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この素晴らしい世界に祝福を! あぁ、駄女神さま (KonoSuba), この素晴らしい世界に祝福を! あぁ、駄女神... – Text to read

この素晴らしい世界に祝福を! あぁ、駄女神さま (KonoSuba), この素晴らしい世界に祝福を! あぁ、駄女神さま (8)

고급2 일본어의 lesson to practice reading

지금 본 레슨 학습 시작

この素晴らしい世界に祝福を! あぁ、駄女神さま (8)

本気で 俺 が 盗賊 スキル を 教えて 欲しければ 、 そこら の 他 の 盗賊 に 頼んで も いい 訳 だ し 。

「 よし 、 お 願い します ! すんませーん 、こっち の 人 に 冷えた クリムゾンビア を 一つ !」

2.

「まずは 自己紹介しとこうか 。 あたし は クリス 。 見て の 通り の 盗賊 だ よ 。 で 、 こっち の 無愛想な の が ダクネス 。 昨日 ちょっと 話した んだっけ ? この 子 の 職業 は クルセイダー だ から 、 キミ に 有用 そうな スキル は ちょっと 無い と 思う よ 」

「 ウス ! 俺 は カズマ って 言います 。クリス さん 、よろしく お 願いします !」

冒険者 ギルド の 裏手 の 広場 。

俺 と クリス 、そして ダクネス の 三人 は 、人気 の ない 広場 に 立っていた 。

ちなみに 連れ の 二人 は 、なにやら テーブル で へこんだ まま だった ので 置いてきた 。

「では 、まずは 《敵 感知 》と 《潜伏 》を いって みよう か 。 《 罠 解除 》 と か は 、 こんな 街 中 に 罠 なんて ない から また 今度 ね 。 じゃあ ……、ダクネス 、ちょっと 向こう 向いて て ?」

「…… ん ? …… 分かった 」

ダクネス が 、 言わ れた とおり に 反対 を 向く 。

すると 、 クリス は ちょっと 離れた 所 に ある タル の 中 へ 入り 、 上半身 だけ を 出す 。

そして ダクネス の 頭 に 、 何 を 思った の か 石 を 投げつけ 、 そのまま タル の 中 に 身 を 隠した 。

………… ひょっとして 、 これ が 潜伏 スキル だ と か 言う 気 だろう か 。

「……………………」

石 を ぶつけ られた ダクネス が 、 無言 の まま スタスタ と 、 ぽつんと 一 つ しか ない タル へ 歩いて いく 。

「 敵 感知 ……。 敵 感知 ……! ダクネス の 怒って る 気配 を ピリピリ 感じる よ ! ねえ ダクネス !? 分かって る と 思う けど 、 これ は スキル を 教える ため に 仕方なく やって る 事 だ から ね !? お手柔らかに ああ ああ ああ ああ ああ ああ 、 やめて え ええ ええ ええ ええ ええ ええ ええ ! 」

隠れて いた タル ごと 横 に 倒さ れ 、 ゴロゴロ と 転がさ れ 、 クリス が 悲鳴 を 上げて いる 。

…… こ 、 これ で ほんとに スキル を 覚えられる んだろう な ……。

「 さ 、 さて 。 それ じゃ あたし の 一 押し の スキル 、 窃盗 を やって みよう か 。 これ は 、 対象 の 持ち物 を 何でも 一 つ 奪い取る スキル だ よ 。 相手 が しっかり 握って いる 武器 だろう が 、 鞄 の 奥 に しまい込んだ サイフ だろう が 、 何でも 一 つ 、 ランダム で 奪い取る 。 スキル の 成功 確率 は 、 ステータス の 幸運 値 に 依存 する よ 。 強敵 と 相対した 時 に 相手 の 武器 を 奪ったり 、 大事に 隠して いる お 宝 だけ かっさらって 逃げたり 、 色々 と 使い 勝手 の いい スキル だ よ 」

タル ごと 転がさ れ 、 目 を 回して いた クリス が 復活 し 、 窃盗 の 説明 を して くれる 。 確かに 、 窃盗 スキル は なかなか 使え そうだ 。

