NARUTO -ナルト - 疾風 伝 - シーズン 6 - 116 - 鉄壁 の 番人
( 水 月 ) ひと つ 聞いて も いい かな 。 ( サスケ ) なんだ ?
どうして 仲間 を 集める の ?
オレ に は 目的 が ある 。
その 目的 に 近づく に は 小 隊 の ほう が 効率 が いい 。
大 蛇 丸 に 近づいた とき から ➡
こう なった とき の こと を 考え ➡
力 の ある 忍 を 前もって 選抜 して おいた 。
へえ 。
けど だったら 香 燐 を 選ぶ こと は ない と 思う けど ね 。
アイツ は ボク と 違って 大 蛇 丸 の 部下 だ よ 。
大 蛇 丸 に 狩り 集め られた 実験 体 を ぶち 込んだ ➡
南 の アジト の 看守 殿 だ 。
それ に 大 蛇 丸 の 命令 だ と か 言って ➡
アイツ に は 何度 も 体 を いじ くら れた よ 。
第 一 あの 性格 が 好きに なれ ない 。
確かに 扱い やす そうな 強い 忍 は 他 に いくら でも いた 。
しかし ヤツ は 他 に ない 特別な 能力 を 持って いる 。
まあ それ は 認める けど ね 。
( 香 燐 ) いい 香り 。
それ と イヤ な に おい 。
ずいぶん と 警備 が 手薄な アジト だ ね 。
塀 くらい 建てれば いい のに 。
アイツ が ここ を おさめて いる んだ 必要 ない だろう 。
に して も 静か すぎ ない か な 。
大 蛇 丸 が 死んだ と いう ウワサ が 届いて いて も ➡
おかしく ない のに さ 。
え ?
キミ だって 持って る っ しょ 。
そっち の ほう が あって る 。
開け ゴマ !
なあ やっぱり オレ は 思う んだ よ あの 噂 は 本当だった んじゃ ?
やめろ ! そい つ を 口 に した 者 が どう なって きた か …。
ああ そう だ な 。
まずい まずい !
あれ は うち は サスケ だ !
どうして こんな ところ へ ?
もう ずいぶん 前 に なる ぜ 大 蛇 丸 と ヤツ が 来た の は 。
そう だ よ なんで 大 蛇 丸 と 来 ない ?
あんな 見た こと も ねえ ヤツ と …。
あの 噂 は 本当 かも しれ ん ぞ !
大 蛇 丸 が 死んだ って !
そう か サスケ が 大 蛇 丸 を 倒した んだ よ !
それ で オレ たち を 解放 し に 来て くれた んだ ぜ !
バ ー カ そんな こと ある わけ ねえ だ ろ 。
だいたい 大 蛇 丸 が やられる わけ が ない 。
( 香 燐 ) やっぱり アンタ か サスケ 。
サスケ アンタ が ここ へ 1 人 で来 たって こと は ➡
あの 噂 は 本当だった みたいだ な 。
ひどい な ボク も いる って のに 。
で ここ に 何の 用 だ ?
サスケ が キミ に 話 が ある んだ って さ 。
立ち話 も なんだ から 別 部屋 に 案内 して くれ ない か な ?
久しぶりに 歩いたら ヘトヘト で ね 。
なんだ よ 話 って 。
だから 立ち話 も なんだ から って 言って る んだ けど ね 香 燐 。
ボク は キミ の 眼中 に ない って こと は わかって る けど さ 。
フン !
イヤ な 感じ 。 何 言って ん の お前 ?
いいかげんに しろ 香 燐 。 部屋 に 案内 しろ 。
わかった わ よ 。
香 燐 ついてこい お前 が 必要だ 。
は あ ? なんで お前 なんか に ?
ウチ は ここ を 任さ れて んだ よ 。
大 蛇 丸 は もう いない 。
捕まえて る ヤツ ら は どう すんだ よ 。
そう いや さ アイツ ら ずいぶん と おとなしかった ね 。
大 蛇 丸 が 死んだ って 噂 この アジト に も 届いて た ろ ?
