生き残る ため に 必要な 本当の 強 さ と は? (1)
強い 人 と いう の は
戦い ながら 、 逃げる 術 を 知って る んです
強 さって いう の は 何 が あって も 、 ガチンコ で 真っ向 勝負 する と いう こと じゃあ ない んです ペンネーム : あい ちゃん 17 歳 の 女の子 から 、 いただいた お 悩み です
初め まして 、 いつも 動画 を 拝見 して おります 長々 と 、 まとまり の ない 文章 に なる と 思います が 目 を 通して いただける と 幸いです 私 は 、 今 、 高校 留学 を して おり 、 海外 で 生活 を して います もう 少し で 、 留学 して 1 年 が 経とう と して おります 私 は 、 もともと 精神 面 が とても 弱く 、 変わりたい と 思い 思い切って 、 留学 する こと に 決め ました です が 、 もう 1 年 も 経とう と する のに 、 友達 が 少なく 学校 に いて も 、 自分 の 殻 に 閉じこもって しまいます もともと 、 話す こと が 得意で は なく 自分 の 意見 が 上手く 伝え られません そんな 自分 が 、 嫌で 嫌でしょう が ないで す 周り に も 、 何 人 か 留学 生 が いる のです が みんな 成績 も 良く 、 友達 も 多く 、 楽し そうで
人 と 比べて は 、 ネガティブに なり 、 自分 を 責める 毎日 です
それ でも 、 何とか 1 年 は 堪えよう と
ここ まで 、 踏ん張って き ました
ですが 、 数 日 前 に 、 学校 で 涙 が 止まら なく なり
無断 で 、 ホームステイ 先 の 家 まで 、 逃げる ように 帰って き ました
数 日 たった今 でも 、 涙 が 止まら ず 学校 も 休んで しまって います 周り に は 、 相談 でき ず 、 日本 に いる 母 に 電話 を して 「 日本 に 帰りたい 」 と 言って しまい ました 母 は 、 いきなり の こと で 、 戸惑って い ました が 『 無理 なら 、 帰って きて も 良い 』 と 言います が 『 まずは 、 ホームステイ の 人 や 、 学校 の 先生 に 相談 し なさい 』 と 言って くれ ました 私 は 、 今 の 今 まで 、 そういう こと を 一切 人 に 相談 せ ず
ホストマザー や 先生 に は 、 明るく 見せよう と して きた ので
今 、 この 涙 が 止まら ない 状態 の 自分 を 見られる の が 嫌で 2 日程 、 部屋 に 引きこもって しまって います 私 は 、 いつも 家族 以外 の 人 に 自分 の 弱い 部分 を 見 られ たく ない 、 と いう 気持ち が 強く 恰好 を つけて しまいます 人 に 嫌わ れたり 、 白い 目 で 見られる の が 、 怖い の かも しれません 「 母 なら 分かって くれる 」 と 、 母 の 優し さ に は 昔 から 甘えて しまい 「 死にたい 、 辛い 」 など 、 ネガティブな こと を 言って しまい 母 を 傷つけ 、 振り回して しまいます 最低な 娘 だ と 思って います 後 、1 か月 と 少し で 、1 年 経ちます が 今 は その 短い 期間 を 堪え 、 学校 に 通う 自信 が ないで す 勝手に 一 人 で 帰国 、 と いう 道 を 考えて います が 怖くて 、 周り の 人 に 相談 が できません 結局 、 変わりたい と 思って も 変われません これ から 、 何 を して も 続か ず 家族 を 振り回して しまい そうで 怖い です もう 大人 に なり
何 が あって も 、 へこたれ ない 強い 人 に なりたい 家族 に 迷惑 を かけ たく ない と 思って いて も 自分 の 弱 さ に 負けて しまいます そんな 自分 が 大嫌いです 私 は 、 一生 変われ ず 、 弱い まま な のでしょう か ?
