4. 叫び声
叫び声
2 年 前 の 夏 。友人 4 人 で 海 に 行った 時 、1 人 が 「どうせ なら 今夜 は 肝試し を しよう 」と 言ってきた 。
「別に いい よ 」と 返す と 、「じゃあ ○○ 岬 へ 行こう 」と 車 で 30 分 ぐらい かけて わざわざ 移動 。
若かった し テンション も 高かった から 、さして 苦 に なら ず 騒ぎ ながら 岬 の 神社 へ 到着 。
「霊感 も ない し 別に 怖く ねえ よ 」と か 言って いた けど 、友人 の 一人 が 突然 ぐずり だした 。
「何 か 見える 」と か 言っている
そういう の を 全く 信じて いなかった から 「はい はい 、見える 見える 」
と か 言って いた んだ けど 、そいつ が 指さす 方 を 見る と 確かに 何か が 動いている 。ふらふら と いう か 、ゆらゆら と いう か 。
根 が 小心者 の 俺 は 怖く なって 、「やっぱり やめよう か 」と 声 を かけよう か 迷って いたんだ けど その 瞬間 、
「やめろ !やめろ !」と 確かに 二度 、神社 の 奥 から 叫び声 が 聞こえて きた 。
友人達 も びっくり して 、急いで 車 に 避難 。すぐに その 場 を 離れた 。
帰り道 「さっき は ヤバかった な 」
なんて 話 を して いる と 、「実は 逃げる 時 、肩 を 引っ張られた 」と か
「俺 は 足 が 異様に 重かった 」と か みんな が 言い出した 。
この 時点 で 完全に ビビって いた 俺 は 、「さっき の あの 『やめろ ー 』って 言葉 の 前 、
実は 俺 、やめよう か と 思ってた から 見透かされた みたいで 怖かった 」
と 言う と 、友人 達 は 「そんな 言葉 聞いて ない 」と 言った 。
「え ?だって 俺達 が 一斉に 逃げた の は 、その 声 が 聞こえた から じゃねえ の ?」と 言う と 、
「 いや 、 動いて いた 奴 が 突然 大きく 広がって 消えた から 」 と か 、
「 神社 の 横 に 女の子 が 見えた から 」 と か 、
みんな 言う こと は バラバラ だった 。結局 なんだった んだ 、って こと に なった けど
結論 も 出ない まま 俺 たち は 帰宅 した 。