Kazari to Youko Chapter 2.5
スズキ さん は うれし そうな 顔 を した 。
『本 が 好き な の ?ここ に 置いて ある の は 本 の 一部 、まだ 他の 部屋 に 積んで ある の 。
マンガ も 読む の よ 、ヨーコ さん は どんな マンガ が 好き ?』
『実は 、その 。。。、よく 分からない です 。。。』『あら そう 』
スズキ さん が 残念 そうな 表情 を した ので 何とか しなければ と 思った 。
なぜ だ か この おばあちゃん に 嫌われたく なかった 。
『その 面白い 本 が あったら 教えて くださいます か ?』
『ええ 、何なら 借りて いって ちょうだい 。そう だ わ 、そう しましょう 。 また 今度 、返し に 来て いただければ いい わ 。』
スズキ さん は 面白い と 思わ れ る たくさんの 小説 や マンガ を 私 の 前 に 積み上げた 。
私 は その 中 から 立った 一冊 だけ マンガ を 選んで スズキ 家 を 後 に した 。
一冊 だけ しか 選ば なかった の は すぐ に 読み終えたかった から だ 。
そう すれば また 明日 でも スズキ さん の 家 へ 返却 し に こられる だろう 。
そう する こと で 再び 何か こう 美味しい もの とか 食べられる かもしれない と いう 意地汚い 乙女 の 思惑 も あった し 、それに スズキさん と アソ に 会える 。
この おばあちゃん と もっと 話 を して いたかった 。
スズキ 家 の 座布団 に 座って スズキさん や アソ と 一緒に いる と おしり に 根 が 生えた ように 立ち上がる のが 億劫 に なる のだ 。
その後 も いろいろな つらい こと が あった けれど 私 は スズキ 家 に 通った 。
大抵 帰る 時 に 本 を 借りた ので また それ を 戻し に 来ない と いけなかった 。
それ に いつまで たっても スズキさん は 私 に くれる という 宝物 を 見つける こと が できなかった 。
本 を 返し に 行く という のは スズキ 家 に 通う 口実 だった けれど そう 言う もの を 作って 置かない と 私 は 赤の他人 の スズキさん に 会って は いけない ような 気 が した 。
スズキ さん は 私 に とって 生まれて 初めて の ほっと できる 人 だった 。
何も 用 が ない のに そば へ 行って 嫌われたく なかった 。
私 が 行く と スズキ さん は いつも 夕食 を 作って 待って いた 。
私 は 毎日 マンガ や 小説 を 読んで 感想 を スズキ さん に 話した 。
私 と スズキ さん と アソ は ドンドン 仲良く なった 。
学校 が 速く 終わった 時 アソ の 散歩 を した 。
切れた 電球 を 付け替えたり じゃがいも の 皮むき を 手伝ったり も した 。