しかも 、 成功 率 が 幸運 依存って 事 は 、 俺 の 唯一 高い ステータス を 活かせる って 事 だ 。 「 じゃあ 、 キミ に 使って みる から ね ? いって みよう ! 『 スティール 』 ッ ! 」

クリス が 手 を 前 に 突き出し 叫ぶ と 同時 、 その 手 に 小さな 物 が 握られて いた 。 それ は ……。

「 あっ! 俺 の サイフ ! 」

俺 の なけなし の 金 が 入った 薄い サイフ 。

「 おっ! 当たり だ ね ! まあ 、 こんな 感じ で 使う わけ さ 。 それ じゃ 、 サイフ を 返 ……」

クリス は 、 俺 に サイフ を 返そう と して 、 そして にん まり と 笑み を 浮かべた 。

「…… ねえ 、 あたし と 勝負 し ない ? キミ 、 早速 窃盗 スキル を 覚えて みな よ 。 それ で 、 あたし から 何 か 一 つ 、 スティール で 奪って いい よ 。 それ が 、 あたし の サイフ でも あたし の 武器 でも 文句 は 言わ ない 。 この 軽い サイフ の 中身 だ と 、 間違い なく あたし の サイフ の 中身 や 武器 の 方 が 価値 が ある よ 。 どんな 物 を 奪った と して も 、 キミ は この 自分 の サイフ と 引き換え 。 …… どう ? 勝負 して み ない ? 」

いきなり とんでもない 事 を 言い出す 子 だ 。

しかし 、 と 俺 は 考える 。

俺 は 幸運 値 が 高い らしい ……。

相手 から は 何 か 一 つ 奪って も いい ……。

つまり 、 スキル に 失敗 したら 何も 貰え ないって 事 じゃ ない だろう 。 …… やって やる か 。

なんという か 、 こういった 賭け 事 みたいな 事 は いかにも 荒くれた 冒険 者 同士 の とり 取り みたいで 憧れる !

そう 、 この 世界 に 来て ようやく 冒険 者っぽい イベント だ ! 俺 は 自分 の 冒険 者 カード を 確認 する と 、 そこ に 習得 可能 スキル と いう 欄 が 新しく 表示 されて いる の を 確認 した 。 そこ を 指 で 押して みる と 、 四 つ の スキル が 表示 さ れる 。

《 敵 感知 》1 ポイント 、《 潜伏 》1 ポイント 、《 窃盗 》1 ポイント 、《 花鳥 風月 》5 ポイント 。

……《 花鳥 風月 》? これ は アクア が やって た 、 コップ に 種 を 入れる 宴会 芸 か ?

宴会 芸 の くせに 何て 大層な 技名 ! え !? これ だけ スキルポイント 高っ!! 宴会 芸 は 気 に なる 所 で は ある が 、 俺 は ひとまず 、 カード の 中 の スキル 、 窃盗 、 敵 感知 、 潜伏 を 習得 する 。 3 ポイント あった スキルポイント が 消費 され 、 残り スキルポイント が 0 に なる 。

なるほど 、 こんな 感じ で スキル を 覚える の か 。

「 早速 覚えた ぞ 。 そして 、 その 勝負 乗った ! 何 盗 られて も 泣く んじゃ ね ー ぞ ? 」

言って 右手 を 突き出す 俺 に 、 クリス が 不敵に 笑って 見せた 。

「 いいね キミ ! そういう 、 ノリ の いい 人って 好きだ よ ! さあ 、 何 が 盗 れる かな ? 今 なら サイフ が 敢闘 賞 。 当たり は 、 魔法 が 掛け られた この ダガー だ よ ! こいつ は 四十万 エリス は 下らない 一 品 だ から ね ! そして 、 残念 賞 は さっき ダクネス に ぶつける ため に 多めに 拾っと いた この 石 だ よ ! 」

「 ああっ! きった ねえ !! そんな の ありか よっ! 」

俺 は クリス が 取り出した 石 を 見て 、 思わず 抗議 の 声 を 上げた 。

自信 満々 だ と 思ったら 、 こういう 事 か !

