D - Frag ! Episode 5
( ジョー ) くっ エロ メロン 星 の ヤツ ら め ―
しつこく 追って き や がって
5 千 冊 の エロ 本 が め た くらい で 宇宙 まで 追って くる ? 普通
ヒマ ? ヒマ な の か ?
う わ っ
や べ ー よ ボス ( ジョー ) フッ
俺 の 運命 も ここ まで か ?
あ … な っ
あれ は 同業 者 の NMr . キッズ の 運送 船
なぜ 俺 を 助ける ?
( Mr . キッズ ) フン こんな ところ で ―
ライバル が 減る の は つまらない から な
Mr . キッズ お前 …
すま ん な この 借り は いつか 必ず
さしあたり 今 取って き た エロ 本 全部 よこし な
わ あ 今 か よ
( 芦 花 ( ろか ) ) う う う う …
( Mr . キッズ ) 弱肉強食 さ
( 千歳 ( ちとせ ) ) フン
まあ つまり この ゲーム は こう やって ―
相手 の カード を 奪う こと も できる ん さ
( 芦 花 ) 相 手 を 振り出し に 戻す こと が ―
でき なく なり ます が ―
自分 の エロ 本 を 一気に 増や せ ます
( 桜 ( さくら ) ) つまり 1 位 と の 差 を 埋める ため の ―
一 発 逆転 に 使える 技 って こと だ ね
分かり まし た か ? 風間 ( かざま ) さん
( 千 歳 ) 分かった か コラ
( 堅次 ( けんじ ) ) あ いや 全然
♪ ~
~ ♪
( 生徒 たち ) ファイト ファイト …
やる 気 あん の か ? お前 ( 堅次 ) あ あ ~
お前 が 十四 楽団 の 時 の 借り を 返し たい って 言う から ―
じゃあ この “ 宇宙 エロ 本 争奪 ゲーム ” やれ っ つ っ た のに
何 だ ? その 態度 は
だから って この ゲーム は さすが に … なあ
( 千 歳 ) 私 が プロデュース し た ゲーム だ ぞ
それ を やり たく ない と でも 言う つもり か ?
あー あ お 前 は 義理堅い ヤツ だ と 思って た のに な
この 足 フェチ
だから 変 な 属性 つけ ん な !
( 高尾 ( たか お ) ) 相変わらず うるさい 部 ね
もう ちょっと 静か に でき ない の ?
なんで お前 が ここ に いん だ よ
( 高尾 ) 今日 部活 なく て ヒマ だ し ―
あんた たち が ちゃんと 活動 し てる か 監視 し てる の よ
お前 何 様 だ よ
あー お前 友達 少ない の か
部活 も 後輩 しか い ない し な ( 高尾 ) はっ
失礼 ね !
( 芦 花 ) まあまあ ( 高尾 ) ん ?
つまり 高尾 さん も 一緒に ―
この ゲーム を やり たい って こと です ね
それ は ない わ
風間 さん
高尾 さん を なんと して も この ゲーム に 引き入れ て ください
なんで 俺 ?
( 堅次 ) ん だ が 待て よ 確か この ゲーム は 4 人 プレー の はず
あいつ を ゲーム に 引き入れ れ ば プレーヤー は 5 人 に なる
つまり 1 人 余り が 出る と いう こと
って この 発想 ―
十四 楽団 の アイツ と 一緒 だ な
なあ ( 高尾 ) ん 何 よ
お前 ゲーム 好き だ ろ ( 高尾 ) は あ ?
あんな ゲーム は 好き じゃ ない わ よ
そこ を なんとか 俺 の 代わり に やって くれ
( 高尾 ) やる わけない でしょ
そう 言わ ず に 頼む
人助け だ と 思って
私 この 前 十四 楽団 から あんた を 助け た じゃ ない
あっ や べ その 節 は どう も
だが それ と これ と は 話 が 別 だ !
は ? 私 あんな に 頑張った のに
( 泣き声 )
じゃあ この 前 の 礼 も 含め て 大きな 貸し だ !
何でも 言う こと 聞く から ひと つ 頼む
先輩 もう ヤケ だ ね
( 高尾 ) 私 の 言う こと を 何でも ?
