ホジャ おじさん の だまし 勝負
ホジャ おじさん の だまし 勝負
むかし むかし 、トルコ の 国 に 、ナスレッディン ・ホジャ と 言う 、とても 変わった 人 が いました 。 この ホジャ おじさん が 、若い 頃 の 事 です 。
村 に は 、とても 意地っ張り な 子ども が いました 。 「おら は 、誰 に も だまさ れ ない ぞ ! 」する と その 子 に 、ホジャ が 言いました 。 「は は ー ん 。 小僧 が 生意気 に 。 よし 、わし が 必ず 、お前 を だまして やる 。 お前 が 勝つ か 、わし が 勝つ か 、勝負 だ 」「いい と も 、勝負 だ 。 絶対 に だまさ れ る もんか ! 」「よし 、じゃあ 、ちょっと 待って ろ よ 。 今 から 家 に 帰って 、用 を 済ましたら だまして やる から な 」「いい とも 。 待って て やら あ 。 だませる もん なら 、 だまして みろ 」 さて 、 それ から ず ー と 、 子ども は その場で 待って いました が 、 いくら 待って も ホジャ は 戻って きません 。 「 おや ? そんな ところ で 、何 を してる ん だい ? 」友だち が やって 来て 聞いた ので 、子ども は ホジャ と の 勝負 の 事 を 話し ました 。 すると 友だち が 、笑い ながら 言い ました 。 「ばか だ なあ 。 勝負 なんて うそ だ よ 。 お前 は ホジャ に 、 だまさ れた んじゃ 」
おしまい