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盾の勇者成りがり02, 盾の勇者の成り上がり2 Chapter 10

盾 の 勇者 の 成り上がり 2 Chapter 10

翌日 、洋裁 屋 に 顔 を 出す と 、あの オタクっぽい 子 が 笑顔 で 出迎えて くれた 。 「 はい は ー い 。 服 は 出来てますよ ー 。 久々に 徹夜 しちゃった 」 その 割に ギンギン と テンション が 高い 様子 の 洋裁屋 。 その 洋裁 屋 は 、店 の 奥 から フィーロ の 服 を 持ってきた 。

基本 色 が 白 の ワンピース だった 。 真ん中 に は 青い リボン が 付いて おり 、所々 青い 色 を 使った コントラスト が 効いている 。 素材 を 活かして 綺麗に 作られている の が わかる 。 着る 相手 を 選び そうな シンプルイズベスト と いう 感じ だ 。

「 ご しゅじん さま ー 、 これ を 着る の ? 」 「 ああ 」 「わ ー い ! 」今 まで マント を 羽織って いた フィーロ は その場で 全裸 に なろう と する 。 「ダメ です 」

「 えー 」

それ を ラフタリア が 止めて 、店 の 奥 へ と 案内して もらう 。

「じゃあ 魔物 の 姿 に も 変わって ね 」

洋裁 屋 の 声 が 店 の 奥 から 聞こえて くる 。

「 なんで ー ? 」「じゃ ない と リボン が 肉 に 食い込みます よ ー 」 「や ー ! 」微妙に 怖い 事 を 言う な 。 「 わかった ー 」

ボフン と 変身 する 時 に 聞こえる 音 が して 、そして 。

「 うん 。 やっぱり 似合う わ ぁ ……」

なんとも うっとり する ような 声 が 聞こえた 。

「じゃあ 行きましょう ね 」 「 うん ! 」店 の 奥 から 女性陣 が 出てきた 。 そして フィーロ の 方 へ 目 を 向けた 。

…… うん 。 元々 の 容姿 が 良い から か 本格的に 天使 みたいに なって いる 。

白い ワンピース に 、純白の 羽 ……胸 に 青い リボン が アクセント として 飾られている 。 なんて いう か 、二次元 の お子様 天使 ヒロイン みたいだ 。

「 ご しゅじん さま ー 」

「 あ ? 」 「 どう ? 似合う ? 」「まあ 、似合う んじゃないか 」ここまで フィーロ の 外見 スペック を 生かした 服 を 作れる と は 、オタクっぽい 洋裁屋 、お前 も なかなか の やり手 な のだろう 。 「え へ へ 」

照れた フィーロ が 服 を ひらひら と 靡か せて 笑う 。

洋服 屋 を 出て 、拠点 に している リユート 村 へ 戻る ために 、フィーロ に 荷車 を 引かせる 。

あの 服 は フィーロ が 魔物 の 姿 に なる と 消えて 、リボン が フィーロ の 首輪 に 変わる と いう 離れ業 を かます ように なっていた 。 高い だけ あって 便利な 機能 が 備わって いる 。

「あ 、盾 の 勇者 様 」

城下町 を 出る 時 に 偶然 魔法 屋 に 会う 。

「リユート 村 に 行く の かい ? 」 「 ああ 」 「私 も ちょっと 用事 で 行く んで 。 ついでに 乗せてって くれ ない かい ? 」魔法 屋 は 笑顔 で 提案 して きた 。 どうせ 目ざす 方向 は 一緒だ し 、魔法 屋 に は 色々 厄介に なっている から 断る の も どうか と 思う 。

「乗り心地 は 保証 し ない が 良い か ? 」「一昨日 も 乗った じゃない の 」 「そう だった な 」

ラフタリア は 既に 乗り物酔い と 戦う ため に なんか 遠く を 見て いる 。

「じゃあ 失礼 して 」

魔法屋 の おばちゃん は 荷車 に 乗る 。

「よし 、フィーロ 。 あんまり 速度 を 出さ ない ように 進めよ 」

「 は ー い 」

通りかかった 通行人 が 、フィーロ の 方 を 見て 驚いて いる 。 喋る 魔物 は 珍しい のだろう 。

トコトコ と 荷車 は 道 を 進んで いく 。

ここ 数 日 は とても 忙しく 感じた 。 いや 、普段 から 忙しい けど 特に 忙しい というか 。

その 全て が フィーロ に 集約 されている と いう の が なんとも 。 魔法 屋 か ー …… 魔法 を 覚えたい が 、 ここ で 聞いて も 何 を 言って いる の か わからない だろう 。 俺 は 自身 の 勉強 不足 を 酷く 嘆いた 。

俺 は やられた 事 は やり返す 。 良い 意味 でも 悪い 意味 でも な 。

だ から 魔法 屋 から 善意 を 受けた なら それ に 報いたい 。 なるべく 、覚え なくて は いけない 。

あの クソ 勇者 共 の ような 知識 は 俺 に は 無い のだ 。 だからこそ 、俺 は 常に 学び 続け なければ いけない のだ 。 文字 翻訳 と か レシピ の 解放 の 可能性 は この際 考え から 外そう 。

