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人工知能は人間を超えるか (Will AI surpass human?), 人工知能は人間を超えるか Chapter 06 (2)

人工知能 は 人間 を 超える か Chapter06(2)

また 、 スポーツ など 、 個々 の 身体 の 特性 に あまりに 強く 依存 する 概念 は 、 言語 化 する の が 難しい 場合 が 多い 。

巨人 の 長嶋 茂雄 終身 名誉 監督 が 、打ち方 を 説明 する のに 「シュッ と 振って バーン だ 」と 言ったり する の も 、微妙な 身体 の 動き を 言語化 する のが 難しい から な の かも しれない (*注 48 )。

する と 、コンピュータ も 本 が 読める ように なる 。

いろいろな 小説 を 読んで 、「望遠鏡 で 覗く の は 男 の ほう が 多い 」こと も 理解 する かも しれない 。 また 、ウィキペディア を はじめ と した 膨大な ウェブ の 情報 も 読める ように なる 。 そこ まで いけば 、コンピュータ は ものすごい 勢い で 人類 の 知識 を 吸収 して いく だろう 。 そして 、意味 表現 、身体 性 、プランニング 、オントロジー 、推論 、言語 獲得 、知識 獲得 という 人工 知能 で 研究 されてきた トピック が 、ふたたび 「特徴 表現 学習 」と いう 技術 進化 を 踏まえて 研究 される 。 このように 見る と 、「主に 画像 を 対象 と した 」「特徴 表現 学習 の ひとつ の 手法 として の 」ディープラーニング が すごい と いう より も 、特徴 表現 学習 が できる ように なった 先 の 世界観 が すごい のである 。

図 26 は 、人工 知能 研究 に ついて の 私 の 心象 風景 を 模式的に 表した もの だ 。

AI を 実現 する ため に 、これ まで いろいろな 研究 が 行われて きて 、その たび に さまざまな トピック が 取り上げられて きた が 、結局 、「特徴 表現 を どう 獲得 する か 」という の が 最大 の 関門 で 、その 山 を 越えられなかった 。 ところが いま 、ビッグ データ と 機械 学習 の 間 に 抜け道 が できた 。 それ が ディープラーニング で 、ここ を 抜けて いく と 、その 先 に とても 肥沃 な 世界 が 広がっている と いう こと である 。 社会 的 な インパクト も 大きい 。 この先 に まだ いろいろな 山 が ある の かも しれない 。 しかし 、人工 知能 は 長い 停滞 の 時 を 超えて 動き出した のだ 。

まず 、人間 が 「知識 」と して 教える ので は なく 、コンピュータ が 自ら 特徴量 や 概念 を 獲得する ディープラーニング で は 、コンピュータ が つくり出した 「概念 」が 、実は 、人間 が 持っていた 「概念 」とは 違う という ケース が 起こりうる 。

人間 が ネコ を 認識 する とき に 「目 や 耳 の 形 」「ひげ 」「全体 の 形状 」「鳴き声 」「毛 の 模様 」「肉球 の やわらかさ 」など を 「特徴量 」として 使っていた と しても 、コンピュータ は まったく 別の 「特徴量 」から ネコ という 概念 を つかまえる かもしれない 。

人間 が まだ 言語化 して いない 、あるいは 認識 して いない 「特徴量 」を もって ネコ を 見分ける 人工知能 が あった と しても 、それ は それで かまわない 、と いう のが 私 の 立場 だ 。 そもそも 、センサー (入力 )の レベル で 違って いたら 、同じ 「特徴量 」に なる はず が ない 。

人間 には 見えない 赤外線 や 紫外線 、小さすぎて 見えない 物体 、動き が 速すぎて 見えない 物体 、人間 には 聞こえない 高音 や 低音 、イヌ に しか 嗅ぎ分けられない 匂い 、そうした 情報 も コンピュータ が 取り込んだ と したら 、そこ から 出てくる もの は 、人間 の 知らない 世界 だろう 。 そう やって できた 人工 知能 は 、もしかしたら 「人間 の 知能 」と は 別の もの かも しれない が 、間違いなく 「知能 」である はずだ 。 特に 、「文法 」を 使って 文 の 形 でも のごと を 描写 したり 、書き綴ったり する 。 では 、文法 は どのように 獲得 できる のだろう か 。 有名な 言語 学者 の ノーム ・チョムスキー 氏 は 、人間 は 生得的な 文法 (普遍 文法 )を 備えている と 言った 。 私 の 考え も これ に 近い 。