確かに ゴミ アイテム を 多く 持って おけば 、 大事な アイテム が 盗られる 確率 も 減り 、 スティール 対策 に なる 。

「 これ は 授業 料 だ よ 。 どんな スキル も 万能 じゃ ない 。 こういった 感じ で 、 どんな スキル に だって 対抗 策 は ある もん な んだ よ 。 一 つ 勉強 に なった ね !さあ 、 いって みよう ! 」

畜生 、 確かに いい 勉強 に は なった !

それ に 心底 楽し そうに 笑う クリス を 見て いる と 、 騙さ れた 俺 が マヌケ な 気分 に すら 思えて くる 。

ここ は 日本 じゃ ない 、 弱肉強食 の 異 世界 だ 。

騙さ れる 甘っ ちょろい ヤツ が 悪い のだ 。 それに 、 勝負 の 分 が 悪く なったって だけ で 、 まだ 残念 賞 に 当たる と は 決まって いない 。

「 よし 、 やって やる ! 俺 は 昔 から 運 だけ は いい んだ ! 『 スティール 』 ッ ! 」

叫ぶ と 同時 、 俺 が 突き出した 右手 に は 何 か が しっかり と 握られて いた 。 成功 確率 は 幸運 依存 と 言って いた が 、 一 発 で 成功 した 所 を 見る と 、 やはり 俺 は 、 運 だけ に は 恵まれて いる らしい 。

俺 は 自分 が 手 に 入れた 物 を 広げ 、 マジマジ と 見る と ……。

「…… なんだ これ ? 」

それ は 、 一 枚 の 白い 布 切れ だった 。

俺 は それ を 両手 で 広げ 、 陽 に かざして 見る と ……。

「 ヒャッハー ! 当たり も 当たり 、 大当たり だ ああ ああ ああ あ ああ ! 」

「 いや ああ ああ ああ ああ ! ぱ 、 ぱん つ 返して ええ ええ ええ ええ ええ ええ ええ ええ えっ! 」

クリス が 自分 の スカート の 裾 を 押さえ ながら 、 涙 目 で 絶叫 した 。

3.

俺 が スキル を 覚えて ギルド の 酒場 に 戻る と 、 そこ は 大変な 騒ぎ に なって いた 。

「 アクア 様 、 もう 一 度 ! 金 なら 払う ので 、 どうか もう 一 度 《 花鳥 風月 》 を ! 」

「 ばっか 野郎 、 アクア さん に は 金 より 食い物 だ ! です よ ね !? アクア さん ! 奢ります から 、 ぜひ もう 一 度 《 花鳥 風月 》 を ! 」

迷惑 そうな 様子 の アクア の 周り に 、 なぜ か 人だかり が できて いた 。

「 芸って 物 は ね ? 請われた からって 何度 も やる 物 で は ない の ! 良い ジョーク は 一 度 きり に 限る って 、 偉い 人 が 言って た わ 。 ウケ たからって 同じ 芸 を 何度 も やる の は 三流 の 芸人 よ ! そして 私 は 芸人 じゃ ない から 、 芸 で お 金 を 受け取る 訳 に は いか ない の ! これ は 芸 を たしなむ 者 の 最低 限 の 覚悟 よ 。 それ に 花鳥 風月 は 元々 あなた 達 に 披露 する つもりだった 芸 でも なく ── あっ! ちょっと カズマ 、 やっと 戻って きた わ ね 、 あんた の おかげ で えらい 事 に ……。 って 、 その 人 どうした の ? 」

人だかり を 面倒臭 そうに 押しのけ ながら 、 俺 の 隣 で 涙 目 で 落ち込んで いる クリス に アクア が 興味 を 抱く 。

すると 俺 が 説明 する より 早く 、 ダクネス が 口 を 開いた 。

「 うむ 。 クリス は 、 カズマ に ぱん つ を 剥がれた 上 に あり 金 むしられて 落ち込んで いる だけ だ 」

「 おい あんた 何 口走 って んだ ! 待てよ 、 おい 待て 。 間違って ない けど 、 ほん と 待て 」

俺 は 、 クリス が 幾ら でも 払う から ぱん つ を 返して と 泣いて 頼んで きた ので 、 自分 の ぱん つ の 値段 は 自分 で 決めろ と 告げた だけ だ 。

