽい な 。 キラーインセクトシールド α は 多分 、混ぜる 薬草 に よって β と か 種類 が 増える と 予想している 。

効果 は 敵 の 種類 に よる 攻撃 の 3% ダメージ カット 。 便利な 能力 だ と は 思う 。

問題 は 魔法 書 の 解読 だ 。 これ は かなり 困難 を 要する 。

最近 で は ラフタリア は コツ が わかって 来た らしくて それ らしい 現象 が できる ように なって いる 。

光 の 玉 が ラフタリア の 前 に 数 秒 だけ 浮かぶ のだ 。 これ で は 勇者 の 面目 が 潰れ かね ない 。

だ から フィーロ が 変身 の 魔法 を 使える ので 、ラフタリア が 寝た 後 に 尋ねて みた 。

あれ を 魔法 と 呼ぶ か は 非常に 難しい が 、藁 に も 縋る 気持ち で 聞いた のだ 。

「 えっと ね ー 。 体 の 底 から 力 を ね ー ぎゅっと 入れて バッ と 考えて ね 、 なりたい 自分 に ね 、 なる の 」 うん 。 わから ん 。 考えて やって いる わけで は ない の が わかった 。

書いて ある 文字 を 読み 解けば 、必ず 使える わけで は ない のが 魔法 の ようだ 。

俺 は 魔法 の 無い 異世界 から 来た 人間 なんだ から 使えない と 逃げる 気持ち が 湧いて くる 。

それ でも ……俺 は 魔法 を 覚え ねば ならない 。

魔法屋 の おばちゃん の 期待 だけ で は なく 、生きる ため に 。

波 の 戦い に は 基本的に 不参加 で 問題 は ない だろう 。 敵 前 逃亡 なんて した 日 に は 何 を さ れる か わかった もん じゃない ので 、近隣 の 村 や 町 の 守護 が 俺 の 仕事 に ピッタリ だ 。 そう なる と 魔法 が 使える の と 使えない の と では いずれ 大きな 差 が 出て くる 。

水晶 玉 を 買う という 選択 も ある けれど 、安く 覚えられる の なら 本 で 覚える に 越したことはない 。 だから 、 最近 は 馬車 の 中 で 魔法 書 を 片手 に うん うん 唸って いる 。

ラフタリア 曰く 、書いて ある 文字 に 魔力 を 反応 させ 、魂 に 同調 させる 。 と か フィーロ と 同じく 、感覚的 で 難しい 説明 を された 。

フィーロ より は 理解 でき そうな もの だ けど 、魔力 って 何 だ よ ? そんな 感覚 が ある の か ?

と 、疑問 が 頭 を ぐるぐる 回って しょうがない 。

まあ 、こんな 感じ が 二 週間 の 成果 だ 。

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