ディープラーニング に より 得られた 特徴 表現 を 使って 、ほか の 人間 に 何らか の 情報 を 伝達 し ない と いけない と しよう 。 主に 伝える べき は 、敵 が 迫って いる とか 、食べ物 が ある とか いう 現在 の 状況 である 。 この とき に 、ある 人 が 見ている 「絵 」を どのように ほか の 人 に 伝えられる だろう か 。 もちろん 、コンピュータ が 画像 を 転送 する とき の ように 、左上 の ドット から 1 画素 ずつ 説明 して いく 方法 も ある 。

が 、あまりに も 非効率 だろう 。 概念 の 抽出 は うまく できて いる のだ から 、それ を 利用 した ほうが よさそうだ 。 考えられる 効率 的な 描写 は こう だ 。 「画面 の 真ん中 に X が ある 。

X は 人間 で 私 の 友人 だ 。 その 近く に Yがある。 それ は ライオン だ 。 そして Yはとても怒っている」(つまり、自分の友人がライオンに襲われそうになっている)

このように 情報 を 「エンコード (符号化 )」して 記述 して いく ので は ない だろう か 。

そして それ を 受け取る 側 も 、これ と 対応 する デコーダー (復号化器 )が あれば 、これ と 近い もの を 再現 する こと が できる 。 つまり 、異なる 人間 同士 で 復元 エラー を 下げよう と する と 、何らかの 「関係性 に 基づく 」描写 が 効率的 であり 、それ が 人間 の 持つ 文法 構造 として 生まれつき 埋め込まれていた と しても 不思議で は ない 。 要するに 、「お 絵描き の 方法 」が 人間 の 脳 に 生まれつき 組み込まれて いる と いう こと である 。 そして 、この お絵描き の 方法 は 、ディープラーニング の ように 数学的に 合理性 の ある もの でなくとも 、複数 の 個体 で 共通の 了解 が あり さえ すれば よい 。

たとえば 、われわれ が 電話 を する とき に 、「もしもし 、◯◯ です 」と いう 言葉 で 会話 を 始める こと に 特に 深い 意味 は ない の と 同じ である 。 「もしもし 」という の は 通話 開始 の サイン である こと 、その 次 は 「◯◯ です 」と 名乗る のが 普通 である こと を 、お互いに わかって いれば よい のである 。

その 意味 で 、お絵描き の 方法 に は おそらく 恣意性 が あり 、その うち の ひとつ の 方法 が 生得的に 埋め込まれている と したら 、それ を コンピュータ に 埋め込まない と 、人間 と 同じ ような 文法 を 獲得する のは 難しい かもしれない 。 本能 と いっても 、脳 に 関する こと であり 、要は 何 を 「快 」あるいは 「不快 」と 感じる か という こと である 。

人間 が 獲得 する 概念 の 中 に は 、単に 復元 エラー を 最小化 する だけ でなく 、何 が 「快 」か 「不快 」か に よって 方向づけられている もの も 多い 。 たとえば 、自分 が 好きな ゲーム や 漫画 に ついて は やたらに くわしく なる 。 自分 が 熱中 している スポーツ で は 、より 細かい ところ まで 状況 が 理解 できる 。 こうした こと は 、人工 知能 の 分野 で は 「強化 学習 」として 知られて いる 。 何 か 報酬 が 与えられて 、その 結果 を 生み出した 行動 が 「強化 」される という 仕組み である 。 そして 、 この 強化 学習 の 際 に 重要な の は 、 何 が 報酬 か 、 つまり 、 何 が 「 快 」 で 何 が 「 不快 」 な の か だ 。

人間 の 場合 、生物 である から 基本的に 、生存 (あるいは 種 の 保存 )に 有利な 行動 は 「快 」と なる ように なっており 、逆に 生存 の 確率 を 低く する ような 行動 は 「不快 」と なる ように できている 。