中国 の 天童 山 ( てん どうざん ) と いう
お 寺 の
住職 を して いらっしゃった 如 浄 ( に ょ じょう ) と いう お 坊さん が あります この 如 浄 と いう お 坊さん が たくさん いる 弟子 たち の ため に
励まし の 言葉 と して 贈った 、 このような 一言 が あります 雪 裡 の 梅花 只 一枝 ( せつり の ばいか ただ いっし ) 雪 裡 の 梅花 只 一枝
雪 裡 と いう の は 、 雪 の 中 、 雪 深い 田舎 と いう 意味 です
梅花 と いう の は 、 梅 の 花 です
寒い 極寒 の 雪 が 降り積もる 中 に
梅 が 花 を 咲か せて 、 良き 香り を 放って いる
その 情景 を 詠 ( うた )った 一言 な んです けれども この
裏 に 隠されて いる 意味 は 何 か 、 と いう と 厳しい 修行 を 、 悟り を 求めて 厳しい 修行 を 自分 に 課して お 坊さん たち が 修行 して いる 、 弟子 たち が 修行 して いる
苦しい けれども 、 辛い けれども 、 この 苦しみ に
堪えて こそ
悟り の 花 を 咲か す こと が できる んだ よ
と いう 意味 が 、 そこ に は 込め られて います 冬 の 厳しい 寒 さ に 耐えて 、 その 寒 さ を 耐え 抜いた ところ に 1 つ の 、 良き 香り を 放つ 花 が 咲く
この 雪 の 中 の 梅 の 花 の ように
あなた たち も
厳しい 修行 が 続いて いる けれども
そこ を 耐え 抜いて 、 乗り越えた 時 に
良き 香り を 放つ
悟り の
果実 を 手 に する こと が 出来る んだ よ
そのような 意味 が 、 そこ に は 込め られて いる 、 と
言われて います 日本 に 様々な 仏教 の 教えって いう もの が 様々な 形 で 、 いろいろな 人 たち から 伝わって いる んです けど 福井 県 に 永平寺 と いう お 寺 が あります この 永平寺 を お開き に なった 、 道 元 と いう
とても 優れた お 坊さん が いる んです
この 道 元 が
日本 の 国 内 で 、 お 師匠 さん を 求めて
修行 を 重ねた
けれども 、 自分 の お 師匠 様 は どうも 日本 の 中 に いない 、 と いう こと で 中国 に 渡り 、 そして 中国 で 自分 が 師匠 と
認める 人 に 出会った
その 人 が 、 この 今 の 詩 ( うた ) を 詠った
雪 裡 の 梅花 只 一枝 と いう 言葉 を 残した 如 浄 禅師 ( に ょ じょう ぜんじ ) です
当時 の 中国 は 、 仏教 が 非常に 盛んでした から
修行 僧 が たくさん 集まる お 寺 が あった この お 寺 の 中 に あって
外国 から 、 しかも 、 日本 と いう 小さな 国 から 来た 道 元
非常に 虐め られ も したし
友達 なんて
い なかった んだ と 思います 非常に 随分 と 酷 い 仕打ち を 受けたり と か 、 意地悪 も さ れた
言葉 だって 完璧じゃ ない です から ね 、 外国 人 です から
今 の 人 が 留学 する と いう の と 桁 が 違う ぐらい 、 大変な 思い を して
もう 、 留学 を して た わけです 、 そういう 中 で
小さな 日本 から 来た
若い 坊さん と いう こと で 、 随分 と 道 元 も
外国 人 の 差別 の ような もの であったり と かね
随分 虐め の ような こと も 、 あった んであろう と 思います すごい の は 、 道 元 は その 時 に 、 時 の 皇帝 に 手紙 を 書いて
『 極東 の 日本 と いう 国 から 自分 は 、 命がけ で 中国 に 渡って 来た 』
当時 は 命がけ です から ね 、 飛行機 で ピュー じゃ ないで す から
船 で 、 時間 を かけて 、 中国 まで 渡って
そして 、 本当に 命がけ で 、 そこ の お 寺 に 行きあたって ね
自分 の 師匠 と して 認めた その 先生 から 教え を 請いたい 、 と 思って ものすごい 、 たくさんの 修行 僧 の 中 に 自分 を 投げ入れた わけです ね そこ で
良い 思い どころ か 、 嫌な 思い ばっかり なさって た と いう こと が
昔 の その道 元 さん の 書か れた もの を 書く 〈 書写 する 〉 と ね
それ を 、 嫌な 思い と は 、 おっしゃって ない んです けども
様々な 体験 を なさった んだ な 、 と いう こと が そこ から 推測 さ れる ような
文章 が 残って いる わけです
この
習慣 も 違う 、 食べ物 も 違う 、 言葉 も 違う
しかも
虐め の ような こと が 横行 して いる と いう その 中国 の 寺 の 中 に あって ね
道 元 さん は
そこ で 、 中国 の 皇帝 に 手紙 を 書いた
そして
『 自分 は 、 日本 と いう 国 から 来た んだ けれども 』