や っぱ ダメ か
( 高尾 ) 分かった わ
え あれ ? いい の か ?
うん
ホント か ? ( 高尾 ) うん
でも 私 の 貸し は 高い わ よ ( 堅次 ) かまわ ねえ
やり まし た ね 風間 さん ( 堅次 ) ああ
これ で 5 人 で プレー が でき ます ね
ああ
なんで だ ー !
これ 4 人 プレー だ ろ が よ !
ゲーム は 日々 進化 する と 言った でしょ う
( 堅次 ) 余計 な 進化 し や がって
( 堅次 ) う っ ( 高尾 ) え ?
あ …
あ あっ それ でも もう さっき の 取り消さ ない から ね
( 堅次 ) が ああ …
ああ 男らしく さっさと 終わら せ て すっきり さ せ て やる よ !
さんざん 引っ張って 今さら 男らしく と か
( 堅次 ) いい から
では プレーヤー キャラ を 決め て ください
あ ? そんな の 何でも いい ぜ ( 高尾 ) 私 も
余って る の は この 2 人 だ よ
( ガイン ジー ) 諸 行 無常
( エロインダー ) エロ じゃ ない よ スケベ だ よ
あ あっ 俺 の ガイン ジー !
何 言って ん の よ 私 が ガイン ジー よ
( 千 歳 ) 新 キャラ 人気 ない な
( 桜 ) 唯一 の 地球 外 生命 体 で レア キャラ な の に
( 堅次 ) 絶対 や だ 俺 エロインダー は
エロインダー は きつい
じゃあ 私 の ジョー さん も 入れ て ―
3 人 で どれ を 取る か じゃんけん で 決め ま しょ う
お前 あれ だけ ジョー が お気に入り だった のに
いい ん です よ
私 は 作った ゲーム を 皆さん と 一緒に でき れ ば 十分 です
芦 花 … ( 桜 ) 部長
( 堅次 ) じゃあ じゃんけん なし で 譲 れよ
( 芦 花 ・ 堅次 ・ 高尾 ) じゃんけん ほ い
( 高尾 ・ 堅次 ) フフ …
先 に 3 勝 し た 人 が 勝ち です よ ね ?
( 堅次 ) おい ダメ だ ぞ この 部長
( 芦 花 ) 私 が 妥協 し た ん です から ―
お 二 人 も これ くらい は 容認 し て ください
あー もう 絶対 こいつ に は 負け たく ねえ
同感 ね
( 芦 花 ・ 堅次 ・ 高尾 ) じゃんけん ほ い
やった わ ( 堅次 ) く そ ー
フッフッフ もう すぐ ガイン ジー は 私 の もの ね
( 堅次 ) くっ 俺 の ガイン ジー が
いや 待て 俺 の キャラ が ジョー に なる って こと か
なんで 私 が 負ける の 前提 な ん です か
( 堅次 ) だって お前 グー しか 出さ ねえ し
よ ー し 次 は 勝つ !
( 芦 花 ・ 堅次 ・ 高尾 ) じゃんけん ほ い
( 堅次 ) って 何 だ それ は !
ゲーム 製作 部 内 ルール で タイム です
これ で 2 分間 休む こと が でき ます
タイム し て どう す ん だ よ !
( 千 歳 ) フン 分かって ない なあ ( 堅次 ・ 高尾 ) あっ
この 時点 で タイム を 取ら れる と いう 恐ろし さ が
2 分 も あれ ば 勢い と 精神 を 削る こと なんて 造作 も ない よ ね
どんどん 元 の じゃんけん から 脱線 し てる わ よ ね
勝負 の 2 分 は もう 始まって い ます よ
威嚇 レベル 1 白鳥 の 威嚇 !
( 白鳥 ) く あ ~
バカ が そんな 威嚇 で 俺 が どう に か なる と …
( 芦 花 ) スワン トゥース !
直接 攻撃 じゃ ねえ か !
( 芦 花 ) とう とう
高尾 さん に も です ( 高尾 ) 胸 を つつく な
( 芦 花 ) これ で 2 人 は 徐々に 心 の 余裕 を 減らし て いく の です
胸 の 大き さ は 減ら せ ない です が ( 堅次 ) うまく ねえ
( 芦 花 ・ 堅次 ・ 高尾 ) じゃんけん ほ い
( 芦 花 ) そんな !