おいしい もの を 食べる の は 「快 」だ し 、ぐっすり 寝る の も 「快 」だ 。

魅力 的な 異性 と 話す こと も 「快 」かも しれない 。 一方 、 おなか が 空く こと 、 身 の 危険 を 感じる こと 、 暑 すぎる こと や 寒 すぎる こと は 「 不快 」 だ 。 さらに 人間 は 社会的な 動物 である から 、ほか の 個体 が 喜ぶ と 「快 」と 感じる ような 本能 も 埋め込まれている だろう 。 こうした 本能 に 直結 する ような 概念 を コンピュータ が 獲得 する こと は 難しい 。

たとえば 「きれい 」と いう 概念 は 、おそらく 、長い 進化 の 中 で つくり上げられた 本能 と 密接に 関連 している 。 美しい 異性 を 見て 「きれい 」と 感じる だけ でなく 、景色 を 見て 「きれい 」と か 、動き を 見て 「きれい 」と 感じる のは なぜ だろう か 。

一方 、「危ない 」と いう の は わかりやすく 、身体 に 物理的な 損傷 の リスク が 迫っている と 「危ない 」と 感じる 。

その ため 、コンピュータ に とって の 「危ない 」は 人間 と 異なる 概念 に なる かも しれない 。 こうした 「本能 」に 由来する こと は 、基本的に は 、進化 を 経て 生み出される もの であり 、個体 の 一生 の うち に 発現 し 、発展する 知能 と は 異なる 。

ドラえもん の ように 、人間 と 人工知能 が まったく 齟齬 なく コミュニケーション できる ような 世界 を つくる のは 、実際に は かなり 難しい 。

また 、人間 の 日常 生活 に 相当 入り込んでくる ロボット でない 限り は 、「人間 と そっくりな 概念 を 持つ こと 」の 必要性 は 高く ない 。 それ より も 、予測 能力 が 単純に 高い 人工 知能 が 出現 する インパクト の ほうが 大きい だろう 。 1つ は 個人 の 中 で 日常的に 起こっている 創造性 で 、もう 1つ は 社会的な 創造性 である 。

概念 の 獲得 、あるいは 特徴量 の 獲得 は 創造性 そのもの である 。

個人 の 内部 で 日常 的に 起こって いる ので 、 特に 創造 的である と は 思わない かも しれない が 、 ある こと に 「 気づく 」 の は 創造的 な 行為 である 。 「アハ 体験 」と いう 言い方 を して も いい かも しれない 。 複数 の もの を 説明 する 1 つ の 要因 (あるいは 特徴量 )を 発見 した とき 、ものごと が より スッキリ 見える 。 そうした レベル の 創造性 は 日常的に 起こって いる 。

一方 で 、社会 の 誰 も 考えて いない 、実現 して いない ような 創造性 は 、いわば 「社会 の 中 に 以前 考えた 人 が いる か どうか 」という 相対的な もの である 。 たとえば 、新しい ビジネスアイデア を 考えた と して 、それ を すでに 考えて 実行している 人 が いれば 創造的でない が 、誰 も 考えていなければ 創造的 と 言われる 。 誰 も が 考えつく ような こと は 創造性 が 低い と みなされる ので 、創造的な もの は 数 が 少なくて 当然である 。

人間 は 試行 錯誤 に よって も 創造 する 。

これ は 、環境 と インタラクション (相互作用 )する こと で 、ある 一連 の 行為 によって 環境 が 変化し 新しい 性質 が 引き出される 、あるいは 、それ によって 自分 の 中に ある 情報 の 新しい 特徴量 が 生まれる という ことである 。 赤ちゃん が 手 を 伸ばす と 、もの を つかむ こと が できた 。 これ も 立派な 創造性 である 。

先ほど の 「④ 行動 を 通じた 特徴量 を 獲得 できる AI 」の 段階 に 達すれば 、人工知能 も 試行錯誤 が できる ように なるだろう 。

環境 と の インタラクション が 起きる ように なれば 、試行錯誤 に よる 創造性 と いう こと も 自然に 起こる はずだ 。 ひとり で は 生きて いけない 。 一人ひとり の 脳 で は 、ものごと の 特徴 表現 が 次々 に 学習 されている が 、人間 社会 は 、こうした 個体 が まとまって 社会 を つくっている 。

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