前 に ここ に 来た とき より も 囚人 の 数 が 微妙に 減って る 。
それ と 入り口 前 の 庭 に ➡
最近 穴 で も 掘った ような 形跡 が いく つ か あった 。
香 燐 お前 の 頭脳 を もって すれば ➡
情報 統制 など お手の物 だ ろ 。
そ っか 大 蛇 丸 が 死んだ と いう ウワサ が 囚人 たち に 流れ ➡
暴動 に 発展 し ない ように 香 燐 が うまく 立ち回って いた 。
と いう こと か 。
おい あの ウワサ 知って る か ?
ああ 知って る 知って る 。 大 蛇 丸 が 死んだ って 話 だ ろ 。
ああ 。
( 水 月 ) 檻 の 中 に スパイ を 紛れ込ま せ ➡
ちょっと でも 大 蛇 丸 の ウワサ を する もの が いれば …。
♪♪~
香 燐 お前 の その 慎重 さ が ➡
この アジト の 秩序 を 保った 。
と いう より お前 自身 を 救った 。
嫌な 言い 方 する んじゃ ない よ !
さすが 大 蛇 丸 仕込み の 女 だ 。
こえ え 。 オレ たち が 来た こと も とっくに 感づいて た んだろう な 。
下手 すれば 殺さ れて た かも しれ ない って こと だ 。
アンタ 1 人 だったら ね 。
サスケ だったら い いって の か よ 。
そんな こと 言って ない 。 サスケ は いわば 同僚 だ 。
それ に ウワサ の 真偽 を 確かめ たかった 。
サスケ が 大 蛇 丸 を やった って いう ウワサ を ね 。
オレ が やった 。 何 簡単に 言って んだ よ !
水 月 この アジト に 捕らえ られて る ヤツ ら を 全員 解放 しろ 。
な …。 は ぁ ~。
《 相変わらず 命令 口調 だ な 》
勝手な こと すんじゃ ねえ よ !
私 が どん だけ 苦労 して ここ を しめて きた か 。
囚人 が い なけりゃ 監視 役 も 必要 なく なる わけだ 。
もう 一 度 言う 。 オレ に ついて 来い 香 燐 。
♪♪~
どう する ?
じゃあ 囚人 たち を 解放 し に 行って 来る 。
お 断り だ ね ! だいたい アンタ に ついて行く 義理 は ないだ ろ 。
ふ ~ ん 。
仕方ない 。 お前 が そこ まで 嫌がる の なら ➡
他 を 当たろう 。
やっぱり だ ぜ ! うち は サスケ が 大 蛇 丸 を 倒した と いう の は 。
ホント だった の か 。 ああ そう だ よ 。
捕まって る オレ たち は どう なる ?
もちろん 自由だ よ 。
ホ ホント か ?
ああ 。 ボク だって 同じ 捕らわれ の 身 だった 。
でも こうして 外 に いる だ ろ 。
今 から カギ を 開ける よ 。
ただ その 前 に ➡
みんな に ひと つ だけ お 願い が ある んだ 。
何 だ !? 何でも 言って くれ !
そう だ な …。 大 蛇 丸 を 倒し ➡
ボク たち の 自由 を 取り戻して くれた の は サスケ だ 。
外 に 出たら その こと を 言い 広めて くれ 。
この世 に 安定 と 平和 を もたらす 男 が ➡
現れた と ね 。
行く !
♪♪~
あっ …。
サスケ が ぁ どうしても って 言う なら ➡
ついて って やる よ !
どういう こと だ ?
心変わり が 早い な 。
よく 考えたら ぁ ➡
見張り も あきちゃ って た ところ だ し 。
( 水 月 ) なか から カギ を … あの 女 。
フンッ ! 水 月 か …。
邪魔者 は ほっといて !
ねっ サスケ 。
お前 少し は なれろ 。
ねぇ どうせ なら ウチ と サスケ だけ で いい んじゃ ない ?
水 月 なんて いら ない だ ろ あれ 。
お前 の その 小 ズル さ と 用心深 さ ➡
そして 何より その チャクラ を 感じる 能力 。
お前 は 使える と わかって いた 。
初めて 会った あの とき から 。
《 そう … あの とき …》
(( 大 蛇 丸 様 から 言わ れて 来た 。
うち は サスケ アンタ を 手伝え と 。
2 時間 前 に アジト から 118 名 の 実験 体 が 脱走 した 。
時間 的に みて 全員 まだ この 森 の なか に いる 。
捕獲 命令 は 生死 を 問わ ず と 聞いて いる 。
ああ 。
だったら とっとと 始める よ 。
《50… 60…。
70… 80… 90… 100》
見つけた 。
まずは 近場 で 潜んで る ヤツ から いくよ 。
後方 50 メ ー トル に 1 人 。 前方 10 時 の 方向 に 4 人 。
早い !