もう タイム を 自分 たち の もの に し た と いう の です か
( 堅次 ) ま もの に する の は 楽 だった な
これ から 私 は 風間 さん に あれ や これ や と さ れ て ―
精神 を 崩さ れ て しまう ん です ね
( 堅次 ) お前 動揺 し すぎ じゃ ね
あ ? ( 高尾 ) タイム
( 堅次 ) 俺 に 対し て か よ
好き な 食べ物 は ? ( 堅次 ) それ 精神 攻撃 な の か ?
趣味 は ? 休み の 日 は 何 し てる の ?
なんで ん な こと 聞く ん だ よ
あと 小さい 頃 の 夢 と か 思い出 と か ( 堅次 ) 知る か
何 よ さっさと 教え なさい よ
知り たきゃ さっき の 貸し 取り消せ
( 高尾 ) これ くらい いい じゃ ない
( 桜 ・ 千 歳 ) フ ~ ン
( 桜 ・ 千 歳 ) フ ~ ン
( 桜 ・ 千 歳 ) フ ~ ン
( 堅次 ) 俺 の 情報 は そんなに 安く ねえ
もうもう お 二 人 と も このまま で は らち が 明き ませ ん よ
( 堅次 ) いや たぶん すぐ お前 の 負け で 片 が つく ぞ
う っ ま まさか ―
この ゲーム 製作 部 部長 の 私 が ここ まで なめ られる と は …
( 高尾 ) ゲーム 製作 部 ( 仮 ) ね
( 芦 花 ) う う っ
いい でしょ う 次 の 1 回 で 勝負 を つけ て あげ ます
( 堅次 ) それ って ルール 的 に 無理 な ん だ けど
いき ます
じゃ ん け ー ん
( 芦 花 ・ 堅次 ・ 高尾 ) ほ い
今度 は 何 だ !
部 内 ルール 次回 に 持ち越し です
( 堅次 ・ 高尾 ) ああ … ( 芦 花 ) と いう わけ で ―
今日 は もう 遅い ので この 辺 で
ああ 千 歳
次回 まで に キャラ を 1 体 増やし て おい て ください
ヒューマン タイプ で ( 千 歳 ) オーケー
( 堅次 ) この 部長 きた ねえ !
( あくび )
( 堅次 ) ハァ 腹 減った な
( 篠崎 ( し の ざ き ) ) なあ そう い や 聞い た か ?
風間 くん たち が 魔 の 十四 楽団 を 倒し た らしい ぞ
( 大濠 ( おお ほり ) ) マ マジ か よ
あの 十四 楽団 を か ? すげ え
( 堅次 ) どうやら この 前 の 戦い で ―
俺 たち の 知名 度 も 一 段 と 上がった みたい だ な
( 篠崎 ) 風間 くん たち さすが ―
生徒 会長 の 部下 だけ は ある よ な ( 堅次 ) な っ
そんな わけ ねえ だ ろ う が この ボケ ども !
( 大濠 ) ひ い い ~
( 篠崎 ) か か 風間 くん ごめんなさい
いい か よく 聞け あいつ ら は な …
風間 さ ー ん お 昼 一緒に 食べ ま しょ う
( 堅次 ) あ あー また こい つら !
( 生徒 たち ) あ あっ ( 篠崎 ) あれ は まさか !
生徒 会長 の 烏山 ( から す やま ) 様
( 堅次 ) 様 付け か よ
( 篠崎 ) そして あれ は 学園 の 裏 ボス 芝崎 ( しば さき ) 芦 花 さん
あんな 小さな 子 が
( 堅次 ) お前 裏 な の に バレバレ じゃ ねえ か
( 芦 花 ) フン
( 堅次 ) 威嚇 ? ( 白鳥 ) く あ ~
( 生徒 たち ) う わ あ あ ~ ( 堅次 ) 効 い てる !
この 威圧 感 ほ 本物 だ
( 堅次 ) なんか 認め られ た !