『 憧れ を 持って 、 中国 に 来た んだ けれども 』
この 当時 の 中国って 言ったら ものすごく 、 世界 の もう 本当に 中心 地 な ぐらい ね 経済 的に も 発展 して たし 文明 的に も 、 ものすごい 発展 して た 所 だった んです
ですから
『 中国 に 来て 、 教え を 求めて 来た の に も かかわら ず 』
もう 本当に
『 虐め が あったり と か 、 変な 外国 人 差別 が あったり と か 』
『 本当に 、 それ は もう 幻滅 した 』 と 『 とんでもない こと だ 』 と いう こと で
皇帝 に 対して 、 直筆 の 手紙 を 書いて そして 、 それ を 皇帝 に 出して いる んです
その こと に よって です ね 、 皇帝 が
そんな 恥ずかしい こと で はいかん と いう こと で 、 お 寺 に お触れ が 出て
そして 、 その 修行 の 道場 の ルール が 、 改善 さ れた みたいな こと も あった ぐらい
非常に
大変な 中 で 、 ご 修行 を なさった 人
この
道 元 さん が
後 に ね 、 自分 の 師匠 である 如 浄 禅師 が このような こと を おっしゃ て た 、 と いう こと を
また 、 記録 に 残して いらっしゃる んです
と いう こと は 、 やっぱり
非常に 優秀な 、 そして 、 強い 意志 を 持った 当時 の お 坊さん であれ
日本 の
伝統 仏教 の 中 でも
非常に 名 を 遺 した 、 優れた お 坊さん であって も
海外 に 留学 を して 、 そして 、 その 留学 を した 先 で ね
自分 の 思う ように いか ず に
辛い 思い を したり 、 悲しい 思い を したり 、 寂しい 思い を したり と いう こと は 、 やっぱり あった んです
だからこそ
如 浄 と いう お 師匠 さん が 、 おっしゃった この 一言
雪 裡 の 梅花 只 一枝
極寒 の 寒い 雪 の 中 に 、 その 厳し さ と いう もの を 乗り越えて 咲く
一 輪 の 梅 の 花 の ように
あなた たち も 、 この 修行 を 乗り越えて そして 、 悟り を 得た 時 に は
本当に 素晴らしい 境地 が 訪れる ので 、 頑張り なさい
その 一言 を
おそらく 、 ご 自分 も 苦しい 時 に 自分 の 支え に して きた 、 だ と 思う んです ね
ですから 、 それ を 日本 に 帰って きて 、 後 ( のち ) に
如 浄 と いう 自分 の 師匠 は 、 こういう こと を あの 時 に おっしゃった と いう こと を 、 書き記して いらっしゃる んです
それ を 、 心 の 支え に して いらっしゃった と 思います さて 、 あい ちゃん の 今 の 、 海外 に 留学 した 動機 を みる と
自分 が
やはり 、 弱い こと から 逃げて しまう だ から 、 そこ を 何とか 克服 したい と 思って 海外 留学 、 と いう ね 話す こと が あまり 得意じゃ ない コミュニケーション が 得意じゃ ないって 、 思って いる から こそ 余計 、 文化 も 違う 、 言葉 も 違う 、 と いう ところ を 自分 の 弱 さ の 克服 場所 と して 、 選んで
留学 した わけです ね ?
そして 、 もう 、1 年
過ぎよう と して いる のに 、 突然 悲しく なって しまった
1 年 した から 慣れる でしょう 、 じゃあ ないで すよ ね 私 も 、 同じ ような 経験 が ある から 、 分かります 1 年 と いう 、 節目 が 来て いる から こそ 自分 が 、 ずっと 蓋 ( ふた ) を して きて いる もの が ね ガバッ と 、 出て 来て しまう わけです ね
もう 、1 日
いろんな 波 が ある わけじゃ ない です か 、1 日 の 中 でも 、 それ から 、1 年 を 通して も
『 がんば ろ ーっ』って 思ったり 『 あー なんか 、 もう 帰りたい な 』 と 思ったり これ まで も 、 何度 も あった はずな んです ね ? それ が 、 ふうっと 自分 の 心 が 弱った 時 に 追い打ち を かける ように 来て しまう
当然 、 そこ に は
周り の 友達 と も あまり 上手く コミュニケーション が 取れ ない
それ から 、 学校 も
自分 が ついて いけて る か 、 ついて いけて ない んだ か 分から ない 、 と いう ような 状態 で
おそらく 、 ホームシック と 言います か 『 家 に 帰りたい 』 と いう 理由 の 背景 に は あい ちゃん 自身 も 、 自分 で はっきり と 分から な ような 細かな 小さな 不安 が 積み重なって
余計
今 の 涙 を 出さ せる んだ と 思う んです ね
あい ちゃん に 対して の 処方箋 は 何 か 、 と いう と
[ 逃げたい んだったら 、 逃げ なさい ]って いう こと さんざん 、 雪 裡 の 梅花 只 一枝 苦しい ところ を 乗り越えて きたら