時間 は 掛かる だろう けど 、覚えて みよう と 決めた 。 じゃ ない と 不便 だ 。

「ふぁ ……軽い 」

トコトコ と 荷車 を 運び ながら 、フィーロ は 欠伸 交じり に 呟いた 。

三 人 も 乗って いる 荷車 が 軽い の か 。

良い 傾向 だ 。 俺 に は とある 考え が 既に ある 。 フィーロ が い なくて は できない 事 だ 。

リユート 村 に 到着 する と 魔法 屋 は 俺 に 銅貨 二五 枚 を くれた 。

「これ は ? 」「運んで くれた 料金 よ 」 「ああ 、なるほど 」

これ も 考え の 一 つ に 入れて おこう 。

リユート 村 は 相 も 変わらず 復興 中 だ 。 宿屋 に 顔 を 出す と 店主 が 快く 俺達 を 出迎えて くれる 。

「さて 、これ から ラフタリア の 乗り物酔い 克服 訓練 と 材木 運び に 出かける 」

肉 の 代償 として 復興 の 手伝い を する と 約束 した のだ 。

「え !?」

ラフタリア が 渋い 顔 を する 。 まあ 、苦手 の 克服 と なったら しょうがない か 。

「これ から 俺達 の 移動手段 は フィーロ の 引く 荷車 に なる んだ ぞ 、慣れろ 」

「は 、はい 」

「 は ー い ! 」「フィーロ 、お前 は 引く 側 だ 」 「 うん ! 」フィロリアル は 本当に 荷車 を 引く の が 好きな んだ な 。 フィーロ の 目 が メチャクチャ 輝いて る 。

「あの ……何 か 考え が ? 」「ああ 、これ から 俺達 は 行商 を 始めよう と 思う んだ 。 ここ の 領主 に 勧められて な 」 「行商 、です か ? 」「あんまり 品揃え は 良く ない が 薬 を 基本 に な 。 後 は 運び 屋 とか だ な 。 手広く 行きたい 」 「は ぁ ……」

ラフタリア は ピンと 来 ない ようだ 。 俺 自身 も 成功 する の か 見通し は 立たない 。 けど 、どうせ そろそろ 色々 と 回ら なくちゃ いけない 頃合 な のだ 。

「と 言う わけで 、運び屋 も する と なる と 、フィーロ の 最 高速 で 荷車 を 引いて いく こと も ある だろう 。 その 度 に 乗り物酔い で 倒れられたら 俺 も 困る んだ 」 「理由 は わかりました けど ……」 「何 ……酔い にくい と 言われる 場所 を 知っている 。 最初 は そこ で 慣れる と いい さ 」

「そんな 所 が ある んです か ? 」 「 ああ 」 と 、本日 の 仕事 を 始める 前 に 、俺 は ラフタリア を 酔い にくい 場所 ……フィーロ の 背中 に 乗せる 。

「ごしゅじんさま が 良い のに 、なんで お姉ちゃん を 背中 に 乗せ なきゃ いけない の …… 」

フィーロ は ラフタリア を 背中 に 乗せて ブツブツ と 呟く 。

「それ は こちら も 同じ です 。 これ 、かなり 恥ずかしい んです よ 」

フクロウ みたいな 体形 を している フィーロ が 中腰 で ラフタリア を 乗せる と なんか 変な 感じ だ な 。

「きつく は ない か ? 」 「 うん 。 楽だ よ ー 」

元々 の 体形 に 近い から な の か 、フィーロ 自身 は 問題 ない らしい 。

「じゃあ 行く か 」

「 うん ! フィーロ の 方が 役に立つ もん ! お 姉ちゃん に は 負け ない よ ー 」

「何 を 競って いる のです か ! 」「ご しゅじん さま は フィーロ の 方 が 大事 だ もん ! 」 「 負けません ! 」フィーロ は ラフタリア を 乗せ ながら 荷車 を 引いて 行く 。 荷車 と 合わせて 結構な 重量 が ある はずな のに 、本人 曰く そこ まで 重く ない とか 。 と いう か 何 を 言い争って いる の やら 。 俺 は その 間 に 、翻訳 し ながら 中級 レシピ の 本 の 解読 を 始めた 。

…… ゴトゴト 。

………… ゴトゴト 。

心地 の 好い 車輪 音 を バック ミュージック に 難解な 異世界 言語 に 集中 している と 。

「あの ……何故 その 姿 に ? 」「えー ? こうした 方 が ご しゅじん さま 喜ぶ でしょ ? 」 ……………… ゴトゴト 。 「絶対 に 怒ります から 、やめ なさい 」 「でも ご しゅじん さま 、お 姉ちゃん みたいな の が 好き な んでしょ ? 」ん ? ふと 気 が 付いて フィーロ の 方 を 見る と 、何故 か 人型 に なって ラフタリア を 背負って いる 。 ラフタリア が 困り 顔 で 話し掛けて いた のだった 。

ヒソヒソ と 通りすがり の 冒険者 が 俺達 を 指差し ながら 囁き 合って いる 。

「変な 噂 が 出る ような 事 を する んじゃない ! 」奴隷 の 女の子 に 女の子 を 背負わ せた 挙句 、荷車 を 引かせて 強制 労働 させて いる ……なんて おかしな 噂 が 流れたら やっと 良く なって きた 俺 の 風聞 が 、また 悪く なる 。 「えー ……ダメ な の ? 」「荷車 を 引いて いる 時 も 人 化 する な 」 「は ぁい 」

不満 そうに フィーロ は 頷き 、魔物 の 姿 に 戻る 。 たぶん 、退屈な んだろう 。

ラフタリア も まだ 乗り物酔い を して いない ようだ 。 ならば 少し ハード に して も 大丈夫 か 。

「よし 、じゃあ スピード アップ だ 」

「 わ ー い ! 」俺 の 指示 に フィーロ は テンション を 上げて 頷き 、走り出す 。 ガラガラ と 荷車 の 車輪 が 音 を 立てて 回る 。

「 わ ! 」ラフタリア が 驚き の 声 を 出し 、フィーロ に しがみつく 。 まあ 、目的地 まで 早く 辿り着ける だろう 。

このあと も 、ラフタリア の 乗り物酔い 克服 訓練 は しばらく 続いた 。

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