( 芦 花 ) さあ ご飯 です
お前 ら なんで ここ に 来 た
うん お前 の 左手 の ケガ を 見 て 芦 花 が な
あ ? 左手 ?
そう この 前 の 戦闘 で 負傷 し た ケガ の せい で ―
風間 さん は 箸 を 持て ない はず
そこ で この 私 が 食べる お 手伝い を でき れ ば と 参上 し た 次第 です
( 芦 花 ) さあ さあ 遠慮 なく さあ さあ …
( 芦 花 ) さあ さあ 遠慮 なく さあ さあ …
( 高尾 ) そ その 手 が あった か
( 福西 ( ふく に し ) ) 何 が ?
ああ これ か もう 治った ぜ
つ ー か 俺 そもそも 右 利き だ し
じゃあ お 昼 に し ま しょ う か ( 堅次 ) 帰 ん ねえ の か よ !
諦め て 座ったら どう だ ?
そう です よ 風間 さん
うる せ え ! なんで 机 囲 ん で メシ 食わ なきゃ いけ ねえ ん だ よ
じゃあ な ( 芦 花 ) そんな … ん ?
風間 さん さり げ に お 弁当 です か ? 不良 な の に ?
う っ これ は
( 千 歳 ) フッ 芦 花
私 は 知って いる ぞ ( 堅次 ) ああ ?
そい つ は いつも 妹 に 弁当 を 作って もらって いる の だ
う う っ ( 芦 花 ) 妹 さん に ?
何 妹 に 弁当 を ? ( 堅次 ) あ ?
不良 の くせ に 見損なった よ 風間 くん
しかた ねえ だ ろ
毎朝 1 つ だけ 作る の は 不 経 済 っ つ って 持た さ れ ん だ よ
( 芦 花 ) こ これ は もう 中身 を 確認 さ せ て もらい ます
て め っ 何 勝手 に
( 芦 花 たち ) う う …
よかった 普通 の お 弁当 です
い や ぁ まったく もし ハート 型 と か あったら ドン 引き で すわ
まあ これ なら ギリギリ 許し て やら ない こと も ない で す な
( 堅次 ) お前 ら ずいぶん 好き勝手 言って くれる な
く そ っ バレ たく なかった のに
フン お前 の 妹 が 1 年 の どの クラス に いる の かも 調べ 済み だ
な っ ( 千 歳 ) だ が 安心 しろ
この 手帳 に は 他 の 生徒 の データ も 入って いる
安心 でき ねえ ! あ ?
書 い て ある ん だ けど ?
私 の もの は 私 の もの
ヤツ の もの は いる もの だけ 私 の もの
( 堅次 ) なんか 聞い た こ と ある !
なかなか 美味 です ( 堅次 ) 食う な !
美味 ! ぜひ 妹 さん を 俺 に ください
いや 俺 に ( 男子 生徒 ) 俺 に
さっき から お前 ら なれなれしい な
大丈夫 です 私 の お 弁当 を 分けて あげ ます から
あー 早く よこせ よ 次 の 授業 に 間に合わ ねえ だ ろ う が
あ ? 何 だ お前 ( 堅次 ) あ ?
不良 の くせ に 授業 も ちゃんと 出る の か
次 は 古文 の ショーン ・ コネ コネ 先生 の 授業 だ から な
特別 な ん だ ( 千 歳 ) 特別 ?
あの 人 は 何 つ ー か 俺 の 恩人 な ん だ よ
( 千 歳 ) そんな 情報 ここ に 載って ない ぞ
この 件 は 俺 たち 風間 一派 の 思い出 だ から な
どう し て も と 言う なら 話し て やら ん こと も ない ぞ
おお ぜひ
( 生徒 たち ) 話し たい ん だ なぁ
そう あれ は 俺 が 小学生 の 頃 …
( 高尾 ) 何 よ 自分 の 情報 は 安売り し ない って 言って た くせ に
中 たち に 連れ られ て デパート の 屋上 に ―
中 たち に 連れ られ て デパート の 屋上 に ―
( サイレン )
( サイレン )
( サイレン )
ヒーロー ショー を 見 に 行った 時 の こと だ
( サイレン )
( 堅次 たち ) 火事 だ ー !