( 物音 )
♪♪~
ついてこ られる か ? 任務 だ から な 。
香 燐 オレ の 目 と なれ 。
う っ … ウチ に 命令 する な !
1 時 半 の 方向 に 潜んで る の が 3 人 。
さらに そこ から 9 時 の 方向 に 待ち伏せ 5 人 。
う っ …。
( 叫び声 )
( 物音 )
何 人 だ ? これ で 84。
サスケ どうして 殺さ ない ?
お前 ぬるい な 。
オレ が 殺し たい の は たった ひと り だけ だ 。
《 う っ … 何 ? コイツ の … この チャクラ …》
《 コイツ … かっけ え …》
香 燐 。
♪♪~
香 燐 !
ウチ の ため に … お前 …。
お前 を 失えば すべて の 実験 体 を 捕らえる こと は 困難に なる 。
わかって る 。
《 あの とき …》
《 ウチ は サスケ に … サスケ に …》
ああ … 刃 こぼれ して ない か な 。
さあ いこう よ サスケ 。 香 燐 は ダメ だった んだろう ?
いや どうやら ついてくる ようだ 。
だ … 誰 が 行く っ つった !?
ウチ は たま … たまたま 一緒に 行方 が 同じだった 。
行く だけ … だけ で …。
だから … その …。
へえ ~ なら ちょうど いいね 。 途中 まで 一緒に 行こう よ 。
ああ … 途中 まで な 。
( 水 月 ) さて 次 は 重 吾 だ ね 。
なに ! 重 吾 の ところ へ 行く だって !?
途中 まで 一緒な だけ な キミ に は 関係ない でしょう 。
関係ない けど それ が どうした ! や ん の か コラ !
行く ぞ 。
あっ … ああ 。
行って やる !
《 香 燐 : うち は サスケ … その ク ー ル な 顔 も いい けれど …》
《 この 感じ ゾクゾク する …。
今 まで 何 百 何 千 と 出会った 中 で 最高の チャクラ … グッ と くる ~!
それ に 比べて …》
ん ? 何 だ よ ?
アンタ の チャクラ 苦手だ わ 。
あぁ ?
ボク の ほう こそ !
♪♪~
いや や っぱ 女 … や っぱ 女 が いい な 。
いや 待てよ 。 や っぱ 男 か … や っぱ 男 が いい か 。
いや や っぱ 女 か …?
女 が …。
いや それ より も 男 …。
( ナルト ) うずまき ナルト の 『 ぐるぐる ラジオ 』!
本日 の ゲスト は !
( カカシ ) どうも ! はたけ カカシ です 。
それでは さっそく 。
リハ の とき さ 勝手な アドリブ 入れる の ホント やめて くん ねえ かな 。
な … なんだ と !? オレ は 現場 の 空気 を 和ま せよう とだな !
その わりに は 楽し そうだ よ な 。
そ … そういう 演技 を して る んだ 。
へ ぇ ~ まあ いい や 。
ここ で お 便り を 。 ラジオネ ー ム 鳥獣 戯画 さん 。
「 カカシ 先生 の あだ名 を 考えて みた のです が ➡
エロハリネズミ なんて どう です か ?」。
オレ の 威厳 が …。
えっ と 続いて は ラジオネ ー ム キラキラ 乙女 さん 。
「 ズバリ 結婚 し ない んです か ?
それ と 集合 時間 に 遅れて くる クセ あれ ホント 迷惑です 。
あと 私 たち の 前 で いかがわしい 本 を 読ま ないで 。
はっきり 言って す っげ ぇ セクハラ です 」。
あれ ? カカシ 先生 どうした の ?
カカシ 先生 ! また 来て くれる かな ?
二度と 来る か ぁ ~!
( ナツ ) この先 に いる エルザ を 倒し ➡
俺 は S 級 魔 導 士 に なる んだ !
誰 か いる ぞ 。 ( ハッピ ー ) 誰 だろう ?
(2 人 ) あぁ …。