主人 想い の 小僧
主人 想い の 小僧
元日 の 朝 。 ある お 店 の 旦那 が 小僧 を お供 に 連れて 、 年始 ( ねんし ) 回り を して おりました 。 尋ねて 行った 家 の 玄関 先 で 、旦那 が 奥 の 部屋 に 向かって 、「ごめん ください 。 ごめん ください 」と 、大きな 声 で 呼びかける のです が 、何度 呼んで も 返事 が ありませ ん 。 しばらく 間 を おいて 、また 呼びかける のです が 、やはり 同じ 事 です 。 する と そば に いた お供 の 小僧 が 、大きな 声 で 、「はーい 」と 、返事 を し ました 。 する と 旦那 が 怒って 、「馬鹿 め ! お前 が 返事 を して 何 に なる のだ ! 」と 、怒鳴りつけ ました 。 でも 小僧 は 、大真面目 顔 を して 言い ました 。 「でも 、このまま 誰 も 返事 を して くれません と 、旦那さま が さぞ お疲れ に なる だろう と 思いました ので 、気をきかせました 」
♪ちゃん ちゃん (おしまい )