毛利悠子 インタビュー YukoMohriInterview
タイトル が え 《 I / O 》って 言う 、《 I スラッシュ O 》 な ん です けれども
着想した の が 2011 年 で
震災 が と に オーストラリア で 展示 する 機会 が あり まして
その とき に 初めて 展示 を した んです けれども
ロール紙 が ...ふたつ 構造体 と して 垂れている インスタレーション で
その 紙 が 床 を たまに なじって 埃 を ステイン して いく んです けれど
最初 は 白い 紙 な んです けど 段々 黒く グレー に なって 汚れて いくって いう 状況 が みえて いく と 思う んです けど その 汚れ が 実は その他 に ある 楽器 だったり とか
スイッチ だったり とか 光 の トリガー に なって いて
その パターン が オルゴール の 芯 棒 の ように
その 場 の 作品 の 表情 を 変えて いく と いう 作品 なんですけれども
ちょうど インプット と アウトプット みたいな こと だ な と 思って
《 I / O 》 と いう 言葉 が ポン と 出た ん です けれども
制作 中 に オーストラリア の 西海岸 だった んです けど
海 が 目の前 に ある 国立 公園 が あって そこ で 波 の 流れ と いう か
それ が 作品 の スピード 感 と リンク して いた んです けど
《 I / O 》 は インディアンオーシャン でも ある な と
ちょうど オーストラリア の 西海岸 から 見える の は インド洋 で
その辺 の こと も 含めて タイトル に 込めて あります 私 の 場合 は キネティックスカルプチャー とか が ひと つ 例えば 鉄 の 棒 が 動く だけ で
まわり が どれ だけ 影響 する か みたいな こと に
すごく 興味 が ある と 思う んです けど
そのもの 自体 が 動く って いう こと じゃ なくて スプーン で コーヒー を かき混ぜる みたいな 感じ で かき混ぜたら 波紋 が ひろがって いく と いうって いう ような 環境 そのもの が 表現 できたら いい な みたいな こと は 常に 考えて いる と 思います なかなか うまく いか ないで すけど 三 個 くらい キーワード が あって
それ は 《 I / O 》 の 作品 に も すごく 深く 関わって くる ん です けれども
エラー と インプロビゼーション と
フィードバック という 三つ の キーワード が あって
この 三 つ とも 実は 音楽 で も つながる もの だ な と 思って いて
とくに 実験的な エクスペリメンタルミュージック と か
インプロビゼーション の 音楽 家 の 人 たち が
楽しんで いる ワード で も ある と 思う んです けれども
まず エラー だ と 一瞬 間違えた という もの が
いわゆる 事務 仕事 的に エラー が 出て しまったら
それ は 間違い かも しれない けれども
アート の 中 で は
ちょっと した エラー だったり 間違い と か 違った 表情 という のは
むしろ 豊かな 表現 だ と 思って いて
今回 の 《 I / O 》 の なか で は
ステイン して いった 汚れ が
思い も よらない 信号 を 出してくる と いう ところ が
むしろ 面白い こと だ な と 思って いたり
インプロビゼーション という の は 即興 な んです けれども
すべて を 決めて 展示 室 に 挑む んで は なくて
環境 に 添わ せて どうゆう 風 に 配置 して いく のが 良い かって 見定める たとえば 窓 が あったら 自然 光 が 入って くるし その 自然 光 に 合わせて どういう 風 に 作品 を 構成 する か とか
天井 の 高さ に よって は 紙 の 構造体 の 高さ を 変えて
紙 の 重さ と か 動き を 調整 して いって
どれ が ベスト か と か 見て いく
もしくは その場で 拾った ファウンドオブジェクト を 使って
付け加えて も 良い かも しれ ない と いう くらい の
余裕 を 持って 展示 に 挑んで います あと は フィードバック は 一 度 アウトプット した もの が インプット して いくって いう こと だ と 思う ん です けれども 《 I / O 》 の 紙 の 構造 体 は 実は ループ 構造 で ぐるぐる ぐるぐる 回って いる ん です ね
一回 まわったら 終わり で は なくて 何度も 何度も ぐるぐる まわる こと で
どんどん 増幅 して いく もしくは 減速 して いく
もしくは 変化 して いく みたいな
そういうような 表情 の 変化 と いう の が
すごく 興味 が あったり します フィードバック は 音楽 で 言う と ギター の ノイズ と か で
ウィーン と 音 が 鳴ったり
カラオケ でも ハウリング みたい の が ある じゃないですか あれ も ひとえに エラー みたいな 感じ の 表現 です けれども 音楽 だ と それ を 音 の 素材 と して やって いたり する んで
そういう ところ から ヒント を いっぱい もらって 出来た 作品 だ と 思います 小学生 の とき から 図画 工作 が 好きだった とき に 両親 から 美 大 って いう の が ある んだ よ って 言われて なんとなく 高校 で たら 美術 に 専念 できる 行ける って いう 選択肢 が ある んだ なって いう のは 知っていた んだ けど 受験 対策 の ために 美術 予備校 に 通いだして 高校 の とき から 一方 で 高校 時代 から 結構 音楽 が 好きで
藤沢 が 地元 な んです けど
美術館 は 鎌倉 の 近代 美術館 とか あった けど
藤沢 は 市民 ギャラリー と か で
とくに アート が 近い 感じ は なかった んだ けど
バンド やって いる 子 が 多かった ので
音楽 の ほう が 親近感 あって
シラバス を 見て たら 情報 デザイン 学科 に
サウンドインスタレーション という コース が あって
そこ で 色んな ミュージシャン の 名前 が あって サウンドインスタレーション は
音楽 家 が やって いる 場合 が 多かった ので
カールステン ・ニコライ と かも そう な んです けど
音楽 の 活動 を やり ながら インスタレーション を やり 始める みたいな
90 年代 終わり から 2000 年 に かけて
そういう こと が 出来る んだったら と
情報 デザイン 学科 を 選択 して 入りました
苦労 する 部分 は
毎回 オープン マインド に なって ない と いけない と いう
決め うち して いける んだったら 計画 的に 出来る かも しれない んです けども
もしかしたら そう じゃ ない こと も 出来る かも しれない という ふうに
期待 して しまって いる ので そういう 意味 で は
オープン マインド で 毎回 挑むって いう の は 体力 が いる こと だ な と 思う 普段 から 作って いない と 出せ ない 結局 もの を 使って 作品 を 作って いる ので 考えて いる だけ だ と わから ないで すよ だから まずは 手 を 動かして
作品 が 完成 し なくて も どういう 風 に 物 が 動く か
どういう 表情 が 出る かって いう の を なるべく 発見 して おいて それ の 精度 を あげて いくって いう ような やり方 だ と 思います