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中村Radio, 朗読原稿【第7回】出会う人は「先生」 – Text to read

中村Radio, 朗読原稿【第7回】出会う人は「先生」

중급 2 일본어의 lesson to practice reading

지금 본 레슨 학습 시작

朗読 原稿 【 第 7 回 】 出会う人 は 「 先生 」

【 第 7 回 】 出会う人 は 「 先生 」 僕 が よく 利用 する 駐車 場 に 、 ちょっと 苦手な 係員 が いました 。 口うるさい 初老 の 男性 。 利用 する たび に 、僕たち は 同じ やり取り を 繰り返した もの です 。 「車 の ミラー を 閉め なさい よ 。 ここ の 駐車場 は 、閉め なきゃ 入れ ない んだ から 」「すみません 、僕 の 車 は ミラー の ところ が 壊れて いて 、閉まらない んです 」「そんな の そっち の 都合 だろう 。 ライン から はみ出さ ない ように 閉めて ください 」「いや 、でも この 前 も その 前 も 、閉め ない まま で 入れ ました よ 」こんな 押し問答 を 繰り返す の は 、いい加減に うんざりしている のです が 、そこ が いちばん 便利な 場所 な ので やむを得ません 。 毎回 、同じ やり取り を する ので 、いつの間にか 係員 の 顔 まで 覚えて しまい ました 。 先日 、ついに 一 悶着 が 起こり ました 。 いつも は しぶしぶ 通して くれる 係員 が 、手 で 無理やり ミラー を ぐい っと 閉めて しまった のです 。 別に 壊れ は し ませ ん でした が 、やはり そんな こと を さ れる の は 気分 が いい もの で は あり ませ ん 。 実のところ 、僕 は 腹 を 立てました 。 車 は 止め られた ので 我慢 して 買い物 に 出ました が 、僕 が 怒っていた こと は 相手 に も 伝わっていた でしょう 。 いくらか 声 を 荒らげた かも しれ ません 。 いやだ な 、と 思い ました 。 駐車場 に 戻って 料金 を 支払う とき 、また あの 係員 と 顔 を 合わせる のです 。 どう 考えて も 気まずい けれど 、車 を 置いた まま 帰る わけに も いきません 。 その とき 僕 は 思い出した のです 。 昨日 より 今日 、自分 が ちょっと 変わって 新しく なりたい の なら 、まわり から 学ば なければ ならない 。 そして 、いちばん の 「先生 」は 、人 なのだ と いう こと を 。 毎日 の 中 で 接する もの は 、無限に あり ます 。 経験 や 出来事 、本 や アート や 音楽 、さまざまな もの から 刺激 を 受け 、人 は 変わって いきます 。 僕 とて それ は 同じ です が 、これ まで 生きて きた なか で 、僕 に もっとも 大きな 影響 を 与えて くれた の は 人 でした 。 僕 が 影響 を 受けた なか に は 、尊敬 できる 人 も 凄い 人 も 、とっても 素敵な 大人 も い ました 。 しかし 、特別 優れた 人 だけ が 「先生 」で なかった こと も 事実 です 。 世の中 から はみ出した ぼろぼろ の 暮らし を していた 人 から も 、すべて に いい加減な 嘘つき から も 、僕 は 何か を 学べ ました 。 知り合い で も なんでもない 、通りすがり の 人 の 笑顔 すら 、人生 を 形作って くれた 、小さい けれど かけがえのない パーツ なのです 。 その 意味 で は 、駐車場 の 係員 も また 、先生 に なり得る という こと です 。 「彼 は 僕 に 、何 を 教えて くれる のだろう ? 」そんな こと を 考え ながら 駐車場 に 戻った 僕 は 、係員 に 挨拶 を し 、「さっき は すみません でした 」と 謝り ました 。 すると 彼 は 、僕 が 折れた こと を 、受け入れて くれた のでしょう 。 ミラー の こと など 忘れた ように 、「いつも ありがとう ございます 」と にっこり 送り出して くれた のです 。 その 瞬間 、「苦手な 係員 が いる 」と いう 事実 は 、「苦手な 係員 が いた 」と いう 過去 の 話 に 変わり ました 。 それ でも 、すべて の 出会い が すてきな もの と いう の は 、美しい 夢 に 過ぎません 。 気まずい こと も あれば 、腹 が 立つ こと も ある のが 現実 の 暮らし でしょう 。 だからこそ 、「この 出会い から 、自分 は 何 を 学べる だろう ? 」と 考える こと に 意味 が ある ので は ない でしょうか 。 今日 、出会う 人 すべて が 、自分 に 何か を 教えて くれる 先生 だ と 思えば 、相手 の ファッション や 見てくれ 、性格 の 良し 悪し すら 気に ならなく なります 。 やさしい 人 から 学べる こと も あれば 、意地悪な 人 から 学べる こと も ある のです から 。 この 考え方 を 試し 続けて いる と 、自然に 「ありがとう 」と いう 感謝 の 気持ち が 生まれます 。 人 に 生かされて 生きて いる と いう 真実 を 、 忘れ ず に いられます 。 松浦 弥太郎 『今日 も ていねいに 。

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