( 堅次 ) 中 ! お前 が ラガイガー 見 たい なんて 言う から
( 横縞 ( よこしま ) ) 何とか しろ よ ( 中 ) う うん
あの テラス に 無事 降り られ れ ば ( 堅次 ) 高く て 無理 だ ろ
( 中 ) だ が 司会 の お 姉さん は ―
さっき ここ から 飛び降り て 無事 脱出 し た ぞ
( お 姉さん ) 私 は 愛する 夫 と 3 人 の 娘 が いる 人妻 な の
だから さらば ! フッ
( 中 たち ) え えっ す っ げ ー
( 堅次 ) あれ は 人間 じゃ ねえ
本当 は お 姉さん でも ねえ し
( 中 ) じゃあ 他 に どう すれ ば
( 横縞 ) この 俺 の 体 の 柔らか さ なら ―
ここ から 飛び降り て も 無事 に 済む かも
それ は いくら お前 でも 無理 だ ろ
( 長山 ( な が やま ) ) お 俺 の この 体 なら ―
いろいろ つ たって 下 に 降り られる かも
お前 は 確か に 背 高い けど ―
それ は 小学生 の わり に は って こと だ から や っぱ 無理
俺 実は 最近 痛み に 耐え られる よう に なって き た ん だ よ な
むしろ … だ から い ける か も
それ は 気のせい だ !
( ラガイガー ) 俺 は 超人 ラガイガー
その 力 は 岩 を も 砕き ―
ジャンプ 力 は 垂直 20 メートル に も 達する
だから こんな 高 さ 楽勝 の はず さ !
( 堅次 ) 現実 に 戻って き て よ !
( コネ コネ ) 無事 か ? 助け に 来 た ぞ
( 堅次 たち ) 渋い
よし みんな この ロープ で テラス まで 降りる ん だ
( ラガイガー ) う わ ~ 助かった ありがとう ございます
礼 なら 上 に 逃げ 遅れ た 子供 たち が いる と 教え て くれ た ―
ステキ な レディー に 言って あげ た まえ
( 堅次 たち ) あの アマ !
( コネ コネ ) とう ! さあ
早く 逃げる ん だ ( 中 たち ) ハァ ハァ
( コネ コネ ) ん ? 君 も 早く 来 た まえ
ん ?
知ら ない お っ さん に 借り と か 作り たく ない
あと で 何 を 要求 さ れる か
お前 こんな 時 に
フッ そう だ ね ( 中 たち ) あ ?
( 堅次 ) ん っ
じゃあ 私 が 今日 し た よう に 君 も 困った 人 が い たら ―
助け て あげ て ください
それ で 今日 の こと は すべて チャラ です
これ じゃ ダメ かな ? フッ
うん それ なら いい よ
ハッハッハ 君 は いい 男 に なる よ
( ラガイガー ) あの 俺 も ロープ 使って いい す か ?
( コネ コネ ) ん ? いい よ
でも その 重い の は 捨て なさい ね
( 堅次 ) こう し て 俺 たち は ―
ショーン ・ コネ コネ 先生 に 助け られ ―
偶然 この 学園 で 再会 し た の さ
( 中 たち の 泣き声 )
( 中 ) ああ いい 話 だ よ な
お前 い た の ?
今 の 話 が お前 の 人格 形成 に 一役 買って いる か と 思う と ―
ムカ つく な ( 堅次 ) 失礼 な ヤツ だ な お前
まさか 超人 ラガイガー の 中身 が 普通 の お っ さん …
あれ だけ 聞い て そこ か よ ! あ ?
って いう か 俺 の 弁当 何 し て くれ てん だ !
すみません 代わり に 私 の お 弁当 を すべて 差し上げ ます
( 堅次 ) えー い ん な 小さい の じゃ 足 ん ね えよ
そんな こと 言わ ず うち も 妹 が おいしい の を … あっ
そう で し た うっかり 早 弁 し て た ん です
( 堅次 ) 早 弁 と か !
しょうが ねえ なあ
ほれ あー ん
あー あー あ
あー ん
やり 直す な ん な 汚れ た もん 食える か
ん ? 汚れ た だ と ?
