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TOBIRA : Gateway to Advanced Japanese / 上級へのとびら, 第2課_日本語のスピ… – 読むためのテキスト

TOBIRA : Gateway to Advanced Japanese / 上級へのとびら, 第2課_日本語のスピーチスタイル_読み物

中級 1 日本語の の読み練習用レッスン

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第 2課 日本語 の スピーチ スタイル 読み物 日本語 の スピーチ スタイル

皆さん は もう 敬語 は 勉強 しました か 。

家族 や 友だち と 話す 時 に 使う カジュアルスピーチ (くだけた 話し 方 )も 習いました か 。

日本語 に は いろいろな スピーチ スタイル が ある こと は 知っています ね 。

実は 、日本語 は 話す 時 も 書く 時 も 、スタイル が とても 複雑で いろいろな 決まり や 習慣 が あります 。

この 課 で は それ に ついて 勉強 して みましょう 。

1.スピーチ レベル (丁寧 さ )の 使い分け

日本語 は スピーチ レベル が とても 大切 な 言語 な ので 、話す 相手 に よって 話し 方 を 変え なければ いけない こと が あります 。

例えば 、「さようなら 」と 「失礼します 」や 、「見せて ね 」と 「見せていただけませんか 」など 、スピーチ レベル の 使い分け は 日本語 を 勉強している 人 にとって 最も 難しい こと の 一つ だ と 言われています 。

スピーチ スタイル に は 、「とても くだけた 話し 方 」から 「とても 丁寧な 話し 方 」まで いろいろな レベル が あります が 、どの 部分 が 違う でしょうか 。

次の 文 を 見て 考えて みましょう 。

(1)あいつ 、どこ 、住んでる ?(男性 が 使う こと が 多い )

(2)あの 人 、どこ に 住んで る の ?(女性 が 使う こと が 多い )

(3)あの 人 は どこ に 住んで います か 。

(4)あの 方 は どちら に 住んで いらっしゃいます か 。

みなさん は 今 まで に 何 番 の 言い 方 を 勉強 しました か 。

この 四 つ の 文 を 比べる と 、 まず 文末 に 使われて いる 言葉 の 形 で 「 くだけた 話し 方 」 か 「 丁寧な 話し 方 」 か が 分かります 。

でも 、違い は 文末 だけ に 表れる わけ では ありません 。

「どこ 」を 「どちら 」に すれば 、もっと 丁寧な 言い 方 に なります 。

「あの 人 」の 代わり に 「あの 方 」や 「あいつ 」と 言う こと も できます 。

そして 、「 どこ に 住んで る の ? 」 と 「 い 」 を 言わ なかったり 、「 どこ 、 住んで る の ? 」 と 「 に 」 を 落として 言ったり する と 、 もっと くだけた 感じ に なります 。

自然な 話し 方 で 話せる よう に なる ため に は 、多く の 日本人 と いろいろな 場面 で 話したり 、日本 の 映画 や ドラマ を 見て 、どんな 場面 で 、どんな 人 が 、どんな 相手 に 、どんな 話し 方 を して いる か を よく 見て 観察する と いい でしょう 。

次の ページ の 「いろいろな スピーチ レベル 」の 表 を 見て 、いろいろな 言い 方 を 比べて みて ください 。

2.男性 と 女性 の 話し 方 の 違い

日本語 の 小説 を 読んで いる と 、 話し 方 で どちら が 男性 か 女性 か が すぐに 分かる こと が あります 。

特に くだけた 話し 方 で は 、男女 の 話し 方 に 違い が 見られます 。

次の ページ の 会話 は 、男女 の どちら が 話して いる か 、考えて みて ください 。

A 「 あ 〜、 お腹 、 すいた なあ 。」

B 「俺 も 腹 減った 。この 辺 に うまい トンカツ の 店 が ある ん だ ぜ 。食い に 行こう か 。おごる よ 。」

A 「嫌 よ 、トンカツ は 。カロリー が 高い から 。」

B 「 なんだ 、 じゃ 、 俺 、 一人 で 行こうっと 。」

A 「あ 、待って !その 店 、おいしい ん でしょ 。やっぱり 、私 も 行く わ !」

B 「じゃ 、今 から 行く ぞ !」

どう です か 。

言葉 の 使い 方 が 随分 違います ね 。

文字 で は 分かりません が 、イントネーション も とても 違います 。

友だち や 恋人 や 家族 と 話す 時 、男性 は 自分 の こと を 「僕 」とか 「俺 」と 言い 、女性 はたいてい 「私 」を 使います 。

最近 は 男女 の 差 が 小さく なって いて 、上 の 例 の よう に 、文末 に 「わ 」「 わ よ 」を 使う 女性 や 、「ぜ 」を 使う 男性 は 少なく なって います が 、でも 、女性 が 「俺 も 腹 減った 」と 言ったり 、男性 が 「いや よ !」と 言ったら 、びっくり されて しまいます 。