そして 、 提示 する 値段 に 満足 し なかったら 、 もれなく クリス の ぱん つ は 我が家 の 家宝 と して 奉られる 事 に なる 、 と 。

つまるところ 、 泣き ながら 自分 の サイフ と 俺 の サイフ を 差し出して きた から 交換 に 応じた まで で 、 ダクネス の 言い 方 だ と なんだか 語弊 が ある 。

ダクネス の 言葉 に 軽く ひいて る アクア とめぐ みん の 視線 が 気 に なる が 、 やがて クリス が 落ち込んで いた その 顔 を 上げた 。

「 公 の 場 で いきなり ぱん つ 脱がされた からって 、 いつまでも めそめそ して て も しょうがない ね ! よし 、 ダクネス 。 あたし 、 悪い けど 臨時 で 稼ぎ の いい ダンジョン 探索 に 参加 して くる よ ! 下着 を 人質 に されて あり 金 失っちゃった しね ! 」

「 おい 、 待てよ 。 なんか すでに 、 アクア とめぐ みん 以外 の 女性 冒険 者 達 の 目 まで 冷たい 物 に なって る から ほんとに 待って 」

今 の 会話 が 聞こえて いた らしい 周囲 の 女性 冒険 者 。

その 冷たい 視線 に 怯える 俺 に 、 クリス が クスクス 笑い 、

「 この くらい の 逆襲 は さ せて ね ? それ じゃあ 、 ちょっと 稼いで くる から 適当に 遊んで いて ね ダクネス ! じゃあ 、 いって みよう か な ! 」

言い ながら 、 クリス は 冒険 仲間 募集 の 掲示板 に 行って しまった 。

「 えっと 、 ダクネス さん は 行か ない の ? 」

自然 と 俺 達 の テーブル に 座った まま の ダクネス に 、 俺 は 疑問 に 思って 尋ねる 。

「…… うむ 。 私 は 前衛 職 だ から な 。 前衛 職 なんて 、 どこ に でも 有り余って いる 。 でも 、 盗賊 は ダンジョン 探索 に 必須な 割に 、 地味だ から 成り 手 が あまり 多く ない 職業 だ 。 クリス の 需要 なら 幾ら で も ある 」

なるほど 、 そう いや アクア も アークプリースト は 希少 で 引っ張りだこ だ と 言って いた し 、 職業 に よって 優遇 さ れたり など と 色々 ある のだろう 。

ほどなく して 臨時 パーティー が 見つかった の か 、 数 名 の 冒険 者 達 と 連れ立って ギルド から 出て 行く クリス 。

クリス は 、 出掛け に こちら に 向かって ひらひら と 手 を 振って 出て 行った 。

「 もう すぐ 夕方 な のに 、 クリス 達 は これ から ダンジョン 探索 に 向かう の か ? 」

「 ダンジョン 探索 は 、 できる こと なら 朝一 で 突入 する の が 望ましい のです 。 な ので 、 ああ やって 前 の 日 に ダンジョン に 出発 して 、 朝 まで ダンジョン 前 で キャンプ する のです 。 ダンジョン 前 に は 、 そういった 冒険 者 を 相手 に して いる 商売 すら 成り立って います し ね 。 それ で ? カズマ は 、 無事に スキル を 覚え られた のです か ? 」

めぐみ ん の その 言葉 に 、 俺 は に やり と 不敵に 笑った 。

「 ふ ふ 、 まあ 見て ろ よ ? いく ぜ 、『 スティール 』 ッ ! 」

俺 は 叫び 、 めぐみ んに 右手 を 突き出す と 、 その 手 に は しっかり と 黒い 布 が 握られて いた 。 そう 、 ぱん つ である 。

「…… な んです か ? レベル 上がって ステータス が 上がった から 、 冒険 者 から 変態 に ジョブチェンジ した んです か ? …… あの 、 スースー する ので ぱん つ 返して ください ……」

「 あ 、 あれっ!? お 、 おかし ー な 、 こんな はずじゃ ……。 ラン ダム で 何 か を 奪い取るって スキル の はずな のにっ! 」

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