そんな 失礼 な こ と 言って いい の か ?
あー この クラス に は 確か …
えっ と そこ の 船堀 ( ふな ぼ り ) さん ?
( 船堀 ) えっ
わ 私 ? ( 千 歳 ) そう 君 だ 君
( 堅次 ) 船堀 って あの ? 同じ クラス だった の か
あー なに なに 彼女 は 家庭 的 で 優しく ―
気配り も 行き届 い て いる
なんと 毎朝 一 番 に 来 て きれい に 掃除 を し て いる ぞ
( 生徒 たち ) おお ~
花瓶 の 花 に も 毎日 水 を やって 花 も 替え てる
なんと すばらしい
それ を お前 汚い など と ( 堅次 ) ぐ っ
そんな 船堀 が そこ まで し て くれ て た なんて
知ら なかった ( 大濠 ) あの 花 造花 だ と 思って た
自分 が 恥ずかしい
( 大濠 ) ありがとう 船堀
( 篠崎 ) おお ~ ありがとう ( 女子 生徒 ) ありがとう
( 生徒 たち ) ふ ー な ぼ り ふ ー な ぼ り ふ ー な ぼ り …
( 堅次 ) いじめ か !
( 生徒 たち ) おお ~ ( 堅次 ) ほら これ で いい だ ろ
あ …
うめ え な これ ( 千 歳 ) お前 もう 昼 休み な ん だ ぞ
朝 から みんな が どん だけ 床 を 汚し た と 思って ん だ
ブーッ
実は 俺 今日 トイレ に … ( 堅次 ) 言わ なく て いい
俺 なんて 個室 に … ( 堅次 ) 聞き たく ねえ !
実は 私 も …
( 女子 生徒 たち ) 私 も 私 も 私 も
お前 ら 恥じらって る の 顔 だけ じゃ ん
( チャイム )
昼 休み が 終わった !
( 芦 花 ) で は 私 たち は 教室 に 戻り ます
さらば ( 中 ) また な 堅次
( 堅次 ) く っそ 昼 飯 抜き か よ
( 船堀 ) あの … ( 堅次 ) あ ?
少ない です が よかったら
( 堅次 ) え ? ( 船堀 ) あっ あ …
よ ー し 俺 も 分ける ぜ
俺 も 弁当 食べ ち まった おわび だ
私 も ー
さあ 皆 授業 を 始めよ う
ん ? あっ
おっと 資料 を 職員 室 に 忘れ て き て しまった
すま ない が 5 分 自習 だ
先生 まさか 風間 くん に …
弁当 を 食べ させる ため わざと 時間 を ?
( 生徒 たち ) 渋 かっこいい …
( 高尾 ) ちょっと ( 堅次 ) あ ?
お 昼 食べ て ない よ ね ( 堅次 ) あ ?
( 高尾 ) ほら
( 堅次 ) あ 何 ?
( 高尾 ) 何 って 焼きそば パン に 決まって る じゃ ない
( 堅次 ) なんで ?
だから あんた お 昼 少なく て おなか 減って ん でしょ ?
購買 部 に 残って た の 買って おい た の
( 堅次 ) いや 俺 食べ たし
これ も 貸し に し とい て あげる から ほら
ん ? まあ じゃあ もらう わ
( コネ コネ ) おや ?
( 堅次 ) あっ ( コネ コネ ) ん ?
邪魔 を し た よう です 失礼 する よ
青春 を 楽しみ なさい 若人 よ
( 2 人 ) な っ
( 2 人 ) 渋い !
♪ ~
~ ♪
( ジョー ) おい しっかり しろ おい
( ジョー ) う っ … この 傷 で は もう …
( ポピルスン の 宇宙 語 )
あっ これ は
( 宇宙 語 )
おい もう しゃべる な
( 宇宙 語 )
あっ …
ちくしょう
う … ポピルスン … う っ
( ジョー ) 俺 の 名 は ジョー 宇宙 エロ 本 ハンター だ
宇宙 を かけめぐり この世 の バカ ども に ―
エロ 本 を 届ける の が 俺 の 仕事 だ
そして この 本 は あまり 売れ なかった