話し 方 の 差 が 小さく なって も 、使わない ほう が いい 表現 も ある と いう こと を 知って おいて ください 。

3.文末 の 省略 と 言葉 の 短縮 形

日本 の スピーチ スタイル を 考える 時 、文 を 最後 まで 言わない スタイル も 知って おいた ほう が いい でしょう 。

日本人 の 会話 に は 下 の 例 の よう に 、 「〜 けど 」 や 「 〜 から 」 や 「 〜 し 」 など で 文 を 終わら せる 言い 方 が 多く 見られます 。

「 読み 方 が わからない ん です けど 、 教えて くれません か 」

「 何 回 も 電話 を した ん です けど 、 連絡 が ない ので 、 困って います 」

「 私 も 忙しい し 、 できません 」

これ は 言いにくい こと を はっきり 言わない 言い 方 です 。

例えば 、 パーティー に 誘われて 断りたい 時 、「 今週 の 土曜日 は 都合 が 悪くて 、 行けません 」 と 言う より 「 今週 の 土曜日 は 、 ちょっと ・・・」 の よう に はっきり 言わない ほう が 相手 の 気分 を 悪く しません 。

「・・・」の 部分 で 、お願い や 断り の 意味 を 相手 に わかって もらう の です 。

これ は 、相手 の 気持ち を 大切に する 日本人 の 考え 方 が 日本語 に 表れて いる 表現 の 一つ です から 、「・・・」が 使える よう に なる と 、会話 が 上手に 聞こえます 。

また 話し言葉 で は 、言葉 を 簡単に 短く して 言う 言い 方 も よく 使われます 。

例えば 、次 の ような 例 です 。

「 UNESCO という の は 、何 です か 。UNESCO って 何 です か 」

「忘れて しまった 、忘れちゃった 」

「飲んで しまう 、飲んじゃう 」

「買って おいた 、買っといた 」

「見せて あげる 、見せたげる 」

英語 でも " I want to go ."が " I wanna go ."と なったり 、" Ask him ."が " Ask 'm ."と なったり します ね 。

こういう 言い 方 は 英語 が できない 外国人 に は 慣れる まで 大変 です 。

同じ よう に 、日本語 の 短縮 形 も 使える よう に なる ため に は 、時間 が かかる の です 。

4.文 の 倒置

日本語 の 会話 で は 、文 の 倒 置 も よく 見られます 。

「ごめん 、連絡 し なくて 」

「今晩 の パーティー に は 行けない ん です 。宿題 が ある ので 」

「かさ 持ってない ん だ 。雨 、降って 来た けど 」

上 の 文 で は 、一番 言い タイ こと を 始め に 言って 、その 後 で 理由 や 状況 を 説明 して います 。

このような 話し 方 も 日本語 の 特徴 の 一 つ です 。

この 形 は 「2.男性 と 女性 の 話し 方 の 違い 」に も 例 が 見られます 。

2 の 会話 文 に 戻って 、 どんな 例 が ある か 見て みましょう 。

5.書き 言葉 スタイル

話 言葉 に いろいろな スタイル が ある よう に 、書き 言葉 に も いろいろな スタイル が あります 。

日本語 が 上手 に なる ため に は 、書く 時 に どんな スタイル を 使ったら いい かも 勉強 する 必要 が あります 。

例えば 、 携帯 電話 を 使って 友だち に 短い メッセージ を 送る 時 に は 、 その 友だち と 話す 時 の ような くだけた 表現 を 使う かも しれません 。

手紙 を 書く 時 は 普通 「です /ます 体 」、 作文 を 書く 時 は 「です /ます 体 」を 使う こと も 「だ 体 」を 使う こと も ある でしょう 。

また 、論文 を 書く 場合 に は 「だ 体 /である 体 」を 使う こと が 多い です 。

書く スタイル は 、何 を 書く か 、誰 が 読む か によって 使い分け なくては いけない ため。

どの スタイル を 選ぶ か だけ でなく 、言葉 の 選び 方 も 大切 です。

例えば 、「だ 体 /である 体 」の 論文 で は 「すごく おもしろい 」とか 「とても おもしろい 」で は なくて 、 「大変 興味深い 」と 書いた 方 が いい の です 。

それ は 「すごい 」や 「とても 」より 「大変 」の 方 が 、そして 「おもしろい 」より 「興味深い 」の 方 が 書き言葉 的 だから です 。

書く 時 に は 、 書く スタイル に 合った 書き言葉 的 表現 、 そして 、 話す 時 に は 話す スタイル に 合った 話 言葉 的 表現 が ある こと を 覚えて おいて ください 。

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